JPH01190972A - 可変容量式斜板型圧縮機 - Google Patents

可変容量式斜板型圧縮機

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JPH01190972A
JPH01190972A JP63014201A JP1420188A JPH01190972A JP H01190972 A JPH01190972 A JP H01190972A JP 63014201 A JP63014201 A JP 63014201A JP 1420188 A JP1420188 A JP 1420188A JP H01190972 A JPH01190972 A JP H01190972A
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JP
Japan
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pressure
swash plate
control valve
compressor
spool
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Pending
Application number
JP63014201A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Itoigawa
文広 糸魚川
Mitsuo Inagaki
光夫 稲垣
Shigeki Iwanami
重樹 岩波
Yoshio Kurokawa
黒川 喜生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, NipponDenso Co Ltd filed Critical Nippon Soken Inc
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Priority to US07/295,762 priority patent/US4932843A/en
Priority to DE3902156A priority patent/DE3902156A1/de
Publication of JPH01190972A publication Critical patent/JPH01190972A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/153Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems for flexible pipes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は斜板型圧縮機の容量制御に関するものであり、
例えば自動車用空調装置用の冷媒圧縮機として使用して
有効である。
〔発明の背景〕
本発明者らは、先に斜板を(3動可能にシャフトに取り
つけ、この斜板の傾斜角をスプールの変位に応じて可変
させ、かつ斜板の中心位置も同時に変位させるようにし
た可変容量式斜板型圧縮機を提案した。
この斜板型圧縮機では、スプール背面に形成された制御
圧室内の圧力に応じてスプールが変位し、かつこのスプ
ールの変位に対応して斜板の傾斜角と斜板の中心位置が
同時に変位するようにしたものである。
本発明は、このように本発明者らが先に提案した可変容
量式斜板型圧縮機の改良に関するもので、制御圧室に導
かれる制御圧力を調整する制御弁の改良に関するもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] 圧縮機の吸入側圧力は、冷凍サイクルの負荷に応じて変
位するものであるため、制御弁はこの吸入側圧力の変化
に基づいて、スプール背面の制御圧室へ供給される信号
圧力を調整する。
しかし、このように吸入側圧力に変化に応じてスプール
を変位させ、それにより圧縮機の吐出容量を制御するよ
うにすると、結果として吸入側圧力が常に一定圧力とな
るように圧縮機の容量は制御されることになる。ここで
、吸入側圧力が常に一定になるというのは、冷凍サイク
ルにおける蒸発器の蒸発温度が常に一定に保持されるこ
とを意味する。
ただ、冷凍サイクルの負荷が急変したような場合では、
蒸発器の蒸発温度を一定にするように制御するよりも、
むしろ積極的に蒸発温度を可変させるようにしたほうが
、より良好な制御応(行なえることになる。
そこで、本発明では圧縮機の吐出容量、すなわちスプー
ルの変位を基本的には圧縮機吸入側圧力の変位に基づい
て、制御するようにするとともに、圧縮機低圧側圧力以
外の信号に基づいても、制御できるようにすることを目
的とする。
〔発明の構成および作動〕
上記目的を達成するため、本発明ではスプールの背面に
形成された制御圧室に導かれる信号圧力を制御する制御
弁として、低圧導入通路を介して導入される低圧と高圧
導入通路を介して導入される高圧との間で信号圧力を調
節する制御弁体を設け、圧縮機低圧側圧力の変移に応じ
て変動するダイヤフラムの変位によりこの制御弁体を駆
動するようにする。そして、ダイヤフラムの背面にソレ
ノイドを配置し、ソレノイドによって生じる磁力に基づ
いてもダイヤフラムの変位を制御できるようにする。
このような構成とすることにより、制御弁体の制御は、
基本的には圧縮機低圧側圧力の変動に基づき行われるこ
とになるが、更にソレノイドの磁力によっても制御弁体
が制御されることになる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図に基づいて述べる。
第1図は可変容量式斜板型圧縮機の縦断面図である。ア
ルミニウム合金製のフロントハウジング4、フロントサ
イドプレート8、吸入弁9、フロントシリンダブロック
5、リアシリンダブロック6、吸入弁12、リアサイド
プレート11及びリアハウジング13は図示されないス
ルーボルトによって一体的に固定された圧縮機の外殻を
成している。
シリンダブロック5,6には第2図に示すようにシリン
ダ64(641〜645)が夫々5ケ所、各シリンダ6
4が互いに平行になるように形成されている。図示しな
い自動車走行用エンジンの駆動力を受けて回転するシャ
ツl−1はベアリング2及びベアリング3を介してそれ
ぞれフロントハウジング4及びフロントシリンダブロッ
ク5に回転自在に軸支されている。また、シャフト1に
加わるスラスト力く図中左方向へ働く力)はスラスト軸
受15を介してフロントシリンダプロ・ンク5で受け、
止め輪16によりシャフト1の図中右方向への動きを規
制している。尚、止め輪16はシャフト1に形成された
環状溝によって係止されている。
リアシャフト40はベアリング14を介してスプール3
0に回転自在に軸支されている。リアシャフト40に働
くスラスト力(図中右方向へ働く力)はスラスト軸受1
16を介してスプール30で受け、止め輪17によりリ
アシャフト40がスプール30から外れるのを防いでい
る。この止め輪もリアシャツ)40に形成された環状溝
に係止されている。スプール30はリアシリンダブロッ
り6の円筒部65及びリアハウジング13の円筒。
部135内に軸方向摺動可能に配されている。
斜板lOの中央部には球面部107が形成され、この球
面部107にはリアシャフト40の端部に固定された球
支持部405が配され、斜板10は揺動可能な状態で球
面支持部405に支持されている。
斜板lOのシャフトl側面にはスリン)105が形成さ
れており、シャツ)1の斜板10側端面には平板部16
5が形成されている。そして、平板部165がスリット
105内壁に面接触するようにして配されることにより
、シャフトlに与えられた回転駆動力を斜板10に伝え
るものである。
また、斜板10両面側にはシュー18及びシュー19が
摺動自在に配設されている。一方、フロントシリンダブ
ロック5のシリンダ64及びリアシリンダブロック6の
シリンダ64内にはピストン7が摺動可能に配されてい
る。上述のようにシュー18及び19は斜板10に対し
、摺動自在に取り付けられている。またシュー18及び
19はピストン7の内面に対し、回転可能に係合してい
る。従って、斜板lOの回転を伴う(3動運動は、この
シュー18及び19を介しピストンに往復運動として伝
達される。尚、シュー10.19は斜板10上に組み付
けられた状態で、外面が同一球面上にくるように形成さ
れている。
前記シャツ)lの平板部165には長溝166が設けら
れており、また、斜板10にはビン通し孔が形成されて
いる。シャフト1の平板部165は斜板10のスリット
105に配された後、ビン80及び止め輪によりビン通
し孔とシャフト1の長溝166とに係止される。この長
II 166内のビン80の位置により斜板の傾きが変
わるのであるが、傾きが変わると共に斜板中心(球面部
I07の球面支持部405)の位置も変わる。すなわち
、第1図中右側の第2作動室60においては、斜板10
の傾きが変わってピストン7のストロークが変化しても
、ピストン7の作動室60側の上死点は殆ど変わらずデ
ッドボリュームの増加が実質的に生じないように長溝1
66が設けられている。一方、図中左方向の作動室50
では斜板の傾きが変わると共にピストン7の上死点は変
化するため、デッドボリュームも変化する。
本例では上述したように斜板10の傾斜角が変動しても
、ピストン7の作動室60側の上死点位置が変動しない
ような形状に長溝166が形成されている。従ってこの
長溝166は厳密には曲線状となるが、実際の形成に当
たってはほぼ直線の長溝で近似できることになる。さら
に本例では長溝166の形成により平板部165の形状
が過大となることがないように、長溝166はシャフト
1の軸線上に配設されている。このように長溝166を
シャフト1の軸線上に形成し、平板部165を小型化す
ることは平板部165がピストン7の内側に配設される
タイプの斜板型圧縮機においては特に有効である。
図中符号21は軸封装置であり、シャフトlを伝って冷
媒ガスや潤滑オイルが外部へ洩れるのを防いでいる。図
中符号24は第1、第2作動室50.60に開口し、吐
出室90.93と連通ずる吐出口であり、この吐出口2
4は、吐出弁22によって開閉される。吐出弁22は弁
押さえ23と共に図示しないボルトによりフロントサイ
ドプレート8及びリアサイドプレート11に固定されて
いる。図中符号25は第1、第2作動室50,60と吸
入室72.74とを連通ずる吸入口で、吸入弁9及び吸
入弁12によって開閉される。
図中符号400は制御圧空間200内圧力を制御するた
めの制御弁であり、制御回路500により制御される。
第3図はこの制御弁400を示すもので、図中401は
制御弁ハウジングである。この制御弁ハウジングはリヤ
ハウジング13のリヤ側に取りつけられており、またこ
の制御弁ハウジング401中には吐出空間93に連通ず
る高圧導入通路96、吸入空間74に連通ずる低圧導入
通路97および制御圧室200に連通ずる信号圧通路が
形成されている。さらに制御弁ハウジング401内には
弁座部材402が挿入されている。この弁座部材402
と対向する位置に制御弁体403が配置される。弁座部
材402は信号圧通路98と高圧導入通路96との間に
介在し、制御弁体403がこの弁座部材402の第1弁
座面404に着座した状態では信号圧通路98と高圧導
入通路96との間が遮断される。一方、弁ハウジング4
01にも第2弁座面405が形成されており、制御弁体
403がこの第2弁座面405に着座した状態では信号
圧通路98と低圧導入通路97との間の導通が遮断され
る。
弁座部材402の内部には保持部材406が摺動自在に
配置されている。この保持部材406は保持スプリング
407の付勢力を受けて、常時制御弁体403と当接し
ており、これにより制御弁体403の固持を行う。保持
スプリング407はその一端が保持部材406に当接す
るとともに、パターンはアジャスタスクリュー408に
保持される。アジャスタスクリューは制御弁ハウジング
401にネジ止めされる。更にこのアジャスタスクリュ
ー408と制御弁ハウジング401との間のシールはO
リング409によってなされる。
上述の弁座部材402および保持部材406には高圧導
入通路96と連通ずる通路411が形成されており、更
にその通路411路中には絞り99.81が形成される
制御弁体403の第2弁座面405側にはダイヤフラム
412が配置され、このダイヤフラム412の変位は連
結部413を介して制御弁体403に伝達されるように
なっている。ダイヤフラム412は制御弁ハウジング4
01とソレノイドハウジング414とによってその周辺
が挟持される。
また、ダイヤフラム412の中心部は上述の連結部41
3とスプール415とにより挟持される。
ダイヤフラム412の一面側には吸入圧室416が形成
され、この吸入圧室41Gには低圧導入通路97を介し
て吸入空間74内の冷媒圧力が導入される。
スプール415の背面には付勢スプリング417が配置
されており、この付勢スプリング417の付勢力とダイ
ヤフラム412両面間の差圧により生じる力との大小に
より連結部413が図中左右方向に変位することになる
。付勢スプリング417はバネ受け418により保持さ
れており、このバネ受けの位置はアジャスタスクリュー
419によって調整される。
付勢スプリング417を囲むようにホイル420が配置
されている。コイル420は磁性材料性の円筒部材42
1上に配置され、更にその外周にはヨーク422が配置
される。上述のスプール415も磁性材料でできており
、このスプールの端面ば円筒状部材421およびヨーク
422の端面と対向するように位置している。したがっ
て、コイル420が励磁した状態では円筒状部材421
スプール415およびヨーク422によって磁器回路が
形成され、この  力によりスプール415は図中右方
向に変位する。
制御回路500は第4図に示すように、アクセルセンサ
501、エバポレータ吹出口温度センサ502および室
内温度センサ503からの信号に応じて出力弁圧を調整
するものである。この出力電圧は電流調節手段504に
より電流値の制御に変換され、信号電流が制御弁400
に印加される。
第1図中フロント側の吐出空間90は、シリンダブロッ
ク5に形成された吐出通路91により吐出ポート92に
導かれ、又、リア側の吐出空間93はシリンダブロック
6に形成された吐出通路94により吐出ポート95に導
かれている。吐出ポート92及び吐出ポート95は外部
配管により連結されるため、吐出空間90と吐出空間9
3内圧力は同一圧力である。またフロント側の吸入空間
72は吸入通路71によりハウジング中央部に形成され
た吸入空間70に導かれ、同様にリア側の吸入空間74
も吸入通路73により吸入空間70に導かれている。尚
、図中符号51,52,53゜54.55.56は0リ
ングである。
上記構成により圧縮機の作動について述べる。
図示しない電磁クラッチが接続され、シャフト1にエン
ジンからの駆動力が伝えられると圧縮機は起動する。
起動時には圧縮機内部で圧力が均衡しているため、スプ
ール30の前後で圧力差が生じなくなっている。すなわ
ち、起動時においては支持部107を介して斜板lOを
傾斜させる方向には荷重が加わっていない。
このような状態でシャフト1が回転を開始すると、シャ
ツl−1の回転は斜板lOを介してピストン7を往復駆
動することになる。このピストン7の往復移動に伴い作
動室50.60内で冷媒の吸入、圧縮、吐出が行われる
ことになる。
ただこの場合、リア側の第2作動室60とフロント側の
第1作動室50との圧力差に基づく力がピストン7およ
びシュー18.19を介して斜板IOに加わることにな
る。特に斜板lOは球面支持部405によって揺動自在
に支持されており、かつスリット105と平板部165
との嵌合によリシャフl−1の回転力を受けるようにな
っているため、ピストン7に加わる力が斜板lOの傾斜
角を減少させる方向にモーメントとして作動することに
なる。
例えば第2図に軸線X上にピン80が位置している状態
では、第1シリンダ空間641に配設されているピスト
ンからは斜板10に対し傾斜角を変動させるモーメント
は発生しない。しかしながら第2乃至第5のシリンダ空
間642,643゜644.645に配設されたピスト
ン7からは、斜板lOの傾斜角を減少させる方向に回転
モーメントが発生する。この回転モーメン1−FiXR
iは、ピン80周りに生ずるモーメントF″pmXRに
よって受けられることになる(第5図図示)。またこの
ピストン7により発生する回転モーメントは、球面支持
部405に対しFbxの押圧力を加えることになる。
すなわち、制御弁が制御圧室200に吸入圧を導入する
状態では、第6図に示すように球面支持部405および
スプール30が図中右方向に変位する。その結果、斜板
lOはその傾斜角を小さ(する。ただ、斜板lOはシャ
フト1の長溝166にピン80によって規制されている
ため、斜板IOは傾きを減少すると共に、斜板lOの中
心にある球部405に対し図中右方向に力を与え、球部
405を右方向へ移動させる。球面支持部405を介し
てリアシャフト40に働く図中右方向の力はスラスト軸
受16を介してスプール30に伝えられ、スプール30
はリアハウジング13の底部に当たるまで移動する。こ
の状態゛で第6図の状態で圧縮機の吐出容量が最小とな
る状態である。
そして、図示されない吸入ボート(冷凍サイクルの蒸発
器につながる)より吸入される冷媒ガスは、中央部の吸
入空間70へ入り、次いで吸入通路71.73を通り、
フロント・リア側の吸入室72.74へ入る。その後、
ピストン7の吸入行程において、吸入弁12を介して吸
入口25より作動室50.60内へ吸入される。吸入さ
れた冷媒ガスは圧縮行程で圧縮され、所定圧まで圧縮さ
れれば吐出口24より吐出弁22を押し開いて吐出室9
0.93へ吐出される。高圧の冷媒ガスは吐出通路91
.94を通り、吐出ポート92.95より冷凍サイクル
の図示しない凝縮器に吐出される。
この際、フロント側の第1の作動室50はデッドボリュ
ームが大きいため、リア側の第2作動室60よりも圧縮
比が小さく、第1作動室50内の冷媒ガスの圧力が吐出
空間90内圧力(リア側第2作動室60の吐出圧力が導
かれている)よりも低く、フロント側第1作動室50で
の冷媒ガスの吸入、吐出作用は行われない。
圧縮機の起動時には、上述したように圧縮機吐出容量を
最小容量とする。しかし冷凍サイクルより要求される圧
縮機の能力が高い場合には、制御圧室200に高圧側圧
力が導入されるようになる。
ここで、圧縮機に要求される負荷すなわち冷凍サイクル
の負荷は圧縮機吸入側圧力に影響を与えることが知られ
ている。冷房負荷が大きい状態ではエバポレータでのス
ーパーヒートが大きくなり圧縮機吸入側圧力は上昇する
。逆に冷房負荷が小さい時には圧縮機吸入側圧力は低下
することが知られている。そのため、このように圧縮機
に要求される能力が高い場合には吸入側冷媒圧力が高く
なり、この圧力が低圧導入通路97を介して吸入圧室4
16に導入されることになる。そのため、ダイヤフラム
412に加わる付勢力が大きくなり、付勢スプリング4
17の付勢力に打ち勝ってスプール415を第3図中右
方向に変位させることになる。この変位を受は連結部4
13も第3図中右方向に変位する。その結果、制御弁体
403は保持部材406の押圧力を受けて第2弁座面4
05に当接することになる。そのため低圧導入通路97
と信号圧通路98との間の導通は遮断される。
一方、制御弁体403の変位にともない第1弁座面40
4が開き、高圧導入通路9Gと信号圧通路98との間が
導通ずる。従って、信号圧通路98には高圧導入通路9
6側からの高圧が導入されることになり、その結果、制
御圧室200内の圧力も上昇することになる。
そのため、スプール30に対し、圧力差により第6図中
左方向へ働く力(制御圧室200と吸入空間74との圧
力差による)は圧縮機の回転に伴い次第に上昇する。そ
して、この力が前述した球面支持部405を図中右方向
へ押す力に打ち勝つと、スプール30は次第に図中左方
向へ移動し始める。そしてシャフト1の長溝166とピ
ン8゜の作用により斜板10はその回転中心(球面支持
部405)を図中左方向へ移動しつつその傾きを大きく
してゆく。更に制御圧室200内圧力が上がってゆくと
、スプール30はその肩部305がリアサイドプレート
11に当たるまで図中左方向へ移動し、最大容量状態を
実現する。これが第1図の状態である。第1図の状態で
は、図示されない吸入ポートより吸入される冷媒ガスは
中央の吸入空間70に入り、吸入通路71及び73を通
ってそれぞれ吸入室72及び74へ流入する。そして、
吸入行程では吸入口25より吸入弁9及び12を介して
、それぞれ作動室50及び60へ入り、次いでピストン
7の変位と共に圧縮され、吐出口24より吐出弁22を
介して、それぞれ吐出空間90及び93へ入り、゛吐出
通路91及び94を通り吐出ボート92及び95より吐
出され、外部配管で合流するものである。この状態では
作動室50及び作動室60共に冷媒ガスの吸入、吐出作
用を行っている。
第7図中実線aは本発明による可変容量式斜板型圧縮機
のビストンストロークと圧縮機容量との関係を表す図で
ある。本例による容量制御方式は斜板10の傾きを変え
ることにより、ピストン7のストロークを変えると共に
斜板lOの中心位置をも変えるため、リア側第2作動室
60そはビストンストロークの減少によるデッドボリュ
ームの増加は殆どない。そのため、−点鎖線すに示すよ
うに、ビストンストロークに応じて吐出容量は漸減する
。逆にフロント側第1作動室50ではビストンストロー
クの減少につれてデッドボリュームが増大するものであ
り、プントポリニームの増加により圧縮比が低下し、吐
出容量は第7図中破線Cで示すように象、激に減少する
。そして、フロント側作動室50での最高圧力(吐出圧
力)が作動室60での吐出圧力よりも低くなった時点(
第7図中d点)でフロント側作動室50の吸入、吐出作
用が行われなくなり、リア側作動室60だけで冷媒ガス
の吸入、圧縮、吐出作用が行われる。この第1作動室5
0が冷媒ガスの吸入、吐出作用を行わな(なるビストン
ストロークdは最大ビストンストロークをL1吸入圧力
P s (kg/ci −a bS)、吐出圧力Pd 
(kg/c+a・a b s) 、冷媒ガスの断熱指数
k、ピストン半径R1円周率πとすれば Ps iπR’L)’=Pd −(πR”(L−d))
’より により表され、この際の容1bは となる。
ここでPs=3kg/cJ・abs、Pb=16kg/
c11Y−abs、に=1.14とすると、d=0.7
7L b=38.5(%) となる。
なお、このビストンストロークはスプール30の移動量
に殆ど比例するものであり、第1図中スプール30が図
中右方向へ行ききった状態をO1図中左方向へ行ききっ
た状態を2とすれば第7図のようにスプールの移動量と
圧縮機容量の関係を見ることができる(Loc/り。
さて、第7図中実線部aが本発明による圧縮機の容量変
化特性であるが、スプール30の移動量1− e区間に
おいては、容量は実線aの如く変化し、図中細線fのよ
うにスプール移動量に対し、圧縮機容量がリニアに変化
するものに対し勾配が急なため制御性が劣るが、スプー
ル変位lie〜0区間においては容量は図中実線a2の
如く変化し、勾配は細線fよりも緩やかとなり、特に低
容量時での制御性に優れるものである。
このようにして、本例の圧縮機では、吸入側圧力が高い
時には信号圧通路98を高圧導入通路96と連通させて
制御圧室200内の圧力を増大させ、それにより圧縮機
の吐出容量を最大容量まで高める。
その結果、圧縮機の吐出容量が要求される容量以上のも
のとなれば、そのことはひいては冷房負荷が相対的に小
さくなることとなり、その結果として、吸入側圧力が低
下する。そして、吸入側圧力が低下すれば、低圧導入通
路97を介して吸入圧室416に導入される圧力が低く
なり、ダイヤフラム412は低スプリング417の付勢
力により第3図中左方向に変位する。このダイヤフラム
412の変位は連結部413を介して、制御弁体403
に伝達され、制御弁体403は第2弁座面405より離
脱する。そのため信号圧通路98が低圧導入通路97と
導通ずることになり、結果として制御圧室200内の圧
力が低圧導入通路97側に逃げることになる。このよう
にして、制御圧室内に導入される圧力が減少すれば、そ
れに応じてスプール30も変位する。
上述したように、スプールの変位に応じて圧縮機容量は
制御されるため、吸入側圧力が低くなった状態では圧縮
機の吐出容量が減少して、その結果として冷凍サイクル
の負荷に応じた吐出容量となる。以上の作動を繰り返す
ことにより、本例の圧縮機では吸入側圧力が常に一定と
なるように圧縮機の吐出容量が制御されることになる。
しかしながら、本例の圧縮機では、吸入圧力を一定とす
るような制御のみでなく、圧縮機に要求される能力に応
じて更に吸入圧力を積極的に変化させるような制御も行
うことができる。前述の説明では、付勢スプリング41
7の付勢力を一定としていたが、ホイル420の励磁力
を調節することにより、付勢スプリング417の付勢力
を可変制御することができる。たとえば、冷凍サイクル
の蒸発器に流入される空気の流量が増大した場合や、蒸
発器に吸入される空気の温度が上昇したような場合には
、その負荷変動は吸入圧の変化として吸入圧室416内
圧力を変化させることになるが、更にそれのみでなく、
エバポレータ吹出口温度センサ502からの信号に応じ
て制御回路500の出力も変化させることになる。
制御回路500からの信号に応じてコイル420が励磁
すればスプール415は第3図中右方向に変位すること
になる。このことは、付勢スプリング417の付勢力を
弱めることとなり、結果として制御弁体403を均衡さ
せる吸入圧室416内圧力を低くすることになる。付勢
スプリング417の付勢力が相対的に弱くなった状態で
、吸入側圧力に基づいて圧縮機の吐出容量が可変制御さ
れれば、均衡する位置における吸入側圧力は低くなるこ
とになる。
ここで、圧縮機の吸入側圧力は冷凍サイクルにおける蒸
発器の蒸発圧力とほぼ一敗するため、吸入側圧力が低下
することは蒸発器における冷媒の蒸発温度を下げること
になる。そのため、均衡する吸入圧力が低下することに
より、結果として、蒸発器の吹出空気温度を下げること
ができる。
このように、本例の圧縮機では吸入圧力の変化にともな
う圧縮機容量の自己調節機能と、コイル420の励磁力
により調節される付勢スプリング417の付勢力変化と
があいまって、蒸発器の吹出空気温度を制御しうろこと
になる。第8図は制御回路500における制御状態の一
例を示すフローチャートである。この第8図図示例では
、ステップ520においてエンジンの加速状態を判別す
る。この加速状態はアクセルセンサ501からの信号に
よるもので、エンジンが2.加速時では圧縮機の容量を
増大する方向に動かす制御は行わない。
すなわち、ステップ521及び522により加速終了時
まで出力Oを維持する。
ステップ520にてエンジンの加速状態でないことを検
知すれば、ステップ523にて室内温度偏差e7を搬出
する。この温度偏差e、は室内温度設定値T5゜、と蒸
発器吹出口温度T、との差である。次にステツプ524
にて吹出口温度設定値を計算する。この吹出口温度設定
値T、、。、は吹出口温度設定値T a i a tに
上述の室内温度偏差e7を加えたものである。更に、ス
テップ525にて吹出口温度偏差を計算する。この吹出
口温度偏差e7.は吹出口温度設定値T a i−と蒸
発器吹出口温度T、をひいたものである。このようにエ
バポレータ吹出口温度センサ502からの実際の温度T
と室内温度センサ503から検出される室内温度Tおよ
び設定温度との差異より100偏差を計算し、ステップ
526にて出力を決定する。
すなわち、本例では各センサ502,503からの信号
に基づき、蒸発器の吹出口空気温度を制御するよう出力
電圧を制御回路500から出力することになる。
なお、上述の例は本発明の望ましい一例を示したもので
あるが、本発明は上記例以外に一部の対応がある。
上述の例では制御弁体403により低圧導入通路97と
信号圧通路9日との間の導通および高圧導入通路96と
信号圧通路98との間の導通を制御するようにしていた
が、第9図に示すように信号圧通路98と高圧導入通路
96と絞り99を介して常時連通するようにしてもよい
。制御弁体403が第2図弁座面405と当接離脱する
ことにより、信号圧通路98より導出される圧力を高圧
導入通路96から導入される高圧と低圧導入通路97よ
り導入される低圧との間で調節できることになる。逆に
、第10図に示すように低圧導入通路97と信号圧通路
9日と常時導通するようにしてもよい。この場合、制御
弁体403は第1図弁座面404と当接離脱して高圧導
入通路96の開閉を行うことになる。この場合であって
も、高圧導入通路96を介して導入される高圧と低圧導
入通路97を介して導入される低圧との間で信号圧力が
調節されることになる。
また、第3図図示例ではスプール415がその端面でヨ
ーク422および円筒状部材421と当接するようにし
ていたが、第11図に示すようにスプール415をコイ
ル420の内面に嵌入するようにしてもよい、この第1
1図図示例ではスプール415が変位してもスプール4
15とヨーク422との間に発生する磁力は大幅に変化
することがない。従って、この第11図図示例ではコイ
ル420に供給される電流の変化に応じて、スプール4
15を確実に変位させることができる。
第12図はこの第11図図示制御弁400を用いた圧縮
機の他の例を示すものである。この第12図図示圧縮機
も第10図図示圧縮機と同様斜板10の傾斜角を変化さ
せるとともに、その中心点位置を変位させるものである
。ただこの第12図図示圧縮機ではシャフト2が斜板1
0を貫通しており、シャフトが両端支持されるようにな
っている。そして、第12図図示例では制御弁400の
ハウジング401には信号圧通路9日と低圧導入通路9
7のみ形成する構造となっている。この第12図図示例
では高圧導入通路96および絞り99は制御弁ハウジン
グ401ではなく、リアハウジング13に形成するよう
にしである。
これは結果として、第9図図示例と同様の作動をするも
のであり、本発明においては、制御弁400にとって高
圧導入通路96は必要であるが、その通路96は必ずし
も制御弁ハウジング401に形成する必要はない。
更に上述の例ではコイル420の励磁力により付勢スプ
リング417の付勢力を残少させるようにしていたが、
第13図に示すようにコイル420の付勢力の方向と付
勢スプリング417の付勢力の方向とを一致させるよう
にしてもよい。この第13図図示例では付勢スプリング
の一端をスプール415に係合させるとともに、付勢ス
プリング417の他端はバネ受け440に保持させる。
このバネ受け440はソレノイドハウジング414中に
摺動自在に保持され、コイル420の励磁力により変位
可能としている。従って、コイル420が励磁すれは、
バネ受け440は第1図図示圧縮に移動し、その結果と
して付勢スプリング417の設定圧力を高めることにな
る。
第14図はこの第13図図示例と上述の他の例との関係
を示したものである。第14図中実線Aは第1図図示圧
縮例におけるものであり、破線Bは他の例におけるもの
である。また、鎖線Cはコイル420を設けない状態で
の付勢スプリング417設定値を示す。
また、上述の実施例ではコイル420の励磁力により付
勢スプリング417の付勢力を可変するようにしたが、
コイル420の励磁力により直接スプール415を駆動
するようにしてもよい。第15図はこの実施例を示すも
ので、スプール415をコイルの中心部に嵌入させ、コ
イル420に印加させる電流の大きさに応じてスプール
415が図中左右方向に変位するようになっている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明圧縮機では、スプールの変位
により圧縮機吐出容量を連続的に可変制御するとともに
、スプールの移動量をilJ御弁にて制御し、かつ制御
弁は圧縮機の吸入側圧力の変動に基づいて信号圧力を出
力する。従って、本発明圧縮機によれば、常に圧縮機の
吸入側圧力が一定となるように圧縮機の吐出容量が制御
され、ひいては冷凍サイクルの蒸発器の蒸発温度を一定
に保ことができる。
更に本発明の圧縮機では、制御弁にソレノイドを負荷し
て、ソレノイドの励磁力により、制御弁体に加わる付勢
力を調整するようにしたため、−定値に保持されるべき
圧縮機吸入側圧力を制御することができる。従って、本
発明圧縮機によれば、上述の吸入側圧力保持機能とあい
まって、蒸発器の蒸発温度を連続的に可変制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明圧縮機の一実施例を示す断面図、第2図
は第1図のff−1141jlに沿う断面図、第3図は
第1図図示制御弁を示す断面図、第4図は第1図図示制
御回路の構成図、第5図は第1図図示圧縮機の作動状態
を示す説明図、第6図は第1図図示圧縮機の変化後の状
態を示す断面図、第7図は第1図図示圧縮機のスプール
変位量と圧縮機容量との関係を示す説明図、第8図は第
1図図示制御回路の制御状態を示すフローチャート、第
9図乃至第11図は本発明圧縮機に用いる制御弁の他の
例を示す断面図、第12図は本発明圧縮機の他の例を示
す断面図、第13図は本発明に用いる制御弁の更に他の
例を示す断面図、第14図は第3図図示制御弁と、第1
図図示制御弁との電流値とスプリング設定値との関係を
示す説明図、第15図は本発明圧縮機に用いる更に他の
制御弁の例を示す断面図である。 ■・・・シャフト 5.6−・・ハウジング、・7・・
・ピストン、10・・・斜板、30・・・スプール、9
6・・・高圧導入通路997・・・低圧導入通路、98
・・・信号圧通路、200・・・制御圧室、400・・
・制御弁、403・・・制御弁体、412・・・ダイヤ
フラム、415・・・スプール、420・・・コイル、
500・・・制御回路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部にシリンダ室を有するシリンダブロックと、 このシリンダブロック内に回転自在に支持されたシャフ
    トと、 このシャフトに揺動可能に連結し、シャフトと一体回転
    する斜板と、 前記シリンダ室内に摺動自在に配設され、前記斜板の揺
    動運動を受けて前記シリンダ室内を往復移動するピスト
    ンと、 このピストンの両側の端部のそれぞれに前記シリンダ室
    内面との間で形成され、流体の吸入、圧縮、吐出を行う
    作動室と、 前記シャフトと同軸上に配設され、前記斜板の中心点位
    置を揺動可能に支持する支持部と、この支持部を前記シ
    ャフトの軸方向に変位させるスプールと、 このスプールのうち前記支持部と反対側の部位に形成さ
    れ、内部の圧力に応じて前記スプールを前記シャフトの
    軸方向に変位させる制御圧室と、この制御圧室に供給さ
    れる信号圧力を制御する制御弁とを備え、 前記制御弁は、前記圧縮機の低圧部位と連通する低圧導
    入通路と、圧縮機の高圧部位と連通する高圧導入通路と
    、前記制御圧室と連通する信号圧通路、前記低圧導入通
    路を介して導入される低圧と、前記高圧導入通路を介し
    て導入される高圧との間で圧力の調整を行う制御弁体と
    、前記圧縮機の低圧側圧力の変位に応じて変動するダイ
    ヤフラムと、このダイヤフラムの変位を前記制御弁体の
    伝達する連結部と、前記ダイヤフラムの前記連結部とは
    反対側の部位に配設され、磁力の変化に応じて前記ダイ
    ヤフラムに加わる付勢力を変化させるソレノイドとを有
    することを特徴とする可変容量式斜板式圧縮機。
  2. (2)前記制御弁は、前記制御圧室に供給される信号圧
    力を圧縮機の吸入側圧力と吐出側圧力との間で切換制御
    し、 前記制御弁が圧縮機の吐出側圧力を前記制御圧室に導入
    した時には、前記制御圧室内圧力に基づき前記スプール
    が前記支持部を前記斜板の傾斜角が増大する方向に変位
    させ、 前記制御弁が圧縮機の吸入側圧力を前記制御圧室に導入
    した時には前記ピストンの圧縮反力により前記支持部お
    よび前記スプールが前記斜板の傾斜角より小さくなる方
    向に変位し、 かつ前記作動室のうち前記ピストンの一端面側に形成さ
    れた作動室においては、前記斜板の傾斜角変位にかかわ
    らず、前記ピストンを流体の吸入、圧縮、吐出を行う所
    定位置まで前進可能にし、前記作動室のうち前記ピスト
    ンの他面側に形成された作動室においては、前記斜板の
    傾斜角に応じて作動室にデッドスペースが生じるように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の可変容量式斜
    板型圧縮機。
  3. (3)前記制御弁は、前記ダイヤフラムのうち前記ソレ
    ノイド配設側に付勢スプリングを有し、この付勢により
    前記ダイヤフラムを前記連結部側に押圧するよう構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の可変容量式斜板型圧
    縮機。
  4. (4)前記制御弁体は、ボール弁であり、前記低圧導入
    通路と前記信号圧通路との間の開閉および前記高圧導入
    通路と前記信号圧通路との間の開閉を行うものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の可変容量式斜板型圧縮機
  5. (5)前記制御弁は前記制御弁体のうち前記連結部と反
    対側の部位に保持部材を有し、更にこの保持部材の背面
    に保持スプリングを有し、この保持スプリングの付勢力
    により前記保持部材は常に前記制御弁体と当接し、前記
    制御弁体の保持を行うことを特徴とする請求項4記載の
    可変容量式斜板型圧縮機。
  6. (6)前記制御弁は、前記高圧導入通路と前記信号圧通
    路とが絞りを介して連通しており、前記制御弁体は前記
    低圧導入通路と前記信号圧通路との間の開閉を行うもの
    であることを特徴とする請求項1記載の可変容量式斜板
    型圧縮機。
  7. (7)前記制御弁は、前記低圧導入通路が前記信号圧通
    路と常時連通しており、前記制御弁体が前記高圧導入通
    路と前記信号圧通路との間の開閉を行うものであること
    を特徴とする請求項1記載の可変容量式斜板型圧縮機。
  8. (8)前記ソレノイドは、その励磁時に前記付勢スプリ
    ングと同方向の付勢力を前記ダイヤフラムに加えるもの
    であることを特徴とする請求項3記載の可変容量式斜板
    型圧縮機。
  9. (9)前記ソレノイドは、その励磁時に前記付勢スプリ
    ングの付勢方向とは逆方向の付勢力を前記ダイヤフラム
    に与えるものであることを特徴とする請求項3記載の可
    変容量式斜板型圧縮機。
  10. (10)前記ソレノイドは、その磁力をコントローラー
    からの電気信号に応じて制御するものであることを特徴
    とする請求項1乃至9のいずれか記載の可変容量式斜板
    型圧縮機。
  11. (11)前記コントローラーは冷凍サイクルの負荷を検
    出するセンサからの信号に応じて、前記ソレノイドへの
    電気信号を制御するものであることを特徴とする請求項
    10記載の可変容量式斜板型圧縮機。
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