JPH01188730A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JPH01188730A
JPH01188730A JP1032388A JP1032388A JPH01188730A JP H01188730 A JPH01188730 A JP H01188730A JP 1032388 A JP1032388 A JP 1032388A JP 1032388 A JP1032388 A JP 1032388A JP H01188730 A JPH01188730 A JP H01188730A
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JP
Japan
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pad
caliper
mounting
spring
pad spring
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JP1032388A
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Susumu Fukuzaki
福崎 進
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は車両に制動を与えるのに用いるディスクブレー
キに関する。
〔従来の技術〕
一般に、ディスクブレーキは、パッド挿入用開口部が形
成されたキャリパと、該キャリパの開口部にディスクを
挟んで挿入された一対の摩擦パッドと、該摩擦パッドを
ディスクに押圧するために、前記キャリパに摺動可能に
設けられたピストンと、制動時に前記各摩擦パッドが振
動し、異音が発生するのを防止するために、前記パッド
挿入用開口部に位置してキャリパに取付けられた単一、
または一対のパッドスプリングと、前記パッド挿入用開
口部から泥、泥水等がディスク面へ侵入するのを防止す
るため、該パッド挿入用開口部を閉塞するようにキャリ
パに設けられた泥よけカバーとから構成されている。
このように構成されるディスクブレーキにおいては、マ
スクシリンダからのブレーキ液によってそれぞれのピス
トンを動かし、該各ピストンによって各摩擦パッドをデ
ィスクに押圧し、制動作用を発揮する。この際、パッド
スプリングによって摩擦パッドのガタッキを防止すると
共に、泥よけカバーによってパッド挿入用開口部から泥
水等が侵入するのを防止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術によるものにおいては。
パッドスプリングと泥よけカバーとが別部品となってい
るため、部品点数が多く、また組付は工数も多くなると
いう欠点があった。
本発明はこのような従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、部品点数と組付は工数を低減しうるようにしたディ
スクブレーキを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、パッド挿入用開
口部が形成されたキャリパと、該キャリパの開口部にデ
ィスクを挟んで挿入された一対の摩擦パッドと、該摩擦
パッドをディスクに押圧するために、前記キャリパに摺
動可能に設けられたピストン°とからなるディスクブレ
ーキにおいて、前記キャリパには摩擦パッドを押えると
共にパッド挿入用開口部を閉塞する泥よけカバー兼用の
パッドスプリングを取付けたことを特徴とする。
〔作用〕 このように構成することにより、パッドスプリングは摩
擦パッドを押付け、振動等を防止する本来の作用の他に
、該パッドスプリングによってパッド挿入用開口部を閉
塞しているから、泥水等がディスク面に侵入するのを防
止しうる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ、詳細に
説明する。
第1図ないし第5図は第1の実施例を示す。
11面において、lは二輪車のフロントフォーク等に取
付けられるキャリパで、該キャリパlは一対のキャリパ
本体2,3をポル)4,4.・・・を介して衝合、固定
することによって構成されている。ここで、一方のキャ
リパ本体2はシリンダ穴2Aが形成されたシリンダ部2
Bと、他方のキャリパ本体3と衝合される衝合面部2C
と、該衝合面部2Cの上部中央からrLIJ状に切欠く
ことによって形成され、ディスクDが矢示a方向に回転
するとき、右の側壁がトルク受は面201を兼ねた切欠
き凹部2Dと、フロントフォークへの取付ブラケット部
2E、2Fとから構成されている。
一方、他方のキャリパ本体3もシリンダ穴3Aが形成さ
れたシリンダ部3Bと、一方pキャリパ本体2と衝合さ
れる衝合面部3Cと、該衝合面部3Cの上部中央からr
LIJ状に切欠くことによって形成され、右の側壁がト
ルク受は面3D1を兼ねた切欠き凹部3Dとから構成さ
れてい3.そして、前記各キャリパ本体2,3はその衝
合面部2C,3Cを衝合し、ボルト4,4.・・・を介
して固定することにより、キャリパlを構成し、この際
、切欠き凹部2D 、3Dによって長方形状の開口から
なるパッド挿入用開口部5が形成される0、 6.7は前記パッド挿入用開口部5から挿入された一対
の摩擦パッドで、該各摩擦パッド6.7はディスクDを
挟んでその両側にそれぞれ配設され、パッドピン8によ
って吊下されている拳9、lOはキャリパ本体2,3.
のシリンダ穴2A、3Aにそれぞれ摺動可能に挿嵌され
たピストンで、シリンダ穴2A、3A内にマスクシリン
ダからブレーキ液が供給されることによって摺動し、摩
擦パッド6.7を介してディスクDの回転に制動を与え
るようになっている。
11は摩擦パッド6.7の振動を防止するようにキャリ
パ1に取付けられたパッドスプリングで、該パッドスプ
リング11は第4図に示す如く、パッド挿入用開口部5
を閉塞するように矩形状をなし、各摩擦パッド6.7の
押え突起6A。
6A、7A、7Aを押付ける押付は部11AI。
11A2 と、該押付は部11At、11A2 との間
に位置してパッドピン8を跨ぐパッドピン逃げ部11A
3 とが一体に形成されたパッドスプリング本体11A
と、該パッドスプリング本体11Aの左、右方向両端部
に位置して対角線位置に形成された左、右の取付部11
B、IICと、パッド挿入用開口部5の閉塞面積を拡大
すべく、該各取付!IIB、IICに切込部を挟んで隣
接し、左右方向に延びるように形成された左、右の閉塞
耳部11D、IIEと、一方の取付部11Bに穿設され
た円形取付穴11Fと、他方の取付部11Cに穿設され
た長形取付穴11Gとから大略構成されている。
さらに、12.13はパッドスプリング11をキャリパ
lに固定する取付ねじで、一方の取付ねじ12は円形取
付穴11Fを介してキャリパ本体3側に螺着され、他方
の取付ねじ13は長形取付穴lIGを介してキャリパ本
体2偶に螺着されている。
本実施例はこのように構成されるが、シリンダ穴2A、
3Aにブレーキ液が供給されることにより、ピストン9
.lOが摺動変位して摩擦パッド6.7をディスクDに
押圧し、該ディスクDの回転に制動を与えるものであり
、この点において従来技術のものと格別変わるところが
ない。
然るに1本実施例においては第4図に示す構成のパッド
スプリング11を使用し、パッドスプリング本体11A
の押付は部11A+  、l IA2によって各摩擦パ
ッド6.7の押え突起8A、7Aを押え、該各摩擦パッ
ド6.7が振動し、異音を発生するのを防止している。
一方、前記パッドスプリング11のパッドスプリング本
体11Aはパッド挿入用開口部5の開口部分を覆うよう
に矩形状に形成されると共に。
左、右の閉塞耳部110.IIEによって残余の開口部
分を閉塞する構成としているから、当該パッド挿入用開
口部5はパッドスプリング本体11A、取付部11B、
IIG、閉塞耳部LID 。
11E等によってほぼ完全に覆われている。この結果、
泥水等がディスクDの制動面に侵入するのを確実に防止
し、ブレーキ力が低下したり、当該制動面が異常摩耗し
たりすることはない。
また、パッドスプリング11の左、右の取付部11B、
IICは対角線位置に形成され、取付ねじ12.13を
介して固定されているから、各摩擦パッド6.7による
押え力を均一化し、一方の摩擦パッドによる他方の摩擦
パッドに対する押え力の影響を最小限としうる。
さらに、一方を円形取付穴11Fとし、他方を長形取付
穴11Gとしているから、パッドスプリング11の装着
性を向上させると共に、パッド押え力の調整が可能とな
る。
かくして、本実施例によればパッドスプリング11が本
来のパッドスプリングの機能の他に。
泥よけカバーとしての機能も発揮し、部品点数。
組立て工数を著るしく削減し、低廉に製造しうる。
次に、第6図は第2の実施例を示し、本実施例の特徴は
、パッドスプリングに対して、摩擦パッドをディスク回
転方向へ付勢するような付勢力を与えるようにしたこと
にある。
第6図において、21は本実施例のパッドスプリングで
、該パッドスプリング21は、第1の実施例のものと同
様に押付は部21A+  、21A2を有すると、共に
パッドピン逃げ部21A3を有する矩形状のパッドスプ
リング本体21Aと、左。
右の取付部21B、21Cと、左、右の閉塞耳部21D
、21Eと、円形取付穴(図示せず)と。
長形取付穴21Gとから構成されている。しかし1本実
施例においては、パッドスプリング本体21Aの各押付
は部21At  、21A2はディスクDの回転方向a
に対して立上り側に傾斜するように形成され、摩擦パッ
ド6.7の押え突起8A、7Aに対し、図中矢示す、c
で示すようなディスク回転方向への付勢力を付与するよ
うに構成したことにある。
本実施例はこのように構成されるが、パッドスプリング
21が本来のパッドスプリングの機能と泥よけカバーの
機能とを有している点では第1の実施例と変わるところ
がない。
しかし、本実施例では、パッドスプリング21の各押付
は部21At  、21A2にディスク回転方向への付
勢力す、cを与え、摩擦パッド6.7をトルク受は面2
D、、3D、に押付けることができ、摩擦パッド6.7
の振動を一層低減させることができる。
〔発明の効果〕
本発明に係るディスクブレーキは以上詳細に述べた如く
であって、パッドスプリングを泥よけカバー兼用のパッ
ドスプリングとして構成したから、一部材でパッドスプ
リングと泥よけカバーとの機能を発揮し、部品点数、組
立て工数を低減し、ディスクブレーキを低廉に製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は第1の実施例に係り、第1図は本
実施例によるディスクブレーキの正面図、第2図は第1
図の平面図、第3図は第2図中の■−m矢示方向からみ
た縦断面図、第4図はパッドスプリングの外観斜視図、
第5図は摩擦パッドとパッドスプリングの取付は状態を
示す第2図中のv−v矢示方向からみた要部横断面図、
第6図は第2の実施例によるパッドスプリングを示す第
5図と同様位置の要部横断面図である。 l・・・キャリパ、2.3−・・キャリパ本体、4・・
・ボルト、5・・・パッド挿入用開口部、6.7・・・
摩擦パッド、9.10−・・ピストン、11,21・・
・パッドスプリング、IIA、21A−・・パッドスプ
リング本体、IIB、IIC,21B、2IC・・・取
付部% IID、IIE、21D、21E−・・閉塞耳
部、IIF−・・円形取付穴、IIG、21G・・・長
形取付穴、12.13・・・取付ねじ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パッド挿入用開口部が形成されたキャリパと、該キャリ
    パの開口側にディスクを挟んで挿入された一対の摩擦パ
    ッドと、該摩擦パッドをディスクに押圧するために、前
    記キャリパに摺動可能に設けられたピストンとからなる
    ディスクブレーキにおいて、前記キャリパには摩擦パッ
    ドを押えると共にパッド挿入用開口部を閉塞する泥よけ
    カバー兼用のパッドスプリングを取付けたことを特徴と
    するディスクブレーキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064232A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Advics:Kk ディスクブレーキ
JP2015096748A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 日信工業株式会社 車両用ディスクブレーキ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61270530A (ja) * 1985-05-22 1986-11-29 ベンデイクス・フランス デイスクブレ−キ用スプリング

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