JPH01196911A - サンプルアナログ信号処理回路 - Google Patents

サンプルアナログ信号処理回路

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JPH01196911A
JPH01196911A JP63325704A JP32570488A JPH01196911A JP H01196911 A JPH01196911 A JP H01196911A JP 63325704 A JP63325704 A JP 63325704A JP 32570488 A JP32570488 A JP 32570488A JP H01196911 A JPH01196911 A JP H01196911A
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John B Hughes
ジョン・バリー・ヒューズ
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/02Sample-and-hold arrangements
    • G11C27/024Sample-and-hold arrangements using a capacitive memory element
    • G11C27/028Current mode circuits, e.g. switched current memories
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/02Sample-and-hold arrangements

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  • Amplifiers (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサンプリング アナログ電気信号を処理する回
路配置に関するものである。
出願人によるヨーロッパ特許第88201934.2号
および第88201933.4号には、取扱う電気量を
電流としたサンプリング アナログ電気信号処理方法に
つき記載されている。この方法を以下電流スイッチ信号
処理と呼び、この方法を使用する回路配置を電流スイッ
チ回路と呼ぶことにする。容量スイッチ回路においては
、サンプリング アナログ電気信号の信号処理を行うの
に電荷を取扱うことは既知であるが、電荷を取扱うため
には高品質の直線性容量を必要とし、MO3回路におい
ては通常2つのポリシリコン層を用いてこれらを作製し
ている。しかし、2つのポリシリコン層を与えることは
、LSIおよびVLSIデジタル回路に通常使用される
C M OSプロセスの標準部分でなく、したがって単
−集積回路上でアナログおよびデジタル信号処理を組合
せるようにした回路の出現をさらに難かしくしている。
さらに、容量スイッチ回路において信号を取扱うのに必
要なコンデンサは全チップ面積の半分またはそれ以上の
大きな面積を占有する。かくして電流スイッチ回路を使
用することにより、処理の問題およびチップ面積の問題
を軽減ずることができるが、電流スイッチ回路の実現に
は電流ミラー回路を使用することが好都合であり、また
、少なくともより簡単な実施例では、これらの回路に単
方向入力電流を必要とする。したがって、多くの場合そ
うであるように、双方向入力信号を処理する必要がある
場合には、双方向入力電流にバイアス電流を加えて、単
方向入力電流を使用しうるようにすることが必要である
。しかし、その場合、バイアス電流はそれを処理された
信号電流から分離することが難かしいので、バイアス電
流それ自体を双方向入力電流と同じような方法で処理し
ないようにすることが必要であり、これには異なる電流
の大きさを有する処理回路内の種々の位置にバイアス電
流源を付加することを必要とする。その結果、正確に限
定されたバイアス電流を生成することの難かしさ、特に
LSIまたはVLSIチップの面積上で広範に隔離した
電流源を整合(マツチ)させることの難しさにより、エ
ラーを生ずる可能性がある。
本発明の目的は電流源の整合に関する問題点を軽減し、
双方向入力信号の処理を可能にした電流スイッチ回路配
置を実現しようとしたものである。
この目的を達成するため、現在のサンプル周期における
入力サンプル電流を1つ前またはそれ以上前のサンプル
周期における入力サンプル電流と所定の割合で組合せる
手段と、連続するサンプル周期に該組合せ手段により生
成される結合電流から処理された出力信号を抽出する手
段とを含み、各サンプルを電流の形状とした本発明サン
プルアナログ電気信号処理回路においては、該回路はさ
らに、各々双方向入力信号電流を受信する電流入力およ
び双方向出力信号電流を供給する電流出力を有する複数
の回路モジュールを、双方向入力信号電流にバイアス電
流を加算して回路モジュールにより処理するための単方
向電流を生成する手段と、処理された単方向電流から適
当にスケールされたバイアス電流を減じて回路モジュー
ルの電流出力に双方向信号電流を生成する手段とを具え
たことを特徴とする。
例えば、電流記憶、電流増幅、電流加算または減算、電
流反転ならびに回路モジュール間における信号電流のみ
の転送のような特゛定の機能を遂行させるよう設計した
複数の回路モジュールを用いて回路配置を構成すること
により、1つの集積回路基板上のかなり隔離した場所に
配置するバイアス電流源の正確な整合を要せずして、大
きなシステムを構成することができる。したがって、モ
ジュール内で扱える電流が単方向電流だけの場合でも、
各モジュールによる双方向電流の受信・生成が可能な比
較的簡単なビルディング ブロックモジュールを使用し
て複雑な信号処理回路を実現することができる。
例えば、回路モジュールの1つは、あるサンプリング周
期に、その入力に前のサンプリング周期に供給された電
流のスケール(規準化)されたバ−ジョンをその出力の
再生しうるような電流メモリ モジュールにより形成す
ることができる。
電流スイッチ回路において信号を処理するためには1つ
のサンプリング周期から次のサンプリング周期まで電流
を記憶でき、異なるサンプル周期に生じたサンプル電流
を所望のように組合わせ、所定の信号処理機能を行わせ
ることが必要である。
電流メモリ モジュールは電流入力と、電流出力と第1
および第2の重複しないクロック信号により制御するよ
うにした第1および第2スイッチと、第1および第2メ
モリ セルとを含み、電流入力を第1スイッチを介して
第1メモリ セルに結合し、第1メモリ セルを第2ス
イッチを介して第2メモリ セルに結合し、第2メモリ
 セルの出力を電流出力に結合したことを特徴とする。
また、各メモリ セルはそのゲート電極とソース電極間
に接続したコンデンサを有する電界効果トランジスタを
具えるを可とする。かくして駆動源が取除かれたとき、
電界効果トランジスタのゲート・ソース電位を保持させ
るような電荷をコンデンサに記憶させることにより、駆
動源によりトランジスタに流れる電流をコンデンサの荷
電により保持することができる。この場合、電流保持の
有効性は、トランジスタの入力抵抗および電流を保持し
ようとする周期に従属すること勿論であり、したがって
、これは最大サンプリング周期を制御する1つの因子で
ある。
各メモリ セルにおいては、電界効果トランジスタによ
り電流ミラー回路の出力ブランチを形成させることが望
ましい。また、第1スイッチおよび第2スイッチを電流
ミラーの入力ブランチと出力ブランチを隔離するよう配
置し、第1電流ミラーの出力ブランチを第2電流ミラー
の入力ブランチに接続するようにすることが望ましい。
スイッチにより隔離された入力ブランチおよび出力ブラ
ンチを有する電流ミラー回路として電流メモリ セルを
形成することは、その出力に入力電流が正確に導出され
ることを可能にし、出力電流が所望の値に保持されるよ
う、正しい電位にコンデンサを充電することを可能にす
る。
電流ミラー回路の少なくとも1つはその入力および出力
ブランチ間に1と異なる電流比をもたせるようにする。
また、第2電流ミラーには複数の出力ブランチを設ける
。これは電流メモリに増幅機能を付加し、もしくは必要
に応じて、回路配置の種々の部分に分配可能な複数の個
別出力を与えることを可能にする。
電流メモリ モジュールは入力と、出力と、サンプル周
期の第1部分の間導通して第1メモリセルの入力をトラ
ンジスタの主導電通路に接続するための第1スイッチを
含む手段と、該第1部分の間導通して、第1スイッチと
トランジスタの主導電通路との接続点を電流保持手段に
接続するための第2スイッチを含む手段と、サンプリン
グ周期の第2部分の間、トランジスタの主導電通路を第
1メモリ セルの出力に接続するための手段とを有する
第1メモリ セル、ならびに第17モリセルの出力に結
合した入力と、電流メモリ モジュールの出力に結合し
た出力と、電流メモリモジュールの入力を第1メモリ 
セルの入力に結°合する手段を有する第2メモリ セル
を含むことを特徴とする。
入力電流と出力電流の双方に対して同一トランジスタを
使用することにより、トランジスタのミスマツチングに
よるエラーを除去することは可能であるが、このメモリ
 セルよりの出力はサンプリング周期の第2部分の間の
みしか使用できない。
また、トランジスタの主導電通路を第1メモリセルの出
力に接続するための手段はサンプル周期の第1部分と重
複しない第2部分の間導電するスイッチを含み、第3ス
イッチが導電している際、第1メモリ セルよりの出力
電流を使用しうるようにしている。
また、第2メモリ セルは入力と、出力と、第2メモリ
 セルの入力をトランジスタの主導電通路に接続するた
め、サンプリング周期の第2部分の間導電する第1スイ
ッチを含む手段と、第1スイッチとトランジスタの主導
電通路との接続点を電流保持手段に接続するため、サン
プリング周期の第2部分の間導電する第2スイッチを含
む手段と、トランジスタの主導電通路を第2メモリ セ
ルの出力に接続するため、第1部分と重複しないサンプ
リング周期の第2部分の間導電するスイッチを含む手段
とを含み、該第3スイッチが導通しているとき電流メモ
リよりの出力電流を使用しうるようにしたことを特徴と
する。
電流メモリ回路は第1メモリ セルの入力にバイアス電
流を供給する手段と、対応するバイアス電流を第2メモ
リ セルの出力から抽出する手段と、第3メモリ セル
とを含み、第2メモリ セルにより与えられる出力電流
から減算するため、11メモリ セルの入力に供給され
るバイアス電流を記憶するよう第3メモリ セルを配置
するようにしたことを特徴とする。
これは入力電流へのバイアス電流の加算および出力電流
からの電流の減算用に単一バイアス電流源を使用するこ
とを可能にし、電流源間のミスマツチングの問題を回避
させる。
適当にスケールされたバイアス電流を減ずる手段は電流
メモリ モジュールの出力の数に対応する複数の出力を
有する電流ミラー回路の入力に接続したバイアス電流源
を含み、該電流ミラー回路により生成される出力電流を
第2メモリ セルの対応する出力電流から減ずるように
したことを特徴とする。
これは単一バイアス電流源を使用して複数の出力からバ
イアス電流を減ずることを可能にする。
また、個々のバイアス電流の必要とする任意のスケーリ
ングは電流ミラー回路の種々の出力ブランチにおいて達
成することができる。
また、メモリ モジュールは差動入力および差動出力を
有するほか、複数の電流メモリ セルと、該差動入力の
各々を関連の電流メモリ セルに結合する手段と、選定
されたメモリ セルの出力を組合せて差動電流出力に供
給するための手段と、を含むことを特徴とする。
差動電流を用いて信号処理を行うことにより、共通モー
ド エラーが大幅に低下するような改良性能を得ること
ができ、また電源雑音および高周波ひずみさえも抑制す
ることが可能となる。
また、回路モジュールの1つはその出力に供給される双
方向電流を積分しうる積分回路を含む。
積分回路モジュールは前述したような電流メモリモジュ
ールならびに記憶された電流出力から加算配置への帰還
ループを含み、かくして記憶された電流を各電流入力サ
ンプルに加算しうるようにしている。積分器は差動入力
電流を積分するよう配置する。積分器モジュールは電流
メモリ セルを形成するか、電流メモリ セルに関連す
る電流ミラー回路の電流比を適当に選定することにより
損失形(lossy)または無損失形積分のいずれかを
行うよう配置する。積分器モジュールは任意の所望の複
雑さを有するフィルタを構成するのに使用しうる種々の
フィルタ セクションを形成するのに有用である。
また、回路モジュールの1つはその入力に供給される電
流のスケールされたバージョンをその出力に導出しろる
よう形成したスタティック モジュールを具えるを可と
する。前記スタティックモジュールはその入力を介して
複数の入力電流をスタティック モジュールにより電流
加算または電流減算を行いうるよう形成する。またスタ
ティック モジュールはその入力と出力間に電流反転を
行いうるよう形成する。
スタティック モジュールは電流増幅、信号反転、電流
加算、電流減算右よび“論理出力(ファン・アウト)”
の機能を行うことを許容する。
ステタイツク モジュールは電流スケーリング回路を含
み、該電流スケーリング回路は入力電流を第1電流ミラ
ー回路の入力ブランチに供給する手段と、バイアス電流
を第1電流ミラー回路の入力ブランチに供給する手段と
、該第1電流ミラー回路の出力ブランチからの電流を第
2電流ミラー回路の入力ブランチに供給する手段と、第
2電流ミラー回路の出力ブランチからの電流をスタティ
ック モジュールΦ出力に供給する手段と、第2電流ミ
ラー回路の出力ブランチにより生ずる電流から適当にス
ケールされたバイアス電流を減じて、スケーリング回路
により生ずる出力電流がスケーリング回路の入力に供給
される入力電流のスヶ一ル バージョンとなるようにす
る手段とを含むことを特徴とする。
スタティック モジュールは電流ミラー回路の入力ブラ
ンチに接続した入力を有し、前記入力ブランチはダイオ
ード接続トランジスタにより共通に形成されているので
、そうである場合はダイオードの導電方向に電流が流れ
るようにする必要がある。この条件は、入力電流にバイ
アス電流を付加することにより設計の範囲内の入力電流
値に対し達成することができる。また、電流反転を所望
する場合には、第1電流ミラー回路の出力ブランチから
出力を抽出し、第1電流ミラー回路の出力における電流
からバイアス電流、あるいは第1電流ミラーが電流増倍
率を有するときはバイアス電流の増倍バージョンを減じ
て、スタティック モジュールの所望出力電流を生成す
ることもできる。
また、第1電流ミラー回路の入力ブランチにバイアス電
流を供給する手段は、第1電流源と、第1電流源により
生成される電流を入力電流に加算する手段とを含み、該
バイアス電流を減算する手段は第2電流源と、第2電流
源からの出力電流および第2電流ミラーの出力ブランチ
からの出力電流を適当な極性で供給するようにした電流
加算接続点と、加算接続点からスケールされた出力電流
を抽出する手段とを含むことを特徴とする。
第2電流ミラー回路は複数の出力を有し、該スタティッ
ク モジュールは対応する複数の出力を有し、該第2電
流ミラー回路の各出力をスタティック モジュールの対
応する出力に結合したことを特徴とする。
さらに、適当にスケールされたバイアス電流を減算する
該手段は第2電流ミラー回路の出力数に対応する複数の
出力を有する他の電流ミラー回路の入力に接続したバイ
アス電流源を含み、他の電流ミラー回路により生成され
る出力電流を第2電流ミラー回路の対応する出力電流か
ら減算するようにしたことを特徴とする。
また、スタティック モジュールはその入力に供給され
る電流の反転値を出力に導出するよう形成し、該ステタ
イツク モジュールの入力を第1電流ミラー回路の入力
の代りに他の電流ミラー回路の入力に結合するようにし
たことを特徴とする。
ステタイツク モジュールは第2電流から第1電流を減
ずるよう形成したこと、該スタティックモジュールは第
1電流ミラー回路の入力に結合した第2電流を供給する
ための第1入力と、他の電流ミラー回路の入力に結合し
た第1電流を供給するための第2入力と、第2電流ミラ
ー回路のそれぞれの出力ブランチに結合した1またはそ
れ以上の出力とを有することを特徴とする。
また、スタティック モジュールは差動入力電流を処理
し、差動出力電流を導出するよう形成するを可とする。
さらに、スタティック モジュールは差動入力電流を受
信する第1および第2入力と、差動出力電流を生成する
第1および第2出力と、該スタティック モジュールの
第1入力を第1電流加算手段の第1入力に結合する手段
と、第1バイアス電流源を第1電流加算手段の第2入力
に結合する手段と、第1電流加算手段の出力を第1電流
ミラー回路の入力ブランチに結合する手段と、第2入力
を第2電流加算手段の第1入力に結合する手段と、第2
バイアス電流源を第2電流加算手段の第1入力に結合す
る手段と、第2電流加算手段の出力を第2電流ミラー回
路の入力ブランチに結合する手段と、第1電流ミラー回
路の第1出力ブランチを第3電流ミラー回路の入力ブラ
ンチに結合する手段と、第2電流ミラー回路の第1出力
ブランチを第4電流ミラー回路の入力ブランチに結合す
る手段と、第1電流ミラー回路の第2出力ブランチを第
3電流加算手段の第1入力に結合する手段と、第4電流
ミラー回路の出力ブランチを第3電流加算手段の第2入
力に結合する手段と、第3電流加算手段の出力を第1出
力に結合する手段と、第2電流ミラー回路の第2ブラン
チを第4電流加算手段の第1入力に結合する手段と、第
3電流ミラー回路の出力ブランチを第4電流加算手段の
第2入力に結合する手段と、第4電流加算手段の出力を
第2出力に結合する手段とを具えたことを特徴とする。
また、スタティック モジュールは複数の他の差動出力
を有し、電流ミラー回路の各々は複数の対応する他の出
力ブランチを有し、その各々を適当な他の加算手段に接
続している。
さらに、スタティック モジュールは複数の他の差動入
力を有し、該他の各差動入力を第1および第2加算手段
の他の入力に接続するようにしている。
以下図面により本発明を説明する。
第1図は本発明に係るサンプル アナログ電気信号処理
回路を示す。図示回路配置はアンチ エイリアスフィル
タ(anti alias filter)  として
作動する低域フィルタ2に信号を供給するための入力1
を含む。この場合、信号が本来帯域制限されているとき
は、フィルタ2は省略可能である。
フィルタ2の出力は、サンプル・ホールド回路3の入力
に供給し、前記回路3においてサンプリング入力を生成
し、これを電圧・電源変換器4に供給する。かくして、
電圧・電流変換器4の出力に導出されるサンプリング電
流出力を信号処理回路5に供給する。前記処理回路5の
出力は電流・電圧変換器6に供給し、その出力を低域フ
ィルタを介して回路配置の出力8に供給する。サンプル
・ホールド回路3および信号処理回路5には、クロック
発生器9により生成したクロック信号を供給する。入力
1に供給される入力信号が電圧でなく電流形式の場合は
電圧・電流変換器4は省略できる。同様に、出力8にお
ける出力信号を電流出力とする必要がある場合は、電流
・電圧変換器は省略可能である。また、サンプル・ホー
ルド回路3はそれを電流メモリ回路として実現した場合
は電圧・電流変換器の後段に配置する。
信号処理回路5はサンプリングした電流を操作して所望
の出力信号を生成するよう形成する。信号処理回路5の
正確な形状は行われる信号操作に従属し、それは例えば
1またはそれ以上の積分回路を含む。信号の操作は現在
のサンプル周期における電流を、所望の部分において、
1つまたはそれ以上前のサンプル周期における電流と組
合せることにより行う。したがって、信号処理回路5は
少なくとも前のサンプル周期からの電流を利用しうるよ
うに形成する必要がある。しかし、これは前のサンプル
周期の入力電流それ自体が利用可能でなければならない
ことを意味するのでなく、単に前のサンプル周期の間に
生ずる操作電流を現在のサンプル周期の電流とともに利
用しろるようにすることを意味する。電流サンプルの操
作(マニピユレーション)を行うのに必要な標準的回路
は電流ミラーおよび電流メモリである。さらに、多くの
利用分野において、状態変数(state varia
ble)は電流よりむしろ電圧が多く、したがって電圧
・電流変換器右よび対応する電流・電圧変換器を与える
ことが必要である。
信号処理を行うためには信号をサンプルされた電流に変
換して、いくつかの基本モジュール、例えばスタティッ
ク モジュール(静的モジュール)、メモリ モジュー
ルおよび積分器モジュールを実行すべき信号操作に応じ
て種々組合せて使用することにより、信号処理配置を形
成することができる。これらのモジュールは電流ミラー
回路から形成することができるので、ここでは簡単のた
め、スタティック モジュールおよびメモリ モジュー
ルの記述においては、基本的電流ミラー回路を示してい
るが、より良好な実現のためには、いくつかの電流ミラ
ーの組合せを使用するを可とする。
スタティック モジュールは電流の加算、減算または乗
算を与え、もしくは論理出力(ファン・アウト)または
複数の出力電流を与えるため種々の形状をとることがで
きる。同様に電流メモリモジュールは電流乗算および論
理出力能力を含むほか、電流加算または減算を行うため
の帰還接続あるいは積分機能を含むことができる。さら
に、モジュールはシングル エンデッド(単一ml)入
出力または差動入力および出力を含むことができる。
信号処理回路5内に配置するモジュールの各々は双方向
電流入力を受信し、双方向電流出力を導出しろるよう形
成する。モジュールの入力はダイオードに接続する可能
性を有するため、双方向入力電流は単方向入力電流に変
換する必要がある。
コレハ、モジュール内で生成されるバイアス電流を入力
電流に付加することにより達成される。また、双方向出
力電流を得るため、モジュール内で生成される他のバイ
アス電流を出力電流から減ずるようにする。この方法に
よりモジュール間には信号電流のみが通過し、1つのモ
ジュール内のバイアス電流は独立しており、他のモジュ
ールのバイアス電流に影響を与えることはない、したが
って、バイアス電流発生器のマツチングは、通常集積回
路チップ内の小部分のみを占有するコンパクトなユニッ
トである1つのモジュール内でだけ必要であり、したが
って処理条件が1つのモジュール内で顕著に変わること
は起りそうもない。したがって、バイアス電流発生器の
マツチングに関する問題点は少なくなる。
第2図は電流スケーラ(carrent 5caler
)の機能を行うスタティック モジュールを示す。これ
は実際上、入力信号電流を増幅し、もしくは一定の(利
得)係数で乗算するので、電流マルチプライヤあるいは
電流増幅段とも呼ばれること勿論である。第2図示スタ
ティック モジュールは入力20を有し、これを電流源
21をnチャネル電界効果トランジスタT20のドレイ
ン電極の接続点に接続するようにする。前記電流源21
およびトランジスタT20は正電源レール22および負
電源レール23間に直列に接続する。また、トランジス
タT20のゲート電極をそのドレイン電極に接続するほ
か、他のnチャネル電界効果トランジスタT21のゲー
ト電極に接続する。トランジスタT20およびT21の
ソース電極はこれらを負電源レール23に接続する。
また、トランジスタT21のドレイン電極はpチャネル
電界効果トランジスタT22のドレイン電極に接続し、
前記トランジスタT22のソース電極を正電極レール2
2に接続する。トランジスタT22のドレイン電極はそ
のゲート電極に接続するほか、他のpチャネル電界効果
トランジスタT23のゲート電極に接続し、前記トラン
ジスタT23のソース電極を正電源レール22に接続す
る。また、トランジスタT23のドレイン電極をnチャ
ネル電界効果トランジスタT24のドレイン電極に提供
するとともに出力電流24に接続する。正電源レール2
2とnチャネル電界効果トランジスタT25のドレイン
電極との間には電流源25を配置する。前記トランジス
タT25のドレイン電極は、そのゲート電極に接続する
ほかトランジスタT24のゲート電極に接続する。トラ
ンジスタT24およびT25のソース電極はこれらを負
電源レール23に接続する。トランジスタT20および
T21は同一規格とし、利得1または単一ゲイン(すな
わち、その入力電流と出力電流が等しい)を有する第1
電流ミラーを形成する。
また、トランジスタT22およびT23は第2電流ミラ
ー回路を形成する。ただし、この場合、トランジスタT
23のチャネル幅対長さ比をトラジスタT22のそれの
A倍とし、トランジスタT23のドレイン電極からの出
力電流がトランジスタT22のドレイン電極に供給され
る入力電流のA倍となるようにする。同様に、トランジ
スタT24およびT25はトランジスタT24のチャネ
ルの幅対長さ比をトランジスタT25のそれのA倍とす
ることにより、トランジスタT24のドレイン電極から
の出力電流がトランジスタT25のドレイン電極に供給
される入力電流のA倍となるようにした第3電流ミラー
を形成する。
電流源21および25の各々は電流jを発生する。
したがって入力20における入力電流iは入力ダイオー
ド接続トランジスタT20を逆バイアスとすることなし
に−jまでの値をもつことができる。入力回路は、通常
2jの電流を取扱うよう設計し、入力電流lが±jの間
を変わり得るようにする。
入力20に電流iが供給された場合は、トランジスタT
20およびT21により形成される第1電流ミラーの出
力は第2図に示す方向の電流j+iを生ずる。この電流
はトランジスタT22およびT23により形成される第
2電流ミラーの入力に供給され、かくして第2電流ミラ
ーの出力に第2図に示すような方向の電流A・ (j+
i)を生ずる。電流源25により生成される電流jはト
ランジスタT24およびT25により形成される第3電
流ミラーの入力に供給され、かくしてその出力に第2図
に示す方向の電流A−jを生ずる。その結果、出力24
に供給される電流は第2および第3電流ミラーにより生
成される出力電流間の差である(A・ (j+1)−A
−j)  となり、A・1に等しい。したがって出力2
4における電流は入力20における電流のA倍となり、
かくして第2図示モジュールは、電流スケーリング機能
または電流増幅機能を与える。
第2図に示すスタティック モジュール内では、入力電
流にバイアス電流Jが加算され、出力電流からバイアス
電流A−jが減算される。したがって各モジュールの入
力には双方向電流を供給することができ、その出力に双
方向電流を導出することができる。そこには、2つのマ
ツチした電流源に対する要求があるが、これらは2つの
電流源により生ずる電流間のミスマツチを最小にするた
め集積回路内で相互に近接配置することができる。
さらに、トランジスタT24およびT25を含む電流ミ
ラー回路を配置したことは、構成すべき双方の電流源が
同じ電流jを生ずることを可能にし、また2つの電流源
によりバイアス電流の任意のスケーリング(規準化)を
行うことを可能にする。また、トランジスタT24およ
びT25′により形成される電流ミラー回路を廃止し、
トランジスタT23のドレイン電極と負電源レール23
との間にバイアス電流源25を接続することもできる。
この場合には電流A−jを生ずるようバイアス電流源2
5を構成する必要があること勿論である。
第3図は逆スケーラ(inverting 5cale
r)の機能を遂行するスタティック モジュールを示す
。第3図示配置は、入力20を電流源21とトランジス
タT20のドレイン電極との接続点でなく、電流源25
とトランジスタT25のドレイン電極との接続点に接続
した点だけが第2図示配置と異なる。この変形は第1電
流ミラーの出力はこの場合jに等しく、第2電流ミラー
の出力はA−jに等しく、また第3電流ミラーの出力は
A(i+j)に等しいことを意味する。その結果、出力
24における出力電流は−A−jとなり、したがって第
2図示配置と比較した場合、逆(または反転)電流が得
られる。
第4図は加算係数装置(サミング スケーラ)の機能を
実現するスタティック モジュールを示す。第4図示回
路は電流源21とトランジスタT20のドレイン電極と
の接続点に他の入力26を接続したことだけが第2図示
回路と異なる。作動に際しては、入力電流11が入力2
0に供給され入力電流12が入力26に供給される。そ
の結果第1電流ミラーの出力には電流j+i、+i2が
生じ、第2電流ミラー −の入力に供給される。したが
って第2電流ミラーの出力には電流A (j+ 1. 
+ t2)が生ずる。また、前と同じように第3電流ミ
ラーの出力には電流A−jが生ずる。したがって第2お
よび第3電流ミラー間の差である電流24の出力は(A
(j+11+12)  A−j )となり、A (i、
+i2)に等しい。
第5図は減算スケーラ(subtracting 5c
aler)の機能を遂行するスタティック モジュール
を示す。
第5図示回路は電流源25とトランジスタT25のドレ
イン電極の接続点に他の入力27を接続したことだけが
第2図示回路と異なる。作動に際しては、入力電流20
には入力電流11が供給され、入力電流27には入力電
流12が供給される。その結果第1電流ミラーの出力に
生ずる電流はj +i、となり、第2電流ミラーの出力
に生ずる電流はA(J+11)となり、また第3電流ミ
ラーの出力に生ずる電流はA(J+12)となる。その
結果、第2および第3電流ミラーにより生ずる電流の差
である電流24の出力電流は(A (J +l+) −
A (J +12) )となりA (i□−h)に等し
い。
第6図は乗算スケーラ(multiple 5cale
r)または論理出力モジュールの機能を実行するスタテ
ィック モジュールを示す。第6図示回路は第2電流ミ
ラーと第3電流ミラーの双方が多出力を有すること、お
よび複数の出力電流を具えたことが第2図示回路と異な
る。またトランジスタT22のゲート電極を3つの他の
pチャネル電界効果トランジスタT27. T29およ
びTa2のゲート電極に接続し、前記トランジスタT2
7. T29およびTa2のソース電極を正電源レール
に接続する。また、トランジスタT23. T27. 
T29およびTa2のチャネル幅対長さ比はそれぞれト
ランジスタT22のそれのAl、 A2. A3および
A4倍とする。さらにトランジスタT25のゲート電極
を3つの他のnチャネル電界効果トランジスタT28.
 T2OおよびTa2のゲート電極に付加的に接続し、
前記トランジスタT28. T2OおよびTa2のソー
ス電極を負電極レール23に接続する。またトランジス
タT24. T28. T2OおよびTa2のチャネル
幅対長さ比はそれぞれトランジスタT25のそれのAl
A2. A3およびA4倍とする。また、トランジスタ
T31およびTa2のドレイン電極を出力電流30に接
続し、トランジスタT29およびT2Oのドレイン電極
を出力電流31に接続し、トランジスタT27および7
28のドレイン電極を出力電流32に接続する。
入力電流20に入力電流iを供給すると、第1電流ミラ
ーはその出力に電流j+iを生じ、第2電流ミラーはそ
の4つの関連出力の各々に4つの電流Al (j+i)
、 A2 (j+i) 、 A3 (j+i)およびA
4(j十i)を生ずる。同様に第3電流ミラーはその4
つの関連出力の各々に4つの出力電流Aij、A2・j
、 A3・jおよびA4・jを生ずる。したがって出力
電流24.30.31および32に生ずる電流はそれぞ
れA1・i、 A4・i、 A3・lおよびA2・1と
なる。
第6図示配置は第3図ないし第5図において電流の加算
減算または反転(否定)を生ずるため第2図示回路を変
形したと同じような方法で変形することができる。
第7図は2つのアナログ電流メモリ セルの配置を含み
、かつ双方向入力電流を取扱いうる電流メモリ モジュ
ールを示す。図示回路は入力51を有し、これをスイッ
チ551の一端に接続し、前記スイッチS51の他端を
スイッチS52とnチャネル電界効果トランジスタT5
1のドレイン電極との接続点に接続する。またスイッチ
S52の他端はトランジスタT51のゲート電極とコン
デンサC51の1つのプレートとの接続点に接続し、前
記コンデンサC51の他のプレートをトランジスタT5
1のソース電極とともに負電源レール53に接続する。
また第1電流源54を正電源レール55および入力51
に接続する。さらに、トランジスタT51のドレイン電
極をスイッチS54の一端にも接続し、前記スイッチS
54の他端をスイッチS54とpチャネル電界効果トラ
ンジスタT52のドレイン電極の接続点を接続する。ス
イッチS53の他端はトランジスタT52のゲート電極
およびコンデンサC52の一方のプレートに接続し、前
記コンデンサC52の他のプレートを正電源レール55
に接続する。前記トランジスタT52のソース電極は正
電源レール55に接続する。
また負電源レール53とスイッチS55の一端との間に
は第2電流源56を接続し、前記スイッチS55の他端
をトランジスタT52のドレインに接続する。
またトランジスタT52のドレイン電極に出力電流52
を接続する。
作動時には電流51に入力電流を供給する第1電流源5
4が電流jを与えるときは、入力電流iはダイオード接
続トランジスタT51を逆バイアスとすることなしにレ
ンジ±jをもつことができる。スイッチS51. S5
2およびS55はクロック信号φが存在するとき閉じ、
またスイッチS53およびS54はクロック信号φが存
在するとき閉じるようにする。
サンプリング システムにおいて使用する場合は、クロ
ック信号φおよびφはサンプリング周波数に等しい周波
数を有し、信号φおよびφはオーバーラツプしないよう
にするを可とする。かくすれば例えばサンプリング周期
の第1の半分の間にφがあり、サンプリング周期の第2
の半分の間にφがあるようにすることができる。クロッ
ク信号φが存在するときはスイッチS51およびS52
が閉じ、その結果トランジスタT51 はダイオードと
して接続される。したがって、ダイオード接続トランジ
スタT51を通して電流i+jが流れ、これにより所定
のゲート・ソース電圧が生成される。かくして、コンデ
ンサC51はそれがゲート・ソース電圧に達するよう充
電される。周期φの終りにはスイッチS51およびS5
2が開き、周期φの始めには、スイッチS53およびS
54が閉じるが、コンデンサC51上の荷電により、ト
ランジスタT51のゲート・ソース電圧は入力電流によ
り生成された値で一定に保持されるのでトランジスタT
51を流れる電流は値i+jに保持される。クロック信
号φがあられれたときは、トランジスタT52はダイオ
ードとして接続され、トランジスタT51により与えら
れる電流i+jを受信する。同様にしてコンデンサC5
2はトランジスタT52を流れる電流により生成される
トランジスタT52のゲート・ソース電圧まで充電され
る。次のφクロック信号があられれたときは、スイッチ
S53およびS54は開き、トランジスタT52を流れ
る電流i+jはコンデンサC52により与えられるゲー
ト・ソース電圧により保持される。スイッチS55が閉
じているので電流52に供給される出力電流はi+j−
jに等しい。ここで、1+JはトランジスタT52によ
り生ずる電流であり、またjは電流源56により生ずる
電流である。かくして電流52における出力電流は電流
51における入力電流に等しく1サンプル周期だけ遅延
したものとなる。
電流源54および56はバイアスされたMOS  )ラ
ンジスタとして与えることもできる。第7図示実施例に
おいては、2つの電流源54および56間のマツチング
は任意のミスマツチが入力と出力間の電流の差として反
転されるので、明らかに臨界的であるといえる。2つの
電流源54および56間の不正確なマツチングにより生
ずるエラーを回避するためには第8図示配置を使用する
を可とする。
第8図において、第7図示配置の構成素子に対応する構
成素子に対しては同一符号記号を用いて表示しである。
第8図示配置は2つの電流源54および56でなく単一
の電流源57を使用し、また電流メモリの異なる部分に
バイアス電流jを供給することを可能にするため、付加
的スイッチおよび付加的電流メモリ セルを与えるよう
にした点で第7図と相異している。クロック信号φが存
在するとき、スイッチS51. S52. S55. 
S56およびS57は閉じるようにする。かくすれば、
前と同じようにダイオード接続トランジスタT51には
電流i+Jが供給され、そのゲート・ソース電圧がコン
デンサC51上に蓄積される。位相φの終りには、スイ
ッチS51. S52. S55. S56およびS5
7が開き、コンデンサC51上の荷電により保持された
蓄積電流i+jがトランジスタT51により生成される
。また、クロック信号φの始めにはスイッチS53. 
S54.558およびS59が閉じて、トランジスタT
52はダイオードとして接続され、電流i+jがトラン
ジスタT52に供給される。かくして、コンデンサC5
2はトランジスタT52を通して流れる電流により生成
されるゲート・ソース電圧まで充電され、同時に電流源
57よりの電流jがダイオード接続トランジスタT53
に接続され、トランジスタT53のゲート・ソース電圧
がコンデンサC53に貯えられる。次に、クロック信号
φの終りにはスイッチS53. S54.358および
S59が開き、次のクロック信号φの始めには、スイッ
チS51. S52. S55. S56およびS57
が閉じる。かくしてトランジスタT52により電流i+
jが生成され、トランジスタT53により電流jが生成
され、したがってクロック信号φの間、出力52には電
流iが生成される。
このように第8図に示すアナログ メモリは3つの電流
メモリ セルを含み、トランジスタT51およびT52
を含むセルはクロック信号φの存在丈る期間中、出力を
生成することを可能にし、トランジスタT53を含むセ
ルは出力電流から減算するためバイアス電流jを蓄積す
るためにのみ存在する。
また第8図示回路配置は付加的pチャネル電界効果トラ
ンジスタT54および付加的nチャネル電界効果トラン
ジスタT55を具える。トランジスタT54はそのゲー
ト電極をトランジスタT52のゲート電極に接続し、そ
のソース電極を正電源レール55に接続する。また、ト
ランジスタT55はそのゲート電極をトランジスタT5
3のゲート電極に接続し、そのソース電極を負電源レー
ル53に接続する。
前記トランジスタ54および55のドレイン電極はこれ
らをスイッチS60の一方の側に接続し、前記スイッチ
60の他の側を出力58に接続する。図から明らかなよ
うに、トランジスタT54およびT52は第1電流ミラ
ーを形成し、トランジスタT53およびT55は第2電
流ミラーを形成する。したがってト   ゛ランジスタ
T54を流れる電流はトランジスタT52を流れるミラ
ーとなり、トランジスタT55を流れる電流はトランジ
スタT53を流れる電流のミラーとなる。トランジスタ
T54およびT55のチャネル幅対長さ比を電流ミラー
回路の2つのブランチ間の電流比が1:Aとなるよう選
定した結果は、トランジスタT54のドレインに生ずる
電流はA (i+j)に等しく、トランジスタT55の
ドレインに生ずる電流はA−jに等しくなる。クロック
信号φの存在する間はスイッチS60は閉じており、し
たがってその時間には出力58における電流はA (i
+j)−A−j=A−iに等しくなる。
これから明らかなように選定した電流比を有する多重出
力を与えるマルチプル電流ミラーを形成することができ
る。これはアナログ電流メモリ回路と得ようとする選定
出力間に有効な電流ゲインを可能にする。
トランジスタT53、コンデンサC53および適当な論
理スイッチングを含む第3メモリ セルを付加すること
により、2つの隔離電流源に対する要求は取除かれ、そ
の結果、これら電流源間のミスマツチの問題も排除され
る。かくして電流メモリ配置を通して分配するため電流
源により生成される電流を蓄積することにより、電流源
のミスマツチの問題を解決することができる。
第9図は信号電流を取扱うため1つの導電形成のトラン
ジスタのみを使用した他の電流メモリモジュールを示す
。第7図および第8図の場合は、トランジスタT51 
はnチャネル デバイスであり、トランジスタT52は
nチャネル デバイスである。
第9図示回路配置は入力51を含み前記入力51を2つ
のスイッチS51およびS52の直列接続を介してnチ
ャネル電界効果トランジスタT51のゲート電極とコン
デンサC51の接続点に接続する。前記コンデンサC5
1の他端およびトランジスタT51のソース電極はこれ
らを負電源レール53に接続する。
前記トランジスタT51のドレイン電極はスイッチS5
1と352の接続点に接続するほか、電流源54を介し
て正電源レール55に接続し、さらにスイッチS53の
一方の端にも接続する。前記スイッチ353の他端はス
イッチS54の一端に接続するほか、スイッチS55の
一端に接続し、さらにnチャネル電界効果トランジスタ
T52のドレイン電極にも接続する。またスイッチ54
の他端をコンデンサC52とトランジスタT52のゲー
ト電極の接続点に接続し、コンデンサC53とトランジ
スタT52のソース電極を負電源レール53に接続する
。前記トランジスタT52のドレイン電極は電流源56
を介して正電源レール55に接続し、トランジスタT5
2のゲート電極を他のnチャネル電界効果トランジスタ
T55のゲート電極に接続し、前記トランジスタT55
のソース電極を負電源レール53に接続し、またそのド
レイン電極を電流源61を介して正電源レール55に接
続する。また、スイッチS55の他端を出力52に接続
するとともにトランジスタT55のドレイン電極をスイ
ッチ60を介して出力58に接続する。
第9図示回路配置は以下のように作動する。すなわち、
電流51に供給される入力電流は、クロック信号φが存
在する間は、スイッチS51およびS52は閉じている
ので、電流源54により供給される電流jとともに、ダ
イオード接続トランジスタT51に供給される。この電
流i十jはトランジスタT51に対する所定のゲート・
ソース電圧を生じ、この電圧はコンデンサC51に記憶
される。次に、クロック信号φがあられれると、スイッ
チS51およびS52は開き、スイッチS53およびS
54は閉じ、したがって、トランジスタT51のドレイ
ン電極と電流源54の接続点からダイオード接続トラン
ジスタT52に電流j −(’i + j) = −i
が供給される。
同時に電流源56から電流+jが供給されるので、トラ
ンジスタT52には電流j−1が流れ、そのゲート・ソ
ース電圧は適当な値に達し、コンデンサC52上に蓄積
される。次のクロック信号φがあられれると、スイッチ
S53およびS54は開き、スイッチS55は閉じて、
トランジスタT52により生ずる電流j−1が電流源5
6よりの電流jから減算され、クロック信号φが存在す
るとき閉じているスイッチS55を介して、出力52に
供給される。また、そのゲート電極をトランジスタT5
2のゲート電極に接続したnチャネル電解効果トランジ
スタT55ならびに電流A−jを有する電流源61を配
置することにより、出力58に乗算出力を与えることが
できる。この場合、トランジスタT55のチャネル幅対
長さ比はトランジスタT55により導電される電流がト
ランジスタ52により導電される電流のA倍に等しくな
るよう選定するものとする。かくして、クロック信号φ
があられれた場合は、スイッチS60が閉じるので、出
力58における出力はA・)に等しくなる。
第10図は差動入力および出力を有する電流メモリモジ
ュールを示し、第11図に第10図示スイッチ用の制御
波形を示す。
第10図示回路配置は第1入力101を含み、この入力
を電流源117とスイッチ5101の接続点に接続する
。また電流源117の他端を正電源レール115に接続
し、スイッチ5101の他端をnチャネル電界効果トラ
ンジスタT101のドレイン電極に接続する。
前記トランジスタTI旧のドレイン電極はスイッチ51
02を介してそのゲート電極に接続し、そのソース電極
を負電源レール113に接続する。さらに、トランジス
タT101のドレイン電極は、2つのスイッチ5103
および5104の直列配置を介してpチャネル電界効果
トランジスタTlO2のゲート電極に接続し、前記スイ
ッチ5103と8104の接続点をトランジスタTlO
2のドレイン電極に接続する。また、トランジスタTl
O2のソース電極を正電源レール115゛に接続すると
ともに、トランジスタTlO2のゲート電極と正電源レ
ール115間にコンデンサC110を接続する。前記ト
ランジスタTlO2のドレイン電極は2つのスイッチ5
105および5106の直列配置を介してnチャネル電
界効果トランジスタT103のゲート電極に接続し、前
記スイッチ5105と8106の接続点をトランジスタ
T103のドレイン電極に接続する。前記トランジスタ
T103のゲート電極と負電源レール113との間には
コンデンサClO3を接続し、トランジスタT103の
ソース電極を負電源レール113に接続する。また、ト
ランジスタT103のドレイン電極はスイッチ5120
を介して第1出力102に接続し、トランジスタTlO
2のドレイン電極をスイッチ5221を介して第2出力
202に接続する。
第2入力201 は電流源217 とスイッチ5201
の接続点に接続する。前記電流源217の他端は正電源
レール115に接続し、スイッチ201の他端をnチャ
ネル電界効果トランジスタT2O1のドレイン電極に接
続する。また、前記トランジスタT2O1のドレイン電
極はスイッチ202を介してそのゲート電極に接続し、
そのソース電極は負電源レール113に接続する。また
、トランジスタT2O1のゲート電極と負電源レール1
13の間にはコンデンサC201を接続する。さらに、
トランジスタT2旧のドレイン電極をスイッチ5203
および5204の直列配置を介してpチャネル電界効果
トランジスタT2O2のゲート電極に接続し、前記スイ
ッチC203および5204の接続点をトランジスタT
2O2のドレイン電極に接続する。
前記トランジスタT2O2のソース電極は正電源レール
115に接続し、トランジスタT2O2のゲート電極と
正電源レール115間にコンデンサC202を接続する
。また、トランジスタT2O2のドレイン電極は2つの
スイッチ5205および5206の直列配置を介してn
チャネル電界効果トランジスタT2O3のゲート電極に
接続し、前記スイッチ5205と8206の接続点をト
ランジスタT2O3のドレイン電極に接続する。また、
トランジスタT2O3のゲート電極と負電源レール11
3の間にコンデンサC203を接続し、トランジスタT
2O3のソース電極を負電源レール113に接続する。
前記トランジスタT2O3のドレイン電極はスイッチ5
220を介して第2出力202に接続し、トランジスタ
T2O2のドレイン電極をスイッチ5121を介して第
1出力102に接続する。
作動時には、入力1旧お゛よび201に差動入力電流i
” isよびi−が供給される。クロック信号φがあら
れれた場合は、スイッチ5IOI、 5102.520
1および5202が閉じ、スイッチ5103および52
03が開き、したがって、トランジスタT101および
T2O1は、それらのゲート電極とソース電極間に接続
したコンデンサC101およびC201とともにダイオ
ードとして接続される。その結果、クロック信号φが存
在する場合は、トランジスタT101は電流j+i”(
ここでjは電流源117により生ずる電流である)を引
出し、ゲート・ソース電圧は電流j+i+の大きさに従
属する値に達する。したがって、スイッチ5101およ
び5102が閉じている間、コンデンサC101はゲー
ト・ソース電圧まで充電される。同じように、トランジ
スタT2O1は電流j+i−(jは電流源217により
生ずる電流)を引出し、コンデンサC2旧は、電流j+
i−の供給に応じて生成されるトランジスタT2O1の
ゲート・ソース電位まで充電される。クロック信号φの
終りには、スイッチ5IO1,5102,5201およ
び5202が開きトランジスタT101およびT2O1
を流れる電流は、それぞれコンデンサC101および0
2旧上の荷電により保持される。
クロック信号φが存在する同期の第1部分の間に起こる
周期aの間は、スイッチ5103.5104.5203
および5204が閉じ、他のすべてのスイッチは開く。
その結果、トランジスタTlO2およびT2O2はダイ
オードとして接続され、トランジスタTlO2には、ト
ランジスタT1旧により生成される電流j+i+が供給
され、トランジスタT2O2には、トランジスタT2O
1により生成される電流J+i−が供給される。
周期aの終りには、スイッチ5103.5104.52
03および5204は開くが、トランジスタTlO2お
よびT2O2を流れる電流は、コンデンサClO2およ
びC202上の荷電により与えられる電圧により次の周
期aの始まりまで保持される。クロック信号岡が存在す
る周期の第2部分の間に起こり、かつ周期aとオーバラ
ップしない周期すの間は、スイッチ5105.5106
゜5205および5206は閉じるが、他のすべてのス
イッチは開く。その結果、ダイオード接続トランジスタ
T103には、トランジスタTlO2により生成される
電流j+i+が供給され、ダイオード接続トランジスタ
T2O3には、トランジスタT2O2により生成される
電流j+i−が供給される。周期すの終りには、510
5.5106.5205および5206は開くがトラン
ジスタT103およびT2O3を流れる電流は、コンデ
ンサClO3およびC203に蓄積された荷電により、
それらトランジスタのゲート・ソース電圧が一定値に保
たれるため、次のb周期の始めまで保持される。
クロック信号φの次のサイクルが起こった場合は、スイ
ッチ5120.5121.5220および5221は閉
じ、したがって、トランジスタT2O3およびTlO2
を流れる電流間の差が出力202に供給され、トランジ
スタT103およびT2O2を流れる電流間の差が出力
102に供給される。その結果、クロック信号φが存在
するときは、電流−(i” −i−)が出力102に供
給され、電流(i” −i−)が出力202に供給され
る。
この回路の作動を要約すると次のようになる。
クロック信号φが存在する場合は、電流j+1がトラン
ジスタT101に蓄積され、電流j+i−がトランジス
タT2O1に蓄積される。次のaフェーズには、これら
の電流はそれぞれ、トランジスタTlO2およびT2O
2に蓄積され、次のbフェーズには、これらはそれぞれ
トランジスタT103およびT2O3に付加的に蓄積さ
れる。その結果、クロック信号の次のサイクルには、ト
ランジスタTlO2はj+i”に等しい電流12を蓄積
し、トランジスタT2O3はj+i−に等しい電流13
を蓄積する。同様に、トランジスタT103はj+i”
に等しい電流14を蓄積し、トランジスタT2O2はj
+i−に等しい電流i。
を蓄積する。出力スイッチ5120.5220.512
1および5221が閉じると、出力102および202
の出力電流はi、−i5および12−i、に等しくなる
ので、出力102における出力電流は−(i”−1−)
に等しく、出力202における出力電流は(i” −i
−)に等しくなる。
ここで留意すべきは、クロック信号φがあられれたとき
は、入力102および201はサンプルされるが、クロ
ック信号φが存在するとき、出力は有効(valid)
なだけであるということである。これは多くの環境にお
いて受入れ可能である。例えば、スイッチ電流回路にお
いてこのようなメモリを使用する場合、多くのスイッチ
容量回路で使用されているのと同じようなリセットフェ
ーズを有する技術を用いる°ことができる。その場合に
は、クロック信号φの存在する間、入力および出力が有
効であることを必要とするだけである。しかし、全サン
プル周期にわたって出力を有することが必要な場合には
、第12図に示すような回路配置を使用することが望ま
しい。
第12図示電流メモリモジュールは電流i′″およびi
−を供給するようにした2つの入力301および401
ならびに電流(i” −i−)および−(i” −i−
)を導出する2つの出力302および402を有する。
入力301はこれを第1スイッチ5301、第2スイッ
チ5303および電流源303の接続点に接続し、前記
電流源303の他端を正電源レール315に接続する。
第1スイッチ5301の他端はこれを他のスイッチ53
02、nチャネル電界効果トランジスタT303のドレ
イン電極およびスイッチ5304に接続し、前記スイッ
チ5302の他端をトランジスタT303のゲート電極
とコンデンサC303の接続点に接続し、前記コンデン
サC303の他端を負電源レール313 に接続する。
また、トランジスタT303のドレイン電極はスイッチ
305の一方の端部に接続し、前記スイッチ305の他
端をトランジスタT304のドレイン電極と2つの他の
スイッチ5306および5307の接続点に接続する。
前記スイッチ5306の他端はトランジスタT304の
ゲート電極およびコンデンサ5304の一端に接続し、
コンデンサC304の他端を正電源レール315に接続
する。また、スイッチ5303の他端をpチャネル電界
効果トランジスタT307のドレイン電極に接続するほ
か、スイッチ8308を介してpチャネル電界効果トラ
ンジスタT308のドレイン電極に接続する。前記トラ
ンジスタT307のドレイン電極はスイッチ5309を
介してそのゲート電極に接続するほか、コンデンサC3
07の一方の端に接続し、前記コンデンサC307の他
端を負電源レール313に接続する。また、トランジス
タT308のドレイン電極はスイッチ5310を介して
そのゲート電極に接続し、前記ゲート電極をコンデンサ
C308の一端にも接続し、前記コンデンサ0308の
他端を正電源レール315に接続する。前記トランジス
タT303のドレイン電極は2つのスイッチ5304お
よび5311を介してトランジスタT307のドレイン
電極に接続し、前記スイッチ5304と8311の接続
点を出力402に接続する。また、トランジスタT30
4のドレイン電極は2つのスイッチ5307および53
12の直列配置ヲ介してトランジスタT308のドレイ
ン電極に接続し、スイッチ5307と3312の接続点
を出力302に接続する。さらに、トランジスタT30
3およびTaO2のソース電極は負電源レール313に
接続し、トランジスタT304およびTaO2のソース
電極を正電源レール315に接続する。
第12図示回路の下半分は上半分とほぼ同じである。2
つの半部間の相異点は、上半分におけるスイッチ530
7および5312に対応する下半分におけるスイッチ5
407と3412の接続点を出力302でなく、出力4
02に接続し、同じように、上半分におけるスイッチ5
304および5311に対応するスイッチ5404と8
411の接続点を出力402でなく出力302に接続し
ていることである。
第13図は第12図示回路のスイッチに供給される種々
のクロック波形を示す。スイッチ5304.5307゜
5404および5407は信号φが存在するときのみ閉
止し、スイッチ5311.5312.3411および5
412は信号φが存在しないときのみ閉止し、スイッチ
5301゜5302.5401および5402は信号a
1が存在するときのみ閉止し、スイッチ5305.53
06.5405および5406は信号す、が存在すると
きのみ閉止し、スイッチ5303゜5309.5403
および5409は信号a2が存在するときのみ閉止し、
またスイッチ5308.5310.5408および54
10は信号b2が存在するときのみ閉止するようにし、
各スイッチはその制御信号が存在しない場合のみ開くよ
うにする。
第13図に示すように、信号φは交番するサンプル周期
中にあられれるものとする。さらに、入力電極ビおよび
1−はサンプル周期p、、、においてはi″9−3およ
び1−n−1であり、サンプル周期PI、においてi+
。およびi−hでありサンプル周期P0.においてはビ
、ヤlおよびl−n+1であるものとする。
サンプル周期Pl、−1のフェーズa1の期間中にはス
イッチ5301および$302が閉じ、したがって、ダ
イオード接続トランジスタT303には電流J”l”r
+−+が供給される。ここで、jは電流源303により
生ずる電流である。同様にダイオード接続トランジスタ
T401には電流J + 1− h−+が供給される。
ただし、Jは電流源403により生成される電流である
。サンプル周期Ph−1のフェーズb、の間には、スイ
ッチ5305および5306 (および5405および
5406)が閉じ、スイッチ5301および5302 
(および5401および5402)  は開く。この場
合は、コンデンサC303(およびC401)上の荷電
により、トランジスタT303を流れる電流j+1”r
、−+  (およびトランジスタT4旧を流れる電流j
+ビ、−1)は保持され、その結果、ダイオード接続ト
ランジスタT304には電流j+i+、−,が供給され
(また、ダイオード接続トランジスタT402には電流
J+1−1−5が供給される)。また、スイッチ530
4.5307.5404および5407はすべて開くの
で、電流j+ビ、−0およびj+i  n−1に出力3
02および402から絶縁される。
また、サンプル周期P。のフェーズa2の間には、スイ
ッチ5303. 5309.5403および5409が
閉じ、したがって、電流J+i“、がダイオード接続ト
ランジスタT309に供給され、電流j+i  、がダ
イオード接続トランジスタT405に供給される。次に
サンプル周期Pnのフェーズb2の間にはスイッチ53
03゜5309.5403および5409が開き、スイ
ッチS 308゜5310.5408および5410が
閉じ、コンデンサC307およびC405上の荷電によ
り、それぞれトランジスタT307およびTaO2を流
れる電流j+i″7およびj+1−7は保持され、その
結果、ダイオード接続トランジスタT308は電流j+
ビ、を受信し、ダイオード接続トランジスタT406は
電流j+1゜を受信する。この場合スイッチ5311.
5312.5411および5412はすべて開いている
ので、電流j+l□およびJ + I  nは出力30
2および402から絶縁されるが、スイッチ5304.
5307.5404および5407は閉じているので、
電流j+t”n−、およびj+i”−、、は出力302
および402に接続される。
出力302はスイッチ5307を介して電流j+i”、
を受信し、スイッチ5404を介して電流−(J+t−
n−+)を受信する。したがって、サンプル周期P、、
の間における出力302の出力電流は (j+i+。−+)   (J + 1−n−1) :
’: i“n−1l−n−1となる。同様にサンプル周
期P、、の間における出力402の出力電流は−(ビn
−11n−1)となる。すなわち、差動出力電流は前の
サンプル周期の間の入力電流の差に等しい。
次に、サンプリング周期Pイ+1の始めには、スイッチ
5301. 5302.8401ふよび5402は閉じ
、ダイオード接続トランジスタT303およびT401
にはそれぞれ電流j+i”、、およびj+i−、−、が
供給される。また、スイッチ5304.5307.54
04および5407は開くので、トランジスタT303
. TaO2,T401およびT402により生成され
る電流は出力302および402から絶縁される。しか
し、スイッチ5311゜5312.5411および54
12は閉じるので、トランジスタT307. TaO2
,TaO2およびT406により生ずる電流は出力30
2$よび402に供給されサンプル周期P0ヤ。
の間に電流1”n  Inおよび−(i+。−i−、、
)が導出され、したがって、周期P。+1の間には電流
J+ビ、、+IおよびJ  1−n++がサンプリング
されトランジスタT303. TaO2,T401およ
びT402に蓄積され、またトランジスタT307. 
TaO2,TaO2およびT406に貯えられた電流j
+i’″、およびj+i−、はそれぞれスイッチ531
1.5312.5411および5412を介して出力3
02および402に結合される。
その結果、サンプリング周期P。の間に供給される入力
電流はサンプリング周期P6や、のすべてに対し使用可
能となる。実際上、この回路配置は、多出力と、トラン
ジスタT303. TaO2(T401およびT402
)を有する第1メモリと、トランジスタT307゜Ta
O2(TaO2およびT406 )を有する第2メモリ
とを含み、順次的に作動する2つのメモリである。
第14図はスケーラ(scaler)の機能を実施し、
かつ、差動入力および差動出力を有するスタティックモ
ジュールを示す。第14図示スタティックモジュールは
差動電流入力i”、i−を受信する2つの入力電流50
0.501および、差動電流出力A−i”。
A−i−を導出する2つの出力電流502.503を有
する。前記入力電流500はこれを電流源504とpチ
ャネル電界効果トランジスタ(FBT)T501のドレ
イン電極の接続点に接続し、入力電流501は電流50
5とpチャネル電界効果トランジスタT502のドレイ
ン電極との接続点に接続する。前記トランジスタT5旧
およびT502のソース電極はこれらを正電極レール5
06に接続し、電流源504および505の他端を負電
源レール507に接続する。また、トランジスタT50
1のドレイン電極はそのゲート電極に接続するほか、他
のpチャネル電界効果トランジスタT503およびT5
04のゲート電極に接続し、前記トランジスタT503
およびT504のソース電極を正電源レール506に接
続する。同様に、トランジスタT502のドレイン電極
はそのゲート電極に接続するほか、他の2つのpチャネ
ル電界効果トランジスタT505およびT506のゲー
ト電極にも接続し、前記トランジスタT505およびT
506のソース電極を正電源レール506に接続する。
また、トランジスタT503のドレイン電極をnチャネ
ル電界効果トランジスタT507のドレイン電極および
ゲート電極に接続するほか、他のnチャネル電界効果ト
ランジスタT508のゲート電極に接続し、前記トラン
ジスタT507およびT508のソース電極を負電極レ
ール507に接続する。前記トランジスタT504のド
レイン電極は出力電流502に接続するほか、nチャネ
ル電界効果トランジスタT509のドレイン電極に接続
し、前記トランジスタT509のゲート電極を他のnチ
ャネル電界効果トランジスタT510のゲート電極およ
びドレイン電極に接続する。また、トランジスタT50
9およびT510のソース電極を負電極レール507に
接続する。さらに、トランジスタT505のドレイン電
極をトランジスタT510のドレイン電極に接続し、ト
ランジスタT506のドレイン電極をトランジスタT5
08のドレイン電極に接続する。
トランジスタT501. T503およびT504はダ
イオード接続トランジスタT501により形成される入
力ブランチならびにトランジスタT503およびT50
4により形成される2つの出力ブランチを有する第1電
流ミラー回路を形成する。トランジスタT503および
T504のチャネル幅対長さ比はそれぞれ関連の電流利
得(ゲイン)1およびAを与えるよう選定する。また、
トランジスタT502. T505およびT506は、
ダイオード接続トランジスタT502により形成される
入力ブランチならびにトランジスタT505およびT5
06により形成される2つの出力ブランチを有する第2
電流ミラー回路を形成する。この場合、トランジスタT
505およびT506のチャネル幅対長さ比は関連の電
流ゲイン1およびAを与えるよう選定する。また、トラ
ンジスタT507およびT508は、ダイオード接続ト
ランジスタT507により形成される入力ブランチおよ
びトランジスタT508により形成される出力ブランチ
を有する第3電流ミラーを形成する。この場合、トラン
ジスタT507およびT508のチャネル幅対長さ比は
電流ミラーに電流利得Aを与えるよう形成する。同様に
、トランジスタT510およびT509は、ダイオード
接続トランジスタT510により形成される入力ブラン
チとトランジスタT509により形成される出力ブラン
チ間にAの電流ゲインを有するような第4電流ミラーを
形成する。
作動時には、電流ビおよび1−が入力500および50
1にそれぞれ供給される。その結果、電流j−ビが第1
電流ミラーの入力ブランチに供給され、電流j−1−が
第2電流ミラーの入力ブランチに供給される。ここで、
jは電流源504および505により生成される電流で
ある。これにより、第3電流ミラー回路の入力には電流
j−i”が供給され、第4電流ミラー回路の入力には電
流j−i−が供給される。その結果、第4電流ミラー回
路の出力には電流A・ (j−ilが導出され、この電
流が第1電流ミラー回路の第2出力に導出される電流A
・ (j−i”)から減算されて、出力電流502には
電流−八(ビーi−)が導出される。
同じようにして、第3電流ミラー回路の出力には電流A
(j−i”)が生成され、この電流が第3電流ミラー回
路の第2出力に生成される電流A(j−i−)から減算
されて、出力電流502に電流A(j−i−)が導出さ
れる。
かくして、第14図示スタティックモジュールは差動入
力電流から差動出力電流を与え、かつ電流ミラー回路を
形成するトランジスタのチャネル幅対長さ比に従属する
所定の電流利得へを与える。
差動モジュールの利点は、それらの共通モード入力信号
の抑制ならびに電源雑音信号に対する感受性の低減にあ
る。これは特に、アナログ信号処理回路をデジタル信号
処理回路と同一基板上に集積化する場合、好都合である
第15図は2つの差動入力電流を加算する機能を行うス
タティックモジュールを示す。第15図示回路配置は、
2つの付加的入力電流510フよび511を設け、電流
510を電流源504とトランジスタT501のドレイ
ン電極の接続点に接続し、電流511を電極源505と
トランジスタT502のドレイン電極の接続点に接続す
るようにしたことのみが第14図示配置と異なる。
作動時には、双方とも差動形式の2つの入力信号11お
よび12がそれぞれ電流500.501.510および
511に供給される。すなわち、1、′および11−が
電流500および501に、また1□′および12−が
電流510および511に供給される。したがって、第
1電流ミラー回路の入力ブランチに供給される電流はj
 −(1t” +i、” )となり、第2電流ミラー回
路の入力ブランチに供給される電流はj−(il−+i
2− )となる。その結果、トランジスタ504により
形成される第1電流ミラーの出力ブランチから引出され
る電流はA (j −[i、”+i2”〕)となり、ト
ランジスタ506により形成される第2電流ミラーの出
力から引出される電流はA(J  C1+−+12− 
〕)となる。第4電流ミラー回路は電流A (j−(i
l−+i2− ) )を導出し、この電流が第1電流ミ
ラーにより生ずる電流から減算されて、電流502に出
力電流 A (j −[il”+i2”) )  A (J  
 [11−++z−) )が導出される。これは−A 
(+ 1 ” + 12 ” −11−−12)に等し
く、またこれは−A (t++i2)と等価である。同
様に、第3電流ミラー回路は電流A (J   Ct+
” + 12”〕)を導出し、この電流が第2電流ミラ
ーにより生ずる電流から減算される電流503に出力電
流A (j −[il−−12−3)−A (j −C
i+” +i、” 〕)が導出される。この値はA (
i、” =、−+124−12− )に等しく、またこ
れはA(11+12)に等−価である。
入力電流510および511への接続を逆にした場合、
すなわち、12−を電流510に接続し、124−を電
流511に接続した場合は、電流502および503の
出力電流はそれぞれ−A (il−i2)およびA(i
l−i2)となり、減算スケーラが得られる。さらに、
出力電流を逆にした場合は、反転(インバージョン)が
得られる。
第16図は差動電流入力をスケーリング(規準化)し、
2つの差動電流出力を導出させる機能を実施するスタテ
ィックモジュールを示す。第16図に示すスケーラは第
14図に示すものと類似しているので、共通の構成素子
には同一符号記号を用いて表示しである。図示回路配習
が第14図示回路と異なるのは、第1電流ミラー回路は
pチャネル電界効果トランジスタT520により形成さ
れる第3出力ブランチを有し、第2電流ミラー回路はp
チャネル電界効果トランジスタT522により形成され
る第3出力ブランチを有し、第2電流ミラー回路はnチ
ャネル電界効果トランジスタT523により形成される
第2出力ブランチを有し、また、第4電流ミラー回路は
nチャネル電界効果トランジスタT521により形成さ
れる第2出力ブランチを有する点である。この場合は、
トランジスタT520と1521のドレイン電極の接続
点を出力電流512に接続し、トランジスタT522と
T523のドレイン電極の接続点を出力電流513に接
続する。第1および第2電流ミラー回路は、入力から第
1出力までの電流利得が1、入力から第2出力までの電
流利得がA1、また、入力から第3出力までの電流利得
がA2となるようにこれを構成する。また、第3および
第4電流ミラー回路は、入力から第1出力までの電流ゲ
インがAI、入力から第2出力までの電流ゲインがA2
であるようこれらを構成する。
このような構成の場合は、電流502および503の出
力電流は−Al(i“−i−)およびAl (i” −
i−)となり、また電流512ふよび513の出力電流
は−A2(i”−1−)およびA2(i”−1−)とな
ることが容易に推論できる。また4つの電流ミラー回路
に他の出力ブランチを付加することにより、これ以上の
出力を与えることができ、入力から各出力までの利得と
して任意の実際的な値を与えることができることも明ら
かである。同様に、第16図に示すような付加的電流ミ
ラーブランチを第15図に関し前述した加算および減算
スケーラに付加することもできる。また、選定した対の
出力電流を逆にすることにより、反転出力および非反転
出力の混合を得ることもできる。
第17図は他のメモリモジュールを示す。図示回路は入
力600を含み、これを電流源601とnチャ゛ネル電
界効果トランジスタT601のドレイン電極の接続点に
接続する。前記電流源601の他端は正電源レール60
2 に接続し、トランジスタT601のソース電極を負
電源レール603に接続する。さらに、前記トランジス
タT601のドレイン電極をそのゲート電極に接続する
ほか、スイッチ5601の一方の端に接続し、前記スイ
ッチ5601の他端をコンデンサC601と他のnチャ
ネル電界効果トランジスタT602のゲート電極との接
続点に接続する。また、前記コンデンサC601の他の
プレートおよびトランジスタT602のソース電極を負
電源レール603に接続する。前記トランジスタT60
2のドレイン電極は、これをpチャネル電界効果トラン
ジスタTeO3のドレイン電極に接続し、前記トランジ
スタT603のソース電極を正電源レール602に接続
する。またトランジスタT603のゲート電極をそのド
レイン電極に接続するほか、スイッチ5602の一端に
接続し、前記スイッチ5602の他端をコンデンサC6
02と他のpチャネル電界効果トランジスタTeO4の
ゲート電極との接続点に接続する。前記コンデンサC6
02の他のプレートは、回路の作動に悪影響を与えるこ
となしに正電源レール602に接続できるが、これを負
電源レール603に接続する。また、トランジスタT6
04のゲート電極はこれを2つの他のpチャネル電界効
果トランジスタT605およびTeO2のゲート電極に
接続する。これらのトランジスタT604. T605
およびTeO2のソース電極のすべてを正電源レール6
02に接続する。さらにトランジスタT604のドレイ
ン電極をnチャネル電界効果トランジスタT607のド
レイン電極に接続するほか、出力605に接続し、トラ
ンジスタT605のドレイン電極を他のnチャネル電界
効果トランジスタT608のドレイン電極に接続するほ
か、出力電流606に接続し、トランジスタT606の
ドレイン電極を他のnチャネル電界効果トランジスタT
609のドレイン電極に接続するほか、出力電流607
に接続する。正電源レール602とnチャネル電界効果
トランジスタT610のドレイン電極間には電流源60
8を接続する。また前記トランジスタT610のドレイ
ン電極をそのゲート電極に接続するほか、トランジスタ
T607.760gおよびT609のゲート電極にも接
続する。トランジスタT607゜T608. T609
およびT610のソース電極はこれらを各々負電源レー
ル603に接続する。
以下、サンプリング周期P、、、P、、。1.・・・・
・・に対するクロック信号φAおよびφBの関係を示す
第18図を参照しながら、第17図示メモリモジュール
の作動に関し説明する。サンプリング周期P。にはサン
プリングされた電流i、、が入力600に供給、される
。スイッチ5601および5602は、それぞれ2つの
重複しないクロック信号φAおよびφBにより作動させ
るようにする。すなわち、スイッチ5601は信号φA
が存在するとき各サンプリング周期の第1部分に閉じ、
スイッチ5602は信号φBが存在するとき、各サンプ
リング周期の第2部分に閉じるようにする。入力600
に信号i、、が供給された場合は、スイッチ5601が
閉じているときトランジスタT601およびT602に
より形成される電流ミラーの入力ブランチは電流j+i
、を受信し、これによりコンデンサC601はトランジ
スタT601およびT602のゲート・ソース電圧まで
充電される。サンプリング周期P、、のφAフェーズの
終りには、スイッチ86旧は開くが、トランジスタT6
02を流れる電流はコンデンサC601上の荷電により
保護される。したがって、スイッチ5601が開いた場
合は、スイッチ5602が閉じているとき、トランジス
タT603#よびTeO4により形成される電流ミラー
回路の入力に供給されるトランジスタT602を流れる
電流はj+i、に等しい。サンプリング周期Pnのフェ
ーズφBの間には、スイッチ5602が閉じて、コンデ
ンサC602はトランジスタT603およびTeO4の
ゲート・ソース電位まで充電され、フェーズφBの終り
にスイッチ5602が開いても、コンデンサC602の
荷電によりトランジスタT604に流れる電流はAl 
(j+ ih)に保持される。ここで、A1はトランジ
スタT603およびTeO4により形成される電流ミラ
ー回路の利得である。トランジスタT610およびTe
O7により形成される電流ミラー回路は電流源608か
ら電流Jを受信し、その出力ブランチに電流AI・jを
生じ、したがって、トランジスタT604とTeO7を
流れる電流間の差である出力605の電流はAt (j
+ i、 ) −Alj =A1・ihに等しい。こ 
  ゛の電流はサンプリング周期PI、。1のフェーズ
φAの聞出力605に導出される。サンプリング周期P
7のフェーズφBの間には、コンデンサc602は所要
のゲート・ソース電位まで充電されるのに有限の時間を
要し、したがって出力電流は、安定するのに有限の時間
を必要とするため、出力605における電流は一定(ま
たは有効)ではない。時間φBはコンデンサC602が
正しい電位に充電されるのに充分な長さとし、また、時
間φAはコンデンサC601がトランジスタT601お
よびT602の所要ゲート・ソース電位に充電されるの
に充分な長さとなるよう配置する。トランジスタT60
5およびT606は、その入力ブランチをトランジスタ
T603により形成した電流ミラー回路の他の出力ブラ
ンチで、その入力ブランチをトランジスタT610によ
り形成した電流ミラーのトランジスタT608およびT
609により形成される他の出力ブランチとともに、サ
ンプリング周期Ph。1に2つの他の出力A2・i、、
およびA3・l、、を生成する。
かくして、第17図示回路配置は、入力電流に対して1
サンプル周期遅延した出力電流を与え、かつ、当然整合
していることを必要とする電流源601および602に
より生ずるバイアス電流より電流走行が少ない場合は、
双方向電流入力から双方向電流出力を生成することがで
きる。
第19図は差動電流入力および出力回路として適する第
17図示メモリモジュールのバージョンを示す。第19
図示回路は2つの入力電流650および651を有する
。入力650は電流源652をnチャネル電界効果トラ
ンジスタT650のドレイン電極の接点に接続する。ま
た、前記電流源652の他端を正電源レール653 に
接続シ、トランジスタT650のソース電極を負電源レ
ール654に接続する。さらに、トランジスタT650
のドレイン電極をそのゲート電極に接続するほか、スイ
ッチ650の一端に接続し、前記スイッチ650の他端
をコンデンサ650とnチャネル電界効果トランジスタ
T651のゲート電極に接続する。前記コンデンサC6
50の他のプレートおよびトランジスタT651のソー
ス電極の双方を負電源レール654に接続する。また、
トランジスタT651のドレイン電極をpチャネル電界
効果トランジスタT652のドレイン電極に接続し、前
記トランジスタT652のソース電極を正電源レール6
53に接続する。さらに、トランジスタT652のゲー
ト電極をそのドレイン電極ならびにスイッチ5651の
一方の側に接続し、前記スイッチ5651の他の側をコ
ンデンサC651と2つのpチャネル電界効果トランジ
スタT653およびT654のゲート電極との接続点に
接続する。また、コンデンサC651の他のプレートを
負電源レール654に接続し、トランジスタT653お
ヨヒT654のソース電極を正電源レール653に接続
する。
入力651はこれを電流源655とnチャネル電界効果
トランジスタT655のドレイン電極の接続点に接続す
る。また、前記電流源655の他端を正電源レール65
3に接続するとともに、トランジスタT655のソース
電極を負電源レール654に接続する。
前記トランジスタT655のドレイン電極はこれをその
ゲート電極に接続するほか、スイッチ5652の一方の
側に接続し、前記スイッチ5652の他の側をコンデン
サC652とnチャネル電界効果トランジスタT656
のゲート電極との接続点に接続する。また、前記コンデ
ンサC652の他のプレートおよびトランジスタT65
6のソース電極を負電源レール653に接続する。前記
トランジスタT656のドレイン電極はpチャネル電界
効果トランジスタT657めドレイン電極に接続し、前
記トランジスタT657のソース電極を正電源レール6
53に接続する。また、トランジスタT657のゲート
電極をそのドレイン電極に接続するほか、スイッチ56
53の一方の側に接続し、前記スイッチ8653の他の
側をコンデンサC653,I)チャネル電界効果トラン
ジスタT658のゲート電極と他のpチャネル電界効果
トランジスタT659の接続点に接続する。さらに、コ
ンデンサC653のプレートを負電源レール654に接
続し、トランジスタT658およびT659のソース電
極を正電源レール653に接続する。
また、トランジスタT653のドレイン電極をnチャネ
ル電界効果トランジスタT660のドレイン電極に接続
し、前記トランジスタT660のソース電極を負電源レ
ール654に接続し、さらに、前記トランジスタT66
0のゲート電極をそのドレイン電極に接続するとともに
、nチャネル電界効果トランジスタT661のゲート電
極に接続し、前記トランジスタT661のドレイン電極
を出力電流660に接続するほか、トランジスタT65
9のドレイン電極に接続する。
また、トランジスタT658のドレイン電極をnチャネ
ル電界効果トランジスタT662のドレイン電極に接続
し、前記トランジスタT662のソース電極を負電源レ
ール654に接続する。前記トランジスタT662のゲ
ート電極はそのドレイン電極にこれを接続するほか、n
チャネル電界効果トランジスタT663のゲート電極に
接続する。また、前記トランジスタT663のドレイン
電極を出力電流661に接続するとともに、トランジス
タT654のドレイン電極に接続し、トランジスタT6
61およびT663のソース電極を負電源レール653
に接続する。
以下、サンプリング周期P。*  Ph+1+・・・・
・・に対するクロック信号φAおよびφBの関係を示す
第18図を参照して、第10図示メモリモジュールの作
動につき説明する。サンプル周期Phにはサンプリング
された差動電流i+およびih−がそれぞれ入力650
および651に供給される。スイッチ5650および5
652はクロック信号φAにより作動し、スイッチ56
51および5653はクロック信号φBにより作動する
。したがって、スイッチ5650′J6よび5652は
サンプリング周期P1の第1部分の間に閉じ、その結果
、サンプリング周期Pl、のフェーズφAの間には、ト
ランジスタT650およびT651により形成される電
流ミラー回路の入力には電流i、゛+jが供給され、コ
ンデンサC650はトランジスタT650のゲート・ソ
ース電位まで充電される。したがって、サンプリング周
期P、における周期φAの終りに、スイッチ5650が
開いた場合でも、トランジスタT651に対し適当なゲ
ート電位を与えるコンデンサC650上の荷電により、
トランジスタT651を流れる電流はil、++jに保
持される。サンプリング周期P。の周期φBの間には、
スイッチ5651が閉じ、トランジスタT652および
T653により形成される電流ミラー回路の入力には、
トランジスタT651により生成される電流j+i、゛
に等しい電流が供給され、その結果、コンデンサC65
1はトランジスタT652のゲート電位まで充電される
。したがって、サンプリング周期P1の周期φBの終り
にスイッチ3651が開いた場合でも、コンデンサC6
51上の荷電により、トランジスタT653のゲート電
位はトランジスタT653が電流i、、”+jを生ずる
ような値に保持される。この電流i、”+jはトランジ
スタT661よびT661により形成される電流ミラー
の入力に供給され、その出力に電流 A・ (in”+j)が導出される。同時にトランジス
タT654は電流A・ (j+il、“)を生成する。
また、サンプリング周期Pnの間には、入力651に電
流i、、−が供給され、その結果、サンプリング周期P
。の周期φAの間には、トランジスタT655およびT
656により形成される電流ミラーの入力に、電流j+
i、−が供給される。したがって、コンデンサC652
はトランジスタT655のゲート電位まで充電されるの
で、周期φAの終りにスイッチ5652が開いた場合で
も、コンデンサC652の荷電により、トランジスタT
656のゲート電位は、トランジスタT656のドレイ
ンに電流j十i、、−が生ずるような値に保持される。
この電流j+i、−は、スイッチ5653が閉じたとき
トランジスタT657およびT658により形成される
電流ミラーの入力に供給れる。また、サンプリング周期
P7の周期φBの間には、スイッチ5653が閉じ、そ
の結果、コンデンサC653上の電圧はトランジスタT
657のゲート電位に達する。かくして、サンプリング
周期Pl、の周期φBの終りには、トランジスタ658
は、トランジスタT662およびT663により形成さ
れる電流ミラーの入力に電流J十1゜−を供給する。そ
の結果、トランジスタT663からの出力電流は値A・
 (j十i、+ )を有し、さらに、トランジスタT6
59は電流A・ (j+ihlを導出する。したがって
、トランジスタT659により生ずる出力電   。
流マイナストランジスタT661により生ずる出力電流
である電流660における出力電流はA−(j十1h−
)−A−(j+i、”)に等しく、またこれは−A・ 
(t+t”   tn−)に等しい。同様に、トランジ
スタT654により生ずる電流マイナストランジスタT
663により生ずる電流に等しい出力661における出
力電流は A・ (+r、”+th  )に等しい。しかし、これ
ら2つの出力電流はサンプリング周期Phi+ の間に
生成される。したがって、第19図示メモリモジュール
は差動入力電流から差動出力電流を生じ、出力電流は入
力電流に対し1サンプリング周期だけ遅延する。
第20図は入力620を有する集積回路を示す。前記入
力620に電流源621 とnチャネル電界効果トラン
ジスタT621のドレイン電極の接続点にこれを接続し
、前記電流源621の他端を正電源レール622に接続
し、トランジスタT621のソース電極を負電源レール
623に接続する。また、前記トランジスタT621の
ドレイン電極をそのゲート電極に接続するほか、スイッ
チ5621の一端に接続し、スイッチ5621の他端を
コンデンサC621をnチャネル電界効果トランジスタ
T622のゲート電極との接続点に接続する。前記トラ
ンジスタT622のソース電極およびコンデンサC62
1の他端はこれらを負電源レール623に接続する。ま
た、前記トランジスタT622のドレイン電極はpチャ
ネル電界効果トランジスタT623のドレイン電極に接
続し、前記トランジスタT623のソース電極を正電源
レール622に接続する。
また、トランジスタT623のドレイン電極をそのゲー
ト電極に接続するほか、スイッチ622の一端に接続し
、前記スイッチ5622の他端をpチャネル電界効果ト
ランジスタT624のゲート電極とコンデンサC622
との接続点に接続し、さらにトランジスタT624のソ
ース電極ふよびコンデンサC622の他端を正電源レー
ル622に接続する。前記トランジスタT624のゲー
ト電極は、さらにpチャネル電界効果トランジスタT6
26のゲート電極にも接続し、前記トランジスタT62
6のソース電極を正電源レール622に接続する。また
、トランジスタT624のドレイン電極をnチャネル電
界効果トランジスタT627のドレイン電極に接続し、
前記トランジスタT627のソース電極を負電源レール
623に接続するほか、帰還接続629を介してトラン
ジスタT621のドレイン電極に接続する。また、電流
源628を正電源レール622とnチャネル電界効果ト
ランジスタT630のドレイン電極との間に配置し、前
記トランジスタT630のソース電極を負電源レール6
23に接続する。
また、前記トランジスタT630のドレイン電極をその
ゲート電極に接続するほか、トランジスタT627のゲ
ート電極およびnチャネル電界効果トランジスタT62
9のゲート電極にも接続する。さらに、トランジスタT
629のソース電極を負電源レール623に接続すると
ともに、そのドレイン電極をトランジスタT626のド
レイン電極および出力電流627に接続する。
第20図示回路の作動は以下のとおりである。入力62
0には電流iが供給される。この電流はサンプリングさ
れた電流で各サンプリング周期の間はほぼ一定値を保持
し、連続するサンプリング周期には、そこから抽出され
る連続アナログ信号にしたがって変化する。帰還通路6
29には、トランジスタT624およびT627により
生ずる電流間の差である帰還電流lfが生成され、出力
627には、トランジスタT626およびT629によ
り生ずる電流間の差である出力電流i。が生成される。
電流源621および628の双方はバイアス電流Jを生
ずる。また、トランジスタT623. T624および
T626により導かれる電流の比はl:B二Aとなるよ
う配置し、トランジスタT630. T629およびT
627により導電される電流の比は1 :A:Bとなる
よう配置する。さらに、スイッチ5621は各サンプリ
ング周期の部分φの間に閉じるよう配置し、スイッチ5
622は各サンプリング周期の非重複部分φの間に閉じ
るよう配置する。
サンプリング周期(n−1)のφ部分の間には(第21
図参照)、入力620に電流i  (n−1)が供給さ
れ、この電流は、電流源621により生ずるバイアス電
流jおよびライン629上の帰還電流lfとともに第1
メモリセルの入力に供給される。その結果、次式により
表される電流I2がトランジスタT622により生成さ
れる。
12= 1  (n  1 ) + j+ 11ここで
、it :lo (n  1) B/Aすなわち、12
= i (n−1)+j+1o(n−1)B/Aサンプ
リング周期周期部分φの間には、スイッチ5621は開
くが、電流I2はコンデンサC621の荷電により前の
値に保持される。その結果、電流I2= i  (n 
−1) + j+io (n −1) B/Aが第2メ
モリセルの入力に供給され、スイッチ5622が閉じた
とき、トランジスタT624により電流14が生成され
、トランジスタT626により電流16が生成される。
前記電流I4はB12に等しく、電流I6はAi2に等
しい。したがって、サンプリング周期nの間における電
流I6は、次式で与えられる。
l5(n)   =A  (i  (n−1)+j+1
o(n−1)B/八へまた、電流i、(n)は1B (
n) −Ajで与えられるので、 io (n)   −Ai (n−1)+Aj十八iへ
o (n−1) B/A−A j=Ai1n−1)+B
i、(n−1) Z=領領域z−’domain)に変換して、1o(z
) =Ai(z)z ’+Bio(z)z ’連続タイ
ムロスインチブレーク(continuos time
lossy integrator)  は次のように
表される。
フォワードオイラー変換(forward Buler
 trans−τ したがって、B=1はa=Qに対応し、ロスのない積分
を与える。第20図に示す積分器(integrato
r)は、入力620をトランジスタT621のドレイン
電極にでなく、トランジスタT622のドレイン電極に
接続することにより、バックワードオイラー変換(ba
ckward Buler transform)にし
たがい実施できるよう修正することもできる。
これから分かるように、適当な入力、出力および帰還接
続を有する上述のような完全差動電極メモリ回路を用い
て完全な差動積分器を構成することができる。
第22A図はR−C能動素子により形成した理想積分器
を示す。図示積分器は入カフ00を含み、前記入カフ0
0を抵抗R700の一端に接続し、抵抗R700の他端
を増幅器A700の反転入力に接続するほか、コンデン
サC700の一端に接続する。前記コンデンサC700
の他端は増幅器^700の出力に接続するほか、出力電
流701に接続する。この場合は、既知のように、第2
2A図示回路の伝達特性はH(s) =−1/sa。
で表される。
第22B図は前面に示すようなメモリモジュールおよび
スタティックモジュールを使用してこのような理想積分
器をいかにして実現するかを示す。
図示回路は入カフ00を含み、これを第1スタティック
モジュール7020入力に接続し前記モジュール702
の出力を第2スタテイツクモジユール703の入力に接
続する。スタティックモジュール703は、電流メモリ
モジュール704の入力に接続した第1出力ならびに出
力電流701に接続した第2出力を含む。前記電流メモ
リモジュール704の出力はこれをスタティックモジュ
ール703の入力に接続する。この場合は、既知の技術
を用いて第22B図示配置の2−領域変換は、H(z)
 = −c/ (1−z−’)で表される。またこれは
、H(s)のバックワードオイラー変換(S→(1−z
−’) /T)に対応する。この伝達関数を得るため、
スタティックモジュール702は−Cの利得を有する。
また、スタティックモジュール703はその入力からそ
の双方の出力までの利得+1を有し、メモリモジュール
704はその入力に供給される電流に対して1サンプル
周期の遅延をもたらすようにするほか、利得+1を有す
る。かくして、前述のモジュールから選定したスタティ
ックモジュールおよびメモリモジュールを使用して理想
電流積分器を実現することが可能となる。
第22C図は差動入力および出力電流で使用するよう設
計した理想積分器を示す。図示回路は差動入力電流を供
給するようにした入カフ00aおよび700bを含み、
これらの入力をスタティックモジュール705の正入力
および負入力に供給する。ライン706および707は
、スタティックモジュール705の正および負出力をそ
れぞれメモリモジュール710の負入力および正入力に
接続する。スタティックモジュールフロ59人出力フ0
6.707間の利得は+1に等しくする。前記スタティ
ックモジュール705はさらに、差動用カフ08.70
9を含み、これらを出力電流701aおよび701bに
接続する。スタティックモジュール705の入力と出力
フ08および709間の利得は+Cに等しくする。また
、メモリモジュール710はスタティックモジュール7
05の正および負の入力に接続した正および負の出力を
有し、前記メモリモジュール710の利得は+1に等し
くする。
第22B図および第22C図は単一終端スタティックお
よびメモリモジュールもしくは差動スタティックおよび
メモリモジュールのいずれかを用いて、いかにして理想
積分器を構成できるかを示すものである。メモリモジュ
ールおよびスタティックモジュールは1つ以上の出力を
有し、出力には相互に異なる利得をもたせるようにして
、ユニット間の相互接続に融通性をもたせ、かつ所定機
能を達成するに必要なモジュール数を最少にすることが
望ましい。
第23図はR−C能動回路ならびに電流スイッチ単一終
端回路および差動回路により実現した損失形積分器(l
ossy integrator)を示す。第23A図
に示す損失形積分器はコンデンサC700と並列に接続
した抵抗R701を付加したこと以外は第22A図示理
想積分器と同様で、この回路の伝達関数はH(s) =
 −ao/ (1+sa+)で表すことができる。
第23b図は電流スイッチにより実現した損失形積分器
を示す。図示積分器は人カフ00を含み、前記入力をス
タティックモジュール710の入力に接続する。前記ス
タティックモジュール710はメモリモジュール712
の入力に接続した第1出力フ11および他のスタティッ
クモジュール714の入力に接続した第2出力フ13を
有し、前記モジュール714の出力を出力電流701に
接続し、さらに、前記メモリモジュール712の出力を
第1スタテイツクモジユール710の入力に接続する。
スタティックモジュール710の利得は入力から双方の
出力フ11および713までで+1/Hに等しくする。
また、スタティックモジュール714の利得は−1に等
しくし、メモリモジュール712の利得はbに等しくす
る。この場合、第23b図示配置の伝達関数はH(z)
=−1/ (a−br’)  として表される。
第23c図は電流スイッチにより実現した差動入力およ
び出力電流で使用する損失形積分器を示す。
図示配置に差動入カフ00aおよび700bを含み、こ
れらをそれぞれ、スタティックモジュール715の正入
力および負入力に接続する。前記モジュール715の第
1差動出力をメモリモジュール718の差動入力に接続
し、第2差動出力を出力電流701aおよび701bに
接続する。また、前記メモリモジュール718の差動用
カフ19および720をスタティックモジュール715
の差動入力に接続する。かくして、スタティックモジュ
ール715はその入力と双方の組の出力間に+1/aの
利得を有し、メモリモジュール718はその入力と出力
との間に+bの利得を有する。信号反転は、差動出力の
接続を逆にするだけで、差動スタティックおよびメモリ
モジュールにより行うことができるので、スタティック
モジュール715の差動出力を出力電流に適当に接続す
ることにより、出力電流701aおよび701bへの接
続のために必要な反転を得ることができる。これは、単
一終端電流スイッチモジュールを使用しての配置の実現
に際し1つのスタティックモジュールの節減を可能にす
る。
第24図にトー・トーラス4次セクション(Tow−T
homasbiquadratic 5ection)
の形状の4次セクションを示す。第24A図は能動R−
C素子により実現したトー・トーラス4次セクションで
ある。図示配置は入カフ50を含み、これを抵抗R75
0の一端に   ′接続し、前記抵抗R750の他端を
増幅器A7500反転入力に接続する。前記増幅器A7
50の出力は他の抵抗R751とコンデンサC750と
他の抵抗752 との接続点に接続し、抵抗752およ
びコンデンサ750の他   −端を増幅器A750の
反転入力と抵抗753との接続点に接続する。また抵抗
751の他端を増幅器A751の反転入力とコンデンサ
C751の一端に接続し、前記コンデンサC751の他
端を増幅器A751の出力および反転増幅器A752の
入力に接続するほか、出力電流751に接続する。前記
増幅器へ752の出力は抵抗R753の他端に接続し、
増幅器A750およびA751の非反転入力を大地電位
に接続する。この場合、既知のトー・トーラス4次セク
ションの伝達関数はH(S) = 1/ (ao+a、
s+a2s2)で表される。
第248図は単一終端電流スイッチ回路により実現した
トー・トーラス4次セクションを示す。図示配置は人カ
フ50を含み、この人カフ50をスタティックモジュー
ル7600入力に接続する。前記モジュール760はメ
モリモジュール762の入力に接続した第1出力フ61
ならびに他のスタティックモジュール764の入力に接
続した第2出力フ63を含む。また、前記モジュール7
64は他のメモリモジュール766の入力に接続した第
1出力フ65、出力フ51に接続した第2出力フ67、
およびスタティックモジュール769の入力に接続した
第3出力フ68を含む。また、スタティックモジュール
769の出力を、メモリモジュール762の出力と同じ
ようにスタティックモジュール760の入力に接続し、
メモリモジュール766の出力をスタティックモジュー
ル764の入力に接続する。スタティックモジュール7
60はその入力と双方の出力との間に利得+llaを有
し、スタティックモジュール764はその入力と3つの
すべての出力との間に利得+1を有し、また、スタティ
ックモジュール769はその入力と出力間に利得−口を
有する。さらに、メモリモジュール762はその入力と
出力間に利得+bを有し、メモリモジュール766はそ
の入力と出力間に利得+1を有する。第24B図示配置
の伝達関数はH(z) =1/(a+c −(a+b)
 z−’+bz−2)で表される。
第24c図は電流スイッチ回路により実現した差動入力
および出力電流で使用するためのトー・トーラス4次セ
クションを示す。図示配置は入カフ50aおよび750
bを含み、これらの入力をそれぞれスタティックモジュ
ール770の正および負入力に接続する。°前記モジュ
ール770の第1の対の差動比カフ71aおよび771
bはこれらを他のスタティックモジュール772の差動
入力に接続し、第2の対の差動比カフ73aおよび77
3bをメモリモジュール774の差動入力に接続する。
また、スタティックモジュール772の第1の対の差動
比カフ75aおよび775bを他のメモリモジュール7
76の差動入力に接続し、第2の対の差動比カフ77a
および777bをスタティックモジュール770の差動
入力に接続し、第3の対の差動比カフ78aおよび77
8bを差動比カフ51aおよび751bに接続する。ま
た、メモリモジュール774の差動出力をスタティック
モジュール770の差動入力に接続し、メモリモジュー
ル776の差動出力をスタティックモジュール772の
差動入力に接続する。
かくして、スタティックモジュール770はその入力と
双方の組の出力間に+1/aの利得を有し、メモリモジ
ュール774はその入力と出力間に+bの利得を有し、
メモリモジュール776はその入力と出力間に+1の利
得を有し、またスタティックモジュール772はその入
力と第1出力間に利得子lを、その入力と第2出力間に
利得Cを、その入力と第3出力間に利得+1を有する。
また、スタティックモジュール772とスタティックモ
ジュール770間に必要な信号反転を得るため、スタテ
ィックモジュール772の第2の他の出力を、正出力が
スタティックモジュール770の負入力に接続され、負
出力がスタティックモジュール770の正入力に接続さ
れるような方法で接続する。かくして、各々所望の利得
をもつことができる3つの出力を具えたスタティックモ
ジュール772を構成し、各出力の極性を適当に選定す
ることにより、利得−〇を有する別個の増幅段(または
スタティックモジュール)に対する要求を排除すること
ができる。
第24B図示配置の場合のように、第24C図示配置の
伝達関数は H(z) =l/(a、+c −[a+b] z ’+
bz−2)により表される。
第22図、第23図および第24図は種々のシステム機
能を実施するため、スタティックモジュールおよびメモ
リモジュールをどのように組合せるかを示す。これらの
各図は、一般に電気フィルタ用のビルディングブロック
として使用される3つの標準的配置を示すもので、これ
らの基本モジュールから他のフィルタセクションを構成
することができること当然である。
第2図ないし第21図に示すモジュールにおいては、信
号入力および信号出力を信号電流の形状と仮定している
が、大抵のシステムにおいては処理すべき外部信号は信
号電圧の形状であり、したがって、第1図に関して前述
したように、電圧・電流変換器および対応する電流・電
圧変換器を具えることが必要となる。さらに、入力およ
び出力信号は通常差動形式では使用できないが、その必
要がなく、したがって、電圧・電流変換器を差動形状に
変換することが必要となり、電流・電圧変換器を差動形
状から単一終端形式に変換することが必要となる。
第25図は単一終端電流を生成するための電圧・電流変
換器を示す。図示変換器は入力800を含み、これをp
チャネル電界効果トランジスタT800のゲート電極に
接続し、前記トランジスタT800のソース電極を抵抗
R800と電流源801の接続点に接続し、前記電流源
801゛の他端を正電源レール802に接続する。また
、トランジスタT800のドレイン電極をnチャネル電
界効果トランジスタT801のドレイン電極に接続し、
前記トランジスタT801のソース電極を負電源レール
803に接続する。さらに、前記トランジスタT801
のソース電極をそのゲート電極に接続するほか、nチャ
ネル電界効果トランジスタT802のゲート電極に接続
する。また、トランジスタT802のソース電極を負電
源レール803に接続するとともに、そのドレイン電極
を出力804に接続するほか、pチャネル電界効果トラ
ンジスタT803のドレイン電極にも接続する。さらに
、前記トランジスタT803のゲート電極を大地電位に
接続するとともに、そのソース電極を抵抗R800の他
端と電流源805の一端との接続点に接続し、電流源8
05の他端を正電源レール802に接続する。
第25図示回路は入力800における入力電流を出力8
04における出力電流に変換する。出力電流iは約Vi
n/R800に等じい。第25図示回路は標準相互コン
ダクタンス段で、良好な直線性を得るためには、R80
0の値を入力トランジスタT800およびT803の1
 /gmよりはるかに大きくする必要がある。
出力電流・電圧変換器は理論的には第26A図に示すよ
うな簡単な配置、すなわち、入力810を抵抗810の
一端に接続し、抵抗810の他端を大地電位に接続し、
抵抗R810の一端に出力811を接続するよう形成し
た回路とすることができる。オームの法則を単純に適用
すると、出力電圧は入力電流に抵抗R810の抵抗を乗
じたものに等しいが、第25図に示す入力電流・電流変
換器の縦続接続の非直線性のため、第26a図に示す単
純な抵抗は理想的ではない。
第26b図はこの難点を排除した電流・電圧変換器を示
す。第26b図示電流・電圧変換器は帰還ループの一部
として第25図示電圧・電流変換器を含む。図示電流・
電圧変換器は入力820を含み、前記入力820をトラ
ンジスタT800のベースと電流源821の一端との接
続点に接続し、前記電流源821の他端を正電源レール
802に接続する。また、正電源レール802 とトラ
ンジスタT802のドレインとの間に他の電流源822
を配置する。さらに、トランジスタT802のドレイン
はnチャネル電界効果トランジスタT820のゲートに
接続し、前記トランジスタT820のゲート電極をその
ドレイン電極に接続するほか、他のnチャネル電界効果
トランジスタT821のゲート電極に接続する。また、
トランジスタT820およびT821のソース電極を負
電源レール803に接続し、トランジスタT821のド
レイン電極をトランジスタT800のゲート電極に接続
するほか、出力823に接続する。
第26b図示回路は帰還ループ内に第25図に示す電圧
・電極変換器を含むので、ライン824上の電流は入力
820に供給される電流iにそれが等しく   −なる
まで調整される。その結果、電流823には、トランジ
スタT800のゲート電極に供給される電流iにより入
力820に生ずる電圧ニーpgooが生ずる。
したがって、第25図示回路を第26b図示回路と縦続
に接続した場合は、個々の各モジュールの伝達特性が非
直線性であっても、入力電圧および出力電圧は直線的関
係を保持する。
第27図は単一終端電圧入力から差動電流出力を生成す
るよう形成した電圧・電流変換器を示す。
第27図示配置は、入力850を含み、これをpチャネ
ル電界効果トランジスタT850のゲートを極i、:接
続し、前記トランジスタT850のソース電極を電流源
851を介して正電源レール852に接続する。まり、
前記トランジスタT850のドレイン電極をnチャネル
電界効果トランジスタT851のドレイン電極に接続し
、トランジスタT851のソース電極を負電源レール8
53に接続する。また、正電源レール852とpチャネ
ル電界効果トランジスタT853のソース電極との間に
電流源855を配置し、トランジスタT850とTaS
2のソース電極間に抵抗R850を接続する。
さらに、前記トランジスタT851のゲート電極をnチ
ャネル電界効果トランジスタT852のゲート電極に接
続し、前記トランジスタT852のソース電極を負電源
レール853 に接続する。トランジスタT852のゲ
ートおよびドレイン電極を電流源856を介して正電源
レール852に接続する。また、トランジスタT853
のドレイン電極をnチャネル電界効果トランジスタT8
54のドレイン電極に接続し、前記トランジスタT85
4のソース電極を負電源レール853に接続する。さら
に、前記トランジスタT854のゲート電極をnチャネ
ル電界効果トランジスタT855のゲート電極に接続し
、前記トランジスタT855のソース電極を負電源レー
ル853に接続する。前記トランジスタT855のゲー
トおよびドレイン電極は電流源857を介して正電源レ
ール852に接続する。
また、トランジスタT853とTaS2のドレイン電極
の接続点に第1出力85Bを接続し、トランジスタT8
50と1851のドレイン電極の接続点に第2出力85
9を接続する。第27図示回路配置の場合は、出力85
8および859における差動出力電流(i” −i−)
は約Vin/R850に等しい。
第28図は差動電流・単一終端電圧変換器の第1実施例
を示す。第28図示配置は差動電流入力用入力900フ
よび901を有する。入力900はこれを電流源902
とnチャネル電界効果トランジスタT900のドレイン
電極との接続点に接続し、入力901はこれを電流源9
03とnチャネル電界効果トランジスタT9旧のドレイ
ン電極との接続点に接続する。
電流源902および903の他端はこれらを正電源レー
ル904に接続し、トランジスタT900およびT90
1のソース電極はこれらを負電源レール905に接続す
る。また、前記トランジスタT900のドレイン電極を
そのゲート電極に接続するほか、nチャネル電界効果ト
ランジスタT902のゲート電極に接続する。前記トラ
ンジスタT902のソース電極は負電源レール905に
接続し、そのドレイン電極をpチャネル電界効果トラン
ジスタT903のドレイン電極に接続し、前記トランジ
スタT903のソース電極を正電源レール904に接続
する。また、前記トランジスタT901のドレイン電極
をそのゲート電極に接続するほか、nチャネル電界効果
トランジスタT904のゲート電極に接続する。さらに
、トランジスタT904のソース電極を負電源レール9
05に接続するとともに、そのドレイン電極をpチャネ
ル電界効果トランジスタT905のドレイン電極に接続
し、前記トランジスタT905のソース電極を正電源レ
ール904に接続する。また、トランジスタT905の
ドレ、 イン電極はそのゲート電極に接続するほか、ト
ランジスタT903のゲート電極に接続する。前記トラ
ンジスタT902とT903のドレイン電極の接続点は
線906を介して抵抗R900の一端に接続するほか、
出力907に接続し、抵抗900の他端を大地電位に接
続する。
第28図示配置は、実際上、差動・単一終端電流変換器
を含み、抵抗R900により形成される簡単な抵抗形電
流・電圧変換器を与える。したがって、入力901に供
給される電流i+はトランジスタT901およびTeO
2により形成される電流ミラー回路の入力に供給され、
トランジスタT901のドレインに供給される電流はj
十i“に等しくなり、その結果、トランジスタT904
のドレイン電極に生ずる電流もj+i”に等しい。この
電流は、トランジスタT905とT903が電流ミラー
回路を形成するよう接続されているため、トランジスタ
T903のドレイン電極に再生される。また入力900
には電流i−が供給されるので、トランジスタT900
のドレイン電流はJ+i−に等しく、その結果、トラン
ジスタT902のドレインに生ずる電流もJ+1−に等
しく、したがって、ライン906上の出力電流はi“−
1−に等しくなる。その結果、出力907には(i” 
−i−) R900に等しい出力電圧が生成される。再
び、単一終端電圧・電流変換器および電流・電圧変換器
の場合と同じように第27図および第28図示回路の縦
続配置は非直線的であり、直線的配置を得るには第29
図に示すような電流・電圧変換器を使用することが望ま
しい。
図から分かるように、第29図示配置は第28図示差動
・単一終端電流変換器と第26図示電流・電圧変換器を
含み、差動・単一終端電流変換器の出力ライン906を
第26図示電流・電圧変換器の入力820に接続するよ
うにしている。したがって、出力823における出力電
圧は(i” −i−) R800に等しく、第27図ふ
よび第29図に示す回路の縦続配置はいまや直線的特性
となる。
以上、スタティックモジュールならびに電流・電圧およ
び電圧・電流変換器内は示した電流ミラーは説明の複雑
さを避けるため、最も簡単な基本電流ミラー回路として
例示してきたが、最良の性能を得るためには、電流ミラ
ーに高出力インピーダンスをもたせることが必要である
。電流ミラーの出力インピーダンスを増大させるために
は、電流ミラー内のトランジスタのカスコード接続を使
用することが望ましく、このような2つの電流ミラー回
路に関しては米国特許第4550284号および第45
8037号に記載されている。また、他のカスコード接
続電流ミラー回路に関しては、出願人による出願中特許
第8721759号に記載されている。さらに、入力ブ
ランチと出力ブランチ間により良好な整合を得るために
は、電流ミラー内に電源縮退抵抗(soure deg
eneration resistor)を包含させる
ことが望ましく、また電流ミラー回路に供給される入力
電流と電流ミラー回路から導出される出力電流間にさら
に正確なマツチングを得るため、必要に応じて能動素子
整合を使用することもできる。さらに、第7図、第8図
、第9図、第10図。
第12図、第17図および第19図に示す電流メモリモ
ジュールを作成する各メモリセル内の電界効果トランジ
スタのゲートに接続したコンデンサは、関連のスイッチ
が閉じたとき、電荷を蓄積してトランジスタのゲート電
極を到達した電位に保持することが唯一の機能であるの
で、その他のプレートを正電源レールまたは負電源レー
ルのいずれかに接続することが望ましい。第20図に示
す積分器にも、これと同じような考察が適用される。
本発明は本明細書に記載の実施例に限定されるものでな
く、本発明は他の変形をも包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るサンプルアナログ信号処理回路の
ブロック図、 第2図は第1図示回路に使用するに適したスタティック
(静的)モジュールの第1実施例を示す図、 第3図は第1図示回路に使用するに適したスタティック
モジュールの第2実施例を示す図、第4図は第1図示回
路に使用するに適したスタティックモジュールの第3実
施例を示す図、第5図は第1図示回路に使用するに適し
たスタティックモジュールの第4実施例を示す図、第6
図は第1図示回路に使用するに適したスタティックモジ
ュールの第4実施例を示す図、第7図は第1図示回路に
使用するに適した電流メモリモジュールの第1実施例を
示す図、第8図は第1図示回路に使用するに適した電流
メモリモジュールの第2実施例を示す図、第9図は第1
図示回路に使用するに適した電流メモリモジュールの第
3実施例を示す図、第10図は第1図示回路に使用する
に適した電流メモリモジュールの第4実施例を示す図、
第11図は第10図示電流メモリモジュール内のスイッ
チ用制御波形図、 第12図は第1図示回路に使用するに適した電流メモリ
モジュールの第5実施例を示す図、第13図は第12図
示電流メモリモジュール内のスイッチ用制御波形図、 第14図は第1図示回路に使用するに適したスタティッ
クモジュールの第6実施例を示す図、第15図は第1図
示回路に使用するに適したスタティックモジュールの第
7実施例を示す図、第16図は第1図示回路に使用する
に適したスタティックモジュールの第8実施例を示す図
、第17図は第1図示回路に使用するに適する電流メモ
リモジュールの第6実施例を示す図、第18図は第17
図示電流メモリモジュール内のスイッチ用制御波形図、 第19図は第1図示回路に使用するに適した電流メモリ
モジュールの第7実施例を示す図、第20図は第1図示
回路に使用するに適した積分器モジュールの実施例を示
す図、 第21図は第20図示積分器モジュール内で使用される
クロック信号を示す図、 第22A図はR,C,能動理想積分器の回路図、第22
8図は単一終端スタティックモジュールちよび電流メモ
リモジュールを用いて実現した本発明理想積分器を示す
図、 第22C図は差動スタティックモジュールおよび電流メ
モリモジュールを用いて実現した本発明理想積分器を示
す図、 第23A図は損失形R,C,能動積分器の回路図、第2
38図は単一終端スタティックモジュールちよび電流メ
モリモジュールを用いて実現した本発明損失形積分器を
示す図、 第23C図は差動スタティックモジュールおよび電流メ
モリモジュールを用いて実現した本発明損失形積分器を
示す図、 第24A図はトー・トーツス(Tow−Thomas)
 4次セクションのR,C0能動実現を示す回路図、第
248図は単一終端スタティックモジュールおよび電流
メモリモジュールを用いて実現した本発明に係るトー・
トーラス4次セクションを示す図、第24C図は差動ス
タティックモジュールおよび電流メモリモジュールを用
いて実現した本発明によるトー・トーラス4次セクショ
ンを示す図、第25図は第1図示配置に使用するに適し
た電流・電圧変換器の第1実施例を示す図、 第26A図は第1図示配置に使用するに適した電圧・電
流変換器の第1実施例を示す図、第26B図は第1図示
配置に使用するに適した電流・電圧変換器の第2実施例
を示す図、第27図は第1図示配置に使用するに適した
電圧・電流変換器の第2実施例を示す図、 第28図は第1図示配置に使用するに適した電流・電圧
変換器の第3実施例を示す図、 第29図は第1図示配置に使用するに適した電流・電圧
変換器の第4実施例を示す図である。 1、20.26.27.51.101.102.301
.401.500.501.510.511゜600、
620.650.651.700.700a、 700
b、 750.750a、 750b。 800、810.820.850.900.901・・
・入力2.7・・・フィルタ 3・・・サンプル・ホールド回路 4・・・電圧・電流変換器 訃・・信号処理回路 6・・・電流・電圧変換器 8、24.30.31.32.52.58.102.2
02.302.402.502.503゜512、51
3.605〜607.627.660.661.701
.701a、 701b。 T51.751a、 751b、 804.811.8
23.858.859.907−・・出力21、25.
54.56.61.117.217.303.403.
504.505.601゜608、621.628.6
52.655.801.805.821.822.85
1.855゜856、857.902.903・・・電
流源22、55.315.506.602.622.6
53.802.852.904・・・正電源レール 23、53.313.507.603.623.654
.803.853.905・・・負電源レール T20. T21. T24. T25. T28. 
T30. T32. T51. T53. T55. 
Tl0I。 T103. T2O1,T2O3,T303. T30
7. T401. T405. T507〜T510、
 T521. T523. T601. T602. 
T607〜T610. T621. T622゜T62
7. T629. T630. T650. T651
. T801. T802. T820. T821゜
T851. T852. T854. T855. T
9O0,T9O1,T9O2,T9O4・・・nチャネ
ル電界効果トランジスタT22. T23. T27.
 T29. Ta2. T52. T54. TlO2
,T2O2,T3O4゜T3O8,T4O2,T4O6
,T501〜T506. T522. T603〜T6
06゜T623. T624. T626. T652
〜T654. T657〜T659. T8O0゜T8
O3,Ta2O,T853. T9O3,T9O5・・
・pチャネル電界効果トランジスタS51〜S55. 
S56〜S60.5IOI〜5106.5120.51
21゜5201〜5206.5220.5221.53
01〜5312.5401〜5412゜5601.56
02.5621.5622.5650〜5653・・・
スイッチC51,C52,Cl0I〜ClO3,C20
1〜C203,C303,C304,C307゜C30
8,C401,C402,C405,C406,C60
1,C602,C621,C622゜C650〜C65
3,C700,C750,C751・・・コンデンサR
700,R701,R750〜R753,R800,R
810,R850,R900・・・抵抗 A700. A750〜A752・・・増幅器702、
703.705.710.714.715.760.7
64.769.770.772…スタテイツクモジュー
ル 704、705.712.718.762.766、7
74.776・・・メモリモジュール Ft’g、7゜ 〜・18・ Fig、15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、現在のサンプル周期における入力サンプル電流を1
    つ前またはそれ以上前のサンプル周期における入力サン
    プル電流と所定の割合で組合せる手段と、連続するサン
    プル周期に該組合せ手段により生成される結合電流から
    処理された出力信号を抽出する手段とを含む各サンプル
    を電流の形状としたサンプルアナ ログ電気信号処理回路において、該回路はさらに、各々
    双方向入力信号電流を受信する電流入力および双方向出
    力信号電流を供給する電流出力を有する複数の回路モジ
    ュールを、双方向入力信号電流にバイアス電流を加算し
    て回路モジュールにより処理するための単方向電流を生
    成する手段と、処理された単方向電流から適当にスケー
    ルされたバイアス電流を減じて回路モジュールの電流出
    力に双方向信号電流を生成する手段とを具えたことを特
    徴とするサンプルアナログ信号処理回路。 2、該回路モジュールの1つはあるサンプリング周期に
    、その入力に前のサンプル周期に供給された電流のスケ
    ールされたバージョンをその出力に再生しうるよう形成
    した電流メモリモジュールを含むことを特徴とする請求 項1記載の回路。 3、該電流メモリモジュールは電流入力と、電流出力と
    第1および第2の重複しないクロック信号により制御す
    るようにした第1および第2スイッチと、第1および第
    2メモリ セルとを含み、電流入力を第1スイッチを介して第1メ
    モリセルに結合し、第1メモリ セルを第2スイッチを介して第2メモリ セルに結合し、第2メモリセルの出力を電 流出力に結合したことを特徴とする請求項2記載の回路
    。 4、各メモリセルはそのゲート電極とソース電極間に接
    続したコンデンサを有する電界効果トランジスタを含む
    ことを特徴とする請求項3記載の回路。 5、各メモリセルにおいて、電界効果トランジスタによ
    り電流ミラー回路の出力ブランチを形成させるようにし
    たことを特徴とする請求項4記載の回路。 6、該第1スイッチおよび第2スイッチを電流ミラーの
    入力ブランチと出力ブランチを隔離するよう配置し、第
    1電流ミラーの出力ブランチを第2電流ミラーの入力ブ
    ランチに接続したことを特徴とする請求項5記載の回路
    。 7、電流ミラー回路の少なくとも1つはその入力および
    出力ブランチ間に1と異なる電流比を有することを特徴
    とする請求項5または6に記載の回路。 8、第2電流ミラーは複数の出力ブランチを有すること
    を特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の回路
    。 9、該電流メモリモジュールは、入力と、出力と、サン
    プル周期の第1部分の間導通して第1メモリセルの入力
    をトランジスタの主 導電通路に接続するための第1スイッチを含む手段と、
    該第1部分の間導通して、第1スイッチとトランジスタ
    の主導電通路との接続点を電流保持手段に接続するため
    の第2スイッチを含む手段と、サンプリング周期の第2
    部分の間、トランジスタの主導電通路を第1メモリセル
    の出力に接続するための手段と を有する第1メモリセル、ならびに第1 メモリセルの出力に結合した入力と、電流 メモリモジュールの出力に結合した出力と、電流メモリ
    モジュールの入力を第1メモリ セルの入力に結合する手段を有する第2メ モリセルを含むことを特徴とする請求項2 記載の方法。 10、トランジスタの主導電通路を第1メモリセルの出
    力に接続するための手段は、サンプル周期の第1部分と
    重複しない第2部分の間導電するスイッチを含み、第3
    スイッチが導電している際、第1メモリセルよりの出力 電流を使用しうるようにしたことを特徴とする請求項9
    記載の回路。 11、該第2メモリセルは入力と、出力と、第2メモリ
    セルの入力をトランジスタの主導 電通路に接続するため、サンプリング周期の第2部分の
    間導電する第1スイッチを含む手段と、第1スイッチと
    トランジスタの主導電通路との接続点を電流保持手段に
    接続するため、サンプリング周期の第2部分の間導電す
    る第2スイッチを含む手段と、トランジスタの主導電通
    路を第2メモリセルの出力に接 続するため、第1部分と重複しないサンプリング周期の
    第2部分の間導電するスイッチを含む手段とを含み、該
    第3スイッチが導通しているとき電流メモリよりの出力
    電流を使用しうるようにしたことを特徴とする請求項1
    0記載の回路。 12、該トランジスタを電界効果トランジスタとし、該
    電流保持手段をトランジスタのゲート電極とソース電極
    間に接続したコンデンサにより形成したことを特徴とす
    る請求項9ないし11のいずれかに記載の回路。 13、該コンデンサをトランジスタのゲート・ソース容
    量としたことを特徴とする請求項12記載の回路。 14、該第1メモリセルの入力にバイアス電流を供給す
    る手段と、対応するバイアス電流を該第2メモリセルの
    出力から抽出する手段 と、第3メモリセルとを含み、該第2メモ リセルにより与えられる出力電流から減ず るため、該第1メモリセルの入力に供給さ れるバイアス電流を蓄積する該第3メモリ セルを配置したことを特徴とする請求項9ないし13の
    いずれかに記載の回路。 15、該第2メモリセルは1つまたはそれ以上の他の出
    力を有することを特徴とする請求項9ないし14のいず
    れかに記載の回路。 16、適当にスケールされたバイアス電流を減ずる手段
    は電流メモリモジュールの出力の数 に対応する複数の出力を有する電流ミラー回路の入力に
    接続したバイアス電流源を含み、該電流ミラー回路によ
    り生成される出力電流を第2メモリセルの対応する出力
    電流から 減ずるようにしたことを特徴とする請求項2ないし15
    のいずれかに記載の回路。 17、該メモリモジュールは差動入力および差動出力を
    有するほか、複数の電流メモリセ ルと、該差動入力の各々を関連の電流メモリセルに結合
    する手段と、選定されたメモリ セルの出力を組合せて差動電流出力に供給 するための手段とを含むことを特徴とする請求項2ない
    し16のいずれかに記載の回路。 18、その出力に供給される双方向電流を積分しうる積
    分回路を含むことを特徴とする請求項1ないし17のい
    ずれかに記載の回路。 19、該積分回路は請求項2ないし17のいずれかに記
    載の電流メモリモジュールならびに蓄 積された電流出力から加算回路への帰還ループを含み、
    かくして蓄積された電流を各電流入力サンプルに加算し
    うるようにしたことを特徴とする請求項18に記載の回
    路。 20、差動入力電流を積分するよう配置したことを特徴
    とする請求項18または19に記載の回路。 21、その入力に供給される電流のスケールされたバー
    ジョンをその出力に導出しうるよう形成したスタティッ
    クモジュールを含むこと を特徴とする請求項1ないし20のいずれかに記載の装
    置。 22、該スタティックモジュールはその各々から個別に
    スケールされた出力を生成しうるような複数の出力を有
    することを特徴とする請求項21記載の回路。 23、該スタティックモジュールはその入力を介して複
    数の入力電流をスタティックモジ ュールに供給しうる複数の入力を有し、スタティックモ
    ジュールにより電流加算または 電流減算を行いうるようにしたことを特徴とする請求項
    21または22に記載の回路。 24、該スタティックモジュールはその入力と出力間に
    電流反転を行いうるようにしたことを特徴とする請求項
    21ないし23のいずれかに記載の回路。 25、該ステタィックモジュールは電流スケーリング回
    路を含み、該電流スケーリング回路は入力電流を第1電
    流ミラー回路の入力ブランチに供給する手段と、バイア
    ス電流を第1電流ミラー回路の入力ブランチに供給する
    手段と、該第1電流ミラー回路の出力ブランチからの電
    流を第2電流ミラー回路の入力ブランチに供給する手段
    と、第2電流ミラー回路の出力ブランチからの電流をス
    タティック モジュールの出力に供給する手段と、第2電流ミラー回
    路の出力ブランチにより生ずる電流から適当にスケール
    されたバイアス電流を減じて、スケーリング回路により
    生ずる出力電流がスケーリング回路の入力に供給される
    入力電流のスケールバージョンとなるよう にする手段とを含むことを特徴とする請求項21ないし
    24のいずれかに記載の回路。 26、該第1電流ミラー回路の入力ブランチにバイアス
    電流を供給する手段は、第1電流源と、第1電流源によ
    り生成される電流を入力電流に加算する手段とを含み、
    該バイアス電流を減算する手段は第2電流源と、第2電
    流源からの出力電流および第2電流ミラーの出力ブラン
    チからの出力電流を適当な極性で供給するようにした電
    流加算接続点と、加算接続点からスケールされた出力電
    流を抽出する手段とを含むことを特徴とする請求項25
    記載の回路。 27、該第2電流ミラー回路は複数の出力を有し、該ス
    タティックモジュールは対応する複数 の出力を有し、該第2電流ミラー回路の各出力をスタテ
    ィックモジュールの対応する出 力に結合したことを特徴とする請求項25または26に
    記載の回路。 28、適当にスケールされたバイアス電流を減算する該
    手段は第2電流ミラー回路の出力数に対応する複数の出
    力を有する他の電流ミラー回路の入力に接続したバイア
    ス電流源を含み、他の電流ミラー回路により生成される
    出力電流を第2電流ミラー回路の対応する出力電流から
    減算するようにしたことを特徴とする請求項25ないし
    27のいずれかに記載の回路。 29、該スタティックモジュールはその入力に供給され
    る電流の反転値を出力に導出するよう形成し、該ステタ
    ィックモジュールの入 力を第1電流ミラー回路の入力の代りに他の電流ミラー
    回路の入力に結合するようにしたことを特徴とする請求
    項28記載の回路。 30、該ステタィックモジュールは第2電流から第1電
    流を減ずるよう形成したこと、該スタティックモジュー
    ルは第1電流ミラー回 路の入力に結合した第2電流を供給するための第1入力
    と、他の電流ミラー回路の入力に結合した第1電流を供
    給するための第2入力と、第2電流ミラー回路のそれぞ
    れの出力ブランチに結合した1またはそれ以上の出力と
    を有することを特徴とする請求項28記載の回路。 31、該スタティックモジュールを差動入力電流を処理
    し、差動出力電流を導出するよう形成したことを特徴と
    する請求項21ないし28のいずれかに記載の回路。 32、該スタティックモジュールは差動入力電流を受信
    する第1および第2入力と、差動出力電流を生成する第
    1および第2出力と、該スタティックモジュールの第1
    入力を第1 電流加算手段の第1入力に結合する手段と、第1バイア
    ス電流源を第1電流加算手段の第2入力に結合する手段
    と、第1電流加算手段の出力を第1電流ミラー回路の入
    力ブランチに結合する手段と、第2入力を第2電流加算
    手段の第1入力に結合する手段と、第2バイアス電流源
    を第2電流加算手段の第1入力に結合する手段と、第2
    電流加算手段の出力を第2電流ミラー回路の入力ブラン
    チに結合する手段と、第1電流ミラー回路の第1出力ブ
    ランチを第3電流ミラー回路の入力ブランチに結合する
    手段と、第2電流ミラー回路の第1出力ブランチを第4
    電流ミラー回路の入力ブランチに結合する手段と、第1
    電流ミラー回路の第2出力ブランチを第3電流加算手段
    の第1入力に結合する手段と、第4電流ミラー回路の出
    力ブランチを第3電流加算手段の第2入力に結合する手
    段と、第3電流加算手段の出力を第1出力に結合する手
    段と、第2電流ミラー回路の第2ブランチを第4電流加
    算手段の第1入力に結合する手段と、第3電流ミラーの
    回路の出力ブランチを第4電流加算手段の第2入力に結
    合する手段と、第4電流加算手段の出力を第2出力に結
    合する手段とを具えたことを特徴とする請求項31記載
    の回路。 33、該スタティックモジュールは複数の他の差動出力
    を有し、電流ミラー回路の各々は複数の対応する他の出
    力ブランチを有し、その各々を適当な他の加算手段に接
    続するようにしたことを特徴とする請求項32記載の回
    路。 34、該スタティックモジュールは複数の他の差動入力
    を有し、該他の各差動入力を第1および第2加算手段の
    他の入力に接続したことを特徴とする請求項32記載の
    回路。
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