JPH0119237Y2 - - Google Patents
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- JPH0119237Y2 JPH0119237Y2 JP19908382U JP19908382U JPH0119237Y2 JP H0119237 Y2 JPH0119237 Y2 JP H0119237Y2 JP 19908382 U JP19908382 U JP 19908382U JP 19908382 U JP19908382 U JP 19908382U JP H0119237 Y2 JPH0119237 Y2 JP H0119237Y2
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- Japan
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- tape
- cleaning
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- arm
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野
本考案は、電子計算機システムの外部記憶装置
として使用される磁気デイスク装置の記憶媒体で
ある磁気デイスクを製造する際、該磁気デイスク
をクリーニングした後、磁性塗料を塗布する工程
で使用される製造装置に関する。
として使用される磁気デイスク装置の記憶媒体で
ある磁気デイスクを製造する際、該磁気デイスク
をクリーニングした後、磁性塗料を塗布する工程
で使用される製造装置に関する。
(b) 技術の背景
磁気デイスク装置は、磁気デイスク(デイス
ク)を高速回転させながら、磁気ヘツドで情報の
読書きを行なうが、その際磁気ヘツドをデイスク
面に接触させた状態で情報の読書きを行なう方式
と、磁気ヘツドを数μ程度デイスク面から浮上さ
せて読書きする方式がある。浮上式の場合、磁気
ヘツドが浮上した状態でデイスク面上にロードし
たりアンロードしたりするランプロード方式と、
デイスクの回転開始および終了時には、磁気ヘツ
ドがデイスク面と接触し、デイスクが高速回転し
ている最中のみデイスク面から浮上するコンタク
トスタート・ストツプ(CSS)方式とがある。
ク)を高速回転させながら、磁気ヘツドで情報の
読書きを行なうが、その際磁気ヘツドをデイスク
面に接触させた状態で情報の読書きを行なう方式
と、磁気ヘツドを数μ程度デイスク面から浮上さ
せて読書きする方式がある。浮上式の場合、磁気
ヘツドが浮上した状態でデイスク面上にロードし
たりアンロードしたりするランプロード方式と、
デイスクの回転開始および終了時には、磁気ヘツ
ドがデイスク面と接触し、デイスクが高速回転し
ている最中のみデイスク面から浮上するコンタク
トスタート・ストツプ(CSS)方式とがある。
浮上式の場合でも、デイスク面と磁気ヘツドと
のギヤツブは極めて小さいため、デイスク面に異
物が有つたりすると、ヘツドクラツシユを招いた
り、異物が磁気ヘツドとデイスク面との間に挟ま
つてデイスク面を傷つける恐れがある。このよう
にして磁気塗膜に傷が発生すると、情報書込みの
際の磁化が不安定で書込みが確実に行なわれなく
なつたり、書込まれた情報が破壊されたりして、
情報の読書きのエラーを引き起す恐れがある。
のギヤツブは極めて小さいため、デイスク面に異
物が有つたりすると、ヘツドクラツシユを招いた
り、異物が磁気ヘツドとデイスク面との間に挟ま
つてデイスク面を傷つける恐れがある。このよう
にして磁気塗膜に傷が発生すると、情報書込みの
際の磁化が不安定で書込みが確実に行なわれなく
なつたり、書込まれた情報が破壊されたりして、
情報の読書きのエラーを引き起す恐れがある。
最近は高密度記録媒体を得るべく、磁性塗膜を
薄膜化し磁気ヘツドの浮上ギヤツプも微小化する
傾向にあるので、前記のようなデイスク面での傷
やスクラツチを招く恐れのある切紛やエラー原因
となるゴミ、汚れなどは完全に除去する必要があ
る。このような要求に対応できるように、アルミ
ニウム円盤を高精度に平面加工してクリーニング
した後、磁性塗膜を塗布、乾燥させ、焼付を行な
つてから、塗膜の平面仕上げを行ない、洗浄乾燥
させることによつて磁気デイスクを完成する方法
が一般に採られている。
薄膜化し磁気ヘツドの浮上ギヤツプも微小化する
傾向にあるので、前記のようなデイスク面での傷
やスクラツチを招く恐れのある切紛やエラー原因
となるゴミ、汚れなどは完全に除去する必要があ
る。このような要求に対応できるように、アルミ
ニウム円盤を高精度に平面加工してクリーニング
した後、磁性塗膜を塗布、乾燥させ、焼付を行な
つてから、塗膜の平面仕上げを行ない、洗浄乾燥
させることによつて磁気デイスクを完成する方法
が一般に採られている。
アルミニウム円板の平面仕上げが良好に行なわ
れても、磁性塗料を塗布する前のアルミニウム円
板のクリーニングが不完全なために、ゴミや切り
紛の上から磁性塗料を塗布すると、その部分で
は、情報記憶のための磁化や読み取りが安定して
確実に行なわれず、またその部分のみ隆起するた
めに、磁気ヘツドと接触してヘツドクラツシユを
招く恐れがあり、ヘツドクラツシユで発生した破
片でデイスク面を傷付け、デイスクに記憶されて
いる情報を破壊する恐れもある。従つて磁性塗料
の塗布前のクリーニングが不完全なために切紛や
ゴミ、汚れなどが残ると、それまでの精密仕上げ
が水泡に帰してしまう。
れても、磁性塗料を塗布する前のアルミニウム円
板のクリーニングが不完全なために、ゴミや切り
紛の上から磁性塗料を塗布すると、その部分で
は、情報記憶のための磁化や読み取りが安定して
確実に行なわれず、またその部分のみ隆起するた
めに、磁気ヘツドと接触してヘツドクラツシユを
招く恐れがあり、ヘツドクラツシユで発生した破
片でデイスク面を傷付け、デイスクに記憶されて
いる情報を破壊する恐れもある。従つて磁性塗料
の塗布前のクリーニングが不完全なために切紛や
ゴミ、汚れなどが残ると、それまでの精密仕上げ
が水泡に帰してしまう。
(c) 従来技術とその問題点
そのためアルミニウム円板のクリーニングを確
実に行なつてから磁性塗料を塗布しなければなら
ないが、従来はこの作業を作業者の熟練と勘に頼
つて、手作業で丁寧に行なつている。ところが作
業者の熟練度などによつてクリーニング効果にバ
ラツキが発生し、また全面を均一にクリーニング
するのは困難である。しかも人手で行なうので作
業時間も長くなり、自動化が要請されている。
実に行なつてから磁性塗料を塗布しなければなら
ないが、従来はこの作業を作業者の熟練と勘に頼
つて、手作業で丁寧に行なつている。ところが作
業者の熟練度などによつてクリーニング効果にバ
ラツキが発生し、また全面を均一にクリーニング
するのは困難である。しかも人手で行なうので作
業時間も長くなり、自動化が要請されている。
(d) 考案の目的
本考案は、従来の磁性塗料の塗装前のアルミニ
ウム円板のクリーニング工程におけるこのような
問題を解消し、自動的にかつ均一、確実にクリー
ニングできるようにすることを目的とする。
ウム円板のクリーニング工程におけるこのような
問題を解消し、自動的にかつ均一、確実にクリー
ニングできるようにすることを目的とする。
(e) 考案の構成
この目的を達成するために本考案の装置は、デ
イスクと平行方向の軸を中心にして、デイスクを
両面から挟む方向、並びにデイスクから離間する
方向に開閉できるアームと、 両アームの先端に取付けられ、クリーニングテ
ープをガイドしてデイスク面に押し付けるテープ
ガイド手段と、 前記のテープガイド手段に供給するクリーニン
グテープを巻いた供給リールと、テープガイド手
段で使用済のクリーニングテープを巻取る巻取り
リールと、 前記の供給リール、巻取りリール、クリーニン
グテープの送り用の駆動手段、前記のアームおよ
びアームの駆動手段などを取付ける部材、 クリーニング装置全体を、アーム先端の前記テ
ープガイド手段が、磁気デイスクの外周と内周と
の間を往復動するように駆動する手段とをそれぞ
れ備えている構成を採つている。
イスクと平行方向の軸を中心にして、デイスクを
両面から挟む方向、並びにデイスクから離間する
方向に開閉できるアームと、 両アームの先端に取付けられ、クリーニングテ
ープをガイドしてデイスク面に押し付けるテープ
ガイド手段と、 前記のテープガイド手段に供給するクリーニン
グテープを巻いた供給リールと、テープガイド手
段で使用済のクリーニングテープを巻取る巻取り
リールと、 前記の供給リール、巻取りリール、クリーニン
グテープの送り用の駆動手段、前記のアームおよ
びアームの駆動手段などを取付ける部材、 クリーニング装置全体を、アーム先端の前記テ
ープガイド手段が、磁気デイスクの外周と内周と
の間を往復動するように駆動する手段とをそれぞ
れ備えている構成を採つている。
(f) 考案の実施例
次に本考案による磁気デイスクに製造装置が実
際上どのように具体化されるかを実施例で説明す
る。第1図は自動クリーニング装置の実施例を示
すもので、第1図はデイスクの側面側から見た側
面図、第2図はデイスクの正面方向から見た正面
図である。1はクリーニングおよび磁性塗料の塗
装が行なわれるデイスクで、このデイスク1の外
側に、フレーム2が配設されている。このフレー
ム2は、流体モータMで回転駆動されるホルダ3
に取付けられ、軸4を中心に、矢印a1,a2方向に
駆動される。フレーム2には、アーム基板5が取
付けられ、このアーム基板5に、2つのアーム
A1,A2が、デイスク1と平行方向の軸6,7を
中心に回動可能に取付けられている。またアーム
基板5には、エアシリンダ8が取付けてあり、そ
のピストンロツドに、テーパ状のカム9を取付け
てある。一方アームA1,A2には、カム9に追従
するカムフオロアー用のローラ10,11を備え
ており、ローラ10,11を常時カム9に圧接さ
せるために、アームA1,A2は、コイルバネ12
で引つ張られている。従つてエアシリンダ8で、
ピストンロツドが伸長する方向に、カム9を駆動
すると、ローラ10,11が押し開かれて、アー
ムA1,A2が閉じる方向に回動する。ピストンロ
ツドが引つ込む方向に、カム9を駆動すると、ロ
ーラ10,11が閉じてアームA1,A2が離間し、
開く。そして前記流体モータMで、アームA1,
A2が矢印a1方向に駆動されて、鎖線で示すよう
にデイスク1側に移動すると、2つのアームA1
とA2との丁度中間の中心線C位置にデイスク1
が位置するような関係になつている。
際上どのように具体化されるかを実施例で説明す
る。第1図は自動クリーニング装置の実施例を示
すもので、第1図はデイスクの側面側から見た側
面図、第2図はデイスクの正面方向から見た正面
図である。1はクリーニングおよび磁性塗料の塗
装が行なわれるデイスクで、このデイスク1の外
側に、フレーム2が配設されている。このフレー
ム2は、流体モータMで回転駆動されるホルダ3
に取付けられ、軸4を中心に、矢印a1,a2方向に
駆動される。フレーム2には、アーム基板5が取
付けられ、このアーム基板5に、2つのアーム
A1,A2が、デイスク1と平行方向の軸6,7を
中心に回動可能に取付けられている。またアーム
基板5には、エアシリンダ8が取付けてあり、そ
のピストンロツドに、テーパ状のカム9を取付け
てある。一方アームA1,A2には、カム9に追従
するカムフオロアー用のローラ10,11を備え
ており、ローラ10,11を常時カム9に圧接さ
せるために、アームA1,A2は、コイルバネ12
で引つ張られている。従つてエアシリンダ8で、
ピストンロツドが伸長する方向に、カム9を駆動
すると、ローラ10,11が押し開かれて、アー
ムA1,A2が閉じる方向に回動する。ピストンロ
ツドが引つ込む方向に、カム9を駆動すると、ロ
ーラ10,11が閉じてアームA1,A2が離間し、
開く。そして前記流体モータMで、アームA1,
A2が矢印a1方向に駆動されて、鎖線で示すよう
にデイスク1側に移動すると、2つのアームA1
とA2との丁度中間の中心線C位置にデイスク1
が位置するような関係になつている。
アームA1,A2の先端には、取付けブロツク1
3が固設されており、この取付けブロツク13
に、クリーニングテープのガイド14が支持され
ている。第3図イはガイド14を支持している取
付けブロツク13の付近を拡大して示した図、ロ
はガイド14の斜視図である。ガイド14は、ク
リーニングテープTをデイスク1に押圧する押圧
面15と、クリーニングテープTが該押圧面15
から外れないように、供給側と排出側にそれぞれ
ガイド爪16を備えている。またガイド14中を
溶剤供給孔17が貫通し、その先端が押圧面15
に開口し、他端は供給パイプ18に接続されてい
る。ガイド14は、取付けブロツク13に固定さ
れたピン19の先端に取付け支持されており、ま
た取付けブロツク13との間に圧縮コイルバネ2
0が介在し、ガイド14が矢印Z方向に移動でき
るようになつている。また矢印Y方向に揺動でき
る。アーム先端には、取付けブロツク13の両側
位置に、可動式のテープクランパ21,22と、
ガイドピン23,24と、ガイドローラ25,2
6がそれぞれ配設されている。そしてクリーニン
グテープTが、ガイドローラ25→ガイドピン2
3→テープクランパ21と取付けブロツク13間
→ガイド爪16,16間→押圧面15→ガイド爪
16,16間→テープクランパ22と取付けブロ
ツク13間→ガイドピン24→ガイドローラ26
の順にガイドされ走行する。デイスク1のクリー
ニングは、クリーニングテープTの押圧面15上
に位置している部分を、高速回転しているデイス
ク面に押し付けることによつて行なわれる。
3が固設されており、この取付けブロツク13
に、クリーニングテープのガイド14が支持され
ている。第3図イはガイド14を支持している取
付けブロツク13の付近を拡大して示した図、ロ
はガイド14の斜視図である。ガイド14は、ク
リーニングテープTをデイスク1に押圧する押圧
面15と、クリーニングテープTが該押圧面15
から外れないように、供給側と排出側にそれぞれ
ガイド爪16を備えている。またガイド14中を
溶剤供給孔17が貫通し、その先端が押圧面15
に開口し、他端は供給パイプ18に接続されてい
る。ガイド14は、取付けブロツク13に固定さ
れたピン19の先端に取付け支持されており、ま
た取付けブロツク13との間に圧縮コイルバネ2
0が介在し、ガイド14が矢印Z方向に移動でき
るようになつている。また矢印Y方向に揺動でき
る。アーム先端には、取付けブロツク13の両側
位置に、可動式のテープクランパ21,22と、
ガイドピン23,24と、ガイドローラ25,2
6がそれぞれ配設されている。そしてクリーニン
グテープTが、ガイドローラ25→ガイドピン2
3→テープクランパ21と取付けブロツク13間
→ガイド爪16,16間→押圧面15→ガイド爪
16,16間→テープクランパ22と取付けブロ
ツク13間→ガイドピン24→ガイドローラ26
の順にガイドされ走行する。デイスク1のクリー
ニングは、クリーニングテープTの押圧面15上
に位置している部分を、高速回転しているデイス
ク面に押し付けることによつて行なわれる。
このような構成のテープガイド手段が、両アー
ムA1,A2に、互いに対向するように取付けられ
ている。そしてフレーム2には、両アームA1,
A2のテープガイド14,14にクリーニングテ
ープを供給するための繰出しリール27,28
と、使用済のクリーニングテープを巻取る巻取り
リール29,30が取付けられている。またフレ
ーム2には、テープ送りモータmが取付けられて
おり、このモータmで、キヤプスタン31と巻取
りリール29,30が駆動される。32はピンチ
ローラである。供給リール27,28側には、ク
リーニングテープの有無を検出してテープエンド
を発見するフオトセンサ33が設けられている。
ムA1,A2に、互いに対向するように取付けられ
ている。そしてフレーム2には、両アームA1,
A2のテープガイド14,14にクリーニングテ
ープを供給するための繰出しリール27,28
と、使用済のクリーニングテープを巻取る巻取り
リール29,30が取付けられている。またフレ
ーム2には、テープ送りモータmが取付けられて
おり、このモータmで、キヤプスタン31と巻取
りリール29,30が駆動される。32はピンチ
ローラである。供給リール27,28側には、ク
リーニングテープの有無を検出してテープエンド
を発見するフオトセンサ33が設けられている。
供給リール27,28から繰出されたクリーニ
ングテープTは、第2図に破線で示すように、ガ
イドピン34→フオトセンサ33の発光素子と受
光素子間→ガイドローラ35,36間→第3図の
ガイドローラ25へとガイドされ、押圧面15に
供給される。拭き取りを行なつて汚れたクリーニ
ングテープは、第3図で説明した経路を通過し
て、ガイドローラ26→ガイドローラ37→38
→キヤプスタン31とピンチローラ32間→巻取
りリール29,30へとガイドされる。すなわち
クリーニングテープの供給および巻き取りは、キ
ヤプスタン31とピンチローラ32で使用済のク
リーニングテープを送ると共に、巻取りリール2
9,30で巻取ることによつて行なわれる。な
お、ガイドローラ35,36とガイドローラ25
との間、ガイドローラ38とキヤプスタン31と
の間では、クリーニングテープが90度ねじれるこ
とになる。
ングテープTは、第2図に破線で示すように、ガ
イドピン34→フオトセンサ33の発光素子と受
光素子間→ガイドローラ35,36間→第3図の
ガイドローラ25へとガイドされ、押圧面15に
供給される。拭き取りを行なつて汚れたクリーニ
ングテープは、第3図で説明した経路を通過し
て、ガイドローラ26→ガイドローラ37→38
→キヤプスタン31とピンチローラ32間→巻取
りリール29,30へとガイドされる。すなわち
クリーニングテープの供給および巻き取りは、キ
ヤプスタン31とピンチローラ32で使用済のク
リーニングテープを送ると共に、巻取りリール2
9,30で巻取ることによつて行なわれる。な
お、ガイドローラ35,36とガイドローラ25
との間、ガイドローラ38とキヤプスタン31と
の間では、クリーニングテープが90度ねじれるこ
とになる。
キヤプスタン31でクリーニングテープの送り
を行なう際は、第3図のテープクランパ21,2
2が取付けブロツク13から離間して、クリーニ
ングテープが移動可能となり、クリーニング時
は、テープクランパ21,22が取付けブロツク
13側に移動して、クリーニングテープを押え付
けてクランプする。この動作は、図示されていな
い伝動手段によつて、エアシリンダ8の動作に連
動して行なわれる。
を行なう際は、第3図のテープクランパ21,2
2が取付けブロツク13から離間して、クリーニ
ングテープが移動可能となり、クリーニング時
は、テープクランパ21,22が取付けブロツク
13側に移動して、クリーニングテープを押え付
けてクランプする。この動作は、図示されていな
い伝動手段によつて、エアシリンダ8の動作に連
動して行なわれる。
一方デイスク1は、クリーニング時は、デイス
ク1を保持して回転するスピンドル39が突き出
して、アームA1とA2との丁度中間位置Cと同じ
面内に来るが、クリーニングが終了して、磁性塗
料を塗装する際は、スピンドル39によつて鎖線
で示す位置まで引つ込み、外周に設けられた囲い
板40の内側に入る。そしてノズルから磁性塗料
をデイスク1の面に噴射し、塗装する。その際外
周に囲い板40が有るので、磁性塗料が、遠心力
で外部に飛散するのが防止される。
ク1を保持して回転するスピンドル39が突き出
して、アームA1とA2との丁度中間位置Cと同じ
面内に来るが、クリーニングが終了して、磁性塗
料を塗装する際は、スピンドル39によつて鎖線
で示す位置まで引つ込み、外周に設けられた囲い
板40の内側に入る。そしてノズルから磁性塗料
をデイスク1の面に噴射し、塗装する。その際外
周に囲い板40が有るので、磁性塗料が、遠心力
で外部に飛散するのが防止される。
次にクリーニング動作を説明する。前記のよう
にデイスク1がスピンドル39に装着された状態
で、囲い板40の外へ移動すると、流体モータM
で、アームA1,A2を備えたクリーニング装置全
体が、矢印a1方向に回動され、アームA1,A2が
鎖線で示すように、デイスク1の中央位置まで移
動する。また溶剤供給パイプ18の根元の弁が開
いて、溶剤が貯蔵されている圧力タンクから、溶
剤がガイド14の溶剤供給孔17aに供給され、
クリーニングテープTに溶剤が充分染み込んだ
ら、弁が閉じる。そしてエアシリンダ8が作動し
てカム9を、ピストンロツドが進出する方向に移
動させる。するとテープクランパ21,22が取
付けブロツク13側に移動してクリーニングテー
プをクランプすると共に、アームA1,A2が閉じ
て、ガイド14,14間にデイスク1を挟み、ガ
イド14,14でクリーニングテープTをデイス
ク1に押し付ける。そしてデイスク1の回転によ
つて、デイスク表面がクリーニングテープTで拭
き取られる。このときアームA1,A2は、流体モ
ータMで矢印a2方向に移動され、これによつてデ
イスク1の全面が拭き取られる。こうしてクリー
ニングが終了すると、流体モータMで、アーム
A1,A2は実線で示す元の位置まで復帰され、エ
アシリンダ8がピストンロツドを引つ込める方向
に動作し、アームA1,A2を開くと共に、テープ
クランパ21,22が開いてクリーニングテープ
を開放する。そして送りモータmでキヤプスタン
31および巻取りリール29,30が回転し、使
用済のクリーニングテープを巻取り、新しいクリ
ーニングテープをガイドの押圧面15に供給す
る。
にデイスク1がスピンドル39に装着された状態
で、囲い板40の外へ移動すると、流体モータM
で、アームA1,A2を備えたクリーニング装置全
体が、矢印a1方向に回動され、アームA1,A2が
鎖線で示すように、デイスク1の中央位置まで移
動する。また溶剤供給パイプ18の根元の弁が開
いて、溶剤が貯蔵されている圧力タンクから、溶
剤がガイド14の溶剤供給孔17aに供給され、
クリーニングテープTに溶剤が充分染み込んだ
ら、弁が閉じる。そしてエアシリンダ8が作動し
てカム9を、ピストンロツドが進出する方向に移
動させる。するとテープクランパ21,22が取
付けブロツク13側に移動してクリーニングテー
プをクランプすると共に、アームA1,A2が閉じ
て、ガイド14,14間にデイスク1を挟み、ガ
イド14,14でクリーニングテープTをデイス
ク1に押し付ける。そしてデイスク1の回転によ
つて、デイスク表面がクリーニングテープTで拭
き取られる。このときアームA1,A2は、流体モ
ータMで矢印a2方向に移動され、これによつてデ
イスク1の全面が拭き取られる。こうしてクリー
ニングが終了すると、流体モータMで、アーム
A1,A2は実線で示す元の位置まで復帰され、エ
アシリンダ8がピストンロツドを引つ込める方向
に動作し、アームA1,A2を開くと共に、テープ
クランパ21,22が開いてクリーニングテープ
を開放する。そして送りモータmでキヤプスタン
31および巻取りリール29,30が回転し、使
用済のクリーニングテープを巻取り、新しいクリ
ーニングテープをガイドの押圧面15に供給す
る。
なおテープガイド14は、コイルバネ20に抗
してデイスク1に弾圧されるが、このときのバネ
圧は、アームA1,A2の移動量を設定するストツ
パーネジ39で調節できる。
してデイスク1に弾圧されるが、このときのバネ
圧は、アームA1,A2の移動量を設定するストツ
パーネジ39で調節できる。
こうしてクリーニングが終了すると、スピンド
ル39と共にデイスク1が囲い板40の内側まで
引つ込み、磁性塗料の塗装が行なわれる。
ル39と共にデイスク1が囲い板40の内側まで
引つ込み、磁性塗料の塗装が行なわれる。
なお送りモータmとキヤプスタン31や巻取り
リール29,30との間が連結したままだと、テ
ープクランパ21,22を開閉する際に、クリー
ニングテープに無理な力がかかる恐れがあるの
で、テープ送り時以外は送りモータmとキヤプス
タンや巻取りリールが切り離されるように、クラ
ツチ機構が内蔵されている。
リール29,30との間が連結したままだと、テ
ープクランパ21,22を開閉する際に、クリー
ニングテープに無理な力がかかる恐れがあるの
で、テープ送り時以外は送りモータmとキヤプス
タンや巻取りリールが切り離されるように、クラ
ツチ機構が内蔵されている。
(g) 考案の効果
以上のように本考案によれば、常にクリーニン
グテープの新しい部分をガイド手段に供給して、
ガイド手段でデイスク面に押圧し、かつガイド手
段が、駆動手段によつて、デイスクの外周と内周
間を横切る方向に移動されるので、デイスクの表
裏全面が自動的にクリーニングされる。また、人
手で拭き取る場合に比べて、デイスク面を全面に
わたつて均一、かつ確実にクリーニングすること
ができ、エラーを引き起さない信頼性の高い磁気
デイスクを得ることができる。
グテープの新しい部分をガイド手段に供給して、
ガイド手段でデイスク面に押圧し、かつガイド手
段が、駆動手段によつて、デイスクの外周と内周
間を横切る方向に移動されるので、デイスクの表
裏全面が自動的にクリーニングされる。また、人
手で拭き取る場合に比べて、デイスク面を全面に
わたつて均一、かつ確実にクリーニングすること
ができ、エラーを引き起さない信頼性の高い磁気
デイスクを得ることができる。
図面は本考案による磁気デイスク製造時に用い
るクリーニング・塗装装置の実施例で、第1図は
側面図、第2図は正面図、第3図はテープガイド
部の拡大側面図と斜視図である。 図において、1はデイスク、Tはクリーニング
テープ、A1,A2はアーム、8はエアシリンダ、
9はカム、13は取付けブロツク、14はテープ
ガイド、15は押圧面、27,28は繰出しリー
ル、29,30は巻取りリール、Mは流体モー
タ、mは送りモータをそれぞれ示す。
るクリーニング・塗装装置の実施例で、第1図は
側面図、第2図は正面図、第3図はテープガイド
部の拡大側面図と斜視図である。 図において、1はデイスク、Tはクリーニング
テープ、A1,A2はアーム、8はエアシリンダ、
9はカム、13は取付けブロツク、14はテープ
ガイド、15は押圧面、27,28は繰出しリー
ル、29,30は巻取りリール、Mは流体モー
タ、mは送りモータをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 デイスクと平行方向の軸を中心にして、デイス
クを両面から挟む方向、並びにデイスクから離間
する方向に開閉できるアームと、 両アームの先端に取付けられ、クリーニングテ
ープをガイドしてデイスク面に押し付けるテープ
ガイド手段と、 前記のテープガイド手段に供給するクリーニン
グテープを巻いた供給リールと、テープガイド手
段で使用済のクリーニングテープを巻取る巻取り
リールと、 前記の供給リール、巻取りリール、クリーニン
グテープの送り用の駆動手段、前記のアームおよ
びアームの駆動手段などを取付ける部材、 クリーニング装置全体を、アーム先端の前記テ
ープガイド手段が、磁気デイスクの外周と内周と
の間を往復動するように駆動する手段とをそれぞ
れ有していることを特徴とする磁気デイスクの製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19908382U JPS59107721U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 磁気デイスクの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19908382U JPS59107721U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 磁気デイスクの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59107721U JPS59107721U (ja) | 1984-07-20 |
JPH0119237Y2 true JPH0119237Y2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=30424631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19908382U Granted JPS59107721U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 磁気デイスクの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59107721U (ja) |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP19908382U patent/JPS59107721U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59107721U (ja) | 1984-07-20 |
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