JPH01183428A - 軟化した素材の吸着装置 - Google Patents
軟化した素材の吸着装置Info
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- JPH01183428A JPH01183428A JP692088A JP692088A JPH01183428A JP H01183428 A JPH01183428 A JP H01183428A JP 692088 A JP692088 A JP 692088A JP 692088 A JP692088 A JP 692088A JP H01183428 A JPH01183428 A JP H01183428A
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- glass material
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B35/00—Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
- C03B35/005—Transporting hot solid glass products other than sheets or rods, e.g. lenses, prisms, by suction or floatation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、軟化した素材の吸着装置に係り、特に素材を
変形させることなく吸着することを企図した吸着装置に
関する。
変形させることなく吸着することを企図した吸着装置に
関する。
[従来技術]
第9図(A)は、従来の吸着装置の概略的断面図、第9
図(B)は、その問題点を説明するための模式的断面図
である。
図(B)は、その問題点を説明するための模式的断面図
である。
第9図(A)において、吸着部101には吸引口102
が設けられ、その圧力を低下させることによってガラス
素材1を吸着部101の外周部先端に吸着させる。その
際、レンズの光学有効面に傷等を与えないように、吸着
部101の外周部先端はレンズの有効径の外側に当接す
るように構成されている。
が設けられ、その圧力を低下させることによってガラス
素材1を吸着部101の外周部先端に吸着させる。その
際、レンズの光学有効面に傷等を与えないように、吸着
部101の外周部先端はレンズの有効径の外側に当接す
るように構成されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来の吸着装置では、吸着によって
加熱軟化したガラス素材lの形状が変形してしまうとい
う問題点を有していた。
加熱軟化したガラス素材lの形状が変形してしまうとい
う問題点を有していた。
具体的に説明すると、第9図(B)に示すように、10
7〜1010ポアズの粘度に加熱されたガラス素材lに
吸着部101を接触させて吸着するわけであるが、その
際、ガラス素材1を確実に吸着させるには吸引口102
の圧力を十分に低下させる必要がある。このために軟化
した状態のガラス素材1が吸引口102内へ引き込まれ
、プレス成形に最適の形状+aが実線1bで示す形状に
変形してしまう。
7〜1010ポアズの粘度に加熱されたガラス素材lに
吸着部101を接触させて吸着するわけであるが、その
際、ガラス素材1を確実に吸着させるには吸引口102
の圧力を十分に低下させる必要がある。このために軟化
した状態のガラス素材1が吸引口102内へ引き込まれ
、プレス成形に最適の形状+aが実線1bで示す形状に
変形してしまう。
この変形した形状のガラス素材1をプレス成形するとガ
ス残りが生じて不良品が形成されるために、吸着の段階
での変形をできるだけ抑制する必要がある。
ス残りが生じて不良品が形成されるために、吸着の段階
での変形をできるだけ抑制する必要がある。
[問題点を解決するための手段]
本発明による吸着装置は、
吸着部の圧力を低下させることで該吸着部の先端に軟化
した素材を吸着させる装置において、前記吸着部は中心
部と周辺部とに分割されており、該中心部と周辺部との
間に圧力差を持たせて前記素材を吸着することを特徴と
する。
した素材を吸着させる装置において、前記吸着部は中心
部と周辺部とに分割されており、該中心部と周辺部との
間に圧力差を持たせて前記素材を吸着することを特徴と
する。
[作用]
このように、吸着部を中心部および周辺部に分割するこ
とで圧力差を持たせることができ、軟化した素材を変形
させることなく確実に吸着することができる。更に詳し
く説明する。
とで圧力差を持たせることができ、軟化した素材を変形
させることなく確実に吸着することができる。更に詳し
く説明する。
第1図は、本発明による吸着装置の概念的な構成例を示
す模式図である。
す模式図である。
同図において、吸着部は外側の円環2および内側の円環
3から成り、各円環の間の空間によって周辺部4が、内
側の円環3によって中心部5が各々構成されている。
3から成り、各円環の間の空間によって周辺部4が、内
側の円環3によって中心部5が各々構成されている。
ガラス素材lに接触する円環2および3の先端部は、ガ
ラス素材1の周辺部の曲面と一致するように軸方向の位
置をずらして配置されている。ここでは凸曲面の場合を
示すが、これは任意の三次元曲面の一例にすぎない。ま
た、円環2又は3を相対的に移動可能として任意の三次
元曲面の素材1に対応するよう構成することも容易であ
る。
ラス素材1の周辺部の曲面と一致するように軸方向の位
置をずらして配置されている。ここでは凸曲面の場合を
示すが、これは任意の三次元曲面の一例にすぎない。ま
た、円環2又は3を相対的に移動可能として任意の三次
元曲面の素材1に対応するよう構成することも容易であ
る。
このような円環2および3の先端をガラス素材lに接触
させ、周辺部4および中心部5の圧力を低下させてガラ
ス素材lを吸着する。その際、周辺部4の圧力を中心部
5より低下させることによりガラス素材lを確実に吸引
し、中心部5の圧力を比較的高くすることで軟化したガ
ラス素材1の変形を防止する。
させ、周辺部4および中心部5の圧力を低下させてガラ
ス素材lを吸着する。その際、周辺部4の圧力を中心部
5より低下させることによりガラス素材lを確実に吸引
し、中心部5の圧力を比較的高くすることで軟化したガ
ラス素材1の変形を防止する。
この結果、吸引によっても形状が変化しないために、ガ
ラス素材lを例えばプレス型内に移送してプレス成形し
ても、従来のようなガス残りが発生せず光学素子等を製
造する場合の歩留りを大幅に向上させることができる。
ラス素材lを例えばプレス型内に移送してプレス成形し
ても、従来のようなガス残りが発生せず光学素子等を製
造する場合の歩留りを大幅に向上させることができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
する。
第2図は、本発明による吸引装置の第1実施例の概略的
断面図である。
断面図である。
本実施例において、円環2および3で囲まれた周辺部4
はバイブロを通して真空ポンプに接続され、円環3内の
中心部5はバイブ7を通して外側の成形雰囲気に通じて
いる。
はバイブロを通して真空ポンプに接続され、円環3内の
中心部5はバイブ7を通して外側の成形雰囲気に通じて
いる。
このような構成において、真空ポンプを動作させて吸着
を開始すると、周辺部4は負圧となりガラス素材lを吸
着する。一方、中心部5は外気圧のままであるから、従
来のようにガラス素材lが吸い込まれて変形するという
事態を防止でき、変形量は極めて小さくなる。
を開始すると、周辺部4は負圧となりガラス素材lを吸
着する。一方、中心部5は外気圧のままであるから、従
来のようにガラス素材lが吸い込まれて変形するという
事態を防止でき、変形量は極めて小さくなる。
なお、ガラス素材lの温度が高い場合に吸着時間を長く
すると、周辺部4に対応するガラス素材1の部分が盛り
上がるが、この周辺部はレンズの光学有効面の外である
ために、プレス成形後のレンズの光学面への影響はない
。
すると、周辺部4に対応するガラス素材1の部分が盛り
上がるが、この周辺部はレンズの光学有効面の外である
ために、プレス成形後のレンズの光学面への影響はない
。
また、本実施例では、凸曲面のガラス素材1を吸引する
ように円環2および3の先端部の位置が法定されている
が、勿論任意の曲面に対応するように構成しつるもので
ある。
ように円環2および3の先端部の位置が法定されている
が、勿論任意の曲面に対応するように構成しつるもので
ある。
第3図は、本発明の第2実施例の概略的断面図である。
本実施例は、中心部5がバイブ7を通して図示されてい
ない減圧装置に接続されている点を除いて、第1実施例
と同様の構成を有している。
ない減圧装置に接続されている点を除いて、第1実施例
と同様の構成を有している。
本実施例は、中心部5を適当に減圧することによって、
高温ガラス素材1の中心部分が自重によって下方へ変形
する事態を防止でき、高温で大きな量のガラス素材でも
長時間安定して吸着することができる。
高温ガラス素材1の中心部分が自重によって下方へ変形
する事態を防止でき、高温で大きな量のガラス素材でも
長時間安定して吸着することができる。
なお1本実施例では、周辺が凹曲面のガラス素材1を吸
着するように円環2および3を配置しているが、上述し
たように任意の曲面に対応する構成でもよい。
着するように円環2および3を配置しているが、上述し
たように任意の曲面に対応する構成でもよい。
第4図は、本発明の第3実施例の概略的断面図である。
本実施例は、中心部4が外部に通じていない点が特徴で
あり、他は第1実施例と同様の構成である。このために
、上記各実施例に比べて構造が単純化されて製造が容易
であり、しかも第1実施例とほぼ同様の効果を得ること
ができる。
あり、他は第1実施例と同様の構成である。このために
、上記各実施例に比べて構造が単純化されて製造が容易
であり、しかも第1実施例とほぼ同様の効果を得ること
ができる。
第5図(A)は、各実施例によって吸着されたガラス素
材の変形を強調して示す模式的断面図、第5図+B)は
、加工後のレンズの模式的断面図である。
材の変形を強調して示す模式的断面図、第5図+B)は
、加工後のレンズの模式的断面図である。
同図(^)に示すように、周辺部4の減圧によって高温
ガラス素材lを長時間吸着しておくと、その部分のガラ
スが盛り上がり、リング状の凸部8を形成する。
ガラス素材lを長時間吸着しておくと、その部分のガラ
スが盛り上がり、リング状の凸部8を形成する。
しかし、この凸部8はレンズ光学面の外側に形成される
ために、何ら光学的性質に影響しない。
ために、何ら光学的性質に影響しない。
逆に凸部8を利用して、プレス成形時のガラス素材の重
量バラツキを吸収することができ、更に同図(B)に示
す形状に加工することでレンズ鏡筒への組み込みを容易
にすることもできる。
量バラツキを吸収することができ、更に同図(B)に示
す形状に加工することでレンズ鏡筒への組み込みを容易
にすることもできる。
第6図は、本発明の各実施例における円環2および3の
先端部に被膜を形成した場合の模式図である。
先端部に被膜を形成した場合の模式図である。
同図において、円環2および3の先端部には高温ガラス
素材との融着な防止するための被膜9が形成されている
。
素材との融着な防止するための被膜9が形成されている
。
被膜9の材料としては、TiN、TaN、S i3N4
.8N、HfN等の窒化物系、WCl51C等の炭化物
系、あるいはPt、Rh等の貴金属類などがある。この
ように被覆することによって、高温ガラスと吸着部との
接触による融着や吸着の痕跡等を防止することができ、
レンズ等の光学素子の表面の欠陥をなくし、品質の向上
を達成できる。
.8N、HfN等の窒化物系、WCl51C等の炭化物
系、あるいはPt、Rh等の貴金属類などがある。この
ように被覆することによって、高温ガラスと吸着部との
接触による融着や吸着の痕跡等を防止することができ、
レンズ等の光学素子の表面の欠陥をなくし、品質の向上
を達成できる。
次に、本実施例である吸着装置を用いて光学素子を連続
製造できる装置の一例を示す。
製造できる装置の一例を示す。
第7図は、製造装置全体の概略的平面図、第8図は素材
移替部周辺の斜視図である。
移替部周辺の斜視図である。
第7図に示すように、この製造装置は、素材取入室70
1、加熱部702、素材移替部703、プレス部705
、徐冷部706及び成形品取出室707から構成されて
いる。このうち素材取入室70I、加熱部702、素材
移替部703及びプレス部705は、同一ライン上にあ
り、これらのラインと並列して徐冷部706が配設され
ている。
1、加熱部702、素材移替部703、プレス部705
、徐冷部706及び成形品取出室707から構成されて
いる。このうち素材取入室70I、加熱部702、素材
移替部703及びプレス部705は、同一ライン上にあ
り、これらのラインと並列して徐冷部706が配設され
ている。
加熱部702の入口近傍には第1の移送室721が構成
され、この第1の移送室721に上記素材取入室701
が設けられている。
され、この第1の移送室721に上記素材取入室701
が設けられている。
また、プレス部705の出口近傍には第2の移送室72
2が構成され、徐冷部706の入口には第3の移送室7
23が構成され、これら第2と第3の移送室は移送路7
25で連結されている。
2が構成され、徐冷部706の入口には第3の移送室7
23が構成され、これら第2と第3の移送室は移送路7
25で連結されている。
さらに、徐冷部706の出口付近には第4の移送室72
4が構成されている。この第4の移送室724には成形
品取出室707が設けられ、第4の移送室724と上記
第1の移送室721とは回送路726で連結されている
。
4が構成されている。この第4の移送室724には成形
品取出室707が設けられ、第4の移送室724と上記
第1の移送室721とは回送路726で連結されている
。
これらの各室各部は連続的な循環経路を成して炉体75
9を構成し、加熱部702、素材移替部703及びプレ
ス部705を加熱するヒータ757と徐冷部706を加
熱するヒータ758とが設けられている。
9を構成し、加熱部702、素材移替部703及びプレ
ス部705を加熱するヒータ757と徐冷部706を加
熱するヒータ758とが設けられている。
711は、この経路を移送せしめられるパレットである
。第8図に示すように、パレット711上には素材載置
台712とプレス成形用の上型713及び下型714と
が一定の間隔を有して配設されている。上型713及び
下型714のブレス成形面には、夫々光学素子機能面を
成形するだめの鏡面が施されている。
。第8図に示すように、パレット711上には素材載置
台712とプレス成形用の上型713及び下型714と
が一定の間隔を有して配設されている。上型713及び
下型714のブレス成形面には、夫々光学素子機能面を
成形するだめの鏡面が施されている。
なお、下型714の外周には、上型713の載置動作を
案内するとともに上型713の位置決め用として調型が
下型714の上端部よりやや突出するように固設されて
いる。
案内するとともに上型713の位置決め用として調型が
下型714の上端部よりやや突出するように固設されて
いる。
パレット711を上記径路中にて移送せしめる手段とし
て、第1の移送室721には押出しシリンダ751が設
けられ、第2の移送室722には押出しシリンダ753
と引出しシリンダ752とが設けられ、第3の移送室7
23には押出しシリンダ754が設けられ、第4の移送
室724には押出しシリンダ755と引出しシリンダー
56とが設けられており、パレット711はこれらシリ
ンダーの押出し或いは引出し動作により各工程に移送さ
れる。
て、第1の移送室721には押出しシリンダ751が設
けられ、第2の移送室722には押出しシリンダ753
と引出しシリンダ752とが設けられ、第3の移送室7
23には押出しシリンダ754が設けられ、第4の移送
室724には押出しシリンダ755と引出しシリンダー
56とが設けられており、パレット711はこれらシリ
ンダーの押出し或いは引出し動作により各工程に移送さ
れる。
第8図に示すように、炉体759内の底部両側にはレー
ル28が設けられ、この上にパレット711が載置され
、上述した各種シリンダーの押出し及び引出し動作によ
り該レール上を移動する。
ル28が設けられ、この上にパレット711が載置され
、上述した各種シリンダーの押出し及び引出し動作によ
り該レール上を移動する。
このパレット711の移動動作について、第7図を参照
しながらより詳細に説明する。
しながらより詳細に説明する。
パレット711は加熱部702の入口付近からプレス部
705の出口付近まで複数配列され、第1の移送室72
1の押出しシリンダ751の押出動作により、これらの
パレット711は互いに接触した状態で素材移替部70
3及びプレス部705の方向に移動する。
705の出口付近まで複数配列され、第1の移送室72
1の押出しシリンダ751の押出動作により、これらの
パレット711は互いに接触した状態で素材移替部70
3及びプレス部705の方向に移動する。
押出しシリンダ751がパレット711を1個分だけ押
出すと、プレス部705から先頭に位置するパレットA
が1個だけ玉突き式に押出され、さらにこのパレット7
11が第2の移送室722に引出しシリンダ752によ
り引出されると、該第2の移送室722にて押出しシリ
ンダ753により押出されて移送路725を移動した後
、第3の移送室723に移送せしめられる。
出すと、プレス部705から先頭に位置するパレットA
が1個だけ玉突き式に押出され、さらにこのパレット7
11が第2の移送室722に引出しシリンダ752によ
り引出されると、該第2の移送室722にて押出しシリ
ンダ753により押出されて移送路725を移動した後
、第3の移送室723に移送せしめられる。
次いで、この第3の移送室723に移送された1個のパ
レット711が、押出しシリンダ754により徐冷部7
06の方向に押出されると、徐冷部706に配列された
複数のパレット711が上記同様玉突き式に移動し、こ
れらパレット711のうち先頭のパレットBが第4の移
送室724に押出される。そして、このパレットBは該
移送室724にて押出しシリンダ755により押出され
、回送路726を経て第1の移送室721に到る。
レット711が、押出しシリンダ754により徐冷部7
06の方向に押出されると、徐冷部706に配列された
複数のパレット711が上記同様玉突き式に移動し、こ
れらパレット711のうち先頭のパレットBが第4の移
送室724に押出される。そして、このパレットBは該
移送室724にて押出しシリンダ755により押出され
、回送路726を経て第1の移送室721に到る。
かくして、パレット711は上述の動作により上記循環
経路を移動し、加熱、素材移替、プレスおよび徐冷が順
次実行される。
経路を移動し、加熱、素材移替、プレスおよび徐冷が順
次実行される。
次に、上記循環経路の素材移替部703及びプレス部7
05について説明する。
05について説明する。
素材移替部703には、二股ハンド716が上下方向に
摺動可能に設けられている。この二股ハンド716の各
先端には吸着フィンガ716aおよび716bが設けら
れ、夫々独立した吸着動作を行う。ここでは、吸着フィ
ンガ716bが本発明の実施例に相当する。
摺動可能に設けられている。この二股ハンド716の各
先端には吸着フィンガ716aおよび716bが設けら
れ、夫々独立した吸着動作を行う。ここでは、吸着フィ
ンガ716bが本発明の実施例に相当する。
一方の吸着フィンガ716aにより一ヒ型713を吸着
するとともに、他方の吸着フィンガ716bにより素材
7鳳5を吸着して二股ハンド716全体を回転し、素材
715を下型714上に移し替えた後、再び二股ハンド
716全体を元の状態に回転して吸着フィンガ716a
に吸着されている上型713を素材715が収容された
下型714上にa置する。
するとともに、他方の吸着フィンガ716bにより素材
7鳳5を吸着して二股ハンド716全体を回転し、素材
715を下型714上に移し替えた後、再び二股ハンド
716全体を元の状態に回転して吸着フィンガ716a
に吸着されている上型713を素材715が収容された
下型714上にa置する。
すなわち1本実施例である吸着フィンガ716bによっ
て素材715は変形することなく確実に吸着されて移動
し、下型714上に移し替えれる。
て素材715は変形することなく確実に吸着されて移動
し、下型714上に移し替えれる。
また、プレス部705には、プレス用のロッド717が
、二股ハンド716と同様に上下方向に摺動可能に設け
られている。こ1れら二股ハンド716及びロッド71
7は不図示のシリンダーにより駆動される。
、二股ハンド716と同様に上下方向に摺動可能に設け
られている。こ1れら二股ハンド716及びロッド71
7は不図示のシリンダーにより駆動される。
なお1本装置において炉体759の内部は、上型713
及び下型714を形成する型材が高温ドで酸化されるの
を防止するよう、真空排気の後、N2ガス等の非酸化性
ガスを充填する必要があるため、上記二股ハンド716
及びプレスロット717等と炉体759外壁との摺動部
分には充分のシールドを施しておく必要がある。
及び下型714を形成する型材が高温ドで酸化されるの
を防止するよう、真空排気の後、N2ガス等の非酸化性
ガスを充填する必要があるため、上記二股ハンド716
及びプレスロット717等と炉体759外壁との摺動部
分には充分のシールドを施しておく必要がある。
このような製造装置を用いることで、素材715はプレ
ス成形の際に成形型7]3および714に移替えられて
プレス成形されるために、反応が最も著しい高温加熱時
には素材と型とは分離された状態に置かれ、反応によっ
て侵される時間が著しく短縮される。
ス成形の際に成形型7]3および714に移替えられて
プレス成形されるために、反応が最も著しい高温加熱時
には素材と型とは分離された状態に置かれ、反応によっ
て侵される時間が著しく短縮される。
また、素材載置台7]2と成形型713および714と
は同一パレット711上に配設されているために、パレ
ットの移動時における両者間の相対的な位置変化は発生
しない、したがって、例えばオートハンド装置を用いて
成形用素材を移替える際のハンドリングの位置決め精度
が低下しない。
は同一パレット711上に配設されているために、パレ
ットの移動時における両者間の相対的な位置変化は発生
しない、したがって、例えばオートハンド装置を用いて
成形用素材を移替える際のハンドリングの位置決め精度
が低下しない。
なお、上記各実施例では、レンズを一例として説叫した
が、勿論これに限定されるものではなく1本発明は軟化
した状態の素材一般に適用することができる。
が、勿論これに限定されるものではなく1本発明は軟化
した状態の素材一般に適用することができる。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、本発明による吸着装置は、
吸着部を中心部および周辺部に分割することで圧力差を
持たせることができ、軟化した素材を変形させることな
く確実に吸着することができる。
吸着部を中心部および周辺部に分割することで圧力差を
持たせることができ、軟化した素材を変形させることな
く確実に吸着することができる。
吸引によっても形状が変化しないために、素材を例えば
プレス型内に移送してプレス成形しても、従来のような
ガス残りが発生せず光学素子等を製造する場合の歩留り
を大幅に向上させることができる。
プレス型内に移送してプレス成形しても、従来のような
ガス残りが発生せず光学素子等を製造する場合の歩留り
を大幅に向上させることができる。
第1図は、本発明による吸着装置の概念的な構成例を示
す模式図、 第2図は、本発明による吸引装置の第1実施例の概略的
断面図、 第3図は、本発明の第2実施例の概略的断面図、 第4図は、本発明の第3実施例の概略的断面図、 第5図(A)は、各実施例によって吸着されたガラス素
材の変形を強調して示す模式的断面図、第5図(B)は
、加工後のレンズの模式的断面図、第6図は、本発明の
各実施例における円環2および3の先端部に被膜を形成
した場合の模式図、第7図は、製造装置全体の概略的平
面図、第8図は素材移替部周辺の斜視図、 第9図(^)は、従来の吸着装置の概略的断面図、第9
図(B)は、その問題点を説明するための模式的断面図
である。 l・・・ガラス素材 2・・・外側の円環 3・・・内側の円環 4・・・周辺部 5・・・中心部 6.7・・・バイブ 9・・・被膜 代理人 弁理士 山 下 穣 乎 第1図 第4図 第5図 (A) (B) 第6図 第8図 第9図 (A) (B)
す模式図、 第2図は、本発明による吸引装置の第1実施例の概略的
断面図、 第3図は、本発明の第2実施例の概略的断面図、 第4図は、本発明の第3実施例の概略的断面図、 第5図(A)は、各実施例によって吸着されたガラス素
材の変形を強調して示す模式的断面図、第5図(B)は
、加工後のレンズの模式的断面図、第6図は、本発明の
各実施例における円環2および3の先端部に被膜を形成
した場合の模式図、第7図は、製造装置全体の概略的平
面図、第8図は素材移替部周辺の斜視図、 第9図(^)は、従来の吸着装置の概略的断面図、第9
図(B)は、その問題点を説明するための模式的断面図
である。 l・・・ガラス素材 2・・・外側の円環 3・・・内側の円環 4・・・周辺部 5・・・中心部 6.7・・・バイブ 9・・・被膜 代理人 弁理士 山 下 穣 乎 第1図 第4図 第5図 (A) (B) 第6図 第8図 第9図 (A) (B)
Claims (4)
- (1)吸着部の圧力を低下させることで該吸着部の先端
に軟化した素材を吸着させる装置において、 前記吸着部は中心部と周辺部とに分割さ れており、該中心部と周辺部との間に圧力差を持たせて
前記素材を吸着することを特徴とする軟化した素材の吸
着装置。 - (2)上記周辺部の圧力を上記中心部の圧力より低下さ
せて上記素材を吸着することを特徴とする軟化した素材
の吸着装置。 - (3)上記素材は光学素子の素材であり、該光学素子の
光学有効面が上記中心部内に位置して吸着されることを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載の軟化した素材の
吸着装置。 - (4)上記素材は、加熱されて軟化したガラス素材であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項
のいずれかに記載の軟化した素材の吸着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP692088A JPH01183428A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 軟化した素材の吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP692088A JPH01183428A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 軟化した素材の吸着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183428A true JPH01183428A (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=11651674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP692088A Pending JPH01183428A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 軟化した素材の吸着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01183428A (ja) |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP692088A patent/JPH01183428A/ja active Pending
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