JPH01203888A - 熱処理炉 - Google Patents

熱処理炉

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Publication number
JPH01203888A
JPH01203888A JP2635488A JP2635488A JPH01203888A JP H01203888 A JPH01203888 A JP H01203888A JP 2635488 A JP2635488 A JP 2635488A JP 2635488 A JP2635488 A JP 2635488A JP H01203888 A JPH01203888 A JP H01203888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
zone
heat treatment
fans
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP2635488A
Other languages
English (en)
Inventor
Harufumi Bandai
治文 万代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2635488A priority Critical patent/JPH01203888A/ja
Publication of JPH01203888A publication Critical patent/JPH01203888A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上互肌■公立 本発明はセラミック材料からなる被熱処理物を所望のガ
ス雰囲気のもとで熱処理するのに使用される熱処理炉に
関する。
従来坐肢血 近年、積層セラミックコンデンサ等のセラミック電子部
品は、その小形化および高性能化に伴い、熱処理される
セラミック電子部品材料にボアやボイドの無いものが求
められている。このボアやボイドを無くすには、セラミ
ック電子部品材料の熱処理時にガス雰囲気を制御するこ
とが対策方法として挙げられ、たとえば、酸化物セラミ
ックの熱処理は、酸素ガス雰囲気中で行うことが好まし
い。
ところで、従来、セラミック電子部品材料を雰囲気ガス
中で熱処理するには、トンネル炉やたとえば第7図に示
すようなバッチ炉が使用されている。
第7図のバッチ炉は、炉本体41の炉壁42を貫通して
設けられた開口部43より炉本体41の内部に矢印A1
で示すように、雰囲気ガスが供給され、上記炉本体41
の内部にて匣44.44・・・に収容された被熱処理物
(図示せず)が上記雰囲気ガス中にて熱処理されるよう
にしたものであり、炉壁42には加熱ヒータ(図示せず
)、が設けられている。上記圧44.44・・・は、炉
本体41の炉床41a上にスペーサ45を介して配置さ
れた台板46上に多段に積載される。上記炉本体41の
内部にて発生した排ガスはガス排出口47に挿通した排
気ダクト48より、上記炉本体41の外部に矢印A2で
示すように排出される。
(”° しよ゛と る口 占 ところで、第7図のような構成を有する従来のバッチ炉
で、炉本体41内のガス雰囲気の制御は可能であるが、
雰囲気ガスは単に炉本体41の開口部43から炉本体の
内部に供給されるだけであるから、炉本体41の内部に
てガス雰囲気が均一になるには時間がかかり、炉本体4
1内での匣44.44・・・の積載状態や各匣44の内
部に収容される被熱処理物10.10.・・・の収容状
態によっては、第8図に矢印にて示す如くガスの廻り込
みが不足して雰囲気むらが生じる。このため、開口部4
3近くに位置する匣44内に収容された被熱処理物10
.10.・・・は比較的よく焼きしまるが、開口部43
から離れて位置する匣44内に収容された被熱処理物1
0.10.・・・は焼きしめが不足するといった問題が
あった。
本発明の目的は、良好な特性を有する被熱処理物を、こ
れが加熱される炉内位置に拘らずに得ることができる熱
処理炉を提供することである。
口 占 ”′  るための 本発明に係る熱処理炉は、雰囲気ガスが通流する流路内
に収容された被熱処理物が熱処理される熱処理炉におい
て、上記流路の内部には雰囲気ガスの流れを調整するフ
ァンを備えており、雰囲気ガスが被熱処理物にほぼ均一
に当たるようにしたことを特徴とする。
作−一部 本発明にあっては、ファンにより雰囲気ガスの流れが調
整され、この雰囲気ガスが被熱処理物にほぼ均一に当た
ることとなる。
実−一施一一■ 第1図は本発明をバッチ炉に適用した場合の一実施例を
示す平面断面図、第2図は本焼成ゾーン近傍を示す正面
断面図であり、図中1は本焼成ゾーンである。本焼成ゾ
ーン1は筒状に形成されており、この炉壁2には図示し
ない加熱用ヒータが設けられて本焼成ゾーンl内の雰囲
気温度を一定に維持できるようにしである。
本発明ゾーン1には第2図に示す如く炉床la上にスペ
ーサ5を介して配した台板6上に多段に匣4.4・・・
が積載され、この匣4内には多数の被熱処理物10.1
0.・・・が入れられており、被熱処理物10は加熱さ
れる。
本発明ゾーン1の両側にはガス予熱ゾーン11と排ガス
ゾーン21とが設けられており、これらゾーン1,11
.21は炉本体を構成する。本焼成ゾーン1にはガス予
熱ゾーン11から排ガスゾーン21に向けて雰囲気ガス
が通流するようになっており、また雰囲気ガスを循環使
用すべく排ガスゾーン21とガス予熱ゾーン11とは循
環流路30が設けられている。
循環流路30のガス予熱ゾーン11寄りの位置にはガス
人口31が設けられており、ガス人口31には図示しな
い雰囲気ガス供給源から所望の雰囲気ガスが供給される
ようになっている。ガス人口31から供給された雰囲気
ガスは、ガス予熱ゾーン11に設けた複数の吸引用ファ
ン12,12゜・・・にて吸引されてガス予熱ゾーン1
1に入ってここで予熱される。予熱された雰囲気ガスは
本焼成ゾーン1に入ったのち排気ゾーン21に送られ、
排気ゾーン21に設けたガス冷却装置22にて冷却され
たのち、ガス冷却装置22の下流側に設けた複数の排気
用ファン23.23.・・・にて循環流路30に排出さ
れる。前記ガス冷却装置22は本焼成ゾーン1にて加熱
されて高温となった雰囲気ガスがそのままの状態でファ
ン23に当たるのを防止してファン23を熱から保護す
べく設けである。
循環流路30に排出されたガスは、循環流路30の中途
に設けた排気口32より一部が外部に排出されると共に
、残りがガス予熱ゾーン11に戻り、循環される。なお
、排気口32は本焼成ゾーン1又は排ガスゾーン21の
天井部に設けてもよい。
前記吸引用ファン12及び排気用ファン23は共に回転
軸の駆動側を炉外に出してあり、炉外に設けた駆動モー
タ(図示せず)にて可及的に熱影響を少なくして回転駆
動される。
以上説明した如く雰囲気ガスを本焼成ゾーン1に供給す
る場合には、吸引ファン12、排気ファン23による作
用にて雰囲気ガスが本焼成ゾーン1の全域に亘って均一
に分布し、第2図に矢印にて示す如く各部4,4・・・
に等しいガス量で入り込むことになる。また、加熱ヒー
タ(図示せず)による本焼成ゾーン1内における熱対流
が前記作用にて調整されて、鉛直方向における熱量差が
解消され、各部4,4・・・内の被熱処理物10.10
゜・・・が均一に加熱されることになる。また1個の被
熱処理物10にあっても各部が均一に加熱される。
第3図は、ニッケルを内部電極とする積層セラミックコ
ンデンサの未焼成体を多数、本発明炉にて焼成し、得ら
れたセラミックコンデンサに電圧をかけ、これが破壊す
るときの電圧値を特定した結果をまとめたグラフであり
、横軸に破壊電圧値(V)をとり、縦軸に破壊したコン
デンサの累積個数をとって示している。第4図は従来炉
による場合の結果をまとめたグラフである。
これら両図より理解される如く、従来では同時に焼成し
た被熱処理物のうちに焼しめが不足したものが多く存在
して破壊電圧値にバラツキが太きいが、本発明による場
合には焼しめ不足のものが少なく破壊電圧値のバラツキ
が小さい。
第5図は本発明をトンネル炉に適用した場合の他の実施
例を示す側面断面図、第6図は第5図のVl−VI線に
よる断面図である。このトンネル炉は周回運動をする無
端ベルト102の上側部に、運動方向に沿って上流側か
らガス予熱ゾーン111、本焼成ゾーン101及び排ガ
スゾーン121がこの順に設けられている。これら3ゾ
ーン111゜101.121は炉本体を構成し、炉本体
内には無端ベルド102上に台板106を介して多段に
積載された匣104,104・・・が前記運動方向に移
動せしめられていく。ガス予熱ゾーン111にはガス人
口131が設けられ、このガス人口131より雰囲気ガ
スが供給される。一方、排ガスゾーン121には排気口
132が設けられ、ガス予熱ゾーン111に供給された
雰囲気ガスは本焼成ゾーン101を経たのち排ガスゾー
ン121に入り、排気口132より排出される。雰囲気
ガスの供給及び排出は第1図と同様に循環させる構成と
してもよい。
本焼成ゾーン101全域の内壁には加熱用に図示しない
加熱ヒータが設けられており、また両側壁には雰囲気ガ
ス流の調整用に複数のファン112.112・・・が夫
々吹付は方向を炉幅方向中央に向けて設けられている。
ファン112の回転軸は前同様炉外に出しである。従っ
てこの場合にも前実施例同様に、ファン112の作用に
より雰囲気ガスが本焼成ゾーン101の全域に亘って均
一に分布して各部104.104・・・に等しく入り込
み、また本焼成ゾーン101において加熱ヒータによる
熱対流が調整されて鉛直方向における熱量差が解消され
る。これにより各被熱処理物10.10゜・・・が均一
に加熱され、反応せしめられることになる。また1個の
被熱処理物10にあっても各部が均一に加熱される。
1皿皇泣来 以上詳述した如く、本発明による場合には被熱処理物が
均一に加熱され、また反応せしめられるため、加熱が行
われる炉内のどの位置に被熱処理物を置いても良好な特
性を有する被熱処理物を得ることができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をバッチ炉に適用した場合の一実施例を
示す平面断面図、第2図は本焼成ゾーン近傍を示す正面
断面図、第3図は本発明により製造したコンデンサの破
壊電圧値と破壊したコンデンサの累積個数との関係を示
すグラフ、第4図は従来法による場合のグラフ、第5図
は本発明をトンネル炉に適用した場合の他の実施例を示
す側面゛断面図、第6図は第5図のVI−VI線による
断面図、第7図は従来炉(バッチ炉)の側面断面図、第
8図は従来炉における雰囲気ガス流を示す側面断面図で
ある。 1.101・・・本焼成ゾーン、10・・・被熱処理物
、11.111・・・ガス予熱ゾーン、21,121・
・・排ガスゾーン、12・・・吸引ファン、23・・・
排気ファン、112・・・ファン 第2図 第3図 第4図 動1圧4aL(V) 第6図 ■ \才

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)雰囲気ガスが通流する流路内に収容された被熱処
    理物が熱処理される熱処理炉において、上記流路の内部
    には雰囲気ガスの流れを調整するファンを備えており、
    雰囲気ガスが被熱処理物にほぼ均一に当たるようにした
    ことを特徴とする熱処理炉。
JP2635488A 1988-02-05 1988-02-05 熱処理炉 Pending JPH01203888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2635488A JPH01203888A (ja) 1988-02-05 1988-02-05 熱処理炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2635488A JPH01203888A (ja) 1988-02-05 1988-02-05 熱処理炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01203888A true JPH01203888A (ja) 1989-08-16

Family

ID=12191137

Family Applications (1)

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JP2635488A Pending JPH01203888A (ja) 1988-02-05 1988-02-05 熱処理炉

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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