JPH01189159A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH01189159A
JPH01189159A JP1250188A JP1250188A JPH01189159A JP H01189159 A JPH01189159 A JP H01189159A JP 1250188 A JP1250188 A JP 1250188A JP 1250188 A JP1250188 A JP 1250188A JP H01189159 A JPH01189159 A JP H01189159A
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JP
Japan
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film
si3n4
sio2
insulating film
polycrystalline silicon
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JP1250188A
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English (en)
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Masami Kanegae
正巳 鐘ケ江
Hide Yamaguchi
日出 山口
Toshihiko Takakura
俊彦 高倉
Nobuo Owada
伸郎 大和田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置の製造方法に関し、特に
、窒化シリコン膜上に形成された多結晶シリコン膜を熱
酸化する工程を有し、かつ前記多結晶シリコン膜の形成
前に前記窒化シリコン膜に不純物がイオン打ち込みされ
る半導体集積回路装置の製造に適用して有効な技術に関
するものである。
〔従来技術〕
従来、バイポーラトランジスタのエミッタとベースとを
自己整合的に形成する技術として5EPT (Sale
ctiva Etching of Po1ysili
con Tachnology)技術が知られている(
特公昭55−27469号公報)。この5EPT技術に
おいては、ベース引き出し電極を構成する多結晶シリコ
ン膜を窒化シリコン(543N4)膜上に形成した後、
この多結晶シリコン膜を熱酸化することにより、エミッ
タとベースとを分離させるためのSiO2膜を形成する
工程がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、本発明者の検討によれば、前記技術は、
前記熱酸化時に多結晶シリコン膜の熱酸化膜がSi3N
4膜から剥離し、その結果、エミッタ・ベース間の短絡
が生じてしまう等の不良が発生するという問題があった
本発明の目的は、熱酸化時に多結晶シリコン膜の熱酸化
膜が窒化シリコン膜から剥離するのを防止することがで
きる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、上述の問題を解決すべく鋭意検討を行った
結果、熱酸化時に多結晶シリコン膜の熱酸化膜が窒化シ
リコン膜から剥離するのは、グラフトベース領域を形成
するためのBF、のような不純物のイオン打ち込み時に
この窒化シリコン膜にも不純物がイオン打ち込みされる
ためにこの窒化シリコン膜に組織や組成の変化が生じる
ことに起因することを見出した。本発明は、このような
不良原因の解明の結果、案出されたものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、窒化シリコン膜上に絶縁膜を形成した後に不
純物をイオン打ち込みするようにしている。
〔作用〕
上記した手段によれば、不純物の大部分を絶縁膜でスト
ップさせることができるので、窒化シリコン膜には不純
物がほとんどイオン打ち込みされず、このため窒化シリ
コン膜に組織や組成の変化が生じることがなくなる。こ
れによって、熱酸化時に多結晶シリコン膜の熱酸化膜が
窒化シリコン膜から剥離するのを防止することができる
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものには同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
第1図〜第8図は1本発明の一実施例によるバイポーラ
LSIの製造方法を工程順に示す断面図である。
第1図に示すように、まず例えばp−型シリコン基板の
ような半導体基板1の表面に例えばn゛型の埋め込み層
2を形成した後、この半導体基板1上に例えばn型シリ
コンのエピタキシャル層3を形成する6次に1例えばp
゛型のチャネルストッパ領域4を形成する。次に、前記
エピタキシャル層3の所定部分を選択的に熱酸化するこ
とにより、例えばSin、膜のようなフィールド絶縁膜
5を形成し、これによって素子間分離及び素子内の分離
を行う。次に、このフィールド絶縁膜5で囲まれた活性
領域の表面に熱酸化により例えばSiO□膜のような絶
縁膜6を形成する。次に、このフィールド絶縁膜5で囲
まれた活性領域中に例えばイオン打ち込みにより例えば
n1型のコレクタ取り出し領域7を形成する0次に、例
えばCVDにより全面にSi3N4膜8、例えばSin
、膜のような絶縁膜9゜多結晶シリコン膜10、例えば
SiO2膜のような絶縁膜11及び例えばSi、N4膜
のような絶縁膜12を順次形成する。
次に第2図に示すように、前記絶縁W412をエツチン
グにより所定形状にパターンニングした後、この絶縁膜
12をマスクとして前記多結晶シリコン膜10にホウ素
をイオン打ち込みする。次に、アニールを行うことによ
り、このイオン打ち込みされたホウ素を前記多結晶シリ
コン膜10中で拡散させる(ホウ素が拡散された領域に
点描を付す)。次に、前記絶縁膜12をマスクとして絶
縁膜11を所定量のサイドエツチングが生じるようにエ
ツチングした後、前記絶縁W112をエツチング除去す
る。次に、これによって残された前記絶縁膜11をマス
クとして、ヒドラジン(N 2 H4)により前記多結
晶シリコン膜10をエツチングする。これによって。
前記絶縁膜11の端部の下方における、ホウ素がドープ
されていない部分の前記多結晶シリコン膜10が選択的
にエツチング除去されて、第3図に示すように溝10a
が形成される。
次に、前記絶縁膜11をエツチング除去した後、前記溝
10aを通じて前記絶縁膜9、Si3N4膜8及び絶縁
膜6を順次エツチングして、第4図に示すように、この
溝10a内に前記エピタキシャル層3を露出させる。次
に、ホウ素がドープされていない部分の前記多結晶シリ
コン膜10をヒドラジンにより完全にエツチング除去す
る。この後1例えばBF2のような不純物を例えばエネ
ルギー20keV、ドーズ量5 X 101s/a!の
条件でイオン打ち込みすることにより、前記溝10aに
対応する部分の前記エピタキシャル層3中に例えばp・
型のグラフトベース領域13を形成する。このイオン打
ち込みの際には、Si、N、膜8aの上に絶縁膜9aが
形成されているので、大部分のBF2はこの絶縁膜9a
でストップされ、従ってBF、はSi、N、膜8aには
ほとんどイオン打ち込みされない。この結果、このSL
、N4膜8aの組織や組成にはほとんど変化が生じない
。前記絶縁膜9aの厚さは必要に応じて選定することが
できるが、例えば300人程庇上することができる。
次に第5図に示すように、前記絶縁膜9aをエツチング
除去した後、例えばCVD法により全面に多結晶シリコ
ン膜14を形成する。
次に、アニールを行うことにより、前記多結晶シリコン
膜10及びグラフトベース領域13中のホウ素を前記多
結晶シリコン膜14中に拡散させる。この後、ヒドラジ
ンによるエツチングにより、この多結晶シリコン膜14
のうちのホウ素がドープされていない部分をエツチング
除去し、これによって第6図に示すようにp゛型多結晶
シリコン膜から成るベース引き出し電極15を形成する
次に第7図に示すように、このベース引き出し電極15
をエツチングにより所定形状にパターンユングした後1
例えばSin、膜のような絶縁膜16及び例えばSi□
N4膜のような絶縁膜17を形成する。
この後、ベース引き出し電極15を構成する多結晶シリ
コン膜を絶縁膜16をマスクとして熱酸化することによ
り例えばSiO2膜のような絶縁膜18を形成する。こ
の絶縁膜18により、ベース引き出し電極15と後述の
多結晶シリコンエミッタ電極22.すなわちエミッタ・
ベース間の分離が行われる。この熱酸化の際には、前記
ベース引き出し電極15と接触している前記Si、N4
膜8aには上述のように組織や組成にほとんど変化が生
じていないため、このベース引き出し電極15がこのS
L、N、膜8から剥離するのを防止することができる。
これによって、エミッタ・ベース間の短絡を防止するこ
とができる。従って、バイポーラLSIの信頼性の向上
及び製造歩留まりの向上を図ることができる。
次に第8図に示すように、この絶縁膜18をマスクとし
て前記SL、N、膜8a及び絶縁膜6を順次エツチング
することにより開口19を形成する。次に、全面に多結
晶シリコン膜を形成した後、この多結晶シリコン膜を介
して例えばホウ素をエピタキシャル層3中にイオン打ち
込みすることにより例えばp型のベース領域20を形成
する。次に、同様にして例えばヒ素をイオン打ち込みす
ることにより前記ベース領域20中に例えばn・型のエ
ミッタ領域21を形成する。このエミッタ領域21と、
前記ベース領域20と、このベース領域20の下方にお
けるエピタキシャル層3及び埋め込み層2から成るコレ
クタ領域とにより、5EPT構造のnpn型バイポーラ
トランジスタが構成されている。次に、前記多結晶シリ
コン膜をエツチングによりパターンユングして多結晶シ
リコンエミッタ電極22を形成する。次に、全面に例え
ばSiO□膜のような絶縁膜231例えばSi、N4膜
のような絶縁膜24及び例えばリンシリケートガラス(
P S G)膜のような絶縁膜25を形成した後、これ
らの絶縁膜25.24.23の所定部分をエツチング除
去することにより開口26a 、 26b 、 26c
を形成する。この後、これらの開口26a、26b、2
6cを通じて例えばアルミニウムのような電極27.2
8.29を形成して、目的とする5EPT構造のバイポ
ーラLSIを完成される。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
例えば1本発明は、バイポーラLSI以外の各種の半導
体集積回路装置の製造に適用することができる。
なお、本発明と同様な効果は、窒化シリコン膜上に例え
ばSin、膜を形成し、このSin、膜上に多結晶シリ
コン膜を形成することによっても得ることができる。こ
れは、窒化シリコン膜と多結晶シリコン膜との接着エネ
ルギーよりも、この5iOz膜と多結晶シリコン膜との
接着エネルギーの方が高いことによる。このSun、膜
は、窒化シリコン膜を熱酸化することによって形成して
もよいし、CVDにより形成してもよい。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
すなわち、熱酸化時に多結晶シリコン膜が窒化シリコン
膜から剥離するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本発明の一実施例によるバイポーラ
LSIの製造方法を工程順に説明するための断面図であ
る。 図中、1・・・半導体基板、8・・・Si、N、膜、9
・・・絶縁膜、 10.14・・・多結晶シリコン膜、
13・・・グラフトベース領域、14・・・ベース引き
出し電極、18・・・絶縁膜、20・・・ベース領域、
21・・・エミッタ領域である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、窒化シリコン膜上に形成された多結晶シリコン膜を
    熱酸化する工程を有し、かつ前記多結晶シリコン膜の形
    成前に前記窒化シリコン膜に不純物がイオン打ち込みさ
    れる半導体集積回路装置の製造方法であって、前記窒化
    シリコン膜上に絶縁膜を形成した後に前記不純物をイオ
    ン打ち込みするようにしたことを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。 2、前記絶縁膜がSiO_2膜であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置の製造
    方法。 3、前記不純物がBF_2であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の半導体集積回路装置
    の製造方法。 4、前記半導体集積回路装置がバイポーラLSIである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいず
    れか一項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 5、前記多結晶シリコン膜がベース引き出し電極である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいず
    れか一項記載の半導体集積回路装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100305672B1 (ko) * 1999-02-25 2001-09-26 곽정소 바이폴라 트랜지스터가 내장된 반도체 칩

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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