JPS6122881Y2 - - Google Patents

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JPS6122881Y2
JPS6122881Y2 JP7567880U JP7567880U JPS6122881Y2 JP S6122881 Y2 JPS6122881 Y2 JP S6122881Y2 JP 7567880 U JP7567880 U JP 7567880U JP 7567880 U JP7567880 U JP 7567880U JP S6122881 Y2 JPS6122881 Y2 JP S6122881Y2
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JP
Japan
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bag
oil
waste oil
interior material
molding
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JP7567880U
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JPS57501U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は古くなつた食用天ぷら油等一般家庭で
発生する各種廃油の処理袋に関するものである。
一般家庭において発生する廃油、例えば古くな
つた天ぷら油は、その量が一回に100〜500c.c.程度
であるが、従来からその廃油の処理に適当な方法
がなく、ポリエチレンの袋に移し入れて他のゴミ
類と共に廃棄するか、あるいは小量の場合には流
し台の排水口から水と共に流し出すなどの不特定
な手段によつて処理されているのが実情である。
しかしながら前者のごとくポリエチレン袋を利
用する場合には、ポリエチレン袋自体極めて柔軟
であることから不安定であつて廃油の移し入れ作
業が困難である。その上移し入れた後においても
開口部の密封作業も容易ではなく、手順を誤まる
と外部に流出するという支障を招く。また後者の
ように流し台の排水口に水と共に流し出すという
方法は、処理作業自体簡便ではあるが排水パイプ
が廃油によつて汚損され、長時間に亘り悪臭が残
留するという衛生上好ましくない問題が生じる。
上記した方法による不都合は不用となつた空缶や
空瓶などの容器を活用して該容器に移し入れるこ
とによつて解消されるが、容器の場合には一般に
数回分の廃油を貯えたのちに廃棄するという方法
が採用されるから、廃油容器の保管場所が問題と
なり、又、廃油貯蔵量が多くなるとその廃棄に困
るばかりでなく、次の容器の準備が必要となる。
本考案は上述した日常生活における廃油処理の
問題点を改善するためになされたものであつて、
100〜500c.c.程度の廃油ならば簡易に充分収容で
き、しかも収容された廃油は吸油マツト内に滲透
して該吸油マツトを膨潤せしめ、廃油の流動性を
減殺した状態となして廃棄処理することができる
極めて簡便な廃油処理袋を提供するものである。
以下本考案の実施例を示した図面について説明
すると、第1図において1は袋主体、2は成形用
内装材、そして3は吸油マツトであつて、袋主体
1は熱接着可能な各種の薄葉シート材料、例えば
樹脂皮膜を有する紙、アルミホイル、あるいは耐
熱性の合成樹脂シート、さらには合成樹脂シート
の一面にアルミニウムを蒸着したもの等を用いて
形成され、短形状の底部4と筒状部5および上方
開口部6を有する。成形用内装材2は上記袋体1
よりも剛性のある素材、例えばボール紙、アルミ
シートなどによつて形成され、上記袋体1の底部
4と実質的に同じ広さの底面7、2〜6cm程度の
高さを有する両側面8,8および端面9,9を備
えた箱形をなし、上記袋体1の底部4上に位置可
能な大きさに形成されている。又、吸油マツト3
は、吸油性の紙の積層材あるいは綿状パルプを圧
縮してマツト状となしたもの、あるいは上記吸油
性の紙と綿状パルプとを積層して形成され、上記
した成形用内装材2内に収容された状態で袋体1
内に納入され、上記袋体1と成形用内装材2およ
び吸油性マツト3とによつて廃油処理袋を構成し
ている。
そして上記のごとく袋体1の底部に成形用内装
材2および吸油性マツト3を収容せしめたのち第
2図に示したごとく、上記内装材2の上縁に沿つ
て袋体1に折目10を形成して袋体1の前後面1
1,11を内側に折り曲げ、また両側面12,1
2にひだ13,13を形成し、更に好ましくは該
両側面12,12のひだ13,13の中間部を部
分的に熱接着14,14して筒状部5の中間部分
の断面積を縮少し、開口部6の開口面積よりも中
間部の断面積が縮少された廃油処理袋となしたも
のである。図中15は吸油マツト3の吸油作用を
促進させるための孔、そして16は成形用内装材
2の外側に流れ落ちた1部の廃油を吸い入れるた
めの孔である。
このように本考案における廃油処理袋は、少な
くともヒートシール可能なシート材料によつて底
部4筒状部5および開口部6を有する袋体1を形
成し、該袋体1の底部に成形用内装材2内に収容
された吸油性マツト3を装備せしめ、更に上記内
装体2の上縁に沿つて上記袋体1に折目10を形
成して該袋体1の前後面11,11および両側面
12,12を内側に折り曲げ、この折り曲げによ
つて両側面12,12にひだ13,13を形成す
るとともに該各ひだ13,13の中間部分を前後
面11,11に部分的に熱接着14,14して筒
状部5の中間部分の断面積を縮少してなるもので
あり、内装材2の存在により袋体1の底部4が直
方体形に成形され、更に該袋体1の筒状部5がそ
の中間部分において断面積が縮少されているた
め、使用時における起立姿勢が安定するとともに
上方の開口部6から注入した廃油は、前後面1
1,11によつて吸油性マツト3の中央部分に落
下され、したがつて開口部6からの廃油の注入作
業が極めて容易となり、妄りに袋体1が傾倒する
ことがなく安全確実に袋体1に廃油を注ぎ入れる
ことができる。そして注ぎ入れられた廃油は吸油
マツト3に滲透し、それによつて吸油マツト3が
膨潤状態となるから廃油の流動性が抑制され、筒
状部5を底部4側に向つて折り畳んで輪ゴム等に
より止着するだけでもつて内部の廃油の漏洩流出
を防止することができ、食用油等の一般家庭から
発生する廃油を簡易に処理することができる。し
かも成形用内装材2によつて仮に熱い廃油を投入
しても特に袋主体1の底部4側の接合部分に直接
流入することなく袋主体1が保護できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであつて、
第1図は袋体、成形用内装材および吸油性マツト
を示した斜視図、第2図は廃油処理袋の部分断面
斜視図、そして第3図は第2図のA−A線断面図
である。 1は袋体、2は成形用内装材、3は吸油マツ
ト、4は袋体の底部、5は袋体の筒状部、6は袋
体の開口部、10は折目、11は前後面、12は
両側面、13はひだ、14は熱接着。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともヒートシール可能なシール材料によ
    つて形成された底部4、筒状部5および開口部6
    を有する袋体1の底部に、成形用内装材2内に収
    容された吸油性マツト3を装備せしめ、更に上記
    内装材2の上縁に沿つて上記袋体1に折目10を
    形成して該袋体1の前後面11,11および両側
    面12,12を内側に折り曲げ、この折り曲げに
    よつて両側面12,12にひだ13,13を形成
    するとともに該各ひだ13,13の中間部分を前
    後面11,11に部分的に熱接着14,14して
    筒状部5の中間部分の断面積を縮少したことを特
    徴とする廃油処理用袋。
JP7567880U 1980-05-31 1980-05-31 Expired JPS6122881Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7567880U JPS6122881Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7567880U JPS6122881Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

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JPS57501U JPS57501U (ja) 1982-01-05
JPS6122881Y2 true JPS6122881Y2 (ja) 1986-07-09

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ID=29438352

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JP7567880U Expired JPS6122881Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515447Y2 (ja) * 1989-10-09 1993-04-23

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JPS57501U (ja) 1982-01-05

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