JPH01177231A - ローカルエリアネットワークの端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ローカルエリアネットワークの端末装置に係り、特に装
置本体と通信アダプタとからなり、送出元アドレス及び
宛先アドレスとを含むフレームを送受信するローカルエ
リアネットワークの端末装置に関し、 特に新しい命令等を付は加えることなく、不要となった
通信アダプタの機能を停止させることができるようにす
ることを目的とし、 装置本体と通信アダプタとからなり、送出元アドレス及
び宛先アドレスとを含むフレームを送受信するローカル
エリアネットワークの端末装置において、上記通信アダ
プタには自己のアドレスな送出元アドレス及び宛先アド
レスとするフレームを連続して複数回受信したとき当該
通信アダプタの機能を停止する機能停止手段を設けて構
成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はローカルエリアネットワークの端末装置に係り
、特に装置本体と通信アダプタとからなり、送出元アド
レス及び宛先アドレスとを含むフレームを送受信するロ
ーカルエリアネットワークの端末装置に関する。

〔従来の技術〕

ローカルエリアネットワークは特定領域において複数の
端末装置をデータ伝送路で連結して各端末間でデータの
やりとりを行なうようにしたものである。

ここで各端末装置１０は第３図に示すように、装置本体
１１と通信アダプタ１２とで構成して、夫々階層の異な
った処理をするようにしたものである。即ち、通信アダ
プタ１２は通信に関する処理を行ない、装置本体１１は
より上位の処理を行なうものであり、これらの処理は全
く独立したものとして作動させるものである。

このようなローカルエリアネットワークにおいて、各端
末間装置のデータの送受信は第４図に示すようなフレー
ムを送受信して行なうようにしている。このフレームは
Ｃ３ＭＡ／ＣＤ　　ＬＡＮの国際標準に従って構成され
、プリアンプル部、デリミタ部、宛先アドレスＤＡと送
出元アドレスＳＡを記載するＭＡＣアドレス部の他、Ｌ
ＬＣアドレス部、ＬＬＣ制御部、情報部及びＦｅ２部と
から構成したものである。

ところで、上述のようなローカルエリアネットワークに
おいて、第３図に示すように、１つの現用の端末装置１
０に障害が発生した場合に備えて予備の端末装置２０を
備えることがある。この予備の端末装置２０も現用の端
末装置１０と同様に通信アダプタ２２と装置本体２１と
から構成してなるものである。この場合において、これ
らの２つの端末装置のアドレスは同一に設定され（この
例の場合はＸ）、現用の端末装置１０に障害が発生した
場合には予備の端末装置２０を使用することにより全く
支障なくデータの送受信を実行することができるものと
している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記のように予備の端末装置２０を備えた場
合において、現用の端末装置１０の障害が装置本体１１
で発生し、予備の端末装置２０が稼動させた場合でも、
上述のように装置本体１１と通信アダプタ１２とは全く
異なった処理をしているため、予備の端末装置２０が起
動された状態でも通信アダプタ１２は作動可能であり、
予備の端末装置２０を指定するアドレスには２台の通信
アダプタ２２．１２が存在することとなり不具合が生じ
る。しかしながら不要な通信アダプタ１２の機能を停止
させるために新たな命令等を追加すると国際標準から外
れ、装置の汎用性が低下するという問題点が有る。

そこで、本発明は特に新しい命令等を付は加えることな
く、不要となった通信アダプタ１２の機能を停止させる
ことができるローカルエリアネットワークの端末装置を
提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明において上記の問題点を解決するための手段は、
第１図に示すように、装置本体１と通信アダプタ２とか
らなり、送出元アドレス及び宛先アドレスとを含むフレ
ームを送受信するローカルエリアネットワークの端末装
置３において、上記通信アダプタ２には自己のアドレス
を送出元アドレス及び宛先アドレスとするフレームを連
続して複数回受信したとき当該通信アダプタ２の機能を
停止する機能停止手段４を設けたことである。

（作用） 本発明によれば、通信アダプタには自己のアドレスな送
出元アドレス及び宛先アドレスとするフレームを連続し
て複数回受信したとき当該通信アダプタの機能を停止す
る機能停止手段を設けているから予備の端末装置が上述
のような信号を連続して複数回送出すれば障害を発生し
た現用の端末装置の通信アダプタは機能を停止すること
となる。

〔実施例〕

以下本発明に係るローカルエリアネットワークの端末装
置の実施例を図面に基づいて説明する。

本実施例において、端末装置は従来と同様に装置本体と
この装置本体と伝送路との間に設けた通信アダプタとか
ら構成している。

そして、本実施例において、ローカルエリアネットワー
クは第３図に示すように伝送路と４台の端末装置とで構
成されている。各端末装置は従来例で説明したように、
装置本体と通信アダプタとで構成しており、すべての端
末装置において同一構成を有するものを使用することと
している。

ここで端末装置Ｐ、端末装置Ｒ２端末装置Ｓは現在運用
中のものとして夫々ＭＡＣアドレスＸ。

ＭＡＣアドレスＹ、ＭＡＣアドレスＺを割振って使用し
ている。本実施例において、残りの端末装置Ｑは端末装
置Ｐの予備として、端末装置Ｐに障害が発生したときに
使用するものとし、ＭＡＣアドレスＸを有している。

そして、これらの端末装置において、装置本体は、従来
で示した装置本体と全く同一である。また、本実施例に
おいて通信アダプタは第２図に示すように送信制御部１
３と、受信制御部１４と、ＭＡＣ制御部１５と、ＬＬＣ
制御部１６と、二重化制御部１７と、重複アドレスチエ
ツク制御部１８とから構成している。

次に端末装置Ｐの装置本体に障害が発生して、端末装置
Ｑが端末装置Ｐに取り替わって処理を行なう場合の各端
末装置Ｐ、Ｑの通信ターミナルの作動について説明する
。この状態において端末装置Ｐの通信アダプタは未だ伝
送路に接続されて正常に作動しているものである。そし
て端末装置Ｑの通信アダプタは、前記の端末装置Ｐの通
信アダプタを伝送路から離脱するように制御する。

先ず端末装置Ｑの二重化制御部２７はＬＬＣ制御部２６
にその旨を指示する。次にＬＬＣ制御部２６はＭＡＣ制
御部２５にＸＩＤコマンドを転送する。更にＭＡＣ制御
部２５は第４図に示したフレームを送信制御部２３に送
出する。この際ＭＡＣアドレス部の宛先アドレスＤＡと
送出元アドレスＳＡともＭＡＣアドレスＸとするものと
している。そして、送信制御部２３はこのフレームを伝
送路に送出する。

次に端末装置Ｐの受信制御部１４はＸＩＤコマンドフレ
ームを受信して、ＭＡＣ制御部１５及びＬＬＣ制御部１
６に転送する。このフレームを受信すると、ＬＬＣ制御
部１６はＸＩＤレスポンスをＭＡＣ制御部１５に転送す
ると同時に重複アドレスチエツク制御部１８に転送する
。上述したＸＩＤレスポンスは、第４図に示したフレー
ムとして送信制御部１３から伝送路に送出される。

更に、このＸＩＤレスポンスフレームを受信した端末装
置Ｑの受信制御部２４は、受信したフレームをＭＡＣ制
御部２５とＬＬＣ制御部２６に送出する。受信したフレ
ームがＸＩＤレスポンスの場合にはＬＬＣ制御部２６は
ＸＩＤコマンドをＭＡＣ制御部２５に転送して、ＭＡＣ
制御部２５はフレームを作成して、送信制御部２３から
伝送路に再度送出する。

そして、端末装置Ｐの受信制御部１４は再度ＸＩＤコマ
ンドフレームを受信して、ＭＡＣ制御部１５及びＬＬＣ
制御部１６に転送する。このフレームを受信すると、Ｌ
ＬＣ制御部１６はＸＩＤレスポンスを再度ＭＡＣ制御部
１５に転送すると同時に重複アドレスチエツク制御部１
８に転送する。上述したＸＩＤレスポンスは、第４図に
示したフレームとして送信制御部１３から伝送路に送出
される。そして再度信号を受けた重複アドレスチエツク
制御部１８は通信アダプタ１２を伝送路から離脱させる
処理を実行する。

上記のＸＩＤレスポンスフレームを再度受信した端末装
置Ｑの受信制御部２４は、受信したフレームをＭＡＣ制
御部２５とＬＬＣ制御部２６に送出する。受信したフレ
ームがＸＩＤレスポンスの場合にはＬＬＣ制御部２６は
二重化制御部２７に転送して、二重化制御部は２７、端
末装置Ｐが伝送路から離脱したことを認識して、処理は
完了する。

従って本実施例に係るローカルエリアネットワークの端
末装置によれば、端末装置の通信アダプタに自己のアド
レスな送出元アドレス及び宛先アドレスとするフレーム
を連続して複数回受信したとき当該通信アダプタを伝送
路から離脱するようにしたから、特に新しい命令等を付
は加えることなく、不要となった通信アダプタの機能を
停止させることができ、端末装置の汎用性を損なうこと
なく不要な装置の伝送路との接続を離脱させることがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、ローカルエリア
ネットワークの端末装置によれば、通信アダプタに自己
のアドレスを送出元アドレス及び宛先アドレスとするフ
レームを連続して複数回受信したとき当該通信アダプタ
の機能を停止する機能停止手段を設けるようにしたから
、特に新しい命令等を加えることなく汎用性を保ちつつ
不要となった通信アダプタの機能を停止させることがで
き、るという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は本発明に係るローカ
ルエリアネットワークの端末装置の通信アダプタを示す
ブロック図、第３図は本発明が適用されるローカルエリ
アネットワークを示すブロック図、第４図はフレームを
示す概念図である。 １・・・装置本体 ２・・・通信アダプタ ３・・・端末装置 ４・・・機能停止手段 本発咄／Ｉ雁理困 第１図 焚う乞乃・１のもイ駕−′７ブ′フ゛りｌ肴、１凪第　
２ｒ：！Ｊ ＭＡＣ７Ｈレス−Ｙ　　ＭＡＣＹｌｊｗ（−Ｚローカル
エリアｚＦ−ｔトフーフ色示１０第　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　装置本体と通信アダプタとからなり、送出元アドレス
   及び宛先アドレスとを含むフレームを送受信するローカ
   ルエリアネットワークの端末装置において、 上記通信アダプタには自己のアドレスを送出元アドレス
   及び宛先アドレスとするフレームを連続して複数回受信
   したとき当該通信アダプタの機能を停止する機能停止手
   段を設けたことを特徴とするローカルエリアネットワー
   クの端末装置。