JP3250128B2 - 基地局間フレーム位相同期方式 - Google Patents

基地局間フレーム位相同期方式

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JP3250128B2
JP3250128B2 JP17488194A JP17488194A JP3250128B2 JP 3250128 B2 JP3250128 B2 JP 3250128B2 JP 17488194 A JP17488194 A JP 17488194A JP 17488194 A JP17488194 A JP 17488194A JP 3250128 B2 JP3250128 B2 JP 3250128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一周波数で時分割多重
多元接続/双方向通信方式(TDMA/TDD)を用い
た移動通信方式における基地局間フレーム位相同期方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に同一周波数で時分割多重多元接続
/双方向通信方式(TDMA/TDD)を用いた移動通
信システムの概略を示す。このシステムでは、基地局A
と基地局Bそれぞれから送信されるTDMAフレームの
位相同期を取る必要がある。
【0003】複数の無線局が同一の周波数において、定
められた周期(フレーム)内の局毎に定められた時間
(スロット)に信号を送受信して通信を行う方式である
から、各フレームの開始時刻を全局一致させる必要があ
る。これをTDMAフレームの位相同期といい、各局は
このフレーム内の指定されたスロット内に信号を送信す
る必要がある。即ち、図1において基地局Aと基地局B
それぞれから送信されるTDMAフレームの位相同期を
取り、フレーム内のそれぞれの局に定められた時間内だ
け信号を送信する(バースト信号という)必要がある。
【0004】図11に従来のTDMA/TDD方式にお
ける基地局間フレーム位相同期方式を示す。基地局Aか
らの送信バースト(制御チャネル)を基地局Bで傍受
し、基地局Aの送信タイミングを検知するための位相検
出レベル19は、事前に一定レベルに設定し、傍受信号
の包絡線検波後の復調器10の出力信号からその位相検
出レベルにおいて比較器12で位相検出を行う。ここ
で、比較器12で検知した基地局Aからの傍受信号の送
信タイミングと基地局Aの実際の送信タイミングの誤差
βを計算機16で補正し、その結果得られた位相差から
最適な送信タイミングを決定することにより基地局間フ
レーム位相同期を取っていた。なお、αは基地局AとB
の送信タイミングの差である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の基地局間フレー
ム位相同期方式で予め規定の位相検出レベルを設定して
あるシステムでは、図12のように、傍受信号(ある一
定間隔で送信されたバースト信号)のレベルが一定であ
る場合は、図11の比較器出力信号のタイミングと傍受
信号(ある一定間隔で送信されたバースト信号)の実際
のタイミングとの位相測定値βは一定であるので相手基
地局との位相差は、正確に計算でき、安定した基地局間
フレーム位相同期を確立することができる。
【0006】しかし、図12(2)のように、移動通信
などのように伝送路の状態が時間と共に変化する場合、
同時に傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信
号)のレベルも変化し、位相測定値βの偏差が大きくな
る。その偏差が大きくなればなるほど、フレーム内の所
定の位置(タイミング)から各バーストがずれ、各々の
送信信号間の干渉問題にも発展する。
【0007】本発明の目的は、上記のように、フレーム
内の所定の位置(タイミング)から各バーストがずれ、
干渉問題に及ぶという点を解決した基地局間フレーム位
相同期方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の特徴は、少なくともふたつの基地局とTDM
A/TDD方式で移動局との間で双方向通信を行う移動
無線通信であり、少なくともひとつの制御チャネルの周
波数を複数の基地局で時分割で使用して制御信号を周期
的に送信し続け、ある基地局が、他の基地局から送信さ
れる制御信号を傍受しそのフレーム位相を検出して自基
地局の制御信号の送信タイミングを決定する基地局間フ
レーム位相同期方式において、基地局が、他の基地局の
制御信号の受信入力レベルを検出する手段と、該検出手
段によって検出された受信入力レベルが大なるときは、
しきい値を大とし、受信入力レベルが小なるときは、し
きい値を小とするよう制御信号検出レベルを設定する手
段と、前記受信入力レベルの検出値が、前記しきい値を
越えたときに制御信号受信と判断する手段と、制御信号
を受信と判断したタイミングと自基地局の制御信号の送
信タイミングとの時間差からフレームの位相差を求める
手段と、該求めた位相差から、自基地局の送信タイミン
グと前記他基地局からの信号の受信タイミングを重なら
ずかつそのタイミングの差がTDMA/TDDの1バー
スト長のn(n=1,2・・・)倍となるように自基地
局の制御信号の送信タイミングを決定する手段を備えた
基地局間フレーム位相同期方式にある。従来の技術と
は、位相検出レベルが可変であることが異なる。
【0009】
【作用】受信入力レベルの変動に対応して位相検出レベ
ルをその都度変えることが可能となるので、位相測定値
の偏差が小さくなり、安定した基地局間フレーム位相同
期を確立することができる。
【0010】
【実施例】図2は本発明を実施するときの基地局構成の
概略図であり、従来技術との主な違いはTDMAフレー
ムの位相検出レベルを可変としたことである。図3は本
発明による制御信号のバースト信号を受信したと判断す
るタイミングと送信タイミングとの差即ち、TDMAフ
レーム位相の測定動作を説明する図であり、位相検出レ
ベルを可変とすることによって信号レベル変動があって
も測定値のバラツキが少なくなる様子を示している。
【0011】図4は本発明の第1実施例の基地局間フレ
ーム位相同期方式における位相検出レベルの設定方法を
説明している図である。図2より、基地局Aから送信さ
れた制御信号を基地局Bで傍受し、その傍受信号の包絡
線検波後の復調器10の出力信号から位相比較を行う。
また、受信入力レベルの変動に応じてそれに追従した位
相検出レベル20を設定する。図4のように、基地局B
は基地局Aから最も新しい過去n回の送信された制御信
号(ある一定間隔で送信されたバースト信号)を受信
し、その時の受信入力レベルai (i=0〜n)より、
【0012】
【数1】
【0013】を満たすa0 を求める。そのa0 にe(0
<e<1)を乗じた値を位相検出レベルとする。次に、
図2のように、その位相検出レベルにおいて比較器12
で基地局Aからの傍受信号(ある一定間隔で送信された
バースト信号)から位相検出を行い、基地局Bの送信信
号の送信タイミングとの位相差をカウンタ14で測定す
る。ここで、比較器12で検知した基地局Aからの傍受
信号の送信タイミングと実際の送信タイミングの誤差
(位相測定値)βを計算機16で補正し、その結果得ら
れた位相差から基地局Bの送信タイミングと基地局Aの
送信タイミングを重ならずかつそのタイミングの差がT
DMA/TDDの1バースト長のn(n=1,2・・
・)倍となるように基地局Bの変調器18による送信信
号の送信タイミングを決定する。1バースト長のn(n
=1,2・・・)倍とすることで基地局Aと基地局Bか
ら送信されるバースト信号のタイミングが重ならず、干
渉を防ぐことができる。また、最大ドップラー周波数に
対して十分に短い過去n回の平均値を用いることで位相
検出レベルが高精度に検出でき、測定誤差の大きい受信
入力レベルの瞬時値を用いて位相比較を行うことに比べ
正確な位相比較が行える。
【0014】ここで、図5のように、位相検出レベルが
低いと傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信
号)の立ち上がり部分の傾きが急なので、受信入力レベ
ルが変動しても位相測定値の偏差が小さいが、雑音の影
響を受けやすく、逆に高いと雑音の影響を受けにくいが
傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信号)の
立ち上がりの部分の傾きが緩やかになる受信入力レベル
の変動による位相測定値の偏差が大きくなる。これらを
考慮して位相検出レベルが最適となるe(0<e<1)
の値を決定する。即ち、できるだけ位相検出レベルを低
くし、かつ、雑音の影響を受けない値に設定する。
【0015】このようにすることで、位相測定値の偏差
が小さくなり、送信タイミングの偏差を小さくすること
ができ、安定した基地局間フレーム位相同期を確立する
ことができる。
【0016】図6は本発明の実施例の基地局間フレーム
位相同期方式における位相検出レベルの設定方法を説明
している図である。図2より、基地局Aから送信された
制御信号を基地局Bで傍受し、その傍受信号の包絡線検
波後の出力信号から位相比較を行う。また、受信入力レ
ベルの変動に応じてそれに追従した位相検出レベルを設
定する。図6のように、基地局Bは基地局Aから送信さ
れた制御信号を傍受し包絡線検波後の出力信号レベルを
積分した値にe(0<e<1)を乗じた値を位相検出レ
ベルとする。次に、図2のように、その位相検出レベル
において比較器で基地局Aの傍受信号(ある一定間隔で
送信されたバースト信号)から位相検出を行い、基地局
Bの送信信号の送信タイミングとの位相差をカウンタで
測定する。ここで、比較器で検知した基地局Aからの傍
受信号の送信タイミングと実際の送信タイミングの誤差
(位相測定値)βを計算機で補正し、その結果得られた
位相差から基地局Bの送信タイミングと基地局Aの送信
タイミングを重ならずかつそのタイミングの差がTDM
A/TDDの1バースト長のn(n=1,2・・・)倍
となるように基地局Bの送信信号の送信タイミングを決
定する。1バースト長のn(n=1,2・・・)倍とす
ることで基地局Aと基地局Bから送信されるバースト信
号のタイミングが重ならず、干渉を防ぐことができる。
また、受信入力レベルの積分値を位相検出レベルとして
使用することにより、位相検出レベルが高精度に検出で
き、測定誤差の大きい受信入力レベルの瞬時値を用いて
位相比較を行うことに比べ正確な位相比較が行える。
【0017】ここで、図5のように、位相検出レベルが
低いと傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信
号)の立ち上がり部分の傾きが急なので、受信入力レベ
ルが変動しても位相測定値の偏差が小さいが、雑音の影
響を受けやすく、逆に高いと雑音の影響を受けにくいが
傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信号)の
立ち上がりの部分の傾きが緩やかになり受信入力レベル
の変動による位相測定値の偏差が大きくなる。これらを
考慮して位相検出レベルが最適となるe(0<e<1)
の値を決定する。即ち、できるだけ位相検出レベルを低
くし、かつ、雑音の影響を受けない値に設定する。
【0018】また、ここでいう積分とは、図7に示すよ
うな積分回路を通して得られる値である。同図より、抵
抗r1と可変抵抗r4とコンデンサC1からオペアンプ
10の出力電圧が決定する。ここで、可変抵抗r4で出
力電圧を調整できる。また、可変抵抗r3は、オペアン
プ10の低周波利得を限定し、ドリフトの影響を抑える
ために用いている。可変抵抗とすることで、入力信号の
周波数に応じて調整できる。可変抵抗r5は、入力オフ
セット調整用である。
【0019】このようにすることで、位相測定値の偏差
が小さくなり、送信タイミングの偏差を小さくすること
ができ、安定した基地局間フレーム位相同期を確立する
ことができる。
【0020】図8は本発明の実施例の基地局間フレーム
位相同期方式における位相検出レベルの設定方法を説明
している図である。図2より、基地局Aから送信された
制御信号を基地局Bで傍受し、その傍受信号の包絡線検
波後の出力信号から位相比較を行う。また、受信入力レ
ベルの変動に応じてそれに追従した位相検出レベルを設
定する。図8のように、基地局Bは基地局Aから送信さ
れた制御信号を受信し包絡線検波後の出力信号からピー
ク値を検出し、その値にe(0<e<1)を乗じた値を
位相検出レベルとする。具体的な回路構成を図9に示
す。同図より、ピーク値検出回路とオペアンプ3に傍受
信号の包絡線検波後の出力信号を入力しそのピーク値を
検出し、抵抗r1と抵抗r2で設定された定数eを乗じ
ることにより位相検出レベルを設定する。次に、図2の
ように、その位相検出レベルにおいて比較器で基地局A
の傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信号)
から位相検出を行い、基地局Bの送信信号の送信タイミ
ングとの位相差をカウンタで測定する。ここで、比較器
で検知した基地局Aからの傍受信号の送信タイミングと
実際の送信タイミングの誤差(位相測定値)βを計算機
で補正し、その結果得られた位相差から基地局Bの送信
タイミングと基地局Aの送信タイミングを重ならずかつ
そのタイミングの差がTDMA/TDDの1バースト長
のn(n=1,2・・・)倍となるように基地局Bの送
信信号の送信タイミングを決定する。1バースト長のn
(n=1,2・・・)倍とすることで基地局Aと基地局
Bから送信されるバースト信号のタイミングが重なら
ず、干渉を防ぐことができる。また、ピーク値を検出す
ることにより、基地局Aから送信された制御信号(ある
一定間隔で送信されたバースト信号)を検出する。
【0021】ここで、図5のように、位相検出レベルが
低いと傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信
号)の立ち上がり部分の傾きが急なので、受信入力レベ
ルが変動しても位相測定値の偏差が小さいが、雑音の影
響を受けやすく、逆に高いと雑音の影響を受けにくいが
傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信号)の
立ち上がり部分の傾きが緩やかになり受信入力レベルの
変動による位相測定値の偏差が大きくなる。これらを考
慮して位相検出レベルが最適となるe(0<e<1)の
値を決定する。即ち、できるだけ位相検出レベルを低く
し、かつ、雑音の影響を受けない値に設定する。
【0022】このようにすることで、位相測定値の偏差
が小さくなり、送信タイミングの偏差を小さくすること
ができ、安定した基地局間フレーム位相同期を確立する
ことができる。
【0023】図10は本発明の実施例の基地局間フレー
ム位相同期方式における位相検出レベルの設定方法を説
明している図である。図2より、基地局Aから送信され
た制御信号を基地局Bで傍受し、その傍受信号の包絡線
検波後の出力信号から位相比較を行う。また、受信入力
レベルの変動に応じてそれに追従した位相検出レベルを
設定する。図10のように、基地局Bは基地局Aから送
信された制御信号を受信しその包絡線検波後の出力信号
からピーク値を検出する。そのピーク値をさらに積分し
得られた値にさらにe(0<e<1)を乗じた値を位相
検出レベルとする。次に、図2のように、その位相検出
レベルにおいて比較器で基地局Aの傍受信号(ある一定
間隔で送信されたバースト信号)から位相検出を行い、
基地局Bの送信信号の送信タイミングとの位相差をカウ
ンタで測定する。ここで、比較器で検知した基地局Aか
らの傍受信号の送信タイミングと実際の送信タイミング
の誤差(位相測定値)βを計算機で補正し、その結果得
られた位相差から基地局Bの送信タイミングと受信信号
のタイミングを重ならずかつそのタイミングの差がTD
MA/TDDの1バースト長のn(n=1,2・・・)
倍となるように基地局Bの送信信号の送信タイミングを
決定する。1バースト長のn(n=1,2・・・)倍と
することで基地局Aと基地局Bから送信されるバースト
信号のタイミングが重ならず、干渉を防ぐことができ
る。また、ピーク値の積分値を位相検出レベルとして使
用することにより、位相検出レベルが高精度に検出で
き、測定誤差の大きい受信入力レベルの瞬時値を用いて
位相比較を行うことに比べ正確な位相比較が行える。
【0024】ここで、図5のように、位相検出レベルが
低いと傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信
号)の立ち上がり部分の傾きが急なので、受信入力レベ
ルが変動しても位相測定値の偏差が小さいが、雑音の影
響を受けやすく、逆に高いと雑音の影響を受けにくいが
傍受信号(ある一定間隔で送信されたバースト信号)の
立ち上がりの部分の傾きが緩やかになり受信入力レベル
の変動による位相測定値の偏差が大きくなる。これらを
考慮して位相検出レベルが最適となるe(0<e<1)
の値を決定する。即ち、できるだけ位相検出レベルを低
くし、かつ、雑音の影響を受けない値に設定する。
【0025】また、ここでいう積分とは、図7に示すよ
うな積分回路を通して得られる値である。同図より、抵
抗r1と可変抵抗r4とコンデンサC1からオペアンプ
10の出力電圧が決定する。ここで、可変抵抗r4で出
力電圧を調整できる。また、可変抵抗r3は、オペアン
プ10の低周波利得を限定し、ドリフトの影響を抑える
ために用いている。可変抵抗とすることで、入力信号の
周波数に応じて調整できる。可変抵抗r5は、入力オフ
セット調整用である。
【0026】このようにすることで、位相測定値の偏差
が小さくなり、送信タイミングの偏差を小さくすること
ができ、安定した基地局間フレーム位相同期を確立する
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば隣
接する基地局が送信した制御信号(ある一定間隔で送信
されたバースト信号)の送信タイミングを考慮してその
都度自基地局の新たに送信する制御信号(ある一定間隔
で送信されたバースト信号)の送信タイミングを定める
のでフェージング等による伝送路の状態変化にもかかわ
らず、安定した送信タイミングを維持できるので、高品
質なサービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するシステムの概略図である。
【図2】本発明を実施した場合の基地局間フレーム位相
同期方式の概略図である。
【図3】本発明を実施したときの測定動作を説明する図
である。
【図4】本発明の実施例を説明する図である。
【図5】e(0<e<1)を決定する方法を説明する図
である。
【図6】本発明の実施例を説明する図である。
【図7】積分回路の例を示す図である。
【図8】本発明の実施例を説明する図である。
【図9】本発明の実施例の回路構成を説明する図であ
る。
【図10】本発明の実施例を説明する図である。
【図11】従来の基地局間フレーム位相同期方式の概略
図である。
【図12】従来の基地局間フレーム位相同期方式で生じ
る問題点を説明する図である。
【符号の説明】
10 基地局B復調器 12 比較器 14 カウンタ 16 計算機 18 基地局B変調器 19 位相検出レベル(一定) 20 位相検出レベル(可変)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/36 H04J 3/00 H04L 7/00 - 7/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともふたつの基地局とTDMA/
    TDD方式で移動局との間で双方向通信を行う移動無線
    通信であり、少なくともひとつの制御チャネルの周波数
    を複数の基地局で時分割で使用して制御信号を周期的に
    送信し続け、ある基地局が、他の基地局から送信される
    制御信号を傍受しそのフレーム位相を検出して自基地局
    の制御信号の送信タイミングを決定する基地局間フレー
    ム位相同期方式において、 基地局が、 他の基地局の制御信号の受信入力レベルを検出する手段
    と、 該検出手段によって検出された受信入力レベルが大なる
    ときは、しきい値を大とし、受信入力レベルが小なると
    きは、しきい値を小とするよう制御信号検出レベルを設
    定する手段と、 前記受信入力レベルの検出値が、前記しきい値を越えた
    ときに制御信号受信と判断する手段と、 制御信号を受信と判断したタイミングと自基地局の制御
    信号の送信タイミングとの時間差からフレームの位相差
    を求める手段と、 該求めた位相差から、自基地局の送信タイミングと前記
    他基地局からの信号の受信タイミングを重ならずかつそ
    のタイミングの差がTDMA/TDDの1バースト長の
    n(n=1,2・・・)倍となるように自基地局の制御
    信号の送信タイミングを決定する手段とを備えたことを
    特徴とする基地局間フレーム位相同期方式。
  2. 【請求項2】 前記しきい値が、他の基地局から送信さ
    れた制御信号の最新の複数回の受信入力レベルの平均値
    に、定数e(0<e<1)を乗じて得られる、請求項1
    記載の基地局間フレーム位相同期方式。
  3. 【請求項3】 前記しきい値が、他の基地局から送信さ
    れた制御信号の受信入力レベルの積分値に、定数e(0
    <e<1)を乗じて得られる、請求項1記載の基地局間
    フレーム位相同期方式。
  4. 【請求項4】 前記しきい値が、他の基地局から送信さ
    れた制御信号の受信入力レベルのピーク値に、定数e
    (0<e<1)を乗じて得られる、請求項1記載の基地
    局間フレーム位相同期方式。
  5. 【請求項5】 前記しきい値が、他の基地局から送信さ
    れた制御信号の受信入力レベルのピーク値の積分値に、
    定数e(0<e<1)を乗じて得られる、請求項1記載
    の基地局間フレーム位相同期方式。
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