JPH0344721Y2 - - Google Patents

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JPH0344721Y2
JPH0344721Y2 JP1984180561U JP18056184U JPH0344721Y2 JP H0344721 Y2 JPH0344721 Y2 JP H0344721Y2 JP 1984180561 U JP1984180561 U JP 1984180561U JP 18056184 U JP18056184 U JP 18056184U JP H0344721 Y2 JPH0344721 Y2 JP H0344721Y2
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JP
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container
cylindrical container
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garbage
drain
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JP1984180561U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は厨芥等の処理に利用できる芥処理器
に関する。
〔従来の技術〕
一般家庭等における生ゴミ処理は、通常、流し
の隅に置いた小型水切り容器によつて水切りを行
うとともに、水の切れた生ゴミを別の大型容器に
移し換えて保管し、ゴミ収集日の当日に袋詰めを
行つている。
ところで、この種の小型水切り容器では目詰ま
りが発生しやすく、また、放置期間が短いため、
十分に水を切ることができない。したがつて、大
型容器に保管した際には同容器の底に残留の水が
溜まり、汚水漬けの厨芥をそのまま袋詰めせざる
を得ない。
よつて、このような生ゴミ処理では、折角の水
切りも無駄になつてしまうとともに、水の重さが
加味されるため芥処理経費の増大の原因ともな
る。しかも、臭気と虫発生の原因となり、極めて
非衛生的である。また、大型容器は通常固有の形
状のため、洗浄等が一般家庭の厨房水槽では困難
となる等の各種不具合を生ずる。
このような、背景から、塵芥と水分を分離して
衛生的に処理できるようにした塵芥容器も実公昭
46−24874号公報で提案されている。かかる塵芥
容器は液受容器の上に容器本体の下端を開放して
着脱自在に取り付けるとともに、容器本体の下部
に水切網を取り付けたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来の塵芥容器は次のよう
な問題がある。
第一に、塵芥から水分を分離できるものの、そ
れ以後の塵芥の処理については何等考慮されてい
ない。特に、ゴミ処理において最も厄介な作業は
容器から芥袋への袋詰め作業であるが、この際に
芥袋を他の人に持つていてもらうか、自分が片手
で持つている必要があり、結局、塵芥や汚水が外
部へ漏れたり、また、衣服等へ付着してしまう虞
れがある。
第二に、袋詰め作業は短時間に、しかも容器に
行うことが要求されるが、上記のように袋詰め作
業は極めて煩雑で、やりにくく、スムースに行う
ことができない。
第三に、塵芥容器は水を完全に切ることが基本
的に要求されるが、従来の容器は、ある程度まで
水を切れるが、完全な水切りについては何等考慮
されていない。このため、周縁部等における残留
した水を完全に落下させて分離することができ
ず、水切り機能において不十分であつた。
結局、塵芥から水分を分離するという単純思想
を包含するものの、実用面ではあまり実効を期待
できない問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述した従来の技術に存在する問題点
を解決した芥処理器の提供を目的とするもので、
以下に示す芥処理器1によつて達成される。
即ち、本考案に係る芥処理器1は第1図に示す
ように円筒容器12の内部に水切り板16を備え
てなる芥処理器において、円筒容器12に水切り
板16を載せる下端段部22を設け、他方、水切
り板16を、板面に複数の水切り孔18を有する
円錐形に形成し、かつ周縁に支持片26を設け、
当該支持片26の下端に水切り孔17を形成する
とともに、円筒容器12の内径に対して水切り溝
15を設けることができる外径に形成したことを
特徴とする。
〔作用〕
次に、本考案の作用について説明する。
本考案に係る芥処理器1は円筒容器12の上部
開口部から生ゴミをそのまま投入すれば水切り板
16上に保持される。この結果、水切り板16の
水切り孔18を通して水が落下し、貯水容器14
に収容される。また、水切り板16の周縁に設け
た水切り溝15及び水切り孔17によつて水は完
全に切られる。
一方、生ゴミが円筒容器12内に一杯になり、
袋詰めを行う場合には、第4図のように芥袋32
を円筒容器12の上から被せ、芥袋32と把手2
4を同時に手で握り、さらに、円筒容器12を持
ち上げて貯水容器14から取外すとともに、上下
反転させて床等の上におけばよい。この状態を第
5図に示す。よつて、水切り板16を上から手で
押せば下方へ移動し、円筒容器12内部の生ゴミ
を下方へ押し出すことができるとともに、同時に
円筒容器12内壁に残留した生ゴミを完全に掻き
落とすことができる。
〔実施例〕 以下には本考案に係る好適な実施例を図面に基
づき詳細説明する。
図中、12は前記円筒容器を示す。同容器12
は例えばステンレス、合成樹脂等で形成し、内外
壁面は平滑な面に形成する。この容器12の両端
は上部開口部19、下部開口部20を設け、開放
する。22は円筒容器12の下端段部であり、外
周は貯水容器14の上端周縁に密着させる。な
お、貯水容器14は汚水の溜まる量を外部から透
視できるように合成樹脂等により成型し、円筒容
器12に対して着脱自在である。一方、円筒容器
12の内部には、支持片26を周縁に形成してな
る円錐形の水切り板16を載置し、この水切り板
16の周縁と円筒容器12の内壁面間には水切り
溝15を設けることができるように径選定する。
なお、水切り板16には複数の水切り孔18を設
けるとともに、支持片26の縁部に半円状の水切
り孔17を設ける。24は円筒容器12における
外壁面の下端近傍に取付けた把手であり、左右一
対設ける。また、容器12の上部開口部19は把
手28と吊鉤29を付けた蓋27で覆う。
次に、使用方法について説明する。
まず、貯水容器14を付けた円筒容器12は厨
房内で芥の多く出る所に置く。なお、同容器12
の内周面には後日袋詰めのときに、内部の汚れを
少なくし、厨芥を滑り易くするため新聞紙を2枚
程度巻く。よつて、同容器12内へ厨芥を投入す
れば、厨芥に含まれる水分は自然に落下し、水切
り板16の水切り孔18を通して脱水される。ま
た、水切り孔18が茶葉等により埋められたとき
は、水切り板16の斜面を伝つて水切り溝15へ
入り、さらに水切り孔17を通つて、貯水容器1
4に収容される。なお、円筒容器12内に塵芥が
一定量貯えられたなら上部開口部19から手を挿
入し、圧縮すれば、さらに残留水分が脱水され
る。
そして、袋詰めするときは円筒容器12の上か
ら芥袋32を被せ、芥袋32の外側から把手24
を握り、天地(上下反転)して倒立させる。次い
で、水切り板16を下方へ押せば厨芥は下方へ滑
り出すので、容器12の下端開口部20側(把手
24)を手で持つて上へ引き抜けば厨芥は容易に
芥袋32へ移り、袋詰めは完了する。
なお、貯水容器14内の汚水を捨てた後、貯水
容器14、円筒容器12、水切り板16、蓋27
を洗浄すれば、作業は完了する。この場合、円筒
容器12は上下端が開口しているため、両開口か
ら手を入れて容易に洗浄することができ、小さな
流しでも洗浄作業を行うことができる。本実施例
は貯水容器付きの芥処理器を例示して説明した
が、貯水容器の無い芥処理器にも同様に適用する
ことができる。
〔考案の効果〕
このように、本考案に係る芥処理器は特に水切
り板を改良してなるため、芥処理器の中に貯蔵さ
れる芥の水分を完全に切ることができ、生ゴミの
重量低減に大きく貢献できる。また、水切り板は
円筒容器の内部を変位自在のため、袋詰め時に生
ゴミを容器からスムースに排出できるとともに、
内壁の残留分を完全に排出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係る芥処理器の縦断面図、第
2図:同芥処理器の分解斜視図、第3図:同芥処
理器の蓋を取外した状態の平面図、第4図,第5
図:同芥処理器の使用説明図。 尚図面中、1……芥処理器、12……円筒容
器、16……水切り板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒容器12の内部に水切り板16を備えてな
    る芥処理器において、前記円筒容器12に水切り
    板16を載せる下端段部22を設け、他方、前記
    水切り板16を、板面に複数の水切り孔18を有
    する円錐形に形成し、かつ周縁に支持片26を設
    け、当該支持片26の下端に水切り孔17を形成
    するとともに、円筒容器12の内径に対して水切
    り溝15を設けることができる外径に形成したこ
    とを特徴とする芥処理器。
JP1984180561U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPH0344721Y2 (ja)

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JP1984180561U JPH0344721Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6195702U JPS6195702U (ja) 1986-06-20
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