JPH0117970Y2 - - Google Patents
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- JPH0117970Y2 JPH0117970Y2 JP1981115123U JP11512381U JPH0117970Y2 JP H0117970 Y2 JPH0117970 Y2 JP H0117970Y2 JP 1981115123 U JP1981115123 U JP 1981115123U JP 11512381 U JP11512381 U JP 11512381U JP H0117970 Y2 JPH0117970 Y2 JP H0117970Y2
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- JP
- Japan
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- adjustment lever
- handling depth
- screw conveyor
- handling
- chain
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 238000009333 weeding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、脱穀部のフイードチエーンに対して
穀稈を供給する刈取搬送部の縦搬送チエーンを機
体に移動可能に取り付け、この縦搬送チエーンに
扱深さ調節レバーを連動連結し、この調節レバー
を移動させることにより、フイードチエーンに供
給される穀稈の受継位置を調節して扱胴に対する
穀稈の扱深さを調節できるようにし、前記調節レ
バーを正逆転モータにより回転されるスクリユー
コンベアに係合させると共に、この正逆転モータ
の回転を穀稈が脱穀部前端の供給口に至るまでの
箇所に配設した扱深さ検出装置の扱深さ検出結果
に基いて自動制御するように構成したコンバイン
における扱深さ調節装置に関するものである。
穀稈を供給する刈取搬送部の縦搬送チエーンを機
体に移動可能に取り付け、この縦搬送チエーンに
扱深さ調節レバーを連動連結し、この調節レバー
を移動させることにより、フイードチエーンに供
給される穀稈の受継位置を調節して扱胴に対する
穀稈の扱深さを調節できるようにし、前記調節レ
バーを正逆転モータにより回転されるスクリユー
コンベアに係合させると共に、この正逆転モータ
の回転を穀稈が脱穀部前端の供給口に至るまでの
箇所に配設した扱深さ検出装置の扱深さ検出結果
に基いて自動制御するように構成したコンバイン
における扱深さ調節装置に関するものである。
(従来の技術とその課題)
このような構成の扱深さ調節装置にあつては、
回転するスクリユーコンベアによつて、これに係
合する扱深さ調節レバーを移動させるのである
が、従来は、前記調節レバーを直接スクリユーコ
ンベアに接触させて係合させていたのである。し
たがつて、スクリユーコンベアの回転に伴つて、
このスクリユーコンベアと調節レバーとの間に多
大な摩擦抵抗が生ずるので、スクリユーコンベア
を回転させる正逆転モータに大きな負荷が作用し
たり、摩擦抵抗の不均一に起因して、調節レバー
の移動速度にばらつきを生じ、その結果、扱深さ
の調節速度が不均一になるなどの欠点があつた。
回転するスクリユーコンベアによつて、これに係
合する扱深さ調節レバーを移動させるのである
が、従来は、前記調節レバーを直接スクリユーコ
ンベアに接触させて係合させていたのである。し
たがつて、スクリユーコンベアの回転に伴つて、
このスクリユーコンベアと調節レバーとの間に多
大な摩擦抵抗が生ずるので、スクリユーコンベア
を回転させる正逆転モータに大きな負荷が作用し
たり、摩擦抵抗の不均一に起因して、調節レバー
の移動速度にばらつきを生じ、その結果、扱深さ
の調節速度が不均一になるなどの欠点があつた。
本考案は、このような従来欠点に着目したもの
で、極めて簡単な構造でもつて、前述のごとき従
来欠点を一掃することのできる新規、有用な扱深
さ調節装置を提供せんとするものである。
で、極めて簡単な構造でもつて、前述のごとき従
来欠点を一掃することのできる新規、有用な扱深
さ調節装置を提供せんとするものである。
(課題解決のための手段)
上記の目的を達成するために本考案のコンバイ
ンにおける扱深さ調節装置は、冒頭に記した如き
扱深さ調節装置において、調節レバー17のう
ち、少なくとも前記スクリユーコンベア20と係
合接触する部分を、該調節レバーの軸心線を中心
にして、回転自在に構成したものである。
ンにおける扱深さ調節装置は、冒頭に記した如き
扱深さ調節装置において、調節レバー17のう
ち、少なくとも前記スクリユーコンベア20と係
合接触する部分を、該調節レバーの軸心線を中心
にして、回転自在に構成したものである。
(作用)
上記のように構成された扱深さ調節装置では、
スクリユーコンベアの回転によつて調節レバーが
移動させられる際に、このスクリユーコンベアと
係合接触する部分が該調節レバーの軸心線を中心
にして回転することとなり、調節レバーとスクリ
ユーコンベアとの相対摺動が確実に回避されて摩
擦抵抗が均一になる。
スクリユーコンベアの回転によつて調節レバーが
移動させられる際に、このスクリユーコンベアと
係合接触する部分が該調節レバーの軸心線を中心
にして回転することとなり、調節レバーとスクリ
ユーコンベアとの相対摺動が確実に回避されて摩
擦抵抗が均一になる。
(実施例)
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図に示すように、クローラ型走
行装置1を備えた走行機体2の前方に刈取搬送部
Aと運転操作部Bとが機体左右方向に並設され、
前記刈取搬送部Aの後方に脱穀部Cと排ワラ放出
部Dとが機体前後方向にその順に並設され、他
方、前記運転操作部Bの後方に籾収納部Eが設け
られ、2条刈コンバインが構成されている。
行装置1を備えた走行機体2の前方に刈取搬送部
Aと運転操作部Bとが機体左右方向に並設され、
前記刈取搬送部Aの後方に脱穀部Cと排ワラ放出
部Dとが機体前後方向にその順に並設され、他
方、前記運転操作部Bの後方に籾収納部Eが設け
られ、2条刈コンバインが構成されている。
刈取搬送部Aは、左右両端の分草体3,3の後
方に設けられた一対の引起しケース4,4、その
引起しケース4,4の下方に設けられた刈刃5、
刈刃5の上方に設けられた穀稈掻き込み用のスタ
ーホイール6,6と刈取穀稈の2条分を合流させ
る掻込みベルト7,7、合流された刈取穀稈の株
元を挾持搬送する、下部搬送チエーン8とその下
部搬送チエーン8の後端に臨接して後上がりに設
けられた縦搬送チエーン9、及び両チエーン8,
9の上方に設けられて、株元を挾持して搬送され
る刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先搬送体1
0から構成され、圃場の穀稈を分草した後に引起
しながら刈取り、その刈取穀稈を脱穀部Cの供給
口11側に向かわせるように機体後方上方に向け
て搬送しながら横倒れ姿勢に変更してフイードチ
エーン12に受継がせるように構成されている。
方に設けられた一対の引起しケース4,4、その
引起しケース4,4の下方に設けられた刈刃5、
刈刃5の上方に設けられた穀稈掻き込み用のスタ
ーホイール6,6と刈取穀稈の2条分を合流させ
る掻込みベルト7,7、合流された刈取穀稈の株
元を挾持搬送する、下部搬送チエーン8とその下
部搬送チエーン8の後端に臨接して後上がりに設
けられた縦搬送チエーン9、及び両チエーン8,
9の上方に設けられて、株元を挾持して搬送され
る刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先搬送体1
0から構成され、圃場の穀稈を分草した後に引起
しながら刈取り、その刈取穀稈を脱穀部Cの供給
口11側に向かわせるように機体後方上方に向け
て搬送しながら横倒れ姿勢に変更してフイードチ
エーン12に受継がせるように構成されている。
脱穀部Cは、一側方にフイードチエーン12と
それに対する挾扼稈13とを設け、かつ、供給口
11の後方に機体前後方向軸芯周りで駆動回転自
在に扱胴14を軸架して構成されている。
それに対する挾扼稈13とを設け、かつ、供給口
11の後方に機体前後方向軸芯周りで駆動回転自
在に扱胴14を軸架して構成されている。
前記縦搬送チエーン9及び穂先搬送体10は、
その後端側が刈取部支持フレーム15に横軸芯周
りで揺動自在に取付けられ、縦搬送チエーン9の
揺動に伴つて、下部搬送チエーン8からの穀稈に
対する縦搬送チエーン9による挾持位置、並び
に、縦搬送チエーン9からの穀稈に対するフイー
ドチエーン12による挾持位置を変更し、扱胴1
4に供給する穀稈の扱深さが調節されるように構
成されている。
その後端側が刈取部支持フレーム15に横軸芯周
りで揺動自在に取付けられ、縦搬送チエーン9の
揺動に伴つて、下部搬送チエーン8からの穀稈に
対する縦搬送チエーン9による挾持位置、並び
に、縦搬送チエーン9からの穀稈に対するフイー
ドチエーン12による挾持位置を変更し、扱胴1
4に供給する穀稈の扱深さが調節されるように構
成されている。
第3図に示すように、前記運転操作部Bの近く
に機体前後方向に揺動自在に手動操作用の扱深さ
調節レバー17が設けられ、前記縦搬送チエーン
9から横方向にロツド18が突設され、そのロツ
ド18から突設されたブラケツト19に、ロツド
18の長手方向軸芯に対して直交する軸芯周りで
揺動自在に、前記レバー17が枢支連結されてい
る。
に機体前後方向に揺動自在に手動操作用の扱深さ
調節レバー17が設けられ、前記縦搬送チエーン
9から横方向にロツド18が突設され、そのロツ
ド18から突設されたブラケツト19に、ロツド
18の長手方向軸芯に対して直交する軸芯周りで
揺動自在に、前記レバー17が枢支連結されてい
る。
運転操作部Bの近くに、機体前後方向を向く状
態で、正逆転電動モータMによつて駆動回転自在
にスクリユーコンベア20が設けられ、そのスク
リユーコンベア20が、モータMに連動連結され
た回転軸21にコイルスプリング22を外嵌止着
して構成され、かつ、そのコイルスプリング22
のピツチがレバー17の直径より大に構成され
て、レバー17のブラケツト19に対する揺動に
よりレバー17をコイルスプリング22に係脱で
きるように構成されている。
態で、正逆転電動モータMによつて駆動回転自在
にスクリユーコンベア20が設けられ、そのスク
リユーコンベア20が、モータMに連動連結され
た回転軸21にコイルスプリング22を外嵌止着
して構成され、かつ、そのコイルスプリング22
のピツチがレバー17の直径より大に構成され
て、レバー17のブラケツト19に対する揺動に
よりレバー17をコイルスプリング22に係脱で
きるように構成されている。
上記構成により、コイルスプリング22から離
脱した状態でレバー17を回転軸21に沿う方向
に揺動操作することによつて人為的に縦搬送チエ
ーン9及び穂先搬送体10を揺動変位して手動に
よる扱深さ調節が行え、他方、レバー17をコイ
ルスプリング22に係止させることによつて、後
述の制御装置23に基くモータMの正逆転に伴
い、レバー17を、即ち、縦搬送チエーン9及び
穂先搬送体10を駆動揺動変位して自動による扱
深さ調節が行えるのである。
脱した状態でレバー17を回転軸21に沿う方向
に揺動操作することによつて人為的に縦搬送チエ
ーン9及び穂先搬送体10を揺動変位して手動に
よる扱深さ調節が行え、他方、レバー17をコイ
ルスプリング22に係止させることによつて、後
述の制御装置23に基くモータMの正逆転に伴
い、レバー17を、即ち、縦搬送チエーン9及び
穂先搬送体10を駆動揺動変位して自動による扱
深さ調節が行えるのである。
前記穂先搬送体10の上方に穀稈搬送案内カバ
ー24が設けられ、かつ、その上方を迂回して逆
U字状の桿体25が設けられ、桿体25の先端
に、前記縦搬送チエーン9における挾扼レール2
6が取付支持されている。
ー24が設けられ、かつ、その上方を迂回して逆
U字状の桿体25が設けられ、桿体25の先端
に、前記縦搬送チエーン9における挾扼レール2
6が取付支持されている。
前記逆U字状桿体25の長手方向途中の二箇所
に、扱深さ検出装置27を構成する第1及び第2
センサー28a,28bが取付けられており、案
内カバー24に沿つて搬送される穀稈との接触に
伴う揺動により、脱穀部Cに供給される穀稈長
さ、即ち、扱深さを検出するように構成されてい
る。
に、扱深さ検出装置27を構成する第1及び第2
センサー28a,28bが取付けられており、案
内カバー24に沿つて搬送される穀稈との接触に
伴う揺動により、脱穀部Cに供給される穀稈長
さ、即ち、扱深さを検出するように構成されてい
る。
第4図に示すように、前記第1及び第2センサ
ー28a,28bからの信号が比較器29に入力
され、その比較結果に基き、前記モータMに対す
る駆動操作回路30において互いに連動される2
個のスイツチ31,31の駆動操作回路32に指
令信号を入力し、スイツチ31,31が自動的に
切換操作され、縦搬送チエーン9及び穂先搬送体
10を上下駆動揺動し、それによつて挾持搬送さ
れる穀稈の穂先側先端が第1及び第2センサー2
8a,28b間に位置するようにモータMを自動
的に駆動し、扱深さを設定範囲内に維持するよう
に制御装置23が構成されている。
ー28a,28bからの信号が比較器29に入力
され、その比較結果に基き、前記モータMに対す
る駆動操作回路30において互いに連動される2
個のスイツチ31,31の駆動操作回路32に指
令信号を入力し、スイツチ31,31が自動的に
切換操作され、縦搬送チエーン9及び穂先搬送体
10を上下駆動揺動し、それによつて挾持搬送さ
れる穀稈の穂先側先端が第1及び第2センサー2
8a,28b間に位置するようにモータMを自動
的に駆動し、扱深さを設定範囲内に維持するよう
に制御装置23が構成されている。
即ち、第1及び第2センサー28a,28bの
いずれもが揺動変位されることに基いて深扱ぎ状
態を検出し、他方、第1及び第2センサー28
a,28bのいずれもが揺動変位しなかつたこと
に基いて浅扱ぎ状態を検出し、第2センサー28
bのみが揺動変位することに基いて扱深さが適正
範囲内に維持されていることを検出するのであ
る。
いずれもが揺動変位されることに基いて深扱ぎ状
態を検出し、他方、第1及び第2センサー28
a,28bのいずれもが揺動変位しなかつたこと
に基いて浅扱ぎ状態を検出し、第2センサー28
bのみが揺動変位することに基いて扱深さが適正
範囲内に維持されていることを検出するのであ
る。
前記調節レバー17は、図外のばねによつてス
クリユーコンベア20側に強制的に押圧されてい
て、かつ、この調節レバー17のうち、前記スク
リユーコンベア20と係合接触する部分には、第
5図及び第6図に示すように、回転体の一例を示
す箇状のローラ33が外嵌されている。このロー
ラ33は、上下に位置するワツシヤ34,34と
これらワツシヤ34,34の外側で前記調節レバ
ー17に挿入係止された割ピン35,35によつ
て、この調節レバー17に対して回転自在に取り
付けられているのである。したがつて、調節レバ
ー17が直接スクリユーコンベア20に接触する
ことなく、前記ローラ33をスクリユーコンベア
20に接触させた状態で、この調節レバー17を
スクリユーコンベア20に係合させることができ
る。それ故、スクリユーコンベア20の回転に伴
う調節レバー17の移動時に、前記ローラ33の
調節レバー17に対する回転によつて、この調節
レバー17とスクリユーコンベア20との相対摺
動が確実に回避されるのである。
クリユーコンベア20側に強制的に押圧されてい
て、かつ、この調節レバー17のうち、前記スク
リユーコンベア20と係合接触する部分には、第
5図及び第6図に示すように、回転体の一例を示
す箇状のローラ33が外嵌されている。このロー
ラ33は、上下に位置するワツシヤ34,34と
これらワツシヤ34,34の外側で前記調節レバ
ー17に挿入係止された割ピン35,35によつ
て、この調節レバー17に対して回転自在に取り
付けられているのである。したがつて、調節レバ
ー17が直接スクリユーコンベア20に接触する
ことなく、前記ローラ33をスクリユーコンベア
20に接触させた状態で、この調節レバー17を
スクリユーコンベア20に係合させることができ
る。それ故、スクリユーコンベア20の回転に伴
う調節レバー17の移動時に、前記ローラ33の
調節レバー17に対する回転によつて、この調節
レバー17とスクリユーコンベア20との相対摺
動が確実に回避されるのである。
この場合、ローラ33にかえて各種の回転体を
使用できることは言うまでもない。例えば、調節
レバー17そのものを回転可能に構成することも
できる。ただ、第5図及び第6図に示すように、
ローラ33を調節レバー17に外嵌させて構成す
れば、既設の調節レバー17にも簡単に取り付け
ることができるという利点がある。この場合、ロ
ーラ33の内周面あるいは外周面に表面加工を施
して、調節レバー17とローラ33内周面間の摩
擦力を、スクリユーコンベア20とローラ33外
周面間の摩擦力よりも小さくし、ローラ33が、
確実に調節レバー17に対して相対回転するよう
にして実施すると有利である。
使用できることは言うまでもない。例えば、調節
レバー17そのものを回転可能に構成することも
できる。ただ、第5図及び第6図に示すように、
ローラ33を調節レバー17に外嵌させて構成す
れば、既設の調節レバー17にも簡単に取り付け
ることができるという利点がある。この場合、ロ
ーラ33の内周面あるいは外周面に表面加工を施
して、調節レバー17とローラ33内周面間の摩
擦力を、スクリユーコンベア20とローラ33外
周面間の摩擦力よりも小さくし、ローラ33が、
確実に調節レバー17に対して相対回転するよう
にして実施すると有利である。
なお、扱深さを調節する手段としては、上述の
ように縦搬送チエーン9と穂先搬送体10とを一
体的に揺動変位させる構成に限らず、例えば、縦
搬送チエーン9のみを揺動変位させるようにする
とか、又、その揺動中心を機体前方側にする等、
各種の公知手段が採用できる。
ように縦搬送チエーン9と穂先搬送体10とを一
体的に揺動変位させる構成に限らず、例えば、縦
搬送チエーン9のみを揺動変位させるようにする
とか、又、その揺動中心を機体前方側にする等、
各種の公知手段が採用できる。
前記スクリユーコンベア20としては、上述の
ように回転軸21にコイルスプリング22を外嵌
止着すれば、安価に構成できる利点を有している
が、回転軸21にラセン状の羽根体を一体的に設
けるものでも良い。
ように回転軸21にコイルスプリング22を外嵌
止着すれば、安価に構成できる利点を有している
が、回転軸21にラセン状の羽根体を一体的に設
けるものでも良い。
穀稈の扱深さを検出する手段としては、上述の
ような接触型センサーに限らず、光波のような無
接触型センサーでも良く、又、その位置として
は、例えば、脱穀部Cへの供給口11の近くに設
けるとか、あるいは、引起しケース4に引起され
た状態の穀稈に対して刈取レベルからの稈長を検
出する等、各種の変形が可能であり、又、その個
数としても3個以上設けて、穀稈の品種等に伴う
着粒状況の変化に応じて適正範囲を設定変更でき
るようにしても良い。
ような接触型センサーに限らず、光波のような無
接触型センサーでも良く、又、その位置として
は、例えば、脱穀部Cへの供給口11の近くに設
けるとか、あるいは、引起しケース4に引起され
た状態の穀稈に対して刈取レベルからの稈長を検
出する等、各種の変形が可能であり、又、その個
数としても3個以上設けて、穀稈の品種等に伴う
着粒状況の変化に応じて適正範囲を設定変更でき
るようにしても良い。
(考案の効果)
以上実施例の説明からも明らかなように、本考
案は、調節レバーのスクリユーコンベアと係合接
触する部分が該調節レバーの軸心線を中心にして
回転することによつて、調節レバーとスクリユー
コンベアとの相対摺動が確実に回避されて摩擦抵
抗が均一となるものであるから、正逆転モータに
大きな負荷が作用せず、扱深さの調節速度が一定
化され、これによつて従来の欠点をうまく解消す
ることが出来るに至つたのである。
案は、調節レバーのスクリユーコンベアと係合接
触する部分が該調節レバーの軸心線を中心にして
回転することによつて、調節レバーとスクリユー
コンベアとの相対摺動が確実に回避されて摩擦抵
抗が均一となるものであるから、正逆転モータに
大きな負荷が作用せず、扱深さの調節速度が一定
化され、これによつて従来の欠点をうまく解消す
ることが出来るに至つたのである。
図面は本考案の実施の態様を例示し、第1図は
コンバインの全体概略側面図、第2図は第1図の
概略平面図、第3図は要部の説明図、第4図は自
動制御回路の概略説明図、第5図は要部を説明す
るための断面図、第6図は同じく要部を説明する
ための斜視図である。 A……刈取搬送部、C……脱穀部、M……正逆
転モータ、2……機体、9……縦搬送チエーン、
11……供給口、12……フイードチエーン、1
4……扱胴、17……扱深さ調節レバー、20…
…スクリユーコンベア、27……扱深さ検出装
置、33……回転体。
コンバインの全体概略側面図、第2図は第1図の
概略平面図、第3図は要部の説明図、第4図は自
動制御回路の概略説明図、第5図は要部を説明す
るための断面図、第6図は同じく要部を説明する
ための斜視図である。 A……刈取搬送部、C……脱穀部、M……正逆
転モータ、2……機体、9……縦搬送チエーン、
11……供給口、12……フイードチエーン、1
4……扱胴、17……扱深さ調節レバー、20…
…スクリユーコンベア、27……扱深さ検出装
置、33……回転体。
Claims (1)
- 脱穀部Cのフイードチエーン12に対して穀稈
を供給する刈取搬送部Aの縦搬送チエーン9を機
体2に移動可能に取り付け、この縦搬送チエーン
9に扱深さ調節レバー17を連動連結し、この調
節レバー17を移動させることによりフイードチ
エーン12に供給される穀稈の受継位置を調節し
て扱胴14に対する穀稈の扱深さを調節できるよ
うにし、前記調節レバー17を正逆転モータMに
より回転されるスクリユーコンベア20に係合さ
せると共に、この正逆転モータMの回転を穀稈が
脱穀部C前端の供給口11に至るまでの箇所に配
設した扱深さ検出装置27の扱深さ検出結果に基
いて自動制御するよう構成したコンバインにおけ
る扱深さ調節装置において、前記調節レバー17
のうち、少なくとも前記スクリユーコンベア20
と係合接触する部分を、該調節レバーの軸心線を
中心にして、回転自在に構成してあることを特徴
とするコンバインにおける扱深さ調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11512381U JPS5821231U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | コンバインにおける扱深さ調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11512381U JPS5821231U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | コンバインにおける扱深さ調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821231U JPS5821231U (ja) | 1983-02-09 |
JPH0117970Y2 true JPH0117970Y2 (ja) | 1989-05-25 |
Family
ID=29909398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11512381U Granted JPS5821231U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | コンバインにおける扱深さ調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821231U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0671380B2 (ja) * | 1984-06-04 | 1994-09-14 | 井関農機株式会社 | コンバインの扱き深さ調節装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5113391U (ja) * | 1975-06-24 | 1976-01-30 | ||
JPS5641551B2 (ja) * | 1975-11-01 | 1981-09-29 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4864309U (ja) * | 1971-11-30 | 1973-08-15 | ||
JPS5641551U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-16 |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11512381U patent/JPS5821231U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5113391U (ja) * | 1975-06-24 | 1976-01-30 | ||
JPS5641551B2 (ja) * | 1975-11-01 | 1981-09-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821231U (ja) | 1983-02-09 |
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