JPH01192948A - コンクリート構築物におけるパラペット起立壁部内面の仕上げ板取付け部の構造 - Google Patents

コンクリート構築物におけるパラペット起立壁部内面の仕上げ板取付け部の構造

Info

Publication number
JPH01192948A
JPH01192948A JP1661588A JP1661588A JPH01192948A JP H01192948 A JPH01192948 A JP H01192948A JP 1661588 A JP1661588 A JP 1661588A JP 1661588 A JP1661588 A JP 1661588A JP H01192948 A JPH01192948 A JP H01192948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parapet
forming member
wall
plate
side walls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1661588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0657994B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Saito
斉藤 安弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I S KOSAN KK
Original Assignee
I S KOSAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by I S KOSAN KK filed Critical I S KOSAN KK
Priority to JP1661588A priority Critical patent/JPH0657994B2/ja
Publication of JPH01192948A publication Critical patent/JPH01192948A/ja
Publication of JPH0657994B2 publication Critical patent/JPH0657994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r産業上の利用分野」 本発明は、コンクリート構築物におけるパラペット内面
の化粧板を兼用するPC板等の仕上げ板取付は部の構造
に関する。
「従来の技術」 第3図が示すように、コンクリート構築物のパラベらト
3の起立壁部4内面には、PC板等の仕上げ仮口ないし
化粧板を、そのパラペットの起立壁部4上端に付設した
内向きフランジ状壁部5下面とその下方のスラブ2部分
との間に固定させて、上記起立壁部4と平行に、かつ起
立壁部との間に空隙部をおいて張設するが、その仕上げ
板上端と上記内向きフランジ仕壁部5下面との固定を、
内向きフランジ状壁部下面に設けた下向きの満21内へ
仕上げ板8上端を嵌合させることで行っている。
そしてその溝21は、第4図のように内向きフランジ状
壁部5形成用型枠板12上面へ固定させておいた垂木状
の溝形成部材22を、コンクリート打設後に除去したそ
の除去跡で形成していた。
「発明が解決しようとする問題点」 上記従来技術では、パラペットの内向きフランジ状壁部
下面に対する仕上げ板嵌合用溝21を、コンクリート打
設用型枠板上面へ固定した垂木杖の溝形成部材22除去
跡によって形成していたが、コンクリート打設後におけ
るその溝形成部材の取外しは困難となり易く、又このよ
うに形成された下面開口の溝断面形状は、溝上壁面両側
から溝左右両側壁をはり直角に垂下する形状となるため
に、該溝内へ嵌合させる仕上げ板8上端部の側面との1
:lに寸法不一致による隙間を生じ易く、又該隙間が生
じないよう仕上げ板の厚さと溝巾との差を少なくすると
、僅かの誤差によりその溝内へ仕上げ板上端部を嵌合で
きないことが生ずることがあった。
本発明は、仕上げ仮の上端部嵌合用の下面開口溝を下方
中広のテーパ状溝とすることで該溝内へ、多少の厚み誤
差に拘らず仕上げ板上端部を隙間なく嵌合できるように
すると共に、その溝をパラペット内向きフランジ状壁部
の下面に埋設した頂壁の左右両側縁から下外方へ左右両
側壁を拡開突出する溝形成部材下面により形成して、そ
の溝形成が容易であるよう設け、又その溝形成部材の爪
壁上面から鉄筋支持板を起立して、該溝形成部材を上記
内向きフランジ状壁部形成のためのコンクリート打設に
際しての配筋用スペーサとしても兼用できるよう、更に
上記鉄筋支持板上端に付設したフランジにアンカー機能
を持たせることで、上記内向き2ランジ状壁部から溝形
成部材が離脱することを防止させることが出来るよう設
けたものである。
r問題点を解決するための手段」 (1) 頂壁の左右両側縁から下外方へ左右両側壁を拡
開突出する溝形成部材を、パラペット起立壁部上端に付
設した内向き7ランジ吠壁部下面へ、パラペット起立壁
部と平行に下面を開口させて埋設させておき、該溝形成
部材の頂壁と左右両側壁とが形成する下向きの溝内へ断
面長方形状をなず■)C板等の仕上げ板上端を嵌合させ
ると共に、該仕上げ板上端を直接或いは間接に、スラブ
に固定させた。
(2)  請求項1記載の溝形成部材頂壁の上面から、
鉄筋支持板を起立すると共に該鉄筋支持板上端部にフラ
ンジを付設した。
「作用」 第1図Bが示すように仕上げ板8上端部嵌合川の満7は
下端開口部を中広に、かつ上端奥部の巾を狭小化してい
るから、仕上げ板8の厚みが多少異っても第2図が一点
鎖線と二点鎖線とで示すように仕上げ板上端の左右両側
縁を溝形成部材6両側壁6b、 6bの内面へ隙間をな
くして接触させることが出来る。又溝形成部材頂壁の上
面から起立させた鉄筋支持板上端のフランジ6oはコン
クリート中に埋設されるためアンカーとなって、パラペ
ット内向きフランジ状壁部5からの溝形成部材6の脱離
を防止する。
「実施例」 1はコンクリート構築物の外壁、2はスラブで、3はパ
ラペットである。該パラペットは、起立壁部4上端に内
向き7ランジ状壁部5を付設している。その内向きフラ
ンジ状壁部5の下面には合成樹脂製の溝形成部材6が埋
設してあり、該部材が形成する下面開口の満7内へ、P
C板等で形成する仕上げ板部ないし化粧板上端を嵌合さ
せ、かつ該仕上げ板上端を直接或いは防水層9、断熱層
10、軽量°コンクリート板11等を介してスラブ2に
固定させている。
上記溝形成部材6は、頂壁6aの左右両側縁から下外方
へ左右両側壁6b、 6bを拡開突出させている。
図示のようにその両側壁下端からは外方へ取付は板部6
c、 6cを突出させるとよく、又頂壁6aの左右両側
部上面からは等高の鉄筋支持板6d、 6dを起立して
、これ等支持板上端内縁にフランジGe、 Gaを付設
するとよい。
上記取付は板部6c、 6cは、第2図が示すように、
内向きフランジ状壁部5°形成用の型枠板12上面へ溝
形成部材6を仮取付けするに際し利用するもので、型枠
板12上面へ取付は板部6c、 6c下面を当てて、そ
のパラペット起立壁部側の取付は板部を合成樹脂製の釘
13等で型枠仮に仮固定し、打設コンクリートが固化し
た後、型枠ui12を剥離する。又上記鉄筋支持板(i
d、 Cdは、その上面へ鉄筋14を載置させることで
配筋時にスペーサとして利用できる。第1図Bおよび第
2図が示すように、端面を接して連続させる溝形成部材
間には、継材としての棒15を鉄筋支持板6d、 6d
間に嵌合させて用いるとよい、該棒の一半は一方溝形成
部材の鉄筋支持板間に、棒他半は他方溝形成部材の鉄筋
支持板間に嵌合させ、このようにすることで複数の溝形
成部材の各中心軸線を同一直線上に配置することが出来
る。
「発明の効果」 本発明は既述構成とするもので、溝形成部材6はパラペ
ットの内向きフランジ状壁部5下面へ埋設すればよ(、
その取外しを要しないから従来の′  ようにその取外
しの面倒がなく、その溝形成部材は頂壁6aの左右両側
縁から下外方へ左右両側壁6b。
6bを拡開状態に突出させたから、該部材下面が形成す
る溝の左右両側壁は下方を拡開するテーパ状となるため
、該溝内へ嵌合させる断面長方形状の仕上げ板は、第2
図が示すように多少そのJγみが異っても、仕上げ板上
端の左右両縁と?14形成部材の左右側壁6b、 6b
内面との接触位置が変わるだけでその間に隙間を生じさ
せることなり、確実に嵌合させることが出来る。
溝形成部材頂壁の上面から、鉄筋支持板6dを起立させ
てお(ことで、パラペットの内向きフランジ伏壁部形成
用鉄筋を支持させることも出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明構造を示すもので、同図Aは一部を断面
で示す斜視図、同図8はその要部の拡大図、第2図は本
発明に使用する溝形成部材の取付は方法を示す断面図、
第3図、第4図は従来例を示すもので、第3図は第1図
へと同−要iflで示す斜視図、第4図は従来の溝形成
部材取付は状態を示す断面図である。 2・・・スラブ    3・・・パラペット6・・・溝
形成部材  6n・・・頂壁  6b・・・側壁6c・
・・取付は板部  6d・・・鉄筋支持板6e・・・7
ランジ   8・・・仕上げ板−2“

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)頂壁の左右両側縁から下外方へ左右両側壁を拡開
    突出する溝形成部材を、パラペット起立壁部上端に付設
    した内向きフランジ状壁部下面へ、パラペット起立壁部
    と平行に下面を開口させて埋設させておき、該溝形成部
    材の頂壁と左右両側壁とが形成する下向きの溝内へ断面
    長方形状をなすPC板等の仕上げ板上端を嵌合させると
    共に、該仕上げ板下端を直接或いは間接に、スラブに固
    定させたことを特徴とする、コンクリート構築物におけ
    るパラペット内面の仕上げ板取付け部の構造。
  2. (2)請求項1記載の溝形成部材頂壁の上面から、鉄筋
    支持板を起立すると共に該鉄筋支持板上端部にフランジ
    を付設したことを特徴とする、請求項1記載の、コンク
    リート構築物におけるパラペット内面の仕上げ板取付け
    部の構造。
JP1661588A 1988-01-27 1988-01-27 コンクリート構築物におけるパラペット起立壁部内面の仕上げ板取付け部の構造 Expired - Lifetime JPH0657994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1661588A JPH0657994B2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 コンクリート構築物におけるパラペット起立壁部内面の仕上げ板取付け部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1661588A JPH0657994B2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 コンクリート構築物におけるパラペット起立壁部内面の仕上げ板取付け部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01192948A true JPH01192948A (ja) 1989-08-03
JPH0657994B2 JPH0657994B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=11921234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1661588A Expired - Lifetime JPH0657994B2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 コンクリート構築物におけるパラペット起立壁部内面の仕上げ板取付け部の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0657994B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047463A (ja) * 1990-04-25 1992-01-10 Yamaide Kosan Kk 床部からの立ち上がり部防水層の保護構造
JPH04140364A (ja) * 1990-10-01 1992-05-14 Yamaide Kosan Kk 床部からの立ち上がり部防水層の保護構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047463A (ja) * 1990-04-25 1992-01-10 Yamaide Kosan Kk 床部からの立ち上がり部防水層の保護構造
JPH04140364A (ja) * 1990-10-01 1992-05-14 Yamaide Kosan Kk 床部からの立ち上がり部防水層の保護構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0657994B2 (ja) 1994-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4727701A (en) Building panel
JP2002339451A (ja) プレキャストコンクリート板およびその製造方法、バルコニー用プレキャストコンクリート板、外断熱構造物
JPH01192948A (ja) コンクリート構築物におけるパラペット起立壁部内面の仕上げ板取付け部の構造
JP2002356913A (ja) 鉄骨梁の接合構造
JPH11181916A (ja) ブロック組立式構造物用ユニットブロックとその乾式構築法
JPH0762779A (ja) 床開口部の構法
JPH042244Y2 (ja)
JPS5940509Y2 (ja) 目地棒
JPH0539155Y2 (ja)
JPS6347206Y2 (ja)
JPH0665501U (ja) コンクリート梁
JP2734946B2 (ja) コンクリート製壁構造体の構築方法
JPS6229544Y2 (ja)
JPH0639823B2 (ja) プレキャストコンクリート床版と梁との接合部構造
JPH0449347Y2 (ja)
JPH0612134Y2 (ja) 建築用布基礎形成型枠保持金具
JPH0312903Y2 (ja)
JPS6329069B2 (ja)
JPS60233253A (ja) コンクリ−ト床版の施工方法
JPH0280746A (ja) プレキャスト梁
JPH06167066A (ja) スラブ形成方法
JPH10115032A (ja) 鉄筋コンクリート造柱壁接合部のスリット構造
JPH0248707B2 (ja)
JPH0347351A (ja) Pc版による壁構築方法
JPH1018548A (ja) 建築用プレート支持枠