JPH0562247A - 書換え可能な記録媒体およびその記録方法 - Google Patents

書換え可能な記録媒体およびその記録方法

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JPH0562247A
JPH0562247A JP21953691A JP21953691A JPH0562247A JP H0562247 A JPH0562247 A JP H0562247A JP 21953691 A JP21953691 A JP 21953691A JP 21953691 A JP21953691 A JP 21953691A JP H0562247 A JPH0562247 A JP H0562247A
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良雄 岸本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の面方向に複数の色相に分割した着色層
を基板上に形成し、この着色層上に二つの加熱モ−ドに
よる加熱・冷却過程によって透明・白濁の二状態を形成す
る記録層を具備した記録媒体によって、光または熱によ
り可逆的に記録、消去が可能な記録媒体を提供する。 【構成】 記録層3および5の記録材料として、結晶性有
機分子のヒト゛ロキシステアリン酸、透明マトリクスホ゜リマの塩化ヒ゛ニル・酢
酸ヒ゛ニル・アクリルアミト゛共重合体を含むテトラヒト゛ロフラン溶液を用い
た。光吸収層2としてカーホ゛ンフ゛ラックを塗布した0.2mmのホ゜リエ
ステルシート基板1上に記録層5を30μm厚に塗布し、記録層5
上に150μmヒ゜ッチで赤、緑、青の三色に分割した厚み5μ
mの着色層4をスクリーン印刷により形成し、着色層4上に記
録層3を形成し、さらに表面保護層6を形成した。こうし
て得た記録媒体を第一加熱モ−ドとして80℃の熱ローラで
加熱・冷却し記録層3および5を透明化した。続いてカラー画
像を光照射して第二加熱モート゛で着色層4を加熱・冷却を行
い、記録層3または5を白濁化しカラー記録した。この記録
媒体の繰り返し寿命は150回を越えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光あるいは熱により可
逆的に記録、消去が可能な記録媒体とその記録方法に関
するもので、カラー記録も可能とするものであり、特に
カラー複写やカラープリンター、ファクシミリ用の書換
え可能なカラー記録シートおよび書換え可能な表示機能
付きメモリーカードへの応用に利点がある。
【0002】
【従来の技術】従来、書換え可能な記録媒体に用いる記
録材料には、ヒートモードの材料とフォトンモードの材
料とがある。
【0003】ヒートモードの材料は、光吸収特性を有す
る可逆感熱記録材料によって可能であり、相変化形記録
材料や光磁気記録材料等がある。有機系の可逆感熱記録
材料としては、ロイコ染料と顕色剤および消色剤との組
合せにより可逆的に発色・消色させる感熱染料系の記録
材料と、マトリクスポリマ中の有機結晶粒子の融解・凝
固挙動を利用して、その凝固条件によって粒子の透明性
の変化を利用する相変化形の可逆感熱記録材料、および
例えばコレステリック液晶等の液晶ポリマによりその分
子配列の熱的挙動を利用して透明性を変える方法等があ
る。
【0004】凝固条件によって透明性が変化することを
利用する相変化形感熱記録材料は、熱によって微粒子を
融解させ再び固化し、その条件によって例えば多結晶状
態、単結晶状態、あるいは無定形状態などの凝固形態に
起因する透明性に違いを生じさせ記録するものである。
この感熱記録材料は、例えば特開昭54−119377
に開示されているように、マトリクスポリマと次のよう
な溶融性有機分子との組合せにより構成され、きわめて
多様な記録材料を構成できる。ここに開示された溶融性
有機分子としては、脂肪族、芳香族のアルコール、カル
ボン酸、アミン、アミドおよび、これらのハロゲン化
物、硫化物などがある。また一方、マトリクスポリマと
しては、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリル酸、
スチロール、シリコーン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリアクリロニトリル等の一般的なポリマが
開示されている。また、これを改良して光熱変換にため
にカーボンブラックをさらに加えた記録材料や酸化防止
剤を加えたものが、例えば特開昭57−82087およ
び特開昭57−82088に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
は溶融性有機分子やマトリクスポリマやカーボンブラッ
クが開示されているものの、多色記録ができないという
課題があった。
【0006】そこで、本発明は透明度の変化する可逆感
熱記録材料を用いることによって、新規で品質の優れた
書換え可能な多色およびカラー記録媒体を提供すること
を第1の目的としている。
【0007】第2の目的はこの記録媒体を用いて、例え
ばプリンター、ファクシミリ用の記録シート、カラー複
写機、表示機能付きメモリーカードなどに広く応用する
場合の書換え可能な記録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の書換え可能な記録媒体は、基板上
に、基板の面方向に複数の色相に分割した着色層を形成
し、その着色層上に二つの加熱モードによる加熱・冷却
過程によってそれぞれ透明・白濁の二状態を形成する記
録層を設けた記録媒体より構成される。
【0009】この記録媒体の一記録方法としては、第一
加熱モードによって記録層を透明化した後、カラー画像
光を照射し、着色層の吸収光による第二加熱モードで記
録層の光吸収部分を昇温させ、記録層を白濁化し光吸収
した着色層を隠ぺいして記録することによって達成され
る。
【0010】また、本発明の記録媒体の別の記録方法と
しては、第一加熱モードによって記録層を透明化した
後、着色層の色と位置を検出し、その検出信号と画像信
号とに対応した第二加熱モードの加熱パルスを発生させ
て記録層を白濁化し、着色層の色を隠ぺいして記録する
ことによっても達成できる。
【0011】
【作用】本発明の書換え可能な記録媒体は、着色層によ
って記録表示色を出し、この着色層上に記録層を設け、
この記録層の二つの加熱モ−ド後の2状態を利用した隠
ぺい(白濁)と可視(透明)とにより記録を行う。本発
明の書換え可能な記録媒体の記録層が透明部分では着色
層が見えるため色表示でき、記録層が不透明部分では着
色層を隠ぺいするため白色が表示される。着色層が単色
の場合には着色した色と白の単色の記録になるが、着色
層が複数色に着色した構成では複数色と白の記録が行え
る。この原理を用いて多色記録またはカラー記録を可能
としている。
【0012】
【実施例】まず、本発明の書換え可能な記録媒体でカラ
ーの光記録を行なう代表的な一実施例を図1に示す。図
1は、光吸収層2を形成した基板1上に、第二の記録層
5を形成している。その記録層5の上に赤色部分4R、
緑色部分4G、青色部分4Bの光の三原色に基板1の面
方向に分割した光透過性の着色層4を構成し、さらにそ
の上に第一の記録層3と表面保護層6が形成されてい
る。光吸収層2は、上に存在する着色層4の透過光を吸
収する層であり、着色層4の色相の補色を有すればよい
が、一般的には黒色を用いることが簡便である。画像の
解像度はこの着色層4の解像度で決定される。
【0013】まず、この記録層全体を第一加熱モードの
加熱により透明化させる。着色層4は赤色部分4R、緑
色部分4Gおよび青色部分4Bの色に顕色するが、記録
層3および5が透明であるため光吸収層2に透過光が吸
収され、表面保護層6側から見ると黒色を呈する。これ
が記録前の初期(リセット)状態である。カラー画像の光
を照射すると、赤(R),緑(G),青(B)に着色された着
色層4はそれぞれ自分の透過光(あるいは反射光)以外の
光を吸収し温度上昇する。この第二加熱モードの温度上
昇によって着色層近傍の記録層3および5が白濁し、着
色層の色を隠ぺいする。即ち、白色光の照射された部分
では着色層の三原色の全ては自分の透過光以外の波長を
有する光を吸収するため温度上昇し、白濁化して白色を
呈する。カラー部分の記録については、例えば赤色光が
照射された部分の場合では、着色層の赤色部分4Rだけ
が光を吸収しないため、赤色部分4Rの上の記録層3は
透明のまま保持されるが、着色層4の赤色部分4Rを透
過した赤色光は赤色部分4Rの着色層直下の光吸収層2
で吸収され、この部分の光吸収層2が昇温して第二加熱
モードの変化をうけて光吸収層2の上の第二の記録層5
は白濁化する。表面保護層6側から見ると着色層4の赤
色部分4Rの色すなわち赤を呈する。一方、赤色光の照
射された着色層4の緑色部4Gおよび青色部4Bは、そ
れぞれ光を吸収して温度上昇し、白濁して白色を呈す
る。それ故、赤色の光を照射した箇所は赤色を呈する。
緑色光および青色光を照射した場合も同様の機構で、緑
色および青色の記録が形成できる。一方、光の照射され
ない黒色部では、上記のように赤色部分4R,緑色部分
4Gおよび青色部分4Bはそれぞれ光が透過し、この着
色層直下にある光吸収層2に各透過光が吸収され、結果
として黒色を呈する。本発明のこの第一の方法は、カラ
ー複写シートのみならずオーバーヘッドプロジェクタ
(OHP)シートにも利用できる。
【0014】本発明におけるカラーの記録を行なう第二
の代表的な一実施例を図2に示す。図2は、光反射層7
を形成した基板1上に、赤色部分4R、緑色部分4G、
青色部分4Bおよび黒色部分4BKの4色に色分解した
光透過性の着色層4を構成し、その上にさらに記録層3
と表面保護層6が形成されている。この光反射層7を形
成した構成は、コントラストの大きい鮮明な画像を得る
のに適している。この記録媒体に対する記録方法は次の
ようにおこなわれる。この記録媒体に対し、第一加熱モ
ードによって上記の第一の実施例と同様に記録層3を透
明化し、まず記録の初期(リセット)状態とする。こうし
て初期化した記録媒体の着色層4の色と位置を光検出ヘ
ッド8によって検出し、その検出信号と画像信号とに対
応して、書き込みサーマルヘッド9に第二加熱モードの
加熱パルスを発生させて記録層3を白濁化し、着色層4
の色を隠ぺいして記録する方法である。ここで着色層4
に黒色を加えているのは、黒色を顕色するためで、光検
出ヘッド8が黒色を検出した時は書き込みサーマルヘッ
ド9に第二加熱モードの加熱パルスを発生させて記録層
3の黒色部4BKを白濁化させる。この色分解した着色
層に、黒色部分4BKを含む構成は、黒を容易に色再現
するのに適している。この方法は、上記のような画像光
照射により直接、色再現をするものではなく、電気信号
によるヘッドの制御を通して記録をおこなうものであ
る。それ故、この方法はファクシミリ、プリンター、デ
ジタル複写機などに適している。
【0015】つぎにさらに本発明におけるカラーの記録
を行なう第三の代表的な一実施例を図3に示す。図3に
示した記録媒体の構成自体は、図1に示した第一の実施
例と同じである。この記録媒体に対する記録方法は次の
ようにおこなわれる。記録媒体に対し、第一加熱モード
によって上記第一の実施例と同様に記録層3と5とを透
明化し、まず記録の初期(リセット)状態とする。こうし
て初期化した記録媒体の着色層4の色と位置を光検出ヘ
ッド8によって検出し、その検出信号と画像信号とに対
応して、レーザー10を照射することにより第二加熱モ
ードの加熱パルスに相当する光パルスを発生させて着色
層4を加熱することによって記録層3および5を白濁化
し、着色層4の色を隠ぺいして記録する方法である。こ
の場合は初期化状態で記録媒体は黒色を呈するため、光
検出ヘッド8による着色層の色の検出が難しい。そのた
め、光吸収層2を色検出し易いようにパターン形成した
り、着色層4中の色位置を予めメモリする方法など多く
の工夫で着色層の色と位置を容易に検出することは可能
である。
【0016】一方、別の方法として、初期化に際し2つ
の記録層3および5の内熱的に記録層3を透明化し記録
層5を白濁させて、着色層4の色と位置を光検出ヘッド
8によって容易に検出する方法がある。この場合は着色
層4の下に存在する記録層5が白色化し、レーザー10
による加熱モードを可変にする。画像に不要な色は第二
加熱モードに相当する光パルスで着色層4の上に存在す
る記録層3を白濁させ、黒色を記録する場合は第一加熱
モードに相当する光パルスで記録層5を透明化させる。
このレーザー10を用いる構成では、レーザー10の焦
点を記録層3と記録層5のいずれかに合わせることによ
って、二つの記録層3および5の温度差をコントロール
することも可能である。これらの第三の実施例の方法
は、上記の第二の記録方法と同様ファクシミリ、プリン
ター、デジタル複写機などに適した記録方法である。
【0017】なお、図1〜3では何れも着色層4が赤、
緑、青の三原色に分割された形態を示したが、単色もし
くは複数色記録であっても同様な作用で記録できること
勿論である。
【0018】このように、本発明の記録方法によれば、
何れも書換え可能記録ができ、しかも第二加熱モ−ドの
温度の程度によって白濁化の程度を制御でき隠ぺい力が
異なる記録ができるため、ハーフトーン記録も可能であ
り、簡単な構成によって書換え可能な記録を可能とし、
多色記録やカラー記録に対応できるものである。
【0019】本発明における基体の面方向に分解した着
色層4の複数の色相部分は、ストライプ状、モザイク
状、ドットマトリクス状のいずれかであることが望まし
く、この着色層の色と位置を簡単に信号処理できるパタ
ーンのほうが、その読み取り速度の面から望ましい。こ
のような記録層4は、例えばスクリーン印刷法、グラビ
ア印刷法等の通常の印刷法、例えばゼラチン等のような
染色され易いマトリクスに複数の色相を順次染色する方
法、複数の色に染色したフォトレジストを順次印刷・パ
タ−ン露光・現像を繰り返すフォトプロセス法、もしく
は電界液中で帯電した着色剤を電界メッキする電着法等
通常の方法で形成できる。上述したように本発明の記録
媒体は着色層4で解像力が決定するため、着色層4の分
割された複数の色相部分はできるだけ小さい方が好まし
く、上述したような手法を用いると数μm程度のピッチ
で複数の色相に分割した着色層4が形成できる。
【0020】本発明の着色層4に供される材料として
は、着色顔料、染料もしくは顔料で着色された熱可塑性
樹脂または熱硬化性樹脂の高分子、ガラス、等の有機あ
るいは無機物質が挙げられる。但し、カラー複写等のよ
うな光照射による多色記録を行う場合は、光透過性の着
色層4が必要である。
【0021】本発明に供される基板1としては、例えば
ガラス、金属、高分子フィルム等が挙げられ、本発明の
記録媒体の用途により適当な材質を選択することができ
る。
【0022】本発明における記録層3および5に用いる
記録材料には、可逆感熱形の記録材料を用いることがで
きる。この可逆感熱形記録材料には、 1)マトリクスポリマ中の有機結晶粒子の融解・凝固挙
動を利用して、その凝固条件によって粒子の透明性の変
化を利用する相変化形のもの、 2)結晶性高分子の結晶ドメインの大きさで透明・白濁
を繰り返すもの、 3)結晶・アモルファス転移を利用するもの、 4)二種以上の材料の組成物の相溶・非相溶によるも
の、 5)高分子液晶による分子配列の熱的挙動を利用するも
の 等がある。
【0023】本発明の記録層3および5は、このなかで
優れたコントラストや優れた透明性、白濁性が必要なこ
と、および応答速度、低コスト性などの点から、特に上
述した1)の相変化形態感熱記録材料の利用が適してい
る。したがって、以下相変化形態感熱記録材料について
説明するが、本発明の記録媒体に供される記録層3もし
くは5が相変化形態感熱記録材料に限定されるものでな
いこと勿論である。
【0024】この相変化形態感熱記録材料は、例えば特
開昭54−119377に開示されているように、マト
リクスポリマと次のような溶融性有機分子との組合せに
より構成され、きわめて多様な記録材料を構成できる。
ここに開示された溶融性有機分子としては、脂肪族、芳
香族のアルコール、カルボン酸、アミン、アミドおよ
び、これらのハロゲン化物、硫化物などがある。また一
方、マトリクスポリマとしては、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリアクリル酸、スチロール、シリコーン、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリ
ル等の一般的なポリマが開示されている。また、これを
改良して光熱変換にためにカーボンブラックをさらに加
えた記録材料や酸化防止剤を加えたものが、例えば特開
昭57−82087や57−82088に開示されてい
る。
【0025】本発明の記録層3および5が相変化形態感
熱記録材料の場合には、上記の溶融性有機分子が開示さ
れているが、中でも結晶性有機分子とマトリクスポリマ
との複合材料を用いることが好ましく、特に結晶性有機
分子の易結晶性を考慮すると水素結合基を有する分子が
望ましい。水素結合基の中でも、カルボキシル基、ヒド
ロキシキシル基、アミノ基、アミド基のうちの少なくと
も一つをもつ有機分子であると、結晶成長性が高いため
好ましく、しかも60〜120℃に融点を有する分子を
用いると記録または消去に必要な熱エネルギーまたは光
強度が低く済むため望ましい。また、これらの分子の融
点調整のため、これら結晶性有機分子とさらに別個の例
えば高級アルコール、脂肪酸、アルキルアミン、オキシ
カルボン酸、ジカルボン酸、ジアミン、アルキレングリ
コールなどと共晶あるいは錯体を形成させて、所望の融
点を有する結晶性有機分子を構成させることもできる。
【0026】一方、本発明の記録層3または5に用いる
マトリクスポリマは、ポリエステル、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合体、酢酸セルロース、ポリビニルブチラール、ポリス
チレン、スチレン・ブタジエン共重合体などの透明な高
分子が挙げられるが、水素結合基を一部含有する透明マ
トリクスポリマが相溶性を制御する意味で適している。
具体的な例として、接着性(OH基含有)ポリエステル、
部分ケン化酢酸ビニル・塩化ビニル共重合体、ポリアミ
ド、ポリウレタン、熱可塑性フェノール樹脂、ビニルア
ルコール共重合体、アクリル酸共重合体、アクリルアミ
ド共重合体、マレイン酸共重合体等がある。また、これ
に可塑剤を適時併用することも当然である。
【0027】この相変化形態感熱記録材料よりなる本発
明の記録層3および5では、記録層3および5中の結晶
性有機分子を融点近傍に加熱し冷却すると、固化した結
晶性有機分子は透明状態であり、さらに高い温度で溶融
後冷却すると、固化した結晶性有機分子は白濁状態にな
る。本発明では、溶融後冷却固化して透明状態になる加
熱を第一加熱モ−ドと呼び、白濁状態になる加熱を第二
加熱モ−ドと呼んでいる。この現象の理由は定かではな
いが、第一加熱モ−ドによる加熱の後冷却されると、結
晶核がある状態で固化するため、大きく結晶が成長し透
明状態になり、一方第二加熱モ−ドによる加熱の後冷却
されると、結晶性有機分子が過冷却状態で融点以下まで
冷却されるため、一気に結晶化して微結晶となり白濁す
ると想定される。
【0028】また、本発明の記録層3または5には、例
えば酸化防止剤、紫外線吸収剤あるいは可塑剤等の添加
剤を常法に従い添加しても良いこと勿論である。
【0029】なお、記録層3または5を構成する結晶性
有機分子のマトリクスポリマに対する添加量は、5〜5
0%の範囲で加えることができるが、15〜40%の添
加が望ましい。結晶性有機分子の比率がこれ以上になる
と、結着力が弱まり記録層3もしくは5として均質なコ
ーティングも困難になる。逆に、マトリクスポリマの比
率が高くなると、結晶性有機分子の量が少なくなるた
め、不透明化が困難になり、記録のコントラストが悪く
なる。
【0030】以上本発明の記録媒体の記録層3または5
に相変化形態感熱記録材料を用いる場合について説明し
たが、前述した2)〜5)の各々の記録材料でも熱刺激
で透明・白濁を繰り返す材料であれば、記録原理は同じ
であり同様に書き換え可能な記録媒体を形成できること
勿論である。
【0031】また、本発明における表面保護層6は、必
ずしも必要はないが、一般的に記録層3の傷やほこり等
を防止する目的で常法により形成される場合が多く、表
面保護層6を設けた形態が実用的である。また、耐摩耗
性の表面保護層6を付与すれば、感熱ヘッドの接触に対
しても経時劣化が小さく繰り返し耐久性の高い記録媒体
を構成することができ、光記録の場合でも例えば記録層
3の傷等による光散乱が防ぐことができる。
【0032】次に、具体的実施例を用いて本発明を説明
する。 (実施例1)記録層3および5の記録材料を構成するた
めに、結晶性有機分子としてヒドロキシステアリン酸4
gと、添加剤としてヒンダードフェノール系酸化防止剤
0.1gと、透明マトリクスポリマとして塩化ビニル・
酢酸ビニル・アクリルアミド共重合体6gとをテトラヒ
ドロフラン100mlに溶解し記録材料溶液とした。黒
色光吸収層2として厚さ15μmのカーボンブラックを
全面に塗工した0.2mm厚のポリエステルシートを基
板1として用い、この光吸収層2上に、この記録材料溶
液を用い、記録層5を30μmの厚みで形成した。その
記録層5上に図1のように150μmピッチで赤、緑、
青の三原色に分割した厚み5μmの着色層4をスクリー
ン印刷によって形成した。さらに着色層4上にこの記録
材料溶液を用い、記録層3を30μmの厚みで形成し
た。さらに表面保護層6として紫外線硬化形アクリル樹
脂のプレポリマをバー塗布法で20μmコーティング
後、紫外線照射して硬化させた。
【0033】こうしてできた記録媒体に対し、第一加熱
モードとして80゜Cの熱ローラによって溶融・冷却過
程をおこない記録層3と5を透明化し、まず記録の初期
(リセット)状態とした。この記録媒体にカラー画像の光
を照射し、書き込みをおこなったところ、鮮明なカラー
画像が得られた。さらに、消去をおこなったのち、再度
カラー画像の光を照射し、繰り返しカラー画像を形成さ
せた。この記録媒体の透明化温度領域は約70〜80℃
であった。さらに繰り返して寿命特性を測定したところ
150回の繰り返しに耐えた。
【0034】(実施例2)記録材料の結晶性有機分子と
してベヘン酸3gと、添加剤としてフェノール系酸化防
止剤0.1gと、透明マトリクスポリマとして塩化ビニ
ル・酢酸ビニル・アクリルアミド共重合体6gとを、テ
トラヒドロフラン100mlに溶解し、記録材料溶液と
した。白色光反射層7として厚さ15μmの白色塗料を
塗工した0.2mm厚のポリエステルシートを基板1と
して用い、この白色光反射層7上に、図2のように10
0μmピッチでストライプ状に赤、緑、青および黒の4
色に色分解した厚み5μmの着色層4をスクリーン印刷
によって形成した。さらに上記の記録材料溶液を用い、
記録層3を30μmの厚みで形成した。さらに表面保護
層6として紫外線硬化形アクリル樹脂のプレポリマをバ
ー塗布法で25μmコーティング後、紫外線照射して硬
化させた。こうしてできた書換え可能なカラー記録媒体
の透明化温度領域は約80〜90℃であった。この記録
媒体に対し、第一加熱モードとして90℃の熱ローラに
よって溶融・冷却過程をおこない記録層3を透明化し、
まず記録の初期(リセット)状態とした。こうして初期化
した記録媒体の着色層4の色と位置を光検出ヘッド8に
よって検出し、その検出信号とカラー画像信号とに対応
して、書き込みサーマルヘッド9に第二加熱モードの1
30℃の加熱パルスを発生させて記録層3を白濁化し、
鮮明なカラー記録画像を得た。さらに繰り返し特性を測
定したところ110回の繰り返しに耐えた。
【0035】(実施例3)0.2mm厚のポリエステル
シートの基板1上に、黒色光吸収層2として厚さ15μ
mのカーボンブラックを基板1の端部を残して全面に塗
工した後、実施例1と同様の記録媒体を構成した。この
シートの端部はストライプ状の着色層の色検出に利用す
る。こうしてできた記録媒体に対し、第一加熱モードと
して80℃の熱ローラによって溶融・冷却過程をおこな
い上記の実施例1と同様に記録層3と5を透明化し、ま
ず記録の初期(リセット)状態とした。こうして初期化し
た記録媒体の着色層4の色と位置を光検出ヘッド8によ
って検出し、その検出信号とカラー画像信号とに対応し
て、レーザー10に第二加熱モードの光パルスを発生さ
せて記録層を白濁化し、着色層4の色を隠ぺいして記録
した。こうして鮮明なカラー記録画像を得た。さらに繰
り返し特性を測定したところ210回の繰り返しに耐え
た。
【0036】(実施例4)実施例1と同じ構成の記録媒
体に対し、初期化に際し裏面より熱ローラで加熱し、第
一の記録層3を透明化し第二の記録層5を白濁させた。
この初期化した記録媒体に対し、着色層4の色と位置を
光検出ヘッド8によって検出し、画像に不要な色は第二
加熱モードに相当するレーザー10による光パルスで第
一の記録層3を白濁させて隠ぺいした。黒色部は、第一
加熱モードに相当する弱い光パルスを照射し第二の記録
層5を透明化した。この記録媒体を用いて、レーザープ
リンターへの応用を検討した。
【0037】
【発明の効果】このように本発明の書換え可能な記録媒
体は、基板上に、複数の色相に色分割した着色層を形成
し、その上に二つの加熱モードによる加熱・冷却過程に
よってそれぞれ透明・白濁の二状態を形成する記録層を
設けた記録媒体より構成されもので、容易に書換え可能
な画像を得ることができ、しかもカラー等の多色記録に
も対応できる。本発明は、このようにカラー画像光照射
によるカラー複写のみならず、電気信号によるヘッドの
制御を通してカラー記録をおこなこともでき、ファクシ
ミリ、プリンター、デジタル複写機などにも応用できる
工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の書換え可能な記録媒体でカラーの光記
録を行なう代表的な一実施例の構成を示す要部拡大断面
【図2】本発明の書換え可能な記録媒体でカラー記録を
行なう第二の代表的な一実施例の構成を示す要部拡大断
面図
【図3】本発明の書換え可能な記録媒体でカラー記録を
行なう第三の代表的な一実施例の構成を示す要部拡大断
面図
【符号の説明】
1 基板 2 光吸収層 3 記録層 4 着色層 4R 赤色部分 4G 緑色部分 4B 青色部分 4BK 黒色部分 5 記録層 6 表面保護層 7 光反射層 8 光検出ヘッド 9 書き込みサーマルヘッド 10 レーザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 7/00 F 9195−5D L 9195−5D

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、前記基板の面方向に複数の色相
    に分割した着色層を形成し、前記着色層上に二つの加熱
    モードによる加熱・冷却過程によってそれぞれ透明・白
    濁の二状態を形成する記録層を設けたことを特徴とする
    書換え可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】着色層が光透過性であり、前記着色層と基
    板との間に、反射膜を設けたことを特徴とする、請求項
    1記載の書換え可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】基板上に、前記基板の面方向に複数の色相
    に分割した光透過性の着色層を形成し、前記着色層上お
    よび前記基板と前記着色層との間の両方に、二つの加熱
    モードによる加熱・冷却過程によってそれぞれ透明・白
    濁の二状態を形成する記録層を設けたことを特徴とする
    書換え可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】着色層の分割された色相中に、黒色部分を
    含むことを特徴とする、請求項1もしくは3何れかに記
    載の書換え可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】着色層の色相が、光の三原色であることを
    特徴とする、請求項1もしくは3何れかに記載の書換え
    可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】基板と着色層との間に設けた記録層と前記
    基板との間に、前記基板の面方向に分割した前記着色層
    を透過した光を吸収する光吸収層を具備したことを特徴
    とする、請求項3記載の書換え可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】記録層が、結晶性有機分子と透明マトリク
    スポリマとを含むことをことを特徴とする、請求項1、
    3もしくは6何れかに記載の書換え可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】結晶性有機分子が、カルボキシル基、ヒド
    ロキシキシル基の少なくとも一つを持ち、60〜120
    ℃に融点を有する分子よりなることを特徴とする、請求
    項7記載の書換え可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】基板上に、前記基板の面方向に複数の色相
    に分割した着色層と、二つの加熱モードによってそれぞ
    れ透明・白濁の二状態を形成する記録層とを具備した記
    録媒体を、第一加熱モードによって前記記録層を透明化
    した後、画像光を照射し、前記着色層の吸収光によって
    第二加熱モードに前記記録層を昇温させ、前記記録層を
    白濁化し前記着色層を隠ぺいすることを特徴とする書換
    え可能な記録媒体の記録方法。
  10. 【請求項10】基板上に、前記基板の面方向に複数の色
    相に分割した着色層と、二つの加熱モードによってそれ
    ぞれ透明・白濁の二状態を形成する記録層とを具備した
    記録媒体を、第一加熱モードによって前記記録層を透明
    化した後、前記着色層の色と位置を検出し、前記色と位
    置との検出信号と画像信号とに対応した第二加熱モード
    の加熱パルスを発生させて、前記記録層内の前記結晶性
    有機分子を白濁化し前記着色層の色を隠ぺいして記録す
    ることを特徴とする書換え可能な記録媒体の記録方法。
  11. 【請求項11】加熱パルスが、サーマルヘッドあるいは
    レーザーによるパルスである請求項10記載の書換え可
    能な記録媒体の記録方法。
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