JPH01209167A - 電子写真式プリンタの駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光学系にセルフォック・レンズ・アレイ（ＳＬＡ）を結
像素子として用い、光源からの光をＳしＡを通して感光
ドラム上にＩｔ像して印字パターンを形成し、紙にこの
印字パターンを転写して所定の印字を得る電子写真式プ
リンタに関し、べた黒印字の時と１ドツトおき印字の時
とで印字の濃度を均一にすることを目的とし、１ドツト
のオンの印字データに対して光源がオンしている時間を
回転感光体の周速度と印字ビツヂとで決まる印字時間よ
り長く設定して印字する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、光学系にＳ　Ｌ、　Ａを結像素子として用い
、光源からの光をＳＬＡを通して感光ドラム上にＮ像し
て印字パターンを形成し、紙にこの印字パターンを転写
して所定の印字を得る電子写真式プリンタに関する。

この種のプリンタでは結像素子としてＳｌ、Ａを用いて
いるために解像度の限界があり、ＳＬＡを通して感光ド
ラム上に投射される像がなまり、後述のようにべだ黒印
字の時と１ドツトおき印字の時とで印字濃度が異なる。

そこで、印字品質の点からこれら２つの場合の印字濃度
を均一にすることが必要である。

〔従来の技術〕

第５図は一般の電子写真式プリンタの概略図を示す。同
図において、矢印Ａ７Ｊ向に回転移動する感光ドラム（
又は感光ベルト）（回転感光体）１上に帯電部２によっ
て正電荷が帯電される。１ライントツドアレイ（紙面と
垂直方向に数ドツトで１ラインが構成されている）を構
成するＥＬ（エレクトロルミネセンス）パネル（又はＬ
ＥＤ　（発光ダイオード）パネル〉　（光源）３からの
印字光情報が５ＬＡ４によって集光されて感光ドラム１
に投射され、感光ドラム１上が感光される。即ち、感光
ドラム１上、印字オンの部分は正電荷が除去され、印字
オフの部分は正電荷が残される１、この場合、ＥＬパネ
ル３からの印字光情報のオン、オフは感光ドラム１の回
転移動に同期している。

次に、現像部５によって正電荷が除去された感光ドラム
１上印字オンの部分に現像が行なわれ、現像パターン６
（負電荷）が形成され、更に、転写部７によって普通紙
８に現像パターン６（印字オン部分）が熱転写され、印
字パターン９が形成される。その後、定着部１０によっ
て印字パターン９が普通紙８に定着される。

転写が終了して不用となった感光ドラム１上の正電荷は
除電部１１にて除去され、更に、転写が終了して不用と
なった感光ドラム１上の現像パターン６はクリーニング
部１２によって除去される。

不用となった正電荷及び睨像パターンが除去された感光
ドラム１は、再びその土に帯電部２によって正電荷が帯
電される。このような動作が繰返し行なわれ、ＥＬパネ
ル３からの印字光情報が普通紙８に転写される。

この場合、感光ドラム１の回転方向上１ドツトを印字す
るための最大印字時間Ｔは、一般に、感光ドラム１の回
転移動に同期する必要があるため、感光ドラム１０周速
度Ｖと印字ピッヂ乏とで決まり、次式で求められる。

Ｔ＝・ｅ／Ｖ 〔発明が解決しようとする問題点〕 第６図は従来の駆動方法の問題点を説明する図を示す。

同図中、横軸は時間で、感光ドラム１の回転移動方向上
の位置を示す。ＳＬＡは小さなレンズを集合して構成さ
れており、１つ１つのレンズの精度に限界があるため、
Ｓ　Ｌ、　Ａは一般に解像度に限界がある。このため、
第６図にｅ、、ｅ２　。

・・・で示す様に感光ドラム上に投射された露光エネル
ギは中央部が大で両端部が小さい、いわゆるなまった状
態になり、時間軸上、印字オンの部分が連続する場合は
印字オンの部分１つ１つの露光エネルギｅ、、ｅ２　、
・・・が一部分型なる。

従って、例えば第６図＜Ａ）に示す如く、時間軸上、印
字オンの部分が連続した場合（べた黒印字）、印字オン
の部分１つ１つの露光エネルギｅｌ、ｅ２．．−・・の
Ｍなりが多いため、感光ドラム１上の露光エネルギＦ１
の大きさは、露光ｌネルギｅ＋、ｅ２＝・よりも僅かに
大きな・ｂのとなる。

１ラインの最大印字時間を丁とすると、べた黒印字が例
えば２ドツト連続した場合、第４図（Ｂ）に示す如く、
オンの印字時間は２丁どなる。一方、第６図（Ｂ）に示
す如く、時間軸上、印字オンの部分と印字オフの部分と
が連続した場合（１ドツトおき印字）、露光Ｔネルギｅ
ｌ　−０２＊・・・の重なりが少ないため、感光ドラム
１上の露光エネルギＥ２の大きさは、露光エネルギｅｌ
　、　ｅ２　、・・・と同じになる。この場合、第４図
（Ａ）に示す如く、オンの印字時間は王となる３、なお
、第６図中、破線は高解像度（理想）のＳＬＡを用いた
と仮定した場合の露光エネルギを示す。

即ち、従来例ではへた黒印字の時の濃度（露光■ネルギ
Ｅ１に対応）と１ドツトおき印字の時の濃度（露光エネ
ルギＥ２　　（＜Ｆｌ　＞に対応）とが異なり、つまり
、濃度むらとなり、印字品質の低−〇　　− 下を招く問題点があった。

本発明は、べた黒印字の時と１ドツトおぎ印字の時とで
印字の濃度を均一にする電子写真式プリンタの駆動り法
を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理図を示す。本発明は、１ドツトの
オンの印字データに対して光ｍ、３がオンしているｉＷ
５βを回転感光体の周速度と印字ビツヂとで決まる印字
時間Ｔより時間α（＜　Ｔ　＞だけ長く設定して印字す
る。

〔作用〕

印字オン部分データがある時は次のラインが印字オン部
分データ及び印字オフ部分データに拘らず先ず印字時間
βとされ、上記数のラインが印字オフ部分データであれ
ば印字時間は設定されず、一方、上記数のラインが再び
印字オン部分データであれば前ラインの印字時間Ｔ後の
タイミングから再び印字時間βとされる。

露光エネルギの大きさは印字時間に比例するので、オン
印字データの印字時間が比較的長い（β〉の場合は次が
オフの印字データであっても露光エネルギＥ２’の大き
さ（ま印字オン部分が連続した場合の大きさ（Ｅ＋’）
と同じになり、べた黒印字の場合と１ドツトおき印字の
場合とで濃度を均一にできる。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例のブロック図を示し、同図中
、第５図と同一部分には同一番号を付す。

同図中、２０はシリアル／パラレル変換器で、シリアル
で入力する印字データをパラレルに変換して取出す、、
２１はラッチで、シリアル／パラレル変換器２０からの
パラレル出力をラッチ制御信号によってラッチし、印字
オン部分のデータでは例えば１ラインの最大印字時間Ｔ
のＨレベルをもつラッチ出力が取出される。、２２は駆
動時間設定回路（ＴＴＬ（ｔ−ランジスタ・トランジス
タ・ロジック）ＩＣの単安定マルチバイブレータ等で構
成されている）で、ラッチ２１からのラッチ出力がＨレ
ベルの時はラッチ制御信号により、第４図（Ｃ）、（Ｄ
）に示す如く、１ラインの最大印字１１８ｆｌｌＴより
も時間α（くＴ）だけ長い印字時間βを設定する。２３
はドライバで、駆動時間設定回路２２にて設定された印
字時間βに対応した駆動信号を出力する。

なお、本実施例では説明を簡略化するために１ライン分
のドツト数を４個（■へ・■）としているが、実際多数
のドツトで構成されている。

次に、第２図に示すブロック図の動作について第３図に
示す動作タイミングチャートと共に説明する。シリアル
で入力した１ライン目の印字データはシリアル／パラレ
ル変換器２０でパラレルに変換されて同時に出力され、
ラッチ２１でラッチ制御信号によってラッチされてラッ
チ出力■〜■として取出される。この場合、■、■は印
字オン部分データ、■、■は印字オフ部分データに相当
する。ラッチ２１からのラッチ出力■〜■は駆動時間設
定回路２２に供給され、印字オン部分データ（■、■）
はラッチ制御信号により１ラインの楽人印字時間Ｔより
も時間αだけ長い印字時間βを設定されて出力■′、■
′として取出され、印字オフ部分データ（■、■）は印
字時間を設定されない（出力■′、■′　）。

２ライン目の印字データも１ライン目の印字データと同
様に、シリアル／パラレル変換器２０でパラレル変換さ
れ、ラッチ２１からラッチ出力■〜■とし取出される。

この場合、■、■は印字オフ部分データ、■、■は印字
オン部分データに相当する。ラッチ出力■〜■は駆動時
間設定回路２２に供給され、印字オン部分データ（■、
■）はラッチ！ＩＪＩＩＩ信号により印字時間βを設定
されて出力■′、■′とじて取出される。３ライン目以
下も上記と同様の動作によって印字時間βを設定される
。

駆動時間設定回路２２からの出力■′〜■′はドライバ
２３に供給され、駆動時間設定回路２２にて設定された
印字時間βに対応した駆動信号が取出される。即ち、印
字オン部分データがある時は次のラインが印字オン部分
データ及び印字オフ部分データに拘らず先ず印字時間β
とされ（第３図の■′、■′）、上記法のラインが印字
オフ部分データであれば（第３図の■′）印字時間は設
定されず、一方、上記法のラインが再び印字オン部分デ
ータであれば（第３図の■′）ラッチ制御信号のタイミ
ングから再び印字時間βとされる。

従って、あるドツトに着目した場合、時間軸方向上印字
オン部分と印字オフ部分とが存在する１ドツトおき印字
では、第１図に示す如く、Ｅｌパネル３から出力される
印字光情報の時間βは従来の印字時ｆｌＢｊ＋＜１ライ
ンの最大印字５８ｍＴ　）よりもＩＩＪＩＩαだけ長く
、露光エネルギの大きさは印字時間に比例するので、露
光エネルギＥ２’の大きさは第６図（Ａ）（印字オン部
分が連続）において説明したのと同じ大きさ（Ｅｌ）と
なる。

一方、べた黒目】字では、２回目の印字は１回目のオン
印字開始から最大印字時間Ｔ経過後から（ラッチ制御信
号のタイミング）始まるため、光源がオンしている時間
は最大印字時間下の連続となり、第１図に示す如く、露
光１ネルギＥ１′の大きさは従来例のべた黒印字の場合
と同じ大きさく１ドツトおき印字の場合と同じ大きさ（
Ｅ２’））となる。

従って、１ドツトおき印字の場合の濃度とべた黒印字の
場合の濃度とは均一になり、濃度むらはなく、従来例に
比して印字品質を向上し得る。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明によれば、オンの印字データ
の次にオフの印字データがある場合はオン印字データの
印字時間を比較的長くしているので、次がオフの印字デ
ータであっても露光エネルギの大きさは印字オン部分が
連続した場合の大きさと同じになり、べた黒印字の場合
と１ドツト・おき印字の場合とで濃度を均一にでき、従
来例よりも印字品質を向上し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原哩図、 第２図は本発明の一実施例のブロック図、第３図は本発
明の動作タイミングチャート、第４図は従来例及び本発
明の動作を比較するためのタイミングチャート、 第５図は一般の電子写真式プリンタの概略図、第６図は
従来例の同題点を説明する図である。 図において、 １は感光ドラム又は感光ベルト（回転感光体）、３はＥ
［パネル又は１．　Ｅ　Ｄパネル（光源）、４はセルフ
ォック・レンズ・アレイ（ＳＬＡ）、６は現像パターン
、 ８は酋通紙、 ９は印字パターン、 ２０はシリアル／パラレル変換器、 ２１はラッチ、 ２２は駆動時間設定回路、 ２３はドライバ、 Ｅ＋’　はべた黒印字の場合の露光エネルギ、Ｅ２’　
は１ドツトおき印字の場合の露光エネルギ、ｔｌ　（＝
・Ｔ）は１ラインの最大印字時間、βは最大印字時間Ｔ
より長く設定された印字時間を示す。 特許出願人　富　士　通　株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転感光体（１）の周速度Ｖと印字ピッチｌとで決まる
   印字時間Ｔ（＝ｌ／Ｖ）毎に１ドット分の印字データを
   転送して光源（３）をオン、オフし、該光源（３）から
   のオン、オフの印字光情報をセルフォック・レンズ・ア
   レイ（４）を介して上記回転感光体（１）に印字データ
   として投射する電子写真式プリンタの駆動方法において
   、１ドットのオンの印字データに対して上記光源（３）
   がオンしている時間（β）を上記印字時間（Ｔ）より時
   間（α）（＜Ｔ）だけ長く設定して印字することを特徴
   とする電子写真式プリンタの駆動方法。