JPH01177065A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、静電複写機、同プリンタなど静電転写プロ
セスを利用する画像形成装置に関するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 像担持体表面に形成した静電潜像に、現像器に収納した
トナーを、マグネットを内装した円筒状の回転スリーブ
によって順次供給して現像し、これを紙などのシート状
転写材に転写し、このとき、転写に寄与せず像担持体に
残る残留トナーをクリーニングするように構成した画像
形成装置は従来から周知である。

このような画像形成装置における現像器としては、現像
器内のトナーを像担持体表面の潜像に送給するスリーブ
と像担持体との間隔を維持するために、該スリーブの両
端に大径のスペーサ部を形成し、この部分を像担持体表
面に圧接するように構成したものがでにひろく実用され
ている。

上述のように構成した画像形成装置においては、現像器
の、像担持体に対向する側、またクリーニング装置の、
クリーニングブレードなどクリ−ニング手段を配した像
担持体側には当然開口部分を形成せざるを得ないので、
この部分からのトナーの逸出を可及的に阻止する必要が
あり、このために、クリーニング装置の場合、クリーニ
ングブレードなどクリーニング手段の両端部に相当する
位置に、スポンジ、フェルトなど適宜の材料からなるパ
ッドを配してトナーが逸出飛散を防止するようなものが
すでに提案されている。

しかしながら、トナーはきわめて微細、軽量の粒子であ
り、前述のような開口部分を完全に密封状に形成するこ
とは事実上不可能といえるほど困難であるので、時間の
経過とともに画像形成装置内にトナーが逸出し、これが
装置内各部を汚染して画像形成機能に悪影響を生ずる問
題を避けることができなかった。

そして、前述のような間隔維持手段をそなえたスリーブ
を有する現像器の場合、スペーサ部分ないしはこれに対
向する像担持体表面に付着した逸出トナーは１両者が圧
接しているので、その部分から除去されずに固着、融着
してしまい、次第に両者の間隔が変化して現像作用に障
害が生じ、画像濃度が全面あるいは片側のみ低下するよ
うな不都合が生す゛ることがあった。

このような事態の発生を防止するために、スリーブが像
担持体に圧接するスペーサ部に適宜のクリーニング手段
を配設することは直ちに考えられるところであるが、コ
ストあるいは装置内のスペースの関係から、上記のよう
な仕方が実際的でないことは容易に理解できるところで
あろう。

本発明は上記のような事態に対処すべくなされたもので
あって、とくに複雑な付帯機構を要することなく、きわ
めて簡単かつ安価な手段によって、前述のような、スリ
ーブ両端のスペーサ部のクリーニングを可能として、ス
リーブと像担持体との間隔を常時一定に維持することの
できるような画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）上記の目的を達
成するため１本発明は、像担持体と、両端スペーサ部を
該像担持体に圧接してこれと所定の間隔を維持する現像
スリーブをそなえた現像器と、クリーニングブレードを
そなえたクリーニング装置とを具備する画像形成装置に
おいて、前記現像スリーブのスペーサ部の、像担持体へ
の圧接中と重畳する巾をそなえたシール部材を前記クリ
ーニングブレードの両側に配設したことを特徴とするも
のである。

このように構成することによって、きわめて簡単な構成
によって像担持体とスリーブとの圧接部分に侵入するト
ナーを確実にクリーニングすることができ、両者の間隔
を常時所定のそれに維持することが可能である。

（実施例の説明） 第１図は本発明を、回転円筒状の像担持体（以下、感光
体という）をそなえた画像形成装置に適用した実施例を
示す要部側面図であって、図示矢印方向に回転する感光
体１に近接して、現像器２、クリーニング装置３が配設
しである。

現像器２内には、内部にマグネット（不図示）を内装し
た回転スリーブ７が配設されており、マグネットによっ
てスリーブ表面に吸着されたトナーは、その回転にとも
なって感光体の方向に搬送され、両者が接近した現像部
位においてトナーが感光体表面の静電潜像に転移して現
像が実行されるものとする。

現像されたトナー像は、ついで転写部位に至って不図示
の転写材に転写され、このとき、転写材に転移せずに感
光体に残る残留トナーは、感光体の回転にともなってク
リーニング装置３に至る。

クリーニング装置３には、クリーニングブレード４が設
けてあり、前記の残留トナーをスクレープし、このトナ
ーはすくいシート８によって捕捉されて装置内のトナー
貯溜部に至り、さらに必要に応じて搬送スクリュー６に
よって外部に排出されるものとする。

なお、感光体の周辺には、−成帯電器、画像信号付与手
段、転写装置その他、画像形成に必要な部材が配設しで
あることは勿論であるが、それらは本発明には直接関係
がないのですべて省略しである。

前記スリーブ７の両端にはこれよりも大径のスペーサ部
７ａが形成してあり（図にはその一方のみが示しである
）、不図示の適宜の手段によって該スリーブが感光体ｌ
ぼ圧接して１両者の間隔を一定に維持している。

前記クリーニング装置の、両側面にはスポンジないしは
フェルトなどによって形成されたシール部材５が、クリ
ーニング装置３の感光体側の開口部の、クリーニングブ
レード４の端部に近接する側縁部に配設してあって、こ
の部分からのトナーの逸出を阻止するようになっている
。

第２図は、上記構成の画像形成装置の、感光体１と、現
像器２のクリーニングブレード４とシール部材５および
クリーニング装置３のスリーブ７の軸線方向の関係配置
を示す平面図である。

図示のように、シール部材５は、公知のクリーニング装
置におけると同様にクリーニングブレードの端部に近接
するように配設されていて、クリーニング装置内に回収
されたトナーの逸出を阻止するとともに、その感光体軸
線方向にみた長さＬｌが、前記スリーブ７の端部に形成
した大径のスペーツ部７ａの感光体への当接中Ｌ２より
も大で。

該当接巾Ｌ２が前記長さＬｌに完全に包含されるような
関係配置に構成しである。

以上のように構成したから、この画像形成装置を作動さ
せると、前記シール部材５が、スリーブ７のスペーサ部
７ａが圧接する感光体表面の当該部分に当接してクリー
ニング作用を奏することになり、この部分に付着したト
ナーを速やかに除去するので、この部分にトナーが蓄積
していって感光体に対するスリーブの位置を変化させ１
画像に悪影響を及ぼすような事態を回避し、長期にわた
って安定的に良質の画像を得られる。

（３）発明の効果 以上の説明から判るように、本発明によるときは、現像
器に、大径スペーサ部を設けたスリーブを配設し、これ
によってスリーブと像担持体との間隔を維持するように
構成した画像形成装置において、特段複雑な付帯機構を
必要とせず、きわめて安価に、像担持体とスリーブとの
間隔を長期にわたって維持でき、安定して良質の画像を
得るに資するところが大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した画像形成装置の実施例を示す
要部側面図、 第２図は同上、感光体と、現像器と、クリーニング装置
との関係配置を示す要部平面図である。 ｌ・・０感光体、２Φ・・現像器、３・・・クリーニン
グ装置、４φ・やクリーニングブレード、５・・・シー
ル部材、７・・・現像スリーブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 像担持体と、両端スペーサ部を該像担持体に圧接してこ
   れと所定の間隔を維持する現像スリーブをそなえた現像
   器と、クリーニングブレードをそなえたクリーニング装
   置とを具備する画像形成装置において、 前記現像スリーブのスペーサ部の、像担持体への圧接巾
   と重畳する巾をそなえたシール部材を前記クリーニング
   ブレードの両側に配設してなる画像形成装置。