JPH0117858B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0117858B2 JPH0117858B2 JP11908780A JP11908780A JPH0117858B2 JP H0117858 B2 JPH0117858 B2 JP H0117858B2 JP 11908780 A JP11908780 A JP 11908780A JP 11908780 A JP11908780 A JP 11908780A JP H0117858 B2 JPH0117858 B2 JP H0117858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded product
- skin material
- core molded
- core
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 10
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 7
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 claims description 3
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 28
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 9
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- OKIBNKKYNPBDRS-UHFFFAOYSA-N Mefluidide Chemical compound CC(=O)NC1=CC(NS(=O)(=O)C(F)(F)F)=C(C)C=C1C OKIBNKKYNPBDRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪発明の分野≫
この発明は、曲面形状に形成された芯材成形品
上に、独立発泡型の発泡層を有する表皮材を真空
貼着方法により貼着する方法に関するものであ
る。
上に、独立発泡型の発泡層を有する表皮材を真空
貼着方法により貼着する方法に関するものであ
る。
≪従来技術とその問題点≫
所要曲面形状に形成された芯材成形品の表面に
表皮材、特に独立気泡型の発泡層を有する表皮材
をその曲面に沿つて一体的に貼着する方法として
は、芯材成形品の適宜位置に空気抜き穴を多数形
成するとともに、この芯材を真空吸引装置に連通
する真空成形型の型面上に載置し、接着剤を塗布
後、上部表皮材を芯材成形品上に設置し、しかる
後、上記吸引装置を稼動することにより、芯材と
表皮材間に滞留する空気を排出し、表皮材をその
曲面に沿つて貼着する方法が行なわれている。
表皮材、特に独立気泡型の発泡層を有する表皮材
をその曲面に沿つて一体的に貼着する方法として
は、芯材成形品の適宜位置に空気抜き穴を多数形
成するとともに、この芯材を真空吸引装置に連通
する真空成形型の型面上に載置し、接着剤を塗布
後、上部表皮材を芯材成形品上に設置し、しかる
後、上記吸引装置を稼動することにより、芯材と
表皮材間に滞留する空気を排出し、表皮材をその
曲面に沿つて貼着する方法が行なわれている。
しかし、このような貼着方法においては、上記
発泡層が独立気泡型のものであること、および接
着剤が芯材成形品の全面にわたつて塗布されてい
ることから、第1図に示すように芯材成形品1の
空気抜き穴1aが形成されていない箇所におい
て、所々にエア溜り4が表皮材2と芯材成形品1
および接着剤層3に取り囲まれ、島状となつて形
成されてしまい、この部分の外表面にふくれ4a
となつて表われ、かつ接着強度も低下する等の欠
点が指摘されている。
発泡層が独立気泡型のものであること、および接
着剤が芯材成形品の全面にわたつて塗布されてい
ることから、第1図に示すように芯材成形品1の
空気抜き穴1aが形成されていない箇所におい
て、所々にエア溜り4が表皮材2と芯材成形品1
および接着剤層3に取り囲まれ、島状となつて形
成されてしまい、この部分の外表面にふくれ4a
となつて表われ、かつ接着強度も低下する等の欠
点が指摘されている。
この場合、芯材成形品1に無数の空気抜き穴を
設けるか、あるいはエア溜り4の形成される箇所
に予め空気抜き穴を設ける等の対策が必要となる
が、前者にあつては芯材強度が低下し、後者にあ
つては必ずしも一定の箇所に形成される訳ではな
いので、その都度エア溜り4を確認しながら設け
なければならず、現実的な方法ではない。
設けるか、あるいはエア溜り4の形成される箇所
に予め空気抜き穴を設ける等の対策が必要となる
が、前者にあつては芯材強度が低下し、後者にあ
つては必ずしも一定の箇所に形成される訳ではな
いので、その都度エア溜り4を確認しながら設け
なければならず、現実的な方法ではない。
≪発明の目的≫
本発明は、以上の如き欠点に鑑みなされたもの
であつて、エア溜りができず、接着性も改良した
貼合せ成形品の表皮貼着方法を提供することを目
的とするものである。
であつて、エア溜りができず、接着性も改良した
貼合せ成形品の表皮貼着方法を提供することを目
的とするものである。
≪発明の構成と効果≫
本願発明は上記の如き目的を達成するために、
所要曲面形状に形成された芯材成形品を、真空吸
引装置に連通する真空成形型の型面上に載置し、
接着剤を塗布後、表皮材を上記芯材成形品上に設
置し、しかる後、上記吸引装置を稼動することに
より、表皮材を芯材成形品の曲面に沿つて貼着す
るようにした表皮貼着方法であつて、上記表皮材
は独立気泡型の発泡層を有するとともに、上記芯
材成形品には相互に連通する溝を形成し、かつこ
の溝内の適宜位置に空気抜き穴を設けたことを特
徴とするものである。
所要曲面形状に形成された芯材成形品を、真空吸
引装置に連通する真空成形型の型面上に載置し、
接着剤を塗布後、表皮材を上記芯材成形品上に設
置し、しかる後、上記吸引装置を稼動することに
より、表皮材を芯材成形品の曲面に沿つて貼着す
るようにした表皮貼着方法であつて、上記表皮材
は独立気泡型の発泡層を有するとともに、上記芯
材成形品には相互に連通する溝を形成し、かつこ
の溝内の適宜位置に空気抜き穴を設けたことを特
徴とするものである。
本願発明方法によれば、次のような効果を生ず
るものである。
るものである。
(a) 曲面形状に形成された芯材成形品上に、接着
剤を介して独立気泡型の発泡層を有する表皮材
をエア溜りを生ぜしめることなく密着して貼着
できる。
剤を介して独立気泡型の発泡層を有する表皮材
をエア溜りを生ぜしめることなく密着して貼着
できる。
(b) 芯材成形品には穴および溝を設けたものであ
り、溝は貫通しているものではないため、芯材
成形品の機械的強度を保持でき、耐久性に富む
製品を得ることができる。
り、溝は貫通しているものではないため、芯材
成形品の機械的強度を保持でき、耐久性に富む
製品を得ることができる。
(c) 表皮材を芯材成形品との間の真空圧を向上せ
しめることができるので、接着強度をアツプす
ることができる。
しめることができるので、接着強度をアツプす
ることができる。
(d) エア溜りにより発生する製品外観不良や接着
不良等による表皮材の剥離等の現象を一掃で
き、製品歩留りが向上する等の効果を有するも
のである。
不良等による表皮材の剥離等の現象を一掃で
き、製品歩留りが向上する等の効果を有するも
のである。
≪実施例の説明≫
以下、本発明方法の実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
第2図a,bは本発明方法に係る貼着方法の手
順を示すもので、同図aにおいて、真空成形型1
0は略台形状に形成され、その型面10aには、
真空吸引装置11に連通する多数の空気抜き穴1
2が形成されており、この型面10aには全工程
においてプレス加工等により成形された芯材成形
品13が載置される。すなわち、この芯材成形品
13は、第3図に示す如く、上記型面10aに対
応するよう、所要曲面形状に折曲げ形成されてい
るとともに、この芯材成形品13には、碁盤目状
に溝14…が形成され、かつこの溝14内には上
記型10の空気抜き穴12に対応する位置に空気
抜き穴15がプレス加工によるパンチングにより
穿設されている。16は、所要形状にトリムカツ
トされた表皮材を示し、この表皮材16の下面に
は独立気泡型の発泡層16aが形成されていると
ともに、その下面には接着剤層17が形成されて
いる。
順を示すもので、同図aにおいて、真空成形型1
0は略台形状に形成され、その型面10aには、
真空吸引装置11に連通する多数の空気抜き穴1
2が形成されており、この型面10aには全工程
においてプレス加工等により成形された芯材成形
品13が載置される。すなわち、この芯材成形品
13は、第3図に示す如く、上記型面10aに対
応するよう、所要曲面形状に折曲げ形成されてい
るとともに、この芯材成形品13には、碁盤目状
に溝14…が形成され、かつこの溝14内には上
記型10の空気抜き穴12に対応する位置に空気
抜き穴15がプレス加工によるパンチングにより
穿設されている。16は、所要形状にトリムカツ
トされた表皮材を示し、この表皮材16の下面に
は独立気泡型の発泡層16aが形成されていると
ともに、その下面には接着剤層17が形成されて
いる。
次に、第2図bに示す如く、所要形状にトリム
カツトされた表皮材16をその独立気泡型の発泡
層16aが下面となるように、かつ接着剤層17
が芯材成形品13上に当接するように設置し、真
空吸引装置11を稼動すれば、芯材成形品13と
表皮材16間に滞留する空気は、各空気抜き穴1
2,15および溝14を通じて排出され、表皮材
16は芯材成形品13の曲面形状に沿つてエア溜
りが生ずることなく緊密に貼着される。
カツトされた表皮材16をその独立気泡型の発泡
層16aが下面となるように、かつ接着剤層17
が芯材成形品13上に当接するように設置し、真
空吸引装置11を稼動すれば、芯材成形品13と
表皮材16間に滞留する空気は、各空気抜き穴1
2,15および溝14を通じて排出され、表皮材
16は芯材成形品13の曲面形状に沿つてエア溜
りが生ずることなく緊密に貼着される。
本願発明方法によれば、上記の如くエア溜りの
発生を防止することができるが、その理由は下記
の如くであると推察される。すなわち、真空貼着
時には、表皮材は芯材成形品の凸部、エツジ部に
先に馴染み、次いで平担部、溝部へと馴染むこと
となる。先に馴染んだ箇所の空気は空気抜き穴や
溝を通じて排出されるため、エア溜りの生ずる虞
れはないが、問題は溝内に滞溜する空気である。
すなわち、表皮材の発泡層が柔か物であるため、
真空吸引により溝内に直ちに馴染む結果となる
が、本願発明にあつては、溝内の適宜箇所(吸引
装置の空気抜き穴)には空気抜き穴が形成されて
いるため、溝内に滞溜して空気はこの空気抜き穴
を通じて排出できる。その結果、空気排出経路を
塞がれることはないので、エア溜りの発生を防止
することとなるのである。
発生を防止することができるが、その理由は下記
の如くであると推察される。すなわち、真空貼着
時には、表皮材は芯材成形品の凸部、エツジ部に
先に馴染み、次いで平担部、溝部へと馴染むこと
となる。先に馴染んだ箇所の空気は空気抜き穴や
溝を通じて排出されるため、エア溜りの生ずる虞
れはないが、問題は溝内に滞溜する空気である。
すなわち、表皮材の発泡層が柔か物であるため、
真空吸引により溝内に直ちに馴染む結果となる
が、本願発明にあつては、溝内の適宜箇所(吸引
装置の空気抜き穴)には空気抜き穴が形成されて
いるため、溝内に滞溜して空気はこの空気抜き穴
を通じて排出できる。その結果、空気排出経路を
塞がれることはないので、エア溜りの発生を防止
することとなるのである。
なお、真空吸引と同時に表皮材16に空気圧を
加え、これの背圧および真空吸引により貼着する
ようにすることも可能である。
加え、これの背圧および真空吸引により貼着する
ようにすることも可能である。
第1図は従来の表皮貼着時における製品断面を
模式的に示す説明図、第2図aおよびbは本発明
に係る貼着方法の手順を示す説明図、第3図は芯
材成形品の一例を示す斜視図である。 10……真空成形型、10a……型面、11…
…真空吸引装置、13……芯材成形品、14……
溝、15……空気抜き穴、16……表皮材、16
a……独立気泡型の発泡層、17……接着剤層。
模式的に示す説明図、第2図aおよびbは本発明
に係る貼着方法の手順を示す説明図、第3図は芯
材成形品の一例を示す斜視図である。 10……真空成形型、10a……型面、11…
…真空吸引装置、13……芯材成形品、14……
溝、15……空気抜き穴、16……表皮材、16
a……独立気泡型の発泡層、17……接着剤層。
Claims (1)
- 1 所要曲面形状に形成された芯材成形品を、真
空吸引装置に連通する真空成形型の型面上に載置
し、接着剤を塗布後、表皮材を上記芯材成形品上
に設置し、しかる後、上記吸引装置を稼動するこ
とにより、表皮材を芯材成形品の曲面に沿つて貼
着するようにした表皮貼着方法であつて、上記表
皮材は独立気泡型の発泡層を有するとともに、上
記芯材成形品には相互に連通する溝を形成し、か
つこの溝内の適宜位置に空気抜き穴を設けたこと
を特徴とする貼合せ成形品の表皮貼着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11908780A JPS5743830A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Pasting method of skin for pasted molding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11908780A JPS5743830A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Pasting method of skin for pasted molding |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5743830A JPS5743830A (en) | 1982-03-12 |
JPH0117858B2 true JPH0117858B2 (ja) | 1989-04-03 |
Family
ID=14752562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11908780A Granted JPS5743830A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Pasting method of skin for pasted molding |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5743830A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0538796A (ja) * | 1991-08-05 | 1993-02-19 | Yoshimura Kikai:Kk | 真空ラミネート方法 |
US6732905B2 (en) * | 2002-04-16 | 2004-05-11 | Agilent Technologies, Inc. | Vented cavity, hermetic solder seal |
JP5125911B2 (ja) * | 2008-09-08 | 2013-01-23 | トヨタ紡織株式会社 | 樹脂発泡成形体 |
JP6252749B2 (ja) * | 2013-12-01 | 2017-12-27 | キョーラク株式会社 | 樹脂製サンドイッチパネルおよび樹脂製サンドイッチパネルの製造方法 |
JP7163892B2 (ja) * | 2019-09-24 | 2022-11-01 | 豊田合成株式会社 | フィルム付部品の製造方法 |
JP7276176B2 (ja) * | 2020-01-27 | 2023-05-18 | トヨタ車体株式会社 | 真空成形内装部品 |
-
1980
- 1980-08-29 JP JP11908780A patent/JPS5743830A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5743830A (en) | 1982-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11210336A (ja) | 表装材の貼付方法 | |
JPH0117858B2 (ja) | ||
JPS6261413B2 (ja) | ||
CN109605479A (zh) | 一种应用剖刀治具的模切产品的制造方法 | |
JP4274695B2 (ja) | マスキング材料とその使用方法 | |
JP4307236B2 (ja) | 積層パネルの成形装置及びその成形方法 | |
JPS6224029B2 (ja) | ||
KR101230476B1 (ko) | 물티슈용 포장팩 제조방법 | |
JPS5991174A (ja) | 両面接着片配付テ−プの製造方法 | |
JPH0562577B2 (ja) | ||
JPS60250939A (ja) | 加飾成形品とその製造方法 | |
JP2854089B2 (ja) | ドアトリムにおけるオーナメント部の形成方法 | |
JPS592256Y2 (ja) | ユニツトタイル | |
JPS5817185A (ja) | モ−ルデイングへの装飾部材の接着方法 | |
JP2886823B2 (ja) | 防水パンの成形方法 | |
JP2854090B2 (ja) | ドアトリムにおける木目込み溝の加工方法 | |
JP3027890U (ja) | 医療用ハップ剤貼着シートの製造装置 | |
JPS5863543A (ja) | 装飾具の取付け構造 | |
KR870001851B1 (ko) | 합성수지 조각이 부착된 섬유원단의 제조방법 | |
JPH0474684A (ja) | リボン付きラベルの製造方法 | |
JPH07148903A (ja) | 化粧板材の製造方法 | |
JPS5941375A (ja) | 凹凸部への加飾シ−ト貼着方法 | |
JPH0674324U (ja) | パッドの取付構造 | |
JP4213454B2 (ja) | カバーシート材の貼付方法 | |
JPS62258812A (ja) | 車両用のミラ−付サンバイザの製造方法 |