JPH01203313A - メイクアップ化粧料 - Google Patents

メイクアップ化粧料

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JPH01203313A
JPH01203313A JP2520788A JP2520788A JPH01203313A JP H01203313 A JPH01203313 A JP H01203313A JP 2520788 A JP2520788 A JP 2520788A JP 2520788 A JP2520788 A JP 2520788A JP H01203313 A JPH01203313 A JP H01203313A
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glycol
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行男 無類井
Masaaki Saito
斎藤 雅昭
Yasuko Akiyama
秋山 靖子
Kiyoko Koshiba
小柴 ▲きよ▼子
Michiko Nara
奈良 道子
Yoshihiro Morikawa
森川 良広
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    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8141Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8152Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特定のアクリル系ポリマーエマルジョン及び特
定のグリコールを配合してなるメイクアップ化粧料、特
にアイメイクアップに好適な化粧料に関する。
〔従来の技術〕
一般にメイクアップ化粧料、就中、アイメイクアップ化
粧料はその形態によって、水系、油系、粉末系に分類さ
れるが、製品を評価する基準としては、使用し易いこと
、使用感が良いこと、製品の安定性が良いこと、皮膚に
たいして安全であること等に加えて、特に化粧もちの良
いことが挙げられる。
従来のメイクアップ化粧料は化粧もちが悪く、汗・涙・
皮脂などの人体分泌物の作用により、または雨・雪・プ
ールの水・海水などの水分の作用により、また、併用す
る他の化粧料との相互作用により、さらにまた、手や衣
類による摩擦などの物理的作用によっても化粧くずれを
起こすものが多く、油性多イブや地糸エマルジョンタイ
プでこの点を改善したものはみられるが(特公昭52−
27695、特開昭52−90637 ) 、水系皮膜
タイプないしその他の水系タイプで満足なものはみられ
なかった0例えば、水系のものは親水性物質を多量に含
有するため、汗・涙・雨等に弱(耐水性が不良である。
又、地糸のものは逆に皮脂や併用する化粧料の油分等の
影響をうけて化粧くずれをおこす、即ち耐油性が不良で
ある。又、乳化系においても耐水性および耐油性がいず
れも充分でない。
この化粧くずれは単に水や油との相互作用によるばかり
ではな(使用部位の皮膚の動き、手或いは衣類による摩
擦による化粧(ずれも大きな因子であり、即ち肌へ接着
性が重要なポイントである。
これま゛でこれらの条件を満足する製品を開発すぺ(種
々の検討が化粧品研究者によって進められてきたがすべ
ての条件を満足したものは水系では、現在まで殆ど見当
たらない。
これらの製品形態のうち、ポリマーエマルジョンを用い
た皮膜タイプのアイメイクアップ化粧料は使いやすさや
化粧効果等にすぐれた性質をもつため広く愛用される製
品の1つである。
従来のこの種の化粧料成分には皮膜形成剤として天然の
ラテックス又は水溶性高分子や乳化剤を用いた乳化重合
によるポリマーエマルジョンが用いられてきたが、これ
らの高分子物質自体の耐水性が悪いため化粧料として充
分な耐水性を得ることが困難であった。
この点を解決するために、例えば、特開昭50−125
043号公報に見られる、固型、半固型、液状油分〜水
〜ポリマーエマルジョン系聴毛用化粧料の如く、乳化皮
膜タイプの開発がなされているが、ポリマーエマルジョ
ン自体の耐水性が配慮されていないために、必ずしも完
全なものとはいえない。
耐水性の優れたポリマーエマルジョンの開発検討は接着
剤、塗料業界でもすでに検討がなされて種々のエマルジ
ョンが開発されているが、化粧料用としては特に次の3
点を兼ねそなえていなくてはならないため他用途のもの
は使用できず、化粧品独自の開発が必要不可欠である。
1 人体に対して有害な成分が存在しないこと。
(ホルマリン、未反応モノマー等) 2 微生物に対して安定であること。
3 すぐれた皮膜特性を有すること。
■連続的な皮膜を形成すること。
■皮膜が適度の硬さと柔軟性をもっこと。
■皮膚への密着性が良いこと。
■皮膜が耐水性にすぐれていること。
ポリマーエマルジョンを化粧品に用いた公知技術には、
例えば、英国特許第1110240号、米国特許第36
39572号と特開昭48−36347号がある。
英国特許第1110240号はアクリル酸エチル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸な
どの中性、無毒アクリル酸エステルを(3〜7%)含む
皮膚化粧料とくに耐摩擦性、耐汚れ性、耐水性液状アイ
メイクアップであり、米国特許第3639572号は、
上の英国特許と同一出願人によるものであるが、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸ブチルお
よびメタクリル酸が20:15:60:5から成るポリ
マーエマルジョンを3〜7%含む耐摩擦性、耐汚れ性、
耐水性アイライナーである。
また、特開昭48−36347号は、合成樹脂工? /
L/ ’)ヨン、特に塩化ビニリデンと塩化ビニルの共
重合エルマジッンを50%あるいはメタクリル酸メチル
ポリマーエマルジョン60%を主体とする液状眉墨の製
法であるが、これらはいずれも耐水性、安全性の点で満
足されるものではない。
なぜならば、これら公知技術で使用されているポリマー
エマルジョンは、たとえば米国、英国特許ではポリマー
組成中に耐水性の悪いエチルアクリレート及びメタクリ
ル酸がかなり多量に含有されているため、これらポリマ
ーエマルジョンより得られる皮膜は掘めて耐水性に乏し
く又、化粧料中への使用量が少いことから化粧もち効果
、特に耐水性への効果は全く期待できない。又、特開昭
48−36347号の合成樹脂エマルジョンで樹脂組成
自体が人体に対する安全性の点で問題が多く化粧料用原
料としては好ましくない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは上記事情に鑑み、特定のポリマーエマルジ
ョンについて数多くの系統的な実験と考察を重ねた結果
、驚くべきことに特定のポリマーエマルジョンと特定の
グリコールをそれぞれ量限定して使用すると上記の如き
欠点のない優れたメイクアップ化粧料が得られることを
見い出し本発明を完成するに至った。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明はアクリル系ポリマーエマルジョンを配
合したメイクアップ化粧料において、アクリル系ポリマ
ーエマルジョンのモノマー組成の中、アクリル系エステ
ルモノマーが、エステル部の炭素数が4〜18のアクリ
ル酸エステルモノマーの1種または2種以上と、エステ
ル部の炭素数が1〜4のメタクリル酸エステルモノマー
の1種または2種以上との混合物であり、前記アクリル
系ポリマーエマルジョンの配合量が、存効樹脂分として
7.5〜301if%であり、さらにプロピレングリコ
ール、1.3−ブチレングリコールおよびジプロピレン
グリコールの少な(とも1種が合計で4〜10重量%配
合されていることを特徴とするメイクアップ化粧料を提
供するものである。
以下、本発明の構成について詳述する。本発明に用いる
アクリル系ポリマーエマルジョンのアクリル酸エステル
モノマーとしては、ブチルアクリレート(BA)、イソ
ブチルアクリレート(IsoBA)、ヘキシルアクリレ
ート(HA)、2−エチルヘキシルアクリレート(2E
HA)等が含まれるが、特に2−エチルヘキシルアクリ
レートを単独で、またはブチルアクリレート等の他のア
クリル酸エステルモノマーと併用することが最も好まし
い。
エステル部の炭素数が3以下であるメチルアクリレート
やエチルアクリレートを使用した場合には、耐水性が極
めて悪く、良好なメイクアップ化粧料は作り得ない。ま
た、エステル部の炭素数が19以上のアクリル酸エステ
ルは反応性が悪く、エマルジッン重合には適さない。ま
た、エステル部炭素数が9以上になると得られたポリマ
ーエマルジョンに臭いが有るため、化粧料への配合条件
に多少の制限が加えられる。
従って、エステル部の炭素数は4〜8が好ましく、中で
も2−エチルヘキシルアクリレートが最も好ましい。
上記のアクリル酸エステルモノマーと併用するモノマー
としては、単独重合した際のMFT (最低被膜形成温
度)がO″C6以上るメチルメタクリレート(MMA)
 、エチルメタクリレート(EMA) 、ブチルメタク
リレート(BMA)等のメタクリル酸エステルが使用さ
れる。ビニルアセテート、スチレン、アクリロニトリル
、塩化ヒニル等は、皮膚安全性、耐水性、臭い等に欠点
があり、使用すべきではない。
アクリル酸エステルモノマーに混合されるメタクリル酸
エステルモノマーの量は、アクリル酸エステルモノマー
の種類、製造される化粧料の製品形態あるいは、化粧料
に配合される他の成分、例えば粉末量や油分によって変
化し、−概に限定することはできないが、例えば、MM
Aの場合であれば、アクリル酸エステルモノマー/MM
A=515〜8/2好ましくは6/4〜7/3であり、
EMAの場合は、アクリル酸エステルモノマー/EMA
=3/7〜7/3好ましくは4/6〜6/4である。
一般的に言うならば、アクリル酸エステルモノマー/メ
タクリル酸エステルモノマー=3/7〜8/2であり、
これをポリマーのもつM、F、Tでみるならば30°C
〜−20°C1好ましくは1o″C〜−10°Cである
エマルシヨンの合成は、−船釣な公知の乳化重合法によ
って行うことができる。即ち、重合反応装置に乳化剤の
水溶液を仕込み、その後50〜80’Cに加熱した条件
下で、モノマー及び重合開始剤(例えば過酸化水素又は
過酸化アンモニウム等)を数時間にわたって滴下しなが
ら重合させ、しばらく熟成を行った後、減圧下にて未反
応モノマーを除去する。
−船釣には、乳化剤としてアニオン及び非イオンの乳化
剤を0.2〜5%、又、重合開始剤は0.05〜1.0
%程度使用し、重合反応を完全に行う、場合によっては
少量のカルボキシ含有モノマー(例えば、アクリル酸、
メタクリル酸等)の共存が好ましいことは従来技術から
言うまでもない。
アクリル系ポリマーエマルジョンの配合量は有効樹脂分
として7.5〜30重量%であれば本発明の目的は達成
されるが、10〜25重量%であることが好ましい。又
、プロピレングリコール、1.3−ブチレングリコール
およびジプロピレングリコールの少なくとも1種の配合
量は全体として4〜10重量%であれば本発明の目的は
達せられる。さらにアクリル系ポリマーエマルジョンの
配合量が有効樹脂分として10〜25重量%でかつプロ
ピレングリコール、1.3−ブチレングリコールおよび
ジプロピレングリコールの少な(とも1種の配合量が5
〜7重量%であることが特に好ましい。
次に、本発明に用いたポリマーエマルジョンの製造例を
示す。
合成例 1 500I11の四つロフラスコ中に水150 mを入れ
、3.0gのポリオキシエチレンラウリルエーテルと0
.3gのラウリルサルフェートを溶解させる。アクリル
酸エステルモノマーとメタクリル酸エステルモノマーヲ
混合したアクリル系エステルモノマー150m(モノマ
ー比ニブチルアクリレート/メチルメタクリレ−)−7
/3)とアクリル酸2−とを混合した全モノマーと10
%の過硫酸アンモニウム水溶液10mとを各々数10回
に分割して、70〜80°Cに加温したフラスコの中に
滴下し、窒素気流中、かきまぜ速度25Orpm (ね
じり型攪拌棒)で3時間、重合反応を行った。
その後、更に1時間加熱攪拌を行い500m++i1g
で減圧脱臭を行い未反応モノマーを除去する。冷却後、
セロファン透析膜に移し透析を行いイオン性不純物を除
去して、被膜性良好なポリマーエマルジョンを得た。
合成例 2 500 mの四つロセパラブルフラスコ中に、水150
 dを入れ、4.5gのポリオキシエチレンラウリルエ
ーテルと、0.2gのラウリルサルフェートを溶解させ
る。アクリル酸エステルモノマーとメタフタル酸エステ
ルモノマーを混合したアクリル系エステルモノマー15
0 m (モノマー比ニブチルアクリレート/2−エチ
ルヘキシルアクリレート/ノルメタクリレートモノマー
=3/3/4)とアク。
リル酸3Idとを混合した全モノマーと、10%の過硫
酸アンモニウム水溶液101dとを各々数回又は数千回
に分割して、70〜75°Cに加温したフラスコの水溶
液の中に滴下し、窒素気流中、かきまぜ速度250rp
a+ (ねじり型攪拌棒)で3時間重合反応を行う。
その後1時間加熱攪拌を行い、500m5+Hgで減圧
脱臭を行う。
冷却後、セロファン透析膜を用いて透析を行い、イオン
性の不純物を除去すると皮膜性の良好なポリマーエマル
ジョンが得られる。
次に、ポリマー組成の範囲を明確にするため、表−1に
各種モノマー比におけるポリマーエマルジョンの物性値
を記した。ポリマーエマルジョンの製造は、アクリル系
エステルモノマーが2種の混合のものは合成例1に準じ
て、又エステルモノマーが3種以上の混合のものは合成
例2に準じて行った。
(以下余白) 表−1の評価規準は次の通りである。
O極めて良好 O良好 Δ 普通 X 不良 又、表−1の皮膜特性の評価試験法は次の通りである。
■ 透明性:皮膚上及び透明ガラス板に5X15+am
の巾で試料を塗布し乾燥後の透明性を評価する。
■ 粘着性:温度25°C1湿度50%の条件下で皮膚
上及び0.5 X20X50ma+サイズのナイロン板
上に試料を塗布し30分後の被膜の粘着性をミクロスパ
チュラにて官能判定する。
■ 白化度: 0.5 X20X50m+++サイズの
ナイロン板上に試料を塗布し5時間乾燥後蒸留水中に浸
漬、1日後、3日後、7日後の皮膜の白化度および膨潤
度合を肉眼にて判定する。
■ 耐水接着性:■の白化度のサンプルについて同様に
ナイロン板上でのサンプルの接着度合及びはがれ度合を
評価する。
■ 乾燥接着性:温度25℃、湿度50%の条件下で皮
膚上及び0.5 X20X5hmサイズのナイロン板上
にサンプルを均一に塗布し30分後の接着性をミクロス
パチュラにて皮膜を表面よりはがし評価する。
このポリマーエマルジョンをメイクアップ化粧料中に配
合すると、限られた添加量において優れた製品特性をも
った製品を得ることができる。
表−2にポリマーエマルジョン合成例2に準じて製造の
添加量をかえた場合の製品特性を示す。
表−2に於ける評価基準は次の通りである。
×:効果がみられない Δ:効果が多少みられる O:良  好 (以下余白) 表−2から判るごとく当該ポリマーエマルジョンの適量
の使用によっても優れた製品特性を有するメイクアップ
化粧料が得られる。しかしながら、当該ポリマーエマル
ジョンをプロピレングリコール、1.3−ブチレングリ
コール及びジプロピレングリコールのいずれとも併用し
ない場合においては限られた範囲の使用量においてのみ
しか優れた製品特性を得ることができない0本発明は当
該ポリマーエマルジョンの有効利用を図るべく鋭意研究
した結果完成したものであって、当該ポリマーエマルジ
ョンにプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール及びジプロピレングリコールの少なくとも1種の適
量をさらに配合することによって当該ポリマーエマルジ
ョンの使用範囲を広げることができると同時に、さらに
優れた製品特性を得ることがきるものである。すなわち
、このポリマーエマルジョンをメイクアップ化粧料中に
その用途に応じて15〜60重量%(50重量%樹脂濃
度のエルマジョンとして)好ましくは20〜50重量%
配合すると共にプロピレングリコール、1゜3−ブチレ
ングリコール及びジプロピレングリコールの少なくとも
1種を4〜10重量%、好ましくは5〜7重量%配合す
ることにより、後者を配合しない場合に比しより優れた
製品特性をもった製品を得ることができる。
製品中のポリマーエマルジョンの添加量が15%未満で
はポリマーエマルジョンのもつ機能が発揮されず、60
%より上では化粧のおとしやすさが低下し、優れた製品
特性を有する化粧料を得ることができない、又、上記グ
リコールの添加量が4%未満ではポリマーエマルジョン
との十分な相乗効果が得られず、10%を越えると主に
耐水性などの製品特性が低下し、ポリマーエマルジョン
の有する優れた製品特性に悪影響を与えるので本発明の
効果を得ることができない。
表−3〜表−5に合成例2に準じて製造したポリマーエ
マルジョンの添加量を15%とし、それぞれプロピレン
グリコール、1.3−ブチレングリコールまたはジプロ
ピレングリコールの添加量を種々かえた場合のメイクア
ップ化粧料の製品特性を示すが、添加量4〜lO%でよ
い効果が得られることが判る。
表−3〜表−5に於゛ける評価基準は次の通りである。
×:効果がみられない Δ:効果が多少みられる O:良  好 ◎:極めて良好 (以下余白) 同様に表−6〜表−8に合成例2に準じて製造したポリ
マーエマルジョンの添加量をそれぞれ20゜50及び6
0%とし、    フooc−’レンゲリコールの添加
量を種々かえた場合のメイクアップ化粧料の製品特性を
示す。
同様に表−9〜表〜11に合成例2に準じて製造したポ
リマーエマルジョンの添加量をそれぞれ20゜50及び
60%とし、1.3−ブチレングリコールの添加量を種
々かえた場合のメイクアップ化粧料の製品特性を示す。
同様に表−′、2〜表〜1表定14例2に準じて製造し
たポリマーエマルジョンの添加量をそれぞれ20゜50
及び60%とし、ジプロピレングリコールの添加量を種
々かえた場合のメイクアップ化粧料の製品特性を示す。
表−4中の評価基準は表−3と同じである。
表−6よりポリマーエマルジョンの添加3120%では
プロピレングリコールの添加量如何に拘らず製品特性は
良好であるが、5〜7%では化粧のおとしやすさが特に
良いことが判る。
表−7よりポリマーエマルジョンの添加量50%では2
0%と同様の優れた製品特性が得られることが判る。
表−8よりポリマーエマルジョンの添加量60%ではプ
ロピレングリコールの添加量4〜10%では製品特性は
良好であるが、それ以外ではいずれかの製品特性が劣っ
ていることが判る。
又、表−9〜表11、及び表−12〜表−14はプロピ
レングリコールをそれぞれ1.3−ブチレングリコール
及びジプロピレングリコールに代えた場合プロピレング
リコールについての結果(表−6〜表−8)と全く同様
の結果が得られることを示している。
(以下余白) 表−15に合成例2に準じて製造したポリマーエマルジ
ョンの添加量を50%とし、プロピレングリコールおよ
び1.3−ブチレングリコールの添加量を各3%とした
場合のメイクアップ化粧料の製品特性を示す。
同様に表−16及び表−17に合成例2に準じて製造し
たポリマーエマルジョンの添加量を50%とし、プロピ
レングリコールおよびジプロピレングリコールの添加量
を各3%とした場合、及び1,3−ブチレングリコール
及びジプロピレングリコールの添加量を各3%とした場
合のメイクアップ化粧料の製品特性を示す。
又、同様に表−18に合成例2に準じて製造したポリマ
ーエマルジョンの添加量を50%とし、プロピレングリ
コール、1.3−ブチレングリコール及びジプロピレン
グリコールの添加量を各2%とした場合のメイクアップ
化粧料の製品特性を示す。
表−15〜表−18から本発明で使用のグリコールを組
合わせて使用する場合も単独使用と同様価れた製品特性
が得られることがわかる。
〔欠婿使j〕
次に本発明による実施例を示す。
実施例 1 液状皮膜タイプアイライナー 黒色酸化鉄           5.0二酸化チタン
          1・0ポリリン酸ソーダ    
    0.05プロピレングリコール      5
,0イオン交換水         30.95ポリオ
キシエチレンソルビタン モノオレート           0.5グリセリン
          3.ONa、カルボキシメチルセ
ルロース 1.0ベントナイト           
 0.5ポリマーエマルジヨン     50.0(M
MA/BA/2EHA・30/40/3樹脂含有量50
%)防腐剤             適量香料   
           適量(製法) イオン交換水にポリリン酸ソーダ及びポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレートを溶解し、これにカーボンブ
ラック、黒色酸化鉄及び二酸化チタンを分散混合し、コ
ロイドミルを用いて均一に粉砕、分散させる。
これにプロピレングリコール、グリセリン及び増粘剤を
添加し、攪拌混合しながら順次ポリマーエマルジョン(
表1のポリマーエマルジョン)、防腐剤、香料を添加し
、均一になるまで混合すると、黒色のピールオフタイプ
のアイライナーが得られる。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も
非常によいものであった。
実施例 2 プロピレングリコールの添加量を7.0重量部とし、イ
オン交換水の使用量を28.95重量部とする以外実施
例1と同様にしてアイライナーを得る。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用域も
非常によいものであった。
実施例 3 液状皮膜タイプアイライナー (処方) カーボンブラック        3.0(重量部)黒
色酸化鉄           5.0二酸化チタン 
         1.0ポリリン酸ソーダ     
   0.051.3−ブチレングリコール   5.
0イオン交換水         30.95ポリオキ
シエチレンソルビタン モノオレート           0.5グリセリン
          3.ONa、カルボキシメチルセ
ルロース 1.0ベントナイト           
0.5ポリマーエマルジヨン      50.0(M
M^/BA/2EHA=30/40/3樹脂含有量50
%)防腐剤             適量香料   
           適量(製法〕 実施例1に準ず。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も
非常によいものであった。
実施例 4 1.3−ブチレングリコールの添加量を7.0重量部と
し、イオン交換水の使用量を28.95重量部とする以
外実施例3と同様にしてアイライナーを得る。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用域も
非常によいものであった。
実施例 5 液状皮膜タイプアイライナー (処方) カーボンブラック        3.0(重量部)黒
色酸化鉄           5.0二酸化チタン 
         1.0ポリリン酸ソーダ     
   0.05ジプロピレングリコール     5.
0イオン交換水         30.95ポリオキ
シエチレンソルビタン モノオレート           0.5グリセリン
          3.ONa、カルボキシメチルセ
ルロース 1.0ベントナイト           
0.5ポリマーエマルジヨン      50.0(H
MA/BA/2EHA=30/40/3樹脂含有150
%)防腐剤             適量香料   
           適量C製法) 実施例1に準する。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も
非常によいものであった。
実施例 6 ジプロピレングリコールの添加量を7.0重量部とし、
イオン交換水の使用量を28.95重量部とする以外実
施例5と同様にしてアイライナーを得る。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も
非常によいものであった。
実施例 7 液状皮膜タイプアイライナー (処方) カーボンブラック        3.0(重量部)黒
色酸化鉄           5.0二酸化チタン 
         1.0ポリリン酸ソーダ     
   0.05プロピレングリコール      2.
51.3−ブチレングリコール   2,5イオン交換
水         30.95ポリオキシエチレンソ
ルビタン モノオレート           0.5グリセリン
          3.ONa、カルボキシメチルセ
ルロース 1.0ベントナイト           
0.5ポリマーエマルジヨン     50.0(MM
A/BA/21!HA=30/40/3樹脂含有量50
%)防腐剤             適量香料   
           適量(製法) 実施例1に準する。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も
非常によいものであった。
実施例 8 液状皮膜タイプアイライナー (処方) カーボンブラック        3.0(重量部)黒
色酸化tAs、。
二酸化チタン          1.0ポリリン酸ソ
ーダ        0.05プロピレングリコール 
     3.5ジプロピレングリコール     3
.5イオン交換水         28.95ポリオ
キシエチレンソルビタン モノオレート           0.5グリセリン
          3.ONa、カルボキシメチルセ
ルロース 1.0ベントナイト           
 0.5ポリマーエマルジヨン     50.0(H
MA/BA/28111.30/40/3樹脂含有量5
0%)防腐剤             適量香料  
            適量(製法) 実施例1に準する。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も
非常によいものであった。
実施例 9 液状皮膜タイプアイライナー (処方) カーボンブラック        3.0(重量部)黒
色酸化鉄           5.0二酸化チタン 
         1.0ポリリン酸ソーダ     
   0.051.3−ブチレングリコール   3.
5ジプロピレングリコール     3.5イオン交換
水         28.95ポリオキシエチレンソ
ルビタン モノオレート           0.5グリセリン
          3.ONa、カルボキシメチルセ
ルロース 1.0ベントナイト           
 0.5ポリマーエマルジヨン     50.0(M
MA/BA/2EHA・30/40/3樹脂含有量50
%)防腐剤             適量香料   
           適量(製法) 実施例1に準する。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、皮膜形成
能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用域も
非常によいものであった。
実施例 10 液状皮膜タイプアイライナー 【処方) カーボンブラック        3.0(重量部)黒
色酸化鉄          5.0二酸化チタン  
        1.0ポリリン酸ソーダ      
  0.05プロピレングリコール      2.0
1.3−ブチレングリコール   2.0ジプロピレン
グリコール     2.0イオン交換水      
   29.95ポリオキシエチレンソルビタン モノオレート           0.5グリセリン
          3.ONa、カルボキシメチルセ
ルロース 1.0ベントナイト           
0.5ポリマーエマルジヨン     50.0(MM
A/BA/2EHA・30/40/3樹脂含有量50%
)防腐剤             適量香料    
          適量(製法) 実施例1に準する。
本実施例のアイライナーは使用テストの結果、  8皮
膜形成能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使
用域も非常によいものであった。
(以下余白) 実施例 11 クリーム状のマスカラ (処方) ピースワックス         3.0(重量部)固
型パラフィンワックス     3.0ステアリン酸 
         2.5軽質流動パラフイン    
   5.0イオン交換水         32.5
トリエタノールアミン      1.0、ポリビニル
アルコール      1.0ベントナイト     
      2.0タルク             
 5.0黒色酸化鉄          13.0ポリ
マーエマルジヨン      25.0(HMA/BA
・40/60樹脂含有150%)プロピレングリコール
      7.0香料              
適量防腐剤             適量(製法) イオン交換水にプロピレングリコール、トリエタノール
アミン及びベントナイト及びポリビニルアルコールを分
散溶解させる。そしてタルク及び顔料を添加し均一に分
散させた後、70℃に加温する。これに加熱溶解した油
相成分を徐々に攪拌しながら添加し、均一に乳化する。
乳化後ポリマーエマルジッン(表1のボリマーエマルジ
ジン)を加えて均一に混合し、次に防腐剤及び香料を添
加して40℃まで冷却すると、黒色のクリーム状マスカ
ラが出来る。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も非常
によいものであった。
実施例 12 プロピレングリコール、イオン交換水の添加量をそれぞ
れ5.0及び34.5重量部とする以外実施例11と同
様にしてマスカラを得る。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用域も非常
によいものであった。
実施例 13 クリーム状のマスカラ (処方) ピースワックス         3.0(重量部)固
型パラフィンワックス     3.0ステアリン酸 
         2.5軽質流動パラフイン    
   5.0イオン交換水         32.5
トリエタノールアミン       1.0ポリビニル
アルコール      1.0ベントナイト     
      2.0′  タ″り          
      5.0黒色酸化鉄           
13.0ポリマーエマルジヨン      25.0(
HMA/BA・40/60樹脂含有量50%)1.3−
ブチレングリコール   7.0香料        
      適量防腐剤             適
量(製法) 実施例11に準する。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も非常
によいものであった。
実施例 14 ■、3−ブチレングリコール、イオン交換水の添加量を
それぞれ5.0及び34.5重量部とする以外実施例1
3と同様にしてマスカラを得る。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も非常
によいものであった。
実施例 15 クリーム状のマスカラ (処方) ピースワックス         3.0(重量部)固
型パラフィンワックス     3.0ステアリン酸 
         2.5軽質流動パラフイン    
   5.0イオン交換水         32.5
トリエタノールアミン      1.0ポリビニルア
ルコール      1.0ベントナイト      
     2.0タルク             5
.0黒色酸化鉄          13.0ポリマー
エマルジヨン     25.0(EMA/BA・40
/60樹脂含有量50%)ジプロピレングリコール  
   7.0香料              適量防
腐剤             適量(製法) 実施例11北準する。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も非常
によいものであった。
実施例 16 ジプロピレングリコール、イオン交換水の添加量をそれ
ぞれ5.0及び34.5重量部とする以外実施例15と
同様にしてマスカラを得る。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も非常
によいものであった。
実施例 17 クリーム状のマスカラ (処方) ピースワックス         3.0(重量部)固
型パラフィンワックス     3.0ステアリン酸 
         2.5軽質流動パラフイン    
   5.0イオン交換水         32.5
トリエタノールアミン      1.0ポリビニルア
ルコール      1.0ベントナイト      
     2.0タルク             5
.(1黒色酸化鉄          13.0ポリマ
ーエマルジヨン     25.0(HMA/BA=4
0/60樹脂含有量50%)プロピレングリコール  
    3.51.3−ブチレングリコール   3.
5香料              適量防腐剤   
          通量(製法) 実施例11に準する。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も非常
によいものであった。
実施例 18 クリーム状のマスカラ (処方) ピースワックス         3.0(重量部)固
型パラフィンワックス     3.0ステアリン酸 
         2.5軽質流動パラフイン    
   5.0イオン交換水         34.5
トリエタノールアミン       1.0ポリビニル
アルコール      1.0ベントナイト     
      2.0タルク             
5.0黒色酸化鉄          13.0ポリマ
ーエマルジヨン     25.0(HMA/BA=4
0/60樹脂含有量50%)プロピレングリコール  
    2.5ジプロピレングリコール     2.
5香料              適量防腐剤   
          適量(製法) 実施例11に準する。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮膜形成能、
接着密着性、耐油性等に優れており、また使用感も非常
によいものであった。
実施例 19 クリーム状のマスカラ (処方) ピースワックス         3.O(重量部固型
パラフィンワックス     3.0ステアリン酸  
        2.5軽質流動パラフイン     
  5.0イオン交換水         32.5ト
リエタノールアミン      1.0ポリビニルアル
コール      1.0ベントナイト       
     2.0タルク             5
.0黒色酸化鉄          13.0ポリマー
エマルジヨン     25.0(II!MA/BA=
40/60樹脂含有量50%)1.3−ブチレングリコ
ール   3.5ジプロピレングリコール     3
.5香料             適量 防腐剤             適量(製法) 実施例11に準する。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮形成能、接
着密着性、耐油性等に優れており、た使用感も非常によ
いものであった。
実施例 20 クリーム状のマスカラ (処方) ピースワックス         3.0(重量部固型
パラフィンワックス     3.0ステアリン酸  
        2.5軽質流動パラフイン     
  5.0イオン交換水         33.5ト
リエタノールアミン      1.0ポリビニルアル
コール      1.0ベントナイト       
    2.0タルク             5.
0黒色酸化鉄          13.0ポリマーエ
マルジヨン     25.0(IMA/BA=40/
60樹脂含有量50%)プロピレングリコール    
  2.01.3−ブチレングリコール   2.0ジ
プロピレングリコール     2.0香料     
         適量防腐剤           
  適量(製法) 実施例11に準する。
本実施例のマスカラは使用テストの結果、皮形成能、接
着密着性、耐油性等に優れており、た使用感も非常によ
いものであった。
実施例 21 ファンデイジョン (処方) 軽質流動パラフィン      10.0(重量部)ラ
ノリン誘導体         2.0固型パラフイン
ワツクス     2.0ステアリン酸       
   3.0セチルアルコール        0.3
ソルビタンセスキオレエート   1.01.3−ブチ
レングリコール     5.0ポリエチレングリコー
ル     3.0イオン交換水         2
2.3トリエタノールアミン       1.0ベン
トナイト           2.0ボリマーエマル
ジツン     30.0(HMA/2E、HA・30
/70  樹脂含有量50%)タルク        
     15.5黒色酸化鉄           
0.2黄色酸化鉄           2.0赤色酸
化鉄           0.5防腐剤      
       適量香料              
適量(製法) イオン交換水に1.3−ブチレングリコール、ポリエチ
レンブレコールに濡したベントナイト系増粘剤を分散さ
せ、トリエタノールアミンを入れて均一に分散溶解させ
る。
その後70°Cまで加温してタルク及び顔料を添加し均
一に分散させる0次に溶解した油相成分をすでに調製し
た水相部に攪拌しながら、徐々に添加し均一に乳化する
冷却後ポリマーエマルジョン(表1ポリマーエマルジョ
ン)を均一に混合し、その後防腐剤、香料を加えて肌色
のクリーム状ファンデイジョンとする。
本実施例のファンデイジョンは使用テストの結果、皮膜
形成能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用
域も非常によいものであった。
実施例 22 1.3−ブチレングリコールに代え、プロピレングリコ
ールまたはジプロピレングリコールを用いる以外実施例
21と同様にしてファンデイジョンを調製した。
本実施例のファンデーションは使用テストの結果、皮膜
形成能、接着密着性、耐油性等に優れており、また使用
感も非常によいものであった。
本発明は実施例にもとず(アイメイクアップ化粧料類フ
ァンデーション以外に口紅、パック、ボディペイント、
バリアクリーム、レッグメイクアップ化粧料や毛髪用着
色料等の皮膚化粧料や頭髪化粧料に広く応用が可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明のメイクアップ化粧料は皮膜形成能、接着・密着
性、耐水性、耐油性等に優れており、特にアイメイクア
ップ化粧料として有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクリル系ポリマーエマルジョンを配 合したメイクアップ化粧料において、アクリル系ポリマ
    ーエマルジョンのモノマー組成の中、アクリル系エステ
    ルモノマーが、エステル部の炭素系が4〜18のアクリ
    ル酸エステルモノマーの1種又は2種以上と、エステル
    部の炭素数が1〜4のメタクリル酸エステルモノマーの
    1種又は2種以上との混合物であり、前記アクリル系ポ
    リマーエマルジョンの配合量が、有効樹脂分として7.
    5〜30重量%であり、さらにプロピレングリコール、
    1,3−ブチレングリコールおよびジプロピレングリコ
    ールの少なくとも1種が合計4〜10重量%配合されて
    いることを特徴とするメイクアップ化粧料。 2 アクリル酸エステルモノマーが、ブチルアクリレー
    トと2−エチルヘキシルアクリレートとの2種を含むモ
    ノマーである請求項1記載のメイクアップ化粧料。 3 アクリル系ポリマーエマルジョンの配合量が有効樹
    脂分として10〜25重量%である請求項1又は2記載
    のメイクアップ化粧料。 4 プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
    ルおよびジプロピレングリコールの少なくとも1種の配
    合量が合計5〜7重量%である請求項3記載のメイクア
    ップ化粧料。
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