JPH01195078A

JPH01195078A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH01195078A
Application number: JP1885988A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Masuda; 増田　努
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1988-01-29
Filing date: 1988-01-29
Publication date: 1989-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、たとえば熱転写プリンタあるいは熱転写複写
機等に適用される画像形成装置の改良に関する。

（従来の技術）近年、支持移送手段により支持移送される記録媒体（用
紙）に転写材（熱転写リボン）の複数の色剤（インク）
を感熱記録ヘッド（サーマルヘッド）を介して溶融転写
し、所要のカラー画像を形成する熱転写式の画像形成装
置が開発され実用化されている。この種の装置では正確
なカラー画像を形成するためには用紙を確実に支持して
移送する必要がある。

第１０図および第１１図は従来例の一例を示すもので、
これはドラム・グリップ方式と呼ばれるもので、プラテ
ンロールａとサーマルヘッドｂとの間に熱転写リボンＣ
を介在させるとともに用紙Ｐの一端を保持するグリッパ
ｄを有したドラムｅを設け、第１０図に示すようにドラ
ムｅの正方向（実線矢印方向）の回転により用紙Ｐを所
定方向に一定の速度で移送し、第１１図に示すようにプ
ラテンローラａの逆方向（破線矢印方向）の回転により
用紙Ｐを戻す方向に移送するような構成となっている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の構成にあっては、用紙
の一端部のみを保持して移送するため、他端側か動いて
用紙が弛んだり、スキューしたりして印字位置が正確に
重ならず、１本の黒い線が４色の線になってしまうなど
の問題があった。

本発明は上記事情に基づきなされたもので、その目的と
するところは、簡単な構成でありながら、用紙等の記録
媒体を正確に往復移送でき、印字ずれの無い良好な画像
形成が行なえる画像形成装置を提供しようとするもので
ある。

［発明の構成］（課題を解決する手段）本発明は、上記目的を達成するために、支持移送手段に
より支持移送される記録媒体に転写材上の色剤を感熱記
録ヘッドを介して溶融転写する熱転写式の画像形成装置
において、前記支持移送手段が、加熱記録ヘッドに対向
して配置されたプラテン口、−ラと、このプラテンロー
ラの記録媒体搬出側に設けられ前記記録媒体の一端を保
持するグリッパを有する第１の記録媒体移送用ドラムと
、前記プラテンローラの記録媒体搬入側に設けられ前記
記録媒体の他端を保持するグリッパを有する第２の記録
媒体移送用ドラムとを具備し、前記第１、第２の記録媒
体移送用ドラムの正逆回転により記録媒体の両端を保持
した状態で往復移送するようにしたものである。

（作用）すなわち、本発明は上記の構成とすることにより、第１
．第２の記録媒体移送用ドラムの正逆回転により記録媒
体の両端を保持した状態で往復移送するようにしたから
、記録媒体が弛んだり、スキューすることなく往復移送
でき、記録媒体を正確に印字位置に重ねることができ、
印字ずれの無い良好な画像形成が可能となる。

（実施例）以下、本発明を一実施例を第１図ないし第９図を参照し
て説明する。

第２図はこの発明が適用される画像形成装置の外観を示
し、第３図はその概略構成を示している。

第２図および第３図において、図中１は画像形成装置の
本体であり、この装置本体１の上部前面には操作盤部１
ａが形成されている。

また、装置本体１の上面にはその左側に原稿押えカバー
３を有する原稿台２が設けられており、装置本体１内の
前記原稿台２の下側は原稿台２上にセットされた原稿り
を走査する原稿走査部（スキャナ部）４となっており、
装置本体１内の右側は画像形成部（プリンタ部）５とな
っている。上記操作盤部１ａには、表示部６．テンキー
人力部７、スタートボタン８等の操作／表示部品が配設
されている。

また、上記原稿走査部４は第３図に示すように露光光学
系の移動走査部９が原稿台２の下面に沿って往復動する
ことにより原稿台２にセットされた原稿りを光学的に走
査し、この光学情報を光電変換して画像形成部５に入力
するようになっている。

また、上記画像形成部５は、第３図および第１図に示す
ような構成となっている。すなわち、画像形成部５の上
部略中央に位置して記録媒体（以下、用紙という）Ｐを
保持して移送する支持移送手段２０が設けられていると
ともに、支持移送手段２０の手前（第１図の状態で左方
向）には感熱記録ヘッド（以下、サーマルヘッドという
）２１が支持移送手段２０に対して接離可能に配置され
ている。

上記支持移送手段２０は、第１図に示すように、サーマ
ルヘッド２１と対向する位置に設けられ、かつ、図示し
ない駆動力伝達系を介して駆動されるプラテンローラ２
２と、このプラテンローラ２２の用紙搬出側（記録媒体
搬出側）に設けられ前記用紙Ｐの先端（一端）を保持す
るグリッパ２３を有する第１の用紙移送用ドラム（第１
の記録媒体移送用ドラム）２４と、前記プラテンローラ
２２の用紙搬入側（記録媒体搬入側）に設けられ前記用
紙Ｐの後端（他端）を保持するグリッパ＝　６　− ２５を有する第２の用紙移送用ドラム（第２の記録媒体
移送用ドラム）２６とを具備した構成となっている。

そして、前記第１．第２の用紙移送用ドラム２４．２６
の正逆回転により用紙Ｐの両端を保持した状態で往復移
送するようになっている。

また、第１図に示すように、上記サーマルヘッド２１と
支持移送手段２０のプラテンローラ２２との間に転写材
（以下、熱転写リボンという）２７が介在した状態とな
っている。熱転写リボン２７は、その両端部が巻回され
た巻芯２８，２９とともにケース３０に組込まれてカセ
ット化され、このリボン力セッｈ３１（第３図参照）を
装置本体１の側面部に形成されたカセット挿脱口３２（
第２図参照）から挿脱出来るようになっている。

カセット挿脱口３２は蓋体３３で通常は閉塞された状態
となっており、リボンカセット３１の交換時なとはこの
蓋体３３を開いて行なうことになる。

また、リボンカセット３１が装着されるカセット装着部
の下方には、第１図および第３図に示すように給紙カセ
ット３５が装着されており、この給紙カセット３５内の
用紙Ｐが給紙手段としての給紙ローラ３６により順次１
枚づつ取出すようになっている。この取出された用紙Ｐ
はガイド板３７．３８の相互対向面部で形成される第１
の用紙案内路３９および前記第２の用紙搬送用ドラム２
６を貫通する状態に形成された第２の用紙搬送路４２を
介して、前記熱転写リボン２７と支持移送手段２０のプ
ラテンローラ２２との間に案内されるようになっている
。また、第１の用紙案内路３９の終端部には、レジスト
ローラ対４０が配置されており、用紙Ｐの先端整位を行
なうとともに給紙タイミングを調整するようになってい
る。

一方、サーマルヘッド２］は熱転写リボン２７介して用
紙Ｐをプラテンローラ２２に押圧しており、第７図に示
すように熱転写リボン２７上の色剤としてのインク４１
を加熱溶融して用紙Ｐに転写するようになっている。

また、熱転写リボン２７は、第８図の範囲イで示すよう
に用紙Ｐと略等しいサイズでイエロー（Ｙ）、マゼンタ
（Ｍ）、シアン（Ｃ）の各インク部を並べて設けるか、
あるいは、第８図の範囲口で示すように用紙Ｐと略等し
いサイズでイエロー　（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン
（Ｃ）、黒（Ｂ）の各インク部を並べて設けたものであ
り、１色ずつ転写しては用紙Ｐを元にもどし、正確に順
次重ねて行くことによりフルカラー画像を得るようにな
っている。

また、画像形成装置は、第９図に示すように、原稿走査
部（スキャナ部）４１色変換部４５．メモリ部４６１画
像形成部（プリンタ部）５．および全体制御部４７を備
えた構成となっている。

そして、原稿走査部４によって検出されたグリーン（Ｇ
）、イエロー（Ｙ）、シアン（Ｃ）のそれぞれの色成分
の値は、色変換部４５によって印字媒体の色、すなわち
、マゼンタ（Ｍ）、イエロー　（Ｙ）、　　シアン（Ｃ
）に色変換され、この色変換された値はメモリ部４６へ
それぞれの色ごとに原稿り上の位置情報とともに記憶さ
れる。画像形成部５ではメモリ部４６より読み出した値
により、マゼンタ（Ｍ）、イエロー（Ｙ）、　　シアン
（Ｃ）。

黒（Ｂ）［黒（Ｂ）はマゼンタ（Ｍ）、イエロー（Ｙ）
、シアン（Ｃ）のＡＮＤの出力］の印字媒体を用紙Ｐ上
へ転写する。なお、全体制御部４７は、原稿走査部４１
色変換部４５．メモリ部４６゜画像形成部５の全体を制
御するようになっている。

また、装置本体１内には、第１図に示すように、ガイド
５５，５６の相互対向面で形成された用紙搬出路５７が
設けられていて印字が完了した用紙Ｐを排紙ローラ対４
８に導くようになっており、用紙Ｐは排紙ローラ対４８
を介して排紙トレイ４９上に集積されるようになってい
る。また、第１の用紙移送用ドラム２４には、押えロー
ラ５８が転接しており、用紙Ｐをこれらドラム２４と押
えローラ５８との間で保持できるようになっている。

また、前記サーマルヘッド２１は、第１図に示すように
ヘッド作動手段（図示しない）によりプラテンローラ２
２に接離する方向に寸法Ｘだけ移動可能な構成となって
いる。そして、サーマルへラド２１とプラテンローラ２
２との間にリボンガイド５１．５１を介して張設される
熱転写リボン２７が入る隙間か必要に応じて確保できる
ような構成となっており、用紙Ｐの移動動作およびリボ
ンカセット３１の着脱操作が容易かつ確実に行なえるよ
うになっている。

つぎに、このように構成された画像形成装置の動作につ
いて第４図〜第６図を中心として説明する。

まず、給紙カセット３５の用紙Ｐは給紙ローラ３６によ
り１枚ずつ取出され、第１の用紙搬送路３９を介してレ
ジストローラ対４０に送り出される。ついで、用紙Ｐは
レジストローラ対４０で先端整位か行われた後、第２の
用紙移送用ドラム２６に形成された第２の用紙搬送路４
２を通過し熱転写リボン２７にガイドされてプラテンロ
ーラ２２部を通過する。なお、この時、サーマルヘッド
２１はプラテンローラ２２から離間する方向に変位した
位置にあり、用紙Ｐの通過を妨げないようになっている
。

そして、プラテンローラ２２部を通過した用紙Ｐは、再
び熱転写リボン２７にガイドされその先端部か第１の用
紙移送用ドラム２４のグリッパ２３により保持される（
第４図の状態）。

ついで、第１の用紙移送用ドラム２４がドラム駆動手段
（図示しない）により矢印Ｃ方向（第４図参照）に回転
することにより、用紙Ｐの先端側が第］の用紙移送用ド
ラム２４に巻取られる。そして、第５図に示すように用
紙Ｐの後端が第２の用紙移送用ドラム２６のグリッパ２
５に対向するまで巻取られ、この時点で第１の用紙移送
用ドラム２４の回転が停止するとともに、用紙Ｐの後端
が第２の用紙移送用ドラム２６のグリッパ２５で保持さ
れる。

このようにして、用紙Ｐの両端部がグリッパ２３．２５
により保持されると、前記サーマルヘラｌ’　２１かプ
ラテンローラ２２側に変位した状態となるとともに、前
記第２の用紙移送用ドラム２６がＤＣモータを駆動源と
するドラム駆動手段（図示しない）により矢印す方向（
第５図参照）に回転する。このとき第１の用紙移送用ド
ラム２４がステッピングモータを駆動源とするドラム駆
動手段により一定速度で回転する。

そして、用紙Ｐを第２の用紙移送用ドラム２６に巻取り
ならか所定の速さで移送するとともに、この用紙Ｐの移
送動作に同期してプラテンローラ２２の軸方向に沿って
ライントッド状に形成されたサーマルヘッド２１の発熱
素子（図示しない）が画像情報に応じて発熱し、熱転写
リボン２７のイエロー（Ｙ）のインク４１か用紙Ｐに転
写される。

そして、印字終了位置、すなわち、用紙Ｐの先端側が第
４図に示すように第１の用紙移送用ドラム２４に対して
非巻掛は状態となった時に第１の用紙移送用トラム２４
が一定速度で第４図の矢印ａ方向に逆転し、マセンタ（
Ｍ）の印字を開始する。このとき、第２の用紙移送用ド
ラム２６はブレーキを掛けなから第１の用紙移送用ドラ
ム２４に従動する。

同様にしてシアン（Ｃ）および黒色（Ｂ）を印字し、黒
色（Ｂ）が終了したとき、すなわち、全ての色のインク
４１が転写された時、第２の用紙移送用ドラム２６のグ
リッパ２５を開き用紙Ｐの後端部を開放し、第１の用紙
移送用ドラム２４に巻取る。このとき用紙Ｐは押えロー
ラ５８により巻付けられた状態に保持される。そして、
用紙Ｐの後端部が第６図で示すように用紙排出路５７の
基端部に対向した位置で第１の用紙移送用ドラム２４が
停止し、この後、矢印Ｃ方向に逆回転することにより後
端側から用紙排出路５７に送り込まれる。このとき第１
の用紙移送用ドラム２４のグリッパ２３は予め開いた状
態となっている。そして、用紙Ｐは、排紙ローラ対４８
を介して排紙トレイ４９上に排紙されることになる。

なお、上述の一実施例によれば、第２の用紙移送用ドラ
ム２６を貫通する状態に第２の用紙搬送路４２を設ける
とともにこの一端開口部にグリッパ２５を設けたから、
ドラム２６を逆回転して用紙Ｐを反対方向に搬送するこ
となく簡単に端部を保持させることが可能となる・＝　　　１４　　− また、用紙Ｐの送り方向でも戻り方向でも移送速度を一
定とすることが可能となり、先端から印字した用紙Ｐを
戻すことなく後端から重ね印字でき、空き時間か無く全
体の印字時間の短縮が可能となるばかりでなく、用紙Ｐ
を送る量か少ないため印γ精度か向上する。

なお、本発明は上記一実施例に限らす要旨を変えない範
囲で種々変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば１、簡単な構成で
ありなから、用紙等の記録媒体を正確に往復移送でき、
印字ずれの無い良好な画像形成が行なえる画像形成装置
を提供できるといった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第９図は本発明の一実施例を示すもので、
第Ｘ図は主要部の概略的構成図、第２図は画像形成装置
の外観斜視図、第３図は同じく一部切欠して示す概略的
斜視図、第４図ないし第６−　］５− 図は画像形成動作説明図、第７図は転写動作状態を示す
斜視図、第８図は熱転写リボンを示す平面図、第９図は
制御装置の構成を示すブロック図、第１０図および第１
１図は従来例を示す図である。Ｐ・・・記録媒体（用紙）、２０・・・支持移送手段、
２１・・・感熱記録ヘッド（サーマルヘッド）、２２・
・プラテンローラ、２３・・・グリッパ、２４・・・第
１の用紙移送用ドラム、２５・・・グリッパ、２６・・
・第１の用紙移送用ドラム、２７・・・転写祠（熱転写
リボン）、４１・・・色剤（インク）。出願人代理人　弁理士　鈴汀武彦 −］６　−

Claims

【特許請求の範囲】

支持移送手段により支持移送される記録媒体に転写材上
の色剤を感熱記録ヘッドを介して溶融転写する熱転写式
の画像形成装置において、前記支持移送手段が、加熱記
録ヘッドに対向して配置されたプラテンローラと、この
プラテンローラの記録媒体搬出側に設けられ前記記録媒
体の一端を保持するグリッパを有する第１の記録媒体移
送用ドラムと、前記プラテンローラの記録媒体搬入側に
設けられ前記記録媒体の他端を保持するグリッパを有す
る第２の記録媒体移送用ドラムとを具備し、前記第１、
第２の記録媒体移送用ドラムの正逆回転により記録媒体
の両端を保持した状態で往復移送するようにしたことを
特徴とする画像形成装置。