JPH05242025A - バスラッチ回路 - Google Patents
バスラッチ回路Info
- Publication number
- JPH05242025A JPH05242025A JP7831392A JP7831392A JPH05242025A JP H05242025 A JPH05242025 A JP H05242025A JP 7831392 A JP7831392 A JP 7831392A JP 7831392 A JP7831392 A JP 7831392A JP H05242025 A JPH05242025 A JP H05242025A
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- JP
- Japan
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- bus
- circuit
- output
- data
- data bus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 データバスの信号レベルを書き換えるのに要
する時間を短縮することができるバスラッチ回路を提供
する。 【構成】 バスラッチ回路6は、インバータ12と、ト
ライステートインバータ14と、NORゲート16とを
有する。NORゲート16の出力端子はトライステート
インバータ14の制御入力端子に接続される。NORゲ
ート16の各入力信号線22a,22b,・・・ には、各
回路ブロック4a,4b,・・・ 内の出力バッファがイネ
ーブル状態にある場合に“H”レベルが出力され、ま
た、その出力バッファがディスエイブル状態にある場合
に“L”レベルが出力される。これにより、いずれか一
つの回路ブロックからデータバスにデータが転送されて
いる期間はバスラッチ回路のラッチ機能を無効にする。
する時間を短縮することができるバスラッチ回路を提供
する。 【構成】 バスラッチ回路6は、インバータ12と、ト
ライステートインバータ14と、NORゲート16とを
有する。NORゲート16の出力端子はトライステート
インバータ14の制御入力端子に接続される。NORゲ
ート16の各入力信号線22a,22b,・・・ には、各
回路ブロック4a,4b,・・・ 内の出力バッファがイネ
ーブル状態にある場合に“H”レベルが出力され、ま
た、その出力バッファがディスエイブル状態にある場合
に“L”レベルが出力される。これにより、いずれか一
つの回路ブロックからデータバスにデータが転送されて
いる期間はバスラッチ回路のラッチ機能を無効にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データバスを有するデ
ジタル半導体集積回路システムにおいて、データバスの
電位を固定するために用いるバスラッチ回路に関するも
のである。
ジタル半導体集積回路システムにおいて、データバスの
電位を固定するために用いるバスラッチ回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のバスラッチ回路を有する回
路システムの回路図である。図2の回路システムは、複
数の回路ブロックが入出力バッファを介してデータバス
に繋がっている。回路ブロック54a,54b,・・・
は、それぞれの回路ブロック54a,54b,・・・ 内に
有する入出力バッファを介してビット幅nのデータバス
52に接続されている。また、データバス52にはビッ
ト幅nと同数のバスラッチ回路56が接続されている。
路システムの回路図である。図2の回路システムは、複
数の回路ブロックが入出力バッファを介してデータバス
に繋がっている。回路ブロック54a,54b,・・・
は、それぞれの回路ブロック54a,54b,・・・ 内に
有する入出力バッファを介してビット幅nのデータバス
52に接続されている。また、データバス52にはビッ
ト幅nと同数のバスラッチ回路56が接続されている。
【0003】上記の従来の回路システムにおける回路ブ
ロック間相互のデータ転送及びバスラッチ回路の役割に
ついて図3をも参照して説明する。まず、回路ブロック
間でのデータ転送のタイミングの例を、図3に示すよう
な二相のシステムクロックφ1 ,φ2 を用いて説明す
る。たとえば回路ブロック54aから回路ブロック54
bにデータを転送する場合、時刻t1 にてクロックφ1
が“L”になると、回路ブロック54a内の出力バッフ
ァがイネーブル状態となり、回路ブロック54aからの
データがデータバス52に送られる。回路ブロック54
a内の出力バッファはクロックφ1 が“L”の期間、イ
ネーブル状態となっている。時刻t2 になりクロックφ
1 が“H”になると、回路ブロック54a内の出力バッ
ファはディスエイブル状態となる。回路ブロック54b
はクロックφ2 が“L”となる時刻t3 でデータバス5
2からのデータをラッチする。
ロック間相互のデータ転送及びバスラッチ回路の役割に
ついて図3をも参照して説明する。まず、回路ブロック
間でのデータ転送のタイミングの例を、図3に示すよう
な二相のシステムクロックφ1 ,φ2 を用いて説明す
る。たとえば回路ブロック54aから回路ブロック54
bにデータを転送する場合、時刻t1 にてクロックφ1
が“L”になると、回路ブロック54a内の出力バッフ
ァがイネーブル状態となり、回路ブロック54aからの
データがデータバス52に送られる。回路ブロック54
a内の出力バッファはクロックφ1 が“L”の期間、イ
ネーブル状態となっている。時刻t2 になりクロックφ
1 が“H”になると、回路ブロック54a内の出力バッ
ファはディスエイブル状態となる。回路ブロック54b
はクロックφ2 が“L”となる時刻t3 でデータバス5
2からのデータをラッチする。
【0004】このように、回路ブロック間相互のデータ
転送の動作は図3に示すシステムクロックのサイクルに
対応して、マイクロプログラム等にしたがって実行され
る。しかしながら、あるサイクルでは回路ブロック内で
のデータ処理のみが行われ、データバスを介してデータ
転送が行われない場合もある。この場合、データバス5
2はバスラッチ回路56がなければフローティング状態
となり、データバス52は外部ノイズによりデータが容
易に変化してしまい回路システムの誤動作の原因の一つ
になることがある。
転送の動作は図3に示すシステムクロックのサイクルに
対応して、マイクロプログラム等にしたがって実行され
る。しかしながら、あるサイクルでは回路ブロック内で
のデータ処理のみが行われ、データバスを介してデータ
転送が行われない場合もある。この場合、データバス5
2はバスラッチ回路56がなければフローティング状態
となり、データバス52は外部ノイズによりデータが容
易に変化してしまい回路システムの誤動作の原因の一つ
になることがある。
【0005】図2に示すバスラッチ回路56では、ドラ
イブ能力の大きなインバータ62の入力端子をデータバ
ス52に繋ぎ、その出力端子をドライブ能力の小さなイ
ンバータ64の入力端子に接続している。また、インバ
ータ64の出力端子をデータバス52に接続している。
イブ能力の大きなインバータ62の入力端子をデータバ
ス52に繋ぎ、その出力端子をドライブ能力の小さなイ
ンバータ64の入力端子に接続している。また、インバ
ータ64の出力端子をデータバス52に接続している。
【0006】データバス52にバスラッチ回路56を接
続することにより、データバス52に繋がるすべての回
路ブロック54a,54b,・・・ 内の出力バッファがデ
ィスエイブル状態となっていても、データバス52の状
態はバスラッチ回路56により保持され、外部ノイズの
影響によるデータの書き換わりを受けにくくなる。ま
た、インバータ64のドライブ能力は各回路ブロック5
4a,54b,・・・ 内の出力バッファのドライブ能力に
比べて小さくしている。このため、ある回路ブロック内
の出力バッファがイネーブル状態となり、その出力バッ
ファからの出力信号とインバータ64からの出力信号と
がデータバス52上で競合しても、ドライブ能力の大き
な回路ブロック内の出力バッファからの出力信号が有効
となり、データバス52のレベルは、比較的容易に回路
ブロック内の出力バッファからの出力レベルに書き換わ
る。
続することにより、データバス52に繋がるすべての回
路ブロック54a,54b,・・・ 内の出力バッファがデ
ィスエイブル状態となっていても、データバス52の状
態はバスラッチ回路56により保持され、外部ノイズの
影響によるデータの書き換わりを受けにくくなる。ま
た、インバータ64のドライブ能力は各回路ブロック5
4a,54b,・・・ 内の出力バッファのドライブ能力に
比べて小さくしている。このため、ある回路ブロック内
の出力バッファがイネーブル状態となり、その出力バッ
ファからの出力信号とインバータ64からの出力信号と
がデータバス52上で競合しても、ドライブ能力の大き
な回路ブロック内の出力バッファからの出力信号が有効
となり、データバス52のレベルは、比較的容易に回路
ブロック内の出力バッファからの出力レベルに書き換わ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バスラッチ回路を有する回路システムでは、たとえば回
路ブロック内の出力バッファからの出力信号によりデー
タバスの信号レベルを“H”から“L”に変えるとき
に、“H”レベルを出力している図2に示すバスラッチ
回路56内のインバータ64の出力を打ち消さなければ
ならない。このため、従来のバスラッチ回路を接続した
データバスでは、バスラッチ回路を接続していないもの
に比べて、信号レベルを変化させるのに要する時間が長
くなるという問題があった。
バスラッチ回路を有する回路システムでは、たとえば回
路ブロック内の出力バッファからの出力信号によりデー
タバスの信号レベルを“H”から“L”に変えるとき
に、“H”レベルを出力している図2に示すバスラッチ
回路56内のインバータ64の出力を打ち消さなければ
ならない。このため、従来のバスラッチ回路を接続した
データバスでは、バスラッチ回路を接続していないもの
に比べて、信号レベルを変化させるのに要する時間が長
くなるという問題があった。
【0008】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、データバスの信号レベルを書き換えるのに要す
る時間を短縮することができるバスラッチ回路を提供す
ることを目的とするものである。
であり、データバスの信号レベルを書き換えるのに要す
る時間を短縮することができるバスラッチ回路を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、複数の回路系が接続されたデータバスを
外部雑音から保護するバスラッチ回路において、前記回
路系のいずれかが前記データバスへデータを出力してい
るときに、これを検出して出力信号を発する検出手段
と、前記検出手段の出力信号を受けているときには出力
がディスエイブル状態となり、前記出力信号を受けてい
ないときには出力がイネーブル状態となる、出力が前記
データバスに接続された駆動手段とを設けたことを特徴
とするものである。
めの本発明は、複数の回路系が接続されたデータバスを
外部雑音から保護するバスラッチ回路において、前記回
路系のいずれかが前記データバスへデータを出力してい
るときに、これを検出して出力信号を発する検出手段
と、前記検出手段の出力信号を受けているときには出力
がディスエイブル状態となり、前記出力信号を受けてい
ないときには出力がイネーブル状態となる、出力が前記
データバスに接続された駆動手段とを設けたことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成によって、検出手段からの
情報に基づいて、少なくとも一つの回路系からデータバ
スにデータが転送されている期間は、駆動手段をディス
エイブル状態とすることができる。このため、回路系か
らの出力とバスラッチ回路からの出力がデータバス上で
競合するのを回避することができる。
情報に基づいて、少なくとも一つの回路系からデータバ
スにデータが転送されている期間は、駆動手段をディス
エイブル状態とすることができる。このため、回路系か
らの出力とバスラッチ回路からの出力がデータバス上で
競合するのを回避することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例であるバスラッ
チ回路を有する回路システムを示す図である。
して説明する。図1は本発明の一実施例であるバスラッ
チ回路を有する回路システムを示す図である。
【0012】図1に示す回路システムは、データの転送
を行うビット幅nのデータバス2と、複数の回路ブロッ
ク4a,4b,・・・ と、データバス2の状態を保持する
バスラッチ回路6とを備えるものである。回路ブロック
4a,4b,・・・ はそれぞれの回路ブロック4a,4
b,・・・ 内に有する入出力バッファを介してデータバス
2に接続されている。また、データバス2にはビット幅
nと同数のバスラッチ回路6が接続されている。
を行うビット幅nのデータバス2と、複数の回路ブロッ
ク4a,4b,・・・ と、データバス2の状態を保持する
バスラッチ回路6とを備えるものである。回路ブロック
4a,4b,・・・ はそれぞれの回路ブロック4a,4
b,・・・ 内に有する入出力バッファを介してデータバス
2に接続されている。また、データバス2にはビット幅
nと同数のバスラッチ回路6が接続されている。
【0013】バスラッチ回路6は、駆動手段を構成する
インバータ12及びトライステートインバータ14と、
検出手段としてのNORゲート16とを有する。インバ
ータ12の入力端子はデータバス2に繋がれ、その出力
端子はトライステートインバータ14の入力端子に接続
される。また、トライステートインバータ14の出力端
子はデータバス2に接続される。尚、トライステートイ
ンバータ14には、各回路ブロック4a,4b,・・・ 内
の出力バッファ及びインバータ12に比べてドライブ能
力が小さいものを用いている。
インバータ12及びトライステートインバータ14と、
検出手段としてのNORゲート16とを有する。インバ
ータ12の入力端子はデータバス2に繋がれ、その出力
端子はトライステートインバータ14の入力端子に接続
される。また、トライステートインバータ14の出力端
子はデータバス2に接続される。尚、トライステートイ
ンバータ14には、各回路ブロック4a,4b,・・・ 内
の出力バッファ及びインバータ12に比べてドライブ能
力が小さいものを用いている。
【0014】NORゲート16は、回路ブロック4a,
4b,・・・ のいずれかがデータバスにデータを出力して
いるときに出力信号を発するものである。NORゲート
16の入力信号線22a,22b,・・・ はそれぞれ回路
ブロック4a,4b,・・・ に接続され、NORゲート1
6の出力端子はトライステートインバータ14の制御入
力端子に接続されている。各入力信号線22a,22
b,・・・ には、データバス2に繋がる各回路ブロック4
a,4b,・・・ 内の出力バッファがイネーブル状態にあ
る場合に“H”レベルが出力され、また、その出力バッ
ファがディスエイブル状態にある場合に“L”レベルが
出力される。したがって、NORゲート16の入力がす
べて“L”レベルである場合に、トライステートインバ
ータ14の制御入力が“H”レベルになり、トライステ
ートインバータ14の出力がイネーブル状態となる。ま
た、NORゲートの入力が一つでも“H”レベルであれ
ば、トライステートインバータ14の出力がディスエイ
ブル状態、すなわちハイインピーダンス状態となる。
4b,・・・ のいずれかがデータバスにデータを出力して
いるときに出力信号を発するものである。NORゲート
16の入力信号線22a,22b,・・・ はそれぞれ回路
ブロック4a,4b,・・・ に接続され、NORゲート1
6の出力端子はトライステートインバータ14の制御入
力端子に接続されている。各入力信号線22a,22
b,・・・ には、データバス2に繋がる各回路ブロック4
a,4b,・・・ 内の出力バッファがイネーブル状態にあ
る場合に“H”レベルが出力され、また、その出力バッ
ファがディスエイブル状態にある場合に“L”レベルが
出力される。したがって、NORゲート16の入力がす
べて“L”レベルである場合に、トライステートインバ
ータ14の制御入力が“H”レベルになり、トライステ
ートインバータ14の出力がイネーブル状態となる。ま
た、NORゲートの入力が一つでも“H”レベルであれ
ば、トライステートインバータ14の出力がディスエイ
ブル状態、すなわちハイインピーダンス状態となる。
【0015】次に、本実施例のバスラッチ回路を有する
回路システムの動作について説明する。まず、たとえば
回路ブロック4aからデータバス2又は他の回路ブロッ
ク4b,・・・ にデータを転送するサイクルでは、入力信
号線22aが“H”レベルとなる。このとき、NORゲ
ート16の出力は“L”レベルとなり、トライステート
インバータ14はディスエイブル状態となるので、デー
タバス2には事実上バスラッチ回路6が接続されていな
い状態となる。したがって、回路ブロック4aからデー
タバス2に出力される信号は、バスラッチ回路6内のト
ライステートインバータ14からの出力とデータバス2
上で競合することなく、すみやかにデータバス2の信号
レベルを書き換えることができる。
回路システムの動作について説明する。まず、たとえば
回路ブロック4aからデータバス2又は他の回路ブロッ
ク4b,・・・ にデータを転送するサイクルでは、入力信
号線22aが“H”レベルとなる。このとき、NORゲ
ート16の出力は“L”レベルとなり、トライステート
インバータ14はディスエイブル状態となるので、デー
タバス2には事実上バスラッチ回路6が接続されていな
い状態となる。したがって、回路ブロック4aからデー
タバス2に出力される信号は、バスラッチ回路6内のト
ライステートインバータ14からの出力とデータバス2
上で競合することなく、すみやかにデータバス2の信号
レベルを書き換えることができる。
【0016】また、データバス2を介してデータ転送が
実行されないサイクルでは、各回路ブロック4a,4
b,・・・ からNORゲート16に出力する信号はいずれ
も“L”レベルのままであるので、NORゲート16の
出力は“H”レベルとなる。このとき、バスラッチ回路
6内のトライステートインバータ14はイネーブル状態
となり、バスラッチ回路6が動作する。これにより、す
べての回路ブロック4a,4b,・・・ からデータバス2
に信号が供給されない状態でも、データバス2の信号レ
ベルを保持しておくことができる。
実行されないサイクルでは、各回路ブロック4a,4
b,・・・ からNORゲート16に出力する信号はいずれ
も“L”レベルのままであるので、NORゲート16の
出力は“H”レベルとなる。このとき、バスラッチ回路
6内のトライステートインバータ14はイネーブル状態
となり、バスラッチ回路6が動作する。これにより、す
べての回路ブロック4a,4b,・・・ からデータバス2
に信号が供給されない状態でも、データバス2の信号レ
ベルを保持しておくことができる。
【0017】本実施例のバスラッチ回路では、いずれか
一つの回路ブロックからデータバスにデータが転送され
ている期間はバスラッチ回路のラッチ機能を無効にし、
またデータが転送されていない期間はバスラッチ回路の
ラッチ機能を有効に動作させることができる。このた
め、バスラッチ回路からの出力信号と回路ブロックから
の出力信号とがデータバス上で競合する状態を回避する
ことができ、データバスの信号レベルを書き換える場合
に、バスラッチ回路からの出力を打ち消す時間を考慮す
る必要がなくなるので、書き換え時間を短くすることが
できる。
一つの回路ブロックからデータバスにデータが転送され
ている期間はバスラッチ回路のラッチ機能を無効にし、
またデータが転送されていない期間はバスラッチ回路の
ラッチ機能を有効に動作させることができる。このた
め、バスラッチ回路からの出力信号と回路ブロックから
の出力信号とがデータバス上で競合する状態を回避する
ことができ、データバスの信号レベルを書き換える場合
に、バスラッチ回路からの出力を打ち消す時間を考慮す
る必要がなくなるので、書き換え時間を短くすることが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
出手段からの情報に基づいて少なくとも一つの回路系か
らデータバスにデータが転送されているときには、駆動
手段をディスエイブル状態とすることにより、回路系か
らの出力とバスラッチ回路からの出力がデータバス上で
競合するのを回避し、データバスの信号レベルの書き換
え時間を短縮することができるバスラッチ回路を提供す
ることができる。
出手段からの情報に基づいて少なくとも一つの回路系か
らデータバスにデータが転送されているときには、駆動
手段をディスエイブル状態とすることにより、回路系か
らの出力とバスラッチ回路からの出力がデータバス上で
競合するのを回避し、データバスの信号レベルの書き換
え時間を短縮することができるバスラッチ回路を提供す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例であるバスラッチ回路を有す
る回路システムを示す図である。
る回路システムを示す図である。
【図2】従来のバスラッチ回路を有する回路システムを
示す図である。
示す図である。
【図3】図2に示す回路システムにおいて、データ転送
を行う場合のタイミングの基準となるシステムクロック
のタイムチャートである。
を行う場合のタイミングの基準となるシステムクロック
のタイムチャートである。
2 データバス 4a,4b,・・・ 回路ブロック 6 バスラッチ回路 12 インバータ 14 トライステートインバータ 16 NORゲート 22a,22b,・・・ 入力信号線
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の回路系が接続されたデータバスを
外部雑音から保護するバスラッチ回路において、前記回
路系のいずれかが前記データバスへデータを出力してい
るときに、これを検出して出力信号を発する検出手段
と、前記検出手段の出力信号を受けているときには出力
がディスエイブル状態となり、前記出力信号を受けてい
ないときには出力がイネーブル状態となる、出力が前記
データバスに接続された駆動手段とを設けたことを特徴
とするバスラッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7831392A JPH05242025A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バスラッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7831392A JPH05242025A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バスラッチ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05242025A true JPH05242025A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=13658451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7831392A Withdrawn JPH05242025A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バスラッチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05242025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113791992A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-12-14 | 国家石油天然气管网集团有限公司 | 一种rs485总线接口电路 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP7831392A patent/JPH05242025A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113791992A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-12-14 | 国家石油天然气管网集团有限公司 | 一种rs485总线接口电路 |
CN113791992B (zh) * | 2021-09-18 | 2023-08-15 | 国家石油天然气管网集团有限公司 | 一种rs485总线接口电路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |