JPH01190512A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
- Publication number
- JPH01190512A JPH01190512A JP1494188A JP1494188A JPH01190512A JP H01190512 A JPH01190512 A JP H01190512A JP 1494188 A JP1494188 A JP 1494188A JP 1494188 A JP1494188 A JP 1494188A JP H01190512 A JPH01190512 A JP H01190512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knuckle
- split
- support member
- wheel support
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
- B60G3/26—Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/40—Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
- B60G2200/46—Indexing codes relating to the wheels in the suspensions camber angle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は操舵輪を支持するための車両のサスペンション
装置に関するものである。
装置に関するものである。
(従来技術)
操舵輪な支持するサスペンション装置にあっては、サス
ペンションアームによって、上下動自在かつ転舵自在と
し−C車体に支持される小輪支持部材としてのナックル
をイ1し、このナックルに操舵輪が取付けられる。この
ナックルは、さらに、ナックルアームを有して、ナック
ルアームに対して操舵力が入力されることにより操舵輪
が転舵されることになる。
ペンションアームによって、上下動自在かつ転舵自在と
し−C車体に支持される小輪支持部材としてのナックル
をイ1し、このナックルに操舵輪が取付けられる。この
ナックルは、さらに、ナックルアームを有して、ナック
ルアームに対して操舵力が入力されることにより操舵輪
が転舵されることになる。
ところで、車両のサスペンション装置にあっては、操安
性確保および乗心地確保の点から、前後力を受けた際に
は車輪が前後方向に比較的容易に動き得ることが望まれ
、逆に横力を受けた際には車輪が勝手に動かないように
することが望まれる。このようなことは、1i、輪か操
舵輪である場合にも同様に要求される。
性確保および乗心地確保の点から、前後力を受けた際に
は車輪が前後方向に比較的容易に動き得ることが望まれ
、逆に横力を受けた際には車輪が勝手に動かないように
することが望まれる。このようなことは、1i、輪か操
舵輪である場合にも同様に要求される。
L述のような観点から、操舵輪が前後方向には動き易く
、かつ横方向には動きにくくするサスペンション装置と
して、米国特許明細書4.155.566および2,8
82.065のようなものか提案されている。この各米
国特許明細書記載のものは、いずれも、ナックルを上分
割ナックルと上分割ナックルとの2分割構成とすると共
に、このJ−)の分割ナックルを、弾性部材を利用して
、前後方向には軟らか(かつ横方向には硬くなるように
結合しである。
、かつ横方向には動きにくくするサスペンション装置と
して、米国特許明細書4.155.566および2,8
82.065のようなものか提案されている。この各米
国特許明細書記載のものは、いずれも、ナックルを上分
割ナックルと上分割ナックルとの2分割構成とすると共
に、このJ−)の分割ナックルを、弾性部材を利用して
、前後方向には軟らか(かつ横方向には硬くなるように
結合しである。
より具体的には、米国特許明細書4.155゜566に
あっては、上分割ナックルに、スピンドル(操舵輪の取
付部)およびナックルアームな設けると共に、車幅方向
内側に向けて伸びる連結軸を形成して、この連結軸に対
して、上分割ナックルの下端部を回転自在に結合してい
る。そして、上分割ナックルには、−上記上分割ナック
ルの下端部を囲むように支持筒を一体的に形成して、こ
の支持筒と上分割ナックルとの間に弾性部材を介装させ
である。これにより、上分割ナックルは、連結軸を中心
にして、弾性部材の弾性変形の範囲内において容易に揺
動じ得る一方、上分割ナックルは連結軸の軸線に対して
は傾きを生じにくくなっている。換言すれば、−上分割
ナックルの連結軸を中心にした揺動が生じ易いというこ
とは1前後力を受けた際に操舵輪が容易に前後方向に動
き得ることとなり、また上分割ナックルが連結軸に対し
て傾き難いということは、横力を受けた際の操舵輪の横
方向の動きが規制されることになる。
あっては、上分割ナックルに、スピンドル(操舵輪の取
付部)およびナックルアームな設けると共に、車幅方向
内側に向けて伸びる連結軸を形成して、この連結軸に対
して、上分割ナックルの下端部を回転自在に結合してい
る。そして、上分割ナックルには、−上記上分割ナック
ルの下端部を囲むように支持筒を一体的に形成して、こ
の支持筒と上分割ナックルとの間に弾性部材を介装させ
である。これにより、上分割ナックルは、連結軸を中心
にして、弾性部材の弾性変形の範囲内において容易に揺
動じ得る一方、上分割ナックルは連結軸の軸線に対して
は傾きを生じにくくなっている。換言すれば、−上分割
ナックルの連結軸を中心にした揺動が生じ易いというこ
とは1前後力を受けた際に操舵輪が容易に前後方向に動
き得ることとなり、また上分割ナックルが連結軸に対し
て傾き難いということは、横力を受けた際の操舵輪の横
方向の動きが規制されることになる。
また、iif記米国特許明細占2,882,065のも
のも、ナックルが上分割ナックルと上分割ナックルとの
2つの分割構成とされて、上分割ナックルに対してスピ
ンドルおよびナックルアームが設けられる他、車幅方向
内側へ伸びる連結軸を有する。そして、この連結軸に対
して上分割ナックルの下端部を回転自在に結合する一方
、上分割ナックルをこの上分割ナックルを少なくとも前
後方向から囲むような支持部を設けて、この支持部と上
分割ナックルとの間、すなわち上分割ナックルを挟んで
前後にそれぞれ弾性部材を介装させである。
のも、ナックルが上分割ナックルと上分割ナックルとの
2つの分割構成とされて、上分割ナックルに対してスピ
ンドルおよびナックルアームが設けられる他、車幅方向
内側へ伸びる連結軸を有する。そして、この連結軸に対
して上分割ナックルの下端部を回転自在に結合する一方
、上分割ナックルをこの上分割ナックルを少なくとも前
後方向から囲むような支持部を設けて、この支持部と上
分割ナックルとの間、すなわち上分割ナックルを挟んで
前後にそれぞれ弾性部材を介装させである。
これにより、米国特許明細書4,155,566と同じ
ように、上分割ナックルの上分割ナックルに対する揺動
を許容しつつ横方向の相対変化を規制している。
ように、上分割ナックルの上分割ナックルに対する揺動
を許容しつつ横方向の相対変化を規制している。
そして、上記両米国特許明細書のものにおいては、それ
ぞれ、上分割ナックルが上サスペンションアームを介し
て車体に連結され、また上分割ナックルが丁サスペンシ
ョンアームを介して車体に連結されている。
ぞれ、上分割ナックルが上サスペンションアームを介し
て車体に連結され、また上分割ナックルが丁サスペンシ
ョンアームを介して車体に連結されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、前記従来のものでは、サスペンションジ
オメトリ、特にキャンバが変化を生じ易いという問題を
生じ、この点において何等かの対策が望まれることにな
る。このような問題点を詳述すると1次の通りである。
オメトリ、特にキャンバが変化を生じ易いという問題を
生じ、この点において何等かの対策が望まれることにな
る。このような問題点を詳述すると1次の通りである。
先ず、説明の都合、ヒ、上分割ナックルと上サスペンシ
ョンアームとの連結点を上連結点と称し、上分割ナック
ルと下サスペンションアームとの連結点を上連結点と称
する。このような前提の下に、操舵輪に前後力が作用す
ると、操舵輪の取付部(スピンドル)は、上下の連結点
同士を結ぶ仮想キングピン軸に対して、オフセットされ
るように変位する。このような変位は、つまるところ、
上下の連結点の上下間隔が相対的に小さくなるようにな
り(特に上連結点が下がる傾向が強い)。
ョンアームとの連結点を上連結点と称し、上分割ナック
ルと下サスペンションアームとの連結点を上連結点と称
する。このような前提の下に、操舵輪に前後力が作用す
ると、操舵輪の取付部(スピンドル)は、上下の連結点
同士を結ぶ仮想キングピン軸に対して、オフセットされ
るように変位する。このような変位は、つまるところ、
上下の連結点の上下間隔が相対的に小さくなるようにな
り(特に上連結点が下がる傾向が強い)。
この結果キャンバ変化が生じてしまうことになる。
したがって、本発明の目的は、車輪支持部材を2つの分
割構成として、この2つの分割車輪支持部材同士を前後
方向には軟らかくかつ横方向には硬くなるように結合し
たものを前提として、サスペンションジオメトリ特にキ
ャンバが変化するのを極力防止し得るようにした車両の
サスペンション装置を提供することを目的とする。
割構成として、この2つの分割車輪支持部材同士を前後
方向には軟らかくかつ横方向には硬くなるように結合し
たものを前提として、サスペンションジオメトリ特にキ
ャンバが変化するのを極力防止し得るようにした車両の
サスペンション装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明においては、次のような構成としで
ある。すなわち、少なくとも上下一対のサスペンション
アームを介して重体に連結された第1分開用輪支持部材
と、 前記第1分割車輪支持部材に対して前後方向には軟らか
くかつ横方向には硬くなるように結合され、操舵輪の取
付部およびナックルアームな有する第2分割車輪支持部
材と、 を備えた構成としである。
成するため、本発明においては、次のような構成としで
ある。すなわち、少なくとも上下一対のサスペンション
アームを介して重体に連結された第1分開用輪支持部材
と、 前記第1分割車輪支持部材に対して前後方向には軟らか
くかつ横方向には硬くなるように結合され、操舵輪の取
付部およびナックルアームな有する第2分割車輪支持部
材と、 を備えた構成としである。
このように、第1車輪支持部材が、上下一対のサスペン
ションアームによって車体に支持されているため、前述
した上下の連結点の上ド間隔の変化というものは事実上
生ぜず、キャンバ変化を防よすることができる。
ションアームによって車体に支持されているため、前述
した上下の連結点の上ド間隔の変化というものは事実上
生ぜず、キャンバ変化を防よすることができる。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
第1実施例
第1図、第2図において。lはナックルで、これは第1
分割ナックルl Aと第1分割ナックルlBとの2分割
構成とされている。勿論、ナックルlが車輪支持部材と
なるもので、第】分割ナックルが第1分割車輪支持部材
とされ、第2分割ナックルか第2分開用輪支持部材とさ
れる。また、2は上サスペンションアーム、3は下サス
ペンションアームで、該両者2と3とはそれぞれ車幅方
向に伸びるいわゆる■型アームとされている。この上サ
スペンションアーム2.3は、それぞれその車幅方向内
端部が、弾性ブシュ4あるいは5を介して、n11後方
向に伸びる軸線を中心として、車体6に回動自在に連結
されている。
分割ナックルl Aと第1分割ナックルlBとの2分割
構成とされている。勿論、ナックルlが車輪支持部材と
なるもので、第】分割ナックルが第1分割車輪支持部材
とされ、第2分割ナックルか第2分開用輪支持部材とさ
れる。また、2は上サスペンションアーム、3は下サス
ペンションアームで、該両者2と3とはそれぞれ車幅方
向に伸びるいわゆる■型アームとされている。この上サ
スペンションアーム2.3は、それぞれその車幅方向内
端部が、弾性ブシュ4あるいは5を介して、n11後方
向に伸びる軸線を中心として、車体6に回動自在に連結
されている。
第1分割ナックル】Aは上下方向に長く伸びて、上サス
ペンションアーム2の車幅方向外端部が、上連結点とし
てのボールジヨイント7を介して第1分割ナックルI
A−t=端部に連結されると共に、下サスペンションア
ーム3の車幅方向外端部が、下連結点としてのボールジ
ヨイント8を介して第1分割ナックルIAの下端部に連
結されている。このように、第1分割ナックルIAは、
上下一対のサスペンションアーム2と3とによって、大
きな外力に抗して、その動きが所定の軌跡を描くように
位置決めされている。
ペンションアーム2の車幅方向外端部が、上連結点とし
てのボールジヨイント7を介して第1分割ナックルI
A−t=端部に連結されると共に、下サスペンションア
ーム3の車幅方向外端部が、下連結点としてのボールジ
ヨイント8を介して第1分割ナックルIAの下端部に連
結されている。このように、第1分割ナックルIAは、
上下一対のサスペンションアーム2と3とによって、大
きな外力に抗して、その動きが所定の軌跡を描くように
位置決めされている。
一方、第2ナツクルIBは、上下方向の長さが十分短い
ものとされて、第1分割ナックルIAの車幅方向外側に
配設されている。このような上分割ナックルIBには、
車幅方向外方側へ向けて伸びるスピンドル9が突設され
て、このスピンドル9を回転中心として前輪としての操
舵輪10が回転自在に取付けられるようになっている。
ものとされて、第1分割ナックルIAの車幅方向外側に
配設されている。このような上分割ナックルIBには、
車幅方向外方側へ向けて伸びるスピンドル9が突設され
て、このスピンドル9を回転中心として前輪としての操
舵輪10が回転自在に取付けられるようになっている。
なお、実施例では、操舵輪lOが従動輪の場合を示しで
ある。
ある。
第2分割ナックルIBには、第2図に示すように、前方
へ伸びるナックルアーム11が突設され、このナックル
アーム11の先端部に、ボールジヨイント12を介して
ステアリング機構の一部を構成するタイロッドI3が連
結されている。
へ伸びるナックルアーム11が突設され、このナックル
アーム11の先端部に、ボールジヨイント12を介して
ステアリング機構の一部を構成するタイロッドI3が連
結されている。
第1分割ナックルIAと第2分割ナックルIBとは、弾
性部材を利用した結合手段14を介して、前後方向には
軟らかくかつ横方向には硬くなるように結合されている
。この結合手段14を含む両分割ナックルIAとIBと
の結合部分の詳細について、以下に説明する。
性部材を利用した結合手段14を介して、前後方向には
軟らかくかつ横方向には硬くなるように結合されている
。この結合手段14を含む両分割ナックルIAとIBと
の結合部分の詳細について、以下に説明する。
先ず、第2分割ナックルIBは、第1分割ナックルIA
の上下方向略中間部を前後方向から挟む一対の取付ブラ
ケット部41を有する。この一対のブラケット部41は
、第1分割ナックルlAに対して前後方向に十分動き得
るように、その前後方向間隔が設定されている。また、
第1分割ナックルIAには、上記ブラケット部41が位
置する部分において、それぞれ前後方向に伸びる上下−
対の取付孔42を有する。そして、この取付孔42を摺
動自在かつ径方向にがたつきなく tJ通されるボルト
43と、ナツト44とによって、一対のブラケット41
が第1分割ナックルIAに対して所定距離だけ前後方向
に動き得るようになっている。さらに、第1分割ナック
ルIAと各ブラケット部41の間には、ボルト43に嵌
合されたゴム等の弾性材45が介装されている。これに
より、第2分割ナックルIBは、第1分割ナックルIA
に対して、前後方向にのみ、弾性材45の弾性変形の範
囲内で比較的容易に動き得るように設定されている。
の上下方向略中間部を前後方向から挟む一対の取付ブラ
ケット部41を有する。この一対のブラケット部41は
、第1分割ナックルlAに対して前後方向に十分動き得
るように、その前後方向間隔が設定されている。また、
第1分割ナックルIAには、上記ブラケット部41が位
置する部分において、それぞれ前後方向に伸びる上下−
対の取付孔42を有する。そして、この取付孔42を摺
動自在かつ径方向にがたつきなく tJ通されるボルト
43と、ナツト44とによって、一対のブラケット41
が第1分割ナックルIAに対して所定距離だけ前後方向
に動き得るようになっている。さらに、第1分割ナック
ルIAと各ブラケット部41の間には、ボルト43に嵌
合されたゴム等の弾性材45が介装されている。これに
より、第2分割ナックルIBは、第1分割ナックルIA
に対して、前後方向にのみ、弾性材45の弾性変形の範
囲内で比較的容易に動き得るように設定されている。
なお、第2分割ナックルIBの前後方向への動きのみを
許容する構成は、前述の米国特許明細書記載のもの等、
適宜の構成を採択し得ることは言うまでもないことであ
る。
許容する構成は、前述の米国特許明細書記載のもの等、
適宜の構成を採択し得ることは言うまでもないことであ
る。
以−ヒのような構成において、操舵輪lOに前後力(特
に前方からの外力)が入力された場合は、第2分割ナッ
クルIBが第1分割ナックルIAに対して弾性材45の
弾性変形の範囲で動き得るため、この動きによって前後
力が効果的に緩衝され、乗心地が確保される。
に前方からの外力)が入力された場合は、第2分割ナッ
クルIBが第1分割ナックルIAに対して弾性材45の
弾性変形の範囲で動き得るため、この動きによって前後
力が効果的に緩衝され、乗心地が確保される。
上記第2分割ナックルIBが第2分割ナックル1 、A
に対して前後方向に動いたとしても、第1分割ナックル
IAは、上下のサスペンションアーム2.3によってし
っかりと位置決められたままなので、キャンバ変化は生
じ難いものとなる。
に対して前後方向に動いたとしても、第1分割ナックル
IAは、上下のサスペンションアーム2.3によってし
っかりと位置決められたままなので、キャンバ変化は生
じ難いものとなる。
勿論、ナックルアーム11は、スピンドル9を何する第
2分割車輪支持部材IBに設けらているので、ステアリ
ング機構の剛性を利用したキングピン回りの剛性が十分
に確保される。
2分割車輪支持部材IBに設けらているので、ステアリ
ング機構の剛性を利用したキングピン回りの剛性が十分
に確保される。
さらに、制動時には、制動モーメントが、スピンドル9
を前方へ変位させるような外力としては事実上作用しな
いことになる。このため、所定のキャスタトレールがほ
ぼそのまま七分に確保されて、制動安定性(制動時の直
進性)が確保される。ちなみに、前述した米国特許明細
書記載のものでは、制動時に、スピンドル9は、上分割
ナックルIBの下サスペンションアーム3に対する連結
点となるボールジヨイント8を中心にして、スピンドル
9が前方へ揺動しようとする作用を受ける。このような
スピンドル9の動きは、結局のところキャストレールを
大きく減少させる動きとなり、制動安定性確保の点から
好ましくないものとなる。
を前方へ変位させるような外力としては事実上作用しな
いことになる。このため、所定のキャスタトレールがほ
ぼそのまま七分に確保されて、制動安定性(制動時の直
進性)が確保される。ちなみに、前述した米国特許明細
書記載のものでは、制動時に、スピンドル9は、上分割
ナックルIBの下サスペンションアーム3に対する連結
点となるボールジヨイント8を中心にして、スピンドル
9が前方へ揺動しようとする作用を受ける。このような
スピンドル9の動きは、結局のところキャストレールを
大きく減少させる動きとなり、制動安定性確保の点から
好ましくないものとなる。
ここで、ナックルアームIIは、ナックルlが前輪用と
して用いられる場合は、前方へ伸ばして形成しておくの
が、制動時のバンブ変位に伴なうトー変化を防止する上
で好ましいものとなる。より具体的には、制動時には、
重体前部が沈み込むように、すなわち操舵輪10(サス
ペンションアーム2.3)が車体6に対して相対的に上
方へ変位するいわゆるバンブ変位を生じ易いものとなる
。このバンブ変位により、ナックルアーム11(特に下
サスペンションアーム3との連結部となるボールジヨイ
ント12)が上方へ変位することになるが、このような
動きは事実上操舵を行なったのと同じことになって、ト
ー変化を生じさせる原因となる。しかしながら、ナック
ルアーム11を前方へ伸ばして形成しておけば、制動時
のモーメントによってす・ソクルアーム11かスピンド
ル9を中心にして下方へ揺動変位されるような作用を受
けて、バンブ変位に伴うナックルアーム11の上方への
変位を打消すような作用を行なって、トー変化が抑制さ
れる: また、ナックル1を後輪用(例えば4輪操舵装置の場合
)として用いる場合は、ナックルアーム1】を後方へ伸
ばして形成しておくのが、制動時のリバウドに伴うトー
変化を防1ヒする上で好ましいものとなる。このリバウ
ンドは、前述したバンブとは逆の関係となることから、
ナックルアーム11を後方へ伸ばすことによるトー変化
防IFの点は上述した前輪用として用いた場合の説明か
ら明らかとなるので、その@複した説明は省略する。
して用いられる場合は、前方へ伸ばして形成しておくの
が、制動時のバンブ変位に伴なうトー変化を防止する上
で好ましいものとなる。より具体的には、制動時には、
重体前部が沈み込むように、すなわち操舵輪10(サス
ペンションアーム2.3)が車体6に対して相対的に上
方へ変位するいわゆるバンブ変位を生じ易いものとなる
。このバンブ変位により、ナックルアーム11(特に下
サスペンションアーム3との連結部となるボールジヨイ
ント12)が上方へ変位することになるが、このような
動きは事実上操舵を行なったのと同じことになって、ト
ー変化を生じさせる原因となる。しかしながら、ナック
ルアーム11を前方へ伸ばして形成しておけば、制動時
のモーメントによってす・ソクルアーム11かスピンド
ル9を中心にして下方へ揺動変位されるような作用を受
けて、バンブ変位に伴うナックルアーム11の上方への
変位を打消すような作用を行なって、トー変化が抑制さ
れる: また、ナックル1を後輪用(例えば4輪操舵装置の場合
)として用いる場合は、ナックルアーム1】を後方へ伸
ばして形成しておくのが、制動時のリバウドに伴うトー
変化を防1ヒする上で好ましいものとなる。このリバウ
ンドは、前述したバンブとは逆の関係となることから、
ナックルアーム11を後方へ伸ばすことによるトー変化
防IFの点は上述した前輪用として用いた場合の説明か
ら明らかとなるので、その@複した説明は省略する。
l堅】U直胴
第3図は本発明の他の実施例を示すものであり、前記第
1実施例と同一構成要素には同一符号を付しである(こ
のことは以下のさらに他の実施例についても同様である
)。
1実施例と同一構成要素には同一符号を付しである(こ
のことは以下のさらに他の実施例についても同様である
)。
本実施例では、先ず、上下のサスペンションアーム2.
3をいわゆるΔ型アームとしである。
3をいわゆるΔ型アームとしである。
また、第2分割ナックルIBを第1分割ナックルIAに
対して前後方向にのみ容易に動き得るようにするための
結合手段として、前後一対の板ばね51を用いるように
しである。より具体的には、一対の板ばね51の車幅方
向内端部を、第1分割ナックルIAに対して上下の2箇
所でボルト52を利用して結合しである。また、一対の
板ばね51の車幅方向外端部を、第2分割ナックルIB
に対して上下の2箇所でボルト53を利用して結合する
ようにしである。そして、両分割ナックルlAとIBと
は、抜ばね51による連結状態において、車幅方向に若
干の間隔を有するようにされている。
対して前後方向にのみ容易に動き得るようにするための
結合手段として、前後一対の板ばね51を用いるように
しである。より具体的には、一対の板ばね51の車幅方
向内端部を、第1分割ナックルIAに対して上下の2箇
所でボルト52を利用して結合しである。また、一対の
板ばね51の車幅方向外端部を、第2分割ナックルIB
に対して上下の2箇所でボルト53を利用して結合する
ようにしである。そして、両分割ナックルlAとIBと
は、抜ばね51による連結状態において、車幅方向に若
干の間隔を有するようにされている。
本実施例の場合は、抜ばね51がその板厚方向には曲り
易い特性を利用して、この板厚方向が前後方向となるよ
うに設定されることにより、第2分割ナックルIBが第
1分割ナックルIAに対して前後方向にのみ弾力的に動
き得ることになる。勿論、スピンドル9とす・ソクルア
ーム11とは、それぞれ第2分割ナックルIBに設けで
ある。
易い特性を利用して、この板厚方向が前後方向となるよ
うに設定されることにより、第2分割ナックルIBが第
1分割ナックルIAに対して前後方向にのみ弾力的に動
き得ることになる。勿論、スピンドル9とす・ソクルア
ーム11とは、それぞれ第2分割ナックルIBに設けで
ある。
第二り天」E巴
第4図、第5図は本発明の第3実施例を示すものである
。本実施例では、第1図、第2図に示す実施例のものに
おいて、−1−サスペンションアーム2としてI型アー
ムの代わりにストラット55を用いたものである。すな
わち、ストラット筒55aに一体化された取付ブラケッ
ト56を、事実上第1分割す、ソクルIAとして機能さ
せる一方、第1図、第2図に示すのと実質的に同一な構
成とさ社た結合手段14を介して当該取付ブラケット5
6に第2分割ナックルIBを01後方向にのみ動き得る
ように結合しである。
。本実施例では、第1図、第2図に示す実施例のものに
おいて、−1−サスペンションアーム2としてI型アー
ムの代わりにストラット55を用いたものである。すな
わち、ストラット筒55aに一体化された取付ブラケッ
ト56を、事実上第1分割す、ソクルIAとして機能さ
せる一方、第1図、第2図に示すのと実質的に同一な構
成とさ社た結合手段14を介して当該取付ブラケット5
6に第2分割ナックルIBを01後方向にのみ動き得る
ように結合しである。
上記ストラット55は、既知のように、少なくとも油圧
緩衝器を含むものとして構成されて、そのピストンロッ
ト55bの上端部が、ヘアリング57を含むブラケット
58を介して車体6に取付けられる(ヘアリング57が
、操舵輪lOの転舵に伴なうストラット55の回転を吸
収する)。なお、この上)なストラ・ソト55自体は周
知のなのて、これ以上の詳細な説明は省略する。
緩衝器を含むものとして構成されて、そのピストンロッ
ト55bの上端部が、ヘアリング57を含むブラケット
58を介して車体6に取付けられる(ヘアリング57が
、操舵輪lOの転舵に伴なうストラット55の回転を吸
収する)。なお、この上)なストラ・ソト55自体は周
知のなのて、これ以上の詳細な説明は省略する。
勿論1本丸施例でも、スピンドル9とナックルアーム1
1とはそれぞれ第2分割ナックルIBに設けらである。
1とはそれぞれ第2分割ナックルIBに設けらである。
1土天11
第6図、第7図は不発明の第4実施例を示すものである
5本実施例では、Ij7記第3図のものにおける上サス
ペンションアームとして第4図に示すようなストラット
55を用いたものである。本実施例の構成は、第;5図
、第4図の説明から既に明らかなので、これ以上詳細な
説明は省略する5以」一実施例について説明したが、本
発明は、後輪が操舵輪となる場合1例えば4輪操作装置
の場合)や、操舵輪が駆動軸の場合にあっても同様に適
用し得るものである。
5本実施例では、Ij7記第3図のものにおける上サス
ペンションアームとして第4図に示すようなストラット
55を用いたものである。本実施例の構成は、第;5図
、第4図の説明から既に明らかなので、これ以上詳細な
説明は省略する5以」一実施例について説明したが、本
発明は、後輪が操舵輪となる場合1例えば4輪操作装置
の場合)や、操舵輪が駆動軸の場合にあっても同様に適
用し得るものである。
(発明の効果)
本発明は以上述へたことから明らかなように、操舵輪の
人力される前後力を効果的に逃がして乗心地の向上を図
りつつ、サスペンションジオメトリの変化、特にキャン
バを防止することかできる。
人力される前後力を効果的に逃がして乗心地の向上を図
りつつ、サスペンションジオメトリの変化、特にキャン
バを防止することかできる。
また、制動時にキャストレールを十分確保して、制動安
定性を確保することができると共に、キングピン回りの
剛性も十分に確保することができる。
定性を確保することができると共に、キングピン回りの
剛性も十分に確保することができる。
第1図、第2図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は側面図である。 第3図は本発明の第2実施例を示す斜視図。 第4図、第5図は本発明の第3実施例を示すもので第4
図は正面図、第5図は側面図。 第6図、第7図は本発明の第4実施例を示すもので、第
6図は正面図、第7図は側面図。 1:ナックル(市軸支持部材) IA:第1分割ナックル (第1分割車輪支持部材) 1B:第2分割ナックル (第2分割車輪支持部材) 2:上サスペンションアーム 3:下サスペンションアーム 55ニストラ・ント(上サスペンションアーム)6:車
体 7.8:ボールジヨイント 9;スピンドル(操舵輪取付部) 10:操舵輪 14:結合手段 41:取付ブラケット部 42:取付孔 43:ボルト 44:ナツト 45:弾性材 51:板ばね(弾性材) 52.53:ボルト 第4図 \−一−□+、ノ′ 第5図 第6図
1図は正面図、第2図は側面図である。 第3図は本発明の第2実施例を示す斜視図。 第4図、第5図は本発明の第3実施例を示すもので第4
図は正面図、第5図は側面図。 第6図、第7図は本発明の第4実施例を示すもので、第
6図は正面図、第7図は側面図。 1:ナックル(市軸支持部材) IA:第1分割ナックル (第1分割車輪支持部材) 1B:第2分割ナックル (第2分割車輪支持部材) 2:上サスペンションアーム 3:下サスペンションアーム 55ニストラ・ント(上サスペンションアーム)6:車
体 7.8:ボールジヨイント 9;スピンドル(操舵輪取付部) 10:操舵輪 14:結合手段 41:取付ブラケット部 42:取付孔 43:ボルト 44:ナツト 45:弾性材 51:板ばね(弾性材) 52.53:ボルト 第4図 \−一−□+、ノ′ 第5図 第6図
Claims (1)
- (1)少なくとも上下一対のサスペンションアームを介
して車体に連結された第1分割車輪支持部材と、 前記第1分割車輪支持部材に対して前後方向には軟らか
くかつ横方向には硬くなるように結合され、操舵輪の取
付部およびナックルアームを有する第2分割車輪支持部
材と、 を備えていることを特徴とする車両のサスペンション装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1494188A JPH01190512A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 車両のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1494188A JPH01190512A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190512A true JPH01190512A (ja) | 1989-07-31 |
Family
ID=11874984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1494188A Pending JPH01190512A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01190512A (ja) |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1494188A patent/JPH01190512A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3040459B2 (ja) | 自動二輪車の前輪用ブレーキの支持構造 | |
KR0131300B1 (ko) | 자동차의 조향륜 현가장치 | |
JP3550908B2 (ja) | フロントサスペンション装置 | |
JPH05162518A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JP2001071729A (ja) | ダブルウィシュボーン式サスペンション | |
JP3122728B2 (ja) | 自動車の車輪懸架装置 | |
JPH01190511A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPH05169941A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPS5855921B2 (ja) | 自動車の独立懸架装置 | |
JP4370518B2 (ja) | 自動車のフロントサスペンション装置 | |
JPH01190512A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JP4011868B2 (ja) | 独立懸架式サスペンション | |
JPH01212604A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPS62175208A (ja) | 車両のリヤサスペンシヨン装置 | |
JP3105073B2 (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPH05169943A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JP3180833B2 (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPH01190510A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JP3608470B2 (ja) | フロントサスペンション装置 | |
JP2000043529A (ja) | フロントサスペンション装置 | |
JPH106726A (ja) | 操舵輪用サスペンション装置 | |
JPH0885313A (ja) | サスペンション装置 | |
JPH01223010A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPH0427042B2 (ja) | ||
JP2590542Y2 (ja) | 車両のサスペンション取付構造 |