JPH01198579A - 弾球遊技機の入賞球装置 - Google Patents

弾球遊技機の入賞球装置

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JPH01198579A
JPH01198579A JP32130881A JP32130881A JPH01198579A JP H01198579 A JPH01198579 A JP H01198579A JP 32130881 A JP32130881 A JP 32130881A JP 32130881 A JP32130881 A JP 32130881A JP H01198579 A JPH01198579 A JP H01198579A
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JP
Japan
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ball
winning
ball receiving
prize winning
hole
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JP32130881A
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Inventor
Masao Kubodera
窪寺 政男
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機等で代表される弾球遊技機に
用いられる入賞球装置に関し、詳しくは、開閉自在な玉
受片が設けられ、該玉受片の開成状態で打込玉を受入れ
て入賞領域内に導くように構成された弾球遊技機の入賞
球装置に関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機の入賞球装置において、従来から一
般的に知られているものに、たとえば、チューリップと
称されるヤクモノがあった。そして、所定の遊技状態に
なればチューリップの左右位置の玉受片が開成し、打込
玉が入賞しやすい状態になり遊技の興趣が向上されるよ
う構成されていた。
そして、このような入賞球装置が遊技盤に取付けられて
いる弾球遊技機においては、その遊技盤前面をガラス扉
等の透明なブ・レート状のもので覆っていたのが一般的
であった。そして、その透明プレートと前記入賞球装置
との間隔を極力狭くしてその透明プレートと入賞球装置
との間に打込玉が挾まらないように構成していた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この種の弾球遊技機の入賞球装置では、特定の
遊技状態が成立し、前記入賞球装置の玉受片が開成状態
に変化したときに、前記透明プレートを遊技者が前面か
ら押圧して前記玉受片を開成状態で押えつけて保持し、
落下してくる打玉を入賞領域へ導く不正遊技が発生する
という欠点があった。
本発明は、かかる実情に鑑み、玉受片を開成状態で押え
つけて保持するという不正遊技を簡単な構造により防止
することのできる弾球遊技機の入賞球装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる弾球遊技機の入賞球装置は、入賞領域が
形成され、遊技盤表面に取付けるための取付基板と、 該取付基板の表面側に開閉自在に設けられ、開成状態で
打込玉を受入れて前記入賞領域内に導く玉受片と、 前記取付基板に対し所定間隔前方に張り出した位置に設
けられ、前記入賞領域の前方を覆う前面板とを含み、 前記前面板の表面と前記取付基板表面との間隔内に前記
玉受片が収まるよう構成したことを特徴とする。
[作用] 本発明では、取付基板に対し所定間隔前方に張り出した
位置に前面板が設けられており、その前面板の表面と前
記取付基板表面との間隔内に玉受片が収まっているため
、遊技盤への取付状態において、遊技盤前面を覆ってい
る透明プレートを押−圧した場合に前記前面板が突張部
材となって前記玉受片を開成状態で押えつけることが防
止できる。
[発明の実施例] 次に、図面を参照してこの発明の具体的な実施例につい
て説明する。なお、以下の説明では、弾球遊技機の一例
として、パチンコ遊技機の場合を述べる。
第1図はこの発明の一実施例の入賞球装置が装着された
パチンコ機の正面図である。図において、パチンコ機1
0は、前面枠11を開閉自在に装若し、前面枠11に遊
技盤12に着脱自在に装着して構成される。遊技盤12
のガイドレールで囲まれる遊技領域には、ヤクモノ(チ
ューリップ)13 a、  13 bs入賞領域14.
 158. 15 bsおよびアウト玉人口16が形成
される。入賞領域14は、入賞下または通過玉のあると
き、後述の入賞球装置20に含まれる腕部材および左右
の玉受片を開くことのできる条件の定められたものであ
る。また、遊技盤12のほぼ中央部には、この実施例の
特徴となる入賞球装置30(第3A図〜第4図を参照し
て詳細に説明する)が装着される。
遊技盤12の下方の前面枠12には、前面板111が開
閉自在に装着される。前面板111には、打球待機樋1
7が設けられる。打球待機樋17は、賞品上放出口17
1から放出された玉を貯留する上部土器として働くとと
もに、貯留している玉を1個ずつ整列して打球供給機構
(図示せず)へ導く働きをする。前面枠11の下方には
、打球ハンドル18および土器19が設けられる。土器
19は、打球供給樋17で溢れた玉であって、賞品上放
出口191から放出されたものを貯留する下部上皿とし
て用いられる。なお、図中950は遊技盤12の前面を
覆う透明プレートの一例のガラス扉である。
第2図はパチンコ機の背面図である。図において、遊技
盤12の裏面には、複数の経路211〜216が設けら
れる。経路211は、入賞球装置30に含まれる入賞孔
32へ入賞した玉を玉検出スイッチ22へ導く。経路2
22は玉検出スイッチ22で検出された玉を下方の経路
213へ導く。
用路213は入賞下を入賞球処理器へ導く。経路214
は、入賞球装置30に含まれる入賞孔34a(第3A図
参照)へ入賞した玉を玉検出スイッチ23へ導く。経路
215は入賞孔34b(第3A図参照)へ入賞した玉を
玉検出スイッチ24へ導く。玉検出スイッチ23および
24で検出された玉は経路216を介して経路213へ
導かれる。
ここで、玉検出スイッチ22は、入賞球装置3゜に含ま
れる腕部材を開成できる条件の定められた入賞孔32へ
入賞した玉を検出するものであって、第1の条件検出手
段として用いられる。玉検出スイッチ23は、入賞孔3
5aへ入賞した玉を検出するものである。玉検出スイッ
チ24は入賞孔35bへ入賞した玉を検出するものであ
る。この玉検出スイッチ23および24は、後述の玉受
片を開成できるように定められた入賞孔35a、35b
を通過した玉を検出するための第2の条件検出手段とし
て働く。玉検出スイッチ25は、入賞領域14への入賞
玉を検出することによって、入賞球装置30に含まれる
1対の腕部材および1対の玉受片を同時に開成できる条
件であることを検出するものである。
第3A図〜第3C図はこの発明の一実施例の入賞球装置
の図解図であり、特に第3A図は入賞球装置の正面図、
第3B図はその背面図、第3C図はその縦断面図を示す
第4図は入賞球装置、に含まれる各部材の分解斜視図で
ある。
次に、第3A図〜第4図を参照して、この実施例の入賞
球装置30の具体的な構成を説明する。
入賞球装置30は、取付基板31を含む。取付基板31
の上部および下部には、入賞孔32および入賞領域の一
例の入賞孔33が形成される。入賞孔32は、入賞玉の
あったとき、後述の腕部材36a、36bを開成できる
条件の定められたものである。入賞孔33の下辺には、
玉を入賞孔33へ受入れるための板状突起331が前面
へ突出して設けられる。入賞孔33を挾む左右両側には
、腕部材36a、36bを回動自在に支持するためのビ
ン311が前面に突出して形成される。左右切ビン31
1の斜め上部分には4、ガイド孔312が突設される。
このガイド孔312は対応するビン311を中心とする
円弧状に形成される。取付基板31のビン311よりも
やや下方位置には、後述のレバー56a、56bのビン
562の移動方向をガイドするためのガイド孔313が
穿設される。取付基板31の両側には、後述の発光ダイ
オード39を挿入するための透孔314が穿設される。
取付基板31の周囲部分の適宜の箇所には、遊技盤12
へ取付基板31をねじ止めするための取付部の一例の取
付用孔315が穿設される。取付基板31の裏面であっ
て入賞孔33の形成位置よりもやや上部には、後述のレ
バー44a、44bを支持するためのビン316が形成
される。ビン316の形成位置よりもやや上部位置には
、後述のばね46a、46bの上端部を止めるための突
起317が形成される。
取付基板31のほぼ中央部には、入賞領域34が形成さ
れる。入賞領域34は、取付基板31に穿設される入賞
孔34g、34bを含む。入賞孔、34a、34bの上
部を除く周囲部分には、ガイド壁341が取付基板31
の面よりも突出して形成される。ガイド壁341の上部
の左右には、玉の通過可能な間隔を隔ててガイド部材の
一例のガイド突起342が形成される。入賞孔34aと
34bとの間には、ビン343が突出して形成される。
このビン343には、振分片3′44が回動自在に支持
される。
前記入賞孔32と入賞領域34との間には、上部飾り部
材35が設けられる。上部飾り部材35は、入賞孔32
の下部に玉受g351を形成し、その前面に飾り板35
2を固着している。そして、飾り板352の下方には、
窓353が形成される。
窓353の裏面には、腕部材36a、36bの開成状態
を知らせるためのランプまたは発光ダイオード354が
設けられる。
腕部材36aは、その下方端に軸孔361が形成され、
軸孔361よりもやや上部に係合ピン362が裏面へ突
出して形成され、その上部端に軸孔363が形成される
。なお、腕部材36bは腕部材36aと左右対称の形状
である点を除いて同様に構成されるので、同一部分を腕
部材36aと同一参照符号で示す。腕部材36a、36
bのそれぞれの軸孔363には、対応する玉受片37a
37bのビン371が挿入され得る。これによって、玉
受片37a、37bは腕部材36a、36bの先端で回
動自在に支持される。この玉受片37g、37bと前記
腕部材36a、36bとによリ、取付基板の表面側に開
閉自在に設けられ、開成することによって打込玉を受入
れ前記入賞領域内に導く玉受入部材が構成されている。
なお、玉受片37a、37bと取付基板31の表面との
間に所定間隔りが形成されており、これにより、長期間
使用したとしても玉受片37a、37bと取付基板表面
とが接触して玉受片37a、37bがスムーズに動かな
くなる不都合が生じない。腕部材36a、36bの軸孔
361は対応するピン311によって回動自在に支持さ
れる。腕部材36a、36bのピン362は対応するガ
イド孔312に挿通される。玉受片37aの裏面には、
ピン371よりもやや下方にピン372が形成される。
各玉受片37a、37bのピン372は、対応する作動
レバー56a、56bのそれぞれの上端部に形成された
軸孔561に挿入されて回動自在に支持される。作動レ
バー56a、56bの下方端に形成されたピン562は
、入賞孔33を挾む左右両側に穿設されたガイド孔31
3に挿通される。
前記腕部材36a、36bおよび玉受片37a。
37bが装着された取付基板31の前面には、前面板の
一例の前面カバー38が装着される。前面カバー38に
は、入賞領域34に対応する位置に透視孔381が形成
される。また、玉受片37a。
37bは、この前面カバー38の表面と取付基板31の
表面との間隔T、内に収まるよう設けられている。玉受
片37a、37bの開成時に前記ガラス扉950のガラ
スが押圧されたとしても、前方に張出した前面カバー3
8が突張部材となって玉受片37a、37bを開成状態
で押えつけることを防止できる。透視孔381は、入賞
領域34へ入った玉が振分片344によって左または右
のいずれの入賞孔34a、34bへ振分けられたかを外
部から確認できるようにするために設けられたものであ
る。前面カバー38の裏面の適宜の箇所には、スペーサ
382〜384が形成される。
スペーサ382〜384は、取付基板31に直交する方
向にねじ孔が形成されていて、取付基板31の裏面から
ねじで螺着される。
取付基板31の裏面には、腕部材36a、36bを回動
させるための腕部材駆動手段40、および玉受片37a
、37bを回動させるための玉受片駆動手段50が装着
される。より具体的に説明すると、腕部材駆動手段40
は、取付板41を含む。取付板41にはソレノイド42
が固着される。
この取付板41が取付基板31の裏面に装着される。ソ
レノイド42のプランジャ421には、連結部材43が
固着される。連結部材43は前面側が折曲げられて、そ
の折曲部分に係合孔431が形成される。連結部材43
の係合孔431には、レバー44aおよび44bを連結
したピン441が係合される。レバー44aおよび44
bのそれぞれのほぼ中央部には、それぞれ孔442が形
成される。レバー44a、44bのそれぞれの孔442
には、対応するピン316が挿入される。それによって
、レバー44a、44bは、それぞれの孔442を支点
として、連結部のピン441の上下動によって、それぞ
れの解放端が下または上方向へ回動する。レバー44a
、44bのそれぞれの開放端には、ピン443が裏面に
突出して形成される。レバー44aのピン443は、プ
レート45aの上端に形成され孔451に係合される。
プレート45aの下方端に形成された係合孔452には
、ガイド孔312に挿通された腕部材36aのピン36
2が係合される。同様に、レバー44bのピン443は
、プレート45bの上端に形成された係合孔451に係
合される。プレート45bの下端に形成された係合孔4
52には、腕部材36bのピン362が係合される。レ
バー44aおよび44bのそれぞれの解放端には孔44
4が形成される。そして、レバー44a、44bの孔4
44がばね46a、46bの下端に連係される。これに
よって、レバー44a、44bは、通常それぞれの開放
端が上方向へばね46a、46bによって弾発的に付勢
された状態となる。
前記玉受片駆動手段50は、左側の玉受片37aを回動
させるための第1の玉受片部動機構50aおよび右側の
玉受片37bを回動させるための第2の玉受片部動機構
50bを含む。第1および第2の玉受片部動機構50a
、50bは、それぞれ共通の取付部材51に取付けられ
る。より具体的に説明すると、取付部材51の上部の中
央部分には、入賞孔33へ入賞した玉を下方へ導くため
の通路510が形成される。通路510を挾む左右両側
には、作動レバー56a、56bのうちの対応するもの
のビン562を挿通するための扇形の開口部511が形
成される。取付部材51の通路510を挾む左右両側の
横方向には、ソレノイド52a、52bを保持するため
の保持部512が形成される。取付部材51の通路51
0を挾む左右には、突起部513が形成される。これら
の突起部513は、前記取付板41に形成された係合孔
411に係合されることによって、取付部材51が取付
板41に関連的に設けられる。取付部材51の裏面の通
路510を挾む両側には、ビン414が形成される。そ
して、取付部材51の上部には、通路510を挾んで左
右両側に傾斜した玉通路515,516が形成される。
玉通路515は入賞孔34aへ入賞した玉を径路214
へ導く。玉通路516は入賞孔34bへ入賞した玉を径
路215へ導く。
第1の玉受片開閉機構50aは、ソレノイド52aを含
む。ソレノイド52aのプランジャ521の一方端(第
4図では右側)には、円板522が形成される。この円
板522の前後の一部がプレー)53a、54aで挾ま
れるように、各ブレF 53 a *  54 aに形
成された孔531に挿入される。プレート53aの一方
側(図示では右側)には、長孔532が穿設される。プ
レート53gの長孔532には、L字状レバー55aの
ビン551が挿入される。ビン551の先端は、Cリン
グで止められる。L字状レバー55aの一方の辺上端に
は、軸孔552が穿設される。軸孔552は通路510
の左側に形成されたビン514に挿入されて、回動自在
に支持される。L字状レバー55aの他方の辺の先端(
図示では手前)は、折曲げられて、その折曲部分に係合
孔553が形成される。このL字状レバー55gの他゛
方の辺は、開口部510に挿通される。そしそ、L字状
レバー55aの係合孔553には、作動レバー56aの
ビン562が係合される。
なお、第2の玉受片部動機構50bは、左右対称な形状
である点を除いて、第1の玉受片部動機構50gと同様
に構成されているので、その説明を省略し、対応構成部
分の末尾のaに代えてbで示す。前記腕部材駆動手段4
0と玉受片駆動手段とにより、前記玉受入部材を開閉駆
動するための玉受入部付駆動手段が構成されている。な
お、前記玉受入部材は回動するものに代えて全体が横ス
ライドするものでもよい。
第5A図および第5B図は入賞球装置の腕部材を開成し
た状態の図解図であり、特に第5A図はその正面図、第
5B図はその背面図を示す。
第6A図および第6B図は入賞球装置の腕部材および玉
受片を開成した状態の図解図であり、特に第6A図はそ
の正面図、第6B図はその背面図を示す。
第7図はこの発明の一実施例の入賞球装置の動作を説明
するための駆動制御回路の回路図である。
次に、第1図ないし第7図を参照してこの実施例の入賞
球装置20の動作を説明する。まず、1対の腕部材36
a、36bが開成される場合を述べる。打込玉が入賞孔
32へ入賞すると、玉検出スイッチ22が入賞玉検出出
力を導出して腕部材駆動回路61に与える。応じて、腕
部材駆動回路61は、ソレノイド42を付勢する。これ
に応じて、ソレノイド42がプランジャ421を上方向
う吸引するので、連結部材43が上方向へ引き上げられ
る。このため、レバー44aおよび44bの連結部のビ
ン441が上方向へ引き上げられるので、レバー44a
および44bの開放端が下方向へ回動する。レバー44
a、44bの回動に連動して、儲部材36aおよび36
bがそれぞれ外側方向へ回動する。このとき、作動レバ
ー56a、56bのビン562はソレノイド52a、5
2bが付勢されないのでガイド孔313内を摺動されな
い。
この結果、ソレノイド42のみが付勢された場合は、1
対の腕部材36a、、36bのみが開成状態となり、玉
受片37a、37bが直立状態となる。
この状態が第5A図および第5B図に示される。
この状態において、打込玉が入賞孔33へ入賞するのは
、打込玉がガイド壁342と玉受片37aまたは37b
の上端との間の領域または空間を通過した場合である。
このため、打込玉が入賞孔33へ入賞する確率は、腕部
材36a、36bの閉成状態よりもやや高くなるか、玉
受片37a。
37bを開成した場合よりも小さい。そして、打込玉が
ガイド壁342と玉受片37aまたは37bの上端との
間の空間を通過すると、その玉が腕部材36aまたは3
6bの上面を転勤しながら入賞孔33へ導かれる。
前述のように1対の腕部材36a、36bが開成してい
る状態においては、腕部材駆動回路61から能動化信号
が玉受片駆動回路62および63に与えられている。こ
の状態において、打込玉が入賞孔34aへ入賞すると、
玉検出スイッチ23がそれを検出して玉受片駆動回路6
2に与える。
玉受片駆動回路62は、腕部材駆動回路61から能動化
信号が与えられかつ玉検出スイッチ23の出力のあるこ
とに応じて、ソレノイド52aを付勢する。ソレノイド
52aは電気的付勢に応じて、プランジャ521を中心
方向すなわちL字状レバー55a側へ移動させる。この
ため、L字状レバー55aが中心方向へ回動され、作動
レバー56aのピン562を中心方向(入賞孔33側)
へ移動させる。このとき、玉受片37aはピン371を
軸支している腕部材36aが固定されたままであるので
、ピン371を支点として作動レバー56aの下端の移
動に連動してピン372が中心方向へ引張られる。した
がって、玉受片37aが反時計方向に回動して開成状態
となる。この状態が第6A図に示す状態(すなわち玉受
片37aが開成しかつ玉受片37bが二点鎖線で示すよ
うに閉じた状態)となる。この状態においては、入賞孔
33の左上方向から落下する玉が玉受片37aで受止め
られて腕部材36aを介して入賞孔33へ導かれる。
なお、入賞領域34へ入った玉であって、振分片334
によって入賞孔34bへ振分けられた場合は、その入賞
玉が玉検出スイッチ24によって検出される。この場合
は、玉受片駆動回路63が玉検出スイッチ24の出力に
応じてソレノイド52bを付勢して、玉受片37bを開
成させる。なお、腕部材36aおよび36bが開成され
ていない場合は、打込玉がたとえ入賞孔34aまたは3
4bへ入賞しても、腕部材駆動回路61から能動化信号
が与えられていないので、玉受片駆動回路62または6
3がソレノイド52aまたは52bを付勢しない。
一方、打込玉が入賞領域14を通過した場合は、玉検出
スイッチ25がそれを検出する。玉検出スイッチ25の
出力は腕部材駆動回路61および玉受片駆動回路62.
63に与えられる。この場合はミ前述の動作と同様にし
て、1対の腕部材36a、36bが開成されるとともに
、玉受片37a。
37bが開成される。つまり、前記玉受式部材駆動手段
は、前記玉受入部材による打込玉の受入領域を変更する
ことができるのであり、ゆえに、前記玉受式部材駆動手
段は、前記玉壺入部材の開成量を変更して打込玉の受入
領域を変えることが可能な開成量可変型玉受入部材駆動
手段を含む。また、打込玉の受入領域は、いずれの入賞
領域に打玉が入賞するかによって変更されるため、前記
開成量可変型玉受入部材駆動手段は、前記遊技盤に設け
られた複数の入賞口のいずれに打込玉が入賞したかによ
って開成量を変える入賞口対応型開酸量可変駆動手段を
含む。なお、腕部材36a、  36bを閉成する条件
は、駆動回路61〜63の回路構成の仕方によって適宜
選ばれる。たとえば、1対の腕部材36a、36bおよ
び玉受片37a。
37bを閉成する条件は、腕部材の開成から一定時間後
、または一定数の玉が入賞孔33へ入賞す−るまでに選
ばれる。
上述のように、この実施例によれば、腕部材と玉受片と
が2段階で動作するので、入賞孔33へ入賞しやすい状
態の変化に富むなどの利点がある。
また、腕部材に代えて玉受片を直接回動するものに比べ
て、腕部材および玉受片の開成状態における収納スペー
スが少ないにもかかわらず、腕部材および玉受片を開い
たときに大きな面積で玉を受けることができ、入賞確率
を大幅に高められ、遊技者へのサービスを大幅を向上で
きる利点もある。
なお、前述の実施例では、腕部材と玉受片を開成する条
件として、1対の腕部材のみを開成する場合、1対の腕
部材を開成した状態で左右のいずれか一方の玉受片を開
成させる場合、1対の腕部材と左右の玉受片を同時に開
成させる場合の3つの場合を説明した。しかし、この発
明の技術思想はこのような条件に限ることなく、その他
の条件となるように開成駆動してもよい。たとえば、1
対の腕部材を開成している状態において、予め定める遊
技状態になったことに基づいて左右の玉受片を同時に開
成するようにしてもよい。
[発明の効果] 前記構成を有する本発明は、弾球遊技機の遊技盤への取
付状態において、遊技盤前面側を覆う透明プレートを押
圧したとしても、前方に張り出した前面板が突張部材と
なって玉受片を開成状態で押えつけることが防止できる
ため、玉受片を開成状態で保持するという不正遊技を極
力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の入賞球装置が装着された
パチンコ機の正面図である。第2図はパチンコ機の背面
図である。第3八図ないし第3C図はこの発明の一実施
例の入賞球装置の図解図である。第4図は入賞球装置の
分解斜視図である。 第5A図および第5B図は入賞球装置の腕部材を開成し
た状態の図解図である。第6A図および第6B図は入賞
球装置の腕部材および玉受片を開成した状態の図解図で
ある。第7図は入賞球装置の動作を説明するための駆動
制御回路の回路図であ・る。 図において、10はパチンコ機、12は遊技盤、30は
入賞球装置、31は取付基板、32,33゜34a、3
4bは入賞孔、35は上部飾り部材、36a、36bは
腕部材、37a、37bは玉受片、38は前面カバー、
40は腕部材駆動手段、50は玉受片駆動手段、50a
、50bは第1および第2の玉受片部動機構、342は
ガイド部材の一例のガイド突起、Dは所定間隔、38は
前面板の一例の前面カバーを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入賞領域が形成され、遊技盤表面に取付けるため
    の取付基板と、 該取付基板の表面側に開閉自在に設けられ、開成状態で
    打込玉を受入れて前記入賞領域内に導く玉受片と、 前記取付基板に対し所定間隔前方に張り出した位置に設
    けられ、前記入賞領域の前方を覆う前面板とを含み、 前記前面板の表面と前記取付基板表面との間隔内に前記
    玉受片が収まるよう構成したことを特徴とする、弾球遊
    技機の入賞球装置。
  2. (2)前記玉受片は、前記取付基板の表面との間に所定
    間隔を隔てて取付けられていることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載の弾球遊技機の入賞球装置。
JP32130881A 1981-12-18 1988-12-19 弾球遊技機の入賞球装置 Pending JPH01198579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279087A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2017006295A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 株式会社Naito 遊技機の入賞装置

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