JPH01173961A - 自動構内交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動構内交換機に関し、特に時計回路を有する
自動構内交換機に関する。

（従来の技術） 従来、自動構内交換機の時計回路は、クリスタル発振器
等の発振周波数に基づき計時するのでかなり正確ではあ
る。しかし、自己修正機能を持たない従来の自動構内交
換機では時間の経過と共に時計回路の計時に誤差が生じ
るのは避けられなかった。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来の自動構内交換機では、時計回路の計時を
修正する機能を持っていないので、定期的に、交換機の
保守員が、計時誤差の修正をする必要があり、保守の工
数が増大するとともに、計時の信頼性が低い。従来の自
動構内交換機には、時計回路の計時に関し、上述の如き
問題点があった。

（問題点を解決するための手段） 前述の問題点を解決するために本発明が提供する手段は
、時計回路を有する自動構内交換機であって、局線への
自動ダイヤル機能を有するトランクと、該トランクに接
続した局線からの時報音を検出する回路とを有し、前記
時計回路は該検出回路で検出した時報音に同期した信号
に基づき、時誤差を修正する手段を備えていることを特
徴とする。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

１は、自動構内交換機のスイッチ部である。２は、中央
処理装置であり、スイッチ部１や自動ダイヤル発信機能
を有するトランク３を制御すると共に、時計回路５から
の計時情報を処理する。４は、トランク３からの局線側
の音声信号をスイッチ部１を介して受信し、局線から供
給される時報音を検出し、その時報音を検出した時に時
計回路５に対し秒カウント・ゼロ・クリア信号を送出す
る時報音検出回路である。

いま、時計回路５の時刻は１日に０．１秒進むと仮定す
る。中央処理装置２は、時計回路の誤差と最大許容誤差
（ここでは１秒と仮定する）に見合った周期すなわち、
１０日周期で誤差修正を次の手順で行なう。

中央処理装置は、スイッチ部１を制御してトランク３と
時報音検出回路４とを接続する。

次に、中央処理装置２は、トランク３を制御して、時報
サービスのダイヤル番号（日本では１１７である）を送
出して時報サービス電話にダイヤル接続し、局線から入
力される時報音を時報音検出回路４に送る。時報音検出
回路４では、１分間に１度到来する時報音を検出し、時
計回路５に対し、秒のカウントをゼロにクリアする信号
を送出する。その秒カウント・ゼロ・クリア信号を受け
た時計回路５は、その瞬間に計時における秒の値をゼロ
にし、新たに計時を始める。

こうして、第１図の実施例では時計回路５の計時誤差が
定期的に自動的に修正される。

なお、中央処理装置２は、時刻修正動作の開始から１分
以上の時間の経過の後にトランク３を切断する処理をす
ると共に、スイッチ部１を制御してトランク３と時報検
出回路４とのリンクを切断する。

（発明の効果） 以上に説明したように、本発明の自動構内交換機は、局
線の時報音を検出し、時計回路の計時を自動的に修正す
る。そこで、本発明の自動構内交換機を採用することに
より、保守工数を低減し、計時の信頼性を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・スイッチ部、２・・・中央処理装置、３・・・
自動ダイヤル発信機能付局線トランク、４・・・時報音
検出回路、５・・・時計回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 時計回路を有する自動構内交換機において、局線への自
   動ダイヤル機能を有するトランクと、該トランクに接続
   した局線からの時報音を検出する回路とを有し、前記時
   計回路は該検出回路で検出した時報音に同期した信号に
   基づき計時誤差を修正する手段を備えていることを特徴
   とする自動構内交換機。