JPH0117523Y2 - - Google Patents

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JPH0117523Y2
JPH0117523Y2 JP11941885U JP11941885U JPH0117523Y2 JP H0117523 Y2 JPH0117523 Y2 JP H0117523Y2 JP 11941885 U JP11941885 U JP 11941885U JP 11941885 U JP11941885 U JP 11941885U JP H0117523 Y2 JPH0117523 Y2 JP H0117523Y2
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JP
Japan
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water
bag
sheet
bag body
impermeable
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JP11941885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、袋に係り、特に台所から出される
生ごみの収容用として好適な袋に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
台所から出される生ごみには多くの水分が含ま
れているため、普通水切り孔を有するごみ容器に
入れ、水切り後にナイロン袋に移し替えて廃棄処
理するようにしているが、ナイロン袋は保型性が
悪いためごみの移し替えが困難であり、その移し
替えによつて手を汚すことが多い。また、ごみ容
器も汚れるので頻繁に洗浄する必要がある。
上記のような問題点を解決するために、実公昭
58−36677号公報においては、水切り機能を有す
る袋を提供している。この袋は、第3図および第
4図に示すように、袋本体10の片面に水切り用
の網部11を設けた構成としてある。この袋にお
いては、網部11に通水性を有するため、生ごみ
等を収容した状態で水切りし得るという長所があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記袋においては、袋体10の
片面一部に網部11を設ける構成であるため、製
作が困難で、コストが高いという不都合がある。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、水
切り効果の高い製造の容易な袋を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案は、外周
の一辺を開口した扁平な袋本体の一方の面を非水
性シートで形成し、他方の面を通水性シートで形
成し、その通水性シートの表面における底辺部に
細幅帯状の柔軟な非通水性ポケツトシートを重ね
て上辺を除く外周の各辺をに袋本体に接合した構
成としたものである。
〔作用〕
上記の構成から成る袋は、例えば、水切り孔を
有するごみ容器の内側にセツトし、上部開口を開
放した状態において、その内部に生ごみ等を入れ
るのである。このごみの投入によつて袋本体の底
は拡げられるため、ポケツトシートはごみ容器の
底面に沿うよう変形して両側縁間の中央部が略水
平になる。このため、袋内の水は、通水性シート
を透過してポケツトシートの略水平に保持された
部分から外部に自然に流れ、効果的に水切りする
ことができる。また、生ごみで満された袋本体を
持上げると、ポケツトシートは通水性シートに重
なるよう変形するため、ポケツトシートと非通水
性シートの底部間に水受部が形成され、その水受
部において残水を受けることができるので、廃棄
時に袋本体に底から汚水が滴下するのを防止する
ことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図および第2図に示すように、上部が開口
する扁平な袋本体1の一方の面は、非通水性の合
成樹脂シート2から成り、また他方の面は、網目
構造の通水性シート3によつて形成されている。
上記通水性シート3の表面における底辺部には
帯状の柔軟な非通水性ポケツトシート4が重ね合
わされ、そのポケツトシート4の上辺を除く外周
の各辺が熱融着等の手段によつて袋本体1に接合
されている。
上記の構成から成る袋は、例えば流し台のシン
クの隅部に置かれるごみ容器の内側にセツトして
開口縁の外方向への折り返しによつて開口を開放
状態に保持し、その開口から内部に生ごみ等を入
れるようにする。
いま、袋本体1の内部に生ごみを入れると、そ
のごみによつて袋本体1の底部が拡げられるた
め、ポケツトシート4の両側縁間の中央部がごみ
容器の底面に沿うよう変形して略水平の状態にな
り、袋本体1内の水は通水性シート3を通してポ
ケツトシート4の水平部分から外部に流れる。こ
のため、袋本体の底部に多くの水が溜るのを防止
することができる。
また、ごみによつて満された袋本体1を持ち上
げると、ポケツトシート4は通水性シート3に重
なるよう変形し、そのポケツトシート4と非通水
性シート2の底部との間に水受部を形成すること
ができる。このため、残水は上記水受部で受ける
ことができ、ごみの廃棄時に袋本体の底から汚水
が滴下するのを防止することができる。
なお、廃棄時において、水受部に受けられる水
の量が多い場合は、袋本体1を傾むけて下向きと
した通水性シート3から排水する。
また、袋本体1の一方の面は非通水性シート2
から形成されているため、その非通水性シート2
を押すことにより、手を汚すことなく生ごみ中か
ら水を絞り出すことができる。
〔効果〕
以上のように、この考案によれば、袋本体の内
部にごみを入れることにより、袋本体の底部がご
みにより押し拡げられてポケツトシートの両側縁
間の中央部が略水平の状態に変形するため、袋本
体の内部の水をきわめて効果的に水切りすること
ができると共に、袋本体の底部に溜る水の量も少
量であるため、廃棄時において絞り出しによる排
水処理を不要とすることができる。
また、生ごみによつて満された袋本体を持ち上
げることにより、ポケツトシートが通水性シート
の表面に重なつて、そのポケツトシートと非通水
性シートの底部間に水受部を形成することができ
るため、廃棄時における残水の滴下を防止するこ
とができる。
さらに非通水性シート、通水性シートおよびポ
ケツトシートのそれぞれを重ね合わせて外周の三
辺を熱融着の手段によつて接合することにより袋
を形成することができるので、製造が容易であ
り、コストの安い袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る袋の一実施例を示す
斜視図、第2図は同上の縦断側面図、第3図は従
来の袋を示す一部切欠正面図、第4図は同上の縦
断側面図である。 1……袋本体、2……非通水性シート、3……
通水性シート、4……ポケツトシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周の一辺を開口した袋本体の一方の面を非通
    水性シートで形成し、他方の面を通水性シートで
    形成し、その通水性シートの表面における底辺部
    に柔軟な細幅帯状に非通水性ポケツトシートを重
    ね合わせて上辺を除く外周の各辺を袋本体に接合
    した袋。
JP11941885U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0117523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11941885U JPH0117523Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JP11941885U JPH0117523Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Publication Number Publication Date
JPS6229304U JPS6229304U (ja) 1987-02-21
JPH0117523Y2 true JPH0117523Y2 (ja) 1989-05-22

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ID=31006772

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JP11941885U Expired JPH0117523Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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KR102237697B1 (ko) * 2019-11-12 2021-04-07 이문희 싱크대 배수 트랩용 거름망 제조방법 및 그 방법에 의해서 제조된 싱크대 배수 트랩용 거름망

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Publication number Publication date
JPS6229304U (ja) 1987-02-21

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