JPH10324191A - 自動二輪車の前照灯光軸制御装置 - Google Patents

自動二輪車の前照灯光軸制御装置

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JPH10324191A
JPH10324191A JP15164997A JP15164997A JPH10324191A JP H10324191 A JPH10324191 A JP H10324191A JP 15164997 A JP15164997 A JP 15164997A JP 15164997 A JP15164997 A JP 15164997A JP H10324191 A JPH10324191 A JP H10324191A
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JP
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angle
optical axis
headlight
bank
sensor
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JP15164997A
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Masahiro Kato
昌弘 加藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動二輪車で走行中にピッチ角、バンク角、
舵角等が変化しても、前照灯の照射範囲を安定に確保す
る。 【解決手段】 前照灯光軸制御装置10は、ピッチ角θ
pを検出するポテンショメータ121,122と、バン
ク角θbを検出する角速度センサ14と、舵角θsを検
出する舵角センサ16と、車速vを検出する車速センサ
18と、ピッチ角方向Dp、バンク角方向Db及び舵角
方向Dsに前照灯20の光軸を回動するステップモータ
22x,22y,22zと、検出されたピッチ角θp、
バンク角θb、舵角θs及び車速vに基づきピッチ角方
向補正量Dpy、バンク角方向補正量Dbx及び舵角方
向補正量Dszを求め、ステップモータ22x,22
y,22zを介して前記光軸の角度を補正する制御部2
4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車の前照
灯の光軸を常に好ましい角度に保つための前照灯光軸制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車において、その前照灯の光軸
を車速、舵角、バンク角等に応じて変化させる前照灯光
軸制御装置が知られている(特開昭63−53137号
公報、特開平7−195974号公報等)。例えば、前
照灯を車速に応じて上下動させることにより、高速時に
は遠方を照射し、低速時には近方を照射し、また、舵角
やバンク角に応じて前照灯を左右に振らせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前照灯光軸制御装置には次のような問題があった。
【0004】自動二輪車は、四輪車に比べて、加速又は
減速や路面の凹凸によってピッチ角が変化しやすい。と
ころが、従来、前照灯の照射範囲をピッチ角に応じて変
化させるものはなかった。そのため、自動二輪車で走行
中にピッチ角が変化することにより、前照灯が上下動す
るので、前照灯の照射範囲が定まらずに揺動していた。
【0005】自動二輪車において、車体がバンク角方向
に傾斜すると、図10に示すとおり、前照灯の照射範囲
が偏平化する。これは、前照灯の光軸が水平方向のやや
下向きであること、及び、前照灯の光束が、光軸を中心
線として、円錐状ではなく、水平方向を長軸とする楕円
錐状に広がることに起因している。ところが、従来の、
舵角やバンク角に応じて前照灯を左右に振らせるもの
は、前照灯を舵角方向に振らせる、すなわち右折時なら
ば右へ左折時ならば左へ前照灯を振らせているに過ぎな
いので、照灯の照射範囲が偏平化することに対しては、
何ら効果を奏しないものであった。なお、本明細書にお
いて、右折には右カーブを進む場合も含むものとし、左
折には左カーブを進む場合も含むものとする。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、自動二輪車で
走行中にピッチ角、バンク角、舵角等が変化しても前照
灯の照射範囲を安定に確保できる、前照灯光軸制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の前照灯光
軸制御装置は、ピッチ角を検出するピッチ角センサと、
ピッチ角方向に前照灯の光軸を回動するアクチュエータ
と、前記ピッチ角センサによって検出されたピッチ角に
基づきピッチ角方向補正量を求め、前記アクチュエータ
を介して前記光軸の角度を補正する制御部とを備えたも
のである。
【0008】ピッチ角センサは、車体の傾斜によるピッ
チ角の変化を検出している。制御部は、ピッチ角センサ
によって検出されたピッチ角に基づき、ピッチ角方向補
正量を求める。アクチュエータは、制御部から出力され
たピッチ角方向補正量に応じて、ピッチ角方向に前照灯
の光軸を回動する。したがって、車体の傾斜によりピッ
チ角が変化しても、前照灯の光軸の上下動が抑制される
ことにより、前照灯の照射範囲は直ちに補正される。
【0009】請求項2記載の前照灯光軸制御装置は、バ
ンク角を検出するバンク角センサと、バンク角方向に前
照灯の光軸を回動するアクチュエータと、前記バンク角
センサによって検出されたバンク角に基づきバンク角方
向補正量を求め、前記アクチュエータを介して前記光軸
の角度を補正する制御部とを備えたものである。
【0010】バンク角センサは、車体の傾斜によるバン
ク角の変化を検出している。制御部は、バンク角センサ
によって検出されたバンク角に基づき、バンク角方向補
正量を求める。アクチュエータは、制御部から出力され
たバンク角方向補正量に応じて、バンク角方向に前照灯
の光軸を回動する。したがって、車体の傾斜によりバン
ク角が変化しても、前照灯の照射範囲に偏平化が生じな
い。これは、楕円錐状に広がる光束の長軸が、常に水平
方向に保たれるためである。
【0011】請求項3記載の前照灯光軸制御装置は、ピ
ッチ角を検出するピッチ角センサと、バンク角を検出す
るバンク角センサと、車速を検出する車速センサと、ピ
ッチ角方向、バンク角方向及び舵角方向に前照灯の光軸
を回動するアクチュエータと、前記ピッチ角センサ、前
記バンク角センサ及び前記車速センサによって検出され
たピッチ角、バンク角及び車速に基づきピッチ角方向補
正量、バンク角方向補正量及び舵角方向補正量を求め、
前記アクチュエータを介して前記光軸の角度を補正する
制御部とを備えたものである。
【0012】この前照灯光軸制御装置は、前照灯が車体
に固定されている自動二輪車に適用されるものであり、
ピッチ角方向補正量及びバンク角方向補正量に加えて、
舵角方向補正量を求めることにより、車体のいかなる傾
斜に対しても、アクチュエータを介して光軸の角度を補
正できる。
【0013】請求項4記載の前照灯光軸制御装置は、ピ
ッチ角を検出するピッチ角センサと、バンク角を検出す
るバンク角センサと、舵角を検出する舵角センサと、車
速を検出する車速センサと、ピッチ角方向、バンク角方
向及び舵角方向に前照灯の光軸を回動するアクチュエー
タと、前記ピッチ角センサ、前記バンク角センサ、前記
舵角センサ及び前記車速センサによって検出されたピッ
チ角、バンク角、舵角及び車速に基づきピッチ角方向補
正量、バンク角方向補正量及び舵角方向補正量を求め、
前記アクチュエータを介して前記光軸の角度を補正する
制御部とを備えたものである。
【0014】この前照灯光軸制御装置は、前照灯がハン
ドルに固定されている自動二輪車に適用されるものであ
り、ピッチ角方向補正量及びバンク角方向補正量に加え
て、舵角方向補正量を求めることにより、車体のいかな
る傾斜に対しても、アクチュエータを介して光軸の角度
を補正できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る前照灯光軸
制御装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。図
2は、図1の前照灯光軸制御装置を自動二輪車に取り付
けた状態を示す概観図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
【0016】本実施形態の前照灯光軸制御装置10は、
ピッチ角θpを検出するピッチ角センサとしてのポテン
ショメータ121,122と、バンク角θbを検出する
バンク角センサとしての角速度センサ14と、舵角θs
を検出する舵角センサ16と、車速vを検出する車速セ
ンサ18と、ピッチ角方向Dp、バンク角方向Db及び
舵角方向Dsに前照灯20の光軸を回動するアクチュエ
ータとしてのステップモータ22x,22y,22z
と、ポテンショメータ121,122、角速度センサ1
4、舵角センサ16及び車速センサ18によって検出さ
れたピッチ角θp、バンク角θb、舵角θs及び車速v
に基づきピッチ角方向補正量Dpy、バンク角方向補正
量Dbx及び舵角方向補正量Dszを求め、ステップモ
ータ22x,22y,22zを介して前記光軸の角度を
補正する制御部24とを備えている。
【0017】ポテンショメータ121,122は、直線
型ポテンショメータであり、前輪及び後輪のサスペンシ
ョンに設けられ、ストローク長を検出するものである。
ポテンショメータ121は前輪用、ポテンショメータ1
22は後輪用である。角速度センサ14は、圧電式角速
度センサであり、バンク角方向Dbの角速度を検出する
ものである。角速度を積分することによって、バンク角
θbが得られる。舵角センサ16は、回転型ポテンショ
メータであり、舵角θsすなわちハンドルの操作角を検
出するものである。車速センサ18は、車輪の回転速度
によって車速vを検出する一般的なものである。制御部
24は、光軸制御用のプログラムを内蔵したマイクロコ
ンピュータである。ステップモータ22x,22y,2
2zは、制御部24から出力されたバルス信号に応じて
所定の角度だけ正逆に回転するものである。
【0018】図3及び図4は前照灯20とステップモー
タ22x,22y,22zとの位置関係を示し、図3が
正面図、図4が上面図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
【0019】ステップモータ22yの回動軸30yの先
端は前照灯20に固定され、ステップモータ22y自体
は取付ステー32xに固定されている。取付ステー32
xは、コ字状に形成された金属板である。ステップモー
タ22xの回動軸30xの先端は取付ステー32xに固
定され、ステップモータ22x自体は取付ステー32z
に固定されている。取付ステー32zは、L字状に形成
された金属板である。ステップモータ22zの回動軸3
0zの先端は取付ステー32zに固定され、ステップモ
ータ22z自体は取付ステー32に固定されている。取
付ステー32はハンドルに固定されている平板である。
取付ステー32,32x,32zの構造は、前照灯20
を三軸方向に自在に回動できるようになっている。すな
わち、ステップモータ22xは、x軸を中心としてバン
ク角方向Dbに前照灯20の光軸を回動する。ステップ
モータ22yは、y軸を中心としてピッチ角方向Dpに
前照灯20の光軸を回動する。ステップモータ22z
は、z軸を中心として舵角方向Dsに前照灯20の光軸
を回動する。
【0020】図5は、ポテンショメータ121,122
によってピッチ角θpを検出する原理を示す説明図であ
る。図6は、ポテンショメータ121の出力電圧V1
変位量Δaとの関係を示すグラフである。図7は、ポテ
ンショメータ122の出力電圧V2 と変位量Δbとの関
係を示すグラフである。以下、これらの図面に基づきピ
ッチ角θpの検出原理について説明する。
【0021】図5に示すように、静止時の自動二輪車に
おいて、地面に平行な直線上の一定距離Lの両端を点
A,Bとする。ここで、走行中の自動二輪車が前後方向
に傾斜したことにより、点A,Bが点A’,B’になっ
たとする。このとき、点A,Bと点A’,B’との上下
方向の変位量をそれぞれΔa,Δbとすると、自動二輪
車の前後方向の傾斜角度すなわちピッチ角θpは、次式
で与えられる。
【0022】 θp=sin-1{(Δa−Δb)/L} ・・・・・
【0023】また、ポテンショメータ121,122
は、それぞれ前輪及び後輪のサスペンションに設けられ
ており(図2)、それぞれのストローク長の伸縮に比例
する出力電圧V1 ,V2 を生成する。出力電圧V1 ,V
2 と変位量Δa,Δbとは、図6及び図7に示すとおり
概ね比例関係にある。なぜなら、変位量Δa,Δbはス
トローク長の伸縮に概ね比例するからである。
【0024】したがって、図6及び図7の関係をマップ
化して制御部24(図1)に記憶させておけば、出力電
圧V1 ,V2 に対応する変位量Δa,Δbを正確に得ら
れるので、式によってピッチ角θpを即時に算出でき
る。
【0025】次に、バンク角θbの検出原理について説
明する。
【0026】バンク角θbは、圧電振動ジャイロ等の角
速度センサ14により、バンク角方向の角速度を検出
し、その角速度を時間で積分することによって算出す
る。すなわち、バンク角θbは、時間をt、バンク角方
向の角速度をwb(t)、バンク角の初期値をθb0
すると、次式で与えられる。
【0027】 θb=∫t0 t wb(t)dt+θb0 ・・・・・
【0028】次に、ピッチ角方向補正量Dpy及びバン
ク角方向補正量Dbxを求める方法について説明する。
【0029】例えば、ピッチ角方向補正量Dpy及びバ
ンク角方向補正量Dbxを、ピッチ角θp及びバンク角
θbの絶対値を変えずに正負を反転させたものとする。
すなわち、Dpy=−θp,Dbx=−θbとする。こ
れにより、自動二輪車の傾斜によって生じたピッチ角θ
p及びバンク角θbを解消するように、ステップモータ
22y,22x(図1)を回転させる。この方法は、ピ
ッチ角方向補正量Dpy及びバンク角方向補正量Dbx
を算出するパラメータがそれぞれ一つであるので、最も
簡単である。また、ピッチ角方向補正量Dpyを算出す
るパラメータとして、ピッチ角θpに加えて、バンク角
θb、舵角θs又は車速vのいずれか一つ又は二つ以上
を用いてもよい。同様に、バンク角方向補正量Dbxを
算出するパラメータとして、バンク角θbに加えて、ピ
ッチ角θp、舵角θs又は車速vのいずれか一つ又は二
つ以上を用いてもよい。
【0030】図8は、舵角方向補正量Dszを求める三
次元マップを示すグラフである。以下、この図面に基づ
き舵角方向補正量Dszを求める方法について説明す
る。
【0031】図8のグラフは、バンク角θb及び車速v
と最適な舵角方向補正量Dsz’との関係を、理論的及
び実験的に求めたものである。この三次元マップは、制
御部24に予め記憶されている。本実施形態では、前照
灯20がハンドルに固定されているので(図2)、次式
のとおり、図8に示す舵角方向補正量Dsz’から舵角
センサ16(図1)で検出された舵角θsを差し引い
て、舵角方向補正量Dszとする。
【0032】 Dsz=Dsz’−θs ・・・・・
【0033】また、前照灯20がハンドルに固定されて
いない場合(車体に固定されている場合)は、Dsz=
Dsz’とする。
【0034】図9は、前照灯光軸制御装置10の動作を
示すフローチャートである。以下、図1及び図9に基づ
き前照灯光軸制御装置10の動作を説明する。この動作
は、制御部24のプログラムに従って実行されるもので
ある。
【0035】まず、車速センサ18で検出された速度v
が零でなく(すなわち走行中であり)、かつ、角速度セ
ンサ14によって検出されたバンク角方向Dbの角速度
wb(t)が零であり、これらの状態が一定時間以上続
いているか否かを判断する(ステップ101)。一定時
間以上続いていれば、車体が路面に対して直立状態(す
なわち直進状態)であると判断し、バンク角θb及びそ
の初期値θb0 を零とするとともに、式による積分動
作をリセットする(ステップ102)。続いて、ステッ
プ101で一定時間以上続いていなければ、又は、ステ
ップ102で積分動作をリセットしたら、前述した方法
により、ピッチ角方向補正量Dpy、バンク角方向補正
量Dbx及び舵角方向補正量Dszを算出する(ステッ
プ103〜105)。続いて、ピッチ角方向補正量Dp
y、バンク角方向補正量Dbx及び舵角方向補正量Ds
zに応じて、ステップモータ22y,22x,22zを
駆動する(ステップ106〜108)。
【0036】なお、本発明は、言うまでもなく、上記実
施形態に限定されるものではない。例えば、ピッチ角セ
ンサ、バンク角センサ及び舵角センサの全てを、三軸方
向を検出できる圧電振動ジャイロによって構成してもよ
い。ただし、この場合、ピッチ角に関しては坂道等にお
ける傾斜角(すなわち初期値)を考慮する必要がある。
【0037】
【発明の効果】請求項1、2、3又は4記載の前照灯光
軸制御装置によれば、ピッチ角センサによって検出され
たピッチ角に基づきピッチ角方向補正量を求め、アクチ
ュエータを介して光軸の角度を補正することにより、加
速又は減速や路面の凹凸によってピッチ角が変化して
も、光軸の上下動を抑制できるので、前照灯の照射範囲
の揺動を防止できる。
【0038】請求項2、3又は4記載の前照灯光軸制御
装置によれば、バンク角センサによって検出されたバン
ク角に基づきバンク角方向補正量を求め、アクチュエー
タを介して光軸の角度を補正することにより、前照灯の
照射範囲の偏平化を防止できる。換言すると、光軸の角
度をバンク角方向に補正することにより、左折時又は右
折時でも直進方向側の照射範囲を安定に確保できる。
【0039】請求項3又は4記載の前照灯光軸制御装置
によれば、ピッチ角方向補正量及びバンク角方向補正量
に加えて、舵角方向補正量を求めることにより、車体の
いかなる傾斜に対しても、アクチュエータを介して光軸
の角度を補正できるので、前照灯の照射範囲をいかなる
場合でも常に安定に保つことができる。また、光軸の角
度を舵角方向に補正することにより、夜間において進行
方向側の情報を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る前照灯光軸制御装置の一実施形態
を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の前照灯光軸制御装置を自動二輪車に取り
付けた状態を示す概観図である。
【図3】図1の前照灯光軸制御装置における、前照灯と
ステップモータとの位置関係を示す正面図である。
【図4】図1の前照灯光軸制御装置における、前照灯と
ステップモータとの位置関係を示す上面図である。
【図5】図1の前照灯光軸制御装置における、ポテンシ
ョメータによってピッチ角を検出する原理を示す説明図
である。
【図6】図1の前照灯光軸制御装置における、ポテンシ
ョメータの出力電圧と変位量との関係を示すグラフであ
る。
【図7】図1の前照灯光軸制御装置における、ポテンシ
ョメータの出力電圧と変位量との関係を示すグラフであ
る。
【図8】図1の前照灯光軸制御装置における、舵角方向
補正量を求める三次元マップを示すグラフである。
【図9】図1の前照灯光軸制御装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】従来の問題点を説明するための概略図であ
り、図10〔1〕が直進時であり、図10〔2〕が右折
時である。
【符号の説明】
10 前照灯光軸制御装置 121,122 ポテンショメータ(ピッチ角センサ) 14 角速度センサ(バンク角センサ) 16 舵角センサ 18 車速センサ 20 前照灯 22x,22y,22z ステップモータ(アクチュエ
ータ) 24 制御部 θp ピッチ角 θb バンク角 θs 舵角 v 車速 Dp ピッチ角方向 Db バンク角方向 Ds 舵角方向 Dpy ピッチ角方向補正量 Dbx バンク角方向補正量 Dsz 舵角方向補正量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ角を検出するピッチ角センサと、
    ピッチ角方向に前照灯の光軸を回動するアクチュエータ
    と、前記ピッチ角センサによって検出されたピッチ角に
    基づきピッチ角方向補正量を求め、前記アクチュエータ
    を介して前記光軸の角度を補正する制御部とを備えた、
    自動二輪車の前照灯光軸制御装置。
  2. 【請求項2】 バンク角を検出するバンク角センサと、
    バンク角方向に前照灯の光軸を回動するアクチュエータ
    と、前記バンク角センサによって検出されたバンク角に
    基づきバンク角方向補正量を求め、前記アクチュエータ
    を介して前記光軸の角度を補正する制御部とを備えた、
    自動二輪車の前照灯光軸制御装置。
  3. 【請求項3】 ピッチ角を検出するピッチ角センサと、
    バンク角を検出するバンク角センサと、車速を検出する
    車速センサと、ピッチ角方向、バンク角方向及び舵角方
    向に前照灯の光軸を回動するアクチュエータと、前記ピ
    ッチ角センサ、前記バンク角センサ及び前記車速センサ
    によって検出されたピッチ角、バンク角及び車速に基づ
    きピッチ角方向補正量、バンク角方向補正量及び舵角方
    向補正量を求め、前記アクチュエータを介して前記光軸
    の角度を補正する制御部とを備えた、自動二輪車の前照
    灯光軸制御装置。
  4. 【請求項4】 ピッチ角を検出するピッチ角センサと、
    バンク角を検出するバンク角センサと、舵角を検出する
    舵角センサと、車速を検出する車速センサと、ピッチ角
    方向、バンク角方向及び舵角方向に前照灯の光軸を回動
    するアクチュエータと、前記ピッチ角センサ、前記バン
    ク角センサ、前記舵角センサ及び前記車速センサによっ
    て検出されたピッチ角、バンク角、舵角及び車速に基づ
    きピッチ角方向補正量、バンク角方向補正量及び舵角方
    向補正量を求め、前記アクチュエータを介して前記光軸
    の角度を補正する制御部とを備えた、自動二輪車の前照
    灯光軸制御装置。
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