JPH0671940A - ノンインパクトプリンタ - Google Patents

ノンインパクトプリンタ

Info

Publication number
JPH0671940A
JPH0671940A JP32426592A JP32426592A JPH0671940A JP H0671940 A JPH0671940 A JP H0671940A JP 32426592 A JP32426592 A JP 32426592A JP 32426592 A JP32426592 A JP 32426592A JP H0671940 A JPH0671940 A JP H0671940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
line
printing
head
led head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32426592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2866776B2 (ja
Inventor
Jiro Tanuma
二郎 田沼
Norio Nakajima
則夫 中島
Shinichi Katakura
信一 片倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP32426592A priority Critical patent/JP2866776B2/ja
Priority to GB9312833A priority patent/GB2268355B/en
Publication of JPH0671940A publication Critical patent/JPH0671940A/ja
Priority to US08/662,564 priority patent/US5973709A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2866776B2 publication Critical patent/JP2866776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40025Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
    • H04N1/40031Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales for a plurality of reproducing elements simultaneously
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/1238Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point
    • G06K15/1242Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on one main scanning line
    • G06K15/1247Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on one main scanning line using an array of light sources, e.g. a linear array
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40068Modification of image resolution, i.e. determining the values of picture elements at new relative positions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】上位コントローラから受信したビデオ信号の分
解能が印刷部の分解能より高い場合に、画像の斜線部分
のギザギザ感を減少させて印刷する。 【構成】受信したビデオ信号11がLEDヘッド19の
分解能より高い分解能を有する場合に、前記ビデオ信号
11の連続するビットデータの論理積が採られ、第1の
信号に変換され、ラインタイミング信号に対応させてヘ
ッドデータ信号18としてLEDヘッド19に転送さ
れ、基本ラスタラインに印刷される。また、前記ビデオ
信号11の連続するビットデータの排他的論理和が採ら
れ、第2の信号に変換されてラインバッファに対して出
力され、追加ラインタイミング信号に対応させて、ヘッ
ドデータ信号18としてLEDヘッド19に転送され、
追加ラスタラインに印刷される。そして、前記基本ラス
タラインに印刷するためのLEDヘッド駆動エネルギは
独立して設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンインパクトプリン
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真プリンタなどのノ
ンインパクトプリンタにおいては、帯電させた感光ドラ
ムを光源によって照射してその表面に静電潜像を形成
し、該静電潜像にトナーを付着させて現像を行ってトナ
ー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写、定着
させるようになっている。
【0003】図2は従来のノンインパクトプリンタの制
御回路のブロック図、図3は従来のノンインパクトプリ
ンタのタイムチャート、図4は従来のノンインパクトプ
リンタにおけるLEDヘッドのブロック図である。図2
において、1はマイクロプロセッサ、ROM、RAM、
入出力ポート、タイマ等から成る印刷制御部であり、ノ
ンインパクトプリンタの印刷部に設けられ、図示しない
上位コントローラからの制御信号10、ビデオ信号11
等によって印刷部全体をシーケンス制御し、印刷動作を
行う。前記制御信号10によって印刷指示を受信する
と、印刷制御部1は、まず定着器温度センサ29によっ
てヒータ22aを内蔵した定着器22が使用可能な温度
範囲にあるか否かを検出し、該温度範囲になければ信号
21によってヒータ22aを点灯し、使用可能な温度ま
で定着器22を加熱する。次に、現像・転写プロセス用
モータ(PM)3をドライバ2を介して回転させ、同時
にチャージ信号23によって帯電用高圧電源25をオン
にし、現像器27の帯電を行う。
【0004】そして、セットされている用紙の種類が用
紙残量センサ8、用紙サイズセンサ9によって検出さ
れ、該用紙に合った用紙送りが開始される。ここで、用
紙送りモータ(PM)5はドライバ4を介して双方向に
回転することが可能であり、最初に逆回転して、用紙吸
入口センサ6が検知するまでセットされた用紙をあらか
じめ設定された量だけ送る。続いて、正回転して用紙を
ノンインパクトプリンタの内部の印刷機構内に搬送す
る。
【0005】前記印刷制御部1は、用紙が印刷可能位置
まで到達した時点で、上位コントローラに対してタイミ
ング信号12(ラインタイミング信号、ラスタタイミン
グ信号を含む。)を送信し、ビデオ信号11を受信す
る。上位コントローラにおいてページごとに編集され、
印刷制御部1によって受信されたビデオ信号11は、ク
ロック信号18aと共にヘッドデータ信号18としてL
EDヘッド19に転送される。
【0006】図3及び4において、LEDヘッド19
は、印刷制御部1(図2)からの1ライン分のヘッドデ
ータ信号18をクロック信号18aによって順次記憶す
るシフトレジスタ19a、該シフトレジスタ19aに記
憶された1ライン分のヘッドデータ信号18をラッチ信
号17によって一時的に保持するラッチ19b、1ライ
ン分のドット数に対応した数のLED発光素子を配列し
たLED群19c、ラッチ19bに保持されたヘッドデ
ータ信号18をLED群19cに対して出力するドライ
バ群19dから成っている。
【0007】また、LEDヘッド19内のシフトレジス
タ19aはヘッドデータ信号18をクロック信号18a
によって順次記憶する。また、印刷制御部1は1ライン
分のビデオ信号11を受信すると、LEDヘッド19に
対してラッチ信号17を送る。該LEDヘッド19内の
ラッチ19bはラッチ信号17によってシフトレジスタ
19aに記憶されている1ライン分のヘッドデータ信号
18を保持する。保持されたヘッドデータ信号18は、
次の1ライン分のビデオ信号11を受信する前に上位コ
ントローラから送られてくる印刷駆動信号13によって
LED群19cに送られ、該当するLED発光素子を発
光させる。
【0008】前記ビデオ信号11の送受信は、印刷ライ
ンごとに行われる。前記LEDヘッド19に転送された
ヘッドデータ信号18は、マイナス電位に帯電された感
光ドラム上において、電位の上昇したドットとして潜像
化される。そして、現像器27において、マイナス電位
に帯電した画像形成用のトナーが電気的な吸引力によっ
て各ドットに吸引され、トナー像が形成され、該トナー
像は転写器28に送られる。
【0009】一方、転写信号24によってプラス電位の
転写用高圧電源26がオンになり、転写器28は前記ト
ナー像を感光ドラムと転写器28の間隙(かんげき)を
通過する用紙上に転写する。転写されたトナー像を有す
る用紙は、ヒータ22aを内蔵する定着器22に当接し
ながら搬送され、前記トナー像は該定着器22の熱によ
って定着される。そして、定着されたトナー像を有する
用紙は、更に搬送されて印刷機構から用紙排出口センサ
7を通過してノンインパクトプリンタの外部に排出され
る。
【0010】前記印刷制御部1は、用紙サイズセンサ
9、用紙吸入口センサ6の検知に対応して、用紙が転写
器28を通過している間だけ転写用高圧電源26からの
電圧を前記転写器28に印加する。そして、印刷が終了
し、用紙が用紙排出口センサ7を通過すると、帯電用高
圧電源25による現像器27への電圧の印加を終了し、
同時に現像・転写プロセス用モータ3の回転を停止させ
る。
【0011】以後、前記動作を繰り返す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のノンインパクトプリンタにおいては、LEDヘッド
19の有する分解能、すなわちLED発光素子のラスタ
方向の間隔のまま、同じ大きさのドットが用紙上に印刷
されるため、印刷された画像の斜線部分に、分解能によ
るギザギザ感が残ってしまう。
【0013】図5は従来のノンインパクトプリンタによ
る印刷状態を示す図、図6は従来のノンインパクトプリ
ンタによる他の印刷状態を示す図である。図5及び6の
(a)は300DPIデータを、(b)は印刷タイミン
グとLEDヘッド駆動エネルギを、(c)は実印刷イメ
ージを示している。図に示すように、各ラスタラインに
印刷が行われるため、印刷された画像の斜線部分にギザ
ギザ感が残ってしまう。そこで、印刷品位を向上させる
ためにドットの密度を上げようとすると、LED発光素
子の間隔を狭くしたLEDヘッド19を使用する必要が
ある。ところが、LED発光素子の間隔を狭くしたLE
Dヘッド19は、LED発光素子を配列した部分の製造
上の歩留りが悪く、非常に高価になってしまう。
【0014】本発明は、前記従来のノンインパクトプリ
ンタの問題点を解決して、上位コントローラから受信し
たビデオ信号の分解能が、印刷部の分解能(LED発光
素子の配列ピッチ)より高い場合でも受信可能とし、L
ED発光素子の間隔よりもドットの密度を見掛け上高く
して、印刷された画像の斜線部分のギザギザ感を減少さ
せ、印刷品位を向上させることが可能で、かつ、安価な
ノンインパクトプリンタを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のノ
ンインパクトプリンタにおいては、基本ラスタラインに
印刷するためのラインタイミング信号を発生するととも
に、該ラインタイミング信号の各タイミングの間に追加
ラスタラインに印刷するための追加ラインタイミング信
号を発生する手段が設けられる。
【0016】受信したビデオ信号がLEDヘッドの分解
能より高い分解能を有する場合に、前記ビデオ信号の連
続するビットデータの論理積が採られ、LEDヘッドの
分解能に対応するデータ列で構成される第1の信号に変
換される。そして、該第1の信号を前記ラインタイミン
グ信号に対応させて、基本ラスタラインに印刷するため
のヘッドデータ信号としてLEDヘッドに転送する手段
が設けられる。
【0017】また、前記ビデオ信号の連続するビットデ
ータの排他的論理和が採られ、他のデータ列で構成され
る第2の信号に変換され、ラインバッファに対して出力
される。そして、該ラインバッファ内の第2の信号を前
記追加ラインタイミング信号に対応させて、追加ラスタ
ラインに印刷するためのヘッドデータ信号としてLED
ヘッドに転送する手段が設けられる。
【0018】前記基本ラスタラインに印刷するためのL
EDヘッド駆動エネルギと、前記追加ラスタラインに印
刷するためのLEDヘッド駆動エネルギは独立して設定
される。ビデオ信号の連続するビットデータの論理積を
追加ラスタラインに印刷するとともに、連続するビット
データの排他的論理和を基本ラスタラインに印刷するこ
ともできる。
【0019】また、同一ラインのビデオ信号を2度受信
し、最初は連続するビットデータの論理積を採って印刷
し、次に連続するビットデータの排他的論理和を採って
印刷することもできる。さらに、前記論理積を採った第
1の信号で印刷する際のLEDヘッド駆動エネルギを、
前記排他的論理和を採った第2の信号で印刷する際のL
EDヘッド駆動エネルギより大きくすることができる。
【0020】また、LEDヘッドと、該LEDヘッドの
LED発光素子が発光した光を感光ドラム上に集束させ
るための光学系と、受信したビデオ信号の連続するビッ
トデータをラインタイミング信号に対応させて、ラスタ
ラインに印刷するためのヘッドデータ信号として前記L
EDヘッドに転送する手段を有することができる。その
場合、前記LEDヘッド及び光学系によって、ラスタラ
イン上の各発光点の大きさ及び光学系の分解能を設定
し、各発光強度の最高値を感光ドラムの感応強度より大
きくし、かつ、隣接する発光点の発光強度を合成した
時、合成発光強度分布における発光点の中間部に谷を形
成するように発光強度分布の広がりを小さくする。
【0021】
【作用】本発明によれば、前記のようにノンインパクト
プリンタにおいては、基本ラスタラインに印刷するため
のラインタイミング信号を発生するとともに、該ライン
タイミング信号の各タイミングの間に追加ラスタライン
に印刷するための追加ラインタイミング信号を発生する
手段が設けられ、1ラインごとに2回印刷が行われる。
【0022】そして、受信したビデオ信号がLEDヘッ
ドの分解能より高い分解能を有する場合に、前記ビデオ
信号の連続するビットデータの論理積が採られ、LED
ヘッドの分解能に対応するデータ列で構成される第1の
信号に変換される。該第1の信号は、前記ラインタイミ
ング信号に対応させて、基本ラスタラインに印刷するた
めのヘッドデータ信号としてLEDヘッドに転送され
る。該LEDヘッドは、第1回の印刷で前記第1の信号
について基本ラスタラインに印刷する。
【0023】一方、前記ビデオ信号の連続するビットデ
ータの排他的論理和が採られ、他のデータ列で構成され
る第2の信号に変換され、ラインバッファに対して出力
される。そして、該ラインバッファ内の第2の信号は、
前記追加ラインタイミング信号に対応させて、追加ラス
タラインに印刷するためのヘッドデータ信号としてLE
Dヘッドに転送される。該LEDヘッドは、第2回の印
刷で前記第2の信号について追加ラスタラインに印刷す
る。
【0024】前記基本ラスタラインに印刷するためのL
EDヘッド駆動エネルギと、前記追加ラスタラインに印
刷するためのLEDヘッド駆動エネルギは独立して設定
される。ビデオ信号の連続するビットデータの論理積を
追加ラスタラインに印刷するとともに、連続するビット
データの排他的論理和を基本ラスタラインに印刷するこ
ともできる。
【0025】また、同一ラインのビデオ信号を2度繰り
返して受信し、最初は連続するビットデータの論理積を
採って印刷し、次に連続するビットデータの排他的論理
和を採って印刷することもできる。この場合、ラインバ
ッファは不要になる。さらに、前記論理積を採った第1
の信号で印刷する際のLEDヘッド駆動エネルギを、前
記排他的論理和を採った第2の信号で印刷する際のLE
Dヘッド駆動エネルギより大きくすることができる。
【0026】また、LEDヘッドと、該LEDヘッドの
LED発光素子が発光した光を感光ドラム上に集束させ
るための光学系と、受信したビデオ信号の連続するビッ
トデータをラインタイミング信号に対応させて、ラスタ
ラインに印刷するためのヘッドデータ信号として前記L
EDヘッドに転送する手段を有することができる。その
場合、前記LEDヘッド及び光学系によって、ラスタラ
イン上の各発光点の大きさ及び光学系の分解能を設定
し、各発光強度の最高値を感光ドラムの感応強度より大
きくし、かつ、隣接する発光点の発光強度を合成した
時、合成発光強度分布における発光点の中間部に谷を形
成するように発光強度分布の広がりを小さくする。
【0027】この場合、発光強度のばらつきに対して印
刷濃度のばらつきが小さくなる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を
示すノンインパクトプリンタの制御回路のブロック図、
図7は本発明の第1の実施例を示すノンインパクトプリ
ンタの印刷データ受信回路のブロック図、図8は本発明
の第1の実施例における印刷データ受信回路のタイムチ
ャート、図9は本発明の第1の実施例における印刷デー
タ受信回路のタイムチャートの拡大図、図10は本発明
の第1の実施例における受信したビデオ信号によるビッ
トデータを示す図、図11は本発明の第1の実施例にお
けるヘッドデータ信号によるビットデータを示す図、図
12は本発明の第1の実施例におけるノンインパクトプ
リンタによる印刷状態を示す図、図13は本発明の第1
の実施例におけるノンインパクトプリンタによる他の印
刷状態を示す図である。図12及び13の(a)は60
0DPIデータを、(b)は印刷タイミングとLEDヘ
ッド駆動エネルギを、(c)は実印刷イメージを示して
いる。
【0029】図において、1はマイクロプロセッサ、R
OM、RAM、入出力ポート、タイマ等によって、ある
いは同等の機能を有するロジック回路によって構成され
る印刷制御部であり、ノンインパクトプリンタの印刷部
に設けられ、図示しない上位コントローラ(インタフェ
ース制御部、ホストコントローラ)からの制御信号1
0、ビデオ信号11等によってプリンタの印刷部をシー
ケンス制御し、印刷動作を行う。前記制御信号10によ
って印刷指示を受信すると、印刷制御部1は、まず定着
器温度センサ29によってヒータ22aを内蔵した定着
器22が使用可能な温度範囲にあるか否かを検出し、該
温度範囲になければ信号21によってヒータ22aを点
灯し、使用可能な温度まで定着器22を加熱する。次
に、現像・転写プロセス用モータ(PM)3をドライバ
2を介して回転させ、同時にチャージ信号23によって
帯電用高圧電源25をオンにし、現像器27の帯電を行
う。
【0030】そして、セットされている用紙の種類が用
紙残量センサ8、用紙サイズセンサ9によって検出さ
れ、用紙に合った用紙送りが開始される。ここで、用紙
送りモータ(PM)5はドライバ4を介して双方向に回
転することが可能であり、最初に逆回転して、用紙吸入
口センサ6が検知するまでセットされた用紙をあらかじ
め設定された量だけ送る。続いて、正回転して用紙をノ
ンインパクトプリンタの内部の印刷機構内に搬送する。
【0031】ここで、ノンインパクトプリンタの印刷部
におけるLEDヘッド19のラスタ方向の分解能(LE
D発光素子の配列ピッチ)が300DPI、受信するビ
デオ信号11の分解能が600DPI、実印刷イメージ
の分解能がラスタ方向で300DPI、印刷方向(用紙
搬送方向)で1200DPI(擬似600DPI)で印
刷する場合について説明する。
【0032】用紙が印刷可能位置に到達すると、印刷制
御部1は上位コントローラに対してタイミング信号12
(ラインタイミング信号12a、ラスタタイミング信号
を含む。)を送信し、ビデオ信号11を受信する。上位
コントローラにおいて、ページごとに編集された縦横6
00DPIのビデオ信号11は図7から9に示すよう
に、分解能変換ブロックのフリップフロップ51,52
及び論理積(AND)回路53によって第1の信号aに
変換され、基本ラスタラインに印刷するためにセレクタ
57を介してヘッドデータ信号18としてLEDヘッド
19に転送される。また、同時に排他的論理和(イクス
クルーシブオア)回路54で変換された第2の信号b
は、基本ラスタラインの間に形成された追加ラスタライ
ンに印刷するためにセレクタ55を介してラインバッフ
ァ56に記憶される。
【0033】ここで、58はクロック信号発生回路、6
0は遅延回路、62はラインタイミング信号発生回路、
61は該ラインタイミング信号発生回路62が発生した
ラインタイミング信号12aの周波数を2倍する逓倍
(ていばい)器、63は論理積回路である。前記逓倍器
61によって、ラインタイミング信号12aの各タイミ
ングの間に追加ラスタラインに印刷するための追加ライ
ンタイミング信号12cが発生させられる。印刷部から
上位コントローラに対して出力されるビデオ信号転送ク
ロック信号12bに対しクロック信号18aは、クロッ
ク信号発生回路58が発生したクロックを、フリップフ
ロップ59によって2分周したものであり、遅延回路6
0を介してLEDヘッド19に送られる。
【0034】次に、前記印刷データ受信回路によって得
られる信号について説明する。第1の信号aはフリップ
フロップ51とフリップフロップ52の出力の論理積で
あるため、図9に示すように1番目のビットデータは6
00DPIのビデオ信号11の1番目と2番目のビット
データの論理積、2番目のビットデータは2番目と3番
目のビットデータの論理積、…となる。この第1の信号
aはセレクタ57を介してヘッドデータ信号18として
LEDヘッド19に転送されるが、クロック信号18a
がフリップフロップ59と遅延回路60によって、ヘッ
ドデータ信号18の奇数番目のビットデータと同期して
出力されるようになっているため、シフトレジスタ19
a(図4参照)に順次記憶されるビットデータは、ヘッ
ドデータ信号18の奇数番目のビットデータだけとな
る。したがって、基本ラスタラインに印刷されるのはビ
デオ信号11の1番目と2番目のビットデータの論理
積、3番目と4番目のビットデータの論理積、…、2n
+1番目と2n+2番目(n=0,1,2,…,255
9)のビットデータの論理積、…となる。
【0035】また、第2の信号bはフリップフロップ5
1とフリップフロップ52の排他的論理和であるため、
図9に示すように1番目のビットデータは600DPI
のビデオ信号11の1番目と2番目のビットデータの排
他的論理和、2番目のビットデータは2番目と3番目の
ビットデータの排他的論理和、…となる。この第2の信
号bはセレクタ55を介してラインバッファ56に記憶
され、追加ラスタラインに印刷する時にセレクタ55を
介して信号cとして読み出され、セレクタ57を介して
ヘッドデータ信号18としてLEDヘッド19に転送さ
れる。この場合も、基本ラスタラインに印刷される時と
同様に、クロック信号18aがヘッドデータ信号18の
奇数番目のビットデータと同期してLEDヘッド19に
送られるようになっているため、シフトレジスタ19a
に順次記憶されるビットデータは、ヘッドデータ信号1
8の奇数番目のビットデータだけとなる。したがって、
追加ラスタラインに印刷されるのはビデオ信号11の1
番目と2番目のビットデータの排他的論理和、3番目と
4番目のビットデータの排他的論理和、…、2n+1番
目と2n+2番目(n=0,1,2,…,2559)の
ビットデータの排他的論理和、…となる。
【0036】そして、例えば、図10に示すように60
0DPIで受信されたビデオ信号11は、図11に示す
ように基本ラスタラインにはビデオ信号11の奇数番目
のビットデータと偶数番目のビットデータの論理積のビ
ットデータが印刷され、追加ラスタラインには奇数番目
のビットデータと偶数番目のビットデータの排他的論理
和のビットデータが印刷される。すなわち、図10のS
1 のビットデータが、図11のS2 のビットデータに変
換される。
【0037】前記印刷制御部1は1ライン分のヘッドデ
ータ信号18をLEDヘッド19に転送すると、LED
ヘッド19にラッチ信号17を送信し、変換されたヘッ
ドデータ信号18の奇数番目のビットデータをLEDヘ
ッド19内に保持させる。そして、LEDヘッド19は
ラスタ方向に多数のLED発光素子を配列しており、印
刷駆動信号13を受信すると、保持されたビットデータ
によって、LEDヘッド駆動エネルギE1で駆動され、
感光ドラムに静電潜像を形成する。
【0038】次に、用紙が用紙搬送方向に1/1200
インチ離れた位置に到達すると、印刷制御部1はセレク
タ55,57を切り換えることによってラインバッファ
56内に記憶されたビットデータ(信号c)を取り出
し、クロック信号18aによってLEDヘッド19にヘ
ッドデータ信号18として転送する。この時、上位コン
トローラへのラインタイミング信号12aは発生され
ず、印刷部のみによって前記動作を実施する。
【0039】そして、前記印刷制御部1は、LEDヘッ
ド19にラッチ信号17を送信し、前記ビットデータを
LEDヘッド19内に保持させる。そして、LEDヘッ
ド19は印刷駆動信号13を受信すると、保持されたヘ
ッドデータ信号18の奇数番目のビットデータによって
LEDヘッド駆動エネルギE2で駆動され、感光ドラム
に静電潜像を形成する。
【0040】そして、現像器27において、マイナス電
位に帯電した画像形成用のトナーが電気的な吸引力によ
って各ドットに吸引され、トナー像が形成され、該トナ
ー像は転写器28に送られる。一方、転写信号24によ
ってプラス電位の転写用高圧電源26がオンになり、転
写器28は前記トナー像を感光ドラムと転写器28の間
隙を通過する用紙上に転写する。
【0041】転写されたトナー像を有する用紙は、ヒー
タ22aを内蔵する定着器22に当接しながら搬送さ
れ、前記トナー像は該定着器22の熱によって定着され
る。そして、定着されたトナー像を有する用紙は、更に
搬送されて印刷機構から用紙排出口センサ7を通過して
ノンインパクトプリンタの外部に排出される。前記印刷
制御部1は、用紙サイズセンサ9、用紙吸入口センサ6
の検知に対応して、用紙が転写器28を通過している間
だけ転写用高圧電源26からの電圧を前記転写器28に
印加する。そして、印刷が終了し、用紙が用紙排出口セ
ンサ7を通過すると、帯電用高圧電源25による現像器
27への電圧の印加を終了し、同時に現像・転写プロセ
ス用モータ3の回転を停止させる。
【0042】以後、前記動作を繰り返す。ここで、1ラ
インごとのLEDヘッド駆動エネルギE1,E2は、図
12及び13に示すように、擬似600DPIによる印
刷において形成されるドットイメージが、基本となる3
00DPIによる印刷時のドットイメージと等価となる
ように設定される。
【0043】そして、図12の(b)に示すように1/
300インチ離れたラインL1 ,L 2 上の基本ラスタラ
インにLEDヘッド駆動エネルギE1による印刷が、追
加ラスタラインにLEDヘッド駆動エネルギE2による
印刷が行われる。この時の実印刷イメージは、基本ラス
タラインにおいてはA−AやC−Cで示すような印刷部
分によって、また、追加ラスタラインにおいてはB−B
で示すような印刷部分によって形成される。
【0044】本実施例においては、1200DPI離れ
た位置におけるデータが増加するように変換が行われる
ため、 E1>E2 に設定され、必要なLEDヘッド駆動エネルギE1,E
2は現像器27、レンズ、トナーの特性によっても異な
るが、300DPI標準時のLEDヘッド駆動エネルギ
Eに対して、 E1=(0.4〜0.6)×E E2=(0.15〜0.25)×E となるように設定される。
【0045】次に、前記LEDヘッド19の分解能より
高い分解能で印刷を行うための方法について図14及び
15によって説明する。図14は第1の方法によるラス
タライン上の印刷ドット及び発光強度を示す図、図15
は第2の方法によるラスタライン上の印刷ドット及び発
光強度を示す図である。
【0046】図14において、LEDヘッド19(図
1)の各LED発光素子による発光点での発光強度は、
感光ドラムの感応強度を十分に超え、各発光点位置に印
刷ドットを形成する。この時、隣接する発光点での発光
によって発光点の中間部における発光強度が増加し、画
像を形成するのに必要な感光ドラムの感応強度を超える
ようになっていて、前記中間部においても印刷が行われ
るため、隣接するドットは中間部のドットによって連結
される。
【0047】また、図15において、各発光点単独によ
る発光強度は、画像を形成するのに必要な感光ドラムの
感応強度を超えないため、印刷ドットは形成しない。一
方、隣接する発光点を同時に発光させた場合には、合成
された発光強度が中間部において感光ドラムの感応強度
を超える。したがって、中間部に印刷ドットを形成する
ことが可能となる。すなわち、印刷部の有する分解能の
2倍の分解能による印刷が可能となる。
【0048】図16は図12の実印刷イメージにおける
発光強度を示す図である。図の(a)は印刷部分A−A
における発光強度を、(b)は印刷部分B−Bにおける
発光強度を、(c)は印刷部分C−Cにおける発光強度
を示す。図の(a)は基本ラスタラインにおいてLED
ヘッド駆動エネルギE1(図12)による印刷を行った
ときの発光強度を示している。感光ドラムの感応強度を
超えた部分に図12の実印刷イメージにおける印刷部分
A−Aが形成される。
【0049】図の(b)は追加ラスタラインにおいてL
EDヘッド駆動エネルギE2による印刷を行ったときの
発光強度を示している。感光ドラムの感応強度を超えた
部分に図12の実印刷イメージにおける印刷部分B−B
が形成される。この場合、ラインL1 ,L2 の中間のラ
インL3 上において発光強度が最大になるため、ライン
3 上にも印刷ドットを形成したことになる(擬似60
0DPI)。
【0050】図の(c)は基本ラスタラインにおいてL
EDヘッド駆動エネルギE1による印刷を行ったときの
発光強度を示している。感光ドラムの感応強度を超えた
部分に図12の実印刷イメージにおける印刷部分C−C
が形成される。なお、前記実施例においては、印刷デー
タ受信回路によって連続するビットデータの論理積を採
り、それを基本ラスタラインに印刷するとともに、連続
するビットデータの排他的論理和を採り、それを追加ラ
スタラインに印刷するようにしているが、印刷データ受
信回路で連続するビットデータの論理積を採り、それを
追加ラスタラインに印刷するとともに、連続するビット
データの排他的論理和を採り、それを基本ラスタライン
に印刷することもできる。
【0051】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。第2の実施例においては、追加ラスタラインに印
刷するためのビットデータを記憶するラインバッファを
備えていない。追加ラスタラインに印刷する時は上位コ
ントローラにラインタイミング信号12aを送信し、基
本ラスタラインと同じ600DPIデータをビデオ信号
11として受信し、ヘッドデータ信号18に変換するよ
うにしている。
【0052】図17は本発明の第2の実施例を示すノン
インパクトプリンタにおける印刷データ受信回路のブロ
ック図、図18は本発明の第2の実施例を示す印刷デー
タ受信回路のタイムチャートの拡大図である。図におい
て、51,52,59はフリップフロップ、53は論理
積回路、54は排他的論理和回路、57はセレクタ、5
8はクロック信号発生回路、60は遅延回路、61は逓
倍器、62はラインタイミング信号発生回路である。
【0053】基本ラスタラインに印刷する時は図示しな
い上位コントローラにタイミング信号12と一致したラ
インタイミング信号12aが送信され、600DPIデ
ータのmライン目のビットデータがビデオ信号11とし
て送信される。フリップフロップ51,52からの出力
は、論理積回路53で論理積が採られ、セレクタ57に
対して出力される。この時セレクタ57は、論理積回路
53からの出力である第1の信号aを選択し、ヘッドデ
ータ信号18としてLEDヘッド19(図1)に転送す
る。クロック信号18aは第1の実施例と同様に、クロ
ック信号発生回路58が発生したクロックをフリップフ
ロップ59によって2分周したものであり、遅延回路6
0を介してLEDヘッド19に送信される。該クロック
信号18aは第1の信号aの奇数番目のビットデータと
同期するようになっている。したがって、LEDヘッド
19のシフトレジスタ19a(図4参照)には、第1の
実施例と同様のビットデータが送られ、印刷されること
になる。
【0054】追加ラスタラインに印刷する時は上位コン
トローラにラインタイミング信号12aが送られ、この
時上位コントローラからは基本ラスタラインのデータと
同じmライン目のビットデータがビデオ信号11として
送信される。フリップフロップ51,52からの出力
は、排他的論理和回路54で排他的論理和が採られ、セ
レクタ57に対して出力される。この時セレクタ57
は、排他的論理和回路54からの出力である第2の信号
bを選択し、ヘッドデータ信号18としてLEDヘッド
19に転送する。クロック信号18aは基本ラスタライ
ンの場合と同様に送られるので第1の実施例と同様に印
刷されることになる。
【0055】このように、印刷制御部1の中にラインバ
ッファ56(図7)を備えなくても、上位コントローラ
から同じmライン目のデータを2回送信することによっ
て第1の実施例と同じ印刷結果を得ることができる。な
お、前記実施例においては、印刷データ受信回路によっ
て連続するビットデータの論理積を採り、それを基本ラ
スタラインに印刷するとともに、連続するビットデータ
の排他的論理和を採り、それを追加ラスタラインに印刷
するようにしているが、印刷データ受信回路で連続する
ビットデータの論理積を採り、それを追加ラスタライン
に印刷するとともに、連続するビットデータの排他的論
理和を採り、それを基本ラスタラインに印刷することも
できる。
【0056】ところで、前記実施例においては、隣接す
る発光点を同時に発光させ、それぞれの発光強度を合成
することによって、発光点の中間部に印刷するようにし
ており、発光強度分布の広がりが必要になる。したがっ
て、発光強度分布の広がりの大きい光を使用しなければ
ならない。ところが、発光強度分布の広がりの大きい光
を使用すると、発光強度のばらつきに対して印刷濃度の
ばらつきが大きくなってしまう。
【0057】すなわち、広がりの大きい発光強度分布は
次式(1)で表すことができる。
【0058】
【数1】
【0059】ここで、該式(1)はレーザビームの発光
強度分布を表す式として一般に知られ、P(x,y)は
座標(x,y)における発光強度、Aは発光強度P
(x,y)に関係するパラメータ、rは発光強度分布の
広がりを表すパラメータであり、これらパラメータA,
rが大きいほど発光強度P(x,y)は大きくなり、広
がりも大きくなる。発光強度P(x,y)が感光ドラム
の感応強度Eth以上となる部分に印刷が行われるとする
と、その印刷面積Sは式(2)で表される。
【0060】 S=πr2 /2・(logA−logEth) …(2) パラメータAの変化に対する印刷面積Sの変化の割合を
調べるため、パラメータAで偏微分すると、 ∂S/∂A=(πr2 /2)・(1/A) …(3) となる。該式(3)から、パラメータAの変化に対して
パラメータrが大きいほど、すなわち発光強度分布の広
がりが大きいほど印刷面積Sの変化が大きくなる。この
ように、発光強度P(x,y)のばらつきに対して印刷
濃度のばらつきが大きくなってしまう。
【0061】そこで、発光強度P(x,y)のばらつき
に対して印刷濃度のばらつきを小さくすることができる
実施例について説明する。図19は発光強度分布の広が
りが大きい場合の発光強度変化/印刷濃度変化関係図、
図20は発光強度分布の広がりが小さい場合の発光強度
変化/印刷濃度変化関係図である。
【0062】図において、ラスタ方向における発光強度
のみを示しており、Ethは感光ドラムの感応強度、実線
は標準の発光強度を、破線は標準より大きい場合の発光
強度を示す。また、w1 ,w2 は標準時の印刷幅、
1 ,W2 は発光強度が大きい場合の印刷幅である。例
えば、発光強度にばらつきがあって標準より大きくなる
と、発光強度分布の広がりが大きい場合の印刷濃度はW
1 /w1 だけ変化し、また、発光強度分布の広がりが小
さい場合の印刷濃度はW2 /w2 だけ変化する。
【0063】ここで、 W1 /w1 >W2 /w2 であるから、発光強度分布の広がりが小さい場合は、発
光強度にばらつきがあっても印刷濃度のばらつきは小さ
いことが分かる。図21は本発明の第3の実施例におけ
る発光強度を示す図である。図の(a)は発光点の中間
部に印刷する場合の発光強度を、(b)は発光点に印刷
する場合の発光強度を示す。
【0064】図において、P,Qはラスタライン上の発
光点、Ethは感光ドラムの感応強度、Hは発光点間距離
である。また、実線は各発光点P,Qにおける発光強度
を、破線は合成発光強度を示す。この場合、図16に示
す発光強度分布と比較すると、各発光点P,Qの発光強
度分布の広がりが小さく設定され、また、発光強度の最
高値は感光ドラムの感応強度Ethより大きく設定されて
いる。そして、合成発光強度分布における発光点P,Q
の中間部に谷を形成しているが、該中間部の合成発光強
度は感光ドラムの感応強度Ethより大きく印刷を行うこ
とができる。また、発光点P,Qの中間部における合成
発光強度が感光ドラムの感応強度Ethより小さい場合で
も、その小さい部分の幅が目に見えないほど十分狭い場
合は印刷品位上問題はない。
【0065】このように発光強度分布の広がりを小さく
するために、発光点間距離Hに対して各発光点P,Qが
十分小さく、合成発光強度分布における発光点P,Qの
中間部すなわち印刷中心に谷が形成されるようなLED
発光素子が使用される。そして、隣接する二つの発光点
P,Qを十分分解することができるような分解能の高い
光学系が使用される。しかし、各発光点P,Qが極めて
小さい場合や、光学系の分解能が極めて高い場合には、
印刷時において、各印刷ドットが連結されず、印刷品位
が低下してしまう。
【0066】そこで、例えば、300DPIの解像度を
有するLEDヘッド19(図1)の場合、各発光点P,
Qの大きさを48×48〔μm〕とし、また、LED発
光素子が発光した光を感光ドラム上に集束させるための
光学系として、解像度MTFが高い日本板硝子株式会社
製のロッドレンズアレイSLA20Bを使用するとよ
い。この場合、各発光点P,Qの発光強度分布の広がり
が小さいため、発光強度を大きくする必要があるが、図
の(a)に示すような合成発光強度による印刷幅w3
(b)に示すような発光点Qの発光強度による印刷幅w
4 を等しくすることは容易である。
【0067】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればノンインパクトプリンタにおいては、受信したビデ
オ信号がLEDヘッドの分解能より高い分解能を有する
場合に、前記ビデオ信号の連続するビットデータの論理
積が採られ第1の信号に変換され、ラインタイミング信
号に対応させて、基本ラスタラインに印刷するためのヘ
ッドデータ信号としてLEDヘッドに転送される。
【0069】また、前記ビデオ信号の連続するビットデ
ータの排他的論理和が採られ第2の信号に変換されてラ
インバッファに対して出力され、追加ラインタイミング
信号に対応させて、追加ラスタラインに印刷するための
ヘッドデータ信号としてLEDヘッドに転送される。そ
して、前記基本ラスタラインに印刷するためのLEDヘ
ッド駆動エネルギと、前記追加ラスタラインに印刷する
ためのLEDヘッド駆動エネルギは独立して設定され
る。
【0070】したがって、上位コントローラから受信し
たビデオ信号の分解能が印刷部の分解能より高い場合で
も受信可能となり、受信したビデオ信号に基づいて追加
ラスタラインに印刷を行い、画像の斜線部分のギザギザ
感を減少することができる。また、LEDヘッドと、該
LEDヘッドのLED発光素子が発光した光を感光ドラ
ム上に集束させるための光学系と、受信したビデオ信号
の連続するビットデータをラインタイミング信号に対応
させて、ラスタラインに印刷するためのヘッドデータ信
号として前記LEDヘッドに転送する手段を有すること
ができる。その場合、前記LEDヘッド及び光学系によ
って、ラスタライン上の各発光点の大きさ及び光学系の
分解能を設定し、各発光強度の最高値を感光ドラムの感
応強度より大きくし、かつ、隣接する発光点の発光強度
を合成した時、合成発光強度分布における発光点の中間
部に谷を形成するように発光強度分布の広がりを小さく
する。
【0071】この場合、細い線を印刷することが可能に
なるだけでなく、発光強度のばらつきに対して印刷濃度
のばらつきが小さくなり、印刷品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すノンインパクトプ
リンタの制御回路のブロック図である。
【図2】従来のノンインパクトプリンタの制御回路のブ
ロック図である。
【図3】従来のノンインパクトプリンタのタイムチャー
トである。
【図4】従来のノンインパクトプリンタにおけるLED
ヘッドのブロック図である。
【図5】従来のノンインパクトプリンタによる印刷状態
を示す図である。
【図6】従来のノンインパクトプリンタによる他の印刷
状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例を示すノンインパクトプ
リンタの印刷データ受信回路のブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施例における印刷データ受信
回路のタイムチャートである。
【図9】本発明の第1の実施例における印刷データ受信
回路のタイムチャートの拡大図である。
【図10】本発明の第1の実施例における受信したビデ
オ信号によるビットデータを示す図である。
【図11】本発明の第1の実施例におけるヘッドデータ
信号によるビットデータを示す図である。
【図12】本発明の第1の実施例におけるノンインパク
トプリンタによる印刷状態を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施例におけるノンインパク
トプリンタによる他の印刷状態を示す図である。
【図14】第1の方法によるラスタライン上の印刷ドッ
ト及び発光強度を示す図である。
【図15】第2の方法によるラスタライン上の印刷ドッ
ト及び発光強度を示す図である。
【図16】図12の実印刷イメージにおける発光強度を
示す図である。
【図17】本発明の第2の実施例を示すノンインパクト
プリンタにおける印刷データ受信回路のブロック図であ
る。
【図18】本発明の第2の実施例を示す印刷データ受信
回路のタイムチャートの拡大図である。
【図19】発光強度分布の広がりが大きい場合の発光強
度変化/印刷濃度変化関係図である。
【図20】発光強度分布の広がりが小さい場合の発光強
度変化/印刷濃度変化関係図である。
【図21】本発明の第3の実施例における発光強度を示
す図である。
【符号の説明】 11 ビデオ信号 12a ラインタイミング信号 12c 追加ラインタイミング信号 18 ヘッドデータ信号 19 LEDヘッド 56 ラインバッファ a 第1の信号 b 第2の信号 P,Q 発光点 Eth 感応強度 E,E1 ,E2 LEDヘッド駆動エネルギ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)基本ラスタラインに印刷するため
    のラインタイミング信号を発生する手段と、(b)該ラ
    インタイミング信号の各タイミングの間に追加ラスタラ
    インに印刷するための追加ラインタイミング信号を発生
    する手段と、(c)受信したビデオ信号の連続するビッ
    トデータの論理積を採り、第1の信号に変換する手段
    と、(d)該第1の信号を前記ラインタイミング信号に
    対応させて、基本ラスタラインに印刷するためのヘッド
    データ信号としてLEDヘッドに転送する手段と、
    (e)前記ビデオ信号の連続するビットデータの排他的
    論理和を採り、第2の信号に変換してラインバッファに
    対して出力する手段と、(f)該ラインバッファ内の第
    2の信号を前記追加ラインタイミング信号に対応させ
    て、追加ラスタラインに印刷するためのヘッドデータ信
    号としてLEDヘッドに転送する手段と、(g)前記基
    本ラスタラインに印刷するためのLEDヘッド駆動エネ
    ルギと、前記追加ラスタラインに印刷するためのLED
    ヘッド駆動エネルギを独立して設定する手段を有するこ
    とを特徴とするノンインパクトプリンタ。
  2. 【請求項2】 (a)基本ラスタラインに印刷するため
    のラインタイミング信号を発生する手段と、(b)該ラ
    インタイミング信号の各タイミングの間に追加ラスタラ
    インに印刷するための追加ラインタイミング信号を発生
    する手段と、(c)受信したビデオ信号の連続するビッ
    トデータの論理積を採り、第1の信号に変換する手段
    と、(d)該第1の信号を前記追加ラインタイミング信
    号に対応させて、追加ラスタラインに印刷するためのヘ
    ッドデータ信号としてLEDヘッドに転送する手段と、
    (e)前記ビデオ信号の連続するビットデータの排他的
    論理和を採り、第2の信号に変換してラインバッファに
    対して出力する手段と、(f)該ラインバッファ内の第
    2の信号を前記ラインタイミング信号に対応させて、基
    本ラスタラインに印刷するためのヘッドデータ信号とし
    てLEDヘッドに転送する手段と、(g)前記基本ラス
    タラインに印刷するためのLEDヘッド駆動エネルギ
    と、前記追加ラスタラインに印刷するためのLEDヘッ
    ド駆動エネルギを独立して設定する手段を有することを
    特徴とするノンインパクトプリンタ。
  3. 【請求項3】 (a)基本ラスタラインに印刷するため
    のラインタイミング信号を発生する手段と、(b)該ラ
    インタイミング信号の各タイミングの間に追加ラスタラ
    インに印刷するための追加ラインタイミング信号を発生
    する手段と、(c)ビデオ信号を受信し、該ビデオ信号
    の連続するビットデータの論理積を採り、第1の信号に
    変換する手段と、(d)該第1の信号を前記ラインタイ
    ミング信号に対応させて、基本ラスタラインに印刷する
    ためのヘッドデータ信号としてLEDヘッドに転送する
    手段と、(e)前記ビデオ信号と同一ラインのビデオ信
    号を異なるタイミングで受信し、該ビデオ信号の連続す
    るビットデータの排他的論理和を採り、第2の信号に変
    換する手段と、(f)該第2の信号を前記追加ラインタ
    イミング信号に対応させて、追加ラスタラインに印刷す
    るためのヘッドデータ信号としてLEDヘッドに転送す
    る手段と、(g)前記基本ラスタラインに印刷するため
    のLEDヘッド駆動エネルギと、前記追加ラスタライン
    に印刷するためのLEDヘッド駆動エネルギを独立して
    設定する手段を有することを特徴とするノンインパクト
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 (a)基本ラスタラインに印刷するため
    のラインタイミング信号を発生する手段と、(b)該ラ
    インタイミング信号の各タイミングの間に追加ラスタラ
    インに印刷するための追加ラインタイミング信号を発生
    する手段と、(c)ビデオ信号を受信し、該ビデオ信号
    の連続するビットデータの論理積を採り、第1の信号に
    変換する手段と、(d)該第1の信号を前記追加ライン
    タイミング信号に対応させて、追加ラスタラインに印刷
    するためのヘッドデータ信号としてLEDヘッドに転送
    する手段と、(e)前記ビデオ信号と同一ラインのビデ
    オ信号を異なるタイミングで受信し、該ビデオ信号の連
    続するビットデータの排他的論理和を採り、第2の信号
    に変換する手段と、(f)該第2の信号を前記ラインタ
    イミング信号に対応させて、基本ラスタラインに印刷す
    るためのヘッドデータ信号としてLEDヘッドに転送す
    る手段と、(g)前記基本ラスタラインに印刷するため
    のLEDヘッド駆動エネルギと、前記追加ラスタライン
    に印刷するためのLEDヘッド駆動エネルギを独立して
    設定する手段を有することを特徴とするノンインパクト
    プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記論理積を採った第1の信号で印刷す
    る際のLEDヘッド駆動エネルギを、前記排他的論理和
    を採った第2の信号で印刷する際のLEDヘッド駆動エ
    ネルギより大きくした請求項1から4までのいずれかに
    記載のノンインパクトプリンタ。
  6. 【請求項6】 (a)LEDヘッドと、(b)該LED
    ヘッドのLED発光素子が発光した光を感光ドラム上に
    集束させるための光学系と、(c)受信したビデオ信号
    の連続するビットデータをラインタイミング信号に対応
    させて、ラスタラインに印刷するためのヘッドデータ信
    号として前記LEDヘッドに転送する手段を有するとと
    もに、(d)前記LEDヘッド及び光学系によって、ラ
    スタライン上の各発光点の大きさ及び光学系の分解能を
    設定し、各発光強度の最高値を感光ドラムの感応強度よ
    り大きくし、かつ、隣接する発光点の発光強度を合成し
    た時、合成発光強度分布における発光点の中間部に谷を
    形成したことを特徴とするノンインパクトプリンタ。
JP32426592A 1992-06-24 1992-12-03 ノンインパクトプリンタ及びその印刷方法 Expired - Lifetime JP2866776B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32426592A JP2866776B2 (ja) 1992-06-24 1992-12-03 ノンインパクトプリンタ及びその印刷方法
GB9312833A GB2268355B (en) 1992-06-24 1993-06-22 Non-impact printer
US08/662,564 US5973709A (en) 1992-06-24 1996-06-13 Printer and process for printing different size dots by setting drive energies based on adjacent data bit logic

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16641592 1992-06-24
JP4-166415 1992-06-24
JP32426592A JP2866776B2 (ja) 1992-06-24 1992-12-03 ノンインパクトプリンタ及びその印刷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671940A true JPH0671940A (ja) 1994-03-15
JP2866776B2 JP2866776B2 (ja) 1999-03-08

Family

ID=26490795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32426592A Expired - Lifetime JP2866776B2 (ja) 1992-06-24 1992-12-03 ノンインパクトプリンタ及びその印刷方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2866776B2 (ja)
GB (1) GB2268355B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926616A (en) * 1996-08-28 1999-07-20 Oki Data Corporation Printing apparatus and method
US7245311B2 (en) 2000-02-03 2007-07-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2008074030A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4193092A (en) * 1978-06-21 1980-03-11 Xerox Corporation Image interpolation system
EP0141880B1 (en) * 1983-11-01 1988-05-18 Agfa-Gevaert N.V. Recording apparatus
US4879605A (en) * 1988-02-29 1989-11-07 Ateq Corporation Rasterization system utilizing an overlay of bit-mapped low address resolution databases

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926616A (en) * 1996-08-28 1999-07-20 Oki Data Corporation Printing apparatus and method
US7245311B2 (en) 2000-02-03 2007-07-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2008074030A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
GB2268355A (en) 1994-01-05
GB9312833D0 (en) 1993-08-04
JP2866776B2 (ja) 1999-03-08
GB2268355B (en) 1996-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3247653B2 (ja) ノンインパクトプリンタ
US5255013A (en) Multiple address grey level LED printing with binary architectured printhead
US5138337A (en) Apparatus for grey level printing using a binary architectured printhead
US6049349A (en) Printer having print data correction circuit
JP2866776B2 (ja) ノンインパクトプリンタ及びその印刷方法
JP2007022041A (ja) 画像書込装置及び画像形成装置
US5973709A (en) Printer and process for printing different size dots by setting drive energies based on adjacent data bit logic
EP0483321B1 (en) Apparatus and method for grey level printing using a binary architectured printhead
EP0484919B1 (en) Printer having print data arithmetic logic
JP2866752B2 (ja) ノンインパクトプリンタ
JP2839810B2 (ja) Ledプリンタにおける高密度画像形成方法
JP3720382B2 (ja) ノンインパクトプリンタ
JP3495572B2 (ja) 画像形成装置
JP3036547B2 (ja) プリンタ
JP2007021896A (ja) 画像書込み装置
JP2023025379A (ja) 画像形成装置
JPH0535056A (ja) ノンインパクトプリンタ
JPH09134052A (ja) 電子写真プリンタ
JP2002086790A (ja) 記録ヘッド駆動方式
JPH02235659A (ja) 印字装置
JP2000211185A (ja) 光走査装置および画像形成装置
JPH10119349A (ja) Led露光装置、画像形成装置、ledアレイ駆動方法
JPH04212870A (ja) ノンインパクトプリンタ
JPH05330138A (ja) 印刷制御装置
JP2005074965A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111218

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111218

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term