JPH05125937A - 発電装置のキユービクルの組立方法 - Google Patents

発電装置のキユービクルの組立方法

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JPH05125937A
JPH05125937A JP28524191A JP28524191A JPH05125937A JP H05125937 A JPH05125937 A JP H05125937A JP 28524191 A JP28524191 A JP 28524191A JP 28524191 A JP28524191 A JP 28524191A JP H05125937 A JPH05125937 A JP H05125937A
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JP
Japan
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cubicle
soundproof
intake
radiator
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP28524191A
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English (en)
Inventor
Hisao Yabushita
久生 薮下
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単純なキュービクルと防音キュービクルとでキ
ュービクルに共通部分を存在させ、吸排水冷却方式の場
合に、ラジエータの占有するキュービクル内の容積に無
駄が生じない発電装置のキュービクルの組立方法を得
る。 【構成】共通台床2の上にエンジン3、発電機4等の発
電装置1を組立る。キュービクル21は方形の5面のパ
ネルからなり対向する面に吸気口22と排気口23を持
つ。吸気防音ダクト24は吸気口22に、排気防音ダク
ト25は排気口23にそれぞれ連通可能にキュービクル
21に着脱可能である。こうして防音形キュービクルと
単純キュービクルが得られる。ラジエータ冷却方式に
は、排気口23の外側面にラジエータ6を取り付け、吸
排水冷却方式には、排気口23を解放する。キュービク
ルを使用しない解放形も得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発電装置のキュービ
クル等をブロックビルド方式で組立る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】共通台床上にエンジン、発電機、制御装
置及びバッテリ等を組立た自家発電等の小形の発電装置
は、設置場所の環境により、(1)キュービクルのない
解放形、(2)単純キュービクル形、(3)防音キュー
ビクル形に大別でき、エンジンの冷却方式により、
(a)ラジエータ冷却方式、(b)吸排水冷却方式に大
別できる。
【0003】図2は従来例1の単純キュービクル形のラ
ジエータ冷却方式の透視図、図3は従来例2の防音キュ
ービクル形のラジエータ冷却方式の透視図である。以
下、図において同一符号をつけるものはおよそ同一機能
を持ち、重複説明を省くこともある。図2において、発
電装置1は、共通台床2の上に防振ゴム2aを介してエ
ンジン3、発電機4、図示しない制御装置及びバッテリ
等を組立ている。エンジン3は、共通台床2の上に台6
aで固定され、フアン5で通風されるラジエータ6によ
り冷却される。前記発電装置1を覆うキュービクル7
は、方形の5面のパネルからなって対向する面に吸気口
8と排気口9とを備え、それぞれにギャラリ10、11
を取り付けている。
【0004】図3に示す従来例2において、発電装置1
を覆う防音キュービクル15は、キュービクル本体15
aと、吸気防音ダクト15bと、排気防音ダクト15c
とから一体形成され、内面に防音材16を張り詰めてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、単
純なキュービクルと防音キュービクルとでキュービクル
の構造が異なり、ラジエータ冷却方式を吸排水冷却方式
に変更する場合には、ラジエータの占有するキュービク
ル内の容積に無駄が生じる。
【0006】この発明の目的は、単純なキュービクルと
防音キュービクルとでキュービクルに共通部分を存在さ
せ、吸排水冷却方式の場合に、ラジエータの占有するキ
ュービクル内の容積に無駄が生じない発電装置のキュー
ビクルの組立方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1の発電装置のキュ
ービクルの組立方法は、共通台床に組立た発電装置と、
前記共通台床ごと前記発電装置を覆うキュービクルと、
吸気防音ダクトと排気防音ダクトとからなるダクト群と
を準備し、前記キュービクルは方形の5面のパネルから
なって対向する面に吸気口と排気口を備え、前記吸気防
音ダクトは前記吸気口に連通可能に前記キュービクルに
着脱可能とされ、前記排気防音ダクトは前記排気口に連
通可能に前記キュービクルに着脱可能とされ、防音形キ
ュービクルの場合には、前記共通台床に組立た前記発電
装置と、前記キュービクルと、前記ダクト群とを組立て
使用し、単純キュービクルの場合には、前記共通台床に
組立た前記発電装置と、前記キュービクルとのみを組立
て使用して前記吸気口と前記排気口とにそれぞれギャラ
リを取り付けるものである。
【0008】このとき、発明2は、解放形の場合には、
前記共通台床に組立た前記発電装置のみを使用するもの
であり、発明3は、ラジエータ冷却方式の場合には、前
記排気口の外側面にラジエータを取り付け、吸排水冷却
方式の場合には、前記排気口を解放するものである。
【0009】
【作用】図1を参照する。発明1において、防音形キュ
ービクルの場合と、単純キュービクルの場合とにおい
て、キュービクル21が共通になり標準化されて生産性
がよい。防音形キュービクルの場合、キュービクル21
の内面に防音材16が張り詰められていないが、あまり
低騒音化を妨げない。それはキュービクル等の壁を貫通
する騒音は壁の単位面積あたりの質量に応じて遮音さ
れ、吸排気等の開口部があるとここからの騒音の放射は
にわかに増加するが、防音ダクトがこれを吸収するとい
う騒音対策の基本原理があるからである。発明2におい
て、キュービクル21を使用しないで発電装置1を解放
形化できる。発明3において、ラジエータ冷却方式の場
合にラジエータ6がキュービクル21の排気口23の外
側面に取り付けられるから、吸排水冷却方式の場合に、
ラジエータ6の占有していたキュービクル内の容積に無
駄が生じない。
【0010】
【実施例】図1は実施例の防音キュービクル形のラジエ
ータ冷却方式の透視図であり、従来例と同一符号をつけ
るものはおよそ同一機能を持ち、重複説明を省くことも
ある。図において、発電装置1は、共通台床2の上に防
振ゴム2aを介してエンジン3、発電機4、図示しない
制御装置及びバッテリ等を組立ている。発電装置1を覆
うキュービクル21は、方形の5面のパネルからなって
対向する面に吸気口22と排気口23とを備えている。
【0011】以上の構造は従来例とおよそ同一である。
実施例の特徴的な構造として、内面に防音材16を張り
詰めた吸気防音ダクト24と排気防音ダクト25とから
なるダクト群とを準備し、吸気防音ダクト24は前記吸
気口22に連通可能に前記キュービクル21に着脱可能
とされ、排気防音ダクト25は前記排気口23に連通可
能に前記キュービクル21に着脱可能とされている。そ
して図のような防音形キュービクルの場合には、前記共
通台床2に組立た前記発電装置1と、前記キュービクル
21と、前記ダクト24、25群とを組立て使用する。
図と異なる単純キュービクルの場合には、前記共通台床
2に組立た前記発電装置1と、前記キュービクル21と
のみを組立て使用して前記吸気口22と前記排気口23
とにそれぞれ、図2のようなギャラリ10、11を取り
付ける。またラジエータ冷却方式の場合には、前記排気
口23の外側面にギャラリに代えて図のようにラジエー
タ6を取り付け、図と異なる吸排水冷却方式の場合に
は、前記排気口23を解放し、図示しない吸排水管をエ
ンジン3に接続する。キュービクルを使用しない解放形
の場合には、前記共通台床2に組立た前記発電装置1の
みを使用する。防音形キュービクルの場合には、必要に
より、ダクトギャラリ26、27を使用するとよい。
【0012】このような構造によれば、防音形キュービ
クルの場合と、単純キュービクルの場合とにおいて、キ
ュービクル21が共通になり標準化されて生産性がよ
い。防音形キュービクルの場合、キュービクル21の内
面に防音材16が張り詰められていないが、あまり低騒
音化を妨げない。それはキュービクル等の壁を貫通する
騒音は壁の単位面積あたりの質量に応じて遮音され、吸
排気等の開口部があるとここからの騒音の放射はにわか
に増加するが、防音ダクトがこれを吸収するという騒音
対策の基本原理があるからである。ラジエータ冷却方式
の場合にラジエータ6がキュービクル21の排気口23
の外側面に取り付けられるから、吸排水冷却方式の場合
に、ラジエータ6の占有していたキュービクル内の容積
に無駄が生じない。
【0013】
【発明の効果】発明1の発電装置のキュービクルの組立
方法によれば、防音形キュービクルの場合と、単純キュ
ービクルの場合とにおいて、キュービクルが共通になり
標準化されて生産性がよいという効果がある。このと
き、発明2によれば、キュービクルを使用しないで発電
装置を解放形化できるという効果があり、発明3によれ
ば、ラジエータ冷却方式の場合にラジエータがキュービ
クルの排気口の外側面に取り付けられるから、吸排水冷
却方式の場合に、ラジエータの占有していたキュービク
ル内の容積に無駄が生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の防音キュービクル形のラジエータ冷却
方式の透視図
【図2】従来例1の単純キュービクル形のラジエータ冷
却方式の透視図
【図3】従来例2の防音キュービクル形のラジエータ冷
却方式の透視図
【符号の説明】
1 発電装置 2 共通台床 3 エンジン 4 発電機 5 フアン 6 ラジエータ 7 キュービクル 8 吸気口 9 排気口 10 ギャラリ 11 ギャラリ 15 防音キュービクル 15a キュービクル本体 15b 吸気防音ダクト 15c 排気防音ダクト 16 防音材 21 キュービクル 22 吸気口 23 排気口 24 吸気防音ダクト 25 排気防音ダクト 26 ダクトギャラリ 27 ダクトギャラリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通台床に組立た発電装置と、前記共通台
    床ごと前記発電装置を覆うキュービクルと、吸気防音ダ
    クトと排気防音ダクトとからなるダクト群とを準備し、
    前記キュービクルは方形の5面のパネルからなって対向
    する面に吸気口と排気口を備え、前記吸気防音ダクトは
    前記吸気口に連通可能に前記キュービクルに着脱可能と
    され、前記排気防音ダクトは前記排気口に連通可能に前
    記キュービクルに着脱可能とされ、 防音形キュービクルの場合には、前記共通台床に組立た
    前記発電装置と、前記キュービクルと、前記ダクト群と
    を組立て使用し、 単純キュービクルの場合には、前記共通台床に組立た前
    記発電装置と、前記キュービクルとのみを組立て使用し
    て前記吸気口と前記排気口とにそれぞれギャラリを取り
    付けることを特徴とする発電装置のキュービクルの組立
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発電装置のキュービクルの
    組立方法において、解放形の場合には、前記共通台床に
    組立た前記発電装置のみを使用することを特徴とする発
    電装置のキュービクルの組立方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の発電装置のキュービクルの
    組立方法において、ラジエータ冷却方式の場合には、前
    記排気口の外側面にラジエータを取り付け、吸排水冷却
    方式の場合には、前記排気口を解放することを特徴とす
    る発電装置のキュービクルの組立方法。
JP28524191A 1991-10-31 1991-10-31 発電装置のキユービクルの組立方法 Pending JPH05125937A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008144741A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Osaka Gas Co Ltd 防音エンクロージャの吸排気システム
JP2009121244A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Honda Motor Co Ltd 防音密閉型発電機
CN102954317A (zh) * 2011-08-31 2013-03-06 扬州市华东动力机械有限公司 一种发电车静音厢

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