JPH0120654Y2 - - Google Patents

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JPH0120654Y2
JPH0120654Y2 JP10180181U JP10180181U JPH0120654Y2 JP H0120654 Y2 JPH0120654 Y2 JP H0120654Y2 JP 10180181 U JP10180181 U JP 10180181U JP 10180181 U JP10180181 U JP 10180181U JP H0120654 Y2 JPH0120654 Y2 JP H0120654Y2
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JP
Japan
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insulator
insulator tube
needle
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needle clamp
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JP10180181U
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JPS588116U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、指示計器において、指針の保護とス
ケールアウトを防止するため、計器の本体に設け
る針止装置に関するものである。
従来の針止め装置は、例えば第1図に示すよう
に、長さ3〜4mm、外径1.4〜1.6mm、内径0.4〜
0.5mm程度の中空碍管1の穴2に金属線又は金属
片3(以下金属線という)を通し、穴2の入口側
に沿つてほゞ90゜に折曲げると共に、穴2の出口
側に沿つて内側にほゞ180゜折曲げて碍管1を固定
し、金属線3の他端を必要な長さに切断したの
ち、チツプ4等を介して計器の本体に固定してい
る。
このような構成の針止め装置は、大部分の指示
計器に使用されているが次のような問題があり、
早期解決が望まれていた。
(1) 金属線3の折曲げを正確に行なわないと、碍
管1の内径と金属線3の外径の差によるギヤツ
プにより、碍管1を完全に固定することができ
ない。
(2) 碍管1等は1個ずつピンセツト等で挾んで金
属線3に挿入しているため、碍管1に欠け、割
れ、破損等が生じて使用できなくなることが
屡々あり、また表面に油や塵埃等の汚れが付着
しやすかつた。
(3) 碍管1の指針との接触面が汚れていると、高
感度計器等では碍管1に指針の吸付現象が生ず
ることがあり、その処理がきわめて面倒であ
る。
(4) このようなことから、針止め装置の組立作業
には多大の神経を使うので作業性が悪く、しか
もこれらの作業はすべて手作業なので、碍管の
廃品率の高いことと相俟つてコスト高になる。
本考案は、上記のような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、合成樹脂材又は金属材
からなる針止め本体に、若干弾性を備えた碍管収
納部を設け、この収納部に碍管を保持させること
により、作業性が高くしかも生産コストの低い針
止め装置を提供するものである。以下図面により
本考案を説明する。
第2図は本考案実施例の斜視図である。図にお
いて、5は合成樹脂材又は金属材を例えばモール
ド成型してなる針止め本体で、一端には計器の本
体にねじ止めするための長方形の穴6が設けられ
ている。この穴6を長方形にしたのは、計器の種
類によつて最大振れ角が異なる場合に、その取付
位置を調整しうるようにしたためである。7は針
止め本体5の他端に、本体5と一体に立設した僅
かに弾性を有する円筒状の碍管収納部で、その外
側面には開口部8が設けられ断面C字状に形成さ
れている。そしてこの収納部7の内径dは、第3
図に示すように碍管1の外径Dより僅かに小さ
く、また開口部8の幅wは、収納部7の内径dよ
り若干小さく形成されている。
上記のように構成した針止め本体5の収納部7
に碍管1を結合する要領を第3図により説明す
る。9は例えば作業台10上に所定の間隔で配設
された碍管支持台で、碍管1の側面形状に整合し
た円弧状に形成されており、碍管1をこの上に並
べる。次に針止め本体5の収納部7の開口部8を
下に向けて碍管1に押し付けると、開口部8はそ
の弾性によつて両側に開かれ、碍管1は収納部7
内に収納されてその弾性により確実に保持され
る。
第1図に示す従来の針止め装置と、本考案に係
る針止め装置の組立作業に要する時間を比較すれ
ば次の通りである。
従来装置(碍管の挿入、金属線の折曲げ、金属線
の切断作業) 碍管1個当り 18秒 計器1台当り 36秒 本考案装置(碍管支持台への配列、収納部への結
合) 碍管1個当り 7秒 計器1台当り 14秒 本実施例によれば、本考案の組立作業に要する
時間は、従来装置の約1/2.5となり、計器1台当
りの工数を22秒短縮できた。したがつて月産1万
台とすれば、約61時間作業時間を短縮できる。
上記の実施例では、碍管収納部の開口部を針止
め本体の中心線上に設けた場合を示したが、本考
案はこれに限定するものではなく、中心線から若
干右又は左に傾けて開口部を設けてもよい。また
碍管は従来のものをそのまゝ使用したため中心の
穴がある場合を示したが、本考案は穴は不要なの
で円体を用いてもよい。さらに、針止め本体を
金属材で構成した場合はねじ止め用の穴を省略
し、計器の本体にとりつけたチツプにハンダ付け
してもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば針止め本体に設けた収納部にその弾性を利用し
て碍管を結合するようにしたので、上記した従来
の問題点を一挙に解決することができ、作業時間
を大巾に短縮できるばかりでなく、製品の品質を
向上させることができるので、実用上の効果大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の針止め装置の一例の斜視図、第
2図は本考案実施例の斜視図、第3図は本考案に
よる碍管の結合要領を説明するための正面図であ
る。 1……碍管、5……針止め本体、7……収納
部、8……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に計器本体への取付部を有し、他端に弾性
    を有する断面C字状の収納部を備えた合成樹脂材
    又は金属材からなる針止め本体と、前記収納部に
    その弾性によつて結合される碍管とからなる指示
    計器の針止め装置。
JP10180181U 1981-07-10 1981-07-10 指示計器の針止め装置 Granted JPS588116U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10180181U JPS588116U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 指示計器の針止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10180181U JPS588116U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 指示計器の針止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS588116U JPS588116U (ja) 1983-01-19
JPH0120654Y2 true JPH0120654Y2 (ja) 1989-06-21

Family

ID=29896454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10180181U Granted JPS588116U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 指示計器の針止め装置

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JP (1) JPS588116U (ja)

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Publication number Publication date
JPS588116U (ja) 1983-01-19

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