JPH01187071A - くまざさより生エキスの製造法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】くまざさは古来豊かな栄養分と高効成分があることが知
られていたが、その葉には珪酸曹達を主成分とするガラ
ス状繊維が密生しているため１人類の食料とはなり得な
かった。

それでこれから生エキスを抽出せんと試みたが、これは
非常に困難のため加熱処理又は溶剤加工を行い、抽出し
てエキスを利用して来たのである。この方法によれば葉
緑素その他重要なる有効成分を失い、くまざさ本来のも
のではなくなるのである。

拳法は加熱処理又は溶剤加工を行うことなく新鮮な生葉
より直にエキスを抽出する方法である。くまざさの葉は
その鮮度に生命がある。

北海道の熊は秋口、新鮮なくまざさの葉を腹−杯食べて
、半年間の冬眠が出来るのである。

くまざさの枯葉は全く食べない。

くまざさの葉は採集されれば極めて鮮度が落ち易く、殊
に熱に弱い、鮮度の落ちた葉は、葉緑素が失われエキス
の色が黒褐色を呈し、歩留りは低下し、採算が合わなく
なる。

そこでくまざさの葉を採鶏する際はなるべく大きな容器
を使い、押込まないようにする。

押込めばすぐ熱を帯びる。

くまざさの葉には各種の酵素が存在している。

又表面には多数の細菌類が付着している。

これらは製造作業中いろいろの作用をあられし、エキス
の色は黒褐色を帯び香りを失い、品質劣化し易い。

従って次の三点の注意が必要である。

（＋）　　葉の表面をよく洗い、細菌を除去すること。

（２）　　葉の採集より製造工程終了迄なるべく低１（
１５℃以下）に保ちたるべく速やかに作業終了すること
。

（３）　　抽出しなる生エキスは直に低温（０℃以下）
に保つこと。

真空蒸発機内温度は４０℃以下とし葉緑素の品質の低下
を来たさないようにし、水分５０％程度に至らば速やか
に蒸発機内から取出す。

かくして深緑濃厚、無菌のくまざさ生エキスを造ること
が出来る。

本島はその“まま又は加工原料として広く人頭の食料及
び医薬品として用いることが出来る。