JPH01178261A - 医薬品・医療器具用ゴム製品 - Google Patents

医薬品・医療器具用ゴム製品

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JPH01178261A
JPH01178261A JP63000275A JP27588A JPH01178261A JP H01178261 A JPH01178261 A JP H01178261A JP 63000275 A JP63000275 A JP 63000275A JP 27588 A JP27588 A JP 27588A JP H01178261 A JPH01178261 A JP H01178261A
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村木 朝康
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明に医薬品・医療器具用ゴム製品に関するものであ
る。当該分野のゴム製品に人体等への影響の点から高度
な安全性、衛生性、安定性等を要求され、例えば第11
改正日本薬局方(11局と略す)の輸液用ゴム栓又は輸
液用プラスチック容器試験法、厚生省通達494号透析
型人口腎臓装置基準等の医療用器具基準、西ドイツ工業
規格り工N 5a566〜5a36B、ブリテイククユ
スタンダード5265C1960)、米国薬局方(U、
S、P ) XX工等に試験法、品質規格が定められて
いる。本発明品はこれ等の各試験、規格値を満足できる
に加え、最近問題にされている剥離する微粒子量、注射
針刺し時のゴム片の落下及び液漏れ、薬液の吸着量等の
試験項目をも満足できる非常に優れたものであり、しか
もゴム製品としての経済性を併せ持つものである。
〔従来の技術〕
医薬品容器、医療器具の素材として、古くから使用され
ている硝子に加え、近年にプラスチックも採用されてい
る。例えば密閉材として鉱、インプレン−インブチレン
共重合ゴム(エエRと略す)が推奨されている。また、
ゴムへのボリエチレン微粉末の混合が提案されており(
特公昭45−8789号公報)、さらには超高分子量ポ
リエチレンをエエR類又はエチレン基、ブタジェン基、
イソプレン基を含むゴムに配合することが提案されてい
る(特開昭60−144346、同60−208335
各号公報)。これらに、超高分子ポリエチレンを微粉末
化してゴム充填剤として用いることにより、得られ九ゴ
ム製品が特別な処理工程なしで、そのまま衛生試験項目
ft満足できる安全な衛生ゴム製品を得るものである。
〔問題点を解決するための手段・作用〕本発明者らは、
上記特開昭60−208335号公報に提案されるゴム
製品について、合成ゴムとこれに配合される各配合剤の
種類、分量についてさらに検討を加え、特に無機系補強
充填剤と架橋剤を特定のものを特定量組合せて配合する
ことで、より一層性能が改善され当該分野で用いるに適
し、非常に優れた品質と衛生性を有するゴム製品を得ら
れることを見出し、本発明に到達し念ものである。
すなわち、本発明はポリブタジェン(FB)又はスチレ
ンブタジェンゴム(SDR)100X量部に対し、粒子
径a1〜jamμ好ましくは1〜5mμで平均分子t1
00万乃至1億の微粉末状ポリエチレン(UHMWPF
f )  1t2〜30重量部と、平均分子量5万乃至
80万の粉末状又はペレット状ポリエチレン(Pln)
を1〜15重量部と、平均粒子径7〜40mμで比表面
積50〜300 m”/ fの合成ホワイトカーボン?
:2〜15重量部と、脂肪族又は脂環族系過酸化物α0
1〜SO重量部とを配合し、架橋成形されてなる医薬品
・医療器具用ゴム製品に関する。
まず本発明のゴム製品用のゴム組成物の原料とその限定
理由から説明する。本発明に用いられるBR又1j8E
R[、ニッケル、コバルト等のチーグラー・ナンタ触媒
の存在下溶液重合されたものである。BRとしてd Q
IB −1,Aブタジェン含量85重量係以上、SBR
としてにスチレン含量18〜48重t%のものが好まし
い。
またいずれのゴムも非汚染性の安定剤例えば乙6をジブ
チルーp−クレゾール(131τ)、テトラ−ビス[メ
チレン−3(4’5’−ジ・を−ブチル−4′−とドロ
キクフェニル)プロピオネイトコメタン、α−トコフェ
ロール、トリフェニルホスファイト等を約1重量部以下
を添加して安定化され念ものが好ましい。8B又d 8
ERは高純品が入手し易く、少量の架橋剤で架橋でき、
製品ゴムから水溶出物が少ないに加え、安価な点で好ま
しい。
本発明に用いられるUHMWPE J(、平均分子量1
00万乃至1億という超高分子量であって、これを粒子
径(L1〜10mμの微粉末にしたものが好ましい。u
uMwp1!! は一般的な分子量5〜80万(粘度法
による)のPEの場合と同様なチーグラー系触媒を用い
て重合されるが、この汎用Putよシも大きな分子11
−有し、粘度法による測定で100万以上、光散乱法で
300万以上を示し、また融点も一般的なpxより高く
約140〜150℃、示差走査熱量計でハ150〜17
0℃である。このようなUHMWPE  U他のエンジ
ニアリングプラスチックに比べ、耐摩耗性、耐衝撃性、
自己潤滑性及び耐薬品性が優れている。
本発明ではFpQえば特開昭750−165955、同
+5o−106807各号公報に提案される方法で製造
したUHMWPI!!  を選別して粒子径(L1〜1
0mμ、好ましくは1〜5mμの微粉末のものを、8B
R又[B1100重量部に対し2〜30tt部、好まし
くは4〜15重量部配合する。これにより無機系充填剤
配合量を減らすことができる、注射針を刺した時の薬液
漏れが少ない、またこの時のゴム片の落下がないという
効果を得る。粒子径が(11mμ未満でt:(UHMW
PEが凝集し易く製造上困難であるに加え、高価である
。一方10mμ を越えると注射針刺し性質が悪くなり
不都合である。また合成ゴムに対する配合量が2重量部
未満では配合効果を得られず、30重量部を越えると熱
収縮、注射刺しの際の性質が悪くなる。
本発明に用いるPEは平均分子量5万乃至80万で粉末
状又はペレツト状のものが好ましく、SER又はB11
00重量部に対し1〜15重量部配合する。これにより
ゴムと[r)IMWPEとの相互溶融性を向上するとい
う効果がある。
このようなPKとしては、例えば表1に示す高密度P 
Ili (11DPFiと略す)、直鎖状低密度PIl
l(I、LDPEi )、高圧法P R(IIIPLD
PII! 、 BLDPE  と略す)等が挙げられ、
粉末又はペレツト状のものを用いるが、粉末状のものの
方が好ましい。
平均分子量が80万?越えるとゴム中への均一分散が困
難でらυ、また配合量が1重量部未満でに上記効果が得
られない。一方、15重量部を越えると、当該分野ゴム
製品として好適な物理的性質を得られず、架橋剤及び架
橋助剤を多量に配合する必要がでる。これは製品ゴム中
の架橋剤及び架橋助剤の残渣を多くするのでKMnO,
消費量、蒸発残留物等の値が上シ、衛生性の面で問題と
なる。このような理由からPKのなかでもLLDP]l
li 、 1(PLDPI!i 、 BLDPK  を
用いることが好ましい。
本発明に用いるホワイトカーボンとしては、合成物であ
り無水珪酸を85%以上含有するものが好ましく、粒子
の平均径7〜40mμ、比表面積50〜500 m”/
lのものを、13BR又はER100重量部に対し2〜
15重量係配合する。これにより、ゴム製品の熱変形(
高圧蒸気殺菌、高温殺菌等における)f:防止できると
いう効果を得る。
上記作用効果を得るためには、13ER又はB R−?
P B%UHMWPE!  を混合したものの内部にホ
ワイトカーボンを均一に分散させることが加工操作上鏝
も重要である。粒子の平均径7mμ未満ではホワイトカ
ーボン粒子が相互に凝集してしまい、それに加えて吸水
性が大になるという問題がらυ、40 mpを越えると
ゴム補強効果が得られず好ましくない。また比表面積が
50 m”/ を未満でに表面活性力が小さく単なる増
量材の作用を示すのみでアフ、300 m”/ tを越
える品は現状では得難い。
本発明においては、架橋剤として脂肪族又框脂環族系過
酸化物を8ER又にER100重量部に対しα01〜5
.0重量部品合する。これによfi8ER,BR及びP
Kを架橋成形することができる。本発明に用いる脂肪族
又は脂環族系過酸化物としでに、例えば3.45−トり
メチルヘキサノンパーオキ7ド、ジイソブチリルバーオ
キシド、1.1−ジ(をブチルパーオキシ)3.3.5
−トリメチルククロヘΦサンt 2.5− ジメチル2
.5−ジ(をブチルパーオキシ)へΦサン、2.5−ジ
メチル2.5−ジ(をブチルパーオキシ)ヘキシン−3
,n−ブチル−4,4−ビス(をブチルパーオキシ)バ
レレイト、ジー 5ea−ブチルパーオキシジカーボネ
ート等が挙げられる。
ま念、架橋助剤として、例えばトリエチレングリコール
ジメタアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
アクリレート、t2−ポリブタジェン、ビニルトリメト
キシクラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メタア
クリルオキシプロピルトリメトキクシラン、γ−グリシ
ドオギシブロビルートリーメトキシ7ラン等を配合して
もよい。さらに顔料例えば酸化チタン。
カーボンブラック、群青、弁柄等を配合することも差し
支えない。
本発明に以上に説明した各原料をその配合比に従って計
量し、SER又d B R、UHMWPE 。
PEf及びホワイトカーボン及び脂肪族又は脂環族架橋
剤を均一に混合し、架橋と成形を同時に行なう。この工
程は従来技術によればよい。例えば二本ロール又はイン
ターナルミキサーを用いて原材料を均一に混合し一定厚
さに分出しす−る。次に製品形状の窪を有する金型を予
め温度160〜190℃に加熱しておき、本発明のゴム
組成物を金型部内に流しこみ、加熱、加圧することによ
り架橋と成形を同時に行うことができる。1個ずつに打
ち抜き、アルカリ液洗浄、水洗浄、乾燥工程を経て製品
を得る等の方法である。
以上により得られた本発明品のゴム組成物からなるゴム
製品は、以下に述べるように非常に優れ念特徴を有する
もので、このままで医薬品、医療品用ゴム製品として使
用ができ、例えばさらに表面に樹脂フィルムを積層した
シ、シリコーンオイルを塗布して潤滑性を向上するとい
った処置は全く必要としない。
すなわち本発明ゴム製品は11局、D工N1ES、υ8
P等に規定される品質特性を満足することは勿論のこと
、ゴム表面から剥離する微粒子の発生量が少ない、ゴム
栓として使用時に注射針を刺した際のゴム片落下の発生
量が少ない、注射針から薬液投与後に針を抜い友際の薬
液漏れ量が少ない、ゴム表面への薬液吸着量が少ない、
ゴム表面の潤滑度が適当な範囲にある、アルカリ溶液に
よる表面浸蝕が少ない、吸水及び乾燥減量が少ない、ヘ
ッドスペースのガス量が少ない等の近時医薬品特に薬液
投与の際に用いるゴム製品に要求される多くの項目にわ
たり優れた性能を満足できる。さらに、ゴムそのものの
物理的性質として、ゴム栓として特有の圧縮永久歪、耐
老化性、柔軟性等にも優れている。
これらの点についてに以下に述べる実施例の結果から明
らかに理解され得るものである。ただし実施例はあくま
で例示で6って、本発明にこれに限定されるものではな
い。
〔実施例] 実施列1〜7及び比較例1〜!1(B10例)■配合 下記の原料ft表2に示す割合(重量部)で配合して、
本発明のゴム組成物(実施例1〜7)を得た。
B R: JEIREROl  (商品名、日本合成ゴ
ム製)、老化防止剤EHO含有、クス含金98%、ML
1+4(100℃)44 UHMWPE :  ハイーゼツクスーミリオン(商品
名、三井石油化学工業製)、平均分子量 (ム8TM D 2857粘度法)200万、融点(A
13TMD 2117 )136℃、粒子径(顕微鏡法
)1〜5mμ PK−1:ウルトゼツクスC(商品名、三井石油化学製
)、融点(LLDPK法)103℃PI−2ニジヨウレ
ツクス(商品名、昭和電工製)L D P K、軟化点
92℃ ホワイトカーボン−1: AJCRO8工L(商品名、
日本アエロジェル製)、平均径約40mμ架橋剤: 1
.1.ジ(をプチルパーオキク)、瓜へ5−トリメチル
シクロヘキサン、パー へキサ3M(商品名、日本油脂製) 架橋助剤−1:l−リメチロールプロパントリメタクリ
レート(三菱レイヨン製) fiR−1:微粉末酸化チタン、アメターゼ型(石原産
業製) 顔料−2二クース)NH(商品名、東海カーボン製)カ
ーボンブランク また、アエロジル及び又は次の2種をホワイトカーボン
−2,−3として用いて表2に示す割合で配合したゴム
組成物(比較例1〜3)を得九。
増量剤1 : Whitetex  (商品名、Bou
thernClay  社製、クレイ、日10.+ム4
0゜増量剤2 : Dixie C1ay  (商品名
、L T。
Vanderbi1+d  社製、クレイ、Sin、5
5憾+A40. 5 9 % ) ■架橋成形製品化 第1図に示すゴム栓1の形状の窪を有する二面の金型の
間に、表2による実施ViIU1〜7及び比較列1〜3
の未加硫配合ゴムシートラ配置し、ゴム圧カフ0〜90
ゆ/18、温度165±1℃に加熱し20分間放置する
ことによ)、架橋成形しな。次に型より取出し、冷却後
1個ずつに切り取り、2%M a、 COH溶液中で1
0分間砿沸した後、積木で洗浄し乾燥して第1図の1の
形の製品ゴム栓を得た。
■試験 以上で得られた実施例1〜7及び比較911〜3のゴム
栓について、次のA NFに説明する試験を行ないその
性能を評価した。結果と判定規準を表3に示す。表5の
備考欄で−のものに公定規格なし、又は合格値なしを意
味する。
A、 11局の「4& 輸液用ゴム栓試験法」に準拠し
た試験(A−1〜A−6) (1)  カドミウムaa y (2)鉛Pb:  試
料の量を1(Lot(11局の2.5倍)とし以下に規
定されるところに準じ、原子吸光光度法により測定し友
(3)溶出物試験:11局に規定のとおシ、試料に10
倍量の水を加え高圧蒸気で121℃、1時間加熱抽出し
た。D工Pa、B8は121℃、30分加熱であシ、0
8Pは70℃1時間加熱であるため、11局の抽出条件
が最も厳しい。
(4)急性毒性試験、(5)発熱性物質試験、(6)溶
血性試験:11局の規定のとおりに行った。同様項目に
D工N、E日、U8Pvcあるが、試験法には若干の差
異がある。
B、金属元素の検出試験(B−1〜B−4)Pb、 C
d、 Mg :  Aの(3)溶出物試験と同様にして
得た試験液1a、0−に30%ENO,を加え20dと
し、原子吸光光度法で測定した。いずれも使用ガスはア
セチレン。PI)は鉛中空陰極ランプ28五3 nm 
、 Cd はCd 中空陰極ランプ422.7Em、M
gl(Mg 中空陰極ランプ285.2Em。
As:11局の比素試験法による。
C011局の「44輸液用プラスチツク容器試験法、ポ
リエチレン製又はボリプaピレン製容器」に準拠した試
験法(C−1〜C−Ct# 804. po、、 nH
,:  (力溶出物試験の4V)塩化物、(V)硫酸塩
、 6Ji)リン酸塩、 6jilアンモニウム等に従
って試験した。
D、揮発物の試験(D−1,2) 試験液の調製:硬質三角フラスコにゴム栓を入れ、10
倍(重量比)量の精製水を加えて、アルミホイルで包み
、60℃で60分間加熱後水冷し、ゴム栓を除いた液を
試験液とした。
ホルムアルデヒド:試験液5−にアセチルアセト溶液(
アセチルアンモニウム1502、酢酸3−、アセチルア
セトン2−に水を加え全量1000@tとする)5−を
加え、沸騰水浴中で10分間加熱し念後、この液を比色
測定する。
フェノール類:試験液30−にH,BO1緩衝液(I 
N Na0E : I N E、BOs= 9 : 1
0混液)3−を加えよく振動し、4−アミ・ノアンチピ
リン(1,56fを水で全1i1000dとする)5−
とに、We (cw )s溶液(&6tにNaOH水t
8水色8を加え全91000stjとする)2.5−と
水を加え全量50dとする。よく混合し室温で10分間
放置後、波長510 nmにおいて吸光度を測定する。
ゴムの安定剤に対する試験項目でおる。
E、  D工Nによる硫化物試験 100mエーレンマイヤーフラスコニ表面積20a++
”相当量のゴム栓を入れ、2重量係クエン酸を加えて5
−とする。フラスコ内に酢酸給紙を置き秤量皿で蓋をし
て、耐圧容器内で121±1℃、50分間蒸気加熱し、
酢酸鉛紙の変色(黒色)f:比色測定する。
以下のF−Pの試験に一部を除き公定の試験法、規格値
がまだないが、近年特に問題となっている重要項目に関
する試験である。
F、 ゴム栓より発生する微粒子量の試験硬質ガラス瓶
中にゴム栓10個を入れ、無塵水300−を加えてフィ
ルムで包み、手にて2回転/1秒間程度にて20秒間振
動する。
1時間静置後光じゃへい型自動微粒子計測器(HIAO
社製)にて測定する。注射薬液中の5μm以下の微粒子
は血管を閉塞させる等の問題を起すので最重要項目とな
っている。
Q、 ゴム破片の剥離(Fragmentation 
)第1図に2として示すような形状の瓶(1〇−)に水
8−を入れ、ゴム栓1を打栓し、次にアルミギャップ4
を巻き締める。試験針22G(α70X32■)を付は
九注射筒に水2−を水を入れ、これをゴム栓の針入部5
に20回貫通させる。20回目の貫通時に注射筒内の水
を注入し念後注射針を引き抜く。
瓶内全振動した後ゴム栓を取り除き、内容液を濾過し、
戸紙上のゴム片を数える。本試験法dBsを改良して行
つなものである。ES規格はゴム片3個以下であるが、
現在業界では2個以内が要望されている。
■、薬液漏れ(自己密閉性)試験 瓶に水500−を入れ、ゴム栓を打栓し、アルミキャッ
プを巻き締める。これを加圧容器内にて121℃に30
分間加熱後、ゴム栓の針入部よりロケット針(、TMB
製200号輸液セット付ロケット針)を刺し通し、瓶を
倒立状態に保ちながら1時間放置し、次に空気針を刺し
、瓶内の水1400di出し、この時点でゴム栓からロ
ケット針を引き抜きこの時の液漏れを観察する。E8の
試験法を改良し九ものでろる。
工、撥水性(Water repellenay ) 
 試験瓶内に蒸溜水を入れ、ゴム栓を打栓し、更にアル
ミキャップを巻き締め、次に耐加圧容器に入れ121℃
で50分間蒸気加熱し、24時間室温に放置した後、瓶
内壁を観察する。
この時に水滴を認めないことを合格としな。
J、注射針刺し抵抗力試験(Determinatio
n ofpenetrability ) 注射針(21f9.W、G、  外径α813■、長さ
38■)が201/分の速度セゴム栓を貫通する時の力
を測定機(テンション形ゴム引張試験機)で測定する。
BSの改良法である。
B8規格ri、1.000 f以下で合格。
K、ゴム表面滑性(粘着度)試験 ゴム栓をテフロン板に置き、一定速度で一方を上昇して
ゆく際に、ゴム栓が移動する角度を測定する。
L、水蒸気透過性試験 ガラス瓶に2重量%NaO2水溶液を入れ、ゴム栓を打
栓し、その上にアルミキャップを巻き締める。この瓶を
シリカゲルを入れ九デシケーター中で室温にて6ケ月間
保存後、重量変化を測定してゴム栓の水蒸気透過量を測
定する。発明者等の自主規格試験。
M、ヘッドスペース中のガス成分試験 第1図の2の型のガラス瓶内に2重量幅IJaCL水溶
液を入れ、ゴム栓1を打栓し、その上アルミキャンプ4
を巻きしめる。耐圧容器にて121±1℃にて60分間
蒸気加熱した後、放置冷却する。次にガス用シリンジに
テ瓶のヘッドスペース6のガス5−を採取シ、これをガ
スクロマトグラフ法にて測定する。
カラム10%O’V−101180〜100メツシュw
Hp)、キャリヤ−ガスBe5Qttl/分、カラム温
度:100→200℃(4℃/分昇温)。本試験に近年
問題となっているゴム、及び配合剤による極微量ガス発
生を調べる重要項目である。
N、耐アルカリ溶液試験 ゴム栓を耐アルカリ容器に入れ、ゴム栓重量の10倍量
のNa、Co、  15重量係液を加えた後、同ゴム栓
を打栓してアルミキャンプを巻き締め、高圧容器にて1
21℃、30分間蒸気加熱する。次に室温まで放置し、
冷却後ゴム栓を除き、石英セルにて波長430と650
 nmの可視部の透過率を測定する。
0、吸水及び乾燥減量試験 ゴム栓を105℃で3時間乾燥する。次に乾燥剤入れデ
シケータ−中にて30分間放置した後、重量を精秤する
。次に該ゴム栓の10倍量の精製水中に浸し、そのまま
耐圧容器内で温度121±1℃、30分間蒸気加熱する
。冷却後、ゴム栓をデシケータ−中に30分間放置して
その時の重量増加tを精秤し、吸水量及び減量とする。
P、薬品の収着量試験 供試薬品を生理食塩水で希釈して1040重1%溶液と
し、この液3−を正確に1〇−瓶に入れ、ゴム栓を打栓
し、アルミキャンプを巻き締め倒立状態にて24時間放
置し念。
これを試験液とし、その濃度変化を測定して収着量とす
る。
P−1硝酸インソルビト(虚血性心疾患用薬、融点72
℃、商品名インバイト、8研製薬製)の試験液について
、高速液体クロマトグラフ(HPLCt製)で測定し九
。カラムFIM11fPAK S工Lc1B(日本分光
M)、移動相メタノール:水=7:3、流速1−7分、
検出器UVID11i(! 100− IV (220
nm。
日本分光膜)。
P−2ジアゼパム(抗不安薬、抗けいれん薬、融点13
0〜134℃)の試験液について、紫外吸収分光分析計
(日立製作新製)で、284 nmの極大波長を測定し
、濃度変化を調べ収着量(%)を求め念。
■ 試験結果 表3に示すように、本発明のゴム栓は11局の「輸液用
ゴム栓試験法」、「輸液用プラスチック容器試験法」そ
の他の試験法やD工N規格を満足するに加え、ゴム破片
の剥離、薬液漏れ、注射刺し抵抗力等についてのB8よ
り厳しい条件での試験法にも合格する。さらに、本発明
品は微粒子発生量、薬の収着性、耐アルカリ溶液性、撥
水性、ゴム表面滑性、水蒸気透過性、ヘッドスペース中
のガス成分等の公定規格にないが最近非常に問題となっ
ている重要な試験項目も満足できる優れ念ゴム製品であ
る。比較列1〜3のゴム製品は種々の項目で本発明品に
劣ることも明白にわかる。
実施例8〜10及び比較列4〜10 (SBRの例)■
 配合 表4に示す配合で本発明のゴム組成物(実施例B〜10
)及び比較品(比較例4〜7)を得た。UMwPE、顔
料は実施例1〜7と同じである。
SBR: 、TSR8IJ552  (商品名、日本合
成ゴム製)スチレン量24%、クス体量20%’L1+
4 (1o o℃)55 工R二N1po’l工R2205(商品名、日本ゼオン
M)MI11+4 (100℃)84、クス体98%天
然ゴム二部分精製クレープ(マレーシア産)UMWPE
 :ハイゼックスミリオン(商品名、三井石油化学工業
製) P K、 −3: Flo−thene (商品名、製
鉄化学製)、中密度融点ASTM D 2117 12
0℃E P D M : Ksprene 512F(
商品名、住友化学製)、ML1+4 (100) 90
、プロピレン含量40重量係 BエエR: Po1ysar bromobutyl 
2030 (商品名、ポリザールリミツテツド製)、E
r1ii1.9重貸係 ホワイトカーボン二二プクールVN 3 (i品名、日
本シリカ製)粒子径15〜25mμ、B10.含fi9
3〜94憾、比表面積240m”/ f 増量剤−5: Mistron Vapor (商品名
、ElierraTale  社製)メルク、粒子径2
μm以下、1310.63%−A40,37% 架m剤−1ニジ(シクロヘキクルパーオキシ)ジカーボ
ネート(三建化工製) 架橋剤−2ニジペンタメチレンチウラムテトラスルフア
イド(川口化学制) 架橋助剤−3:γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン(信越化学製) 架橋助剤−4=ステアリン酸 架橋助剤−5ニトリアリルインシアヌレート(日本化成
製) 顔料−1=微粉末酸化チタン 顔料−2ニア−ストNH ■ 架橋成形、製品化、試験 表4の配合による実施例8〜10及び比較例4〜10の
未加硫配合ゴムンートを用いて、全型温If165℃、
ゴム圧力60 kg/lyn”、時間12分の条件で架
橋成形した後実施f!AU1〜7同様に後処理して、製
品ゴム栓を得た。各ゴム栓について実施例1〜7と同様
に試験を行なつ之。
結果を表5に示す。
■ 試験結果 表5に示すように本発明品(実施例8〜10)に比較品
(4〜10)に比し、A −Pの各項目で優れているこ
とが明らかである。特にP−Pの最近重要な問題となっ
ている項目で非常に比較品より優れていることが判る。
〔発明の効果〕
本発明dsBR又1−jE RVcUHMWPK 、 
P Kと特定のホワイトカーボンの特定量を配合し、過
酸化物架橋することによって医薬品医療用ゴム製品とし
て優れた効果を有するゴム製品になる。とりわけ、ゴム
配合素材でiPb、Cd等の重金属量又は溶出液の量が
少くなる、注射針刺しの際の薬液の漏れ、ゴム破片の剥
離、抵抗において優れている、各国法定試験項目を満足
する以外に薬液の吸着、吸水及乾燥減量、耐アルカリ性
試験、ヘッドスペースのガス量、ゴム表面の滑性、ゴム
表面の微粒子発生量等特別な項目に関しても優れ次性質
を示すに加え製造方法に現行操作工程にて製造でき積層
又は塗布等の工程を必要としない利点がある。
【図面の簡単な説明】
@1図に本発明ゴム製品の一具体例である注射針刺し位
置印5を持つゴム栓1を、ヘッドスペース6を空けて医
薬品3ft収納するガラス瓶2に適用し、さらにアルミ
キャップ4で巻締め次状態を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリブタジエン又はスチレンブタジエンゴム100重量
    部に対し、粒子径0.1〜10mμ好ましくは1〜5m
    μで平均分子量100万乃至1億の微粉末状ポリエチレ
    ンを2〜30重量部と、平均分子量5万乃至80万の粉
    末状又はペレツト状ポリエチレンを1〜15重量部と、
    平均粒子径7〜40mμで比表面積50〜300m^2
    /gの合成ホワイトカーボンを2〜15重量部と、脂肪
    族又は脂環族系過酸化物0.01〜5.0重量部とを配
    合し、架橋成形されてなる医薬品・医療器具用ゴム製品
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