JPH01185189A - 直流モータの回生・力行制御装置 - Google Patents

直流モータの回生・力行制御装置

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JPH01185189A
JPH01185189A JP63007202A JP720288A JPH01185189A JP H01185189 A JPH01185189 A JP H01185189A JP 63007202 A JP63007202 A JP 63007202A JP 720288 A JP720288 A JP 720288A JP H01185189 A JPH01185189 A JP H01185189A
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armature
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JP63007202A
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English (en)
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Masayoshi Matsubara
松原 正吉
Satoru Iwahashi
悟 岩橋
Mineo Ozeki
尾関 峯夫
Shinichi Sasaki
進一 佐々木
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Toyota Industries Corp
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は直流モータの回生・力行制御装置に関するも
のである。
[従来技術] 従来、バッテリフォークリフトにおいて、前後進レバー
を前進から後進、又は後進から前進に切換えて走行用直
流モータを反転駆動させて同フォークリフトの走行方向
を反転させる走行がある。
この走行方法において、直流モータを反転する際には、
まず、同モータが回生制動が可能か否か判断し、可能で
ない場合には力行くプラギング)を実行し、反対に可能
な場合には回生制動を実行し、やがて回生制動ができな
くなった時に力行に移るようにしている。
そして、この回生制動が可能か否かの判断する装置を本
出願人は先に特願昭60−4696’5号及び特願昭6
1−89731号にて提案した。
そして、特願昭60−46965号においてはフォーク
リフトの走行方向を操作する前後進レバーが切換えられ
た時、モータ駆動回路に判別パルス信号を出力し、その
判別パルスに基く走行用モータの電機子電流の減衰の度
合が同モータについて回生制動ができる場合とできない
場合とで異なることに基いて判別す条ものであった。
又、特願昭61−89731号においては走行用モータ
がある程度高速回転していて明らかに回生制動ができる
ものは前記した判別をすることなく直ちに回生制動を実
行させ、それ以外は前記判別処理を行うようにしたもの
である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、特願昭61−89731号における回生
制動が可能かどうかの判別処理の対象となる走行用モー
タの回転速度において、電機子電流に渦電流と思われる
回生制動の判別に悪影響を与える電流が含まれているこ
とを本願発明者は発見した。そして、第7図に示すよう
に電機子電流Iの減衰はこの渦電流が含まれないないと
したら破線で示すように減衰し、渦電流が含まれること
によって実線で示すように減衰する。この渦電流の影響
は走行用モータのその時の回転数が小さいほど影響が大
きかった。しかも、この渦電流は必ず発生するもので回
避することができないものであった。
従って、この渦電流によって回生制動ができないにも拘
らず、電機子電流Iの所定時間後の減衰した値11aが
回生制動の可能を判断するために設定した基準値Ka以
上となり、回生制動が可能と判断し正確な判断ができな
かった。
そこで本願発明者は上詰渦電流の影響を回避するための
種々の実験を行った結果、回生制動か又は力行かの判断
を行なう前に、直流モータを一定時間予備駆動させると
、渦電流が減少し、その予備駆動の回数を増加させると
更に減少することを見い出した。
この発明の目的は上記した点に着目し、電機子電流に渦
電流の影響を消去し影響が無くなった時、回生制動か又
は力行かの判断を行ない、正確な判断を行うことができ
るようにした直流モータの回生・力行制御装置を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記目的を達成すべく、直流モータと、その
直流モータの界磁巻線の配線を切換えその励磁方向を切
換える切換え手段と、直流モータの直流N源の導通・非
導通を制御して同モータを駆動11 mするスイッチン
グ素子と、直流モータを正転及び逆転駆動させるための
操作装置と、開路して直流モータのフライホイール電流
をフライホイールダイオードを介して直流電源に返すた
めの回生コンタクタと、直流モータの電機子電流を検出
する電流検出器と、前記操作装置の切換え操作に応答し
て切換え手段を駆動させて界磁巻線の励磁方向を設定す
るとともに、電機子電流中の渦電流を消去するためにス
イッチング素子を予備導通させる渦電流消去手段と、ス
イッチング素子の予備導通後、同素子を一定時間導通状
態に制御する駆動制御手段と、電流検出器からの検出信
号に基いて割り出したスイッチング素子が非導通になっ
た時点から予め定めた時間経過後の前記駆動制御手段に
基く電機子電流値と予め定めた基準値とを比較する比較
手段と、電機子電流値が基準値より大きいと比較手段が
判断した時、前記回生コンタクタを開路させ、反対に基
準値より小さいと判断した時、回生コンタクタを閉路さ
せるとともにスイッチング素子を導通させる制御手段と
からなる直流モータの回生・力行制御装置をその要旨と
するものである。
[作用] 操作装置が切換え操作されると、渦電流消去手段はこの
操作装置の操作に応答して直流モータを反転駆動させる
べく切換え手段を駆動させて界磁巻線の励磁方向を設定
する。続いて渦電流消去手段はスイッチング素子を予備
導通させ、直流モータを一定時間駆動させる。この予備
導通に基いて電機子電流中の渦電流は消去される。
渦電流が消去された状態において、駆動制御手段は回生
制動か力行かを判断するためにスイッチング素子を一定
時間導通状態にする。比較手段は電流検出器からの検出
信号に基いて割り出したスイッチング素子が非導通にな
った時点から予め定めた時間経過後の駆動制御手段に基
く電機子電流値と予め定めた基準値とを比較する。
そして、制御手段は電機子電流値が基準値より大きいと
比較手段が判断しに時、回生コンタクタを開路させて回
生制動を実行させ、反対に基準値より小さいと判断した
時、回生コンタクタを閉路させるとともにスイッチング
素子を導通させて力行を実行させる。
[実施例] 以下、この発明の直流モータの回生・力行制御装置をバ
ッテリフォークリフトに具体化した一実施例を図面に従
って説明する。
第2図はバッテリフォークリフトにおける走行用モータ
11の駆動回路を示し、走行用モータ11は回生コンタ
クタ12を介して直流電源としてのバッテリ13に接続
されている。走行用モータ11は直巻の直流モータであ
って、図示しない駆動輪を駆動させるようになっている
走行用モータ11の界磁巻線11aには切換え手段とし
ての前進コンタクタ14f及び後進コンタクタ14rが
接続され、両コンタクタ14f。
14rの切換え動作に基いて走行用モータ11を正逆回
転、即ち、フォークリフトを前後進させるようになって
いる。
スイッチング素子としての走行用トランジスタ15は前
記走行用モータ11に対して直列に接続されていて、そ
のベース端子に入力される公知のチョッパ信号に基いて
同モータ11を駆動制御する。バイパスコンタクタ16
は前記走行用トランジスタ15に対して並列に接続され
ていて、同コンタクタ16が開閉動作することにより走
行用モータ11が駆動制御される。従って、走行用モー
タ11は走行用トランジスタ15とバイパスコンタクタ
16の2系統で駆動制御される。
第1の走行フライホイールダイオード(以下、第1の走
行フライホイールという)17は前記界磁巻線11aの
前進コンタクタ14f側と前記バッテリ13のプラス端
子との間に接続され、第2の走行フライホイールダイオ
ード(以下、第2の走行フライホイールという)18は
前記界磁巻線11aの後進コンタクタ14r側と前記バ
ッテリ13のプラス端子との間に接続されている。
走行用モータ11の電機子11bと前記回生用コンタク
タ12との間には回生フライホイールダイオード(以下
、回生フライホイールという)19の一端が接続され、
そのフライホイール19の他端がバッテリ13のマイナ
ス接続されている。
又、走行用モータ11の電機子11bには電流検出器2
0が設けられ、同電機子11bに流れる電流を検出する
次に、上記のように構成した駆動回路に接続した各コン
タクタ及びトランジスタを動作制御して走行用モータ1
1について回生制動か力行かを判断する電気的構成を第
1図に従って説明する。
第1図において、アクセル操作量検出装量21はポテン
ショメータよりなり、運転席に設けられたアクセルペダ
ル22の操作mを検出し、その操作量検出信号をA/D
変換器23を介して後記する中央処理装置27に出力す
る。又、前記電流検吊器20は前記走行用モータ11の
電機子11bに流れる電機子電流■を検出し、その電流
検出信号を同じ<A/D変換器23を介して中央処理袋
@27に出力するようになっている。
前後進検出器24はリミットスイッチよりなり、運転席
に設けた操作装置としての前後進レバー25の操作位置
く前進、中立、後進)を検知し、その位置信号をインタ
ーフェイス26を介して中央処理装置27に出力する。
渦電流消去手段、駆動制御手段、比較手段及び制御手段
としての中央処理装置(以下、CPUという)27は読
み出し専用のメモリよりなるプログラムメモリ28に記
憶された制御プログラムに従って動作するようになって
いる。そして、CPU27は前記アクセル操作量検出装
置21から出力される操作量検出信号に基いてその時の
アクセルペダル22の操作量を割り出すようになってい
る。この割り出しは前記プログラムメモリ28に予め記
憶された操作量信号に対する操作量データに基いて割り
出すようになっている。そして、CPU27はこの割り
出したアクセルペダル22の操作量に対応する走行用モ
ータ11の回転速度を割り出すようになっている。
プログラマブルタイマ(以下、PTMという)29はC
PU27からの制御信号に基いてパルス幅変調されたパ
ルス信号を出力するようになっている。このパルス信号
はトランジスタ3oに出力され、同トランジスタ30を
オン・オフさせることによって、前記走行用トランジス
タ15のベース端子にチョッパ信号を出力することにな
る。
又、CPU27は前記電流検出器2oがら出力される電
流検出信号に基いてその時の走行用モータ11の電機子
電流Iを割り出すようになっている。この割り出しは前
記プログラムメモリ28に予め記憶されている電流検出
信号に対する電流値データに基いて割り出すようになっ
ている。
又、CPU27は前記前後進検出器24がらの位置信号
に基いてその時の前後進レバー25の操作位置を割り出
すようになっている。そして、前後進レバー25の操作
位置が後進位置から前進位置になった場合にはCPtJ
27はフォークリフトを前進走行、即ち走行用モータ1
1を正転させるための制御信号をインターフェイス31
を介して各トランジスタ32.3’3に出力し、それぞ
れ前進コンタクタコイル34f及び後進コンタクタコイ
ル34rを励磁制御する。この励磁制御に基いて前進コ
ンタクタ14fは電機子側接点に、後進コンタクタ14
rは走行用トランジスタ側接点に接続されるようになっ
ている。
反対に、前後進レバー25の操作位置が前進位置から後
進位置になった場合には、CPU27はフォークリフト
を後進走行、即ち走行用モ〜り11を逆転させるための
制御信号をインターフェイス37を介して各トランジス
タ32.33に出力しくそれぞれ前進フンタフタコイル
34f及び後進コンタクタコイル34rを励!in I
IJ allする。この励磁制御に基いて前進コンタク
タ14fは走行用トランジスタ側接点に、後進コンタク
タ14rは電機子側接点に接続されるようになっている
回生トランジスタ35はインターフェイス31を介して
出力される制御信号に基いて回生コンタクタコイル36
を励磁制御して前記回生コンタクタ12を開閉動作させ
る。バイパストランジスタ37はインターフェイス31
を介して出力される制御信・号に基いてバイパスコンタ
クタコイル38を励磁制御して前記バイパスコンタクタ
16を開閉動作させる。
従って、CPLJ 27は走行用モータ11を前記走行
用トランジスタ15をオン・オフ制御又はバイハスコン
タクタ16を開閉制御することによって駆動制御できる
ことになる。このいずれを選択して走行用モータ11を
駆動制御するかはプログラムメモリ28に記憶された制
御プログラムにて決定されている。そして、本実施例で
は低速時には走行用トランジスタ15をオン・オフ制f
it(バイパスコンタクタ16はn路状態にある)して
、又、予め定めた速度(オンとオフ時間の比率)以上で
走行を行っている場合にはバイパスコンタクタ16を閉
路(走行用トランジスタ15はオフ状態)している。
又、CPU27は前記前後進レバー25が切換った時に
はプログラムメモリ28に記憶−された制御プログラム
に従って回生・力行制御処理動作を実行する。尚、読み
出し及び書き替え可能なメモリ(RAM)よりなる作業
用メモリ39はCPU27の演算結果等が一時記憶され
るようになっている。
次に、前記CPUが実行する回生・力行制御処理動作に
ついて説明する。
今、バイパスコンタクタ16が開路し走行用トランジス
タ15にて走行用モータ11を駆動制御してフォークリ
フトが走行を行っている状態において前後進レバー25
が切換えられると、CPU27は前後進検出器24から
の位置信号を入力し同レバー25が切換ったことを判断
して回生・力行制御処理動作を実行する。尚、本実施例
では前後進レバー25が切換えは前進から後進に切換え
る場合と、後進から前進に切換える場合の2種類がある
が、共に同じ処理を行うので説明の便宜上前進から後進
に切換えた場合について説明する。
CPU27はまず走行用トランジスタ15をオフさせる
とともに、走行用モータ11がレバー25によって選択
された方向に駆動(この場合、逆回転)するように前進
及び後進コンタクタ14f。
14rを切換えるべくトランジスタ32.33を制御す
る。
前進及び後進コンタクタ14f、14rをψ換えた後、
CPLJ 27は電機子電流Iに含まれる渦電流を消去
するための処理動作を実行する。まずCPtJ 27は
渦電流を消去するために走行用トランジスタ15を一定
時間(本実施例では1ミリ秒)オンさせ、以後オフ状態
にするための制御信号を前記PTM29に出力し同PT
M29から予備パルス信号を出力する。従って、第4図
に示すようにこの1ミリ秒間の電機子電流Iは経路1a
を流れ、1ミリ秒後は経路1bを流れる。
続いて、CPtJ27は走行用トランジスタ15をオン
させるためにPTM29から出力される予備パルス信号
の出力回数をカウントし作業用メモリ39に記憶すると
ともに、この時点ではまだ1回なのでその回数が4回に
達してないと判断する。
走行用トランジスタ15がオフしてから所定時間(本実
施例では7ミリ秒)経過すると、CPU27は電流検出
器20からの電流検出信号に基いて求めたその時の電機
子電流■の値In(nは予備パルス信号の回数であって
、この場合■1となる)が予め定めた基準値に1より大
きいか否か判別する。
そして、電流値■1が基準値に1より大きいとき(■≧
に1>、CPU27は走行用モータ11の状態が回生制
動を行える状態と判断する。即ち、モータ11の回転方
向とトルクの方向が逆でそれに基く電機子電圧よって電
機子11bの電流値11の減衰が緩かで7ミリ秒経過し
ても電流値Iが基準値に1より大きくなっている。
尚、この回生制動が可能か否かの判断は本出願人が先に
出願した特願昭60−46965号より容易に理解され
るものであり、この基準値に1はこれに基いてさらに′
ifI機子電流Iにはモータ11のその時の回転数に相
対した渦電流が含まれていることを考慮して理論的又は
実験的に求めた回生制動が可能な電流値に安全性を見込
んだ値を加えた値にしている。
これをさらに詳述すると、前後進レバー25が切換え前
の走行モータ11は走行用トランジスタ15で制御され
ている状態においてはバイパスコンタクタ16の閉路に
基く回転より低速で回転している。従って、この時点で
は前記パルス信号出力後の電機子電流の減衰は渦電流の
影響が大きくその渦電流が加算された電流値となってい
ることから、その分を見越して回生制動が確実に可能と
なるように基準値を決定している。従って、電流値■1
がこの゛ように設定した基準値に1より大きいというこ
とは充分に回生制動が可能であることを意味する。
そして、回生制動が可能と判断すると、CPu27は回
生制動を行なう処理動作を実行する。
CPU27は回生コンタクタコイル36を励磁制御して
回生コンタクタ12を切る。このコンタクタ12が切ら
れることにより、走行用モータ11の電機子11bのフ
ライホイール電流は第3図に示す経路Jcを流れ回生制
動が開始される。この時、CPU27はその時のアクセ
ルペダル22の操作量に相対した制御信号をPTM29
に出力し走行用トランジスタ15を制御し、同トランジ
スタ15を介してフライホイール電流1dを流して回生
制動による制動量を制御する。
この回生制動時において、CPU27は電流検出器20
からの検出信号に基いて逐次その時々の電機子電流■を
求める。そして、CPU27はその値Iが予め設定され
た回生下限電流以下になった時、回生制動不能と判断し
走行用トランジスタ15をオフして一旦電流をOAまで
落した後、回生コンタクタコイル36を制御して回生コ
ンタクタ12を閉路させる。このコン゛タクタ12の閉
路に基いて走行用モータ11は力行が開始される。
この力行においてCPLI27はその時のアクセルペダ
ル22の操作量に相対した制御信号をPTM29に出力
し走行用トランジスタ15を制御し力行を$イ1wJす
る。
一方、前記1回目の渦電流消去のための予備パルス信号
に基く電機子電流11が基準値以下(11〈K1)の時
には、CPU27はいまだ渦電流の影響で回生制動が可
能か否の判断ができないと判断する。CPU27はこの
判断に基いて所定時間(本実施例では先のパルス信号を
出力してがら10ミリ秒)経過後、前記と同様に走行用
トランジスタ15を3ミリ秒間オンせるための2回目の
子備パルス信号を出力するためにPTM29に制御信号
を出力する。そして、この2回目の子備パルス信号に基
いて同様な処理動作を行い電機子電流I2を求め回生制
動が可能か否かを判断する。
そして、それでも判断てきない場合には3回目の子備パ
ルス信号を前記と同様なタイミングで出力して電機子電
流■3を求め回生制動の可否を判断する。尚、この予備
パルス信号を出力し走行用モータ11を通電するごとに
、電機子電流I中の渦電流は次第に消去されている。
3回目の子備パルス信号に暴く電機子電流I3でも判断
できない場合には、CPU27は前記と同様なタイミン
グで4回目のパルス信号を出力させたのち、このパルス
信号が4回目であることを作業用メモリ39に記憶した
カウント値から判断して同じく前記と同じタイミングで
検出した電機子電流I4を前記とは異なる新たな基準値
に2と比較する。
そして、電流値■4が基準値に2より大きいとき(I≧
に2)、CPU27は前記と同様に走行用モータ11の
状態が回生制動を行える状態と判断する。即ち、前記と
同様にモータ11の回転方向とトルクの方向が逆でそれ
に基<xi子電電圧って電機子11bの電流値I4の減
衰が緩かで7ミリ秒経過しても電流値I4が基準値に2
より大きくなっている。この基準値に2は前記基準値に
1と同様に電機子電流I4にはモータ11のその時の回
転数に相対した渦電流が含まれていることを考慮して理
論的又は実験的に求めた回生制動が可能な電流値に安全
性を見込んだ値を加えた値にし、本実施例では前記基準
値に1より大きな値(K2>K1)にしている。
電流値I4が基準値に2以下(11<K2)の時には、
CPU27はこの4回目の子備パルス信号で最終的に渦
電流が消去され電機子電流■に影響を与えないと判断し
、次に回生制動か力行かの判別処理を実行する。CPU
27はこの判断に基いて前記と同様なタイミングで走行
用トランジスタ15を3ミリ秒間オンせるための5回目
の、即ち判別のためのパルス信号を出力するためにPT
M29に制御信号を出力する。
走行用トランジスタ15がオフしてから所定時間(本実
施例では先の1〜4回のパルス信号の場合の7ミリ秒よ
り長い20ミリ秒゛)経過した時、CPU27は電流検
出器20からの電流検出信号に基いて求めたその時の電
機子電流Iの値I5が予め定めた基準値に3より大きい
か否か判別する。
そして、電流値■5が基準値に3より大きいとき(I5
≧に3) 、CPU27は走行用モータ11の状態が回
生制動を行える状態と判断する。
即ち、モータ11の回転方向とトルクの方向が逆でそれ
に暴く電機子電圧よって電機子11bの電流値I5の減
衰が緩かで20ミリ秒経過しても電流値I5が基準値に
3より大きくなっている。そして、CPLJ27は前記
した回生制動のための処理動作を行う。
反対に、電流1iII5が基準値に3より小さいとき(
15<K3)、CPU27は回生制動ができないと判断
する。即ち、モータ11の回転方向とトルクの方向が同
じでそれに暴く電機子電圧によって電機子電流■の減衰
が急で20ミリ秒経過する時点での電流値■5が基準値
に3より小さ(なっている。そして、CPU27は回生
制動の処理動作を行うことなく力行のための制御を実行
する。
尚、前記基準値に3は本実施例では前記基準値に1.に
2と相違し、この時点での電機子電流Iの減衰は渦電流
の影響がないことから、渦電流を考慮に入れない予め試
験又は理論的に求めた値にしている。
このように本実施例では回生制動が可能か否か判断する
場合、複数個(本実施例では4個)の予備パルス信号を
出力して走行用トランジスタ15をオン・オフ制御して
電機子電流■に含まれる渦電流を消去した後に、回生制
動か力行かを判断するためのパルス信号を出力するよう
にしたので、従来のように渦電流の影響で回生制動がで
きないにも拘らず、回生制動が可能と判断するといった
ことがない。従って、前後進レバー25の操作に的確に
応答し、スイッチバック走行が非常にスムースに遂行さ
れる。
尚、バイパスコンタクタ16が開路し走行用トランジス
タ15にて走行用モータ11が駆動制御されてフォーク
リフトが走行を行っている状態において前後進レバー2
5の切換えられた場合について説明した。そして、バイ
パスコンタクタ16を閉路させて走行用モータ11を駆
動制御している状態で前後進レバー25の切換えられた
場合について説明しなかったが、この場合には回生制動
が可能かどうかの判断を行うことなく、直ちに回生制動
を行うようになっている。即ち、バイパスコンタクタ1
6の閉路に基く走行用モータ11の駆動状態は高回転で
明らかに回生制動が可能であるかである。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば前記実施例では予備パルス信号の出力回数を4回
としたが、使用する走行用モータに応じて適宜変更して
実施してもよいことは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、回生制動か又は
力行かの判断を行う際、電機子電流に渦電流の影響を消
去してから行うようにしたので、正確な回生制動か又は
力行かの判断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した回生・力行制御装置の電機
ブロック回路図、第2図は同じくフォークリフトの走行
用モータの駆動回路、第3図は回生制動時の電機子電流
の流れを説明するための回路図、第4図は同じく力行時
の電機子電流の流れを説明するための回路図、第5図は
回生・力行制御装置の作用を説明するためのフローチャ
ート図、第6図は電機子電流の波形図、第7図は渦電流
の影響を説明するための電機子電流の波形図である。 図中、11は直流モータとしての走行用モータ、12は
回生コンタクタ、13は直流電源としてのバッテリ、1
4fは切換え手段としての前進コンタクタ、14rは切
換え手段としての後進コンタクタ、15はスイッチング
素子としての走行用トランジスタ、16はバイパスコン
タクタ、17は第1の走行用フライホイールダイオード
、18は第2の走行用フライホイールダイオード、19
は回生フライホイールダイオード、20は電流検出器、
21はアクセル操作量検出装置、24は前後進検出器、
25は操作装置としての前後進レバー、27は渦電流消
去手段、駆動制御手段、比較手段及び制御手段としての
中央処理装置(CPU)、28はプログラムメモリ、3
2.33はトランジスタ、34fは前進コンタクタコイ
ル、34rは後進コンタクタコイル、35は回生トラン
ジスタ、36は回生コンタクタコイル、Kl 、 K2
 、 K3は基準値である。。 図面その4 螢図面無し 7ミリ秒 1ミリ秒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流モータと、 その直流モータの界磁巻線の配線を切換えその励磁方向
    を切換える切換え手段と、 前記直流モータの直流電源の導通・非導通を制御して同
    モータを駆動制御するスイッチング素子と、 前記直流モータを正転及び逆転駆動させるための操作装
    置と、 開路して前記直流モータのフライホィール電流をフライ
    ホィールダイオードを介して前記直流電源に返すための
    回生コンタクタと、 前記直流モータの電機子電流を検出する電流検出器と、 前記操作装置の切換え操作に応答して前記切換え手段を
    駆動させて界磁巻線の励磁方向を設定するとともに、電
    機子電流中の渦電流を消去するためにスイッチング素子
    を予備導通させる渦電流消去手段と、 前記スイッチング素子の予備導通後、同素子を一定時間
    導通状態に制御する駆動制御手段と、前記電流検出器か
    らの検出信号に基いて割り出したスイッチング素子が非
    導通になつた時点から予め定めた時間経過後の前記駆動
    制御手段に基く電機子電流値と予め定めた基準値とを比
    較する比較手段と、 電機子電流値が基準値より大きいと比較手段が判断した
    時、前記回生コンタクタを開路させ、反対に基準値より
    小さいと判断した時、回生コンタクタを閉路させるとと
    もに前記スイッチング素子を導通させる制御手段と からなる直流モータの回生・力行制御装置。 2、前記渦電流消去手段は予備導通に基く電機子電流値
    を前記電流検出器を介して割り出し、その電流値と予め
    定めた値を比較し、渦電流消去のために複数回の予備導
    通動作を行うようにしたものである特許請求の範囲第1
    項に記載の直流モータの回生・力行制御装置。
JP63007202A 1988-01-16 1988-01-16 直流モータの回生・力行制御装置 Pending JPH01185189A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831792B2 (ja) * 1976-01-23 1983-07-08 隆 大沢 放送事実自動確認方法
JPS62247705A (ja) * 1986-04-17 1987-10-28 Toyota Autom Loom Works Ltd 直流モ−タの回生・力行制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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