JPH01187030A - シイタケ裁培法 - Google Patents

シイタケ裁培法

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Publication number
JPH01187030A
JPH01187030A JP63009297A JP929788A JPH01187030A JP H01187030 A JPH01187030 A JP H01187030A JP 63009297 A JP63009297 A JP 63009297A JP 929788 A JP929788 A JP 929788A JP H01187030 A JPH01187030 A JP H01187030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sawdust
cultivation
tree
coniferous
shiitake
Prior art date
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Pending
Application number
JP63009297A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Yamamoto
隆義 山本
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
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Landscapes

  • Mushroom Cultivation (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシイタケの栽培に係り、針葉樹のオガクズの利
用を可能にし、培養期間を短縮するのに好適なシイタケ
のオガクズ栽培法に関する。
〔従来の技術〕
従来、シイタケ容器栽培法を第4図に示す、培養基とし
ては、オガクズと米糠の混合物が用いられるが、このオ
ガクズの樹種としては、シイタケ菌の生育上、広葉樹が
適しており、針葉樹は不適とされている。容器栽培法は
、第4図(A)に示すようにまず培養基を容器に詰込み
、次に蒸気により加熱殺菌した後冷却し、第4図(B)
に示すように種菌を接種する0次に第4図(C)に示す
ようにシイタケ菌の培養に適した環境条件に空調した培
養室にて菌糸を生長させ培養基全体にシイタケ菌を蔓延
させる。この期間を培養期間と称し、1500cc程度
の容積を持つ袋または容器の場合で約70〜90日間要
す。
培養が完了すると、第4図(D)に示すように容器の中
からシイタケ菌が蔓延した培地(以下、これを人工ホダ
木と称す)を取りだし、発芽/生育室に移す、この室で
第4図(E)に示すように人工ホダ木からシイタケの子
実体が発生、生育する。
シイタケの栽培に用いられる木材の種類としては、原木
栽培およびオガクズ栽培のいずれの場合にもブナ、ナラ
等の広葉樹のみが適用可能であり、針葉樹では、著しく
生育が悪いとされている。しかし、原木あるいはオガク
ズの入手が困難になりつつあり、あるいは価格が高騰し
ている状況である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、オガクズ樹種として広葉樹のみしか使
用できないという点で、実用上制約が大きく、生産者に
とって非常に不便であるのみならず、原材料の高騰から
生産単価の増大をもたらすものであった。
本発明の目的は、シイタケ栽培において使用できるオガ
クズ樹種を拡大することができるシイタケ栽培法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、シイタケ栽培におけるオガクズの樹種とし
て広葉樹と針葉樹のオガクズを混合することにより達成
される。
本発明において、広葉樹としてはブナ、コナラ、トチ、
カシ、シブ類、ホオノキ、ヤマザクラ等を挙げることが
できる。広葉樹に対する針葉樹の混合割合は、樹種によ
り異なるが両者の混合物中、針葉樹が25〜30重量%
以上混合されている場合、はぼ広葉樹単独の場合よりも
培養日数が短縮化される。
特に広葉樹としてブナまたはトチを使用した場合、針葉
樹として杉を用いると、両者のオガクズ混合物中、杉の
オガクズが約15重量%以上混合されていると、ブナま
たはトチ単独の場合よりも培養日数が短縮化される。
シイタケ栽培に用いるオガクズの樹種として針葉樹が適
しないのは、その中に含まれる生育阻害物質が多いため
とされているが、これに広葉樹のオガクズを混合するこ
とによって阻害作用が弱められ、これらに広葉樹のみの
場合より針葉樹のオガクズを混合した方が、培養基中の
通気性が向上するので、培養期間が短縮される。
本発明において、上記した広葉樹および針葉樹のオガク
ズの他に必要に応じて栄養源を混合することもできる。
このような栄養源としては、米糠等を挙げることができ
、通気性を向上させるための添加物等を混合することも
できる。
なお、本発明においては、培養基として、上記のような
オガクズを用いることを特徴とし、シイタケの栽培方法
および手順については、第4図に示すような従来技術と
同一でよい。
〔実施例〕
培養基中のオガクズの樹種として、広葉樹の樫、針葉樹
の杉を使用した場合の培養期間の変化を第1図に示す、
第1図に示すデータは栽培ビン;1500cc、培養温
度;20〜25°C2培養湿度;60〜70%、栄養源
;米糠の条件によるものである。
第1図から明らかなようにオガクズ混合物中、杉オガク
ズ100重量%の場合は、平均培養日数が102日間と
長いが、樫オガクズを混合するに従い、培養日数が短く
なり、杉オガクズ;樫オガクズ=50:50の混合率の
場合が最も短(なった。さらに樫オガクズの割合が増す
と逆に培養日数は若干長くなり、樫オガクズ100%で
は、79日間となった。
このように杉と樫のオガクズを混合することにより、針
葉樹のオガクズも使用できることが明らかとなったが、
さらに広葉樹のみの場合よりも培養日数が短くなり、極
めて有効な培地組成であることが判明した。
第2図は広葉樹のオガクズとして、ブナオガクズを使用
し、針葉樹のオガクズとして杉オガクズを゛用い、他の
培養条件は第1図の場合と同じである。
ブナオガクズの場合にも、ブナオガクズ:杉オガクズ=
so:soのとき最も培養日数が短く、杉オガクズが約
15重量%以上混合されると、ブナオガクズ単独の場合
よりも培養日数が短(なっていることを示している。
第3図は広葉樹のオガクズとしてトチオガクズを使用し
、針葉樹のオガクズとして杉オガクズを用い、他の培養
条件は第1図の場合と同じである。
トチオガクズの場合にもトチオガクズ:杉オガクズ−5
0:50のとき、最も培養日数が短く、杉オガクズが約
15重量%以上混合されると、トチオガクズ単独の場合
よりも培養日数が短くなっていることを示している。
針葉樹のオガクズを広葉樹のオガクズに混合することに
よってシイタケ菌糸の生長速度を変化させる原因として
は、まず、針葉樹のオガクズが100重量%の場合は、
針葉樹の中に含まれるシイタケ菌糸の生育阻害物質の悪
影響のために、従来技術の広葉樹100%の場合により
生長速度が大幅に遅くなる0次第に広葉樹のオガクズを
増加させると広葉樹のオガクズにより針葉樹の中の阻害
物質の悪影響を緩和するためと考えられる。針葉樹のオ
ガクズ:広葉樹のオガクズ=50:50の場合が培養日
数が最短とな、す、さらに広葉樹のオガクズが増加する
と逆に培養日数が長くなったのは、広葉樹のオガクズは
、粒度が細かいため、針葉樹のオガクズと混合した場合
の方が通気性が向上し、生長速度が大きいためと考えら
れる。
このように針葉樹と広葉樹のオガクズを混合することに
より、針葉樹のオガクズの利用が可能になっただけでな
(、広葉樹のオガクズのみの場合より培養期間を短くす
ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、原木またはそのオガクズ
の入手が困難であり、かつ価格の高騰している広葉樹の
オガクズの使用量を低減でき、かつ、従来シイタケ生育
上不適とされていた針葉樹を有効利用でき、しかも広葉
樹のオガクズの場合よりもシイタケの培養日数を短縮化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は樫オガクズと杉オガクズの混合割合とシイタケ
の培養日数との関係を示すグラフ、第2図はブナオガク
ズと杉オガクズとの混合割合とシイタケの培養日数との
関係を示すグラフ、第3図はトチオガクズと杉オガクズ
の混合割合とシイタケの培養日数との関係を示すグラフ
、第4図はシイタケ容器栽培の工程図である。 代理人 弁理士 西 元 勝 − 昧 区   要事cnm  印 へ 派 安富[lnica

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オガクズを主体とする培養基を用いるシイタケの
    栽培法において、前記オガクズが広葉樹のオガクズと針
    葉樹のオガクズとの混合物からなることを特徴とするシ
    イタケ栽培法。
JP63009297A 1988-01-19 1988-01-19 シイタケ裁培法 Pending JPH01187030A (ja)

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JP63009297A JPH01187030A (ja) 1988-01-19 1988-01-19 シイタケ裁培法

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JP (1) JPH01187030A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06217638A (ja) * 1992-03-09 1994-08-09 Misuzu Raifu:Kk きのこの栽培方法
JP2021029219A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社ハイファ研究所 コーヒー滓を用いたシイタケ栽培方法および機能性成分の増収化方法

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JPH06217638A (ja) * 1992-03-09 1994-08-09 Misuzu Raifu:Kk きのこの栽培方法
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