JPH01210465A - 混合モノアゾ染料組成物 - Google Patents
混合モノアゾ染料組成物Info
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- JPH01210465A JPH01210465A JP3454388A JP3454388A JPH01210465A JP H01210465 A JPH01210465 A JP H01210465A JP 3454388 A JP3454388 A JP 3454388A JP 3454388 A JP3454388 A JP 3454388A JP H01210465 A JPH01210465 A JP H01210465A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ポリエステル繊維用混合モノアゾ染料組成物
に関するものである。 〈従来の技術〉 一般式(I)、一般式(It)で示される染料は、特公
昭41−6910号及び特公昭41−5468号によっ
て開示された公知の染料である。 〈発明が解決しようとする課題〉 これらの染料は、それぞれ単独でポリエステル繊維上に
青色の染色を生ずるものであるが、単独で用いた場合に
はポリエステル繊維上に濃紺色の染色や高いビルドアツ
プ性を得ることが出来ない。 又、単独では分散安定性が十分でなく、ポリエステル繊
維材料の高温染色時、特にラピッド染色のような昇温速
度が速い場合には顕著に染料の分散劣化を引き起こし、
むら染めの原因となる。 そこで、28Iのモノアゾ染料を混合し改良することが
考え4れたが、しかしl111感受性が悪く(染色pH
範囲3〜4)、かつ光源の変化による染色物の色相の変
化が大きいという問題点が有った。 本発明者らは、本発明によって得られる混合モノアゾ染
料組成物が、ポリエステル繊維材料上に極めて優れた濃
紺色の色相を生ぜせしめると共に、優れたビルドアツプ
性を有し、かつ高温分散性にも優れていることを見いだ
した。 そして、それだけではなく、I’11感受性も優れ(染
色Pl+範囲4〜IO)、光源の変化による染色物の色
相の変化にも強いということを見いだし本発明を完成さ
せたものである。 く課題を解決するための手段〉 この発明を概説すれば、次のようになる。 本発明の混合モノアゾ染料組成物は一般式(I)〔上記
一般式(I)において、Xはハロゲン原子を、Yはンア
ノ基又はニトロ基を、R8、R1及びR3は低級アルキ
ル基を表す。〕の染料と、一般式(II) 1?。 〔上記一般式(■)において、XSR,、R2及びIt
s l;l flij記と同じ意味を、rt 、はR
、、R1,1也コと同じ意味又は低級アルコキシル基を
表す。〕の染Rヲ90:10重量部〜10:90ff[
、!n部混ぜることによって作られる。 そして、一般式(I)の染料は、公知の方法で一般式(
I[I) 〔上記一般式(III)中のX%Yは、前述の意味を表
す。〕で示されるアミンを硫酸中でジアゾ化し、次に一
般式(fV) 〔上記一般式(IV)中のR1、R2、R5は、前述の
意味を表す。〕で示されるカブプリング成分とカップリ
ングさせることによって作られる。 ここで使用する一般式([[)のアミンは、例えば次の
ものがあげられる。 2−アミノ−3−クロル−5−二トロペンゾニトリル2
−アミノ−3−ブロム−5−ニトロベンゾニトリル2−
クロル4.6−シニトロアニリン 2−ブロム4.6−シニトロアニリン 一般式(fV)のカップリング成分の例としては次のも
のがあげられる。 3−N−N−ジエチルアミノ−アセトアニリド3−N−
N−ジメチルアミノ−アセトアニリド3−N−N−ジエ
チルアミノ−プロピオニルアミド3−N−N−ジメチル
アミノ−プロピオニルアミド又、一般式(II)の染料
は公知の方法で、一般式(V) 〔Xは、前述の意味を表す。〕で示されるアミンを硫酸
中でジアゾ化し、次に一般式(Vl)〔上記一般式(V
l)中ノrt 、、rt 、、11 、、R6は、前述
の意味を表す。〕で示されるカップリング成分とカップ
リングさせることによって作られる。 ここで使用する一般式(V)のアミンは、例えば次のも
のがあげられる。 2−アミノ−3−クロル−5−ニトロベンゾニトリル2
−アミノ−3−ブロム−5−ニトロベンゾニトリル一般
式(Vl)のカップリング成分の例としては次のものが
あげられる。 3−N−N−ジエチルアミノ−4−メトキシ−アセトア
ニリド 3−N・トリメチルアミノ−4−エトキシ−アセトアニ
リド 3−N・トジェチルアミノー4−メトキシープ口ピオニ
ルアニリド 3−N・トリエチルアミノ−4−エトキシ−プロピオニ
ルアニリド 又、別法として、前記した一般式(I)の染料と、一般
式(II)の染料を個別に作り混ぜる以外に、一般式(
l[[)のアミンと、一般式(■)のアミンを混合して
ジアゾ化を行い、一般式(IV)と一般式(Vl)との
カップリング成分の混合物と、カップリングを行っても
良い。 公知の方法で作られた一般式(I)及び一般式(II)
の染料は、各々水及び適当な分散剤、例えばナフタリン
スルホン酸ソーダのホルマリン縮合物、リグニンスルホ
ン酸ソーダ、クレゾールスルホン酸ソーダのホルマリン
縮合物、と共に常法により微細な粒子に粉砕分散化する
。 分散化した染料は、ペーストのままか若しくはスプレー
乾燥によって乾燥して粉末状とし、本発明の配合比に配
合して使用するものである。 尚、上記によらず、一般式(I)及び一般式(II)の
染料をあらかじめ所定の比に混合してから、水及び分散
剤と共に常法により粉砕、分散化しても良い。 粉砕、分散化する温度は常温〜加圧下12G’Cの範囲
で行う。 このようにして得られた本発明による混合モノアゾ染料
組成物は、ポリエステル繊維材料を加圧下100℃〜1
40℃、また場合によっては通常の膨潤剤の存在下80
℃〜120℃で水性分散液がら吸尽法で染色される。 又、パディング法、捺染法によりポリエステル繊維材料
に染色を施すことも可能である。 本発明による混合モノアゾ染料組成物は、ポリエステル
繊維材料に濃紺色の色相を与え、優れたビルドアツプ性
を有し、更には染色時の良好なI’l+安定性も兼ね合
わせ有すると共に、光源の変化による染色物の色相の変
化にも強いという優れた性能を示す。 尚、本発明の混合モノアゾ染料は、黒色等の配合色染料
しとても容易に使用可能であるばかりでなく、配合色染
料として使用しても前記の優れた性能を示すものである
。 く実 施 例〉 以下に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが
、本発明はこれら実施例に限定するものではない。 尚、実施例中の“部”とあるのは、特に断らない限り“
重量部”のことを意味するものである。
に関するものである。 〈従来の技術〉 一般式(I)、一般式(It)で示される染料は、特公
昭41−6910号及び特公昭41−5468号によっ
て開示された公知の染料である。 〈発明が解決しようとする課題〉 これらの染料は、それぞれ単独でポリエステル繊維上に
青色の染色を生ずるものであるが、単独で用いた場合に
はポリエステル繊維上に濃紺色の染色や高いビルドアツ
プ性を得ることが出来ない。 又、単独では分散安定性が十分でなく、ポリエステル繊
維材料の高温染色時、特にラピッド染色のような昇温速
度が速い場合には顕著に染料の分散劣化を引き起こし、
むら染めの原因となる。 そこで、28Iのモノアゾ染料を混合し改良することが
考え4れたが、しかしl111感受性が悪く(染色pH
範囲3〜4)、かつ光源の変化による染色物の色相の変
化が大きいという問題点が有った。 本発明者らは、本発明によって得られる混合モノアゾ染
料組成物が、ポリエステル繊維材料上に極めて優れた濃
紺色の色相を生ぜせしめると共に、優れたビルドアツプ
性を有し、かつ高温分散性にも優れていることを見いだ
した。 そして、それだけではなく、I’11感受性も優れ(染
色Pl+範囲4〜IO)、光源の変化による染色物の色
相の変化にも強いということを見いだし本発明を完成さ
せたものである。 く課題を解決するための手段〉 この発明を概説すれば、次のようになる。 本発明の混合モノアゾ染料組成物は一般式(I)〔上記
一般式(I)において、Xはハロゲン原子を、Yはンア
ノ基又はニトロ基を、R8、R1及びR3は低級アルキ
ル基を表す。〕の染料と、一般式(II) 1?。 〔上記一般式(■)において、XSR,、R2及びIt
s l;l flij記と同じ意味を、rt 、はR
、、R1,1也コと同じ意味又は低級アルコキシル基を
表す。〕の染Rヲ90:10重量部〜10:90ff[
、!n部混ぜることによって作られる。 そして、一般式(I)の染料は、公知の方法で一般式(
I[I) 〔上記一般式(III)中のX%Yは、前述の意味を表
す。〕で示されるアミンを硫酸中でジアゾ化し、次に一
般式(fV) 〔上記一般式(IV)中のR1、R2、R5は、前述の
意味を表す。〕で示されるカブプリング成分とカップリ
ングさせることによって作られる。 ここで使用する一般式([[)のアミンは、例えば次の
ものがあげられる。 2−アミノ−3−クロル−5−二トロペンゾニトリル2
−アミノ−3−ブロム−5−ニトロベンゾニトリル2−
クロル4.6−シニトロアニリン 2−ブロム4.6−シニトロアニリン 一般式(fV)のカップリング成分の例としては次のも
のがあげられる。 3−N−N−ジエチルアミノ−アセトアニリド3−N−
N−ジメチルアミノ−アセトアニリド3−N−N−ジエ
チルアミノ−プロピオニルアミド3−N−N−ジメチル
アミノ−プロピオニルアミド又、一般式(II)の染料
は公知の方法で、一般式(V) 〔Xは、前述の意味を表す。〕で示されるアミンを硫酸
中でジアゾ化し、次に一般式(Vl)〔上記一般式(V
l)中ノrt 、、rt 、、11 、、R6は、前述
の意味を表す。〕で示されるカップリング成分とカップ
リングさせることによって作られる。 ここで使用する一般式(V)のアミンは、例えば次のも
のがあげられる。 2−アミノ−3−クロル−5−ニトロベンゾニトリル2
−アミノ−3−ブロム−5−ニトロベンゾニトリル一般
式(Vl)のカップリング成分の例としては次のものが
あげられる。 3−N−N−ジエチルアミノ−4−メトキシ−アセトア
ニリド 3−N・トリメチルアミノ−4−エトキシ−アセトアニ
リド 3−N・トジェチルアミノー4−メトキシープ口ピオニ
ルアニリド 3−N・トリエチルアミノ−4−エトキシ−プロピオニ
ルアニリド 又、別法として、前記した一般式(I)の染料と、一般
式(II)の染料を個別に作り混ぜる以外に、一般式(
l[[)のアミンと、一般式(■)のアミンを混合して
ジアゾ化を行い、一般式(IV)と一般式(Vl)との
カップリング成分の混合物と、カップリングを行っても
良い。 公知の方法で作られた一般式(I)及び一般式(II)
の染料は、各々水及び適当な分散剤、例えばナフタリン
スルホン酸ソーダのホルマリン縮合物、リグニンスルホ
ン酸ソーダ、クレゾールスルホン酸ソーダのホルマリン
縮合物、と共に常法により微細な粒子に粉砕分散化する
。 分散化した染料は、ペーストのままか若しくはスプレー
乾燥によって乾燥して粉末状とし、本発明の配合比に配
合して使用するものである。 尚、上記によらず、一般式(I)及び一般式(II)の
染料をあらかじめ所定の比に混合してから、水及び分散
剤と共に常法により粉砕、分散化しても良い。 粉砕、分散化する温度は常温〜加圧下12G’Cの範囲
で行う。 このようにして得られた本発明による混合モノアゾ染料
組成物は、ポリエステル繊維材料を加圧下100℃〜1
40℃、また場合によっては通常の膨潤剤の存在下80
℃〜120℃で水性分散液がら吸尽法で染色される。 又、パディング法、捺染法によりポリエステル繊維材料
に染色を施すことも可能である。 本発明による混合モノアゾ染料組成物は、ポリエステル
繊維材料に濃紺色の色相を与え、優れたビルドアツプ性
を有し、更には染色時の良好なI’l+安定性も兼ね合
わせ有すると共に、光源の変化による染色物の色相の変
化にも強いという優れた性能を示す。 尚、本発明の混合モノアゾ染料は、黒色等の配合色染料
しとても容易に使用可能であるばかりでなく、配合色染
料として使用しても前記の優れた性能を示すものである
。 く実 施 例〉 以下に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが
、本発明はこれら実施例に限定するものではない。 尚、実施例中の“部”とあるのは、特に断らない限り“
重量部”のことを意味するものである。
【実施例1】
通常の合成法に従って、2−アミノ−3−クロル−5−
ニトロベンゾニトリルをジアゾ化し、3−N−N−ジエ
チルアミルアセトアニリドとカップリングさせて得られ
た湿アゾ染料原体225部(染料純分90部相当)と、
2−アミノ−3−ブ
ニトロベンゾニトリルをジアゾ化し、3−N−N−ジエ
チルアミルアセトアニリドとカップリングさせて得られ
た湿アゾ染料原体225部(染料純分90部相当)と、
2−アミノ−3−ブ
【Iムー5−ニトロベンゾニトリル
をジアゾ化し、3−N−N−ジエチルアミノ−4−メト
キシ−アセトアニリドとカップリングさせて得られた湿
染料原体25部(染料純分10部相当)を混合し、デモ
ールC(株式会社花王の商標である分散剤)50部と、
リグニンスルホン酸ソーダ50部と、水とを加えてスラ
リーとし、この混合物を湿式微粒子化機で分散し、ペー
ストの混合モノアゾ染料組成物400部を得た。 尚、上記の組成物は、染料原体を個別に分散した後混合
することによっても同じものを得ることができる。 このようにして得られた混合モノアゾ染料組成物0.5
部に、水200 部を加えて分散液を作り、これに酢酸
を加えてPl+を5に調製する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 次いで、還元洗浄液中でソーピングした後、水で十分に
洗いあげて乾燥する。 そうすると、ポリエステル繊維上に極めて濃く、むら染
めのない濃紺色の染色が得られた。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色相の変化も少
なかった。 【実施例2】 実施例1と同様に、2−ブロム4,6−シニトロアニリ
ンをジアゾ化し、3−N・トジエチルアミノーアセトア
ニリ゛ドとカップリングさせて得られた湿アゾ染料原体
150部(染料純分60部相当)と、2−アミノ−3−
ブロム−5−二トロペンゾニトリルをジアゾ化し、3−
N−N−ジエチルアミノ−4−メトキシ−アセトアニリ
ドとカップリングさせて得られた湿染料原体100部(
染料純分40部相当)を混合し、デモールC(株式会社
花王の商標である分散剤)50部と、リグニンスルホン
酸ソーダ50部と、水とを加えてスラリーとし、この混
合物を湿式微粒子化機で分散し、ペーストの混合モノア
ゾ染料組成物400部を得た。 このようにして得られた混合モノアゾ染料組成物0.5
部に、水200部を加えて分散液を作り、これに酢酸を
加えてpHを5に調製する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 次いで、還元洗浄液中でソーピングした後、水で十分に
洗いあげて乾燥する。 そうすると、実施例1と同様に、ポリエステル繊維上に
極めて濃く、むら染めのない濃紺色の染色が得られた。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色相の変化も少
なかった。
をジアゾ化し、3−N−N−ジエチルアミノ−4−メト
キシ−アセトアニリドとカップリングさせて得られた湿
染料原体25部(染料純分10部相当)を混合し、デモ
ールC(株式会社花王の商標である分散剤)50部と、
リグニンスルホン酸ソーダ50部と、水とを加えてスラ
リーとし、この混合物を湿式微粒子化機で分散し、ペー
ストの混合モノアゾ染料組成物400部を得た。 尚、上記の組成物は、染料原体を個別に分散した後混合
することによっても同じものを得ることができる。 このようにして得られた混合モノアゾ染料組成物0.5
部に、水200 部を加えて分散液を作り、これに酢酸
を加えてPl+を5に調製する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 次いで、還元洗浄液中でソーピングした後、水で十分に
洗いあげて乾燥する。 そうすると、ポリエステル繊維上に極めて濃く、むら染
めのない濃紺色の染色が得られた。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色相の変化も少
なかった。 【実施例2】 実施例1と同様に、2−ブロム4,6−シニトロアニリ
ンをジアゾ化し、3−N・トジエチルアミノーアセトア
ニリ゛ドとカップリングさせて得られた湿アゾ染料原体
150部(染料純分60部相当)と、2−アミノ−3−
ブロム−5−二トロペンゾニトリルをジアゾ化し、3−
N−N−ジエチルアミノ−4−メトキシ−アセトアニリ
ドとカップリングさせて得られた湿染料原体100部(
染料純分40部相当)を混合し、デモールC(株式会社
花王の商標である分散剤)50部と、リグニンスルホン
酸ソーダ50部と、水とを加えてスラリーとし、この混
合物を湿式微粒子化機で分散し、ペーストの混合モノア
ゾ染料組成物400部を得た。 このようにして得られた混合モノアゾ染料組成物0.5
部に、水200部を加えて分散液を作り、これに酢酸を
加えてpHを5に調製する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 次いで、還元洗浄液中でソーピングした後、水で十分に
洗いあげて乾燥する。 そうすると、実施例1と同様に、ポリエステル繊維上に
極めて濃く、むら染めのない濃紺色の染色が得られた。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色相の変化も少
なかった。
【実施例3】
実施例1と同様に、2−クロル4.6−シニトロアニリ
ンをジアゾ化し、3−N−N−ジエチルアミノ−アセト
アニリドとカップリングさせて得られた湿アゾ染料原体
25部(染料純分10部相当)と、2−アミノ−3−ク
ロル−5−二トロペンゾニトリルをジアゾ化し、3−N
−N−ジエチルアミノ−4−メトキシ−アセトアニリド
とカップリングさせて得られた湿染料原体225部(染
料純分90部相当)を混合し、デモールC(株式会社花
王の商標である分散剤)50部と、リグニンスルホン酸
ソーダ50部と、水とを加えてスラリーとし、この混合
物を湿式微粒子化機で分散し、ペーストの混合モノアゾ
染料組成物400部を得た。 このようにして得られた混合モノアゾ染料組成物0.5
部に、水200部を加えて分散液を作り、これに酢酸を
加えてpHを5に調製する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 次いで、還元洗浄液中でソーピングした後、水で十分に
洗いあげて乾燥する。 そうすると、実施例!と同様に、ポリエステル繊維上に
極めて濃く、むら染めのない濃紺色の染色が得られた。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色調の変化も少
なかった。
ンをジアゾ化し、3−N−N−ジエチルアミノ−アセト
アニリドとカップリングさせて得られた湿アゾ染料原体
25部(染料純分10部相当)と、2−アミノ−3−ク
ロル−5−二トロペンゾニトリルをジアゾ化し、3−N
−N−ジエチルアミノ−4−メトキシ−アセトアニリド
とカップリングさせて得られた湿染料原体225部(染
料純分90部相当)を混合し、デモールC(株式会社花
王の商標である分散剤)50部と、リグニンスルホン酸
ソーダ50部と、水とを加えてスラリーとし、この混合
物を湿式微粒子化機で分散し、ペーストの混合モノアゾ
染料組成物400部を得た。 このようにして得られた混合モノアゾ染料組成物0.5
部に、水200部を加えて分散液を作り、これに酢酸を
加えてpHを5に調製する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 次いで、還元洗浄液中でソーピングした後、水で十分に
洗いあげて乾燥する。 そうすると、実施例!と同様に、ポリエステル繊維上に
極めて濃く、むら染めのない濃紺色の染色が得られた。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色調の変化も少
なかった。
【実施例4】
実施例■によって得られた混合モノアゾ染料組成物0.
5部に、水z o o a<を加えて分散液を作り、こ
れにソーダ灰を加え、PIIIOに合わせて染浴を調整
する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 以降実施例1と同様の工程を経て得られた染色物は、実
施例1と同様に、ポリエステル繊維上に極めてぬ<、む
ら染めのない濃紺色の染色を示した。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色相の変化も少
なかった。 尚、実施例2、実施例3によって得られた混合モノアゾ
染料組成物を使用し、同様にしてポリエステル繊維を染
色したところ、実施例Iと同一の効果が得られた。 〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、従来のポリエス
テル繊維用モノアゾ染料組成物に比較して、はるかに優
れた濃紺色の色相を繊維上に生ぜせしめると共に、優れ
たビルドアツプ性を有し、かつ高温分散性に6優れてい
るものである。 又、それだけではなく、pH感受性も優れ、光源の変化
による染色物の色相の変化にも強いという優れた性質を
もつものである。
5部に、水z o o a<を加えて分散液を作り、こ
れにソーダ灰を加え、PIIIOに合わせて染浴を調整
する。 ポリエステル繊維10部を30℃でこの染浴に入れ、2
0分以内で加圧下130℃に昇温し、同温度で45分間
染色する。 以降実施例1と同様の工程を経て得られた染色物は、実
施例1と同様に、ポリエステル繊維上に極めてぬ<、む
ら染めのない濃紺色の染色を示した。 この濃紺色の染色は、光源の変化による色相の変化も少
なかった。 尚、実施例2、実施例3によって得られた混合モノアゾ
染料組成物を使用し、同様にしてポリエステル繊維を染
色したところ、実施例Iと同一の効果が得られた。 〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、従来のポリエス
テル繊維用モノアゾ染料組成物に比較して、はるかに優
れた濃紺色の色相を繊維上に生ぜせしめると共に、優れ
たビルドアツプ性を有し、かつ高温分散性に6優れてい
るものである。 又、それだけではなく、pH感受性も優れ、光源の変化
による染色物の色相の変化にも強いという優れた性質を
もつものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔上記一般式( I )において、Xはハロゲン原子を、
Yはシアノ基又はニトロ基を、R_1、R_2及びR_
3は低級アルキル基を表す。〕で示される少なくとも1
種を含むモノアゾ染料90〜10重量部と、一般式(I
I) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔上記一般式(II)において、X、R_1、R_2及び
R_3は前記と同じ意味を、R_6はR_1、R_2、
R_3と同じ意味又は低級アルコキシル基を表す。〕で
示される少なくとも1種を含むモノアゾ染料10〜90
重量部とからなる混合モノアゾ染料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3454388A JPH01210465A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 混合モノアゾ染料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3454388A JPH01210465A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 混合モノアゾ染料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01210465A true JPH01210465A (ja) | 1989-08-24 |
Family
ID=12417215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3454388A Pending JPH01210465A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 混合モノアゾ染料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01210465A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53137229A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-30 | Ici Ltd | Mixture of two or more dispersed monoazo dyes* method of making same and process for dyeing aromatic polyester fiber material and mixed spinning of aromatic polyester cellulose |
JPS57139579A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-28 | Nippon Kayaku Kk | Dyeing and printing of hydrophobic fiber |
JPS57167356A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-15 | Sumitomo Chem Co Ltd | Disperse dye composition and dyeing method using the same |
JPS57168953A (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | Production of mixed dye composition |
JPS582355A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-07 | Sumitomo Chem Co Ltd | 分散染料組成物およびそれを用いる染色法 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP3454388A patent/JPH01210465A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53137229A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-30 | Ici Ltd | Mixture of two or more dispersed monoazo dyes* method of making same and process for dyeing aromatic polyester fiber material and mixed spinning of aromatic polyester cellulose |
JPS57139579A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-28 | Nippon Kayaku Kk | Dyeing and printing of hydrophobic fiber |
JPS57167356A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-15 | Sumitomo Chem Co Ltd | Disperse dye composition and dyeing method using the same |
JPS57168953A (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | Production of mixed dye composition |
JPS582355A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-07 | Sumitomo Chem Co Ltd | 分散染料組成物およびそれを用いる染色法 |
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