JPH099347A - 同期タイミング補正制御方式 - Google Patents

同期タイミング補正制御方式

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Publication number
JPH099347A
JPH099347A JP7159207A JP15920795A JPH099347A JP H099347 A JPH099347 A JP H099347A JP 7159207 A JP7159207 A JP 7159207A JP 15920795 A JP15920795 A JP 15920795A JP H099347 A JPH099347 A JP H099347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
public base
delay time
correction value
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP7159207A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Matsui
登 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH099347A publication Critical patent/JPH099347A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】第1の公衆基地局から第2の公衆基地局との遅
延時間を測定し、これらの基地局が同一のタイミングで
信号出力する。 【構成】第1の公衆基地局から第2の公衆基地局を経由
しループバックされるまでの遅延時間を測定し、その測
定された遅延時間にもとずいて補正値を算出し、その算
出された補正値にもとずいて補正回路によって第1の公
衆基地局から出力される出力タイミングを基準周波数か
ら遅延時間の2分の1遅延させるように制御させている
ために第1の公衆基地局および第2の公衆基地局から出
力される制御信号が自動的に同一のタイミングで出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1の公衆基地局から
第2の公衆基地局へ伝送路を通じて同期タイミングを伝
達するときに伝送路遅延による影響を自動的に補正する
ことにより第1の公衆基地局から第2の公衆基地局に正
確なタイミングを通知することができる同期タイミング
補正制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期タイミング補正制御方式は図
3で示されるとおり、10は第1の公衆基地局、20は
第2の公衆基地局、1は同期クロック、2は補正回路、
6は第1の公衆基地局10と第2の公衆基地局20とを
接続する伝送路、7はレシーバ、8はドライバとから構
成されている。第1の公衆基地局10で同期クロック1
を生成し、その同期クロック1を予め第1の公衆基地局
10と第2の公衆基地局20との間における遅延時間を
測定しておき、その遅延時間にもとずいて補正回路2か
らその同期クロック1をドライバ8からレシーバ7を通
じて出力させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに補正値が固定であるために、伝送路の遅延が許容値
に入るように長さ、太さおよび材質などに制限を設ける
必要があった。したがって、伝送路の環境および経年変
化による影響を受けることがあり、システムを設置する
毎にそれらの影響を考慮しなければならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するためのものであり、少なくとも2以上の公衆基
地局が同一の地域をカバーするエリア内からの通信を制
御するパーソナルハンディフォーンシステムにおいて、
第1の公衆基地局から第2の公衆基地局へ基準周波数を
供給する基準周波数供給手段と、第1の公衆基地局から
第2の公衆基地局を経由しループバックされるまでの遅
延時間を測定する遅延測定回路と、該遅延測定回路で測
定した遅延時間の補正値を算出する補正値算出回路と、
該補正値算出回路からの補正値にもとずいて制御信号の
出力タイミングを補正する補正回路とから構成され、該
第1の公衆基地局から出力される該基準周波数から該遅
延時間の2分の1遅延させることによって第1の公衆基
地局および第2の公衆基地局から出力される制御信号が
自動的に同一のタイミングで出力される同期タイミング
補正制御方式を提供する。
【0005】
【作用】本発明は、第1の公衆基地局から第2の公衆基
地局を経由しループバックされるまでの遅延時間を測定
し、その測定された遅延時間にもとずいて補正値を算出
し、その算出された補正値にもとずいて補正回路によっ
て第1の公衆基地局から出力される出力タイミングを基
準周波数から遅延時間の2分の1遅延させるように制御
させているために第1の公衆基地局および第2の公衆基
地局から出力される制御信号が自動的に同一のタイミン
グで出力される。したがって、同一の地域エリア内をカ
バーする2以上の公衆基地局がどのような環境に設置さ
れても通信を制御することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。図1は本発明の同期タイミング補正制御方式
のブロック図であり、図2は同期タイミング補正制御方
式の動作を説明するためのタイミングチャートであり、
(a)は補正しないときの場合であり、(b)は補正し
たときの場合である。図1において、図3と同一部材は
同一の番号を付与し、3は補正値算出回路、4は遅延測
定回路が追加されている。図1および図2にもとずいて
動作説明を行う。ここで、図1で示されるA、B、C、
Dの位置における信号波形が図2で示されている。ここ
で、補正されないときの(a)の場合についての動作説
明を行う。第1の公衆基地局10に基準となる同期クロ
ックを発生すると、Aの位置では周期がt1 間隔毎に基
準同期クロックが出力される。この同期クロックは0か
らt1 までを遅延させることのできる補正回路2から出
力されたときに補正されていないときにはB位置におい
てもA位置と同様なクロックが出力される。そして、こ
の同期クロックは伝送路6を通じて第2の公衆基地局2
0に伝送される。第2の公衆基地局20のC位置におけ
る同期クロックが伝送路6における往復の遅延時間をt
2 とすればt2 /2遅延していることが分かる。さら
に、第2の公衆基地局20から第1の公衆基地局10に
伝送されると、さらに伝送路6の遅延時間であるt2
2の遅延が発生するために第1の公衆基地局10のD位
置における遅延時間はt2 分の遅延が発生していること
が分かる。このように第1の公衆基地局10と第2の公
衆基地局20との間でこのような遅延が発生すれば同一
の地域をカバーする2つの公衆基地局間で通信すること
ができない。そこで、本発明は、第1の公衆基地局10
に補正回路2、補正値算出回路3および遅延測定回路4
を設けることによって第1の公衆基地局10と第2の公
衆基地局20との間での遅延時間を無いように改良した
ものである。伝送路6は、有線、無線および光ファイバ
ーなど特に規程は無いが、往路と復路との遅延時間の差
は無視できるほどに小さいものとする。補正回路2と遅
延測定回路4との遅延時間を測定することにより、往復
の遅延時間をt2 であることが分かる。測定した遅延時
間t2 より補正値を算出すると、以下のような計算式で
算出される。 補正値=t1 − t2 /2 図2の(b)のタイミングチャートでこの補正されたと
きの信号波形を説明する。第1の公衆基地局10に基準
となる同期クロックを発生すると、Aの位置では周期が
1 間隔毎に基準同期クロックが出力される。この同期
クロックは0からt1 までを遅延させることのできる補
正回路2から出力されたときに補正されB位置において
はt1 − t2 /2遅延したクロックが出力される。そ
して、この同期クロックは伝送路6を通じて第2の公衆
基地局20に伝送される。第2の公衆基地局20のC位
置における同期クロックはt2 /2遅延しているために
A位置で発生する信号と同一のタイミングでクロックが
出力されるために第1の公衆基地局10と第2の公衆基
地局20との間での遅延時間は無くなる。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の公
衆基地局から第2の公衆基地局を経由しループバックさ
れるまでの遅延時間を測定し、その測定された遅延時間
にもとずいて補正値を算出し、その算出された補正値に
もとずいて補正回路によって第1の公衆基地局から出力
される出力タイミングを基準周波数から遅延時間の2分
の1遅延させるように制御させているために第1の公衆
基地局および第2の公衆基地局から出力される制御信号
が自動的に同一のタイミングで出力される。したがっ
て、同一の地域エリア内をカバーする2以上の公衆基地
局がどのような環境に設置されても通信を制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の同期タイミング補正制御方式のブロ
ック図である。
【図2】 同期タイミング補正制御方式の動作を説明し
たタイミングチャートである。
【図3】 従来の同期タイミング補正制御方式のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 同期クロック 2 補正回路 3 補正値算出回路 4 遅延測定回路 6 伝送路 7 レシーバ 8 ドライバ 10 第1の公衆基地局 11 第2の公衆基地局

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2以上の公衆基地局が同一の地
    域をカバーするエリア内からの通信を制御するパーソナ
    ルハンディフォーンシステムにおいて、第1の公衆基地
    局から第2の公衆基地局へ基準周波数を供給する基準周
    波数供給手段と、第1の公衆基地局から第2の公衆基地
    局を経由しループバックされるまでの遅延時間を測定す
    る遅延測定回路と、該遅延測定回路で測定した遅延時間
    の補正値を算出する補正値算出回路と、該補正値算出回
    路からの補正値にもとづいて制御信号の出力タイミング
    を補正する補正回路とから構成され、該第1の公衆基地
    局から出力される該基準周波数から該遅延時間の2分の
    1遅延させることによって該第1の公衆基地局および該
    第2の公衆基地局からの該制御信号が自動的に同一のタ
    イミングで出力されることを特徴とする同期タイミング
    補正制御方式。
JP7159207A 1995-06-26 1995-06-26 同期タイミング補正制御方式 Pending JPH099347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7159207A JPH099347A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 同期タイミング補正制御方式

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JP7159207A JPH099347A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 同期タイミング補正制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH099347A true JPH099347A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15688668

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JP7159207A Pending JPH099347A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 同期タイミング補正制御方式

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JP (1) JPH099347A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631142B2 (en) 1999-03-17 2003-10-07 Fujitsu Limited Delay correction system for wireless telephone system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631142B2 (en) 1999-03-17 2003-10-07 Fujitsu Limited Delay correction system for wireless telephone system

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