JPH01174832A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビル等に用いられる空気調和機で、特に各階
に設置して使用される分散形の空気調和機に関するもの
である。

従来の技術 従来、この種の空気調和機は、第５図および第６図に示
すように室外側ブロック１内の上部に室外コイル２およ
び室外７７ン３を配し、下部に圧縮機４を取付けるとと
もに、−側に室外コイル２からの排気口６と吸気口６を
上下に設けている。

また室内側ブロック１ｏ内には室内コイル１１および室
内への給気用の給気ファン１２を取付け、室内からの還
気を導入する還気口１３および還気の除塵を行うフィル
ター１４を設けている。前記室外ブロック１と室内ブロ
ック１ｏは一体的に組付けられ、たとえば第６図のよう
にビル等１７の各階に設置されて使用される。

上記構成において、室外コイル２からの排気流は上部排
気口６よシ排出され、また吸気流は下部の吸気口６より
吸入される。このとき吸気と排気を分離するため、ビル
等への設置時には、遮へい板１６をビル外壁１６に設け
ていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、排気口５が上部。

吸気口６が下部に配設されているためビル等へ設置して
使用した場合に、遮へい板１６を用いれば、−台設置の
場合は給気と排気のショートサーキットは起こりにくい
が、複数台を各階部に設置した場合には、各々の遮へい
板１６の空隙部１５ａにおいて、吸気と排気のショート
サーキットが上下の空気調和機において発生するという
問題があった。まだ、室外ファン３からの騒音は、接続
ダクト等ではほとんど減衰されず、そのままビル外部へ
放出されるため１本体側で何らかの対策が必要であった
。

本発明はこのような問題点を解決するもので、吸排気の
ショートサーキットが生じなく、騒音の小さい空気調和
機の提供を目的とする。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、室外コイルに通
風する室外ファンと、圧縮機を有し、上部に前記室外コ
イルからの排気口を設け、下部に吸気口を設けた室外側
ブロックと、室内ファンと室内コイルを有する室内側ブ
ロックを一体的に接続した空気調和機において、前記室
外側ブロック内に、水平に配置された三角形状の中間仕
切板と。

前記三角状仕切板の前側２つの斜辺よシ上方と下方に延
びた２枚の斜め遮音板を設け、上部排気および下部吸気
を左右の吸気および排気に変換するとともに内部を吸音
処理した防音ボックスを取付けだ空気調和機の構成とし
たものである。

作　　用 この構成によシ、室外側ブロックの上部排気口からの排
気は、防音ボックス内に導入され、吸音減音しながら流
れ方向が変化し、左または右側の排気口よシ吐出される
。まだ吸気流も同様に、防音ボックス内へ、右または左
側の吸気口よシ入シ。

内部で減音されて下部の吸気口よυ室外側ブロックに吸
入されることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図にもとづき説
明する。なお、従来例と同じ構成部材には同符号を用い
る。空気調和機を構成する室外側ブロック１と室内側ブ
ロック２は一体的に組付けられ、室外側ブロック１には
、室外コイル２、室外ファン３、圧縮機４が取付けられ
ている。また室内側ブロック１０には室内コイ／ｌ／１
１．給気７７ン１２、フィルター１４が設けられている
。また室外側ブロック２の上部に室外コイ／Ｌ／２から
の排気口５を、また吸気口６を下部に設けている。

これらの構成は従来例と同様であるため詳細な説明は省
略する。

本発明の特徴は、前記室外側ブロック１に、内部に流れ
を変える作用を有する防音ボックス１０１を一体的に接
続した点にある。

この防音ボックス１０１は箱体１０１ａの内部に三角形
状の中間仕切板１０２を水平に取付けて、上下に２分割
し、その三角形の稜線側にそれぞれ上下に振シ分けた斜
め遮音板１０３，１０４を取付けている。そして、防音
ボックス１ｏ１の室外側ブロック１との接続側には、排
気接続口１１５、吸気接続口１１６がそれぞれ上下に設
けられ、反対側には防音ボックス１０１の排気口１０５
および吸気口１０６がそれぞれ左右に設けられている。

また防音ボックス１０１内は吸音材（図示せず）により
吸音処理されている。

上記構成において、室外側ブロック１からの排気Ｓｏは
防音ボックス１０１の上部の排気接続口１１５より導入
され、中間仕切板１０２および斜め遮音板１０３により
左方向に誘導され、左側の排気口１０５よシ排出される
。また吸気Ｓｉは、右側の吸気口１０６よシ防音ボック
ス内に導入され、斜め遮音板１０４と中間仕切板１０２
により下部の吸気接続口１１６に誘導され、室外側ブロ
ックの吸気口６より吸気されることになる。また。

排気Ｓｏ　、吸気ＳＬの騒音は、防音ボックス内におい
て、吸音および遮音により減音されることとなる。

この防音ボックス１０１を取付けた空気調和機１３０を
ビル等の建物１２０に設置した例を第２図に示す。この
場合ビルの各階に空気調和機１３０を設置した例である
が、吸気口と排気口が左右であるため、ショートサーキ
ット防止用の遮へい板１２１を、連続してビル外壁だ取
付けることにょシ、完全に排気と吸気を分離することが
できる。

また、遮へい板は、連続した一枚板で良いため、外観上
も、従来よシもすぐれたものとなる。また。

空気調和機１３０からの騒音は防音ボックス１０１内で
減音されるだめ、ビル外部への放射音が減衰することと
なる。

発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように、本発明によ
れば空気調和機の室外側ブロックに吸気、排気方向を変
えるとともに、吸音効果を有する防音ボックスを一体的
に取付けることによシ、空気調和機の騒音を減衰し、か
つ、左右の吸気、排気方向となるため、ビル等の建物の
各階に設置した場合も、−枚の遮へい板により、吸気、
排気間のシシートサーキットを容易に防止することがで
きるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空気調和機の防音ボックス
の斜視図、第２図は同空気調和機のビル等の建物への設
置例を示す説明図、第３図は同空気調和機の平面図、第
４図は同空気調和機の側面図、第６図は従来の空気調和
機の斜視図、第６図は同空気調和機のビル設置例を示す
説明図である。 １・・・・・・室外側ブロック、２・・・・・・室外コ
イル、３・・・・・・室外ファン、４・・・・・・圧縮
磯、１０・・・・・・室内側ブロック、１１・・・・・
・室内コイル、１２・・・・・・室内ファン、１ｏ１・
・・・・・防音ボックス、１０２・・・・・・中間仕切
板、１０３，１０４・・・・・・斜め遮音板、５・・・
・・・排気口、６・・・・・・吸気口、１３０・・・・
・・空気調和機。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ず−
・室クトＩｌ’ｌ　７”Ｄ　ｙ　７１−〜−宝外１！ｌ
プロア２ ２−　　樗外〕うル １１・−室内コ４）し １２−−　　＋ｔ　　　７ｒン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室外コイルおよびこれに通風する室外ファンと、圧縮機
   を有し、上部に前記室外コイルからの排気口を設け、下
   部に吸気口を設けた室外側ブロックと、室内ファンと室
   内コイルを有する室内側ブロックを一体的に接続した空
   気調和機において、前記室外側ブロック側に防音ボック
   スを取付け、前記防音ボックスは内部に水平に設けた三
   角形状の中間仕切板と、前記三角形状の仕切板の２つの
   斜辺より上下に延びた２枚の斜め遮音板を有し、上部排
   気および下部吸気を左右の吸気および排気に変換すると
   ともに、内部を吸音処理するようにした空気調和機。