JP3075216B2 - 交換機内部時計設定方式 - Google Patents

交換機内部時計設定方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換機内部時計設定
方式に関し、特に、交換機の内部時計の時刻設定を自動
的に行うことを可能にする交換機内部時計設定方式及び
交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機内部時計は、課金情報や交換機間
接続情報及び交換機の保守情報の作成等のために利用さ
れることから、常に正確な時刻を計時することが要請さ
れており、高精度に時刻の設定及び補正が行えることが
必要である。
【0003】このような交換機内部時計の補正動作に関
連して、たとえば特開昭63−15191号公報には、
保守者による時刻補正を不要にすることを目的として時
報サービスを利用して行う時刻補正方式が記載されてい
る。
【0004】図6は、このような従来の交換機内部時計
の時刻設定方式の一例を示すブロック図である。交換機
100は、時刻を計時する交換機内部時計107と、計
時開始を指示するために保守者が操作する計時始動スイ
ッチ108および保守者が交換機100を操作するため
の保守端末111を備え、また、保守端末111からの
情報を入力して交換機100を制御する制御部102、
交換機内部時計107の補正動作を行うために公衆電話
網110に接続する局線トランク103、自動発信トラ
ンク104、スイッチ101および時刻情報を検出し比
較補正を行う検出器105、比較器106を備えてい
る。
【0005】次に、図6の動作を説明する。交換機10
0が持つ交換機内部時計107は、交換機等の運転開始
後や障害復旧後などの状況においては、その時刻が正確
でないか、または動作していない状態にある。そこで、
交換機100の保守者は、保守端末111から現在時刻
に近い時刻情報を入力し、時報サービスなどで得られる
日本中央標準時刻情報を聴取しながら、入力した前記時
刻に合わせて交換機100の計時始動スイッチ108を
押下することで交換機内部時計107の時刻設定を行な
っている。
【0006】その後の交換機内部時計107の時刻補正
は、制御部102が定期的に補正動作を行うように制御
する。この補正動作は、まず制御部102がスイッチ1
01を操作して局線トランク103と自動発信トランク
104を接続する。接続後自動発信トランク104は公
衆電話網110に対して自動発信し時報サービス局に接
続する。その後時報サービスの秒刻みの信号を検出器1
05が検出し、その情報と交換機内部時計107の情報
とを比較し、誤差がある場合は補正を行う。このように
して交換機内部時計107の計時時刻を日本中央標準時
刻に一致するように時刻調整を行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の交換機内部時計
の時刻設定及び時刻補正方式においては、時報サービス
を利用することにより自動的に日本中央標準時刻に一致
するように時刻調整を行なうことが可能であるものの、
運転開始後や障害復旧後などの時刻設定では保守端末へ
の現在時刻の入力及び交換機本体内の計時始動スイッチ
の押下操作等の保守者による作業を必要とし繁雑な保守
作業を伴うものであった。また、時刻補正においては、
時報サービスを利用するために公衆回線への接続用の局
線トランク、自動発信トランク及び時報検出回路等を必
要とし、これが装置規模を大きくする要因となるもので
あった。
【0008】本発明の目的は、保守者が手動操作を行わ
なくても交換機内部時計の時刻設定を可能にする交換機
内部時刻設定方式を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、装置規模の小さい交
換機内部時刻設定方式を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、他の交換機の時刻を
設定する基準時計を有する交換機及び前記基準時計によ
り内部時計の時刻を設定できる交換機を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の交換機内部時計
設定方式は、交換機の内部時計の設定を基準となる時刻
情報を持つ特定の交換機の時刻情報を参照して行う。
【0012】具体的には、交換機の内部時計を基準時計
に基づき設定する交換機内部時計設定方式において、基
準時計を有する交換機は、基準時計に基づき所定時間間
隔毎にその時間間隔内の最終時刻後の時刻を表す時刻情
報を送信するとともに、前記時刻情報の示す時刻に時刻
設定情報を送信し、内部時計の時刻を設定する交換機
は、前記基準時計を有する交換機から前記時刻情報を受
信して保持したのち前記時刻設定情報を受信した時点で
交換機内部時計を前記時刻情報の示す時刻に設定する。
【0013】そして、前記基準時計を有する交換機は、
内部時計の時刻を設定する交換機からの伝送パスの設定
要求の受信時にのみその時点の前記時刻情報を内部時計
の時刻を設定する交換機に送信したのち、前記時刻情報
の示す時刻に時刻設定情報を送信する制御部を有する。
又は、前記基準時計を有する交換機は、前記時刻情報と
その時刻情報の示す時刻の時刻設定情報を繰り返し送信
する制御部を有する。
【0014】また、本発明の基準時計を有する交換機
は、基準時計と、前記基準時計に基づいて所定時間間隔
毎にその時間間隔内の最終時刻後の時刻を表す時刻情報
及び前記時刻情報が示す時刻に時刻設定情報を発生する
制御回路と、前記時刻情報及び前記時刻設定情報を送信
する送信回路とを有する。
【0015】更に、本発明の時刻設定を必要とする交換
機は、内部時計と、所定時間間隔毎にその時間間隔内の
最終時刻後の時刻を表す時刻情報及び前記時刻情報の示
す時刻に送信された時刻設定情報を受信する受信回路
と、前記時刻情報を一時保持し前記時刻設定情報が受信
されたとき前記時刻情報を前記内部時計に設定する制御
回路とを有する。
【0016】本発明の前記交換機の前記送信回路及び前
記受信回路は、多周波選択回路を利用して構成する。
【0017】本発明は、基準時計(図1の14)を持つ
交換機(図1の10)からの時刻情報とその設定タイミ
ング情報を時刻設定しようとする交換機(図1の20)
に送信し、その時刻情報等をもとに交換機内部時計(図
1の24)に時刻設定を行うように作用する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図を参照して説明する。
【0019】図1は、基準となる時刻情報を出力できる
交換機内部時計を備える交換機(以下「第1の交換機」
という。)10と、定期的保守動作時等に外部の時刻情
報により時刻設定を行うことが必要な交換機(以下「第
2の交換機」という。)20とからなり、両交換機は伝
送網30により接続された本実施の形態の構成を示す図
である。
【0020】第1の交換機10は、伝送網30を介して
第2の交換機20との間に伝送パスを設定するための第
1のスイッチ11と、交換機内部時計14と、前記交換
機内部時計14に基づいて生成される時刻の情報を送信
するための時刻情報送信回路12と、これら各部の動作
及び伝送パスの設定等の制御を行う制御部13から構成
される。
【0021】また、第2の交換機20は、伝送網30を
介して第1の交換機10との間に伝送パスを設定するた
めのスイッチ21と、第1の交換機10の時刻情報を受
け取るための時刻情報受信回路22と、交換機内部時計
24と、これら各部の動作及び伝送パスの設定等の制御
を行う制御部23とから構成される。
【0022】第1の交換機10及び第2の交換機20
は、各交換機内の制御部13、23の制御動作により、
それぞれのスイッチ11及び21を操作して伝送網30
における相互の伝送パスの設定又は解放を行う。
【0023】更に、第1の交換機10及び第2の交換機
20の各制御部13、23は、時刻情報の送信及び受信
の制御動作を行う。即ち、第1の交換機10の制御部1
3は、第2の交換機からの接続要求によりスイッチ11
を切り替え伝送パスを形成し、また、交換機内部時計1
4から入力した時刻情報を時刻情報送信回路12に送出
し、該時刻情報送信回路12から伝送網30の前記伝送
パスを介して第2の交換機20に送出するための制御を
行う。他方、第2の交換機20の制御部23は、時刻情
報が必要なときにスイッチ21を切り替え第1の交換機
10への接続を要求し、また、形成された伝送パスから
受信された時刻情報を時刻情報受信回路22で受信し交
換機内部時計24の時刻設定及び時刻補正を行うための
制御を行う。
【0024】次に、図1に示す本実施の形態における時
刻情報の送受信及び時刻設定動作について説明する。
【0025】第2の交換機20においては、運転開始
時、障害復旧時及び自動的な定期保守動作時等にその交
換機内部時計24の時刻設定を行うことを必要とする。
制御部23は、このような状態を検出してスイッチ21
を制御し伝送網30を介し第1の交換機10に対し伝送
パスの設定を要求する。第1の交換機10は、制御部1
3において第2の交換機20からの前記伝送パスの設定
要求を受けスイッチ11を制御して伝送パスを設定す
る。
【0026】第1の交換機10と第2の交換機20の間
に伝送網30の伝送パスが設定されると、制御部13は
第1の交換機内部時計14から読み出した時刻の情報か
ら時刻設定に必要な時刻情報等を生成して、時刻情報送
信回路12から時刻情報受信回路22に伝送する。
【0027】図2は、交換機内部時計14からの時刻の
情報の読出及び送信する時刻情報等を生成する具体例を
示す図である。
【0028】交換機内部時計14は基準となる時刻の情
報を常時出力しており、制御部13はこの情報に基づい
て3つの時刻の情報の生成ないし管理を行う。即ち、制
御部13は、まず、交換機内部時計14の時刻を、例え
ば1分間隔単位でその1ないし数分後の0秒時点の時刻
(51、52、53…)を時刻情報80として生成、保
持する。また、第1の交換機から時刻情報の伝送パスの
設定要求を受信した時点を設定要求受付時刻40として
保持する。更に、設定要求受付時刻40の時点において
保持している時刻情報80(52)を参照し当該時刻情
報80の示す実際の時刻に一致した時点に時刻設定情報
70を生成する。そして、これらの情報に基づいて第2
の交換機20の時刻設定に必要な時刻の情報を伝送する
ために以下のような制御動作を行う。
【0029】第1の交換機の制御部13は、第2の交換
機からの時刻設定のための伝送パスの設定要求に対し
て、まず、その要求を受けた時刻T1の時刻情報80
(52)を時刻情報送信回路12から送信し、次に、送
信した当該時刻情報80の示す実際の時刻時点T3で当
該時刻情報80を時計に設定することを指示する時刻設
定情報70を送信する。
【0030】他方、第2の交換機20の制御部23は、
時刻情報受信回路22により前記時刻情報80を受信し
たらその時刻情報を保持しておき、その後、前記時刻設
定情報70が受信された時点で交換機内部時計24に前
記時刻情報80を設定する。
【0031】図2の例の場合、第1の交換機10の制御
部13は、T1の時刻に第2の交換機20から設定要求
を受信し、設定要求受付時刻40を「1997年3月9
日日曜日10時8分50秒」として認識する。T1時点
で送信する設定情報は時刻情報80から「1997年3
月9日日曜日10時10分0秒」(52)であり、時刻
送信回路12にこれを送出し第2の交換機へ送信する。
さらに、制御部13は交換機内部時計14の読み出しを
続け、その時刻と先の時刻情報80の示す時刻「199
7年3月9日日曜日10時10分0秒」とが一致した時
刻T3に時刻設定情報70を時刻情報送信回路12へ送
出し、時刻情報送信回路12から時刻設定情報70を第
2の交換機へ送信する。なお、時刻情報80と時刻設定
情報70の間の時間間隔は、時刻情報80(例えば、
年、月、日、曜日、時、分、秒の15桁)の送信に要す
る時間を確保するためのものである。
【0032】図3は、上述の動作における時刻情報の送
信フォーマットの一例を示す図である。制御部13が送
出する時刻情報80である時刻情報52’の「1997
年3月9日日曜日10時10分0秒」は、伝送信号の拡
大表示で示すように、例えば後述する多周波信号を利用
して年の千位から秒の一位まで順に一桁ずつ伝送信号形
式に則って変換しT1〜T2間で伝送する。また、当該
時刻になった時点で時刻設定情報を同一送信フォーマッ
トによりT3〜T4間で伝送する。
【0033】時刻情報送信回路12および時刻情報受信
回路22は、例えば第1の交換機10および第2の交換
機20における既存の多周波信号送受信回路(選択信号
送信回路及び選択信号受信回路)を使用することで実現
できる。なお、多周波信号送受信回路は局間選択信号等
の授受に使用されるもので、0から9の各数字や記号を
二周波合成音で表したものである。
【0034】図4は、図1の時刻情報送信回路12及び
時刻情報受信回路22をこのような多周波送受信回路に
おける選択信号送信回路12’及び選択信号受信回路2
2’で構成したブロック図である。選択信号送信回路1
2’は、制御部13から受け取った時刻情報を多周波信
号に変換する多周波信号変換部121と、その多周波信
号を送信する多周波信号送信部122から構成される。
また、選択信号受信回路22’は、送られてくる多周波
信号を受信する多周波信号受信部222と、その信号を
復元し制御部23へ時刻情報として渡す多周波信号復調
部221から構成される。
【0035】多周波信号変換部121は、時刻情報とし
て「0」〜「9」に相当する多周波信号、時刻設定情報
として「#」に相当する多周波信号の11種類をそれぞ
れ使用する。多周波信号変換部121は、制御部13か
ら入力した時刻情報80を時刻T2までに「0」〜
「9」に相当する多周波信号にすべて変換した後、無音
状態60とする。その後、時刻情報52の内容と交換機
内部時計14の時刻が一致した時刻T3に制御部13か
ら時刻設定情報70が送出され「#」に相当する多周波
信号に変換する。
【0036】多周波信号変換部121で作成された時刻
情報52および時刻設定情報70は多周波信号送信回路
122から第2の交換機20に対して送信される。時刻
情報52はスイッチ11、伝送網30、第2のスイッチ
21を介する伝送パス上を転送され、多周波信号受信回
路222で受け取られ、多周波信号復調部221でもと
の時刻情報に復調される。多周波信号復調部221で受
け取られる時刻情報のフオーマットは図3と同様であ
り、年の千位から秒の一位まで順に復調し、その時刻情
報52を制御部23に渡す。制御部23はこの時刻情報
を保留しておき、その後時刻設定情報70が到着するの
を待つ。そして、時刻T3で送られてくる時刻設定情報
70は多周波信号受信回路222で受信し、多周波信号
復調部221で復調され第2の制御部23へ渡される
と、制御部23は先に受信した時刻情報52をもとに交
換機内部時計24に時刻の設定を行い時刻設定の指示を
行う。これにより交換機内部時計24は交換機内部時計
14の時刻と一致した状態で計時を開始する。
【0037】時刻T4で設定動作がすべて完了すると、
制御部23はスイッチ21を操作し伝送パスを解放する
制御を行う。制御部15は前記制御を検出してスイッチ
11を操作し伝送パスの解放する制御を行う。これによ
り交換機内部時計の時刻設定はすべて完了する。
【0038】次に、複数の交換機が同時に時刻設定を行
うことができるようにした本発明の第2の実施の形態に
ついて図5を参照して説明する。
【0039】第1の実施の形態においては、制御部13
は、制御部23から例えばパス設定が行われることで時
刻設定要求があったと判断し、第1の交換機内部時計1
4の時刻情報により時刻情報送信回路12から第2の交
換機20に向けて時刻情報を送信するように構成してい
るが、本実施の形態においては、時刻情報送信部12
は、時刻情報80及び時刻設定情報70を絶えず送信す
るように構成し、制御部13は、任意の交換機からの伝
送パス接続要求に対しては、単にスイッチ11を操作し
その交換機との伝送パスを設定し時刻情報送信回路12
を接続するように構成するだけの制御を行う。時刻設定
を必要とし第1の交換機に接続要求を行った任意の交換
機は第1の交換機と伝送パスが設定されたとき、受信さ
れる時刻情報及びその直後の時刻設定情報を受信して第
1の実施の形態と同様の動作により時刻設定を行う。
【0040】従って、本実施の形態では、制御部13は
伝送パスの接続要求に基づく時刻情報等の送出制御が不
要となり、複数台の交換機から時刻設定要求があっても
動作が重複することがなくなり、同時に複数台の交換機
が時刻の設定を行うことを可能にする。したがって、制
御部13の接続及び信号の送信制御の構成が簡略化され
る。
【0041】以上の実施の形態においては、時刻情報8
0は1分単位の情報とした例を説明したが、時刻情報8
0はこれより短い時間間隔としてもよいことは明らかで
ある。また、第2の実施の形態においては、略1分の間
に時刻情報を1回ないし同一の時刻情報を複数回送信す
るとともに、当該時刻が到来した時刻で時刻設定情報を
送信するようにているが、例えば、略10秒を単位とし
この間隔ごとに時刻情報とその10秒間隔の時刻設定情
報を送信するように構成することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、交換機内部時計の設定
又は補正を他の交換機の時刻情報等を参照して自動的に
行うように構成しているので、交換機内部時計の時刻設
定に保守者を不要とし、交換機の保守などにかかる費用
が削減できる。
【0043】また、時刻設定には交換機における既存の
多周波信号送受信回路が使用でき、特別なハードウェア
を不要とし、現状の交換網の構成のまま制御部のプログ
ラムの変更程度で実現することが可能である。
【0044】更に、時刻情報及び時刻設定情報を常時送
出するように構成する場合は複数台の交換機が同時に時
刻設定を行うことができる。交換機間で時刻設定要求を
調整する必要がない。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】本実施の形態における時刻要求受付時間と送信
する時刻情報および時刻設定情報との関係を示すタイム
チャートを示す図である。
【図3】本実施の形態における時刻情報送信フォーマッ
トの一例を示す図である。
【図4】本実施の形態における時刻情報送受信回路を詳
細に示したブロック図である。
【図5】第2の実施の形態におけるタイムチャートの一
例を示す図である。
【図6】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 基準時計を有する交換機(第1の交換機) 20 内部時計を有する交換機(第2の交換機) 11、21 スイッチ 12 時刻情報送信回路 12’ 選択信号送信回路 121 多周波信号変換部 122 多周波信号送信部 22 時刻情報受信回路 22’ 選択信号受信回路 221 多周波信号復調部 222 多周波信号受信部 13、23 制御部 14、24 交換機内部時計 30 伝送網 40 設定要求受付時刻 50〜53 第1の交換機が送信する時刻情報 60 無音時間 70 時刻設定情報 80 時刻情報 100 交換機 101 スイッチ 102 制御部 103 局線トランク 104 自動発信トランク 105 時報検出器 106 時刻比較器 107 交換機内部時計 108 計時始動スイッチ 110 公衆電話網 111 交換機保守用端末
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−148095(JP,A) 特開 昭61−99491(JP,A) 特開 昭63−15191(JP,A) 特開 平4−151593(JP,A) 特開 平5−232258(JP,A) 特開 平6−37758(JP,A) 特開 平7−107078(JP,A) 特開 平8−182026(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/42 H04Q 3/545 H04Q 3/58 G04G 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機の内部時計を基準時計に基づき設
    定する交換機内部時計設定方式において、基準時計を有
    する交換機は、基準時計に基づき所定時間間隔毎にその
    時間間隔内の最終時刻後の時刻を表す時刻情報を送信す
    るとともに、前記時刻情報の示す時刻に時刻設定情報を
    送信し、内部時計の時刻を設定する交換機は、前記基準
    時計を有する交換機から前記時刻情報を受信して保持し
    たのち前記時刻設定情報を受信した時点で交換機内部時
    計を前記時刻情報の示す時刻に設定することを特徴とす
    る交換機内部時計設定方式。
  2. 【請求項2】 基準時計を有する交換機は、内部時計の
    時刻を設定する交換機からの伝送パスの設定要求の受信
    時にのみその時点の前記時刻情報を内部時計の時刻を設
    定する交換機に送信したのち、前記時刻情報の示す時刻
    に時刻設定情報を送信する制御部を有することを特徴と
    する請求項1記載の交換機内部時計設定方式。
  3. 【請求項3】 基準時計を有する交換機は、前記時刻情
    報とその時刻情報の示す時刻の時刻設定情報を繰り返し
    送信する制御部を有することを特徴とする請求項1記載
    の交換機内部時計設定方式。
  4. 【請求項4】 基準時計と、前記基準時計に基づいて所
    定時間間隔毎にその時間間隔内の最終時刻後の時刻を表
    す時刻情報及び前記時刻情報が示す時刻に時刻設定情報
    を発生する制御回路と、前記時刻情報及び前記時刻設定
    情報を送信する送信回路とを有することを特徴とする交
    換機。
  5. 【請求項5】 前記送信回路は、前記時刻情報及び前記
    時刻設定情報を多周波信号として送信する多周波送信回
    路を有することを特徴とする請求項4記載の交換機。
  6. 【請求項6】 内部時計と、所定時間間隔毎にその時間
    間隔内の最終時刻後の時刻を表す時刻情報及び前記時刻
    情報の示す時刻に送信された時刻設定情報を受信する受
    信回路と、前記時刻情報を一時保持し前記時刻設定情報
    が受信されたとき前記時刻情報を前記内部時計に設定す
    る制御回路とを有することを特徴とする交換機。
  7. 【請求項7】 前記受信回路は、多周波信号の時刻情報
    及び時刻設定情報を受信して復調する多周波受信回路を
    有することを特徴とする請求項6記載の交換機。
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