JPH0111603Y2 - - Google Patents

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JPH0111603Y2
JPH0111603Y2 JP1983165422U JP16542283U JPH0111603Y2 JP H0111603 Y2 JPH0111603 Y2 JP H0111603Y2 JP 1983165422 U JP1983165422 U JP 1983165422U JP 16542283 U JP16542283 U JP 16542283U JP H0111603 Y2 JPH0111603 Y2 JP H0111603Y2
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JP
Japan
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bag
inner bag
outer bag
water
garbage
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JP1983165422U
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JPS6075301U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は厨房における生ゴミなど水分を多く
含んだゴミを収容する袋体に関するものであり、
特に合成樹脂などの非透水性の材料で円筒型に形
成した内袋、外袋をもつ構造であり、生ゴミを収
容した内袋を外袋によつて包含できるように構成
した袋体に関するものである。
一般家庭の台所や飲食店の調理場厨房で生ずる
ゴミは、付着水のあるゴミや野菜くず、茶ガラ、
残飯など含水率の高いものが多い。このため従来
これらの生ゴミの貯蔵や廃棄処理作業は不衛生で
厄介なものであつた。すなわち生ゴミをビニール
などの袋体に収容した場合、ゴミに附着していた
水分はそのまま袋の底部に滞留し、焼却処分をす
る場合にも含水率が高いので燃えにくく、高価な
焼却用燃料のほとんどは水分の蒸発のために消費
されるという不経済さがある。また袋内で疑縮し
た水分は放置しておくと数時間のうちに分解して
汚水に変化したり、腐敗により雑菌が繁殖した
り、悪臭を発するなど非常に不衛生である。
特に夏場など環境温度が高い場合には、この現
象は顕著になり、何らかの対策が待たれている点
である。
このため従来は、袋の底部に多数の水切孔を穿
設し、この袋の中に含水ゴミを投入して経時的に
水切りを行なつた後に搬出し、所定の場所へ移送
して処分する方法も考えられている。この場合、
袋内に生ゴミが満杯になり、所定の場所へ移送す
るために袋体を持ち上げたときには、未だ完全に
水切りが完了していないのが通常であり、移送途
中で汚水を床面に滴下し床面を汚染してしまう不
都合がある。
また、袋口を強固に結束しておいたとしても、
この袋を一時的に大きな容器内に収容しておく場
合においては、その容器の中で汚水が浸出し続
け、その汚水が腐敗により悪臭を発生するなど、
水切り孔を設けたことに起因する不都合が発生
し、根本的な解決は難しい状況であつた。
このため、従来法としてさらに、前記のような
水切孔を設けた袋にゴミを満杯まで収容した後、
これを水切孔を設けていない別の袋に全体を詰め
込んで投棄することも試みられたが、これは大き
さが適合する別の袋を手当てしなければならない
という煩雑な労力を要するうえに、別の袋に詰め
込む際にゴミや汚水をこぼして手等を汚したりす
るなどの不衛生な作業をまぬがれ得なかつた。
本考案は上記のような従来型の欠点を解消する
ためになされたものであり、底隅部に水切孔を穿
つた非透水性の内袋に、その内袋を包含できる大
きさを有する非透水性材料で形成した外袋を各々
の袋の開口部が両袋の境界線に対して反対に位置
するように一体的に隣接して設けたことを特徴と
する含水ゴミ収容用袋体を与えるものである。
次に本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第1図に示すように本考案の袋体1は合成樹脂
などの非透水性を有する薄膜フイルムを円筒形に
成形したものを平面的に折り畳み、その幅のほぼ
中間部位の軸方向に縦融着部2を設けて内袋3と
外袋4とに区画されたものである。
また、内袋3と外袋4の側部境界線を形成する
縦融着部2に対して、内袋3の底部を形成する横
融着部5を外袋4の入口開口部6′に隣接して設
け、外袋4の底部を形成する横融着部5′を内袋
3の入口開口部6に隣接する位置に設ける。すな
わち双方の袋3,4の底部を形成する横融着部
5,5′が縦融着部2に対して、それぞれ反対側
に位置するように設けられる。従つて双方の袋の
開口部6,6′も必然的に相反する位置に設けら
れる。
7は内袋3の底隅部に穿設した水切孔である。
第2図は本考案の袋体を切取線8を介して多数
連続的に接続してロール状に形成したときの状態
を示す斜視図である。実際の袋体の製造及び使用
にあたつては、第1図に示すように一単位の袋体
で製造及び使用される例は少なく、第2図に示す
ようにロール状に巻き上げた形状で製造し、使用
に際してはその一端から順次引き出して、必要に
応じて切取線8から一使用単位ずつ切り離して使
用することが一般的である。
次に本考案の袋体の使用例を図に従つて説明す
る。
第3図は、袋体1の内袋3に含水ゴミを投入し
た状態を示す斜視図であり、含水ゴミの付着水は
下方に流下して水切孔7から袋外部へ流出し、内
袋3内のゴミは水切りされ、含水分の少ないコン
パクトな容積になる。なお流出した水は台所の流
しなど袋体の設置場に備えた排水設備を経て外部
に排出される。こうして、内袋3がゴミで一杯に
なつた時点で袋体1は、まず第4図に示すように
外袋4の内側に挿入した手で内袋3の開口部6を
しぼり込むようにつかみ次に第5図で示すように
外袋4を反転させて、内袋3全体を覆い、外袋4
内に内袋3全体を落としこみ、最後に第6図のよ
うに外袋4の開口部6′を結束して、これを搬出
し投棄または焼却処分するものである。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、圧搾装置の完備していない一般家庭において
も、手数をかけることなく衛生的にかつ、簡単に
含水ゴミの水切りを行うことができる。
しかも外袋4には、水切孔は設けていないた
め、内袋3が外袋4に収容されれば、内袋3の水
切孔7からの汚水の浸出滴下はなくなり、袋体を
移送する場合でも床を汚染することもない。
また、外袋4を反転させて内袋3を収容する
と、外袋4の底部が内袋3の開口部6を封じる形
となり、内袋3内の生ゴミから発散する悪臭をほ
ぼ封じ込めることができ、長時間屋内に生ゴミを
貯蔵する場合にも衛生的である。
また、生ゴミを投入した内袋3を外袋4で覆う
作業時においても、内袋3を直接、手で触れるこ
となく、外袋4を介して間接的に触れるので手を
汚すこともなく非常に衛生的である。
加えて本考案によれば脱水作用により生ゴミの
重量及び容積を小さくでき、搬出する際に軽量で
取扱いも容易で、かつ衛生的であり、焼却処理も
簡単に行えるなど優れた効用を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案袋体の一実施例を示す斜視図で
ある。第2図は本考案の袋体を切取線8を介して
多数連接しロール状に形成したものから引き出し
た状態を示す斜視図である。第3図は袋体1の内
袋3に含水ゴミを投入した状態を示す斜視図であ
り、第4図は外袋4内側に挿入した手で内袋3の
開口部6をしぼり込む状態を示す。第5図は外袋
4を反転させて、ゴミを収容した内袋3全体を被
覆する作業の途中の状態を示す斜視図である。第
6図は内袋3を収容した外袋4の開口部6′を結
束した状態を示す斜視図である。 1……袋体、2……縦融着部、3……内袋、4
……外袋、5,5′……横融着部、6,6′……開
口部、7……水切孔、8……切取線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非透水性の材料で水切り孔を持つ内袋と、それ
    を包含する外袋とから成る生ゴミなど水分を多く
    含んだゴミを収容する袋体において、底隅部に水
    切孔7を設けた内袋3と、外袋4の側部を、縦融
    着部2を設けて連接して形成し、内袋3の底部横
    融着部5を外袋4の入口開口部6′に隣接し、外
    袋4の底部横融着部5′を内袋3の入口開口部6
    に隣接して形成し、外袋4の内側に挿入した手で
    入口開口部6をしぼり込んでつまみ、外袋4内に
    入口開口部6から全体を落し込む内袋3と、入口
    開口部6′から反転させて内袋3全体を覆う外袋
    4とで形成したことを特徴とする含水ゴミ収容用
    袋体。
JP16542283U 1983-10-27 1983-10-27 含水ゴミ収容用袋体 Granted JPS6075301U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16542283U JPS6075301U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 含水ゴミ収容用袋体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16542283U JPS6075301U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 含水ゴミ収容用袋体

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Publication Number Publication Date
JPS6075301U JPS6075301U (ja) 1985-05-27
JPH0111603Y2 true JPH0111603Y2 (ja) 1989-04-05

Family

ID=30362423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16542283U Granted JPS6075301U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 含水ゴミ収容用袋体

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020122149A1 (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 公益財団法人佐々木研究所 病理組織検体梱包素材及び組織切片のコンタミネーション防止用袋

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538076B2 (ja) * 1972-10-25 1978-03-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538076U (ja) * 1976-07-02 1978-01-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538076B2 (ja) * 1972-10-25 1978-03-24

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JPS6075301U (ja) 1985-05-27

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