JPH01196903A - 4逓倍fm復調回路 - Google Patents

4逓倍fm復調回路

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JPH01196903A
JPH01196903A JP2071488A JP2071488A JPH01196903A JP H01196903 A JPH01196903 A JP H01196903A JP 2071488 A JP2071488 A JP 2071488A JP 2071488 A JP2071488 A JP 2071488A JP H01196903 A JPH01196903 A JP H01196903A
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JP
Japan
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demodulator
equalizer
phase shifter
signal
phase
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Application number
JP2071488A
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English (en)
Inventor
Shinji Kaneko
金子 真二
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、4逓倍FM復調回路に関し、特に、VTR(
ビデオテープレコーダ)から再生されて得られるFM変
調信号をFM復調するための4逓倍FM復調回路に関す
る。
〔発明の概要〕
本発明は、FM変調された入力信号の周波数を4逓倍し
てFM復調する4逓倍FM復調回路において、イコライ
ザからの出力信号を第1のFM復調器と90°移相器と
に送り、この90°移相器からの出力信号を第2のFM
復調器に送り、これら第1、第2のFM復調器からの出
力を加算してローパスフィルタに送ることにより、簡単
な構成の90°移相器を用いて4逓倍FM復調を可能と
するものである。
〔従来の技術〕
一般にVTR(ビデオテープレコーダ)においては、ビ
デオ信号をFM変調して記録しており、再生側でFM復
調することが必要とされる。ここで、信号周波数に対し
FM!I送波周波数fcが近い場合において、通常の2
逓倍パルス・カウント型のFM復調器を用いると、2倍
の搬送波2fcからの側帯波(下側帯波)がビデオ帯域
の中に入り込みいわゆるモアレが生じてしまう。このF
M復調の際のモアレを軽減するために、例えば周波数変
換による高周波復調や、周波数ダブラによる4逓倍復調
等が提案されているが、コスト、性能面を考慮すると、
第5図に示すような90°移相器を用いた4逓倍FM復
調回路が実用的であるとされている。
この第5図において、入力端子31には例えばVTRか
らのFM変調された再生映像信号が供給されており、こ
の入力信号は、位相補償及びレベル等化を行うイコライ
ザ32に送られている。このイコライザ32からの出力
信号は、位相反転回路33により互いに180°の位相
差を有する、すなわち位相が互いに反転した状態の一対
の信号とされ、これらの一対の信号が90°移相器34
に送られることによって、互いの位相差が90゜となる
第1、第2の信号が得られる。これらの第1、第2の信
号は、通常のパルス・カウント型の第1、第2のFM復
調器(ただし最終段のローパスフィルタの直前までの構
成)35.36にそれぞれ送られ′cFM復調され、加
算器37で加算さh f、−後、最終的にLPF (ロ
ーパスフィルタ)3日に送られて、周波数の変化が電圧
の変化に変換され、出力端子39より取り出される。
ここで、上記90°移相器34は、例えば第6図のよう
な回路構成を有し、一対の入力端子41.42には上記
位相反転回路33までの構成に相当する信号源40から
の、互いの位相差が180゜の(位相が互いに反転した
)一対の信号がそれぞれ供給されており、第1、第2の
出力端子43.44からは互いの位相差が90°の第1
、第2の信号がそれぞれ取り出される。一対の入力端子
41.42と第1の出力端子43とに関連して、端子4
1.43間に挿入接続されたコンデンサと抵抗の並列接
続回路51と、端子41.42間に接続された抵抗とコ
ンデンサとの直列接続回路52と、端子41と接地間に
接続された抵抗とコンデンサとの並列接続回路53とか
ら成る第1のフィルタ回路が設けられている。また、一
対の入力端子42.41と第2の出力端子44とに関連
して、上記第1のフィルタ回路と対称的な構成の第2の
フィルタ回路が設けられている。このような構成の90
°移相器34からの各出力は、例えば第7図の特性曲線
a、bに示すような群遅延特性を呈する。これらの特性
曲線a、bの差が各周波数における90°位相差に相当
する。
ところで、このようなオフセットを持つ90゜゛  移
相特性のままでFMul、調を行うと、周波数変化に応
じて変調指数が変化し、波形歪が生ずることになる。そ
こで、上記第1、第2の信号の群遅延量が、基準となる
群遅延量を中心として正負方向に位相45°分ずつの遅
延となるような補正を与えておくことが必要とされる。
すなわち、第7図の特性曲線a、bの中間の特性(曲線
C)に対して逆特性の群遅延を入力信号に対して与える
ことが必要となり、この補正を行うためにイコライザ3
2が設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記イコライザ32の群遅延特性としては、
高域遅延型の特性が必要とされ、しかも近年の高解像度
のビデオ信号に対処するために広帯域化を実現しようと
すると、構成が複雑化し、特性も良好なものが得られな
いという欠点がある。
すなわち上記イコライザ32は、通常オールパス・フィ
ルタを用いて構成されるものであるが、このオールパス
・フィルタは、位相廻りの変化を利用して所望の群遅延
特性を得るものであり、低域遅延型の群遅延特性を得る
のは容易であっても、広帯域の高域遅延特性を得るには
例えば10段程度もの多段構成が必要となる。これは、
高域になって波長が短くなる程遅延量が減少するため多
数のフィルタに対応する特性を合成子る必要があるから
であり、このような多段構成のため合成特性曲線に凹凸
が生じ、第8図に示すようにいわゆるデイレイ・リップ
ルが生じてしまう。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、4逓倍FM復調回路のための90°位相シフトにより
発生する群遅延補正量を小さくでき、簡単な回路構成で
良好な特性を実現可能な4逓倍FM復調回路の提供を目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る4逓倍FM復調回路は、上述の課題を解決
するために、FM変調された信号が入力され位相補償及
びレベル等化を行うイコライザと、このイコライザから
の出力信号が供給される第1のFM復調器と、上記イコ
ライザからの出力信号の位相を90°移相する90°移
相器と、この90゛移相器からの出力信号が供給される
第2のFM復調器と、上記第1、第2のFM復調器から
の出力信号を加算混合する加算器と、この加算器からの
出力信号が供給されるローパスフィルタとから成ること
を特徴としている。
ここで、上記90°移相器としては、1次オールパス・
フィルタ等の遅延イコライザ回路を用いることができる
〔作 用〕
入力信号が(イコライザを介し)直接供給される第1の
FM復調器に対して、第2のFM復調器に入力される信
号の位相を1次オールパス・フィルタ等の90°移相器
により略々90°移相する構成とすることにより、上記
イコライザの補正量を小さく抑えることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る4逓倍FM復調回路の一実施例を
示す回路図である。
この第1図において、入力端子1にはFM復調しようと
するFM変調信号が入力される。この信号は、例えばテ
レビジョン映像信号を記録再生するためのVTR(ビデ
オテープレコーダ)の再生ヘッドから得られた再生映像
信号である。
この入力端子1からの入力信号は、位相補償及びレベル
等化を行うイコライザ2に送られ、このイコライザ2か
らの出力信号は、位相を90’移相する90°移相器3
及び第1のFM復調器4に送られており、90°移相器
3からの出力信号は第2のFM復調器5に送られている
。ここで、第1、第2のFM復調器4.5としては、通
常の2逓倍パルス・カウント型のFM復調器を用いれば
よいが、最終段のローパスフィルタを含まない構成であ
り、例えば入力側より順に、リミッタ、微分回路、両波
整流回路が縦続接続されたものである。これらの第1、
第2のFM復調器4.5からの出力信号は加算器6に送
られて加算混合され、LPF (ローパスフィルタ)7
に送られて最終的に周波数の変化が電圧の変化に変換さ
れ、出力端子8から取り出される。
上記90’移相器3は、入力信号を90’遅延させる特
性を有するものであればよく、例えば第2図に示すよう
な1次のオールパス・フィルタ10を用いて構成するこ
とができる。このオールパス・フィルタlOは、コイル
11.12による相互インダクタンス構造を有し、これ
らのコイル11.12の接続点がコンデンサI3を介し
て接地されている。この1次オールパス・フィルタ10
の群遅延特性は第3図の実線のようになり、これに対し
て本来の90°遅延特性は第3図の破線に示すようにな
る。そこで、第2図の遅延素子15を用いて第3図の実
線を図中上方に平行移動させることにより、中域から高
域にかけて極めて良好に破線の90°遅延特性に倣わせ
ることができる。
ここで低域については若干のずれが生ずるが、この周波
数域は搬送波周波数fcの2倍の2fcに対する第2下
側帯波の領域であり、前述したモアレ軽減を考慮すると
き、必ずしも高精度の90゜位相差を有していなくとも
、あるいは正確な4逓倍FM復調動作が行えなくとも、
悪影響が少ない領域である。すなわち、中域から高域に
かけては良好な90°遅延特性が得られており、低域で
は僅かのずれが生ずるものの、むしろ、90°移相器3
として低次で簡単な構成の1次オールパス・フィルタが
使用可能となっている点の利点の方が優っているといえ
る。
次に上記イコライザ2は、FM信号復調時に伝送系の位
相特性が変化した場合に復調出力のDCやDPが悪化す
ることを防止するためのものであり、入力端子lから各
FM復調器4.5、加算器6、LPF7までを含めた構
成の全体で位相特性が実質的に略々平坦となるように補
償するためのものである。これは、具体的には、各FM
復調器4.5に供給される各信号の群遅延特性が、第4
図の各特性曲線a、bに示すように、基準遅延量(図中
Oとしている。)を中心として正負方向にそれぞれ45
°ずつの位相差となるように補正するものである。この
イコライザ2の群遅延補正特性は、第3図の一点鎖線(
第3図実線の1/2遅延量の特性)の逆特性となり、従
来の群遅延補正特性(第7図の曲線Cの逆特性)に比べ
て補正量が小さくて済み、素子数が少なくて済む。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、例えば90°移相器3としては、1次オールパス・
フィルタの他にも、種々の遅延イコライザ回路構成を用
いることができる。
〔発明の効果〕
本発明の4逓倍FM復調回路によれば、一対のFM復調
器の一方の入力側にのみ90’移相器を設けているため
、イコライザでの群遅延補正としては略々45゛移和す
るだけの小さな補正量に抑えることができる。従って、
素子数の少ない低次の回路構成で済み、リップルの小さ
な補正が可能となり、入力信号を予め180”位相差の
一対の一信号に変換しておく必要がな〈従来の位相反転
回路が不要となって、全体的な回路構成も大幅に簡略化
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる4逓倍FM復調回路を
示すブロック回路図、第2図は90°移相器の具体例を
示す回路図、第3図は90°移相器の群遅延特性を示す
グラフ、第4図は第1、第2のFM復調器に供給される
信号についての群遅延特性を示すグラフ、第5図は4逓
倍FM復調回路の従来例を示すブロック回路図、第6図
は第5図の回路に用いられる90°移相器の具体例を示
す回路図、第7図は第6図の90°移相器の群遅延特性
を示すグラフ、第8図は第5図の回路に用いられるイコ
ライザ回路の群遅延補正特性の一例を示すグラフである
。 ■・・・・・・入力端子 2・・・・・・イコライザ 3・・・・・・90°移相器 4・・・・・・第1のFM復調器 5・・・・・・第2のFM復調器 6・・・・・・加算器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 FM変調された信号が入力され、位相補償及びレベル等
    化を行うイコライザと、 このイコライザからの出力信号が供給される第1のFM
    復調器と、 上記イコライザからの出力信号の位相を90°移相する
    90°移相器と、 この90°移相器からの出力信号が供給される第2のF
    M復調器と、 上記第1、第2のFM復調器からの出力信号を加算混合
    する加算器と、 この加算器からの出力信号が供給されるローパスフィル
    タとから成ることを特徴とする4逓倍FM復調回路。
JP2071488A 1988-01-30 1988-01-30 4逓倍fm復調回路 Pending JPH01196903A (ja)

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