JPH0120002B2 - - Google Patents

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JPH0120002B2
JPH0120002B2 JP15572785A JP15572785A JPH0120002B2 JP H0120002 B2 JPH0120002 B2 JP H0120002B2 JP 15572785 A JP15572785 A JP 15572785A JP 15572785 A JP15572785 A JP 15572785A JP H0120002 B2 JPH0120002 B2 JP H0120002B2
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JP
Japan
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crankshaft
oil hole
machining
drill
drill unit
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JP15572785A
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Hiroshi Motomura
Kenichi Hayase
Taiun Enomoto
Mamoru Kuwabara
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B41/00Boring or drilling machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
    • B23B41/12Boring or drilling machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for forming working surfaces of cylinders, of bearings, e.g. in heads of driving rods, or of other engine parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2215/00Details of workpieces
    • B23B2215/20Crankshafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2250/00Compensating adverse effects during turning, boring or drilling
    • B23B2250/12Cooling and lubrication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クランクシヤフトの油孔加工装置に
関し、特に多気筒エンジンのクランクシヤフトの
メインジヤーナル部からクランクピン部にわたる
油孔を1ステージで加工し得るようにした加工装
置に関するものである。
(従来技術) 従来、エンジンのクランクシヤフトの加工工程
においては、メインジヤーナル部からクランクピ
ン部にわたる潤滑油通路(以下、油孔という)を
ドリルユニツトで加工する必要がある。
例えば、4気筒エンジンのクランクシヤフトの
場合、1番〜4番気筒に対応するクランクピン部
を夫々1番〜4番クランクピン部とすると、各ク
ランクピン部からそれに隣接するメインジヤーナ
ル部へ連なる計4本の1番〜4番油孔をドリル加
工する必要がある。
実施例に係る第1図・第2図に示すように、ク
ランクシヤフトの軸心とクランクピン部CP1
CP4の軸心とを水平面に含むようにクランクシヤ
フトを位置させた場合において、1番〜4番油孔
P1〜P4のうち、1番油孔P1と3番油孔P3及び2
番油孔P2と4番油孔P4とは平面視で平行であつ
ても3次元的に平行でなく、1番・3番油孔P1
P3と2番・4番油孔P2,P4とは平面視において
も全く方向が異なつていることから、上記1番〜
4番油孔P1〜P4のドリル加工のため少なくとも
2台のドリルユニツトであつてドリルの水平面に
対する角度が調節可能でユニツト全体がクランク
シヤフト軸心方向へ移行可能なドリルユニツトを
用いて上記油孔をドリル加工していた。
尚、参考までに実開昭58−143109号公報には、
クランクシヤフトのクランクピン部やメインジヤ
ーナル部にその軸心直交方向に油孔を穿設するた
めの複数のドリルユニツトを並設してなるクラン
クシヤフトの油孔加工装置が記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の油孔加工装置の場合には、3次元的
に方向が異なつている油孔を加工する関係上、少
なくとも2台のドリルユニツトが必要となり、ド
リルユニツトに必要な機能も増加し、ドリルユニ
ツトの移動範囲も大きくなり、周辺の機械装置の
配置上の制約も多くなるなどの問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るクランクシヤフトの油孔加工装置
は、多気筒エンジンのクランクシヤフトのメイン
ジヤーナル部からクランクピン部にわたつて穿設
される油孔を加工するクランクシヤフトの油孔加
工装置において、多気筒エンジンのクランクシヤ
フトの複数の油孔についてはクランクシヤフトを
その軸心回りに設定角度だけ回転させることによ
り同方向へ向けることが出来ることに着目して、
上記クランクシヤフトをその回転軸心回りに設定
角度回転させる回転装置を設け、上記クランクシ
ヤフトをクランプするクランプ装置を設け、上記
ドリル加工に供する油孔の軸方向に進退可能に設
置され且つ上記クランクシヤフトの回転軸心方向
へ移動する油孔加工ドリルユニツトを設けたもの
である。
(作用) 本発明に係るクランクシヤフトの油孔加工装置
においては、クランクシヤフトをクランプ装置で
所定の姿勢に保持した状態で油孔をドリル加工
後、回転装置でクランクシヤフトを設定角度だけ
回転させることにより未加工の油孔を上記加工済
みの油孔の加工時の位置と同方向へ向けてクラン
クシヤフトを固定するとともにドリルユニツトを
クランクシヤフト軸心方向へ平行移動させ、上記
未加工の油孔をドリル加工することが出来る。
例えば、4気筒エンジンのクランクシヤフトを
2台のドリルユニツトでドリル加工する場合、第
1図に示すようにクランクシヤフトの回転軸心と
クランクピン部の軸心とを含む面が水平となるよ
うにクランクシヤフトCをクランプ装置で固定し
た状態で、第1ドリルユニツト1Aで1番油孔
P1をまた第2ドリルユニツト1Bで3番油孔P3
を加工後、クランクシヤフトCを回転装置で180゜
回転してクランプ装置で固定し、第1ドリルユニ
ツト1Aをクランク軸軸心方向へ所定距離だけ移
動させてから、第1ドリルユニツト1Aで2番油
孔P2をまた第2ドリルユニツト1Bで4番油孔
P4をドリル加工することが出来る。
(発明の効果) 本発明に係るクランクシヤフトの油孔加工装置
においては、多気筒エンジンのクランクシヤフト
の複数の油孔につきクランクシヤフトをその軸心
回りに設定角度だけ回転させることにより同方向
へ向けることが出来ることに着目して、クランク
シヤフトを設定角度回転させる回転装置及びクラ
ンクシヤフトをクランプするクランプ装置及びド
リル加工に供する油孔の軸方向へ進退可能で且つ
クランクシヤフトの回転軸心方向へ移動する油孔
加工ドリルユニツトを設けたので、少なくとも1
台の油孔加工装置を設けてその油孔加工ドリルユ
ニツトを所定方向へ向けるとともにその油孔加工
ドリルユニツトをクランクシヤフトの軸心方向へ
移動させることにより、複数の油孔を1ステージ
で加工することが出来る。
このように、油孔加工装置の必要台数を低減で
き、必要ステージ数も最小となり、油孔加工ドリ
ルユニツトの方向が一定なので機械装置の配置上
も有利となり、4気筒エンジン用のクランクシヤ
フトにも6気筒エンジンのクランクシヤフトにも
適用できる汎用性の高い装置となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
本実施例に係るクランクシヤフトの油孔加工装
置は、4気筒エンジンのクランク軸Cの4本の油
孔Pを、1ステージでドリル加工するようにした
もので、第1図に示した2台の油孔加工ドリルユ
ニツト1A,1B(以下、ドリルユニツトという)
と第3図〜第7図に示したポジシヨニング装置2
とを備えたものである。
先ずこの油孔加工装置の概要について説明する
と、第1図に示すように、ポジシヨニング装置
(図示略)にクランク軸Cを実線図示のようにセ
ツトし、この状態においてポジシヨニング装置の
一側に配置した第1ドリルユニツト1Aで1番油
孔P1をドリル加工するとともにポジシヨニング
装置の他側に配置した第2ドリルユニツト1Bで
3番油孔P3をドリル加工してから、ポジシヨニ
ング装置でクランク軸Cを180度回転して仮想線
図示のようにセツトし、この状態において第1ド
リルユニツト1A及び第2ドリルユニツト1Bを
クランク軸Cの回転軸心と平行に仮想線図示位置
へ移動させることにより第1ドリルユニツト1A
で2番油孔P2をドリル加工するとともに、第2
ドリルユニツト1Bで4番油孔P4をドリル加工
するようにしたものである。
もつとも、両ドリルユニツト1A,1Bの配置
と方向とは図示のものに限るものではなく、種々
の態様をとり得る。
尚、上記1番油孔P1とは1番気筒に対応する
1番クランクピン部CP1から第1メインジヤーナ
ル部J1へ穿設される油孔で、2番油孔P2とは2番
気筒に対応する2番クランクピン部CP2から第2
メインジヤーナル部J2へ穿設される油孔で、3番
油孔P3とは3番気筒に対応する3番クランクピ
ン部CP3から第4メインジヤーナル部J4へ穿設さ
れる油孔で、4番油孔P4とは4番気筒に対応す
る4番クランクピン部CP4から第5メインジヤー
ナル部J5へ穿設される油孔のことである。
上記クランク軸Cをポジシヨニング装置2にセ
ツトした状態において、第2図に示すようにクラ
ンク軸Cの軸心とクランクピン部CP1〜CP4の軸
心とは水平面内に位置し、1番油孔P1と2番油
孔P2とは水平面に対して約15゜傾いており、これ
らはクランク軸Cの軸心に対して第2図において
回転対称の関係になつている。
このことは、3番油孔P3と4番油孔P4につい
ても同様である。
また、第1図に示すように、クランク軸Cを上
記のようにセツトしたときの1番油孔P1に対し
て、クランク軸Cを180゜反転したときの2番油孔
P2は平行になる。
つまり、第1ドリルユニツト1Aで1番油孔
P1をドリル加工後、クランク軸Cを180゜反転させ
且つ第1ドリルユニツト1Aを所定距離だけクラ
ンク軸Cの軸心方向へ平行移動させるだけで2番
油孔P2をドリル加工することが出来ることにな
る。
このことは、3番油孔P3と4番油孔P4につい
ても同様であり、第2ドリルユニツト1Bで3番
油孔P3をドリル加工後、クランク軸Cを180゜反転
させ且つ第2ドリルユニツト1Bを所定距離だけ
クランク軸Cの軸心方向へ平行移動させるだけで
4番油孔P4をドリル加工することが出来ること
になる。
ここで、上記クランク軸Cを第1図及び第2図
に実線で示すようにセツトしたときの姿勢を原加
工姿勢とし、仮想線で示すように原加工姿勢から
180゜反転したときの姿勢を反転加工姿勢とする。
上記第1ドリルユニツト1Aは、原加工姿勢の
クランク軸Cの1番油孔P1と3次元的に平行且
つ同心状に配設され、その架台3はクランク軸C
の軸心と平行な1対のガイドレール4で支持案内
されて上記軸心方向へ移動自在であり、そのドリ
ルユニツト本体5は架台3上にアリ溝嵌合などを
介して1番油孔P1の軸心方向へ進退自在である。
つまり、第1ドリルユニツト1Aによつて原加
工姿勢にしたクランク軸Cの1番油孔P1と反転
加工姿勢にしたクランク軸Cの2番油孔P2とを
ドリル加工できるようになつている。
上記第2ドリルユニツト1Bについても、上記
と同様で、第2ドリルユニツト1Bによつて原加
工姿勢にしたクランク軸Cの3番油孔P3と反転
加工姿勢にしたクランク軸Cの4番油孔P4とを
ドリル加工できるようになつている。
次に、前記ポジシヨニング装置2について、第
3図〜第7図により説明する。
このポジシヨニング装置2は、第3図〜第5図
に示すように、左右1対の基台6aと4本の脚柱
6bとそれらの上端に互つて配設された上部架台
6cとからなるフレーム6に、第1及び第2支持
台7a,7b、第1及び第2水平支持台8a,8
b、軸方向位置決め装置9、第1及び第2クラン
プ装置10,11及び反転装置12も組付けたも
のである。
上記第1支持台7aは、第4図に示すようにク
ランク軸Cの前端部を左右1対のV状支持面で支
持するようにしたものである。
上記第2支持台7bは、第5図に示すようにク
ランク軸Cの後端部を左右1対のV状支持面で支
持するようしたものである。
上記第1水平支持台8aは、クランク軸Cの前
端側の1番クランクピン部CP1を支持してクラン
ク軸Cを原加工姿勢或いは反転加工姿勢に保持す
るためのもので、左右1対の移動台を備えてお
り、この1対の移動台はクランク軸Cの反転時に
はクランク軸Cから側方へ相離反するように油圧
シリンダで退けられ、またクランク軸Cを支持す
るときには1番クランクピン部CP1を支持し得る
ようにクランク軸Cの下方へ相接近するように油
圧シリンダで進出駆動される。
上記第2水平支持台8bは、クランク軸Cの後
端側の4番クランクピン部CP4を支持してクラン
ク軸Cを原加工姿勢或いは反転加工姿勢に保持す
るためのものであり、第1水平支持台8aと同様
の構造である。
上記軸方向位置決め装置9は、クランク軸Cの
前端上方位置で上部架台6cにヒンジ結合された
揺動アーム9aと、この揺動アーム9aにピスト
ンロツドの下端が連結された倒立状の油圧シリン
ダ9bとからなり、上記揺動アーム9aの下端部
にはクランク軸Cの前端面に当接する押圧ブロツ
ク9cを有し、油圧シリンダ9bのピストンロツ
ドの下端部は揺動アーム9aのヒンジ結合部より
も前方位置で揺動アーム9aにヒンジ結合されて
いる。
上記油圧シリンダ9bのピストンロツドを伸長
させて揺動アーム9aを揺動させることにより押
圧ブロツク9cでクランク軸Cの前端面を後方へ
押動させ、クランク軸Cの後端面に位置決めスト
ツパ13に接当させてクランク軸Cをその軸心方
向に位置決めするようになつている。
上記第1クランプ装置10は、上部架台6cに
倒立状に付設された油圧シリンダ10aとそのピ
ストンロツドの下端部に設けられたクランプロツ
ド10bとからなり、上記第1支持台7aの上方
に配設され、油圧シリンダ10aのストンロツド
を伸長させクランプロツド10bの下端部でクラ
ンク軸Cの前端部の頂部を押圧してクランプする
ようになつている。
上記第2クランプ装置11は、第3図・第5図
に示すように、クランク軸Cの後端の上方位置で
上部架台6cに倒立状に付設された油圧シリンダ
11aと、そのピストンロツドの下端に設けられ
たクランプ具11bとからなり、このクランプ具
11bは、板状の第1クランプヘツド11cと第
2クランプヘツド11dとを有し、第1クランプ
ヘツド11cにより原加工姿勢及び反転加工姿勢
のクランク軸Cの後端の大径部分Fが上方よりク
ランプされ、第2クランプヘツド部11dにより
クランク軸Cの後端近傍の4番クランクピン部
CP4が上方よりクランプされるようになつてい
る。
上記反転装置12は、第3図・第6図・第7図
に示すように、上部架台6cの略中央部に倒立状
に付設された油圧シリンダ12aと、そのピスト
ンロツドの下端部に設けられた反転具12bとか
らなり、上記反転具12bはピストンロツド下端
が水平に固着された板部材12cと板部材12c
の後部及び前部の下面に夫々垂設された第1反転
ヘツド12dと第2反転ヘツド12eとを有し、
第1反転ヘツド12dは原加工姿勢にあるクラン
ク軸Cの2番クランクピン部CP2の真上に配設さ
れ、また第2反転ヘツド12eは1番クランクピ
ン部CP1に対応する軸心方向位置でクランク軸C
の軸心の上方に配設されている。
第1反転ヘツド12dは第2反転ヘツド12e
よりも所定長さだけ長く形成され、その下端部に
は側方よりクランク軸Cの軸心側へ向つて緩やか
な上り傾斜となる所定幅のカム面14が形成され
ていて、第6図に示すように上記カム面14で2
番クランクピン部CP2を押し下げていつてクラン
ク軸Cを原加工姿勢から約90゜矢印方向へ回動さ
せることが出来るようになつている。
第2反転ヘツド12eの下端部には上記カム面
14と反対方向へ急勾配に傾斜している所定幅の
カム面15が形成されていて、上記第1反転ヘツ
ド12dでクランク軸Cを原加工姿勢から約90゜
回動させたときに、第7図に示すようにカム面1
5の下端部がクランク軸Cの軸心上方に位置した
1番クランクピン部CP1の側部に第1反転ヘツド
12dとは反対側から当接し、上記カム面15で
クランク軸Cを更に約90゜回動させることが出来
るようになつている。
つまり、反転具12bを下降させていくことに
より、第1反転ヘツド12dと第2反転ヘツド1
2eとで夫々約90゜ずつクランク軸Cをその軸心
回りに回動させて、クランク軸Cを原加工姿勢か
ら反転加工姿勢へ反転できるようになつている。
但し、上記反転の際には、各水平支持装置8
a,8bが側方へ相離反するごとく退けられ、第
1及び第2クランプ装置10,11によるクラン
プが解除されている。
尚、上記ポジシヨニング装置2のフレーム6
は、第1及び第2ドリルユニツト1A,1Bと干
渉しないような構造になつているが、必要に応じ
て第1ドリルユニツト1Aにより3番及び4番油
孔P3,P4をまた第2ドリルユニツト1Bにより
1番及び2番油孔P1,P2をドリル加工するよう
にしてもよい。
以上説明したように、ポジシヨニング装置2の
第1・第2支持台7a,7bでクランク軸Cの両
端部を支持し、第1・第2水平支持台8a,8b
でクランク軸Cを原加工姿勢に保持し、軸方向位
置決め装置9でクランク軸Cをその軸心方向に位
置決めし、且つ第1・第2クランプ装置10,1
1でクランク軸Cを原加工姿勢に固定し、この状
態において第1ドリルユニツト1Aで1番油孔
P1をまた第2ドリルユニツト1Bで3番油孔P3
をドリル加工することが出来る。
そして、上記ドリル加工後、第1・第2クラン
プ装置10,11のクランプを解除し且つ第1・
第2水平支持台8a,8bを側方へ退かせてか
ら、反転装置12でクランク軸Cを原加工姿勢か
ら反転加工姿勢へ反転させ、再び第1・第2水平
支持台8a,8bを進出させ且つ第1・第2クラ
ンプ装置10,11でクランク軸Cを反転加工姿
勢に固定するとともに、第1・第2ドリルユニツ
ト1A,1Bを所定距離だけクランク軸Cの軸心
方向へ移動させ、この状態において第1ドリルユ
ニツト1Aで2番油孔P2をまた第2ドリルユニ
ツト1Bで4番油孔P4をドリル加工することが
出来る。
上記実施例は4気筒エンジンのクランク軸Cの
油孔をドリル加工する油孔加工装置を示すもので
あるが、6気筒エンジンのクランク軸のための油
孔加工装置も同様の思想で構成することが出来る
が、この場合クランクピン部の位相角が120゜なの
で、前記反転装置に代えてクランク軸を120゜ずつ
回転させる回転装置を設ける必要がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
ポジシヨニング装置(図示略)にセツトされたク
ランク軸とドリルユニツトの配置を示す概略平面
図、第2図は第1図矢視図、第3図はポジシヨ
ニング装置の縦断側面図、第4図はポジシヨニン
グ装置の正面図、第5図は同背面図、第6図及び
第7図は反転装置による反転動作を示す第3図A
−A線断面図である。 C……クランク軸、J1〜J5……メインジヤーナ
ル部、CP1〜CP4……クランクピン部、P1〜P4
…油孔、1A,1B……ドリルユニツト、6……
フレーム、10,11……クランプ装置、12…
…反転装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多気筒エンジンのクランクシヤフトのメイン
    ジヤーナル部からクランクピン部にわたつて穿設
    される油孔を加工するクランクシヤフトの油孔加
    工装置において、 上記クランクシヤフトをその回転軸心回りに設
    定角度回転させる回転装置と、上記クランクシヤ
    フトをクランプするクランプ装置と、上記ドリル
    加工に供する油孔の軸方向に進退可能に設置され
    且つ上記クランクシヤフトの回転軸心方向へ移動
    する油孔加工ドリルユニツトとを備えたことを特
    徴とするクランクシヤフトの油孔加工装置。
JP15572785A 1985-07-15 1985-07-15 クランクシヤフトの油孔加工装置 Granted JPS6219308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15572785A JPS6219308A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 クランクシヤフトの油孔加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15572785A JPS6219308A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 クランクシヤフトの油孔加工装置

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Publication Number Publication Date
JPS6219308A JPS6219308A (ja) 1987-01-28
JPH0120002B2 true JPH0120002B2 (ja) 1989-04-13

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ID=15612143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15572785A Granted JPS6219308A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 クランクシヤフトの油孔加工装置

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JPS6219308A (ja) 1987-01-28

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