JPH0119991Y2 - - Google Patents
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- JPH0119991Y2 JPH0119991Y2 JP17015383U JP17015383U JPH0119991Y2 JP H0119991 Y2 JPH0119991 Y2 JP H0119991Y2 JP 17015383 U JP17015383 U JP 17015383U JP 17015383 U JP17015383 U JP 17015383U JP H0119991 Y2 JPH0119991 Y2 JP H0119991Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、下刷り層の存在により意外性を向上
した紫外線発色性の隠し絵印刷物に関する。
した紫外線発色性の隠し絵印刷物に関する。
意外性を有する隠し絵印刷物を構成するには、
紙等の基材上に、熱あるいは光、溶剤、化学薬
品、押圧力等の作用により発色する性質を有する
インキの模様印刷層を形成すればよい。また、隠
し絵印刷物は、簡単に利用可能な作用により安全
に発色可能であり、且つ繰り返し発色の可能なも
のであることが、より好ましい。このような要請
に適した隠し絵印刷物をあたえるインキの好まし
い一例としては、本出願人らが開発した下記一般
式()で表わされるスピロピラン(より詳しく
は1,3,3−トリメチルインドリノーベンゾー
ピリルスピラン誘導体)発色源として含むものが
考えられる。
紙等の基材上に、熱あるいは光、溶剤、化学薬
品、押圧力等の作用により発色する性質を有する
インキの模様印刷層を形成すればよい。また、隠
し絵印刷物は、簡単に利用可能な作用により安全
に発色可能であり、且つ繰り返し発色の可能なも
のであることが、より好ましい。このような要請
に適した隠し絵印刷物をあたえるインキの好まし
い一例としては、本出願人らが開発した下記一般
式()で表わされるスピロピラン(より詳しく
は1,3,3−トリメチルインドリノーベンゾー
ピリルスピラン誘導体)発色源として含むものが
考えられる。
(ここでXは、水素、ハロゲン、ニトロ、アル
コキシ等の置換基;Rは、アルコキシ、ハロゲ
ン、ニトロ、カルボキシ等の置換基であり、X,
Rはそれぞれ二以上含まれることもできる)。
コキシ等の置換基;Rは、アルコキシ、ハロゲ
ン、ニトロ、カルボキシ等の置換基であり、X,
Rはそれぞれ二以上含まれることもできる)。
すなわち、上記式()で表わされるスピロピ
ランは、無色であるが、紫外線を吸引して下式
()のように変化して紅〜青(置換基X,Rに
より異なる)に強く発色する性質を有する。
ランは、無色であるが、紫外線を吸引して下式
()のように変化して紅〜青(置換基X,Rに
より異なる)に強く発色する性質を有する。
また、上記構造()〜()間の変化は可逆
的であり、構造()の化合物を、暗所で放置す
ると熱的効果により、また可視光ないしより長波
長の特定の波長の光を照射すると、構造()に
復元し、消色する。このようなフオトクロミズム
特性を有し、また有機溶媒可能性であるために、
上記スピロピランは、フオトクロミツクフイルム
を形成し、写真製版用材料等として好適に用いら
れることが確認されている(「画像技術」1971年
8月号、第67〜78頁)。
的であり、構造()の化合物を、暗所で放置す
ると熱的効果により、また可視光ないしより長波
長の特定の波長の光を照射すると、構造()に
復元し、消色する。このようなフオトクロミズム
特性を有し、また有機溶媒可能性であるために、
上記スピロピランは、フオトクロミツクフイルム
を形成し、写真製版用材料等として好適に用いら
れることが確認されている(「画像技術」1971年
8月号、第67〜78頁)。
したがつて、このようなスピロピランを含むイ
ンキにより紙等の基材上に模様印刷すれば、紫外
線を含む日光を照射して発色させ、暗色あるいは
室内保存下に保存すると消色する、繰り返し利用
可能な隠し絵印刷物が得られるわけである。しか
しながら、このようなスピロピラン系紫外線発色
性インキを単純に基材上に模様印刷して得た隠し
絵印刷物には、一つの問題点が見出された。すな
わち、上記したスピロピランは、発色(上記構造
()→()への変化)は速やかであるが、消
色(上記構造()→()への変化)は、例え
ば10〜20時間と比較的長い半減時間で徐々に消色
するため、通常の使用条件下では模様印刷部の色
が視認可能な状態で残存し、消色←→発色の変化の
意外性を生命とする隠し絵印刷物としての価値が
半減するからである。また、このような着色の残
存は、繰り返し発色によるスピロピランの疲労に
よつても生ずる。
ンキにより紙等の基材上に模様印刷すれば、紫外
線を含む日光を照射して発色させ、暗色あるいは
室内保存下に保存すると消色する、繰り返し利用
可能な隠し絵印刷物が得られるわけである。しか
しながら、このようなスピロピラン系紫外線発色
性インキを単純に基材上に模様印刷して得た隠し
絵印刷物には、一つの問題点が見出された。すな
わち、上記したスピロピランは、発色(上記構造
()→()への変化)は速やかであるが、消
色(上記構造()→()への変化)は、例え
ば10〜20時間と比較的長い半減時間で徐々に消色
するため、通常の使用条件下では模様印刷部の色
が視認可能な状態で残存し、消色←→発色の変化の
意外性を生命とする隠し絵印刷物としての価値が
半減するからである。また、このような着色の残
存は、繰り返し発色によるスピロピランの疲労に
よつても生ずる。
本考案は、スピロピラン系紫外線発色性インキ
の上記特性に伴なう不都合を除き、一見、完全な
消色←→発色の変化を速やかに起させて、意外性を
向上した隠し絵印刷物を与えることを主要な目的
とする。
の上記特性に伴なう不都合を除き、一見、完全な
消色←→発色の変化を速やかに起させて、意外性を
向上した隠し絵印刷物を与えることを主要な目的
とする。
本考案者らによれば、紫外線発色性インキによ
る模様印刷層の下に、紫外線発色性インキの発色
後の色と同系色であるが、より薄い色の、いわゆ
る着色ベタ印刷層を形成すれば模様の発色後の色
が多少残存しても、ほぼ完全な消色と、目視上は
区別が付かず、意外性のある発色−消色の繰り返
し変化が可能であることを見い出し、本考案の隠
し絵印刷物に到達したものである。
る模様印刷層の下に、紫外線発色性インキの発色
後の色と同系色であるが、より薄い色の、いわゆ
る着色ベタ印刷層を形成すれば模様の発色後の色
が多少残存しても、ほぼ完全な消色と、目視上は
区別が付かず、意外性のある発色−消色の繰り返
し変化が可能であることを見い出し、本考案の隠
し絵印刷物に到達したものである。
以下、本考案の隠し絵印刷物を、実施例につ
き、図面を参照しつつ更に詳細に説明する。以下
の記載で、組成を表わす「部」および「%」は、
特に断らない限り重量基準とする。
き、図面を参照しつつ更に詳細に説明する。以下
の記載で、組成を表わす「部」および「%」は、
特に断らない限り重量基準とする。
第1図は、本考案の隠し絵印刷物の最も基本的
な一実施例の厚さ方向模式断面図であり、この印
刷物は、普通紙、上質紙、カード紙等の任意の紙
あるいはプラスチツクフイルム等からなる基材1
上に、下刷層2およびスピロピラン系紫外線発色
性インキによる模様印刷層3を形成してなる。模
様印刷層3を与える紫外線発色性インキの一組成
例は下記の通りであり、これは発色時に青色を与
える。
な一実施例の厚さ方向模式断面図であり、この印
刷物は、普通紙、上質紙、カード紙等の任意の紙
あるいはプラスチツクフイルム等からなる基材1
上に、下刷層2およびスピロピラン系紫外線発色
性インキによる模様印刷層3を形成してなる。模
様印刷層3を与える紫外線発色性インキの一組成
例は下記の通りであり、これは発色時に青色を与
える。
アクリル樹脂(ロームアンドハース社製パラロ
イドB−66) 100部 スピロピラン(上記式()でRが水素、Xが
ニトロのもの) 5部 ポリエチレンワツクス 5部 トルエン 200部 キシレン 190部 このように、ビヒクル樹脂としては、耐ブロツ
キング性、耐摩擦性、消色時の見えにくさを含む
発色性を考慮して、メチルメタクリレート、ブチ
ルメタクリレート等のアクリル系樹脂を主成分と
し、これにポリエチレンワツクス、マイクロクリ
スタリンワツクス等のワツクスを加えたものが好
ましく用いられる。また溶剤としては、トルエ
ン、キシレン等の芳香族溶剤、酢酸エチル、酢酸
ブチル等のエステル、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類が好ましく用い
られる。
イドB−66) 100部 スピロピラン(上記式()でRが水素、Xが
ニトロのもの) 5部 ポリエチレンワツクス 5部 トルエン 200部 キシレン 190部 このように、ビヒクル樹脂としては、耐ブロツ
キング性、耐摩擦性、消色時の見えにくさを含む
発色性を考慮して、メチルメタクリレート、ブチ
ルメタクリレート等のアクリル系樹脂を主成分と
し、これにポリエチレンワツクス、マイクロクリ
スタリンワツクス等のワツクスを加えたものが好
ましく用いられる。また溶剤としては、トルエ
ン、キシレン等の芳香族溶剤、酢酸エチル、酢酸
ブチル等のエステル、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類が好ましく用い
られる。
このような模様印刷層3は、グラビア印刷、シ
ルクスクリーン印刷等により、一般に2〜20μm
の乾燥厚さで形成することが好ましい。
ルクスクリーン印刷等により、一般に2〜20μm
の乾燥厚さで形成することが好ましい。
下刷り印刷層2は、一般に3〜10μm(乾燥厚
さ)の着色印刷層として形成される。通常はベタ
印刷層であるが、模様印刷層3より広面積で、模
様印刷層3外に広がるものであれば、それ自体模
様印刷層であつてもよい。下刷り印刷層2の色
は、模様印刷層3の発色後の色と同系色で、これ
より薄い濃度であることが好ましい。一般にスピ
ロピランが紅〜青の発色を示すことからこの系統
の色、特に青色系であることが好ましくまた、模
様印刷層3の発色後の光学濃度の1/2〜1/3の範囲
の光学濃度に着色されることが好ましい。下刷り
印刷層2は、一般にオフセツト印刷、グラビア印
刷、凸版印刷等により形成される。
さ)の着色印刷層として形成される。通常はベタ
印刷層であるが、模様印刷層3より広面積で、模
様印刷層3外に広がるものであれば、それ自体模
様印刷層であつてもよい。下刷り印刷層2の色
は、模様印刷層3の発色後の色と同系色で、これ
より薄い濃度であることが好ましい。一般にスピ
ロピランが紅〜青の発色を示すことからこの系統
の色、特に青色系であることが好ましくまた、模
様印刷層3の発色後の光学濃度の1/2〜1/3の範囲
の光学濃度に着色されることが好ましい。下刷り
印刷層2は、一般にオフセツト印刷、グラビア印
刷、凸版印刷等により形成される。
第2図は、本考案の隠し絵印刷物の他の実施例
を示すものであり、この例においては下刷り印刷
層2と模様印刷層3との間に中間印刷層4が、模
様印刷層3上に透明オーバーコート層5が、また
基材裏面には裏面印刷層6が形成されている。
を示すものであり、この例においては下刷り印刷
層2と模様印刷層3との間に中間印刷層4が、模
様印刷層3上に透明オーバーコート層5が、また
基材裏面には裏面印刷層6が形成されている。
中間印刷層4は、下刷り印刷層2とスピロピラ
ンが反応性である場合、下刷層2とスピロピラン
が下可逆反応を起して、スピロピランの消色、発
色の可逆性を失うことのないように保護層として
設けられるものであり、通常、アクリル樹脂、酢
酸ビニル、セルロース、塩素化ポリプロピレン等
のスピロピランと非反応性の樹脂を含むインキ
を、グラビア印刷、ロールコート等により印刷
し、厚さが3〜10μm程度の透明印刷層(わずか
に着色してもよい)として形成される。透明オー
バーコート層5は印刷物の表面特性を改善し、ま
た模様印刷層3形成部とそれ以外の部分の光沢差
による視認を防止するために、グラビア印刷、ロ
ールコート等により厚さが3〜10μmの透明印刷
層として形成される。
ンが反応性である場合、下刷層2とスピロピラン
が下可逆反応を起して、スピロピランの消色、発
色の可逆性を失うことのないように保護層として
設けられるものであり、通常、アクリル樹脂、酢
酸ビニル、セルロース、塩素化ポリプロピレン等
のスピロピランと非反応性の樹脂を含むインキ
を、グラビア印刷、ロールコート等により印刷
し、厚さが3〜10μm程度の透明印刷層(わずか
に着色してもよい)として形成される。透明オー
バーコート層5は印刷物の表面特性を改善し、ま
た模様印刷層3形成部とそれ以外の部分の光沢差
による視認を防止するために、グラビア印刷、ロ
ールコート等により厚さが3〜10μmの透明印刷
層として形成される。
上述したように、本考案によればスピロピラン
系紫外線発色性インキにより、繰り返し利用可能
な隠し絵印刷物を形成するに当たり、スピロピラ
ン系インキの消色特性の悪さに基づく視認性が生
ずる欠点を除き、意外性の向上した隠し絵印刷物
が提供される。
系紫外線発色性インキにより、繰り返し利用可能
な隠し絵印刷物を形成するに当たり、スピロピラ
ン系インキの消色特性の悪さに基づく視認性が生
ずる欠点を除き、意外性の向上した隠し絵印刷物
が提供される。
第1図および第2図は、それぞれ本考案の実施
例にかかる隠し絵印刷物の厚さ方向模式断面図で
ある。 1……基材、2……下刷り印刷層、3……紫外
線発色性模様印刷層、4……中間印刷層、5……
透明オーバーコート層。
例にかかる隠し絵印刷物の厚さ方向模式断面図で
ある。 1……基材、2……下刷り印刷層、3……紫外
線発色性模様印刷層、4……中間印刷層、5……
透明オーバーコート層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 基材上に、下刷り印刷層およびスピロピラン
系紫外線発色性インキによる模様印刷層を、こ
の順序で形成してなり、前記下刷り印刷層が前
記模様印刷層より広面積で、前記紫外線発色性
インキの発色後の色と同系色であるがより薄い
濃度の着色印刷層をなすことを特微とする隠し
絵印刷物。 2 下刷り印刷層と模様印刷層の間に、模様印刷
層を構成する紫外線発色性インキと非反応性の
中間印刷層が存在する上記第1項の隠し絵印刷
物。 3 模様印刷層上に透明オーバーコート層を有す
る上記第1項または第2項の隠し絵印刷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17015383U JPS6079498U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 隠し絵印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17015383U JPS6079498U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 隠し絵印刷物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6079498U JPS6079498U (ja) | 1985-06-03 |
JPH0119991Y2 true JPH0119991Y2 (ja) | 1989-06-09 |
Family
ID=30371530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17015383U Granted JPS6079498U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 隠し絵印刷物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6079498U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002370482A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Teikoku Printing Inks Mfg Co Ltd | スクラッチ発色体の製造方法及びスクラッチ発色体 |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP17015383U patent/JPS6079498U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6079498U (ja) | 1985-06-03 |
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