JPH01209596A - 内部構造体収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば銀行業務において用いられる現金自
動預金支払機、または銀行窓日でテラー（ｔｅｌｌｅｒ
）が使用する入出金機等のような固定ボックス内に内部
ｍ遺体を出入れ可能に収納した内部構造体の一時ストッ
パａ梢に関する。

（ロ）従来の技術 従来、例えばテラー形の入出金機は、箱形の固定ボック
スと、この固定ボックス内に出入れ可能に収納する大重
量の内部構造体とを備え、この内部構造体の外表面部に
電源スィッチ、クリアキー、紙幣投入口、シャッタ、開
始キー、入出金ランプ、操作モード入力テンキー、メツ
セージ表示用の表示器等を、また内部にピルチエッカお
よび紙幣搬送機構等をそれぞれ配設している。

しかし、上述の従来装置においては、次のような問題点
があった。

すなわち、大重量の内部構造体を固定ボックス内に押込
む際、この内部構造体上面の凹部を持って同椙遺体を押
込み操作すると、固定ボックスと凹部エッヂとの間で手
や指が挾まれる可能性があった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は、内部Ｓ還体を固定ボックス内に押込む時、
この内部構造体を所定押込み位置で一時停止させること
により、手や指が固定ボックスと内部ｍ″ｉｉ体との間
で挾まれるのを未然に防止することができる内部構造体
の一時ストッパ機構の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は、固定ボックスと、上記固定ボックス内に出
入れ可能に収納する内部構造体とを備え、固定ボックス
に対する内部構造体の少なくとも所定押込み位置で、内
部構造体の押込み操作を解除可能に一時停止するストッ
パ手段を備えた内部構造体の一時ストッパｌｌ梢である
。

（ホ）作用 この発明によれば、固定ボックスに対して内部構造体を
所定押込み位置まで押込み操作した時、上述のストッパ
手段で内部＃１造体、の押込み操作が一時停止される。

（へ）発明の効果 このため、手や指が固定ボックスと内部構造体との間で
挾まれるのを未然に防止することができる効果がある。

（ト）実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は内部構造体の一時ストツパ機構を示し、第１図、
第２図において、テラー形の入出金機１は一端を開口し
た箱形の固定ボックス２と、この固定ボックス２内に図
示しないガイドレールに沿って水平方向に出入れ可能に
収納され、かつ下面に複数のキャスタ（図示せず）を有
する大重量（例えば１００　ｈｇ以上）の内部＃４造体
３とを備えている。

そして、上述の内部構造体３の正面−側には電源スィッ
チ４およびクリアキー５を配設すると共に、正面上部中
央には紙幣投入口６を配設している。

また、上述の紙幣投入口６と紙幣放出口（図示せず）と
を択一的に開閉可能に覆うシャッタ７（第１図では投入
口開成状態で図示）を設けると共に、内部構造体３の前
部上面８の左右両側には開始？ｒ−９、入出金ランプ１
０を配設し、また−方に操作モード入力用のテンキー１
１を、他方にジャム表示器１２を、中央部にメツセージ
等を可視表示する表示器１３をそれぞれ配設して、双方
からのテラーによる入出金操作を可能にすべく構成して
いる。

ところで、上述の固定ボックス２および内部構造体３に
は、固定ボックス２に対する内部構造体３の所定出入れ
位置で、内部構造体３の出入れ操作を解除可能に一時停
止するストッパ手紐としてのストッパー装置１４を配設
している。

このストッパ装置１４は第２図乃至第４図に示す如く、
固定ボックス２のインナハウジング１５内面において同
ハウジング１５から内方に向けて切起こし形成したロア
ストッパ１６と、上述のインナハウジング１５にボルト
１７．１７で取付けたＬ字状のアッパストッパ１８と、
内部′ＩＮ４造体３還体ウタハウジング１９外面におい
て同ハウジング１９の一側面内奥に枢支ピン２０を介し
て可回動に取付けた歯止め部材（ｐａｗｌ、以下単にボ
ールと略記する）２１と、上述のアウタハウジング１９
の同側面手前側に支軸２２を介して可回動に取付けたＬ
字状のレリーズレバ−（ｒｅｌｅａｓｅ　１ｅｖｅｒ　
）２３と、このレリーズレバ−２３および上述のボール
２１の遊端相互間にピン２４．２５を介して連結した比
較的長尺のリンク２６とを備え、上述のロアストッパ１
６前端とアッパストッパ１８後端とをストップ解除空間
としての所定距離ｇだけオフセットすると共に、上述の
支軸２２にスプリング（図示せず）を巻回して、レリー
ズレバ−２３、リンク２６、ボール２１の第２図乃至第
４図に示すノーマル位置を保持すべく構成している。

上述のノーマル位置においては第４図に示す如く、ボー
ル２１の外方に向けて折曲げた先端上部２１ａがアッパ
ストッパ１８下端に対して距；ＩＩ！Ｉだけ下方に位置
し、ボール２１がアッパストッパ１８下方を自由通過ス
ルー位置に設定し、またボール２！の先端下部２１ｂが
ロアストッパ１６と衝合するストップ位置に設定し、さ
らに第２図に示す内部＃４造体３の上面凹部２７が固定
ボックス２の天板２８前端縁と一致する手前側において
、上述のボール２１がロアストッパ１６と衝合する位置
関係に設定している。

図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。

いま、第２図に示すように手前側に引出した状態の内部
構造体３を矢印ａ方向へ押圧操作して固定ボックス２内
に収納する時、第３図、第４図に示す位置からボール２
１の先端がアッパストッパ１８下方を自由通過した後に
、第５図に示す如く、このボール２１の先端はロアスト
ッパ１６に衝合するので、内部！Ｒ構造体のそれ以上の
押込み操作が一時停止される。

次に、上述の第５図の状態から支軸２２を支点として、
レリーズレバ−２３を第２図の反時計方向（ストッパ解
除方向）に操作すると、リンク２６が第６図の矢印す方
向へ牽引され、ボール２１は枢支ビン２０を支点として
同図の矢印Ｃ方向へ回動するので、ボール２１のロアス
トッパ１６による一時停止が解除される。

次に第６図に示す一時停止の解除状態を保持しながら、
内部構造体３を固定ボックス２内に更に押込むと、第１
図に示す如く、この内部構造体３を固定ボックス２に完
全収納することができる。

このように上述の凹部２７が天板２８前端縁と一致する
手前側において、ボール２１がロアストッパ１６に衝合
して、内部構造体３の押込み操作を一時停止するので、
例えばテラーが上述の凹部２７を持って内部構造体３を
押込み操作しても、該テラーの手や指が固定ボックス２
の天板２８前端縁と内部′！Ｒ造体還体凹部２７エツヂ
との間に挾まれるのを未然に防止することとができる効
果がある。

なお、−時停止を避けるため予めレリーズレバ−２３を
第２図の反時計方向へ押圧しながら内部構造体３を押込
むと、ボール２１の先端がアッパストッパ１８に衝合し
て一時停止されるので、バイパス操作は不可能となり、
内部構造体３は必ず所定の位置で一時停止される。

一方、第１図に示すように固定ボックス２内に完全収納
した状態の内部構造体３を矢印ｄ方向へ引出す時、アッ
パストッパ１８およびロアストッパ１６よりも内奥に位
置するボール２１が第７図の状態から順次手前側へ引出
され、かつボール２１下面がロアストッパ１６の傾斜に
より上方へ変向され、引出し慣性力と相代って、第８図
に示す如く、上述のボール２１がアッパストッパ１８に
衝合して、内部構造体３の引出し操作が一時停止される
。

次に第８図の状態から支軸２２を支点としてレリーズレ
バ−２３を第２図の時計方向（ストッパ解除方向）に操
作すると、リンク２６が第９図の矢印ｅ方向へ押圧され
、ボール２１は枢支ビン２０を支点として同図の矢印ｆ
方向へ回動するので、ボール２１のアッパストッパ１８
による一時停止が解除される。

次に第９図に示す一時停止の解除状態を保持しながら、
内部構造体３を固定ボックス２から更に引出すと、第２
図に示す如く、この内部構造３を固定ボックス２から完
全に引出すことができる。

以上要するに、固定ボックス２に対して内部構造体３を
所定出入れ位置まで出入れ操作した時、上述のストッパ
装置１４で内部構造体３°の出入れ操作を解除可能に一
時停止するので、手や指が固定ボックス２と内部構造体
３との間で挾まれるのを未然に防止することができる効
果がある。

この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明のストッパ手段は、実施例のストッパ装置１４
に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。

また上述の実施例においてはアッパストッパ１８とロア
ストッパ１６とを一組のみ配設したが、複数組のアッパ
ストッパ１８とロアストッパ１６とを前後方向に離間配
設して、内部構造体３の一時停止を複数位置で行なうよ
うに構成してもよいことは勿論である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図は内部横″？Ｌ＃％の一時ストッパ′Ｒ桐を備え
た入出金機の斜視図、 第２図は入出金機の分解斜視図、 第３図は一時ストッパ機構の平面図、 第４図は一時ストッパ機構の内部側面図、第５図は押込
み時における一時停止状態の説明図、第６図は一時停止
解除状態の説明図、 第７図は引出し初期時の一時ストツパ機構を示す説明図
、 第８図は引出し時における一時停止状態の説明図、第９
図は一時停止解除状態の説明図である。 ２・・・固定ボックス　　　３・・・内部構造体１４・
・・ストッパ装置 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定ボックスと、 上記固定ボックス内に出入れ可能に収納す る内部構造体とを備え、 固定ボックスに対する内部構造体の少なく とも所定押込み位置で、内部構造体の押込 み操作を解除可能に一時停止するストッパ 手段を備えた 内部構造体の一時ストッパ機構。