JPH01177116A - クロック回路およびマイクロプロセッサ - Google Patents

クロック回路およびマイクロプロセッサ

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JPH01177116A
JPH01177116A JP63000463A JP46388A JPH01177116A JP H01177116 A JPH01177116 A JP H01177116A JP 63000463 A JP63000463 A JP 63000463A JP 46388 A JP46388 A JP 46388A JP H01177116 A JPH01177116 A JP H01177116A
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辰美 山内
Masahiro Iwamura
将弘 岩村
Hisashi Tada
久 多田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LSI等においてクロックを分配するクロッ
ク回路に係り、特に、超高速論理回路にクロックを供給
するのに好適なりロック回路およびマイクロプロセッサ
に関する。
〔従来の技術〕
従来は、例えば特開昭61−172432号に示される
ように、1相のクロック信号から2相のクロック信号を
得るためのクロック信号発生器の開発に主眼が置かれ、
分配されてからのクロック信号の重複については配慮が
なかった。
〔発明が解決しようとする耶題点〕
上記従来技術では、クロック分配系におけるクロックト
ライバ素子の特性の偏りや負荷のばらつきにより発生す
るクロックスキューについての配慮がなく、クロックス
キューの発生により回路が誤動作する可能性があった。
この回路誤動作は、クロック周波数が高くなるほど顕在
化してくる。
本発明の目的は、クロック分配系で発生し誤動作の原因
となるクロックスキューを補正し、回路の誤動作を根本
的に回避可能なりロック回路とそのクロック回路を備え
たマイクロプロセッサとを提供することである。
噛、を解決するための手段〕 上記目的は、誤動作を起こす回路へのクロック供給部に
おいて、誤動作の原因となるスキューを生じているクロ
ックトライバ間で、一方のクロックトライバの出力を他
方のクロックトライバの入力に供給することにより達成
される。
すなわち、本発明は、上記目的を達成するために、第1
クロックを入力とする多入力論理ゲートと第2クロック
を入力とする多入力論理ゲートとを含み両多入力論理ゲ
ートの出力が次段のクロック同期式論理回路のクロック
信号となるクロック回路において、前記両多入力論理ゲ
ートの少なくとも一方の出力を他方の多入力論理ゲート
の一入力に接続したクロック回路を提案するものである
本発明は、また、このようなりロック回路を備えたマイ
クロプロセッサを提案するものである。
〔作用〕
一方のクロックトライバからのクロック信号を受は取る
他方のクロックトライバは、そのクロック信号を受は取
ってから自分のクロック信号を出力する。したがって、
回路誤動作の原因となるクロックの重なりがなくなるか
ら、クロックスキューに起因する回路の誤動作を回避で
きる。
〔実施例〕
次に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
本発明によるクロック回路の一実施例を第1図に示す。
図において、Φ1とΦ2は非重複の2相りロック信号で
ある。本クロック回路101は、クロックΦ2とに1と
を入力としに2を出力するクロックトライバlと、クロ
ック中工と制御信号3とを入力としに1を出力するクロ
ックトライバ2とからなる。
本発明により設置された接続線4は、K1のクロック信
号が出てからに2のクロック信号を出させ、両クロック
信号の重なりを抑制するためのものである。
このクロック回路101は、クロックトライバ出力Kl
とに2との間にスキューが発生した場合。
K1のHレベル後半とに2のHレベル前半とが重ならな
いように動作する。すなわち、K1がHレベルからLレ
ベルに変化しないと、K2はLレベルからHレベルに変
化しない。
本発明のクロック出力をクロック信号として利用する一
般的なダイナミック回路の一例を第2図に示す。本ダイ
ナミック回路102は、プリチャージ用PMO811と
、ディスチャージ用NMO312゜13と、出力ラッチ
19とからなる。Kl、に2゜Kl’はクロックである
。出力ラッチ19は、K1がHレベルのときデータをサ
ンプリングし、Lレベルのときホールドする形式のラッ
チである。
ダイナミックノード14がラッチ19の入力となる。イ
ンバータ18は、クロックに2を反転させるためのもの
である。
次に、ダイナミック回路102の動作について説明する
。クロックに2がHレベルでKl(Kl’)がLレベル
のとき、ラッチ19が前のデータをホールドしたままノ
ード14はプリチャージされる。
ここで、クロックに2がレベルでKl (Kl’ )が
Hレベルのときを考える。まず、入力データDがHレベ
ルの場合は、ノード14はディスチャージされ、ラッチ
19にはHレベルデータがラッチされる。入力データD
がLレベルの場合は、ノード14がHレベルを保持した
状態で、ラッチ19にはLレベルがラッチされる。
このダイナミック回路102にクロックを供給する場合
、クロックスキューの種類によっては、回路誤動作が発
生する。例えば、第3図に示すスキューを伴ったクロッ
クKl (Kl’ )、に2をダイナミック回路102
に供給すると、クロックの重なり部分(第3図のハツチ
ング部分)で誤動作を起こす、このようになるのは、出
力ラッチ19のデータサンプリング後半にノード14の
プリチャージがなされ、誤ったデータがラッチされるた
めである。
この問題は、第4図に示すように、ダイナミック回路1
0.2へのクロックを本発明のクロック回路101から
供給することにより回避できる。
本発明のクロック回路101を通せば、第5図のタイミ
ングチャートから明らかなように、ラッチ19のサンプ
リング後半(KlがHレベルのとき)では、接続線4に
よりに2の変化が抑制され、LレベルからHレベルにな
ることがないからである。
第6図は、マイクロプロセッサのクロック分配系に本発
明を適用した例である。図において、111と112は
、非重複クロックであり、116゜117.118のク
ロックトライバに供給される。
このうち、116と118とが本発明のクロック回路を
採用したクロックトライバであり、それぞれ126と1
27,128と129の対でスキュー補正済みのクロッ
ク信号を出力する。117はスキュー補正なしのクロッ
クトライバである。
119と125とはプリチャージ手段であり、ダイナミ
ックタイプのデータバス113,114゜115をそれ
ぞれプリチャージする。データバス113、’114の
データは、入力ラッチ120゜121に取り込まれ、演
算手段122に送られる。
演算手段122に入力されたデータは演算処理され、出
力ラッチ123に記憶される。記憶されたデータは、出
力手段124からデータバス115に出力される。
ここで、クロックトライバ116に本発明のクロック回
路を採用したのは、プリチャージ手段119と入力ラッ
チ120,121との間で、第3図と同様のクロックス
キューに起因するデータ入力ラッチ取り込みエラーが発
生するためである。
一方、クロックトライバ118に本発明のクロック回路
を採用したのは、プリチャージ手段125と出力手段1
24との間で、出力結果のバス115への出力エラーが
発生するからである。なお、第6図において、点線はク
ロック信号の供給経路、実線はデータの伝達経路を示す
これらの実施例によれば、論理変更を最小限に抑えなが
ら、クロックスキューに起因する回路の誤動作を回避で
きる。
また1本発明のクロック回路は、スキュー補正が必要と
される部分のみに採用できる柔軟性を備えている。
上記実施例では、一方のクロックトライバの出力を他方
のクロックトライバの一入力に供給する例を示したが、
さらに、他方のクロックトライバの出力を一方のクロッ
クトライバの一入力にも供給しても良い。すなわち、お
互いのクロック信号の出力があってから自分のクロック
を出力するようにもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、クロックスキューでクロックに重なり
が生じた場合でも、そのクロックを供給される回路の誤
動作の原因となるクロックの重なりのみを、論理変更を
最小限に抑えながら、除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるクロック回路の一実施例を示す図
、第2図はクロック同期式論理回路の一例を示す図、第
3図は第2図回路が誤動作するときのタイミングチャー
ト、第4図は誤動作を避けるために本発明クロック回路
を付加したクロック同期式論理回路を示す図、第5図は
その動作のタイミングチャート、第6図は本発明をマイ
クロプロセッサに適用した実施例を示すブロック図であ
る。 Φ1.Φ2・・・クロック信号、1・・・クロックトラ
イバ、2・・・クロックトライバ、3・・・制御信号、
4・・・接続線、11・・・PMO8,12,13・・
・NMO8,14・・・ダイナミックノード、19・・
・出力ラッチ、101・・・クロック回路、102・・
・ダイナミック回路、111,112・・・非重複2相
クロック信号、113.114,115・・・データバ
ス、116゜118・・・本発明クロック回路(ドライ
バ) 、117・・・補正なしクロックトライバ、11
9・・・プリチャージ回路、120,121・・・入力
ラッチ、122・・・演算手段、123・・・出力ラッ
チ、124・・・出力手段、125・・・プリチャージ
回路、126と127゜128と129・・・補正済み
のクロック信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1クロックを入力とする多入力論理ゲートと第2
    クロックを入力とする多入力論理ゲートとを含み両多入
    力論理ゲートの出力が次段のクロック同期式論理回路の
    クロック信号となるクロック回路において、 前記両多入力論理ゲートの少なくとも一方の出力を他方
    の多入力論理ゲートの一入力に接続したことを特徴とす
    るクロック回路。 2、第1クロックを入力とする多入力論理ゲートと第2
    クロックを入力とする多入力論理ゲートとを含み両多入
    力論理ゲートの出力が次段のクロック同期式論理回路の
    クロック信号となるクロック回路を備えたマイクロプロ
    セッサにおいて、 前記両多入力論理ゲートの少なくとも一方の出力を他方
    の多入力論理ゲートの一入力に接続したことを特徴とす
    るマイクロプロセッサ。
JP63000463A 1988-01-05 1988-01-05 クロック回路およびマイクロプロセッサ Expired - Fee Related JP2652024B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146315A (ja) * 1984-01-09 1985-08-02 Nec Corp クロツク信号発生方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60146315A (ja) * 1984-01-09 1985-08-02 Nec Corp クロツク信号発生方式

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