JPH01182895A - 電子楽器の鍵域分割装置 - Google Patents

電子楽器の鍵域分割装置

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JPH01182895A
JPH01182895A JP63006419A JP641988A JPH01182895A JP H01182895 A JPH01182895 A JP H01182895A JP 63006419 A JP63006419 A JP 63006419A JP 641988 A JP641988 A JP 641988A JP H01182895 A JPH01182895 A JP H01182895A
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JP
Japan
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register
tone
key
switch
pitch
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JP63006419A
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Mamoru Kanehara
金原 守
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、鍵盤を有する電子楽器の鍵域を分割する際
に用いて好適な電子楽器の鍵域分割装置に関する。
「従来の技術」 電子楽器の鍵盤を分割し、一方を伴奏用、他方をメロデ
ィ用に用いることがよく行われる。この場合、伴奏用の
鍵盤によって自動伴奏のコード指定や、ベース演奏等が
一般に行われる(特開昭54−158216号)。
[発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上述した従来の鍵域分割装置においては
、鍵域の分割に際し、所定のモードを設定するだめのス
イッチ操作を必要とし、かつ、各鍵域についての音色設
定を別個の操作によって行わなければならず、鍵域分割
時の操作が繁雑となる欠点を有していた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、分
割モードの設定および内鍵域の音色設定操作を極めて簡
単に行うことができる電子楽器の鍵域分割装置を提供す
ることを目的としてる。
「課題を解決するための手段」 この発明は、上記課題を解決するために、音色を設定す
るための複数の音色設定操作子と、これらの音色設定操
作子が2以上同時に操作されたことを検出する検出手段
と、この検出手段が同時操作を検出したときに鍵域の分
割モードを指定する分割モード指定手段と、音高情゛報
に従った発音を行う複数の発音チャンネルを有する楽音
発生手段と、前記分割モードが指定された際に操作され
た各操作子の指定音色を分割領域に応じて前記各発音チ
ャンネルに設定する音色設定手段と、前記分割モードが
指定されたときは、供給される音高情報を分割領域に応
じて前記発音チャンネルに割り当てる音高情報割当手段
とを具備している。
「作用」 音色設定操作子が複数同時に操作されると、分割モード
指定手段によって分割モードが自動的に指定される。さ
らに、分割モード指定時に操作された操作子の音色が、
音色設定手段によって分割領域に応じた発音チャンネル
に設定される。これにより、音色設定と分割モード指定
とが同時に行われる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
(1:実施例の構成) 第1図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。図において、1は電子楽器であり、各キーの押
圧に対応したMIDI規格(電子楽器用の統一規格)に
よる楽音制御信号を発生する。ここで、MIDI規格に
よる信号(以下MIDIID上いう)について説明する
。MIDI信号は3バイト1組の信号であり、第3図(
イ)、(ロ)に示すように第1バイトがキーのオン/オ
フを示し、第2バイトがキーコードを示し、第3バイト
がタッチ情報を示す。すなわち、第3図(イ)、(ロ)
に示すように第1バイトの上位4ビツトが(9)Hであ
るときはキーオン、(8))lであるときはキーオフを
示す。第1バイトの下位4ビツトは通信チャンネルにな
っている。また、第2、第3バイトの最上位ビットは“
0”が書き込まれ、下位7ビツトがそれぞれキーコード
およびタッチ情報を示すようになっている。ここで、キ
ーコードとはキーの音高を示すコードであり、キーとは
第2図に示す対応関係になっている。
次に、2は電子楽器1が出力するMIDI信号を受信す
る受信回路であり、その受信信号はCPU3に供給され
る。CPU3は装置各部を制御するものであり、プログ
ラムメモリ4内のプログラムにしたがって動作する。5
は後述する種々のレジスタやフラグが設定されているレ
ジスタ群であり、ランダムアクセスメモリ(RAM)に
より構成されている。6はCPU3に対し各種処理を指
示するスイッチから構成されるスイッチ群であり、図示
のように12個の音色スイッチTNSWO〜TNSWI
 1、ファンクションスイッチFUNC。
ピッチスイッチPITCH(+)、(−)およびその他
のスイッチ(ボリュームスイッチ等)より構成されてい
る。
音色スイッチTNSWO〜TNSWIIは、2グループ
に別れており、第1のグループは音色スイッチTNSW
O−TNSW8からなり、第2のグループはベース音色
を指定する音色スイッチTNSW9〜TNSWI lか
らなっている。これらの音色スイッチTNSWO−TN
SWI 1は、押圧状態のときにオン、非押圧状態のと
きにオフとなるように構成されており、また、同一のグ
ループ内においては後着優先で受付られるようになって
いる。したがって、同一のグループにおいては2以上の
スイッチの受付は行われず、グループが異なる場合にお
いては、各グループについて1ずつのスイッチの受付が
行われる。また、音色スイッチTNSWO〜TNSW9
が指定する音色(「ピアノ1」、「ピアノ2」・・・・
・・「チョッパーベース」)に対応する音色パラメータ
が音色パラメータテーブル7に記憶されており、いずれ
かの音色スイッチTNSWが受は付けられると、その音
色のパラメータが読出される。この場合、音色パラメー
タには音色スイッチTNSWO〜TNSWI 1の番号
に対応したrOJ〜「11」の識別番号が付されており
、音色スイッチが押されると該当する番号がCPU3か
ら出力され、これによって、対応する音色パラメータが
読出されるようになってい。 ファンクションスイッチ
FUNCは、種々の機能を指示する場合に他のスイッチ
と組み合わせて押されるスイッチである。ピッチスイッ
チPICH(+)は、発音する音高を一律に半音上げる
際に押されるスイッチであり、ピッチスイッチPICH
(−)は発音する音高を一律に半音下げる際に押される
スイッチである。
次に8は、8個の発音チャンネルcho〜ah7を有し
ているトーンジェネレータであり、電子楽器1が出力す
るキーコードがCPU3によっていずれかの発音チャン
ネルにc h O−c h 7に割り当てられると、そ
の発音チャンネルが当該キーコードによって指定される
音高の楽音信号を発生する。また、各発音チャンネルc
ho−ch7には、音色パラメータ7から読出された音
色パラメータがCPU3を介して供給され、この音色パ
ラメータにしたがった音色の楽音信号を作成するように
なっている。このトーンジェネレータ8が出力する楽音
信号は、図示せぬサウンドシステムに供給され、ここで
、楽音として発生される。上記発音チャンネルc h 
O−c h 7は、鍵域分割時においては、発音チャン
ネルcho−ch3が上側鍵域用、発音チャンネルch
4〜ch7が下側鍵域用に用いられるようになっている
ここで、レジスタ群7内のレジスタ、フラグのうち主な
ものについて説明する。
レジスタAss:発音チャンネルの割り当てを指示する
レジスタであり、このレジスタ内の数値が発音チャンネ
ルの番号を指示する。
レジスタKC:MIDI信号中のキーコードが書き込ま
れるレジスタである。
キーコードバッファKCBUF (0〜7):各発音チ
ャンネル毎に設けられ、割り当てられたキーコードが記
憶される。
レジスタ5WST:スイッチの状態を記憶する16ビツ
トのレジスタであり、第4図にその構成を示す。図示の
ように、第Oビット〜第11ビットが音色スイッチTN
SWO−TNSW11に対応し、第12.13ビツトが
各々ピッチスイッチPICH(+)、PICH(−)に
対応し、また、最上位ビットがファンクションスイッチ
FUNCに対応している。これらの各ビットは、対応す
るスイッチが押されているときに“1′″となる。また
、このレジスタと同様に各ビットとスイッチとが対応し
ている16ビツトのレジスタとして、レジスタ5WOL
Dとレジスタ5WONEV等がある。レジスタ5WOL
Dは前回の各スイッチの状態が記憶され、レジスタ5W
ONEVはオンイベントがあったスイッチのビットが1
 ”となるレジスタである。ここで、オンイベントとは
、スイッチの状態がオフからオンへ変化することをいう
レジスタTNST:上記レジスタ5WSTとほぼ同様の
レジスタであるが音色スイッチTNSWO−TNSWI
 1の状態のみを記憶する。
また、音色スイッチのみのオンイベントを記憶するレジ
スタとしてレジスタTNEVが設けられている。
レジスタ5PLTKC:鍵域分割時における境界のキー
コードが書き込まれるレジスタである。このレジスタに
書き込まれるキーは下側鍵域の最高音キーとなる。
フラグ5PLT:鍵域分割モード時に“1′″となるレ
ジスタである。
以上が主なレジスタおよびフラグである。
(2:実施例の動作) 次に、上記構成によるこの実施例の動作について説明す
る。
(2−1:メインルーチンMA I N)第5図は、こ
の実施例におけるメインルーチンMAINの処理を示す
70−チャートである。
まず、ステップSalにおいては、各種レジスタの初期
設定処理が行われる。例えば、フラグ5PLT、 レジ
スタ5WST、レジスタ5WOLD。
はクリアされ、また、レジスタ5PLTKCには「54
」が書き込まれる。このように、フラグ5PLTがクリ
アされるため、初期状態においてはスピリットモード(
分割モード)ではなく全鍵域モードが設定される。また
、レジスタ5PLTKCに「54」が設定されるので、
最初にスピリットモードが指定された際には、F#、の
キーを境にして鍵域が分割される。次に、ステップSa
2に進み、レジスタTONHの内容に対応する音色パラ
−メータを音色パラメータテーブル7から読出し、発音
チャンネルcho〜ch7に供給する。
レジスタTONHにはステップSalにおいて「O」が
書き込まれているので、このステップSa2において発
音チャンネルchO〜ch7に書き込まれる音色パラメ
ータは「ピアノ1」の音色パラメータである(第1図参
照)。ステップSa2の処理の後はサブルーチンMID
I・INの処理を行う。サブルーチンMIDI・INは
、電子楽器lから供給されるMIDI信号に基づいて楽
音信号形成等の処理を行うサブルーチンであり、詳細は
後述する。
次に、ステップSa3に進み、スイッチ群6の各スイッ
チ状態がレジスタ5WSTに取り込まれる。そして、ス
テップSa4に至り、レジスタ5WSTOLDの内容を
反転させたものと、レジスタ5WSTとの各ビットにつ
いて論理積をとり、その結果を各ビット毎にレジスタ5
WONEVに書き込む。ここで、レジスタ5WSTOL
DはステップSalの処理によってクリアされているか
ら、その反転内容は(FFFF)Hとなる。したがって
、ステップSa4においては、レジスタ5WSTの各ビ
ットのうち“1”となっているビットの論理積が“1”
となる。すなわち、レジスタ5WONEVの各ビットの
うち、オンイベントがあったスイッチに対応するビット
が“1”となる。
次に、ステップSa5に進むと、レジスタ5WSTの内
容をレジスタ5WOLDに書き込む。したがって、上述
したステップSa4の演算は、以後は前回のスイッチ状
態の反転データと新たなスイッチ状態のデータとの間で
行われる。この場合においても論理積の結果は、オンイ
ベントのあったスイッチのビットが“1″となる。この
ステップSa5の処理の後はステップSa6に進み、レ
ジスタ5WONEV、!: (OFFF)Hとの間で論
理積が取られる。この演算の意味は、オンイベントのあ
ったスイッチのうち音色スイッチTNSWO〜TNSW
I 1 (第θビット〜第11ビット)のオンイベント
を抽出する処理である。この処理の結果は、レジスタT
NEVに書き込まれる。そして、ステップSa7に進み
、レジスタ5WSTと(OFFF)Hとの間で論理積が
取られる。、この演算の意味は、オン状態が検出された
スイッチのうち音色スイッチTNSWO−TNSWI 
1のオン状態のみを抽出する処理であり、処理結果はレ
ジスタTNSTに書き込まれる。次に、ステップSa8
に進み、レジスタTNEVの内容が「0」か否かが判断
される。この判断がrYESJの場合は、音色スイッチ
TNSWO〜TNSWI lのいずれにもオンイベント
が無かった場合である。
いずれかの音色スイッチTNSWO−TNSW11にオ
ンイベントがあれば、そのイベント処理を行うサブルー
チンTONE−3Wに進む。一方、スイッチSa8の判
定がrYEsJの場合は、ステップSa9に進み、レジ
スタ5WONEVの内容と(3000)Hとの論理積が
とられる。この演算によって、スイッチのオンイベント
のうちピッチスイッチPITCH(+)、(−)のオン
イベントが抽出され、その演算結果がレジスタPTEV
に書き込まれる。そして、スイッチ5alOに進み、レ
ジスタ5WSTの内容と(3000)□との論理積が取
られる。この演算によってオン状態となっているスイッ
チのうちピッチスイッチPITCH(+)、(−)のオ
ン状態のみが抽出され、その結果がレジスタPTSTに
書き込まれる。次に、スイッチ5ailに進み、レジス
タPTEVの内容が「0」か否かが判断される。この判
断がrYESJの場合は、ピッチスイッチPITCH(
+)、(−)のいずれにもオンイベントがなかった場合
である。いずれかにオンイベントがあるとステップ5a
ilの判定がrNOJとなり、ピッチスイッチのオンイ
ベント処理を行うサブルーチンP I TCH5Wに進
む。一方、ステップ5ailの判定がrYEsJの場合
は、ステッブ5a12に進み、音量スイッチ等の操作に
応じたその他の処理を行い、サブルーチンMIDI・I
Nに戻る。以後は上記処理を循環して行う。
C2−2:サブルーチンTONE−5W)次に、サブル
ーチンTONE −SWの処理について第6図を参照し
て説明する。このサブルーチンTONE −SWは、前
述したようにトーンスイッチTNSWO〜TNSW11
のいずれかにオンイベントがあった場合に起動されるサ
ブルーチンである。この場合、操作上は2個の音色スイ
ッチTNSWが同時に押されることがあるが、前述のメ
インルーチンMA I N等の処理はシステムクロック
によって高速に行われ、また、人の操作は微少な時間差
を有するので、処理上は最初の1個の音色スイッチのオ
ンイベントが検出された時点で直ちにサブルーチンTO
NE −SWに至る。
まず、第6図に示すステップSblにおいて制御変数と
して用いられるレジスタiをクリアし、次いで、ステッ
プSb2に進んでレジスタTNEVのiビットの値が“
1″か否かが判断される。
この判定がrNOJの場合はステップSb3においてレ
ジスタiの値を1インクリメントし、再度ステップSb
2の判定を行う。以後はステップSb2の判定がrYE
SJとなるまでステップsb2、Sb3からなるループ
を循環する。そして、ステップSb2の判定がrYES
Jとなると、上記ループを抜けてステップSb4に至り
、レジスタNOにレジスタiの値を書き込む。この処理
によってレジスタNOに書き込まれる値は、オンイベン
トのあった音色スイッチの番号と同じ値である。すなわ
ち、ステップSb2〜Sb4の処理によって、レジスタ
TNEVの下位ビットから順にオンイベントのあったビ
ットがサーチされ、オンイベントのあった音色スイッチ
の番号がレジスタNOに書き込まれる。
次に、ステップSb5に至り、レジスタNoに書き込ま
れた値が「8」以下か否かが判定される。
この判定は、オンイベントが音色スイッチTNSWO−
TNSW8について生じたか、ベース音色を制御する音
色スイッチTNSW9〜TNSWIlについて生じたか
を判定する処理であり、「NO」のときがベース音色側
にイベントがあった場合である。ステップSb5の判定
がrYEsJのときは、ステップSb6に至り、レジス
タTNSTの内容と(OEOO)、との論理積がとられ
、演算結果がレジスタTSWLに書き込まれる。この演
算によって、ベース音色指示用の音色スイッチTNSW
9〜TNSWI 1のオンイベントが抽出される。次に
、ステップSb7に進み、レジスタTSWLの内容が「
0」か否かが判定される。
この判定がrYEsJのときは、音色スイッチTNSW
O〜TNSW8のいずれかは押されているが、ベース用
の音色スイッチTNSW9〜TNSWllは押されてい
ない場合であり、ステップ5bloに進む。また、ステ
ップSb7の判定が「NO」のときは音色スイッチTN
SWO−TNSW8のいずれかと、ベース用の音色スイ
ッチTNSW9〜TNSWI 1のいずれかの双方が押
されている場合であり、ステップ5b13に進む。ただ
し、双方が押される場合であっても、上述のように操作
には時間差があるため、当初におけるステップSb7の
判定はrYESJとなり、ステップ5blOに進む。
一方、ステップSb5においてrNOJとなると、ステ
ップSb8に進み、レジスタTNSTの内容と(OIF
F)+4との論理積をとってその結果をレジスタTSW
Uに書き込む。この演算は、音色スイッチTNSWO−
TNSW8のオン状態を抽出する処理である。そして、
スイッチSb9においては、レジスタTSWUの内容が
「0」か否かが判定される。この判定がrYEsJのと
きはベース用の音色スイッチは押されているが、音色ス
イッチTNSWO−TNSW8は押されていない場合で
あり、ステップSb1gへ進む。また、ステップSb9
の判定がrNOJのときはベース用の音色スイッチTN
SW9〜TNSWI 1のいずれかと、音色スイッチT
NSWO〜TNSW8のいずれかの双方が押されている
場合である。ただし、この判定も上記ステップSb7の
場合と同様に当初はrYESJとなり、処理はステップ
Sbloに進む。
上記のように、音色スイッチTNSWO−TNSW8の
いずれか、あるいは、音色スイッチTNSW9〜TNS
WI 1のいずれかがオンの場合はステップ5btoに
至る。また、双方の音色スイッチが共に押されても、最
初のステップSb7゜Sb9の判定はrYEsJとなる
ため、この場合においても処理は、ステップ5blOに
至る。
ステップ5blOにおいては、7ラグ5PLTがクリア
され、スピリットモードが停止される。
そして、ステップ5bllに進み、レジスタTONHに
レジスタNOの内容を書き込む。レジスタNOの内容は
、オンイベントのあったスイッチの番号である(ステッ
プSb4参照)。次に、ステップ5b12に至り、レジ
スタNo内の数値に対応する音色パラメータを読出し、
これをトーンジェネレータ8内の発音チャンネルcho
〜ch7に供給する。この結果、全鍵域が押された音色
スイッチTNSWに対応する音色に設定される。この処
理の後はメインルーチンMA I Nにリターンする。
 次に、上記とは別の音色スイッチが押されると、再び
同様の処理が行われ、全鍵域が新たに押圧された音色ス
イッチに対応する音色に設定される。 また、音色スイ
ッチTNSWO〜TNSW8のいずれか1つと、ベース
用の音色スイッチTNSW9〜TNSWI 1のいずれ
か1つの双方がオンされた場合は、以下の処理となる。
(イ)ベース側のスイッチのオンイベントが先に検出さ
れた場合。
サブルーチンTONE −SWの最初の処理において、
ステップsbs→Sb8→Sb9→5blO→5bll
→5b12の処理となり、全鍵域にベース用の音色、す
なわち、「ウッドベース」。
「エレキベース」、「チョッパーベース」のいずれかが
設定される。そして、サブルーチンTONE−5Wの2
回目の処理においては、ステップSb4において音色ス
イッチTNSWO〜TNSW8のうちのオンイベントの
あったスイッチの番号がレジスタNOに書き込まれる。
そして、ステップSb5→Sb6→Sb7の処理が行わ
れ、ステップSb7の判定がrNOJとなり、ステップ
5b13の処理が行われる。
ステップ5b13においては、フラグ5PLTに“′l
″を立ててスピリットモードを設定する。
次に、ステップ5b14に移り、レジスタTONELに
レジスタTONHの値を書き込む。このレジスタTON
ELは、下側鍵域の音色を指定するレジスタである。ス
テップ5b14の処理を行うのは、サブルーチンTON
E −SWの1回目の処理のステップ5bllにおいて
ベース用の音色データがレジスタTONHに書き込まれ
ているため、これをベース音色指定用のレジスタTON
ELに書き換えるためである。次に、ステップ5b15
に移り、レジスタTONHにレジスタNo内の番号が書
き込まれる。そして、ステップ5b16に移り、レジス
タTONE内の数値に対応する音色パラメータを発音チ
ャンネルc h O= c h 3に書き込み、レジス
タTONEL内の数値に対応する音色パラメータを発音
チャンネルch4〜ch7に書き込む。これにより、発
音ch4〜ch7にはベース用の音色が設定され、発音
チャンネルChO−ch3にはベース用以外の一般的な
音色が設定される。この処理の後はメインルーチンMA
INにリターンする。
(ロ)ベース側の音色スイッチTNSW9〜TNSWI
Iのオンイベントが後に検出された場合。
サブルーチンTONE −SWの最初の処理において、
ステップSb5→Sb6→Sb7→5blO−3bll
→5b12の処理となり、全鍵域にベース用以外の音色
、すなわち、「ピアノ1」。
「ストリンゲス」、「コーラス」等のいずれかが設定さ
れる(第1図参照)。そして、サブルーチンTONE 
−SWの2回目の処理においては、ステップSb4にお
いて、オンイベントのあったベース用の音色スイッチT
NSW9〜TNSWI 1の番号がレジスタNOに書き
込まれる。そして、ステップSb5→Sb8→Sb9の
処理が行われ、ステップSb9の判定がrNOJ とな
り、ステップ5b18の処理が行われる。スイッチ5b
18においては、フラグ5PLTに“1″を立ててスピ
リットモードを設定し、ステップ5b19においてレジ
スタNO内の値をレジスタTONELに書き込む。そし
て、レジスタTONEL内の数値に対応する音色パラメ
ータを発音チャンネルch4〜ch7に設定する(ステ
ップS b 20)。この場合、発音チャンネルcho
=ch3には1回目の処理のステップ5bllにおいて
書き込まれているので、ステップ5b20の処理が終わ
ると、発音チャンネルch4〜ch7にはベース用の音
色が設定され、発音チャンネルc h O= c h 
3にはベース用以外の一般の音色が設定される。この処
理の後はメインルーチンMAINにリターンする。
(2−3:サブルーチンPITCH−5W)次に、サブ
ルーチンPITCH−3Wの処理について第7図を参照
して説明する。
始めに、この実施例においてピッチスイッチPITCH
−SW(+)、(−)が押された場合のル理概要につい
て説明する。まず、ピッチスイッチP I TCH−S
W (+)あるいは(−)が単独で押された場合は、押
される毎に全鍵域の音高を半音単位で上昇あるいは下降
させる。また、ピッチスイッチP I TCH−SW 
(+)あるいは(−)とファンクションスイッチFUN
Cが同時に押された場合は上側鍵域の音高をオクターブ
単位で上昇あるいは下降させる。さらに、ピッチスイッ
チP I TCH−SW (+)あるいは(−)とベー
ス用の音色スイッチのいずれかが同時に押された場合は
下側鍵域の音高をオクターブ単位で上昇あるいは下降さ
せる。この処理はサブルーチンPITCH−5Wと後述
するサブルーチンMIDI・INとによって実行される
。サブルーチンPITCH−5Wにおいては、処理用い
られる各種レジスタの値がセットされる。
第7図に示すステップSelにおいては、レジスタPT
EVを右(下位ビット側)へ12ビツトシフトする。レ
ジスタPTEVは、ピッチスイッチp I TCH(+
) 、  (−)のオンイベントを第12、第13ビツ
トに記憶しているから(ステップSa9参照)、上記シ
フト処理によってピッチスイッチP ITCH(+)、
(−)のオンイベントデータが第Oビット、第1ビツト
に移される。
そして、ステップSe2に移り、レジスタPTSTを右
(下位ビット側)へ12ビツトシフトする。
この処理は、ステップSclと同様の処理であり、ピッ
チスイッチP I TCHのオン/オフデータが第13
ビツトに移される。次に、ステップSc3に移り、レジ
スタPTEVの第0ビツトが“1″か否かが判定される
。この判定がrYEsJの場合は、ピッチスイッチP 
I TCH(+)が押されている場合であり、ステップ
Sc4に移ってレジスタPTHに値「1」が書き込まれ
る。一方、ステップSc3の判定が「NO」のときは、
ピッチスイッチP I TCH(−)が押されている場
合であり、ステップSc5に移ってレジスタPTHに「
−1」が書き込まれる。ステップSc4またはSc5の
処理の後は、ステップSc6に至りレジスタ5NSTの
最上位ビットが1″′か否か、すなわち、ファンクショ
ンスイッチFUNC(第1図参照)がオンかどうかが判
定される。この判定が「NO」の場合は、ステップSc
7に至り、レジスタ5WSTの内容と(OEOO)Hと
の論理積が「0」でないかが判定される。この判定は、
ベース用音色スイッチTNSW9〜TNSWI 1がオ
ンか否かの判定である。そして、判定が「YESJの場
合はピッチスイッチP I TCH(+)あるいは(−
)と、ベース用音色スイッチTNSW9〜TNSWI 
1のいずれかがともにオンとなっている場合であり、判
定が「NO」の場合は、ピッチスイッチP I TCH
(+)あるいは(−)のみがオンとなっている場合であ
る。
ステップSc7においてrNOJと判定されると、ステ
ップSc8に進み、レジスタPTSTが(3)Hか否か
、すなわち、ピッチスイッチPITCH(+)と(−)
とが同時に押されているか否かが判定される。この判定
がrYEsJの場合は、ステップSc9に進んでレジス
タTRN5をクリアする。また、ステップSc8の判定
が「NO」の場合は、ステップ5clOに進み、レジス
タTRN5の内容にレジスタPTHの内容を加え、加算
値を再びレジスタTRN5に書き込む。次に、ステップ
5ellに至り、レジスタTRN5の絶対値が「6」を
超えるか否かが判定される。この判定がrYESJの場
合は、ステップ5c12に進み、レジスタTRN5の内
容からレジスタPTHの内容を減算し、減算結果を再び
レジスタTRN5に書き込む。すなわち、ステップ5c
lOにおける演算をキャンセルする処理を行う。これは
、レジスタTRN5の値に従い半音単位で音高の上昇、
下降(移調)を行うようにしているが、この実施例にお
いては、移調は上下とも半音6個の範囲で行うようにし
ているからである。このステップ5c12の処理の後お
よびステップ5ellでrNOJ と判定されたときは
メインルーチンMAINにリターンする。
一方、ステップSc7においてrYEsJと判定された
ときは、ステップ5c15に進んでレジスタPTSTの
値が(3)Hか否かが判定される。
この判定がrYESJのとき、すなわち、ピッチスイッ
チPITCH(+)、(−)の双方が押されているとき
は、ステップ5c16に進んでレジスタLKOCTをク
リアしてリターンする。ステップ5c15の判定がrN
OJのときは、ステップ5c17に進み、レジスタLK
OCTの内容にレジスタPTHの内容を加算してその結
果をレジスタLKOCTに書き込む。そして、ステップ
5c18に至り、レジスタLKOCTの内容の絶対値が
2を超えているか否かが判定される。この判定がrYE
sJのときはステップ5c19に進んで、ステップ5c
17の処理をキャンセルする処理を行う。これは、レジ
スタLKOCTの値に従って下側鍵域の音高をオクター
ブ単位で変化させる処理を行うようにしているが、上下
ともに2オクターブの範囲で行うようにしているからで
ある。
ステップ5c19の処理後およびステップ5c18の判
定がrYEsJ となったときはメインルーチンMA 
I Nにリターンする。
また、ステップSc6の判定がrYEsJとなったとき
は、ステップ5c20に至り、レジスタPTSTの内容
が(3)Hか否か、すなわち、ピッチスイッチPITC
H(+)、(−)が両方押されているか否かが判定され
、両方押されているときは、ステップ5c21に進んで
レジスタOCTをクリアする。ステップ5c20の判定
が「NO」の場合は、ステップ5c22に移り、レジス
タOCTの内容にレジスタPTHの内容を加算し、加算
結果を再びレジスタPTHに書き込む。次に、ステップ
5c23に進み、レジスタOCTの内容の絶対値が2を
超えているか否かが判定される。
この判定がrYEsJの場合は、ステップ5c24に進
み、ステップ5c22の処理をキャンセルする処理を行
う。この処理を行うのは前述のステップ5c19の処理
と同様の意味からである。ステップ5c24の処理後お
よびステップ5c23の判定で「NO」となった場合は
、メインルーチンMA I Nにリターンする。
(2−4:サブルーチンMIDI−IN)次に、サブル
ーチンMIDI・INについて第8図を参照して説明す
る。
まず、第1図に示すMIDI受信回路2を介して供給さ
れる電子楽器1のMIDI信号がキー情報であるか否か
が、第8図に示すステップSdlにおいて判定される。
この判定が「NO」のときは、ステップSd2に移り、
MIDI情報に基づく制御処理(音量、音色制御処理)
を行う。一方、ステップSdlの判定がrYEsJの場
合は、ステップSd3に進み、MIDI信号を3バイト
分取り込む。各バイトの情報は前述した第3図に示す用
にキーオン/オフ情報、キーコード、タッチ情報であり
、これらをレジスタ0NOFF、KCおよびTOUCH
に各々書き込む。次に、ステップSd4に移り、レジス
タ0NOFFの上位4ビツトが(9)Hか否かが判断さ
れる。この判断がrNOJのときは、レジスタ0NOF
F内の情報がキーオフを示している場合であり、ステッ
プSd5に移ってキーコードバッファKCBUF (0
〜7)のうちレジスタKC内のキーコードと等しいチャ
ンネル番号をレジスタOFFに書き込む。
そして、ステップSd6において、レジスタOFFの内
容と等しいチャンネル番号のキーコードバッファKCB
UFをクリアし、さらに、レジスタOFFの内容と等し
い番号の発音チャンネルchによりキーオフ処理を行う
(ステップ5d7)。
これにより、キーオフが指示されたキーコードについて
キーオフ処理が行われる。この処理の後は、メインル−
チンMA I Nにリターンする。
一方、ステップSd4においてrYESJと判定される
場合はキーオンが指示された場合であり、ステップSd
8に進む。ステップSd8においては、ベース用の音色
スイッチTNSW9〜TNSWllのいずれかが押され
、かつ、音色スイッチTNSWO−TNSW8のいずれ
かが押されているか否かが判定される。この判定がrN
OJの場合は、スイッチ5PLTKCIOに進み、フラ
グ5PLTが“1″か否かが判定される。この判定が「
NO」のときはスピリットモードが指定されていない場
合であり、ステップ5dllに移って当該キーコードの
発音チャンネルを決定する。この決定はキーコードバッ
ファKCBUF (0〜7)の空きチャンネルをサーチ
することによって行われ、決定された発音チャンネルの
番号がレジスタASSに書き込まれる。そして、ステッ
プ5d12におていレジスタASSの内容と同一番号の
キーコードバッファKCBUFにレジスタKC内のキー
コードを書き込む。次に、ステップ5d13に移り、レ
ジスタKCの内容、レジスタTRN5の内容、およびレ
ジスタOCTの内容に12を掛けた値を加算し、この加
算結果をレジスタKEYに書き込む。この処理によって
レジスタKEY書き込まれるキーコードは、レジスタK
C内のキーコードの音高を、レジスタOCTの内容に従
ってオクターブ単位で上昇(あるいは下降)し、かつ、
レジスタTRN5の内容に従って半音単位で上昇(ある
いは下降)させたものとなる。
次に、ステップ5d14に進み、レジスタKEYの内容
が0以下か否かが判定される。この判定が「YES」の
ときはステップ5d15に進んでレジスタKEY内のキ
ーコードを1オクターブ上昇(+12)させたものに書
き換え、再度ステップ5d14の判定を行う。この処理
はステップ5d15の判定がrNOJとなるまで続けら
れる。
ステップ5d14,5d15の処理を行うのは、この実
施例においては、キーコードとして「1」より小さな値
を取り扱わないが(第2図参照)、ステップ5d13の
演算によって「0」以下の数値が算出される場合がある
ためである。そして、「O」以下の数値が算出されたと
きは、レジスタKEYの内容が、当該キーコードとオク
ターブの関係を有し、かつ、「0」を超える最も低い音
高のキーコードに変換される(ステップSd 13゜5
d14)。次に、ステップ5d16に進みレジスタKE
Yの内容が128以上か否かが判定される。この判定が
rYEsJのときはレジスタ5d17に移り、レジスタ
KEY内のキーコードを1オクターブ下降(−12)さ
せたものに書き換える。そして、再びステップ5d16
の処理を行う。
この処理はステップ5d16の判定がrNOJとなるま
で続けられる。この処理を行うのは、キーコードとして
rl 28Jより大きな値を取り扱わないが、ステップ
5d13の演算によって「128」以上の数値が算出さ
れることがあるためである。この場合には、レジスタK
EYの内容が、当   ′該キーコードとオクターブの
関係を有し、かつ、rl 27J以下の最も高い音高の
キーコードに変換される(ステップ5d16,5a17
)。
一方、スピリットモードが指定されている場合は、ステ
ップ5dlOの判定でrYESJとなり、ステップ5d
20に進む。このステップ5d20においては、ステッ
プSd3において取り込まれたキーコードがレジスタ5
PLTKC内のキーコードより大きいか否かが判定され
る。この処理は、取り込まれたキーコードを、上鍵域の
音色で発音すべきか下鍵域の音色で発音すべきかを判定
する処理である。そして、「NO」の場合は、ステップ
5d21に進み、キーコードバッファKCBUF(0〜
3)において発音チャンネルを決定し、その発音チャン
ネル番号をレジスタASSに書き込む。以後は、前述し
たステップ5d12〜5d18の処理を行い、発音チャ
ンネルchO〜Ch3のいずれかにおいて発音処理を行
う。ここで、発音チャンネルcho−ch3は、前述し
たステップ5b12,5b16の処理において上側鍵域
用の音色に設定されているため、当該キーコードは上側
鍵域用の音色によって発音処理される。
次に、ステップ5d20においてrYEsJと判定され
ると、ステップ5d22に進み、キーバッファKCBU
F (4〜7)により発音チャンネル番号が決定され、
当該番号がレジスタAsSに書き込まれる。そして、ス
テップ5d23に至り、レジスタASS内の番号によっ
て示されるキーバッファKCBUFに当該キーコードを
書き込む。
次いで、ステップ5d24に至り、図示の演算を行う。
この演算は、前述のステップ5d13の演算とほぼ同様
であるが、レジスタOCTとレジスタLKOCTの内容
の和に12を掛けることが異なっている。この結果、ス
テップ5d24において、レジスタKEYに書き込まれ
るキーコードは、ステップ5d13の場合に較べてレジ
スタLKOCTの内容に12を掛けた値だけ、大もしく
は小となる。この処理の後は、前述のステップ5d14
〜5d18の処理が行われ、ステップ5d18において
発音処理が行われる。この発音処理は、発音チャンネル
ch4〜ch7のいずれかによって行われる。そして、
発音チャンネルch4〜Ch7は、第6図に示すステッ
プ5b16.5b20によって下側鍵域用の音色が設定
されているから、当該キーコードは下側鍵域の音色で発
音される。 次に、ステップSd8の判定がrYESJ
となった場合について説明する。この場合は、電子楽器
lからキーコードが供給されている場合であって(スイ
ッチSdl参照)、音色スイッチTNSWO−TNSW
8のいずれかとベース用音色スイッチTNSW9〜TN
SWI 1のいずれがとの双方が押されている場合であ
る。この場合は、ステップ5d25に進んでレジスタ5
PLTKCにレジスタKC内のキーコードを書き込む。
この結果、初期状態においてr54J  (F#2音)
が設定されていたレジスタ5PLTKCの内容が書き換
えられる。そして、ステップ5d26においてレジスタ
TONEとレジスタTONELの内容が入れ換えられる
。すなわち、上側鍵域と下側鍵域の音色が入れ換えられ
る。そして、ステップ5d27に進み、発音チャンネル
chO−ch3にレジスタTONHの内容によって指定
される音色パラメータを供給し、発音チャンネルch4
〜Ch7にレジスタTONELの内容によって指定され
る音色パラメータを供給する。次に、ステップ5d28
に至り、レジスタASSに「7」を書き込む。これによ
り、発音すべきチャンネルとして発音チャンネルch7
が指定される。そして、ステップ5d23,5d24お
よびステップ5d14〜5d18の処理が行われ、レジ
スタ5PLTKCの内容を書き換えたレジスタKC内の
キーコードの音が発生られる。このキーコードは発音チ
ャンネルch7によって発せられるため、下側鍵域の音
色となる。上記処理によってスピリットモード時におい
て境界となるキーが新たに設定されるとともに、当該キ
ーが発音されるため、音高および音色をモニタすること
ができる。また、ステップ5c126の処理によって、
上側鍵域と下側鍵域の音色が入れ代わるが、ステップ2
6の処理を再度行うことにより、再び音色が入れ代わり
、元の音色設定とすることができる。
(3:操作との関連) 以上がこの実施例の動作である。次に、操作者による各
スイッチの操作と上記動作との関連について説明する。
■通常の演奏 音色スイッチTNSWO−TNSWI 1のいずれか1
つを押す。これにより、第6図に示すステップ5blO
−5b12の処理が行われ、スピリットモードが解除さ
れるとともに(ステップ5b10)、押した音色スイッ
チに対応する音色が全鍵域に設定される。そして、この
状態において電子楽器1を弾くと、そのキーコードが出
力され、これにより、第8図に示すステップSdll−
3d1gの処理が行われて演奏に対応する楽音が発せら
れる。なお、音色スイッチTNSWO−TNSWI 1
を全く操作しなければ、初期音色である「ピアノ1」が
全鍵域に設定される。
■スピリットモードの設定 音色スイッチTNSWO〜TNSW8のいずれか1つと
、音色スイッチTNSW9〜TNSW11のいずれか1
つの双方を押すと、第6図に示すサブルーチンTONE
 −SWが2回行われ、スピリットモードが設定される
とともに(ステップ5b13、ステップ5b18)、上
側鍵域と下側鍵域のそれぞれについて音色設定が行われ
る(ステップ5b12,5b1s、5b2o)。そして
、音色ステップTNSWO−TNSWI 1から手を離
して電子楽器1を弾けば、第8図のステップ5d20に
よってキーコードの割り振りが行われ、これにより、各
鍵域毎に異なる音色の発音処理が行われる。
■分割鍵域の境界のキーの変更 音色スイッチTNSWO−TNSW8のいずれかと、音
色スイッチTNSW9〜TNSWI 1のいずれかの双
方を押したまま、電子楽器1のいずれかのキーを押す。
この結果、第8図のステップSd8→5d25の処理が
行われ、押されたキーのキーコードがレジスタ5PLT
KCに書き込まれる。これにより、分割の境界となるキ
ーが変更される。さらに、ステップ5d26の処理によ
って上側鍵域と下側鍵域の音色が入れ換えられる。
これを戻す場合は、例えば、音色スイッチTNSWO〜
TNSWI 1の押圧状態をそのままにして、再び、電
子楽器lの同一のキーを押せばよい。この結果、スイッ
チ5d26の処理が再度行われ、各鍵域の音色設定が元
の通りとなる。
■移調およびオクターブ変更 ピッチスイッチP I TCH(+)を押すと、第7図
に示すサブルーチンP I TCH−SWの処理が起動
され、ステップ5clOの処理によってレジスタTRN
5′の値が増加する。そして、電子楽器1を弾くと、第
8図のステップ5d13あるいはステップ5d24の処
理によってレジスタKC内のキーコードにレジスタTR
N5の値が加算され、その値に応じた移調が行われる。
ピッチスイッチP I TCH(−)を押した場合も増
加が減少となる外は上記と同様である。このようにして
半音単位で移調が行われる。
また、ピッチスイッチP I TCH(+)あるいハ(
−)ト、ファンクションスイツ−F−FUNCを同時に
押すと、第7図に示すステップ5c22の処理が行われ
、レジスタOCTの値が増加(減少)する。そして、電
子楽器1を弾くと、弾かれたキーのキーコードに対して
第8図に示すステップ5d13の処理が行われ、スピリ
ットモードでない場合には全鍵域の音高がオクターブ単
位で変更される。
ピッチスイッチP I TCH(+)あるいは(−)と
、ベース用音色スイッチの双方が押されると、第7図に
示すステップSc7の処理が行われ、レジスタLKOC
Tの内容が増加あるいは減少する。
そして、電子楽器1の下側鍵域が弾かれると、弾かれた
キーのキーコードに対して第8図に示すステップ5d2
3の処理が行われ、音高がオクターブ単位で変更される
。この場合、スピリットモードにあっては、上側鍵域が
スピリットモード5d13の処理によってオクターブ単
位の音高変化がなされる。したがって、各鍵域毎に個別
にオクターブ単位の音高変更がなされる。
(4:実施例の変形例) ■発音チャンネルの上下各鍵域の割り振りおよび割り当
て方法は、実施例で示したものに限定されることなく、
他の任意の方法を用いることができる。
■実施例において分割される音色は、音色スイッチTN
SWO〜TONE8の中から1音色と、音色スイッチT
ONE9〜TONEIIの中から1音色というように組
合せが限定されたが、任意の2つの音色の組合せによっ
て分割を行ってもよい。 ■音高のオクターブ変更およ
び移調の範囲は他の範囲を指定することが可能であり、
また、その指定方法は実施例の操作に限定されることな
く、他のスイッチ等を用いて別個の操作によって行うこ
とも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、音色設定操作
子が複数同時に操作されると、分割モード指定手段によ
って分割モードが自動的に指定され、さらに、分割モー
ド指定時に操作された操作子の音色が、音色設定手段に
よって分割領域に応じた発音チャンネルに設定される。
これにより、音色設定と分割モード指定とが同時に行わ
れる。
したがって、従来装置のように鍵域の分割に際し、所定
のモードを設定するためのスイッチ操作を必要とせず、
極めて簡単な操作により鍵域分剤を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例において用いるキーコードと音高との
対応を示す図、第3図はMIDI信号のフォーマットを
示す図、第1図は同実施例における16ビツトレジスタ
の各ビットの機能を示す図、第5図は同実施例のメイン
ルーチン処理を示すフローチャート、第6図〜第8図は
各々同実施例のサブルーチンの処理を示すための70−
チャートである。 1・・・・・・電子楽器、3・・・・・・CPU (中
央処理装置)、4・・・・・・プログラムメモリ、5・
・・用レジスタ群、6・・・・・・スイッチ群、8・・
・・・・トーンジェネレータ、TNSWO−TNSWI
 1・・・・・・音色スイッチ、FUNC・・・・・・
ファンクションスイッチ、PITCH・・・・・・ピッ
チスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 音色を設定するための複数の音色設定操作子と、これら
    の音色設定操作子が2以上同時に操作されたことを検出
    する検出手段と、この検出手段が同時操作を検出したと
    きに鍵域の分割モードを指定する分割モード指定手段と
    、音高情報に従った発音を行う複数の発音チャンネルを
    有する楽音発生手段と、前記分割モードが指定された際
    の各操作子の指定音色を分割領域に応じて前記各発音チ
    ャンネルに設定する音色設定手段と、前記分割モードが
    指定されたときは、供給される音高情報を分割領域に応
    じて前記発音チャンネルに割り当てる音高情報割当手段
    とを具備すること特徴とする電子楽器の鍵域分割装置。
JP63006419A 1988-01-14 1988-01-14 電子楽器の鍵域分割装置 Pending JPH01182895A (ja)

Priority Applications (2)

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JP63006419A JPH01182895A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 電子楽器の鍵域分割装置
US07/297,601 US4862784A (en) 1988-01-14 1989-01-17 Electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

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JP (1) JPH01182895A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001067074A (ja) * 1999-06-25 2001-03-16 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器
JP2008076708A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音色指定方法、音色指定装置及び音色指定のためのコンピュータプログラム
JP2011099895A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001067074A (ja) * 1999-06-25 2001-03-16 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器
JP2008076708A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音色指定方法、音色指定装置及び音色指定のためのコンピュータプログラム
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