JP2578288B2 - 通信接続装置 - Google Patents

通信接続装置

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JP2578288B2
JP2578288B2 JP4085376A JP8537692A JP2578288B2 JP 2578288 B2 JP2578288 B2 JP 2578288B2 JP 4085376 A JP4085376 A JP 4085376A JP 8537692 A JP8537692 A JP 8537692A JP 2578288 B2 JP2578288 B2 JP 2578288B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なった通信機能を有
するネットワ−ク方式で接続される各種計算機間又は各
種端末機と計算機間のデ−タの送受信(以下、単にデ−
タ通信を称する)を可能とする通信接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くのネットワ−クシステムが市
場に登場し、これらに接続される計算機及び端末機の間
は、種々様々なプロトコルを介して接続される。異機種
間接続、つまりマルチベンダ−・システムに適した標準
プロトコルとして、ISO(国際標準機構)のOSI
(Open Systems Interconnection)、及び米国防総省
(DOD)の標準プロトコルであるTCP/IP(Transmission C
ontrol/Internet Protcol)等がある。
【0003】上記OSIは、次の7つの階層のインタ−
フェ−スで構成されている。
【0004】1.物理層DV(異なる伝送媒体間の中継も
含むシステム間のビット列の透過的な転送を行う層) 2.デ−タリンク層DL(隣接システム間のデ−タ転送及
びエラ−を検出する層) 3.ネットワ−ク層NL(通信経路を選択する層) 4.トランスポ−ト層TE(システム間におけるデ−タの
透過的な伝達を行う層) 5.セッション層SL(アプリケ−ション間の対話、同期
制御を行う層) 6.プレゼンテ−ション層PL(アプリケ−ション間の通
信に使用される情報の表現形式をサ−ビスする層) 7.応用層AL(アプリケ−ションに直結し、共通のサ−
ビスを行う層) しかし、実際の計算機及び端末機においては、必ずしも
上記1〜7の全ての階層プロトコルを使用していないも
の、上記5,6及び7を統合したもの、又はプロトコル
の各階層の機能が1部分異なるもの等がある。
【0005】このため、異機種間のデ−タ通信を行うに
は上記各階層のプロトコルの整合を取らなければならな
い。この階層別のプロトコルの整合をとるための技術と
して、例えば特開平2−193436号公報の技術が知
られている。これは、上記プロトコルの各階層レベルで
制御するレベル可変型の多階層インタ−フェ−スと共通
メモリを有する通信接続装置を計算機間、又は計算機と
端末機を結ぶ伝送路の各々に設け、前記伝送路から計算
機に対して受渡すデ−タ、及び計算機から伝送路に対し
て受渡すデ−タを、前記通信接続装置内の共通メモリに
一旦格納し、共通メモリから計算機又は伝送路にデ−タ
を受渡す際、前記レベル可変型の多階層インタ−フェ−
スによりプロトコルの整合を取るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記通信接続
装置は、1チャネル構造、つまり所定の計算機又は端末
機に接続した他の計算機又は端末機の間におけるプロト
コルの整合を各々とるものであり、接続した計算機相互
又は端末機と計算機の専用のものとなり、汎用性がな
く、接続された計算機相互又は端末機と計算機の各々の
間でそれぞれ専用のものを製作しなければならず、しか
も各機算機及び端末機の設置台数に対応する数だけの多
数台の通信接続装置が必要になるので、設備費が高価に
なるのは避けられない。
【0007】本発明は、どのようなプロトコルを有する
ホスト計算機及び端末機を接続しても、接続したホスト
計算機間、又は計算機と端末機間においてデ−タ通信制
御が可能で、しかも、1台で複数台のホスト計算機及び
端末機の各プロトコルの整合をとることが可能な、汎用
性の高い低コストの通信接続装置を提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、異なるプロトコルを使用する複
数のホスト計算機(G,H,K)及び端末機(A〜F)
をネットワ−ク(LAN1,LAN2)に接続する伝送
路(L1〜L12)に介設しており、前記ホスト計算機
(G,H,K)間又は該ホスト計算機と端末機(A〜
F)の間におけるデ−タの送受信を制御する通信接続装
置(1a,1b)において、前記デ−タの送受信を実行
しようとする、即ち電源がオンしたホスト計算機又は端
末機が使用しているプロトコルを書き込み、実行が終了
すると消去する複数のプロトコル書き込みメモリ(14D1
〜14D4)と、前記ホスト計算機及び端末機が出力したデ
−タを前記伝送路を介して入力し、この入力したデ−タ
を一時格納する複数のデ−タ格納メモリ(13E1〜13E5)
と、前記プロトコル書き込みメモリに書き込んだプロト
コルで前記伝送路を介して入力したデ−タが有する送信
先情報を読み取り、その送信先の伝送路へ前記デ−タ格
納メモリに格納したデ−タを渡すためのプログラムを記
憶する伝送処理メモリ(12C)と、前記プロトコル書き込
みメモリと伝送処理メモリのプログラムをリアルタイム
に制御するプログラムを記憶した制御メモリ(12B)を設
ける。
【0009】また第2番の発明では更に、前記ネットワ
−クに接続した少なくとも1台のホスト計算機(G1)に当
該計算機を除く他のホスト計算機及び端末機が使用する
各プロトコルを予め記憶すると共に、デ−タの送受信を
実行しようとする前記他のホスト計算機及び端末機を検
知し、その検知情報により、そのホスト計算機及び端末
機が使用するプロトコルを選択抽出して前記プロトコル
書き込みメモリ(14D1〜14D4)に出力するプロトコル用フ
ァイルを設ける。
【0010】また第3番の発明では更に、前記ネットワ
−クに接続した少なくとも1台のホスト計算機を除く他
のホスト計算機及び端末機の内で、デ−タ送受信を実行
しようとするホスト計算機又は端末機を検知し、その検
知情報を前記プロトコルを予め記憶したホスト計算機
(G)に出力するプログラムを記憶したメモリ(12A)
を設ける。
【0011】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0012】
【作用】本発明によれば、後述する実施例で明らかにす
るように、どのようなプロトコルを有するホスト計算機
及び端末機を接続しても、接続したホスト計算機間、又
は計算機と端末機間においてデ−タ通信制御が可能で、
しかも、1台で複数台のホスト計算機及び端末機の各プ
ロトコルの整合をとることが可能である。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に示す。図
2は、ホスト計算機及び端末機をネットワ−クLANを
介して接続した通信装置の全体を示しており、図2中に
おいてA〜Fは端末機、G,H及びKはインタ−フェ−
スを有するホスト計算機である。このホスト計算機Gの
プロトコル用ファイルG1には、当該ホスト計算機Gを
除く他のホスト計算機H及びK、ならびに端末機A〜F
が使用しているプロトコルを全て記憶している。LAN
1及びLAN2はネットワ−ク、1a及び1bは通信接
続装置、L1〜L12は伝送路である。
【0014】ホスト計算機Gと端末機Aの間のデ−タ通
信は、伝送路L12,ネットワ−クLAN1,伝送路L
1,通信接続装置1a及び伝送路L3を介して行なわれ
る。同様に、ホスト計算機Gとホスト計算機Hとのデ−
タ通信は、伝送路L12,ネットワ−クLAN1,伝送
路L1,通信接続装置1a,伝送路L2,ネットワ−ク
LAN2及び伝送路L11を介して行なわれ、ホスト計
算機Hと端末機Bの間のデ−タ通信は、伝送路L4,通
信接続装置1a,伝送路L2,ネットワ−クLAN2及
び伝送路L11を介して行なわれ、ホスト計算機Hとホ
スト計算機Kとのデ−タ通信は、伝送路L11,ネット
ワ−クLAN2,伝送路L2,通信接続装置1a,伝送
路L1,ネットワ−クLAN1,伝送路L10,通信接
続装置1b及び伝送路L9を介して行なわれる。ホスト
計算機Gは、各端末機A〜F,ネットワ−クLAN1,
LAN2,ホスト計算機H及びKで使用されている各階
層の通信プロトコルを予め全て記憶している。
【0015】通信接続装置1aの構成を図1に示す。図
1において、プロトコル書き込みメモリ14D1〜14
D4は、デ−タの送受信を実行しようとするホスト計算
機H,K,端末機A〜Fの各階層プロトコルである応用
層AL〜デ−タリンク層DLを書き込むための専用の読
書きメモリ(RAM)であり、当該通信接続装置1aの
直流電源19をオフにする(例えばコンセント19aを
電源から抜く)と内容は消去される。プロトコル書き込
みメモリ14D1〜14D4は、読み書きメモリである
ので、必要に応じてどのようなプロトコルの情報でも記
憶させることができ、それによってどの様なプロトコル
を使用するホスト計算機又は端末機に対しても、デ−タ
の送受信が可能になる。つまり汎用性を高めるのに役立
つ。
【0016】デ−タ格納メモリ13E1〜13E5は、
伝送路L1〜L5間で受渡しされるデ−タを一時格納す
るために利用される。伝送処理メモリ12Cは、入力し
たデ−タの指定された伝送路L1〜L5への受渡しのた
めのプログラムである伝送プログラム1〜5を、伝送路
別に記憶している。制御メモリ12Bは、全体をリアル
タイムで統括制御するプログラムであるリアルタイムO
S(オペレ−ティング・システム)と、計算機及び伝送
路毎の多階層プロトコルを制御するプログラムであるプ
ロトコル処理ル−チンを予め記憶させた読出し専用のメ
モリ(ROM)である。
【0017】メモリ12Aは、直流電源19の投入直後
に必要な処理を行うイニシャルプログラムと、該通信接
続装置1aに伝送路インタ−フェ−ス15b〜15eの
実装有無をホスト計算機Gに通知するためのイニシャル
設定要求メッセ−ジを記憶する。プリントメモリ12D
は、ホスト計算機Gが使用している前記階層プロトコル
の応用層AL,トランスポ−ト層TL,ネットワ−ク層
NL,デ−タリンク層DL,及び物理層DVの各々のデ
−タのコピ−を保持している。メモリ12DにROMを
用いる場合には、通信接続装置1aがホスト計算機Gの
専用になるが、メモリ12DをRAMで構成すれば、必
要に応じて別の計算機のプロトコルを登録することが可
能になるので、汎用性が高まる。
【0018】マイクロプロセッサユニット(以下、単に
MPUと称す)11は、伝送処理メモリ12Cに記憶し
た各伝送路L1〜L5の各伝送プログラム1〜5,及び
制御メモリ12Bに記憶したイニシャルプログラムをリ
アルタイムで実行させるものであり、この制御によって
各ホスト計算機G,H,K及び端末機A〜F間のデ−タ
受渡しが可能になる。
【0019】作業用メモリ13E0は、メモリ12Aに
記憶したイニシャルプログラム及びイニシャル設定要メ
ッセ−ジと、制御メモリ12Bに記憶したリアルタイム
OS・プロトコル処理ル−チンを入力して、イニシャル
メッセ−ジを作成するために利用されるRAMである。
【0020】伝送路インタ−フェ−ス15a〜15e
は、ホスト計算機G,H,K及び端末機A〜Fが出力し
たデ−タを伝送路L1〜L5を介して入力し、この入力
したデ−タをMPU11の信号形態に変換したり、逆に
MPU11からの信号を伝送路L1〜L5の信号形態に
変換する。
【0021】標準バス18は、各メモリ12A〜12
D,13E0〜13E5,14D1〜14D4,及び伝
送路インタ−フェ−ス15a〜15eを実装可能であ
り、且つ前記MPU11及び伝送路インタ−フェ−ス1
5a〜15e間の制御信号とデ−タの伝送媒体として機
能する。直流電源19の出力電力は当該通信接続装置1
aの各部に供給される。
【0022】以上説明したように構成された通信接続装
置1aについて、図1を参照しながらその動作を説明す
る。
【0023】まず、通信接続装置1aの標準バス18
に、メモリ12〜14,及び伝送路インタ−フェ−ス1
5a〜15eを実装する。次に、前記通信接続装置1a
の直流電源19をオンする(コンセント19aを商用電
源に接続し、図示しない電源スイッチを投入する)。こ
れにより、直流電源装置19から標準バス18を介して
MPU11に直流電力が供給され、MPU11が起動す
る。
【0024】MPU11は、起動するとまず、メモリ1
2Aに記憶されているイニシャルプログラムの実行指令
を発する。
【0025】これによって、メモリ12Aのイニシャル
プログラムが実行されると、通信接続装置1aの伝送路
インタ−フェ−ス15a〜15eが標準バス18に実装
されているか否か、及び端末機A〜F,ホスト計算機H
及びKの各電源がオンし該伝送路インタ−フェ−ス15
a〜15eが動作するか否かがチェックされる。更に、
メモリ12Dが記憶しているホスト計算機Gの多階層プ
ロトコル内に格納されている伝送制御コ−ド規格,デ−
タ規格,伝送手順等の伝送路制御情報を作業用メモリ1
3E0に標準バス18を介して書き込み、初期設定す
る。
【0026】かくして、このメモリ12Aのイニシャル
プログラムは、次の及びを実行する。
【0027】作業用メモリ13E0に書き込まれた上
記伝送路制御情報の伝送制御コ−ド規格,デ−タ規格,
伝送手順及びイニシャル設定要求メッセ−ジをもとに、
ホスト計算機Gに送信するためのイニシャルメッセ−ジ
(メモリ14の標準バス18に実装されている個数,通
信接続装置1aの電源がオン状態であること,デ−タの
送受信を行うために電源がオンしている端末機(A〜
C)及びホスト計算機(H)等の情報)を作成する。
【0028】作成したイニシャルメッセ−ジを、ホス
ト計算機Gに送信するための指示を制御メモリ12Bの
リアルタイムOS・プロトコル処理ル−チンを介して、
メモリ12Dに書き込む。
【0029】これにより、メモリ12Dの各階層プロト
コルが動作を開始して、作業用メモリ13E0上に作成
した前記イニシャルメッセ−ジの先頭部分に、伝送制御
コ−ド規格,デ−タ規格,伝送手順等の伝送路制御情報
を付加した後、該メッセ−ジを標準バス18,伝送路イ
ンタ−フェ−ス15a,伝送路L1,ネットワ−クLA
N1,及び伝送路L2を介してホスト計算機Gに送信す
る。
【0030】ホスト計算機Gは、通信接続装置1aから
の上記イニシャルメッセ−ジを受信すると、該メッセ−
ジと予めプロトコル用ファイルに記憶設定されている端
末機A〜C及びホスト計算機Hの各階層プロトコルによ
り、次の〜の情報を有するダウンロ−ドメッセ−ジ
を作成し、再び、該通信接続装置1aに送信する。
【0031】オンしている端末機及びホスト計算機の
情報に対応して選択した多階層プロトコル,上記多階
層プロトコル()を入力するための各プロトコル書き
込みメモリ14の割り当て情報,選択した多階層プロ
トコルを動かすためのプログラム及び制御情報。
【0032】これにより、通信接続装置1aのメモリ1
2Aは、ホスト計算機Gからのダウンロ−ドメッセ−ジ
を、伝送路L12,ネットワ−クLAN1,伝送路L
1,伝送路インタ−フェ−ス15a,標準バス18,メ
モリ12D,及び制御メモリ12Bを順次経由して受信
する。
【0033】このメモリ12Aは、ダウンロ−ドメッセ
−ジを受信すると再びイニシャルプログラムを動かし
て、次の及びを行い、各伝送路インタ−フェ−ス1
5a〜15eに対してサ−ビスを開始する。
【0034】ダウンロ−ドメッセ−ジに従って、オン
している各端末機A〜C又はホスト計算機Hの各階層プ
ロトコルを上記割当情報に従ってメモリ14の各書き込
みメモリ14D1〜14D4に各々書き込む。
【0035】これにより、プロトコル書き込みメモリ1
4D1にはホスト計算機Hが使用する多階層プロトコル
であるトランスポ−ト層TL,ネットワ−ク層NL,デ
−タリンク層DL,及び物理層DVが書き込まれ、プロ
トコル書き込みメモリ14D2には、端末機Aが使用す
る多階層プロトコルである、ネットワ−ク層NL,デ−
タリンク層,及び物理層DVの各層が書き込まれ、更
に、プロトコル書き込みメモリ14D3に、端末機Bが
使用する多階層プロトコルであるセッション層SL,ト
ランスポ−ト層TL,ネットワ−ク層NL,デ−タリン
ク層DL,及び物理層DVの各層が書き込まれ、プロト
コル書き込みメモリ14D4には、端末機Dが使用する
多階層プロトコルであるデ−タリンク層DL,及び物理
層DVの各層が書き込まれる。
【0036】続いて、伝送処理メモリ12Cに記憶し
た各処理プログラム1〜5を起動してメモリ12Bにリ
アルタイムに制御を渡す。
【0037】上記のようにしてセットした通信接続装置
1aを利用して、ホスト計算機Gを介すことなく、ホス
ト計算機Hと端末機Bの間の異機種伝送路間のデ−タ通
信を行う場合の動作について説明する。
【0038】制御メモリ12Bに記憶したリアルタイム
OS・プロトコル処理ル−チンは各伝送路インタ−フェ
−ス15a〜15eからの割り込み入力情報をリアルタ
イムで監視している。
【0039】この状態で、端末機Bがホスト計算機Hへ
向けてデ−タを発信すると、そのデ−タは伝送路L4か
ら通信接続装置1aの伝送路インタ−フェ−ス15dを
介して、MPU11に入力される。
【0040】これにより、MPU11は割り込み情報が
あったことを検知し、プロトコル書き込みメモリ14D
3に書き込んだ多階層プロトコルに制御を渡す。
【0041】プロトコル書き込みメモリ14D3に記憶
した多階層プロトコルは、入力されたデ−タの先頭部に
付いた伝送制御コ−ド及び伝送制御手順を読取ると共
に、該デ−タを標準バス18を介してデ−タ格納メモリ
13E4に格納する。
【0042】プロトコル書き込みメモリ14D3上の多
階層プロトコルのネットワ−ク層NLは、入力したデ−
タの先頭のアドレス情報により、該デ−タの送信先(ホ
スト計算機H)を判読する。
【0043】プロトコル書き込みメモリ14D3からデ
−タが出力されると、MPU11は、制御メモリ12B
のリアルタイムOS・プロトコル処理ル−チンに制御を
渡す。
【0044】これにより、制御メモリ12Bのリアルタ
イムOS・プロトコル処理ル−チンが動作して、伝送処
理メモリ12Cの伝送プログラム4の動作状態を確認
し、動作していない場合には、該伝送処理メモリ12C
の伝送プログラム4に制御を渡す。
【0045】かくして、前記プロトコル書き込みメモリ
14D3の多階層プロトコルのネットワ−ク層NLで判
読したアドレス情報により、MPU11は伝送処理メモ
リ12Cの伝送プログラム4を入力する。これにより、
伝送プログラム4が動作し、前記制御メモリ12Bのリ
アルタイムOS・プロトコル処理ル−チンに伝送処理メ
モリ12Cの伝送プログラム2の制御可能時期を確認
し、制御可能であれば制御を伝送プログラム2に渡す。
【0046】この伝送プログラム2が動作すると、デ−
タ格納メモリ13E4に格納したデ−タが取り出され、
プロトコル書き込みメモリ14D2に標準バス18を介
して出力される。
【0047】プロトコル書き込みメモリ14D2に入力
したデ−タの先頭部には、該書き込み部14D2に書き
込んだ各階層プロトコルのセッション層SL〜デ−タリ
ンク層DLでホスト計算機Hが使用している伝送制御コ
−ド規格,デ−タ規格,伝送手順等が付加される。
【0048】更に、このデ−タは物理層DVを経由し
て、伝送路L2の伝送制御及び伝送制御手順に従って、
伝送路インタ−フェ−ス15b,伝送路L2を順次経由
してホスト計算機Hに入力される。
【0049】この動作を繰り返すことにより、端末機B
とホスト計算機H間のデ−タの送受信が行なわれる。
【0050】上記実施例では、ホスト計算機Gにそれを
除く他のホスト計算機H,K及び端末機A〜Fが使用し
ているプロトコルを記憶しておき、デ−タの送受信を実
行するように、即ち、電源スイッチがオンしたホスト計
算機及び端末機を自動的に検知し、この検知情報に従っ
て、ホスト計算機Gから検知したホスト計算機及び端末
機が使用するプロトコルを選択して、プロトコル書き込
みメモリ14に書き込むようにしている。しかし本発明
はこれに限定されるものではなく、例えばホスト計算機
Gからオペレ−タが操作してデ−タの送受信を実行する
(必ずしもホスト計算機及び端末機の電源がオンしてい
なくてもよい)ホスト計算機及び端末機のプロトコルを
出力してプロトコル書き込みメモリ14に書き込むよう
にしてもよいし、また、デ−タの送受信を実行するホス
ト計算機及び端末機の各々からオペレ−タが操作して自
分自身のプロトコルを出力して前記プロトコル書き込み
メモリ14に書き込むようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、ネットワ
−クを介して、デ−タ通信可能なホスト計算機及び端末
機のプロトコルを書き込むことができるメモリを複数設
け、この各メモリにデ−タ通信を実行しようとする(電
源がオン状態の)ホスト計算機及び端末機のプロトコル
のみを書き込み、デ−タ通信を停止した(電源がオフに
なった)ホスト計算機及び端末機のプロトコルを前記プ
ロトコル書き込みメモリから消去することにより、通
信接続装置に接続するホスト及び端末機がどのようなプ
ロトコルを有するものであっても、専用のメモリを必要
とすることなく、空いているメモリで対応することがで
き、これにより通信接続装置を同一形式のハ−ドウェア
構造とすることができる。また、1台の通信接続装置
に計算機及び端末機を同時に複数台接続することが可能
であり、更に、当該通信接続装置に接続するホスト計
算機及び端末機の台数の稼働率が100%以下の時、そ
の平均稼働率に応じて前記プロトコル書き込みメモリの
数を少なくすることができ、通信接続装置の設計及び製
作の費用を安価にすることができる。
【0052】更に、ホスト計算機及び端末機をネットワ
−クに接続する伝送路に通信接続装置を介設したので、
他のホスト計算機を介することなく、当該計算機間及び
当該端末機と計算機の間で、直接、デ−タ通信を行うこ
とが可能であり、他のホスト計算機の負荷が軽減され
る。
【0053】これらによって、低コストで柔軟性の高い
ネットワ−クシステムを構築することができる等の多大
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2の通信接続装置1aの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 実施例の通信装置全体の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1a,1b:通信接続装置 11:マイクロプロ
セッサユニット 12A:メモリ 12B:制御メモリ 12C:伝送処理メモリ 12D:プリントメ
モリ 13E0:作業用メモリ 13E1〜13E5(13):デ−タ格納メモリ 14D1〜14D4(14):プロトコル書き込みメモ
リ 15a〜15e(15):伝送路インタ−フェ−ス 18:標準バス 19:直流電源 A〜F:端末機 G,H,K:ホスト
計算機 G1:プロトコル用ファイル L1〜L12:伝送
路 LAN1,LAN2:ネットワ−ク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−74045(JP,A) 特開 平3−238954(JP,A) 特開 平3−76452(JP,A) 特開 平1−281550(JP,A) 特開 昭59−106039(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるプロトコルを使用する複数のホス
    ト計算機及び端末機をネットワ−クに接続する伝送路に
    介設しており、前記ホスト計算機間又は該ホスト計算機
    と端末機の間におけるデ−タの送受信を制御する通信接
    続装置において、前記デ−タの送受信を実行しようとす
    るホスト計算機又は端末機が使用しているプロトコルを
    書き込み、実行が終了すると消去する複数のプロトコル
    書き込みメモリと、前記ホスト計算機及び端末機が出力
    したデ−タを前記伝送路を介して入力し、この入力した
    デ−タを一時格納する複数のデ−タ格納メモリと、前記
    プロトコル書き込みメモリに書き込んだプロトコルで前
    記伝送路を介して入力したデ−タが有する送信先情報を
    読み取り、その送信先の伝送路へ前記デ−タ格納メモリ
    に格納したデ−タを渡すためのプログラムを記憶する伝
    送処理メモリと、前記プロトコル書き込みメモリと伝送
    処理メモリのプログラムをリアルタイムに制御するプロ
    グラムを記憶した制御メモリを有することを特徴とす
    る、通信接続装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワ−クに接続した少なくとも
    1台のホスト計算機に当該計算機を除く他のホスト計算
    機及び端末機が使用する各プロトコルを予め記憶すると
    共に、デ−タの送受信を実行しようとする前記他のホス
    ト計算機及び端末機を検知し、その検知情報により、そ
    のホスト計算機及び端末機が使用するプロトコルを選択
    抽出して前記プロトコル書き込みメモリに出力するプロ
    トコル用ファイルを有することを特徴とする、前記請求
    項1記載の通信接続装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワ−クに接続した少なくとも
    1台のホスト計算機を除く他のホスト計算機及び端末機
    の内で、デ−タ送受信を実行しようとするホスト計算機
    又は端末機を検知し、その検知情報を前記プロトコルを
    予め記憶したホスト計算機に出力するプログラムを記憶
    したメモリを有することを特徴とする前記請求項1記載
    の通信接続装置。
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