JPH01190827A - 盛土用の被覆材 - Google Patents

盛土用の被覆材

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JPH01190827A
JPH01190827A JP63284066A JP28406688A JPH01190827A JP H01190827 A JPH01190827 A JP H01190827A JP 63284066 A JP63284066 A JP 63284066A JP 28406688 A JP28406688 A JP 28406688A JP H01190827 A JPH01190827 A JP H01190827A
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soil
frame
pressure
embankment
covering
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アンリ・ビダル
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    • E02D29/00Independent underground or underwater structures; Retaining walls
    • E02D29/02Retaining or protecting walls
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02D29/0266Retaining or protecting walls characterised by constructional features made up of preformed elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D29/00Independent underground or underwater structures; Retaining walls
    • E02D29/02Retaining or protecting walls
    • E02D29/0225Retaining or protecting walls comprising retention means in the backfill
    • E02D29/0241Retaining or protecting walls comprising retention means in the backfill the retention means being reinforced earth elements

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Fencing (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)
  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定した盛土の改良表面被覆材に関する。
盛土に従来用いられてきた被覆材は、補強材ストリップ
、格子状の補強材、アンカー装置や針部材等を用いて盛
土の安定化を図ったとしても、土砂の圧力に耐えるため
には比較的に厚くなければならなかった。被覆材に加え
られる土砂の圧力は、土の中に埋設される安定化要素と
相互作用することによってしばしば著しく減少できるも
のの、厚さ約14−25nのコンクリート・パネル、又
はこれと同等の強度をもったその他のパネルを含む、土
砂拘束用の被覆材を必要とするように通常は非常に大き
いものである。しかし、このようなパネルは高価なので
、−層安価なパネルを用いた新しい形式の装置が要望さ
れている。
′被覆材に対する圧力は均等に分布するのではなく、被
覆材が安定化要素に取付けられる地点に近接する被覆材
の区域に圧力の大部分が及ぼされ、前記地点から一層離
れた場所では圧力が低いことが判明した。従って、実質
的に方形で相互に当接する被覆パネルを土中に埋設され
た安定化要素の列の端部に取付ける形式の装置では、パ
ネルの中心点における圧力は、安定化要素が取付けられ
るパネルの周縁部における圧力よりも相当低い。
この状態は土中で生じるアーチ現象に起因するものと思
われる。環在のところこのような現象は十分解明されて
おらず、その作用モードについては少なくとも三つの理
論がある(カール・ターガジ、ホイリー、「土壌工学理
論」66ページ以降)。
しかし原理的に考えれば、粒子状の土では一地点におけ
る圧縮力は土中の剪断応力によって遠い地点に移行し、
このような圧縮力は生肉でアーチ形の進路に従うものと
して説明することができる。
パネルが安定化要素に取付けられた場合のように、土を
比較的密接したいくつかの地点で強固に拘束したとする
と、土の中で隣接する固定地点から生じる圧縮力、のア
ーチ線は相互に結合されて地中に完全なアーチを形成す
る。これらのアーチは被覆パネルの後ろ側で一層多量の
土を保持しようとし、同時に固定地点から離れた位置、
例えば被覆パネルの中心点における被覆材に対づ゛る圧
力を減少する作用をもっている。
後に一層詳細に説明覆るが、本出願人の計算によれば、
アーチングは2個の強力に保持されたビームの間に支持
されたている堅固なパネルの中央区域に加えられる土の
圧力を減じるものの、このような圧力は強力に保持され
たビーム(梁材)から相当間れた地点でもパネルのいく
つかの部分ではなお強大であることが判った。これとは
対照的に、堅固なパネルに代えて弾性的な膜材を用いた
場合には、強固に保持されているビームに印加される圧
力は増大するが、柔軟な膜材の面に印加される圧力は、
前記ビームに密接した地点では著しく減少する。更に柔
軟な膜材の変形は数ミリメートル台に過ぎず、それは比
較的薄い従来のコンクリート・パネルの変形程度とさほ
ど変わらない。しかし実際には1−2αの変形が予想さ
れる。
本発明は、地中で被覆材を安定化要素に取付ける地点の
付近で土の圧力の大部分を吸収して、その他の地点では
圧力を減じて、被覆材の面が被覆材の平面に関して実質
的に直角方向に弾力的な外向きの運動を行い得るような
被覆材を形成する概念に基づいている。このJ:うにす
ると広い区域で圧力を減少することが可能な被覆材装置
を形成することが可能になり、被覆材を一層薄く、従っ
て一層安価に得ることができ、従って被覆材装置全体の
製造コストを節減し得ることになる。
従って本発明によれば、土に対して堅固に保持されるよ
うになっていて土の圧力を受番プる受圧部分、及び被覆
材に隣接して被覆材の後ろ側に位置する土を被覆材の平
面に関して実質的に直角方向に弾力的に運動させる可動
部分を含有し、もって堅固に保持されている受圧部分間
にアーチ力を発生することによって受圧部分、及び可動
部分に印加される土の圧力を減少し得る盛土用の被覆材
が与えられる。
本発明の今一つの特徴によれば、土に対して堅固に保持
されるようになっていて土の圧力を受【プる受圧部分、
及び被覆材に隣接して被覆材の後ろ側に位置する土を被
覆材の平面に関して実質的に直角方向に弾力的に運動さ
せる可動部分を含有し、もって堅固に保持されている受
圧部分間にアーチ力を発生することによって受圧部分、
及び可動部分に印加される土の圧力を減少し得るように
なる被覆材を含む盛土構造体が与えられる。
本発明の更に今一つの特徴によれば、被覆材の土の圧力
を受ける受圧部分が土に関して堅固に保持される盛土構
造体の建設方法にして、被覆材は被覆材に隣接して後ろ
側に位置する土を被覆材の平面に関して実質的に直角方
向に弾力的に運動させる可動部分を含み、もって堅固に
保持されている受圧部分と前記可動部分間にアーチ力を
発生することによって前記受圧部分と前記可動部分にに
印加される土の圧力を減少し得るようになる盛土構造体
の建設方法が与えられる。
土の運動を可能にする表面要素は同要素全体が運動し得
るように弾力的に取付けられる比較的堅固な要素でもよ
く、又は要素の一部分のみが運動し得るような膜材や圧
縮可能なパッドに見られる変形可能な要素でもよい。こ
れらの諸要素に印加される土の圧力を減少することは、
もしこれらの諸要素が土の運動を生じさせないように設
けられていた場合にそのような諸要素に加えられる土の
圧力と相関関係がある。
被覆材の堅固に保持された部分は原理的には適当な装置
であればどのような装置によってでも適正位置に保持し
得る。従って被覆材は、例えば被覆材の堅固に保持され
る部分がその重量と剛性によって土に接して堅固に保持
され、従ってアーチ現象によって土の圧力を伝達する一
方、中間の薄い部分は土に対して運動することができる
重力形の壁として形成することもできる。しかし本発明
は主として安定化された盛土構造体、づなわち盛土に安
定化要素を埋設することにより被覆材を結合することが
できる規則的な一連の結合地点を提供する盛土構造体に
関する。従って本明細書では主としてそのような安定化
装置について説明する。
従って一般的には被覆材の強固に保持される部分は、盛
土に埋設された安定化要素に結合するための取付は装置
を有する。
被覆材が取付けられる安定化要素は、英国特許箱1,5
63,317号、同第1,324,686号に記載され
ている補強ストリップや、地中に層状に埋設される格子
状の部材、その他の要素であって、例えば上記両英国特
許に記載の上補強技術を用いて設置する要素を具えるこ
とができる。その他の安定化要素は、盛土構造体の後ろ
側で土に埋設したアンカーや[デツトマンJ (dea
dmen)に連結されるタイロッドを有するとともに、
土(岩盤を含む)内に打込まれる土石用の打部材を有す
る。
安定化要素は細長い亜鉛めっきを施した鋼鉄のストリッ
プ(例えば厚さ511II111幅4cmjlI11の
新面長方形のストリップ)で、その広い方の表面を地中
で水平にして配置ターるようにすることが望ましい。
場合によっては各補強ストリップには被覆材から離れた
方の端部にアンカー、例えば垂直プレートを設ける。こ
のようにするとストリップを地中に固定しやすくなり、
被覆材に近接する領域内の土は、土の粒子とストリップ
自体との間に生じる摩擦力によってなお一層安定化され
る。ストリップにはその上面と下面に横方向の隆起を施
し、ストリップと土の相互摩擦作用を助長するようにす
ることも可能である。安定化要素は場合によっては金属
メツシュやプラスチック網、又はこれらに類似するもの
の形態を具えてもよい。更に、安定化要素は、単一の安
定化要素を被覆材から後方に延長させた上、これを後方
に互いに拡開するように延長する一対の新たな安定化要
素に連結するようなものにすることも可能である。
各安定化要素と被覆材は、安定化要素が埋設されている
安定化された土と、安定化要素が連結されている被覆材
要素との間で相対的に垂直方向の運動が生じるように連
結してもよい。このようにして安定化要素と被覆材を連
結する場合には、例えば連結部分は垂直面内で回転運転
をもたらす水平方向に相互に離隔した一対のジヨイント
を具えることができる。
被覆材が安定化要素に連結される地点に近接した被覆材
の後ろ側のかなりの領域は、土の圧力を直接受けるよう
にしておく方が一般に好ましい。
被覆材を安定化要素に堅固に取付けたことによって土の
運動が拘束されると、所望のアーチ現象が発生し、土の
弾力的な定量の運動が構造体を損うことなく可動な、す
なわち変形可能な表面要素の付近で生じる。被覆材の不
動部分と可動部分の割合は一般に5=1乃至1:2が好
ましく、更に好ましくは2:1乃至1:1である。
被覆材の可動部分に接触する土の前進運動は、被覆材が
安定化要素に堅固に取付けられる地点からの距離に応じ
て、一般に、1−4cttt台、例えば2−31J台で
ある。一般にこのような前進運動の範囲は、可動区域付
近の取付は地点相互間の距離の0,5%乃至2.0%に
なる。
本発明は広範な種類の被覆材装置に応用できるが、それ
らの装置として下記のものを例示しておく。
1 連続した比較的に薄いコンクリート製の被覆材であ
って、地中に埋設された一連の安定化要素に取付ける取
付は地点を有し、気泡ゴムや膨張ポリスチレンのJ:う
な弾性材料から成るパラドが前述の取付は地点相互間の
領域に置かれる形式の被覆材。例えば補強コンクリート
から形成したこのような連続的な壁は盛土構造体が殆ど
沈下しないと予想される場合、又は低い壁として使用す
るときに有用である。弾力的なパッドで覆われる被覆材
の領域の断面は、取付は地点の付近の領域の断面よりも
かなり薄くすることができるので、被覆材の総コストを
節減し得る。
2 例えば補強コンクリートの比較的薄いパネルから形
成した、相互に連結される被覆材ユニツ1〜であって、
被覆材の平面内で弾力性が得られるように通常は弾力的
な当接拐料によって相互に十分離隔している被覆材ユニ
ットにして、中央区域に取付けられ柔軟な材料から成る
後部パネルを有し、他方安定化要素が取付けられる取付
は装置を担持する外側区域は土に直接接触す゛るように
なっている被覆材ユニット。この場合も柔軟な材料で覆
われている区域は薄くてよいので、コストの減少につな
がる。
3 安定化要素の端部に固定され、例えば補強コンクリ
ートから成り相互に連結される枠装置であって、被覆材
の残余の区域は被覆材の平面に関して実質的に直角方向
に運動し得るとともに枠に弾力的に取付けられていて、
枠は相互に十分離隔していて被覆材の平面内で枠に柔軟
性が付与されるようになっている枠装置。
4 安定化要素の端部に取付りられるビーム(梁材)装
置(又はビームの端部と端部を連結して複数本の列とし
て形成されるビーム)であって、このようなビーム相互
間に存する被覆材の実質的に線状の区域が、被覆材の平
面に関して実質的に直角方向に運動し得るようになって
いるビーム装置。このようなビームは連続体として、又
はユニットとして形成することができる。
ビームは垂直に配置してもよいし、水平に配置してもよ
く、その他適当な様々な角度で配置することもできる。
5 安定化要素の端部に堅固に固定される被覆材の区域
を含有する被覆材装置であって、被覆材のすべでの側部
が被覆材の可動領域によって分離されていて、同可動領
域は被覆材の平面に関して実質的に直角方向に運動し得
るようになっている被覆材装置。
、 盛土体内で最良のアーチ効果が得られるように、取
付は装置によって堅固に安定化要素に固定される被覆材
の後面の区域を、被覆材に接して土の中で発生するアー
チ力の方向に関して実質的に直角に配置するのが有利で
ある。従ってこれらの被覆材の面の角度は被覆材の平面
に関して好ましくは30°乃至60°であり、更に好ま
しくは4cm6乃至50°である。従って補強要素の列
の端部に固定されるビームの場合には、ビームの両側で
後方に拡散されるアーチ力の発生を助長するために、ビ
ームの断面は好ましくは実質的に三角形である(安定化
要素はこの三角形の頂点で取付けられている)。このよ
うなアーチ力は隣接のビームから生じるアーチ力と結合
して完全なアーチが形成される。もしビームが相互に平
行していれば、土の中のアーチは基本的に線状のアーチ
となり、このようなアーチはビームの後ろ側の土を保持
する作用を行う。もしビームが枠装置の一部分を形成づ
るとした場合には、側部枠部拐からのアーチ、及び上部
と下部の枠部材からのアーチが結合して実質的にドーム
形のアーチを形成する。
各安定化要素に取付けられて堅固に保持される被覆材要
素は可動区域によって完全に分離されている。これらの
被覆材要素は望ましくは傾斜後面を有し、この傾斜後面
は隣接する堅固に支持された各被覆材要素に向【プてア
ーチを発生する。安定化要素を集合体として用いる場合
には、安定化要素の端部が本質的に長方形のパターンを
形成する。従って被覆材要素は4個のそのように傾斜し
た後面を具えるようになり、本質的に4個の側部をもっ
たピラミッドの形態をとることになる。そしてこのピラ
ミッドのIn点を経て安定化要素に連結される。
傾斜後面ど土の間で相互摩擦作用を高めることによって
、必要とする圧縮アーチ力を最も望ましく伝達できるよ
うにするために、傾斜後面には溝を設けたり、その他の
i!紺状の模様を施したりすることが望まれる。
本発明は先の第3項で述べた枠装置の場合に特に有用で
ある。このにうな枠装置について以下に説明する。
枠は、盛土構造体に実際に見られる運動を十分許容でき
るように、被覆材の平面内で運動できるようなものでな
ければならない。一般に各枠が行う被覆材の平面内での
いずれの方向に向(ブての運動、特に垂直方向の運動は
、その方向に沿った枠の長さの好ましくは少なくとも0
25%、更に好ましくは少なくとも0.5%、そして最
も好ましくは少なくとも1.0%である。一般に各粋の
運動は、その運動方向に沿った枠の長さの3%以下、更
に好ましくは2%以下である。
例えば装置の構築中に、埋戻し部分を此較的校く締固め
たことににす、締固め後に埋戻し部分が実質的に垂直方
向に運動するような場合、又は盛土構造体の高さが比較
的高い場合には、枠相互間に大きい垂直方向の間隔を与
えなければならない。
被覆材に沿った諸地点で、埋戻し部分が種々の垂直運動
を行い骨るにうにするために、枠は横方向の運動もする
ようになっていなければならず、そのために枠は被覆材
の平面内で若干傾斜し得るようになっていなければなら
ない。
枠構造の好ましい形態では、多角形の枠の角は、角と角
が相対運動を行い得るように、固定装置を介して係合す
るようになっている。従って、例えばこの固定装置は垂
直方向に隣接する枠の対向する角に設けられた孔やスロ
ットと協働し得るように形成されたピンやラグを含むこ
とができ、被覆材の平面内で枠が所望の運動を確実に行
いt7るように、適当な弾性的な当接装置が設りられる
。このJ:うな固定装置は例えば各々がシャンクとヘッ
ドを備えた釘状部材でよい。シャンクは上述の弾力的な
固定当接装置を具え、当接装置は枠の角の面に係合して
被覆材の面内での所要の運動をもたらす。ヘッドは多角
形の各被覆枠に係合して枠が被覆材の面に関して直角な
前進運動を行い得ないようにしている。
従って例えば枠の角に枠の面に関して直角に延びるチャ
ンネルを設り、このチャンネルを弾力的な固定装置と協
働させるようにしてもよい。
被覆枠が長方形の場合には、被覆材は丁度チェス盤面の
線のように枠の四隅でのみ当接する枠を含有する。従っ
て各水平列内の枠は枠1個分の幅だ()横方向に離隔し
ていて、垂直方向に隣接する枠は前述の水平列内の枠の
角に連結される。従って各接触点では僅か2個の枠しか
なく、固定装置は2個のL形のチャンネルの間に配置さ
れる弾力的な装置を有する。各ヂレンネルは台枠によっ
て提供される。弾力的な当接装置は、多角形粋の柔軟性
を高めるとともに枠が相対的に運動しやすくなるように
、好ましくは外側に溝を具えたゴム材料によって与えら
れる。枠の角には例えば上述のピンやラグのにうな取付
は装置を設りるのが望ましい。そのようにすると取付は
装置が垂直方向に隣接する枠の角と協働して枠に横方向
の限定運動を与えるとともに、構造体を建造する間に枠
が適正位置に配置されるようになる。各ラグは、例えば
コンクリート補強バーのような被覆枠本体内に収容され
た部材から延出する突出端部の形態をとり得る。
好ましくは釘状の固定装置はこれを安定化要素の端部に
取付けるために、例えばシャンクの延長部分の適当な位
置に形成された貫通孔のような取付は装置を有する。し
かし、枠は枠から後方に突出して安定化要素にボルトで
連結するための孔を有するラグによって枠を直接安定化
要素に取付けることもできる。このようなラグは、枠の
角に存する金属製の当接面を単に延長するだけで容易に
得られる。
枠は必要とする多角形の各辺を有する均一な要素(側部
部材)から形成するのが望ましい。このようにすると製
造が単純化され、輸送も便利になる利点が得られる。枠
には通常各々形成した後に、例えば一定形状の金属ブラ
ケットにボルト締めする等して組立てられる。金属ブラ
ケットは、好ましい缶施例では固定部材の柔軟な当接面
に当接する型取りされた面、例えばチャンネルとしても
作用する。場合によっては枠を側部部材から離れた位置
で組立てることもできるが、その場合には8枠を建造す
る間に、台枠の対角線上で対向する角と角の間で延びる
バーを用いて、8枠を一時的に強化J゛ることが望まれ
る。
多角形の枠は他の実施例ではそれらの角に対角当接面が
設けられ、これらの対角当接面の間には枠を組立てると
ぎに弾力的な当接装置が置かれる。この場合、対角当接
面は枠の個別の側部部材から突出するボルトと協働でき
るように、枠の組立体内で固定部材としても作用する金
属プレートであってもよい。一方のプレート、又は両方
のプレートには安定化要素に取付(プるための取付装置
、例えば一端をプレートにボルトで固定し、他端を安定
化要素の実質的に゛水平な端部にボルトで固定する形態
の短いリンク機構を便宜設けることもできる。このよう
な実施例では8対の当接面に台枠の孔と協働するピンを
設(プ、これによって被覆枠の面に関して直角な枠の相
対的運動を阻止することができる。しかしこのような構
成は、例えば両方のプレートを安定化要素に固定したり
、両方のプレートを相互に連結したりする場合には、不
可欠の要件にはならない。
枠構造体を建設する間に、枠が前方に傾倒しないように
する装置を設けることが望まれる。これは枠の裏側の十
分奥の部分の角から金属プレートを延出させ、当接し合
った2個のプレートをボルトで連結し、連結部分でプレ
ートが相互に分離しないようにすることによって簡単に
形成できる。
場合ににっでは、連結部分が分離しないようにすると同
時に枠の垂直運動を阻止しないようにするために、延長
した金属プレートに強力で実質的に矩形の剛性のリング
部材を嵌装してもよい。弾力的な当接装置が圧縮される
ことによってL側の枠が回転しないようにするために、
後で取外すことが可能なボルトを用いてそのような金属
プレートの水平な前面を相互に離隔する装置を設けるこ
とも望まれる。金属プレートの前面に適宜形成した部分
に錠止され、下側の枠と上側の枠に係合するように垂直
に延長する細長い部材を用いても上側−23= の枠の回転を阻止することができる。
被覆枠の側部部材は十分な力と安定性が得られるように
枠の面に関して直角な方向に十分な厚みを具えている。
例えばコンクリート枠の場合の側部部材の厚みは100
−200咽、例えば1304111+、長さハ1000
−2000m、例えば135Qg、及び幅は20073
(10111511例えば24cm#である。
このような枠構造体の弾力的な可動部分は、1.5メー
トルの枠の場合に枠の中心で少なくとも土が1乃至2 
cm運動できるように枠の周縁に取イ」けられたプラス
チックや金属の網のような、土の圧力に十分耐え得る柔
軟で可撓性のある材料によって形成される。場合によっ
ては比較的に堅固な板やパネルを、被覆材に関して直角
方向に相対運動を行い得るように枠に取付けることもで
きる。
必要であればカバーと枠の中間に柔軟な当接部材を配置
してカバーと枠を堅固に連結しながらも土の上述の運動
を可能ならしめるようにづることもできる。このような
柔軟な当接部材は、例えば圧縮可能な円筒や金属製のU
字形材料のように、前進運動をもたらし得るものならゴ
ムやばね材から形成することができる。場合によっては
、カバーと枠間の連結部分を変形自在にすることによっ
て所望の弾性運動を得ることもできる。この場合連結部
分は金属製の格子要素のような比較的に薄形の金属棒か
ら成る弾力的な側方突出部を有し、この突出部は枠の後
ろ側に設けられたスロットにぴったりと嵌まり込/υで
土の圧力の作用を受けて変形し、もってカバーが枠の中
で移動し得ることになる。可動部分は枠の土に面してい
る側部に適宜取付けられるが、勿論枠の内側に取付けて
もよいし、場合によっては枠の前側にさえも取(1りる
ことができる。この可動要素(部分)は個々の枠の自由
な運動に干渉する程にどの地点でも相互に極端に密接し
て配置してはならない。
一般に可動部分は垂直方向に1−3cm、例えば2 c
tn %すなわち、枠の各側部の長さの約0.5%乃至
2.0%の範囲で自由に運動できるものでなければなら
ない。
被覆材は垂直であって平面で見た場合に一般に平坦か、
場合によっては彎曲したり傾斜した形態を呈する。いず
れの場合にしろ種々の被覆材素材には適当な形状が与え
られる。ある実施例では枠m造の被覆材は例えば垂線に
関して約30’傾斜していて隣接する枠と枠の連結部分
は一般に水平に位置する。このような1lIi造では枠
の後ろ側で埋戻しを行う前に枠が後方に傾倒する傾向が
多分にある。この傾向を阻止するために、先に述べたよ
うに枠の裏側で行うボルト連結に加えて、枠の前側の隣
接する枠の列のブラケットをボルトで連結する。このよ
うな構造によれば安定化要素も一般に水平に延長する。
本明細書では、枠構造用の安定化要素を、枠と枠が連結
される地点で被覆材に連結するものとして主として説明
している。しかしそのようにする代わりに安定化要素を
上記連結地点から離れた地点で枠の側部部材に固定する
こともできる。例えば四角い被覆枠の場合には、被覆枠
はその各側部部材の長さの月とどの地点に各安定化要、
素を具疼るように合計2個の安定化要素を有する。従っ
て枠は枠から延在する合計8個の安定化要素を具えるこ
とになる。安定化要素は補強コンクリ−]−製の側部部
材から突出するように側部部材に鋳込まれたプレートに
固定しでもよい。
同様に枠構造の堅固に固定される部分が実質的に直線状
に連結されるビーム(梁)を有する場合は、安定化要素
の取付【プ地点はビームの端部、又は端部に近接した地
点、或はビームの中央地点である。
正方形の被覆枠、又は三角形の被覆枠の代わりに、例え
ば平行四辺形のにうに他の形態の被覆枠も考えられる。
平行四辺形の場合を考えてみると、両斜辺は水平線に関
して60°傾斜し、連結部と連結部間の横方向間隔は枠
の高さに等しい。垂直な側部部材はメツシュカバーを強
固に取付ける前にはカバーが前方に撓み得るように形成
される。
同様に強固に取付けられる固定部材として基本的に直線
状のビームを用いる被覆材構造の場合は、これらの固定
部材を例えば垂直な柱の列として直線状に配列してもよ
いし、ジグザクに、又は非直線状に配列することもでき
る。本発明の被覆枠装置内の弾力的な可動区域の形態を
、便宜上止として枠形の被覆材l!造体として説明した
が、実際にそのJ:うな形態であることが好ましい。堅
固に保持されたビームやプレー1へとともに用いる可動
部分の形状についても同様な配慮が行われることは理解
できよう。
以下に記載の計算は、2′rrL間隔で配置され、コン
クリートや柔軟な膜材から薄い被覆材を支持覆る垂直な
柱を含む土保持壁に関するアープ効果を示すものである
。柱から種々の距離を隔てた位置での薄い中間区域(可
動部分)の変形を、壁の後ろ側の土に20kPaの圧力
が加えられた場合に算定する。±([)のヤング率は5
0.000kPaで、土のポアッソン係数は0.3であ
った。
モデル 1 中間被覆材をコンクリート(ヤング率−E−107に’
Pa’)とした。垂直柱の断面は20cm X 20c
mの正方形。四つの厚さのコンクリート被覆材eを考え
てみた。それ等はoTrL、  0.0125 Trt
、  0.025m。
0.0375 mである。これらの数はEXSである以
下の数値に相当する(この場合Sは隣接り゛る社と柱の
間隔のyに相当づ−る被覆材1個の垂直方向の長さの表
面領域を示づ):OkN/d、125;0OOkN77
、250,0OOkN /〆、37s:ooor /m
p、。
第39図は種々のeに関する被覆材の変形値を示し、第
4cm図は土がコンクリート被覆材に印加する圧力を示
し、この場合第39図に示すコンクリート被覆材の変形
が計算に入れられている。コンクリート被覆材の曲げ剛
性によって、後に見るように柔軟な膜材を使用した場合
とは対照的に、柱が発生した応力が柱に近接した土の相
当程度の区域に伝達され−る点が分かった。
モデル 2 この装置ではコンクリート被覆材に代えて、モデル1で
のE X’ S数値に対応させて、直線路l!11t1
m=Kにつぎo hN/lta、 12s、oooiN
/1ttp、、zsOv/ 7 ’、 375kN ’
/ d’の機械インピーダンスをもった柔軟な膜材を用
いた。最初の計算では断面積20 cm×20cmの柱
を用いた。第41図は柱から種々離れた位置での被覆材
の変形度を示しており、第42図は膜材に印加される土
の圧力の分布状況を示している。柱から0.1m以上離
れた部分では柔軟な被覆材に対して殆ど圧力が印加され
ていないことが分かる。この最初の0.1mというのは
柱自体がもたらした表面であって、この領域で圧力が大
きく増大しているのは柱の直後で圧縮力のアーチが生じ
るからである。これは第39図に示したように柱から0
.4m離れたところでも被覆材にかなりの圧力が加えら
れていたのとは対照的である。
使方、第41図に示す柔軟な被覆材の変形は、本質的に
堅固なコンクリ−1〜製の被覆材を使った場合よりも著
しく大きくはなく、従ってこのような柔軟な膜材を柱と
柱の間で土を保持するために容易に使用し得る。もし柱
の厚さを若干厚くすると、このような変形を一層減少す
ることができる。
以下に本発明のいくつかの好ましい実施例を図面を参照
しながら説明する。
第1図に示す実施例では被覆材パネル(201)は、圧
縮力によるアーチ効果を促進するように作用ずる傾斜端
縁部をもった強化部分(202)を具えている。水平に
規則的に間隔を保って地中に埋設される一連の安定化要
素(203)が強化部分(202)の後ろ側に取付けら
れる。所望の弾力性を付与するために、膨張ポリスチレ
ン(204)がパネルの後面に取イ」()られる。ポリ
スチレンで被覆したパネルの部分はそれだけ鋼鉄を少な
くすることができるので、従来の被覆材の対応する部分
に比較して著しく薄くてよい。強化部分(202)は独
立した安定要素に各取イ」けられ4個の辺を具えたピラ
ミッドの形態を具え、又は1個以上の安定化要素に各取
付けられる2個の側部をもった線形ビームの形態をとり
得る。このJ:うなビームは他のビームに連結されて多
角形の枠を形成する。点線は圧縮力によるアーチの線を
略示づるものである。
第2図に示す実施例では、土を保持づ−る強化部分(2
02)は実質的に4辺から成るピラミッド体(205)
で、ピラミッド体は土中に埋設した安定化要素(203
)に固定される。十字形の薄いコンクリート・パネル(
206)がピラミッド体(205)に連結され、パネル
(206)はその傾斜角部(208)とピラミッド形の
強化部分の斜面(6)が弾力的に係合するので、前進運
動を制限される。弾力的なパッド(図示せず)が傾斜角
部(208)と斜面(208)の間に配置されていて、
パネル(206)がピラミッド体(205)に関して弾
力的に前進できるようになっている。
第3図に水平断面図で示す実施例では、土を保持する垂
直なピラー(209)が地中に埋設された安定化要素(
203)に固定されている。比較的に薄く補強されてい
ないコンクリート・パネル(210)がピラー(209
)間に取付けられていて、パネル(210)が弾力的に
前進運動を行い得るように、ビームの斜面(212)と
パネル(210)の斜面(213)の間に弾力的なパッ
ド(211)が挿入される。垂直なピラー(209)は
壁の高さ一杯に連続していてもよく、又は一連の比較的
短いビームとしてこれを相互に積み重ね、好ましくはビ
ームとビームの間にパッド(211)に類似の柔軟なパ
ッドを挿入する。
同様にパネル(210)もコンクリート製の垂直な連続
した板として形成し、又は短いパネルとして垂直に堆積
し、好ましくはパネルとパネルの間を弾性パッドによっ
て仕切る。点線は圧縮力によるアーチの線を略示するも
のである。
第4図を参照する。盛土体の表面構造体は土砂の埋め戻
しく2)内に埋設された細長い安定化要素(1)、メツ
シュ・カバー(4)で名田われた被覆枠(3)、及び連
結具(5)を含有し、連結具(5)は6枠(3)をその
角で安定化要素に連結した上、枠を第11図に示すよう
に配列して枠相互を弾力的に結合する。第4八図を参照
すると、各被覆枠(3)は好ましくは補強されたコンク
リートから形成された4個の同一の側部部材(6)を有
し、これらの部材の端部は好ましくは鋼鉄から製造した
断面り字形のブラケット(7)で連結される。ブラケッ
ト(7)はコンクリート内に鋳込まれたボルト(8)に
にっで側部部材(6)に固定される。各側部部材(6)
はその後面に相互に離隔する複数個の溝(9)を有し、
合溝(9)はメツシュ・カバー(4)の各要素(10)
を受承する。このような側部部材は、溝(9)を形成す
るために列状の突起を各有し相互に離隔したセパレータ
を単一の箱の中に配置して、箱内にコンクリートを打つ
ことによって量産することができる。同一形状の側部部
材は自動プレスによって一層容易に製造することができ
る。
第5図、第5八図、第6図は連結具(5)を−層詳細に
示す。連結具は鋼鉄製の釘状部材(11)を有し、同部
材は断面が一般に四角形を呈した肉厚のシャンク部(1
2)を具えている。シャンク部(12)の周囲にはゴム
製の当接装置、すなわちスリーブ(13)が延びていて
、スリーブには長手方向に溝(14)が形成されている
。釘状部材(11)の前端にはヘッド(15)が溶接さ
れていて、ヘッドは被覆枠の前面に係合するようになっ
ている。釘状部材の後端には垂直な孔(16)が明けら
れていて、これによって釘状部材を孔(18)を各有す
る1対の垂直方向に離隔するプレート(17)にボルト
で固定することができる。各プレート(17)は更に孔
(19)を有し、この孔を用いてプレートに安定化要素
(1)を取付けたり、第5B図の場合のにうにプレート
に1対の安定化要素を取付けることができる。各り字形
の各ブラケット(7)は被覆枠(3)から後方に延長し
、その水平部分に開孔を有する。ブラケット(7)は側
部部材の各連結部分で開口(20)、及び釘状部材(1
1)に形成された開口(22)を貫通するボルト(21
)によって相互に連結される。ボルト(21)は、ブラ
ケット(7)の後方延出部分の周囲を囲む鋼鉄製の結合
材(23)とともに連結部分で接する2個の被覆枠を一
体に連結し、同時に枠がその面内で相対的に垂直方向に
運動し得るようにする。ゴム・スリーブ(13)はその
ような運動を生じさせる程度に十分弾性があり、溝(1
4)がその弾性を得るために寄与している。
第7図と第8図は各被覆枠に取付けるメツシュ・カバー
(4)の形態をした弾性部分を示す。相互に離隔してい
る溝(9)はメツシュ・カバーの各要素(10)を受承
するようになっている。各要素(10)は十分に柔軟な
ので土の圧力を受けると前方に撓むが、同時に崩壊する
ことなくそのにうな圧力に耐える。周縁メツシュU (
50)が溝(9)に関して直角に各側部部材から外方に
延びていて、土砂による圧力を受けてもメツシュ・カバ
ーの要素(10)が溝から脱落しないようになっている
。周縁メツシュ材(50)は最初は側部部材から離隔し
て配置することによってメツシュ・カバーが前方にいく
らか撓み得るようにしておき、続いて要素(10)が堅
固に固定される。例えば公称直径が1500#llI+
の枠に用いるメツシュ・カバーの場合、周縁メツシュ材
は被覆枠の側部部材から最初は約6m1ll[隔してい
て、メツシュ・カバーの中心部における前方撓み程度は
約70amである。このようなメツシュ材は直径8#の
鋼鉄の部材から成っている。被覆枠の側部部材に形成さ
れた溝(9)は、その長さに沿って2個のメツシュ要素
(10)を収容し得る程に十分に深く形成されている。
なぜなら被覆枠を連続体として構築した場合には、各側
部部材が隣接する二つのメツシュ・カバーに係合するか
らである。
被覆枠用の別の形態の弾性部分を第9図と第10図に示
す。これらのカバーは比較的剛性があって、先に説明し
た実施例のようにカバーが撓むのでは−36= なく、むしろ土砂の圧力を受けると前方に移動するよう
になっている。第9図は比較的に薄い、例えば厚さ60
amの補強コンクリート・パネル(55)を示しており
、同パネルでは補強棒(24)がパネルの縁部で外方に
延出している。これらの安定化要素は先のメツシュ・カ
バーの実施例に類似の周縁要素(51)によって定位置
に保持される。この補強棒(24)を被覆枠に連結する
と、パネル(55)が土壌の圧力を受けると前進するこ
とになる。
第10図は更に今一つの実施例による弾力的に可動な補
強コンクリート・パネル(25)を示す。パネルは第9
図に示ず実施例のように被覆枠の後部に配置されるので
はなく、被覆枠の前部に取付けられている。従って外方
に延びる補強棒(24)の長さは長く、パネルを固定す
るために被覆枠の後部の溝(9)に達する程のものであ
る。
可動部分の形状に種々の変更を加え得ることは十分考え
られる。例えばコンクリート・パネルの一縁部を枠の前
部に置き、その−縁部に平行する他の縁部を枠の後部に
置くことによって被覆材に陰影効果を生じさせることも
可能である。少なくともパネルの下部が枠の後ろ側にあ
る場合には、枠の下側の側部部材が棚を提供し、この棚
に例えばいわゆる植木箱に植物を入れて配置してもJ:
い。
又場合によっては各パネルを、複数個の小型のパネルを
鋼鉄線や棒で相互に連結して形成し、モザイクの効果を
与えることもできる。更に別の形式として各被覆枠(3
)の側部部材の内面に四部を形成し、可動部分にそれら
の凹部に係合するように外方に延出する突起を設け、も
って可動部分が前方に運動できるようにすることも可能
である。可動部分のこのような突起はコンクリートでも
よく、又はパネルの本体から外側に延出する補強棒の延
長部分でもよい。これらの構造では枠は通常可動パネル
を定位置に配置して前もって組立てた上、表面構造体と
して設置される。
第11図を参照して本発明の好ましい盛土体の表面構造
体の建設方法を説明する。同図では被覆枠(3)の列(
26)が定位置に示されている。8枠は同列内の隣接す
る枠から枠の幅に相当する距離だ【ノ離隔している。更
に枠はその直下の列内の相互に離隔する枠(3)の角部
分に設けられた釘状部材(11a)上に載置される。釘
状部材(11)は先に説明したように弾力的な当接面を
有し、締固められた土壌内に埋設される安定化要素(1
)に結合される。
今一つの釘状部材(11b)の列が枠の列(26)の上
側の角に配置され、枠の上向きのV字形ブラケット(1
)上に載置される。続いて次の枠の列(27)を下降し
て定位置に置くことにより、枠の列(26)と列(27
)が連結されて連続した枠組が完成する。当接しあった
枠の列(26)と列(27)の後ろ側で結合材(23)
をボルト(21)で固定づ”ると、各連結部分で枠の角
と角が積極的に連結される。このような連結方法によれ
ば、列(27)内の枠が前方に傾斜しないようにされる
。更にこの連結方法によれば、枠の後部が上昇しないよ
うにされる。加えて枠の前部が釘状部材(11)に取付
(プられた弾力的な当接装置を過度に圧縮しないように
するために、1対のピンチバーを用いて被覆枠の前部で
ブラケット(7)を相互に離れるJ:うに保持すること
もできる。続いて枠の列(26)の適正位置にカバーを
配置する。
もし前もってカバーが組付【プられている被覆枠(3)
を用いる場合には、列(26)内の枠の上側の角が相互
に離隔するように枠の列(21)を配置して生じた列(
26)内の新しい枠に対してのみカバーが必要となる。
次に枠の列(26)に対して釘状部材(11b)のレベ
ルまで締固めた土砂で埋め戻しを行い、釘状部材(Il
b)は締固められた土砂内に配置された一連の新たな安
定化要素に取付けられる。次に釘状部材(11c)を枠
の列(27)上に配置した上、次の上方の枠の列(28
)を定位置まで下降する。枠の列(27)に可動パネル
を被せると列(27)に対して締固めた土壌を埋め戻す
ることができる。このような工程は後続の枠を積み重ね
、積み重ねられた枠の列に関して埋め戻しを行うように
して反復される。
枠の列(28)について−旦埋め戻しが完了すると、列
(27)と列(28)の間で釘状部14(11c)から
延長している安定化要素(1)は、枠の列(27)が前
方に傾斜しないように枠の列(27)に固定されその列
(27)の安定化を図る。この時点で列(26)と列(
27)の間の連結部分の前部に置かれていたピンチバー
は取外してもよい。
第12図に示す構築中の表面構造体は三角形の被覆枠(
30)を有し、3個の枠の角が第13図、又は第14図
に示すように各連結部(31)に集中するように形成し
得る。第13図の構造では、枠の側部部材(32)は1
20°に及ぶ脚部(34)を具えた断面V字型のブラケ
ット(33)にボルトで相互に固定される。
釘状部材(36)のシャンク(35)が断面で四角形の
角筒体を有し、この角筒体上に上方の■字形プレートと
下方の■字形プレートが溶接され、もってシャンクに6
個の外面が?、1られる。各外面に関してゴム製のスペ
ーサ(37)が配置され、同スペーサにブラケット(3
3)の各脚部(34)が当接する。ブラケットは四角形
の枠の実施例と同様に後方に延出する延長部を有し、こ
の延長部を互いに連結して表面構造体の建設中に枠が前
方に傾斜しないようにしてもよい。
第14図の構造では、枠の側部部材相互を連結するため
にV字形ブラケットの代わりに平坦なブレー1〜(38
)を使用している。釘状部材(4cm)のシャンク(3
9)は断面三角形を呈し、シャンクの各面にゴム製のス
ペーサ(41)が与えられる。側部部材の端部はこのよ
うな連結形態に適合1゛るように形成される。
第15図は被覆枠(60)を前述の釘状部材を用いずに
弾力的に連結する実施例を示す。この場合、金枠(60
)の角は対角状のプレート(61)によって固定され、
対角プレートは側部部材から突出するボルト(63)に
よって側部部材(62)に固定される。1対の弾力的な
、例えばゴム製のスペーサ(64)を2個の対角プレー
トの間に配置して弾ノコ的に連結する。
弾力性を向上するために、スペーサには被覆材の面に関
して直角に延びる溝(65)が形成される。
第16図に示す実施例では上側の枠(3C)の下側の角
に鋼鉄のチャンネル部材(42)が取付けられ、チャン
ネル部材は2個の下側枠(3A、 3B、 )の上側の
角に取付けられた細長いラグ(43)と協働する。例え
ばゴムの当接部材やぼね要素のような弾性装置(44)
が角と角の間に配置されて枠の垂直方向の運動を吸収す
る。
第17図に示す実施例では相互に当接する枠(3A。
3C)には当接面(46)を具えた1字形のチャンネル
部材(45)が取付けられる。下側の枠(3^)の当接
面(46)にはビン(47)が設()られ、このピンは
上側の枠の当接面(46)に形成された孔(48)に係
合し、これによって構造体を建設する間に枠が適正位置
に配置されると同時に枠に横方向の運動を幾分か与える
。垂直方向の力を吸収するために当接面(46)間にゴ
ムの当接部材(49)が配置される。
第18図、第19図及び第20図に示す実施例では、枠
の側部部材(6)はその前部よりも後部の方が狭く形成
されていて傾斜後面(6八)が与えられる。
従って傾斜後面は点線で示すように圧縮されたアーチ力
が発生するのを助成する。第20図に示すようにカバー
が設けられる。カバーは補強メツシュ材を内包するよう
に成形されたコンクリートで形成され、カバーの各辺は
コンクリートよりも延■して側部部材の後縁部に設けら
れたスロットに係合する。補強メッシコ材はカバーが約
2 cm前進し得るように形成されている。
第21図、第22図、第23図及び第24図の実施例で
は、枠の角にブラケット(1)が配置される。ブラケッ
ト(7)はボルトで側部部材を相互に連結する作用を行
う。更にブラケットは弾力的な当接部材(152,15
3)を有する。構造体を建造する間に枠を適正位置に保
つとともに枠に幾分かの横方向運動をもたらし得るよう
に丁度鉤部材のように協働づるラグ(154,155)
が設けられる。ブラケット(7)は枠の前方と後方に延
出し、孔(156,157)を有する。孔(156,1
57)は垂直方向に隣接する枠の当接しあったチャンネ
ル部材(6)を連結するボルトに係合する。このような
構成によれば、構造体を組立てる間に上側の枠を支持し
ない場合よりも上側の枠を垂直に支持する効果が得られ
る。ブラケットには更に孔(158)が設りられ、これ
らの孔を利用して例えば地中に埋設されたストリップ材
のような安定化要素にボルトでブラケットを連結するこ
とができる。
第25図に示す実施例では、枠の側部部U(75)にス
ロット(76)が形成されている。針金メック](78
)を内包するように成形されたコンクリートで形成され
たカバー(77)が設けられる。メツシュ(19)の側
部要素がスロット(76)に係合し、側部要素は土の圧
力によってカバーが前進するときには撓むにうになって
いる。
第26図は第18図に示した被覆枠に類似した一対の被
覆枠を示しており、同被覆枠は前側よりも後ろ側が狭く
なっている側部部材(6)を有する。枠相互間の柔軟な
連結部は第21図と第29図に見られるように、台枠に
ボルトで固定された断面り字形のブラケット(80,8
1)から成る。枠の後部で安定化要素に用いられる取付
は装置は同様に断面が1字形の比較的短いブラケット(
83)を有する。ブラケット(83)は下側の断面り字
形ブラケツ1−(80)の後部にボルトで固定されて第
31図に見て逆T字形の後部突出部を形成する。一対の
連結板(84)がブラケット(83)によって形成され
た丁字形クロスバ−の上側と下側にぴったりど当接する
。連結板にはブラケットにボルト連結ができるように適
当= 45− な孔が設けられていて、上側の連結板(84)にはブラ
ケットの垂直部分を収容し得るようにスロット(85)
が形成される。各連結板の後部には孔(86)が形成さ
れ、この孔は安定化要素を連結するためのボルトを受承
する。孔は単一の孔(86)の代わりに一対の安定化要
素を連結するために側方に離隔した一対の孔としてもJ
:い。
第26図乃至第29図に示すように、上側の被覆枠の上
側のブラケット(81)には比較的短い断面り字形のブ
ラケット(87)がボルトで固定される。ブラケット(
81)とブラケット(87)の間にはスペーサ・5プレ
ート(88)が配置される。ブラケット(87)は溶接
等によって下側ブラケット(80)に固定された前部プ
レート(82)に当接するJ:うに前方に延出していて
、上側の枠の前面と前部プレート(82)の間に空間(
130)をもたらず。第27図と第30図に見られるよ
うに、ゴムのような弾力的なブロック(89)が下側ブ
ラケット(80)と上側ブラケット(8月の間に嵌装さ
れて枠相互間に柔軟な連結部を提供する。
この弾力的なブロックは、枠相互間で弾力的な運動をも
たらすために、場合によっては鋼鉄製のC形ばね、又は
これに類似のばねを代用してもJ:い。
従って第26図から第31図に示す実施例では、下側ブ
ラケット(80)の後部は埋め戻し部分内に埋設される
1個、又はそれ以上の安定化要素に連結されることによ
り、下側の枠を正確に配置できる。
他方上側ブラケット(81)に連結された短い前側のブ
ラケット(81)は下側ブラケット(80)の前部プレ
ート(82)に当接するので、上側の枠を正確に配置す
ることができる。このような構造によって枠は安定化要
素に固定されるので枠の前進運動を抑制できるとともに
、弾力的なブロック(89)が被覆材の面内で枠の相対
的な運動をもたらす。
上側の枠と前部プレーh(821間の空間(130)を
設けた目的は第32図、及び第33図を参照して説明す
る。第32図と第33図には、上側の枠列内の枠(91
)が構築中に前方に傾斜しないようにする装置(90)
が示されている。傾斜阻止装置(90)は細長い部材(
92)を含み、部材(92)はその上端と下端に当接板
(93)を有し、両当接板は第33図に示すように柔軟
な連結部の区域内で被覆材の前面に係合するようになっ
て諭る。装置(90)はその両端部からの中間位置にフ
ック部材(94)を具えている。フック部材(94)は
下方に延長する突出部分(95)を有し、突出部分(9
5)は上側枠(91)と、下側ブラケット(80)の前
部プレート(82)との間に与えられた空間(130)
内に進入するようになっている。第33図に示すように
、構造体を建設する間は、装置(90)がフック部材(
94)によって被覆材に固定されるので、装置(90)
があることによって枠(91)の頂部は前進運動を行い
得なくなる。この装置は枠(91)の頂部で安定化要素
を一旦埋設したら取除くことができ、そうすることによ
って枠(91)の頂部を恒久的に固定することができる
第34図に示す構造では枠(96)の側部部材(97)
には各々一対のU字形のラグ(98)が設けられている
。ラグ(98)は側部部Hの通常の補強バーの一部分と
して簡単に形成することができる。隣接する側部部材は
各側部部材の2個のラグを貫通するバー(99)によっ
てともに保持される。第35図に示ずように、2個の枠
(96)はこれらの枠が相対的に運動を行い得るように
、両枠の間に弾ノ〕的なブロック(160)に嵌装して
、枠の角の部分で連結される。枠相互の連結作業は第3
6図に示す釘状部材(100)を用いることによって完
了する。釘状部材(ioo)は枠の側部部材の前面に当
接する前部プレート(101)、及び安定化要素に取付
りるための垂直な孔を具えた拡大後部(103)を有す
る。前部プレー1〜(101)の枠の側部部材の前面に
当接する当接区域は、枠に及ぼされる前方に作用する土
砂の圧力によって生じる応力を十分許容し得る大きざで
なければならない。釘状部材(ioo)のシャンク部(
102)の断面は円形で、シャンク部(102)はこれ
を−旦弾力的なブロック(97)の中央孔(104)に
通ずと前部プレート(101)の孔に螺合される。
場合によっては釘状部材(100)に断面が均一に方形
のシャンク部を与え、弾力的なブロックにこのにうなシ
ャンク部に対応した孔を設【プてシャンク部を周孔に貫
通させてもよい。このような断面方形の釘状部材を用い
る場合には、釘状部材の前端に前部プレートを溶接し、
釘状部材を被覆材の前側から後ろ側に向けてステープル
部材を経て挿通することによって装着することができる
。第34図乃至第36図に示す構造から分かるように、
枠相互間の弾力的な連結部には先に述べた実施例の場合
よりも著しく少量の鋼鉄を用いれば足りる。
第37図と第38図に示す実施例では、金枠は4個の側
部部材(105)から成り、各側部部材の両端には一対
のプレート状の取付はラグ(106)が具えられている
。これらのラグは好ましくは鋼鉄で形成されていて、コ
ンクリート製の側部部材の端部内に一体に鋳込まれてい
る。各ラグはラグを貫通する孔(107)を有し、この
孔にボルト(108)を通して枠の隣接する側部部材(
ios)を相互に連結する。
第38図は上側枠(110)と下側枠(ili)の取付
はラグ(106)が、柔軟な連結部で側部部材の端部と
端部の間に与えられた空間内に弾力的なブロック(10
9)を配置した状態で、どのようにして連結されるかを
示している。指示番号(106a)で示す二対のラグが
上側枠(110)の側部部材をともに連結し、指示番号
(106b)で示す二対のラグが下側枠(iii)の側
部部材をともに連結する。第38図に見られるように、
金枠に関連するラグ(106a)、 (106b)は連
結部分の軸線に関して互いに変位して位置しているので
、ラグ相互は実質的に同軸線上に位置づる。このような
配置によれば、枠は枠相互間の柔軟な連結部から離隔し
た側部部材上の地点で安定化要素に連結される。これに
ついては後に詳述する。
第37図と第38図の実施例では、各側部部材は一対の
取付【プラグ(106)を具えていたが、他の実施例と
して各側部部材に単一のラグを与えてもよい。
この場合は各ラグをU字形に曲げたプレートで形成し、
曲がった部分を側部部材内に鋳込み、2個の端部は相互
に離隔して側部部材から突出する。
そして両プレート間の空間はコンクリートで満たしてブ
ロック形のラグを形成する。
【図面の簡単な説明】
第1図は弾力的なパッド区域を具えた本発明による被覆
材の水平断面図、第2図は本発明の被覆材の斜視図で、
堅固に固定された固定要素が可動パネルによって分割さ
れている状態を示す図面、第3図は本発明の被覆材の水
平断面図で、垂直ど一部が弾力的なカバ一部分によって
分割されている状態を示す図面、第4図は本発明による
盛土の表面構造体の部分斜視図、第4八図は同表面構造
体の被覆枠の斜視図、第5図は1対の被覆枠の角、及び
枠を弾力的に連結する固定部材の展開斜視図、第5八図
は被覆材の面に平行した弾力的連結部分の断面図、第5
B図は被覆材に関して直角に延出する第5A図のVB−
VB線に沿った断面図、第6図は被覆枠の後部における
弾力的な連結部分の斜視図、第7図は格子状のカバーが
取付けられた被覆枠の後部立面図、第8図は被覆材上に
取付けられた格子状のカバーの一部破断斜祝図、第9図
及び第10図は被覆枠用の他の実施例によるカバーの断
面図、第11図は構築中の盛土の表面構造体の斜視図、
第12図は三角形の被覆枠を具えた表面構造体の実施例
を示す斜視図、第13図、第14図は第12図に示す被
覆枠間を連結する他の実施例の断面図、第15図は被覆
材の面に平行して被覆材相互間を弾力的に連結する他の
実施例の断面図、第16図は細長いラグ配置装置を用い
て被覆枠を被覆材の面に平行して連結した弾ツノ的な連
結部分の今一つの実施例を示す断面図、第17図はピン
配置装置を用いた弾力的に連結部分の今一つの実施例を
示す断面図、第18図は前側よりも後ろ側の方が狭くな
っている側部部材から形成した被覆枠の斜視図、第19
図は第18図に示ず枠の連続体を示す図面、第20図は
第18図に示す枠にカバーを弾力的に取付【ノだ状態に
おける水平断面図、第21図は第18図に示す枠ととも
に用いるチャンネル部材の斜視図、第22図は第21図
に示すチャンネル部材を担持する枠の当接しあった角の
部分の断面図、第23図は第21図に示すチャンネル部
材の2個を当接しあった状態で示す図面で、第21図の
へ−A線に沿った断面図、第24図は第21図に示すチ
ャンネル部材の2個を当接しあった状態で示す図面で、
第21図のB−B線に沿った断面図、第25図は本発明
による被覆枠の側部部材にカバーが弾力的に取付けられ
た状態を部分的に示す図面、第26図は図面を明白にす
るためにいくつかの部分を省略した状態で示す今一つの
柔軟な連結部の斜視図、第27図は第26図に示す結合
部分の縦方向垂直断面図、第28図、第29図、及び第
30図は各々第27図のA−A、B−B、及びC−C線
による断面図、第31図は第26図に示す柔軟な連結部
の後ろ側に置かれる安定化要素に用いられる取付は装置
の斜視図、第32図は第26図乃至第31図に示す被覆
枠を建造中に一時的に安定させる装置を示す図面、第3
3図は第32図に示す安定化装置を建造中の状態で示す
図面、第34図は他の形態による柔軟な連結部の斜視図
、第35図は第34図に示す連結部を被覆材の面に平行
して切断した断面図、第36図は第34図、第35図に
示す連結部に用いる釘状部材を示す図面、第37図は更
に他の形態による柔軟な連結部の部分斜視図、及び第3
8図は第37図に示す柔軟な連結部の垂直断面図、及び
第39図乃至第42図は柱と土の圧力の関係を示す図表
である。 1・・・・・・・・・安定化要素 2・・・・・・・・・埋戻し 3.30・・・被覆枠 4・・・・・・・・・可動部分くパネル)6.32・・
・受圧部分(側部部材) 8・・・・・・・・・ボルト 11.100・・・釘状部材 FIG 76゜ 帖 ℃\、 A 手続補正書 平成1年 1月77日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 土に対して堅固に保持されて土の圧力を受ける受圧
    部分、及び被覆材の背後で隣接する土が前記被覆材の平
    面に関して実質的に直角方向に弾力的に運動し得るよう
    にする可動部分を含有し、もって前記受圧部分、及び前
    記可動部分に印加される土の圧力を前記受圧部分間の土
    中でアーチ力を発生することによって減少する盛土用の
    被覆材。 2 地中に埋設した安定化要素に前記受圧部分を取付け
    るために前記受圧部分に取付け装置が設けられる請求項
    1記載の盛土用の被覆材。 3 前記安定化要素は補強ストリップである請求項1、
    又は請求項2記載の盛土用の被覆材。 4 前記安定化要素は格子材である請求項1、又は請求
    項2記載の盛土用の被覆材。 5 前記安定化要素はアンカー部材に固定したタイロツ
    ドである請求項1、又は請求項2記載の盛土用の被覆材
    。 6 前記安定化要素は土用の釘状部材である請求項1、
    又は請求項2記載の盛土用の被覆材。 7 前記安定化要素の端部は前記受圧部分に個別に取付
    けられ、前記受圧部分の全周縁は前記可動部分によって
    分離されている請求項1乃至請求項6中のいずれか1に
    記載の盛土用の被覆材。 8 前記受圧部分はビームを含有し、前記ビームは2個
    、又はそれ以上の前記安定化要素に取付けられ、更に前
    記ビームの両側は前記可動部分によって相互に分離され
    ている請求項1乃至請求項6中のいずれか1に記載の盛
    土用の被覆材。 9 前記受圧部分は前記可動部分を包囲するように相互
    に多角形状に連結して形成された枠である請求項1乃至
    請求項6中のいずれか1に記載の盛土用の被覆材。 10 前記受圧部分は土中の圧縮力によるアーチ作用を
    促進するために前側よりも後ろ側の方が狭くなつている
    請求項1乃至請求項9中のいずれか1に記載の盛土用の
    被覆材。 11 前記可動部分は前記被覆材の平面に関して直角方
    向に土を2−4cm運動させ得るようになっている請求
    項10記載の盛土用の被覆材。 12 土に対して堅固に保持されて土の圧力を受ける受
    圧部分、及び被覆材の背後で隣接する土が前記被覆材の
    平面に関して実質的に直角方向に弾力的に運動し得るよ
    うにする可動部分を含有する被覆材を具え、もつて前記
    受圧部分、及び前記可動部分に印加される土の圧力を前
    記受圧部分間の土中でアーチ力を発生することによって
    減少する安定化した盛土構造体。 13 盛土構造体の建造方法において、土の圧力を受け
    る被覆材の受圧部分を土に対して堅固に敷設し、前記被
    覆材は同被覆材の背後で隣接する土が前記被覆材の平面
    に関して実質的に直角方向に弾力的に運動し得るように
    する可動部分を有し、もつて前記受圧部分、及び前記可
    動部分に印加される土の圧力を前記受圧部分間の土中で
    アーチ力を発生することによって減少する盛土構造体の
    建造方法。 14 安定化した盛土構造体用の土の圧力を受ける被覆
    材装置において、土中に埋設された少なくとも1個の安
    定化要素に取付けられる取付け装置を有する堅固な部材
    を含有するとともに、土の圧力を受ける1個、又は複数
    個の受圧面、及び前記受圧面に対向する被覆面を有し、
    前記受圧面は前記安定化要素に関して90°以上傾斜し
    ている盛土用の被覆材装置。 15 被覆材の平面内で各被覆枠が独自に運動し得るよ
    うに相互に弾力的に連結される多角形の被覆枠集合体を
    含有し、前記被覆枠集合体は同被覆枠集合体が前記被覆
    材の平面に関して直角方向に運動し得ないように盛土に
    連結される取付具を有する盛土用の被覆材。
JP63284066A 1987-11-13 1988-11-11 盛土用の被覆材 Pending JPH01190827A (ja)

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