JPS5918089Y2 - 車両におけるエンジンの防音装置 - Google Patents

車両におけるエンジンの防音装置

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Publication number
JPS5918089Y2
JPS5918089Y2 JP1975102266U JP10226675U JPS5918089Y2 JP S5918089 Y2 JPS5918089 Y2 JP S5918089Y2 JP 1975102266 U JP1975102266 U JP 1975102266U JP 10226675 U JP10226675 U JP 10226675U JP S5918089 Y2 JPS5918089 Y2 JP S5918089Y2
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JP
Japan
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cab
bottom plate
engine
enclosure
soundproofing device
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Expired
Application number
JP1975102266U
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JPS5216127U (ja
Inventor
啓介 大枝
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はキャブオーバ−型トラックのような車輌にお
けるエンジンの防音装置に関するもので体裁か゛よくま
たエンジンを囲むエンクロージャ内の排気を行なうダク
トを長くしてこのダクトからの騒音の漏れが少なく、さ
らに室内の騒音も少なくした防音装置の提供を目的とす
るものである。
以下この考案の一実施例につき第1図、第2図を参照し
て説明する。
これらの図において1はキャブ、2はキャブ1の下方に
設置されているエンジン、3はシャーシフレームであり
、4はエンジン2を包囲する遮音エンクロージャである
エンジン2は弾性的にシャーシフレーム3に固定されて
いる。
(取付方法は図示しない)このエンクロージャ4は、シ
ャーシフレーム3の下面に固定した断面溝型の下部遮音
カバー5と、前記フレーム3上面に固定して上方に延び
る側壁6とキャブ1の底板7とからなり、前記側壁6上
部が底板7に弾性物質からなるシール材13を介して嵌
まっている。
前記底板7は車幅方向中央部が上底板7aと下底板7b
の2重壁に構成され、上・下底板7a、7bの間に排気
ダクト8が形成され、このダクト8の前部はエンクロー
ジャ4内に開口し後部はキャブ1の後面で大気に開口さ
れており、図の如く開口部をキャブ上方に位置させれば
、消音効果は大きくなる。
なお、第1図中10はラジェータ、9はラジェータ10
後方のエンクロージャ4内に設けた冷却ファン、11は
排気ダクト8の周壁に設けた吸音材である。
以上のように構成されたエンジンの防音装置はエンジン
2の駆動により、冷却ファン9が駆動されてエンクロー
ジャ4内の空気を排気ダクl−8から大気に放出して、
エンクロージャ4内の換気を行なうことにより、その過
熱を防止するものである。
第3図は他の実施例を示し、この実施例ではキャブ1の
底板7の車幅方向中央部を上底板7aと下底板7bとの
2重壁に構成するとともに、これらの間に排気ダクト8
を設け、エンジン2に弾性物質からなる支持部材12で
断面溝型の下部遮音カバー5を支持し、このカバー5の
上部に前記下底板7bに固定した側壁6を弾性物質から
なるシール材13を介して重合させ、前記下底板7b、
側壁6および下部遮音カバー5でエンクロージャ4を構
成したものである。
さらに第4図に示すものは、キャブ床板の車中方向全部
を2重壁とし、エンクロージャ4の側壁6をキャブ1の
下底板7bに固定し、シャーシフレーム3の側面に嵌め
た以外は第1図、第2図のものと同横取で゛ある。
以上の各構成を有する各実施例のエンクロージャはディ
ルl−キャブの場合に、キャブを前方に傾倒させてティ
ルト状態にすることにより、第1図、第2図のものはエ
ンクロージャ4の上壁を構成するキャブ1の底板7が、
第3図、第4図のものは底板7と側壁6がキャブ1と連
動して開き、エンジン2の上部が開放し、またキャブを
水平なロック状態にすることにより、エンクロージャ4
が閉じることにより、エンジン2の整備、点検作業が容
易にできる。
以上説明したようにこの考案は、エンジンを包囲する遮
音エンクロージャの土壁をキャブの底面で構成すると共
に、前記キャブの底板の少なくとも一部を2重にしてこ
れらの間にエンクロージャ内と連通ずる排気ダクトを構
成したものである。
従ってこの考案によれば遮音エンクロージャがキャブと
一体に構成されているので体裁がよい。
またキャブの底板を2重にして排気ダクトを構成してい
るので、これが大気に開放されていても通路が長いため
にエンジン騒音の漏れが少ないもので゛ありながら、エ
ンクロージャ内の換気を良好に行なうことができる。
さらに底板が2重になっているので、キャブの室内のエ
ンジン騒音を低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すエンクロージャの一
側部を切欠いた概略側面図、第2図は同要部の横断面正
面図、第3図、第4図は互に異なった他の実施例をそれ
ぞれ示す要部の横断正面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャブオーバ型車輛において、エンジンを包囲する遮音
    エンクロージャをシャーシフレームの下面に固定した下
    部遮音カバーとフレーム上面に固定して上方に延びる側
    壁とキャップの底板とから構威し、上記キャブの底板は
    少なくともキャブ中央部が上底板と下底板の二重壁から
    なるダクトとして形成するとともに該ダクトの全部は遮
    音エンクロージャ内に開口し、後部はキャブの後面で大
    気に開口させることにより遮音エンクロージャ内の排気
    ダクトとしたことを特徴とする車輌におけるエンジンの
    防音装置。
JP1975102266U 1975-07-23 1975-07-23 車両におけるエンジンの防音装置 Expired JPS5918089Y2 (ja)

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JPS5216127U JPS5216127U (ja) 1977-02-04
JPS5918089Y2 true JPS5918089Y2 (ja) 1984-05-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585053Y2 (ja) * 1976-10-08 1983-01-28 日産デイ−ゼル工業株式会社 エンジンル−ムの構造
JP7205105B2 (ja) * 2018-08-09 2023-01-17 トヨタ自動車株式会社 エンジンカバー
JP2021054162A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 いすゞ自動車株式会社 キャブオーバー型車両の床下排熱構造

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JPS4944946U (ja) * 1972-07-27 1974-04-19
JPS5135852Y2 (ja) * 1973-06-20 1976-09-03

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