JPS62167803A - 真空焼結急冷炉 - Google Patents
真空焼結急冷炉Info
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- JPS62167803A JPS62167803A JP60270217A JP27021785A JPS62167803A JP S62167803 A JPS62167803 A JP S62167803A JP 60270217 A JP60270217 A JP 60270217A JP 27021785 A JP27021785 A JP 27021785A JP S62167803 A JPS62167803 A JP S62167803A
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Landscapes
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- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野1
本発明は、処理物(粉末成形品)の高温真空雰囲気での
焼結[程と処理物(焼結晶)に必要な急冷処理工程とを
一貫丁程で実施できる真空焼結急冷方法、およびこの方
法の実施に利用される真空焼結急冷炉に関するものであ
る。
焼結[程と処理物(焼結晶)に必要な急冷処理工程とを
一貫丁程で実施できる真空焼結急冷方法、およびこの方
法の実施に利用される真空焼結急冷炉に関するものであ
る。
[従来の技術]
例えば、at+合金、マグネット材、粉末ハイスなどの
焼結材料では、焼結後、焼入れを施すために所定の高温
域からの急冷を要するものが多い。
焼結材料では、焼結後、焼入れを施すために所定の高温
域からの急冷を要するものが多い。
これは、超硬合金ではこの急冷処理によって強度のc>
、4が図られ、マグネット材料では冷却速度に応じて磁
気特性が支配されるなど、必要な材料特性に得る」二で
不+i)欠の熱処理とすることによる。
、4が図られ、マグネット材料では冷却速度に応じて磁
気特性が支配されるなど、必要な材料特性に得る」二で
不+i)欠の熱処理とすることによる。
このため、この種の急冷処理を必要とする焼結材享1を
製造する場合では、まず所宇の形状に成形した処理物(
粉末成形品)を説ロウし焼結炉で真空焼結した後、その
処理物(焼結晶)を別の焼入れ炉簿に装入し再加熱して
から急冷する分別された二又は玉丁程を経るのが普通で
あり、また真空焼結炉についても処理物を一頁丁程で脱
ロウー焼結−急冷を連続的に行なえるものは、現状では
見当らない。
製造する場合では、まず所宇の形状に成形した処理物(
粉末成形品)を説ロウし焼結炉で真空焼結した後、その
処理物(焼結晶)を別の焼入れ炉簿に装入し再加熱して
から急冷する分別された二又は玉丁程を経るのが普通で
あり、また真空焼結炉についても処理物を一頁丁程で脱
ロウー焼結−急冷を連続的に行なえるものは、現状では
見当らない。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、このような真空焼結(脱ロウ丁程を含む)、急
冷処理を別々の工程で実施する従来の方法では、どうし
ても作又能率や生産効率が低くなり、炉設備費の増大も
無視できない問題とされる0回時に又、材料によっては
焼結後直ちに急冷した方が所期の性質を得る上でより好
都合となるものがあるが、f来の方法ではかかる要求に
対しても応じることができない欠点がある。
冷処理を別々の工程で実施する従来の方法では、どうし
ても作又能率や生産効率が低くなり、炉設備費の増大も
無視できない問題とされる0回時に又、材料によっては
焼結後直ちに急冷した方が所期の性質を得る上でより好
都合となるものがあるが、f来の方法ではかかる要求に
対しても応じることができない欠点がある。
本発明は、を記の事情に鑑み、処理物を真空焼結した後
引き統〈一連の工程で当該処理物をご冷処理することを
”T tEにする真空焼結急冷方法を。
引き統〈一連の工程で当該処理物をご冷処理することを
”T tEにする真空焼結急冷方法を。
この方法の実施に供する炉と併せて新たに提供するもの
である。
である。
し問題点を解決するための手段]
すなわち、上記の問題点を克服解消するために本発明で
提唱する真空焼結急冷方法は、処理物を炉内のタイトボ
ックスに収納してr↓空焼結(脱ロウ丁程を含む)した
後、引きbAJ同タイトボックス内で処理物に冷却ガス
を噴射して急冷することを特徴としている。
提唱する真空焼結急冷方法は、処理物を炉内のタイトボ
ックスに収納してr↓空焼結(脱ロウ丁程を含む)した
後、引きbAJ同タイトボックス内で処理物に冷却ガス
を噴射して急冷することを特徴としている。
また、本発明の方法を実施するため同時に提案する真空
焼結急冷炉は、密閉形のチャンバー内に、その開口端部
に開閉ri(能な扉を有しかつ内部を真空吸引r=(能
に構成して処理物を収納するタイトボックスと、このタ
イトボックスのまわりに配置されるヒータと、1有記チ
ヤンバー内に供給される冷却ガスを回チャンバー内で送
風する冷却ファンと、この冷却ファンで送風される冷却
ガスを導びく導風通路と、この4風通路から冷却ガスを
導入して前記タイトボックス内の処理物に向けて噴出す
るノズルと、前記タイトポー、クスから排出される冷却
ガスを前記冷却ファンの吸込側に案内する案内通路と、
この案内通路に介設され冷却ガスを冷却するターナとを
配設してなることを特徴としているものである・ 1作用」 未発11方法について説明すると、この方法では炉のタ
イトボックス内で脱ロウし真空焼結した後、引き続き処
理物を急冷するにさいし、その処理物に対し冷却ガスを
噴射するようにしたものであるから、焼入れや組織の調
整に必要な高温域での冷却速度を大きくして処理物を急
冷することが可能となる。つまり、従来では巾−炉内で
焼結後処理物を連続的にガス冷却して急冷しようとして
も、断熱材その他の炉材熱容埴が大きいため、処理物に
必要な高温域での十分大きな冷却速度を付1Fすること
ができなかったが1本発明方法によると、処理物に直接
冷却ガスを噴射して、不安な炉材の冷却を避けるように
冷却するものであるから炉全体としての冷却速度はdく
とも、処理物を後先的に冷却してその高温域における必
要な湿度範囲での大きな冷却速度を確保できるのである
。
焼結急冷炉は、密閉形のチャンバー内に、その開口端部
に開閉ri(能な扉を有しかつ内部を真空吸引r=(能
に構成して処理物を収納するタイトボックスと、このタ
イトボックスのまわりに配置されるヒータと、1有記チ
ヤンバー内に供給される冷却ガスを回チャンバー内で送
風する冷却ファンと、この冷却ファンで送風される冷却
ガスを導びく導風通路と、この4風通路から冷却ガスを
導入して前記タイトボックス内の処理物に向けて噴出す
るノズルと、前記タイトポー、クスから排出される冷却
ガスを前記冷却ファンの吸込側に案内する案内通路と、
この案内通路に介設され冷却ガスを冷却するターナとを
配設してなることを特徴としているものである・ 1作用」 未発11方法について説明すると、この方法では炉のタ
イトボックス内で脱ロウし真空焼結した後、引き続き処
理物を急冷するにさいし、その処理物に対し冷却ガスを
噴射するようにしたものであるから、焼入れや組織の調
整に必要な高温域での冷却速度を大きくして処理物を急
冷することが可能となる。つまり、従来では巾−炉内で
焼結後処理物を連続的にガス冷却して急冷しようとして
も、断熱材その他の炉材熱容埴が大きいため、処理物に
必要な高温域での十分大きな冷却速度を付1Fすること
ができなかったが1本発明方法によると、処理物に直接
冷却ガスを噴射して、不安な炉材の冷却を避けるように
冷却するものであるから炉全体としての冷却速度はdく
とも、処理物を後先的に冷却してその高温域における必
要な湿度範囲での大きな冷却速度を確保できるのである
。
また、前記の構成を具備してなる本発明の真空焼結コ冷
炉では、処理物を炉内のタイトボックスに収納すれば、
そのチャンバー内に関連して設けた安来の働きにより、
タイトボックスの密閉状TE′。
炉では、処理物を炉内のタイトボックスに収納すれば、
そのチャンバー内に関連して設けた安来の働きにより、
タイトボックスの密閉状TE′。
での脱ロウとタイトボックスの開放状71での真空焼結
、さらにガス噴射冷却を一貫り程で連続的に行なえるも
のとなり、装置的に本発明方法の実施を回部ならしめる
ものである。
、さらにガス噴射冷却を一貫り程で連続的に行なえるも
のとなり、装置的に本発明方法の実施を回部ならしめる
ものである。
[¥施例]
以下、本発明の方法および装置(真空焼結急冷炉)を図
示の実施例について詳しく説明する。
示の実施例について詳しく説明する。
第1図と第2図は1本発明に係る真空焼結急冷方法の概
要並びにこの方法に供する炉の構造を図示している。
要並びにこの方法に供する炉の構造を図示している。
そこで先ず、この真空焼結急冷炉の構造について説明す
ると、この炉は一端側に開閉可能な炉4部1aを有する
中空の密閉形チャンバー1に1次のような要素を配設し
て構成される。
ると、この炉は一端側に開閉可能な炉4部1aを有する
中空の密閉形チャンバー1に1次のような要素を配設し
て構成される。
チャンバーl内の中央部には、その周囲を断熱材4aで
覆ったタイトボックス2を配置している。このタイトボ
ックス2は、筒状の本体2aとその両端開口端部3.3
を密閉する4部2b、2bとから構成され、4部2b、
2bは厚手の断熱壁4b、4bに内張されて該断熱壁4
b、4bと一体にタイトホックス2の扉5,5を構築し
ている。そして、この両側のLJf5.5はそれぞれチ
ャンバ−1に固設した扉開閉装置6.6のシリンダ6a
、6aと駆動するリンクレバー6b、6bを介して開閉
自在とされている。また、このタイトボックス2は、そ
の本体2aの底部中央に脱ロウ時において図外の真空ポ
ンプと連通される排気管7を開口させて接続し、扉5,
5の密閉状態でその内部を真空に吸引できるように構成
している。
覆ったタイトボックス2を配置している。このタイトボ
ックス2は、筒状の本体2aとその両端開口端部3.3
を密閉する4部2b、2bとから構成され、4部2b、
2bは厚手の断熱壁4b、4bに内張されて該断熱壁4
b、4bと一体にタイトホックス2の扉5,5を構築し
ている。そして、この両側のLJf5.5はそれぞれチ
ャンバ−1に固設した扉開閉装置6.6のシリンダ6a
、6aと駆動するリンクレバー6b、6bを介して開閉
自在とされている。また、このタイトボックス2は、そ
の本体2aの底部中央に脱ロウ時において図外の真空ポ
ンプと連通される排気管7を開口させて接続し、扉5,
5の密閉状態でその内部を真空に吸引できるように構成
している。
そして、このタイトボックス2の内部に、図示のように
目的の処理物Aが収納される。なお、チャンバー1には
、該ナヤンパーl内全体を真空排気するための排気管2
2がその一側に開口させて接続してあり、真空焼結時に
はタイトボックス2の扉5.5を開放して排気する。
目的の処理物Aが収納される。なお、チャンバー1には
、該ナヤンパーl内全体を真空排気するための排気管2
2がその一側に開口させて接続してあり、真空焼結時に
はタイトボックス2の扉5.5を開放して排気する。
また、このタイトボックス2のまわりの本体2aと前記
断熱材4aとの間にヒータ8を配置している。このヒー
タ8はタイトボックス2内の処理物Aを間接加熱するた
めのもので、チャンバ−1に該ヒータ8に通電させる給
電端子9を装着している。
断熱材4aとの間にヒータ8を配置している。このヒー
タ8はタイトボックス2内の処理物Aを間接加熱するた
めのもので、チャンバ−1に該ヒータ8に通電させる給
電端子9を装着している。
一方、チャンバー1内における前記炉4部1aと反対側
の端部に、図示しないガス導入管から供給される冷却ガ
ス(不活性ガス)をナヤンハー1内で送風し循環させる
ための冷却ファン10を設けている。この冷却ファンl
Oは、その回転軸をシール軸受11を介して気密に外部
に延出し、炉外に配設したモータ12で回転駆動される
ようになっている。
の端部に、図示しないガス導入管から供給される冷却ガ
ス(不活性ガス)をナヤンハー1内で送風し循環させる
ための冷却ファン10を設けている。この冷却ファンl
Oは、その回転軸をシール軸受11を介して気密に外部
に延出し、炉外に配設したモータ12で回転駆動される
ようになっている。
そして、処理物Aの急冷1程において冷却ファン10を
作動させたとき、該冷却ファン10から送風される冷却
ガスを導びく導風通路13をチャン/<−1内に設けて
いる。この導風通路13は、この場合具体的には、冷却
ファンlOの導風板14に一端を連接してチャンバ−1
の内面に沿設したタクトからなっている。そして、この
導風通路13の送風端13aを、タイトボックス2の一
端側の前記扉5の外周近接位置に開口させ、第2図のよ
うに、その扉5を開いた状j島で4風通路13の送風端
13aが丁度扉5の隙間15と会合し、タイトボックス
2の一端側聞口端部3と連通されるように構成している
。
作動させたとき、該冷却ファン10から送風される冷却
ガスを導びく導風通路13をチャン/<−1内に設けて
いる。この導風通路13は、この場合具体的には、冷却
ファンlOの導風板14に一端を連接してチャンバ−1
の内面に沿設したタクトからなっている。そして、この
導風通路13の送風端13aを、タイトボックス2の一
端側の前記扉5の外周近接位置に開口させ、第2図のよ
うに、その扉5を開いた状j島で4風通路13の送風端
13aが丁度扉5の隙間15と会合し、タイトボックス
2の一端側聞口端部3と連通されるように構成している
。
そして更に、この導風通路13と連通されるタイトボッ
クス2の一端側聞目端部3の近傍に、タイトボックス本
体2aに嵌着して仕切板16を設け、この仕νJ&16
に前記4風通路13から冷却ガスを4人し、タイトボッ
クス2内の処理物Aに向は軸方向に冷却ガスを噴出する
ノズル17を開通させている。
クス2の一端側聞目端部3の近傍に、タイトボックス本
体2aに嵌着して仕切板16を設け、この仕νJ&16
に前記4風通路13から冷却ガスを4人し、タイトボッ
クス2内の処理物Aに向は軸方向に冷却ガスを噴出する
ノズル17を開通させている。
この/プル1フからタイトボックス2内に噴出された冷
却ガスは、他端側の開口端部3よりチャンバー1内に排
出されることになるが、この冷却ガスを1ti記昂却フ
アン10の吸込側に案内し、冷却ガスの循環を行なわし
めるための案内通路18をチャンバー1内に設けている
。この゛メ内通路18は、この場合具体的には、タイト
ボックス2をセットしたチャンバー1内に形成される空
間を利用するようにしたものである。
却ガスは、他端側の開口端部3よりチャンバー1内に排
出されることになるが、この冷却ガスを1ti記昂却フ
アン10の吸込側に案内し、冷却ガスの循環を行なわし
めるための案内通路18をチャンバー1内に設けている
。この゛メ内通路18は、この場合具体的には、タイト
ボックス2をセットしたチャンバー1内に形成される空
間を利用するようにしたものである。
そして、この案内通路18における前記冷却ファン10
の吸込側近傍に、前記処理物Aを冷却し加温してから帰
還される冷却ガスを冷ノ」するクーラ19を介設してい
る。このクーラ19は、この場合炉外からtIt通され
る冷却水に冷却ガスを熱交換するラジェータからなって
いる。
の吸込側近傍に、前記処理物Aを冷却し加温してから帰
還される冷却ガスを冷ノ」するクーラ19を介設してい
る。このクーラ19は、この場合炉外からtIt通され
る冷却水に冷却ガスを熱交換するラジェータからなって
いる。
次いで、ト記構成を具備する真空焼結急冷炉をを用いた
本発明の方法について説明する。
本発明の方法について説明する。
まず第1図に示す真空焼結工程(脱ロウ工程を含む)で
は、処理物(粉末成形品)Aをタイトボックス2に収納
してからrJ#5.5を閉じ、ざらにチャンバー1を密
閉して作業を開始する。この真空焼結工程では、内設ヒ
ータ8でタイトボックス2内の処理物Aを所定の焼結温
度に加熱するとともに、タイトボックス2内を予め排気
管7で吸引して真空雰囲気に調整しておく、そして、処
理物Aをこの状態で所定時間保持し先ず脱ロウ処理を行
なった後、今度はタイトボックス2の扉5゜5を開きチ
ャンバー1内を排気管22から真空排気し、さらに高温
で所定時間保持して焼結工程を完rすることになる。
は、処理物(粉末成形品)Aをタイトボックス2に収納
してからrJ#5.5を閉じ、ざらにチャンバー1を密
閉して作業を開始する。この真空焼結工程では、内設ヒ
ータ8でタイトボックス2内の処理物Aを所定の焼結温
度に加熱するとともに、タイトボックス2内を予め排気
管7で吸引して真空雰囲気に調整しておく、そして、処
理物Aをこの状態で所定時間保持し先ず脱ロウ処理を行
なった後、今度はタイトボックス2の扉5゜5を開きチ
ャンバー1内を排気管22から真空排気し、さらに高温
で所定時間保持して焼結工程を完rすることになる。
引さ続く第2図に示す急冷工程では、炉外からナヤンへ
−1内に冷却ガスを加圧して供給するとともに、回チャ
ンバー1内に設けた冷却ファン10とクーラ19の作動
を開始し、さらにこれと同時的にタイトボックス2の内
側扉5.5を開放する。すると、チャンバー1内に導入
された加圧冷却ガスが導風通路13.タイトボックス2
の片側扉5の隙間15を通ってタイトボックス一端側の
開口端部3に導びかれ、さらにこの部分からその仕切板
16に開設したノズル17群から軸方向に噴出され、タ
イトボックス2内の処理物(焼結晶)Aに直接加圧冷却
ガスが流通し接触されることになる。そして、この処理
物Aを冷却した加圧冷却ガスは反対側の開口端部3より
密閉形チャンバー1内に排出され、同チャンバー1内に
設けた案内通路18を通って冷却ファンioの吸込側に
帰り、クーラ19で冷却されてから冷却ファンlOで1
1び循環されることになる。この加圧冷却ガスの流れを
第2図に矢線で示す、かくして、一定時間処理物Aに対
する冷却ガスの噴射を行なったならば急冷工程を終rし
、その後炉内を放冷して適宜のタイミングで処理物Aを
取出す。
−1内に冷却ガスを加圧して供給するとともに、回チャ
ンバー1内に設けた冷却ファン10とクーラ19の作動
を開始し、さらにこれと同時的にタイトボックス2の内
側扉5.5を開放する。すると、チャンバー1内に導入
された加圧冷却ガスが導風通路13.タイトボックス2
の片側扉5の隙間15を通ってタイトボックス一端側の
開口端部3に導びかれ、さらにこの部分からその仕切板
16に開設したノズル17群から軸方向に噴出され、タ
イトボックス2内の処理物(焼結晶)Aに直接加圧冷却
ガスが流通し接触されることになる。そして、この処理
物Aを冷却した加圧冷却ガスは反対側の開口端部3より
密閉形チャンバー1内に排出され、同チャンバー1内に
設けた案内通路18を通って冷却ファンioの吸込側に
帰り、クーラ19で冷却されてから冷却ファンlOで1
1び循環されることになる。この加圧冷却ガスの流れを
第2図に矢線で示す、かくして、一定時間処理物Aに対
する冷却ガスの噴射を行なったならば急冷工程を終rし
、その後炉内を放冷して適宜のタイミングで処理物Aを
取出す。
以トの如く、本発明の真空焼結急冷方法では屯−炉内で
一頁[程のドに脱ロウ、焼結、急冷処理を1!1!続し
て実施できるものとなる。そして、かかる本発明におけ
る最大の特徴は、その急冷り程時において、炉内に供給
される冷却ガスを直接処理物に噴射せしめるようにした
ことである。すなわち、玲/、1ガスを加圧して送風す
ればより効果的な冷却効果が発揮できるものとなるが、
さらに処理物Aに直接冷却ガスを作用せしめるようにす
れば、たとえ大5な熱室jIX−を持つ炉材の冷却が遅
延しても比較的f!S容;11の小ざい処理物Aは高温
域から1F急に温度低重させることができ、必要な急冷
効果を部分に発現でさるものとなるのである。なお、本
発明の方法によっても、炉材の大きな熱室t、)が影!
するため処理物Aが高温域からある程度低い7.1度に
まで急冷した後は、その冷却速度が〃くなることを免れ
ないが、一般に焼結晶の焼入れ処理などで急冷を〃求さ
れるX間は高温側の一定温度域に限られるため、その急
冷処理祷に冷却速度が鏝化しても別設支障ない。
一頁[程のドに脱ロウ、焼結、急冷処理を1!1!続し
て実施できるものとなる。そして、かかる本発明におけ
る最大の特徴は、その急冷り程時において、炉内に供給
される冷却ガスを直接処理物に噴射せしめるようにした
ことである。すなわち、玲/、1ガスを加圧して送風す
ればより効果的な冷却効果が発揮できるものとなるが、
さらに処理物Aに直接冷却ガスを作用せしめるようにす
れば、たとえ大5な熱室jIX−を持つ炉材の冷却が遅
延しても比較的f!S容;11の小ざい処理物Aは高温
域から1F急に温度低重させることができ、必要な急冷
効果を部分に発現でさるものとなるのである。なお、本
発明の方法によっても、炉材の大きな熱室t、)が影!
するため処理物Aが高温域からある程度低い7.1度に
まで急冷した後は、その冷却速度が〃くなることを免れ
ないが、一般に焼結晶の焼入れ処理などで急冷を〃求さ
れるX間は高温側の一定温度域に限られるため、その急
冷処理祷に冷却速度が鏝化しても別設支障ない。
本発明の真空焼結急冷方法は、以ヒのように、処理物の
真空焼結工程と急冷工程とを巾−炉内で連続した一1’
j 工程で実施できるものであるため。
真空焼結工程と急冷工程とを巾−炉内で連続した一1’
j 工程で実施できるものであるため。
今までのこの種焼結晶の製造に比較すると、作業能率と
生産効率とが改9され、炉の設仙費も低くできるなど種
々のメリットが得られる。加えて、この方法によると、
ノズル17による冷却ガスの処理物Aに対する当りを均
一化しさえすれば、別玉程で急冷処理する場合のような
加熱、冷却ムラを起す要因が排除されることになり、特
に焼入れ鋼製品の場合にあっては、焼入硬度のバラツキ
や焼入れ歪の発生を少なくすることができる。
生産効率とが改9され、炉の設仙費も低くできるなど種
々のメリットが得られる。加えて、この方法によると、
ノズル17による冷却ガスの処理物Aに対する当りを均
一化しさえすれば、別玉程で急冷処理する場合のような
加熱、冷却ムラを起す要因が排除されることになり、特
に焼入れ鋼製品の場合にあっては、焼入硬度のバラツキ
や焼入れ歪の発生を少なくすることができる。
また、この方法に供する真空焼結急冷炉は、今までに比
類のない全く新規なものであるヒ、装置全体としてもノ
ズル機構を付加改良するだけで。
類のない全く新規なものであるヒ、装置全体としてもノ
ズル機構を付加改良するだけで。
従来の真空焼結炉とに?ど変わりない内部の基本構造で
コンパクトにまとめることができる特徴を有する。
コンパクトにまとめることができる特徴を有する。
次に1本発明の真空焼結急冷炉の他の実施例。
特にタイトボックス内の処理物に対するノズルの取付配
置構造の変形例について説明する。
置構造の変形例について説明する。
第1図、第2図に図示したタイトボックス2の開口端部
3から軸方向、つまり横向5に冷却ガスを噴出させて処
理物Aに当てる形式のものは、処理物Aが比較的小物で
タイトボックス2内に多段に積重されるような場合には
、均一で最も有効的に冷却作用を発揮できるが1例えば
大物品をその立長を立ててセットするような場合では、
第3図あるいは第4図に示、すように、タイトボックス
2内の処理物Aに対しノズル20又は21から冷却ガス
を軸直交方向の縦向きにして噴射させるようにした方が
効果的となる場合がある。
3から軸方向、つまり横向5に冷却ガスを噴出させて処
理物Aに当てる形式のものは、処理物Aが比較的小物で
タイトボックス2内に多段に積重されるような場合には
、均一で最も有効的に冷却作用を発揮できるが1例えば
大物品をその立長を立ててセットするような場合では、
第3図あるいは第4図に示、すように、タイトボックス
2内の処理物Aに対しノズル20又は21から冷却ガス
を軸直交方向の縦向きにして噴射させるようにした方が
効果的となる場合がある。
すなわち、第3図の例は、前記の例でタイトホックス2
の開口端部3に設けられる仕νJ&16に直接軸方向の
ノズル17を開、没するのに代えて、この什すJ叛16
から導風通路13と連通する開口端部3に一端を開口さ
せて処理物Aを挟むようにタイトボックス2内に適数本
のノズル20を延1役し、このノズル20の側面に所々
ノズル穴2Oaを開[1させて処理物Aの七ド面側にそ
の軸直交方向に噴出される冷却ガスを噴射させるように
したものである。また、第414の例は、前記導風通路
13をタイトボックス2の外周位置まで延長して設ける
とともに、この導風通路13から前記断熱材4aとタイ
トボックス本体2aを貫通して、ノズル21をタイトボ
ックス2内にその先端部21aを臨出させ、0′53図
の例と同じく当該ノズル21から処理物Aの1下面に対
し冷却ガスを軸直交方向に噴射せしめるようにしたもの
である。なお、この第4図の例では、タイトボックス2
の両端開口端部3.3から冷却ガスを排出させるように
している。
の開口端部3に設けられる仕νJ&16に直接軸方向の
ノズル17を開、没するのに代えて、この什すJ叛16
から導風通路13と連通する開口端部3に一端を開口さ
せて処理物Aを挟むようにタイトボックス2内に適数本
のノズル20を延1役し、このノズル20の側面に所々
ノズル穴2Oaを開[1させて処理物Aの七ド面側にそ
の軸直交方向に噴出される冷却ガスを噴射させるように
したものである。また、第414の例は、前記導風通路
13をタイトボックス2の外周位置まで延長して設ける
とともに、この導風通路13から前記断熱材4aとタイ
トボックス本体2aを貫通して、ノズル21をタイトボ
ックス2内にその先端部21aを臨出させ、0′53図
の例と同じく当該ノズル21から処理物Aの1下面に対
し冷却ガスを軸直交方向に噴射せしめるようにしたもの
である。なお、この第4図の例では、タイトボックス2
の両端開口端部3.3から冷却ガスを排出させるように
している。
上記に掲げた変形実施例の他、本発明ではそのノズルの
取付配置構造や炉の他の構成り素については1本発明の
主旨を変更しない範囲で図示例の他にその様々な設計変
更がIfT能である。
取付配置構造や炉の他の構成り素については1本発明の
主旨を変更しない範囲で図示例の他にその様々な設計変
更がIfT能である。
なお1本発明で新たに提案する構成の炉については、そ
の名称に関わらず、その他真空加圧焼結炉、真空加圧焼
入炉、I°↓空脱ガス炉、調質炉などに多目的に利用で
きる余地がある。
の名称に関わらず、その他真空加圧焼結炉、真空加圧焼
入炉、I°↓空脱ガス炉、調質炉などに多目的に利用で
きる余地がある。
[発明の@果]
本発明は、以tに説明した通りであって1本発明方法に
よると、従来別々の[程で処理しなければならなかった
粉末成形品の真空焼結[程とその焼結晶の急冷工程とを
連続した一貫工程で行なえるものとなり、作業性、生産
性1品質、経済性等における多面的改善が図られる。ま
た1回時に提案する真空焼結急冷炉は、この−頁り程で
の処理を11目距ならしめる熱処理炉として画期的であ
り、かつその使用目的に無駄なく十分に機能できる特徴
をイiする。
よると、従来別々の[程で処理しなければならなかった
粉末成形品の真空焼結[程とその焼結晶の急冷工程とを
連続した一貫工程で行なえるものとなり、作業性、生産
性1品質、経済性等における多面的改善が図られる。ま
た1回時に提案する真空焼結急冷炉は、この−頁り程で
の処理を11目距ならしめる熱処理炉として画期的であ
り、かつその使用目的に無駄なく十分に機能できる特徴
をイiする。
4、面の簡単な説明
第1図、第2図は共に本発明の第1実施例に係る真空焼
結急冷炉の概略断面図である。:tS3図は未発Ij+
の第2実施例に係る真空焼結急冷炉の概略断面図である
。第4図は本発明の第3実施例に係るふL ”M焼結急
〜炉の概略断面図である。
結急冷炉の概略断面図である。:tS3図は未発Ij+
の第2実施例に係る真空焼結急冷炉の概略断面図である
。第4図は本発明の第3実施例に係るふL ”M焼結急
〜炉の概略断面図である。
A−虐・処理物
1IIII−チャンバー、las・・炉?:、部2・・
・タイトボックス 2a・・・本体、 2b−・拳4部 3・・・開[1端部 4a・・・断熱材、 4b・・・断熱壁5・・・bj 6・・・扉開閉装置 7串・・排気管 8・e舎ヒータ 101IIIs冷却フアン 13・・・導風通路 15・・争隙間 16・・・仕切板 17.20 .21−−−ノズル 18・・・案内通路 19・・・クーラ 22・・Φ排気管
・タイトボックス 2a・・・本体、 2b−・拳4部 3・・・開[1端部 4a・・・断熱材、 4b・・・断熱壁5・・・bj 6・・・扉開閉装置 7串・・排気管 8・e舎ヒータ 101IIIs冷却フアン 13・・・導風通路 15・・争隙間 16・・・仕切板 17.20 .21−−−ノズル 18・・・案内通路 19・・・クーラ 22・・Φ排気管
Claims (5)
- (1)処理物を炉内のタイトボックスに収納して真空焼
結した後、引き続き同タイトボックス内で処理物に冷却
ガスを噴射して急冷することを特徴とする真空焼結急冷
方法。 - (2)密閉形のチャンバー内に、その開口端部に開閉可
能な口を有しかつ内部を真空吸引可能に構成して処理物
を収納するタイトボックスと、このタイトボックスのま
わりに配置されるヒータと、前記チャンバー内に供給さ
れる冷却ガスを同チャンバー内で送風する冷却ファンと
、この冷却ファンで送風される冷却ガスを導びく導風通
路と、この導風通路から冷却ガスを導入して前記タイト
ボックス内の処理物に向けて噴出するノズルと、前記タ
イトボックスから排出される冷却ガスを前記冷却ファン
の吸込側に案内する案内通路と、この案内通路に介設さ
れ冷却ガスを冷却するクーラとを配設してなることを特
徴とする真空焼結急冷炉。 - (3)導風通路を、タイトボックスの扉を開けた状態で
その一端側開口端部と連通するように設けるとともに、
このタイトボックスの開口端部に設けたノズルで冷却ガ
スを軸方向に向けて噴出せしめるようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第2項記載の真空焼結急冷炉。 - (4)導風通路を、タイトボックスの扉を開けた状態で
その一端側開口端部と連通するように設けるとともに、
このタイトボックスの開口端部から延設したノズルで冷
却ガスを軸直交方向に向けて噴出せしめるようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の真空焼結急
冷炉。 - (5)導風通路を、タイトボックスの外周に設けるとと
もに、この4風通路からタイトボックスを貫通して設け
たノズルで冷却ガスを軸直交方向に向けて噴出せしめる
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
の真空焼結急冷炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60270217A JPH0651882B2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 真空焼結急冷炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60270217A JPH0651882B2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 真空焼結急冷炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62167803A true JPS62167803A (ja) | 1987-07-24 |
JPH0651882B2 JPH0651882B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=17483171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60270217A Expired - Fee Related JPH0651882B2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 真空焼結急冷炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651882B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5005541A (en) * | 1989-08-02 | 1991-04-09 | Otai Tekko Kabushiki Kaisha And Koyo Seiko Co., Ltd. | Hydraulic valve lifter |
KR100495267B1 (ko) * | 2002-10-29 | 2005-06-16 | 주식회사제4기한국 | 자동 진공 금형 열처리 장치 |
CN106914615A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-07-04 | 常熟市双月机械有限公司 | 一种粉末冶金烧结炉 |
CN108518991A (zh) * | 2018-04-08 | 2018-09-11 | 中冶东方工程技术有限公司 | 烧结冷却装置 |
JP2020085359A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 中外炉工業株式会社 | 熱処理炉 |
JP2021085623A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | 島津産機システムズ株式会社 | 熱処理炉 |
CN116972644A (zh) * | 2023-09-20 | 2023-10-31 | 山东嘉腾实业有限公司 | 一种耐火材料生产用烘烤炉 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075105A (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-20 | ||
JPS53120611A (en) * | 1977-03-30 | 1978-10-21 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Sintering furnace for powder metallurgy |
JPS609801A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-18 | Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd | 真空焼結炉 |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP60270217A patent/JPH0651882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075105A (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-20 | ||
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KR100495267B1 (ko) * | 2002-10-29 | 2005-06-16 | 주식회사제4기한국 | 자동 진공 금형 열처리 장치 |
CN106914615A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-07-04 | 常熟市双月机械有限公司 | 一种粉末冶金烧结炉 |
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CN108518991A (zh) * | 2018-04-08 | 2018-09-11 | 中冶东方工程技术有限公司 | 烧结冷却装置 |
JP2020085359A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 中外炉工業株式会社 | 熱処理炉 |
JP2021085623A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | 島津産機システムズ株式会社 | 熱処理炉 |
CN116972644A (zh) * | 2023-09-20 | 2023-10-31 | 山东嘉腾实业有限公司 | 一种耐火材料生产用烘烤炉 |
CN116972644B (zh) * | 2023-09-20 | 2023-11-24 | 山东嘉腾实业有限公司 | 一种耐火材料生产用烘烤炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0651882B2 (ja) | 1994-07-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |