JPH01208289A - 二輪自動車の傾斜角検出装置 - Google Patents
二輪自動車の傾斜角検出装置Info
- Publication number
- JPH01208289A JPH01208289A JP3254688A JP3254688A JPH01208289A JP H01208289 A JPH01208289 A JP H01208289A JP 3254688 A JP3254688 A JP 3254688A JP 3254688 A JP3254688 A JP 3254688A JP H01208289 A JPH01208289 A JP H01208289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclination angle
- motorcycle
- pair
- length measuring
- axle shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052788 barium Inorganic materials 0.000 description 1
- DSAJWYNOEDNPEQ-UHFFFAOYSA-N barium atom Chemical compound [Ba] DSAJWYNOEDNPEQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は二輪自動車の車体が方向転換時に傾斜するとき
に、前照灯をこの傾斜の度合いに応じてその先軸近傍を
軸として回動させる前照灯補正装置などに使用される傾
斜角検出装置に係るものである。
に、前照灯をこの傾斜の度合いに応じてその先軸近傍を
軸として回動させる前照灯補正装置などに使用される傾
斜角検出装置に係るものである。
従来のこの種の傾斜角検出装置には例えば第６図に示す
ようなものがあり、二輪自動車５１の方向転換により生
ずる車体の傾斜を超音波測長器５２により地表Ｇからの
距離を測定し、この距離の関数として演算装置で演算す
ることで傾斜角αとして検出するもので、前記演算装置
の出゛力により前記二輪自動車５１の傾斜方向と反対方
向に前記傾斜角αと同じ角度だけ前照灯５３をこの前照
灯の光軸を軸として回動させることで、路面Ｇと常に水
平に保ち、前照灯５３からの配光が片下がりの状態にな
ることを防止して補正を行う時のセンサとするものであ
る。
ようなものがあり、二輪自動車５１の方向転換により生
ずる車体の傾斜を超音波測長器５２により地表Ｇからの
距離を測定し、この距離の関数として演算装置で演算す
ることで傾斜角αとして検出するもので、前記演算装置
の出゛力により前記二輪自動車５１の傾斜方向と反対方
向に前記傾斜角αと同じ角度だけ前照灯５３をこの前照
灯の光軸を軸として回動させることで、路面Ｇと常に水
平に保ち、前照灯５３からの配光が片下がりの状態にな
ることを防止して補正を行う時のセンサとするものであ
る。
しかしながら、前記した従来の構成のものは例えば凹凸
のある路面Ｇなどでは測定距離に誤差が生じ誤動作とな
るものであり、またタイヤ空気圧の差、或は二輪自動車
５１の路面Ｇからのバウンドなどによっても当然に誤差
を生ずるものとなリ、精度・信頼性共に期待する程に高
いものが得られないと云う課題を生ずるものとなり、前
記した前照灯の補正装置の実現を困難としていた。 この課題の解決策として、例えばジャイロなどを使用し
て前記路面との直接の関係を断つものが提案されている
が、前記ジャイロ自体が極めて高価であり、この皿二輪
自動車には到底採用できず、よって実際には課題を解決
するものとは成り得ていないものである。
のある路面Ｇなどでは測定距離に誤差が生じ誤動作とな
るものであり、またタイヤ空気圧の差、或は二輪自動車
５１の路面Ｇからのバウンドなどによっても当然に誤差
を生ずるものとなリ、精度・信頼性共に期待する程に高
いものが得られないと云う課題を生ずるものとなり、前
記した前照灯の補正装置の実現を困難としていた。 この課題の解決策として、例えばジャイロなどを使用し
て前記路面との直接の関係を断つものが提案されている
が、前記ジャイロ自体が極めて高価であり、この皿二輪
自動車には到底採用できず、よって実際には課題を解決
するものとは成り得ていないものである。
本発明は前記した従来の課題を解決するための具体的手
段として、二輪自動車の車軸部材から軸方向の左右に略
水平に張出され、夫々の自由端側が路面から同一の高さ
とされた一対の支持部と、この支持部の前記自由端の夫
々に前記路面との距離を測定するように取付けられた一
対の超音波測長器と、前記一対の超音波測長器からの測
定値の差分を求め、該差分をもって前記二輪自動車の左
右方向への傾斜角を演算する演算部とから成ることを特
徴とする二輪自動車の傾斜角検出装置を提供することで
、前記タイヤ空気圧などによる影響を打ち消して精度を
高め、前記従来の課題を解決するものである。
段として、二輪自動車の車軸部材から軸方向の左右に略
水平に張出され、夫々の自由端側が路面から同一の高さ
とされた一対の支持部と、この支持部の前記自由端の夫
々に前記路面との距離を測定するように取付けられた一
対の超音波測長器と、前記一対の超音波測長器からの測
定値の差分を求め、該差分をもって前記二輪自動車の左
右方向への傾斜角を演算する演算部とから成ることを特
徴とする二輪自動車の傾斜角検出装置を提供することで
、前記タイヤ空気圧などによる影響を打ち消して精度を
高め、前記従来の課題を解決するものである。
つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。 第１図、第２図に符号１で示すものは二輪自動車であり
、この二輪自動車１の前輪２の車軸あるいは車軸と一体
化され路面Ｇとに走行時に基本的には変化を来さない車
軸部材２ａから左右方向、即ち前輪２の回転軸と平行方
向に略水平に一対のアーム状の支持部３．４が張出され
、夫々の支持部３．４の自由端側３ａ１４ａは二輪自動
車１を垂直に起立させたときには路面Ｇから同一の高さ
となるようにされ、夫々の前記自由端側３ａ１４ａには
例えばチタン酸バリューム電歪素子により超音波の発信
と受信を行う超音波測長器５．６が夫々に前記路面Ｇと
の距離を測定するように取付けられている。 第３図に示すものは前記超音波測長器５．６からの出力
から二輪自動車１の傾斜角αを求める演算部７であり、
第４図に示すように二輪自動車１が方向転換のために傾
斜角αで傾斜したときには前記超音波測長器５と６とが
路面Ｇとに対する夫々の距離！８、ノ２に差を生じ、こ
れにより第５図に曲線５Ａ、８Ａで示すように送信波５
Ａ−ｓ、ＥｔＡ−ｓを同時としたときには反射波５Ａ−
ｒとＥｔＡ−ｒとに時間差Ｄ・、即ち差分を生ずるもの
となる。 通常にはこの種の超音波測長器５．６の反射波５Ａ−ｒ
ｓ６Ａ−ｒは乱反射などの影響により図示のよう尾を引
く形状となるので、例えば増幅器と微分回路を組合わせ
た波形成形回路７ａ（第３図参照）を介してパルス状と
し、マイクロコンピュータ（ＭＰＵ）７ｂに入力させ、
前記時間差りに対応する傾斜角αが記憶されたリードオ
ンリメモリ（ＲＯＭ）７ｃから対応するものを読出し出
力するものであり、このとき前記反射波５Ａ−ｒと６Ａ
−ｒとの何れかが先に来るかを前記出力される傾斜角α
に、例えば（−）符号を付すなどして識別される。 尚
、理解を容易とするために前記波形成形回路７ ａ ％
マイクロコンピュータ７ｂ１ＲＯＭ７ｃを別体の回路と
して図示したが、例えば自動車搭載用として市場に供給
されているマイクロコンピュータにはこの種の回路構成
を含むものもあり、実施に当たってはその皿のものを選
択すれば一層に小形化が可能であり好ましいものとなる
。 このような構成としたことで本発明の傾斜角検出装置は
前記超音波測長器５．６の反射波５Ａ−ｒと８Ａ−ｒと
の時間差りで傾斜角αを測定するものとなり、この時間
差りが同じであれば、例えば前輪２が路面Ｇに接地して
いる、いないは無関係のものとすることができ、まして
タイヤの空気圧などには影響されないものとなる。
明する。 第１図、第２図に符号１で示すものは二輪自動車であり
、この二輪自動車１の前輪２の車軸あるいは車軸と一体
化され路面Ｇとに走行時に基本的には変化を来さない車
軸部材２ａから左右方向、即ち前輪２の回転軸と平行方
向に略水平に一対のアーム状の支持部３．４が張出され
、夫々の支持部３．４の自由端側３ａ１４ａは二輪自動
車１を垂直に起立させたときには路面Ｇから同一の高さ
となるようにされ、夫々の前記自由端側３ａ１４ａには
例えばチタン酸バリューム電歪素子により超音波の発信
と受信を行う超音波測長器５．６が夫々に前記路面Ｇと
の距離を測定するように取付けられている。 第３図に示すものは前記超音波測長器５．６からの出力
から二輪自動車１の傾斜角αを求める演算部７であり、
第４図に示すように二輪自動車１が方向転換のために傾
斜角αで傾斜したときには前記超音波測長器５と６とが
路面Ｇとに対する夫々の距離！８、ノ２に差を生じ、こ
れにより第５図に曲線５Ａ、８Ａで示すように送信波５
Ａ−ｓ、ＥｔＡ−ｓを同時としたときには反射波５Ａ−
ｒとＥｔＡ−ｒとに時間差Ｄ・、即ち差分を生ずるもの
となる。 通常にはこの種の超音波測長器５．６の反射波５Ａ−ｒ
ｓ６Ａ−ｒは乱反射などの影響により図示のよう尾を引
く形状となるので、例えば増幅器と微分回路を組合わせ
た波形成形回路７ａ（第３図参照）を介してパルス状と
し、マイクロコンピュータ（ＭＰＵ）７ｂに入力させ、
前記時間差りに対応する傾斜角αが記憶されたリードオ
ンリメモリ（ＲＯＭ）７ｃから対応するものを読出し出
力するものであり、このとき前記反射波５Ａ−ｒと６Ａ
−ｒとの何れかが先に来るかを前記出力される傾斜角α
に、例えば（−）符号を付すなどして識別される。 尚
、理解を容易とするために前記波形成形回路７ ａ ％
マイクロコンピュータ７ｂ１ＲＯＭ７ｃを別体の回路と
して図示したが、例えば自動車搭載用として市場に供給
されているマイクロコンピュータにはこの種の回路構成
を含むものもあり、実施に当たってはその皿のものを選
択すれば一層に小形化が可能であり好ましいものとなる
。 このような構成としたことで本発明の傾斜角検出装置は
前記超音波測長器５．６の反射波５Ａ−ｒと８Ａ−ｒと
の時間差りで傾斜角αを測定するものとなり、この時間
差りが同じであれば、例えば前輪２が路面Ｇに接地して
いる、いないは無関係のものとすることができ、まして
タイヤの空気圧などには影響されないものとなる。
以上に説明したように、本発明により傾斜角検出装置を
一対の超音波測長器の距離差により傾斜角を検出するも
のとしたことで、例えばタイヤの空気圧の変化あるいは
極端な場合二輪自動車全体の路面からのバウンドなどを
生じても前記距離差は本質的に変化することが無いもの
となり、よって実用に耐える高い精度のものが、従来の
ものに超音波測長器を一台追加すると云う極めてコスト
的にも上昇が少ない状態で得られるものとなり、例えば
二輪自動車の前照灯の配光補正装置などの実現を可能と
すると云う極めて優れた効果を奏するものである。
一対の超音波測長器の距離差により傾斜角を検出するも
のとしたことで、例えばタイヤの空気圧の変化あるいは
極端な場合二輪自動車全体の路面からのバウンドなどを
生じても前記距離差は本質的に変化することが無いもの
となり、よって実用に耐える高い精度のものが、従来の
ものに超音波測長器を一台追加すると云う極めてコスト
的にも上昇が少ない状態で得られるものとなり、例えば
二輪自動車の前照灯の配光補正装置などの実現を可能と
すると云う極めて優れた効果を奏するものである。
第１図は本発明に係る傾斜角検出装置の一実施例を二輪
自動車に取付けた状態で示す正面図、第２図は第１図に
示した二輪自動車の要部の側面図、第３図は同じ実施例
の演算部を示すブロック図、第４図は二輪自動車が傾斜
した状態を示す正面図、第５図は同じ実施例での一対の
超音波測長器からの出力波形の例を示すグラフ、第６図
は従来例を示す正面図である。 １・・・・・・二輪自動車 ２・・・・・・前輪 ２ａ・・・車軸部材 ３．４・・・・・・支持部 ３ａ１４ａ・・・自由端側 ５．６・・・・・・超音波測長器 ７・・・・・・演算部 α・・・・・・傾斜角 Ｄ・・・・・・時間差 特許出願人 スタンレー電気株式会社１．・・喧
自動車に取付けた状態で示す正面図、第２図は第１図に
示した二輪自動車の要部の側面図、第３図は同じ実施例
の演算部を示すブロック図、第４図は二輪自動車が傾斜
した状態を示す正面図、第５図は同じ実施例での一対の
超音波測長器からの出力波形の例を示すグラフ、第６図
は従来例を示す正面図である。 １・・・・・・二輪自動車 ２・・・・・・前輪 ２ａ・・・車軸部材 ３．４・・・・・・支持部 ３ａ１４ａ・・・自由端側 ５．６・・・・・・超音波測長器 ７・・・・・・演算部 α・・・・・・傾斜角 Ｄ・・・・・・時間差 特許出願人 スタンレー電気株式会社１．・・喧
Claims (1)
- 二輪自動車の車軸部材から軸方向の左右に略水平に張出
され、夫々の自由端側が路面から同一の高さとされた一
対の支持部と、この支持部の前記自由端の夫々に前記路
面との距離を測定するように取付けられた一対の超音波
測長器と、前記一対の超音波測長器からの測定値の差分
を求め、該差分をもって前記二輪車の左右方向への傾斜
角を演算する演算部とから成ることを特徴とする二輪自
動車の傾斜角検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3254688A JPH01208289A (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 二輪自動車の傾斜角検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3254688A JPH01208289A (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 二輪自動車の傾斜角検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01208289A true JPH01208289A (ja) | 1989-08-22 |
Family
ID=12361931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3254688A Pending JPH01208289A (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 二輪自動車の傾斜角検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01208289A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2448820A (en) * | 2007-04-25 | 2008-10-29 | Boeing Co | Dynamic percent grade measurement device |
-
1988
- 1988-02-15 JP JP3254688A patent/JPH01208289A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2448820A (en) * | 2007-04-25 | 2008-10-29 | Boeing Co | Dynamic percent grade measurement device |
| US7581329B2 (en) | 2007-04-25 | 2009-09-01 | The Boeing Company | Dynamic percent grade measurement device |
| GB2448820B (en) * | 2007-04-25 | 2011-10-19 | Boeing Co | Dynamic percent grade measurement device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4180915A (en) | Runout compensation in vehicle wheel alignment measuring apparatus | |
| KR100333421B1 (ko) | 차량휠정렬기자동교정장치및방법 | |
| JP2632916B2 (ja) | 車両かじ取システムの中心位置を決定するための方法及び装置 | |
| US4383370A (en) | Wheel alignment system and method | |
| JP3044090B2 (ja) | 自動車のホイールの角度関係を測定する方法及びその装置 | |
| JPH05262260A (ja) | 車輪アライメントシステム | |
| US6043875A (en) | Method and device for the measuring of wheel angles | |
| JPH10324192A (ja) | 車両のヘッドライトの照明距離を制御するための装置 | |
| KR950031763A (ko) | 8개의 센서를 구비한 휠 얼라이너 | |
| JPH01208289A (ja) | 二輪自動車の傾斜角検出装置 | |
| JPH10324191A (ja) | 自動二輪車の前照灯光軸制御装置 | |
| US5801301A (en) | Operating condition detecting system for automotive vehicle | |
| US5684244A (en) | Inertial bank angle sensor | |
| EP0845388A1 (en) | Device for sensing the pitch angle, particularly for automatically correcting the attitude of the headlights of a vehicle | |
| JPH0532264B2 (ja) | ||
| JP2950974B2 (ja) | 移動体の位置検知装置 | |
| JP3482797B2 (ja) | 二輪車傾斜角測定装置 | |
| JPH0369046B2 (ja) | ||
| JP2009098119A (ja) | 変位センサ | |
| JP2002337600A (ja) | 車両用前照灯の光軸自動調整装置 | |
| JP3354174B2 (ja) | 車両の車輪のアラインメント方法および装置 | |
| JPH0443212B2 (ja) | ||
| SU701559A1 (ru) | Устройство дл обнаружени бокового сноса транспортного средства | |
| JPH05208635A (ja) | 自動二輪車の傾斜角検出装置 | |
| JPH07132869A (ja) | 自動二輪車の走行中の傾斜角測定装置 |