JPH0120960B2 - - Google Patents
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- JPH0120960B2 JPH0120960B2 JP23231984A JP23231984A JPH0120960B2 JP H0120960 B2 JPH0120960 B2 JP H0120960B2 JP 23231984 A JP23231984 A JP 23231984A JP 23231984 A JP23231984 A JP 23231984A JP H0120960 B2 JPH0120960 B2 JP H0120960B2
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- Japan
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- plate
- tension
- cylinder
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- welding
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K37/00—Auxiliary devices or processes, not specially adapted for a procedure covered by only one of the other main groups of this subclass
- B23K37/04—Auxiliary devices or processes, not specially adapted for a procedure covered by only one of the other main groups of this subclass for holding or positioning work
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
船等の大型構造物を製作している所では、予め
数多くの部材を製作し、これらを溶接によつて組
み立てて製品化する。この組み立て時に部材相互
の継手部分に上下差即ち目違いが発生することが
多く、継手の溶接を実施する以前にこの目違いを
修正する必要がある。本発明はこの目違いの新規
な目違い修正装置に関するものである。
数多くの部材を製作し、これらを溶接によつて組
み立てて製品化する。この組み立て時に部材相互
の継手部分に上下差即ち目違いが発生することが
多く、継手の溶接を実施する以前にこの目違いを
修正する必要がある。本発明はこの目違いの新規
な目違い修正装置に関するものである。
(従来技術)
従来の目違い修正の方法は第10図の如く〓型
をしたピースaを構造物Aの一部に溶接で接合b
し、このピースaともう一方の構造物Bとの間に
くさび状の金矢cを打ち込んで行つていた。修正
後継手を溶接で仮付dした後そのピースaを撤去
していた。このため、継手の近傍に多数のピース
aを撤去したキズが生じこの補修をする必要があ
り、多大な費用を要していた。
をしたピースaを構造物Aの一部に溶接で接合b
し、このピースaともう一方の構造物Bとの間に
くさび状の金矢cを打ち込んで行つていた。修正
後継手を溶接で仮付dした後そのピースaを撤去
していた。このため、継手の近傍に多数のピース
aを撤去したキズが生じこの補修をする必要があ
り、多大な費用を要していた。
また、継手の溶接施工法として、片側から溶接
し裏波ビードを形成させる片面溶接を適用する場
合、上記の開先内の仮付溶接dは裏波ビード形成
上妨げとなるので、目違い修正後継手を拘束する
〓型をした別のピースe(第11図)を溶接する
必要があり、片面溶接の高能率性がピースeの撤
去補修のために妨げられていた。
し裏波ビードを形成させる片面溶接を適用する場
合、上記の開先内の仮付溶接dは裏波ビード形成
上妨げとなるので、目違い修正後継手を拘束する
〓型をした別のピースe(第11図)を溶接する
必要があり、片面溶接の高能率性がピースeの撤
去補修のために妨げられていた。
そこで、本出願人は後述するように先に「溶接
継手部の目違い修正方法及び工具」と題する発明
(以下先発明という)をなし、特願昭59―75801号
として開示した。この発明により、従来技術の問
題点は大いに改良された。本発明は上記先発明を
利用し、さらに能率的な目違い修正並びに溶接を
可能にしたものである。
継手部の目違い修正方法及び工具」と題する発明
(以下先発明という)をなし、特願昭59―75801号
として開示した。この発明により、従来技術の問
題点は大いに改良された。本発明は上記先発明を
利用し、さらに能率的な目違い修正並びに溶接を
可能にしたものである。
(発明の解決しようとする課題)
先発明に係る目違い修正工具の少くとも2個の
工具を互に接離可能に組合わせ、2つの修正工具
を尺取り虫的に交互に前進させて溶接作業を能率
的に行いうるようにすることにある。
工具を互に接離可能に組合わせ、2つの修正工具
を尺取り虫的に交互に前進させて溶接作業を能率
的に行いうるようにすることにある。
(発明による課題の解決手段)
プレートホルダーとこれに保持され継手部の開
先の間隙に通されるプレートよりなるT型引張り
プレートと、継手部を挟んでプレートホルダーの
反対側に、前記プレートと係脱可能な引張りシリ
ンダーとからなる目違い修正工具を2組備え、こ
の2組の目違い修正工具の各引張りシリンダーを
摺動用シリンダーによつて接・離可能に連結し、
かつ一方の引張りシリンダーを固定したスライド
バーに他方の引張りシリンダーを摺動可能に装着
したことを特徴とする。
先の間隙に通されるプレートよりなるT型引張り
プレートと、継手部を挟んでプレートホルダーの
反対側に、前記プレートと係脱可能な引張りシリ
ンダーとからなる目違い修正工具を2組備え、こ
の2組の目違い修正工具の各引張りシリンダーを
摺動用シリンダーによつて接・離可能に連結し、
かつ一方の引張りシリンダーを固定したスライド
バーに他方の引張りシリンダーを摺動可能に装着
したことを特徴とする。
又摺動側の引張りシリンダーに溶接用裏当金を
設けたことを特徴とする。
設けたことを特徴とする。
(実施例)
第4図〜第9図は本発明に利用される前記先発
明に係る修正工具である。目違い修正工具は、T
型引張りプレートCと引張りシリンダーDとで構
成される。
明に係る修正工具である。目違い修正工具は、T
型引張りプレートCと引張りシリンダーDとで構
成される。
1,2はプレート3の一端を挟むプレートホル
ダーで、これらプレートホルダー1,2の間にプ
レート3が挟着保持され全体としてT型引張りプ
レートCを構成している。プレート3の固定はホ
ルダー1,2間にホルダーキー4を介在させ、ボ
ルト5によつて締着する。6はスプリングワシヤ
である。
ダーで、これらプレートホルダー1,2の間にプ
レート3が挟着保持され全体としてT型引張りプ
レートCを構成している。プレート3の固定はホ
ルダー1,2間にホルダーキー4を介在させ、ボ
ルト5によつて締着する。6はスプリングワシヤ
である。
プレート3の下部は引張りシリンダーDを構成
するチヤツキングヘツド7で把持される。チヤツ
キングヘツド7は円筒形をしたチヤツキングヘツ
ドガイド8内を上下動する。9はチヤツキングヘ
ツドガイド8に固定された反力受け部材である。
するチヤツキングヘツド7で把持される。チヤツ
キングヘツド7は円筒形をしたチヤツキングヘツ
ドガイド8内を上下動する。9はチヤツキングヘ
ツドガイド8に固定された反力受け部材である。
10は連結キー、11はキーピン、12は圧縮
ばねである。チヤツキングヘツドガイド8及びチ
ヤツキングヘツド7にはその中心に直径方向のス
リツト13が設けられ、該スリツト13内にプレ
ート3の下端部が挿入される。プレート3には連
結キー10の嵌入される孔14が設けられてい
て、連結キー10の出し入れによりプレート3を
引張りシリンダーDに対し着脱できる。連結キー
10には一対の頭付キーピン11が取付けられて
おり、かつ圧緒ばね12によつて常時付勢されて
いる。
ばねである。チヤツキングヘツドガイド8及びチ
ヤツキングヘツド7にはその中心に直径方向のス
リツト13が設けられ、該スリツト13内にプレ
ート3の下端部が挿入される。プレート3には連
結キー10の嵌入される孔14が設けられてい
て、連結キー10の出し入れによりプレート3を
引張りシリンダーDに対し着脱できる。連結キー
10には一対の頭付キーピン11が取付けられて
おり、かつ圧緒ばね12によつて常時付勢されて
いる。
一方連結キー10はレバー15によつて出没さ
れる。16は、レバー15に固定されたレバーピ
ン17に設けられたカラー18とチヤツキングヘ
ツドガイド8間に装着された圧縮スプリングで、
レバーピン17を常に図の左側に付勢している。
チヤツキングヘツドガイド8には凹部19(第5
図)が設けられていて、レバーピン17に固着さ
れているスプリングピン20がこれに対応してい
る。スプリングピン20は、レバー15を回動す
ることにより、スプリング16によつて凹部19
に嵌る。スプリングピン20が上記凹部19に嵌
ると、レバーピン17は前進した状態となるか
ら、その先端で前記連結キー10を押圧し、連結
キー10とプレート3の孔14との係合を解除す
る(第7図)。なお孔14はレバーピン17の径
より大となつている。
れる。16は、レバー15に固定されたレバーピ
ン17に設けられたカラー18とチヤツキングヘ
ツドガイド8間に装着された圧縮スプリングで、
レバーピン17を常に図の左側に付勢している。
チヤツキングヘツドガイド8には凹部19(第5
図)が設けられていて、レバーピン17に固着さ
れているスプリングピン20がこれに対応してい
る。スプリングピン20は、レバー15を回動す
ることにより、スプリング16によつて凹部19
に嵌る。スプリングピン20が上記凹部19に嵌
ると、レバーピン17は前進した状態となるか
ら、その先端で前記連結キー10を押圧し、連結
キー10とプレート3の孔14との係合を解除す
る(第7図)。なお孔14はレバーピン17の径
より大となつている。
この連結キー10の抜差し方法については種々
の手段が考えられ、この実施例に示された構成に
必ずしも限定されるものではなく、たとえばシリ
ンダーによつて直接抜差しする方法でもよい。
の手段が考えられ、この実施例に示された構成に
必ずしも限定されるものではなく、たとえばシリ
ンダーによつて直接抜差しする方法でもよい。
プレート3はその下端でチヤツキングヘツド7
内に嵌装された反発ばね21と接している。反発
ばね21はプレート3がチヤツキングヘツド7内
に下降したときは、第6図の如く下方に押圧され
ており、常にプレート3を上方に押出す方向に付
勢している。
内に嵌装された反発ばね21と接している。反発
ばね21はプレート3がチヤツキングヘツド7内
に下降したときは、第6図の如く下方に押圧され
ており、常にプレート3を上方に押出す方向に付
勢している。
チヤツキングヘツド7は、その下端でピストン
ロツド22の頂部にねじで固着されている。ピス
トンロツド22はシリンダチユーブ23内を上下
に摺動するが、常時はスプリング24によつて上
方に付勢されている。スプリング24はシリンダ
チユーブ23の下端でスプリング押えによつて保
持されている。
ロツド22の頂部にねじで固着されている。ピス
トンロツド22はシリンダチユーブ23内を上下
に摺動するが、常時はスプリング24によつて上
方に付勢されている。スプリング24はシリンダ
チユーブ23の下端でスプリング押えによつて保
持されている。
ピストンロツド22の中間部には油室を形成す
る小径部26が設けられていて、小径部26は油
圧ポンプ(図示しない)に連なるホースに連結さ
れている。
る小径部26が設けられていて、小径部26は油
圧ポンプ(図示しない)に連なるホースに連結さ
れている。
(目違い修正工具の作用)
目違い修正工具は以上の構成であつて、以下作
用を説明する。
用を説明する。
1 溶接結合しようとする鋼板A,Bの片側にお
いて、レバー15を片側に引出して回し、スプ
リングピン20を凹部19から出してチヤツキ
ングヘツドガイド8の外面上に位置させてお
く。…これによりレバーピン17が孔14から
脱出するので、T型引張りプレートCの下端が
チヤツキングヘツド7のスリツト13内に容易
に挿入されうる状態になる。このとき反力受け
部材9は継手部の片側に当接する。
いて、レバー15を片側に引出して回し、スプ
リングピン20を凹部19から出してチヤツキ
ングヘツドガイド8の外面上に位置させてお
く。…これによりレバーピン17が孔14から
脱出するので、T型引張りプレートCの下端が
チヤツキングヘツド7のスリツト13内に容易
に挿入されうる状態になる。このとき反力受け
部材9は継手部の片側に当接する。
2 反対側からT型引張りプレートCを継手部の
間先間の間隙より挿入する。このとき、T型引
張りプレートCの下端は反発ばね21をそのば
ね力に抗して押し、所定位置までT型引張りプ
レートCの下端が挿入されると、プレート3に
穿設してある孔14にスプリング12で付勢さ
れている連結キー10が嵌入し、T型引張りプ
レートCと引張りシリンダーDを一体化する。
間先間の間隙より挿入する。このとき、T型引
張りプレートCの下端は反発ばね21をそのば
ね力に抗して押し、所定位置までT型引張りプ
レートCの下端が挿入されると、プレート3に
穿設してある孔14にスプリング12で付勢さ
れている連結キー10が嵌入し、T型引張りプ
レートCと引張りシリンダーDを一体化する。
3 次に油圧ポンプでピストンロツドの小径部2
6内に圧油を供給すると、ピストンロツド22
が図の下側に押され、チヤツキングヘツド7と
これに連結されているT型引張りプレートCが
引かれ、継手部が引張りシリンダーDとT型引
張りプレートC間に挟まれ、目違いが強制的に
修正される。
6内に圧油を供給すると、ピストンロツド22
が図の下側に押され、チヤツキングヘツド7と
これに連結されているT型引張りプレートCが
引かれ、継手部が引張りシリンダーDとT型引
張りプレートC間に挟まれ、目違いが強制的に
修正される。
4 修正された状態で継手部の溶接を行う。
5 溶接がすんだならば圧油を抜く。スプリング
24によりピストンロツド22は上昇し元の位
置に戻る。
24によりピストンロツド22は上昇し元の位
置に戻る。
6 レバー15を回し、スプリングピン20をチ
ヤツキングヘツドガイド8の側部に設けた凹部
19に嵌入させる。この時、スプリング16の
ばね力でレバーピン17が連結キー10を押
し、第7図の状態になる。
ヤツキングヘツドガイド8の側部に設けた凹部
19に嵌入させる。この時、スプリング16の
ばね力でレバーピン17が連結キー10を押
し、第7図の状態になる。
7 この状態でT型引張りプレートCを上方に引
くと、プレート3の孔14の下縁がレバーピン
17に当るまで上昇する(第8図)。このとき
連結キー10は、その端面の一部がプレート3
の側面に接するから、孔14に嵌合することは
ない。
くと、プレート3の孔14の下縁がレバーピン
17に当るまで上昇する(第8図)。このとき
連結キー10は、その端面の一部がプレート3
の側面に接するから、孔14に嵌合することは
ない。
8 この状態でレバー15を引き回転して、スプ
リングピン20を凹部19から引き出してチヤ
ツキングヘツドガイド8の外周面上に位置させ
る。そこでT型引張りプレートCを引上げれば
引張りシリンダーDから完全に分離することが
できる。この時連結キー10は、圧縮ばね12
が作用しても反発ばね21が第9図の如く上方
に立上りストツパーの働きをなすから、突出す
ることはない。
リングピン20を凹部19から引き出してチヤ
ツキングヘツドガイド8の外周面上に位置させ
る。そこでT型引張りプレートCを引上げれば
引張りシリンダーDから完全に分離することが
できる。この時連結キー10は、圧縮ばね12
が作用しても反発ばね21が第9図の如く上方
に立上りストツパーの働きをなすから、突出す
ることはない。
9 以上の操作を行う修正工具を継手部の目違い
修正に必要な数だけ必要ピツチでとりつけれ
ば、長い継手部の目違いも容易に合せることが
できる。
修正に必要な数だけ必要ピツチでとりつけれ
ば、長い継手部の目違いも容易に合せることが
できる。
さて、第1図〜第3図は以上説明した目違い修
正工具を2個用いた目違い修正装置である。27
はスライドバーである。スライドバー27は下方
に開口した案内溝28を有している。引張りシリ
ンダーD1とD2は上述した目違い修正工具の引張
りシリンダーDと同一の構成をなし、シリンダー
D1の底部(第1図では上部)はスライドバー2
7に固定されている。他方の引張りシリンダー
D2はシリンダーの底部が前記スライドバー27
の案内溝28にそつて摺動可能に嵌合している。
29は摺動用シリンダーで、前記引張りシリンダ
ーD1とD2はこれにより横方向に連結され、該シ
リンダの伸縮により、引張りシリンダーD2は前
記案内溝28に案内されて固定側の引張りシリン
ダーD1に対し接離する。
正工具を2個用いた目違い修正装置である。27
はスライドバーである。スライドバー27は下方
に開口した案内溝28を有している。引張りシリ
ンダーD1とD2は上述した目違い修正工具の引張
りシリンダーDと同一の構成をなし、シリンダー
D1の底部(第1図では上部)はスライドバー2
7に固定されている。他方の引張りシリンダー
D2はシリンダーの底部が前記スライドバー27
の案内溝28にそつて摺動可能に嵌合している。
29は摺動用シリンダーで、前記引張りシリンダ
ーD1とD2はこれにより横方向に連結され、該シ
リンダの伸縮により、引張りシリンダーD2は前
記案内溝28に案内されて固定側の引張りシリン
ダーD1に対し接離する。
引張りシリンダーD1,D2内の構成は第4図で
説明したものと同一で、T型プレートホルダー
C1,C2を油圧機構によつて引張りうるようにな
つている。
説明したものと同一で、T型プレートホルダー
C1,C2を油圧機構によつて引張りうるようにな
つている。
30は裏当て金で、裏当て金保持板31により
引張りシリンダーD2の進行方向(第1図矢印a)
後部にとりつけられている。この裏当て金30を
継手の裏面に常に密着させておき、継手の表面側
から片面溶接ができるようになつている。また裏
当て金保持板31は、引張りシリンダーD2に設
けた縦方向のスライド溝32に沿つて裏当て金引
上げ用ばね33によつて常に上向きに付勢されて
いる。
引張りシリンダーD2の進行方向(第1図矢印a)
後部にとりつけられている。この裏当て金30を
継手の裏面に常に密着させておき、継手の表面側
から片面溶接ができるようになつている。また裏
当て金保持板31は、引張りシリンダーD2に設
けた縦方向のスライド溝32に沿つて裏当て金引
上げ用ばね33によつて常に上向きに付勢されて
いる。
(目違い修正装置の作用)
第2図を参照して説明する。第2図のイ→ロ→
ハ→ニ→ホの如く移動する、即ち1サイクル6工
程の作動をするが、以下これを順を追つて説明す
る。
ハ→ニ→ホの如く移動する、即ち1サイクル6工
程の作動をするが、以下これを順を追つて説明す
る。
工程 イ;
目違い修正工具の引張りシリンダーD1とD2は
共にクランプ状態にあり、摺動用シリンダー29
はピストンロツドを伸長した状態にある。
共にクランプ状態にあり、摺動用シリンダー29
はピストンロツドを伸長した状態にある。
工程 ロ;
工程イの状態から引張りシリンダーD2のクラ
ンプを解放し、摺動用シリンダー29を縮めて、
引張りシリンダーD2をスライドバー27の案内
溝28にそつて右方向に摺動させる。
ンプを解放し、摺動用シリンダー29を縮めて、
引張りシリンダーD2をスライドバー27の案内
溝28にそつて右方向に摺動させる。
工程 ハ;
摺動用シリンダー29が所定量収縮したところ
で、引張りシリンダーD2をクランプする。
で、引張りシリンダーD2をクランプする。
工程 ニ;
引張りシリンダーD1を開放し、次いで摺動用
シリンダー29を伸ばす。すると引張りシリンダ
ーD1はスライドバーとともに右方向に移動する。
シリンダー29を伸ばす。すると引張りシリンダ
ーD1はスライドバーとともに右方向に移動する。
工程 ホ;
摺動用シリンダー29を所定位置まで伸ばした
ならば、引張りシリンダーD1をクランプする。
ならば、引張りシリンダーD1をクランプする。
以上工程イ〜ホの一連の動作で目違い修正をし
ながら継手部に沿つて尺取虫的に移動させること
ができる。
ながら継手部に沿つて尺取虫的に移動させること
ができる。
第3図を参照するに本発明の目違い修正装置を
使用して片面自動溶接(又は半自動溶接)方法が
示されている。引張りシリンダーD1とD2でクラ
ンプしておき、構造物A,Bの継手部裏側に裏当
て金30を密着させ、その上側を溶接機34で溶
接する。そして溶接速度に合わせて図示しないシ
ーケンスコントロール装置を用いて第2図の如く
目違い修正装置を移動し乍ら、溶接することがで
きる。
使用して片面自動溶接(又は半自動溶接)方法が
示されている。引張りシリンダーD1とD2でクラ
ンプしておき、構造物A,Bの継手部裏側に裏当
て金30を密着させ、その上側を溶接機34で溶
接する。そして溶接速度に合わせて図示しないシ
ーケンスコントロール装置を用いて第2図の如く
目違い修正装置を移動し乍ら、溶接することがで
きる。
(発明の効果)
スライドバーの下部に、1つの引張りシリンダ
ーD1を固定し、摺動用シリンダーで連結された
もう1つの引張りシリンダーD2を摺動可能に装
着したので、摺動用シリンダーの伸縮と、2つの
引張りシリンダーのクランプ、アンクランプを繰
り返し、常に1つの引張りシリンダーはクランプ
させておくことによつて尺取り虫的に直線方向に
移動させることができるようになつた。従つて、
溶接し乍らその溶接速度に合わせての連続溶接が
でき、きわめて高い能率での溶接が可能となつ
た。
ーD1を固定し、摺動用シリンダーで連結された
もう1つの引張りシリンダーD2を摺動可能に装
着したので、摺動用シリンダーの伸縮と、2つの
引張りシリンダーのクランプ、アンクランプを繰
り返し、常に1つの引張りシリンダーはクランプ
させておくことによつて尺取り虫的に直線方向に
移動させることができるようになつた。従つて、
溶接し乍らその溶接速度に合わせての連続溶接が
でき、きわめて高い能率での溶接が可能となつ
た。
第1図は本発明装置の斜視図。第2図は本発明
装置による移動方法の説明図で、図は1サイクル
6工程のコントロール方式を示す。第3図は本装
置を用いて溶接している状態を示す。第4図は本
発明装置に利用する先発明に係る目違い修正工具
の縦断面図。第5図は第4図の―断面図。第
6図は第4図の右側面図。第7図はT型引張りプ
レートを引抜く時の最初の状態における連結キ
ー、引張りプレートの孔及びレバーピンの関係を
示す図。第8図は同じくT型引張りプレートを少
し引抜いた状態の図。第9図はT型引張りプレー
トを引抜いたあとの連結キーとチヤツキングヘツ
ド内の反発ばねとの関係を示す図。第10図は従
来の目違い合せ方法の説明図。第11図は同じく
裏波ビードを形成させる片面溶接時の状態を示す
説明図。 図において;A,B…(溶接継手にて結合す
る)構造物、C…T型引張りプレート、D,D1,
D2…引張りシリンダー、1,2…プレートホル
ダ、3…プレート、4…ホルダーキー、5…ボル
ト、6…ワツシヤ、7…チヤツキングヘツド、8
…チヤツキングヘツドガイド、9…反力受け部
材、10…連結キー、11…キーピン、12…圧
縮ばね、13…スリツト、14…(引張りプレー
トの連結キー嵌入用)孔、15…レバー、16…
スプリング、17…レバーピン、18…カラー、
19…凹部、20…スプリングピン、21…反発
ばね、22…ピストンロツド、23…シリンダチ
ユーブ、24…スプリング、25…スプリング押
え、26(油室を形成するピストンロツドの)小
径部、27…スライドバー、28…案内溝、29
…摺動用シリンダー、30…裏当て金、31…裏
当て金保持板、32…スライド溝、33…引上げ
用ばね、34…溶接機、35…溶接ワイヤ。
装置による移動方法の説明図で、図は1サイクル
6工程のコントロール方式を示す。第3図は本装
置を用いて溶接している状態を示す。第4図は本
発明装置に利用する先発明に係る目違い修正工具
の縦断面図。第5図は第4図の―断面図。第
6図は第4図の右側面図。第7図はT型引張りプ
レートを引抜く時の最初の状態における連結キ
ー、引張りプレートの孔及びレバーピンの関係を
示す図。第8図は同じくT型引張りプレートを少
し引抜いた状態の図。第9図はT型引張りプレー
トを引抜いたあとの連結キーとチヤツキングヘツ
ド内の反発ばねとの関係を示す図。第10図は従
来の目違い合せ方法の説明図。第11図は同じく
裏波ビードを形成させる片面溶接時の状態を示す
説明図。 図において;A,B…(溶接継手にて結合す
る)構造物、C…T型引張りプレート、D,D1,
D2…引張りシリンダー、1,2…プレートホル
ダ、3…プレート、4…ホルダーキー、5…ボル
ト、6…ワツシヤ、7…チヤツキングヘツド、8
…チヤツキングヘツドガイド、9…反力受け部
材、10…連結キー、11…キーピン、12…圧
縮ばね、13…スリツト、14…(引張りプレー
トの連結キー嵌入用)孔、15…レバー、16…
スプリング、17…レバーピン、18…カラー、
19…凹部、20…スプリングピン、21…反発
ばね、22…ピストンロツド、23…シリンダチ
ユーブ、24…スプリング、25…スプリング押
え、26(油室を形成するピストンロツドの)小
径部、27…スライドバー、28…案内溝、29
…摺動用シリンダー、30…裏当て金、31…裏
当て金保持板、32…スライド溝、33…引上げ
用ばね、34…溶接機、35…溶接ワイヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プレートホルダーとこれに保持され継手部の
開先の間隙に通されるプレートよりなるT型引張
りプレートと、継手部を挟んでプレートホルダー
の反対側に、前記プレートと係脱可能な引張りシ
リンダーとからなる目違い修正工具を2組備え、
この2組の目違い修正工具の各引張りシリンダー
を摺動用シリンダーによつて接・離可能に連結
し、かつ、一方の引張りシリンダーを固定したス
ライドバーに他方の引張りシリンダーを摺動可能
に装着したことを特徴とする溶接継手部の目違い
修正装置。 2 摺動側の引張りシリンダーに溶接用裏当金を
設けたことを特徴とする特許請求の範囲1項記載
の溶接継手部の目違い修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23231984A JPS61111797A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 溶接継手部の目違い修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23231984A JPS61111797A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 溶接継手部の目違い修正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111797A JPS61111797A (ja) | 1986-05-29 |
JPH0120960B2 true JPH0120960B2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=16937335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23231984A Granted JPS61111797A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 溶接継手部の目違い修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61111797A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109465576B (zh) * | 2018-12-21 | 2023-07-25 | 中国建筑土木建设有限公司 | 钢结构拼缝的缺陷校正装置及其校正方法 |
-
1984
- 1984-11-06 JP JP23231984A patent/JPS61111797A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61111797A (ja) | 1986-05-29 |
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