JPH01172925A - 液晶表示素子のラビング配向処理方法 - Google Patents
液晶表示素子のラビング配向処理方法Info
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- JPH01172925A JPH01172925A JP33023087A JP33023087A JPH01172925A JP H01172925 A JPH01172925 A JP H01172925A JP 33023087 A JP33023087 A JP 33023087A JP 33023087 A JP33023087 A JP 33023087A JP H01172925 A JPH01172925 A JP H01172925A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶表示素子（以下ＬＣＤと称す）のラビン
グ配向処理方法に関する。
グ配向処理方法に関する。
ＬＣＤセル中の液晶分子を所定方向に配向させる一方法
として、ラビング法がある。このラビング法は、ＬＣＤ
の製造時に、ガラス基板上の透明電極を覆う配向膜を、
ラビング材を用いて特定の方向にこする（ラビングする
）という配向処理方法である。すなわち、ガラス基板上
に透明電極を形成し、この透明電極上に配向膜を形成し
た後、ラビング台にこのガラス基板を載置し、ラビング
材を巻きつけたローラを回転させなから配向膜の表面を
特定の方向にラビングすると、液晶分子の長軸方向はラ
ビング方向と平行な方向に配向されるようになる。そし
て、このようなラビング配向処理に使用されるラビング
材としては、従来、木綿やナイロン繊維、ポリエステル
繊維等を織って作った布を用いていた。
として、ラビング法がある。このラビング法は、ＬＣＤ
の製造時に、ガラス基板上の透明電極を覆う配向膜を、
ラビング材を用いて特定の方向にこする（ラビングする
）という配向処理方法である。すなわち、ガラス基板上
に透明電極を形成し、この透明電極上に配向膜を形成し
た後、ラビング台にこのガラス基板を載置し、ラビング
材を巻きつけたローラを回転させなから配向膜の表面を
特定の方向にラビングすると、液晶分子の長軸方向はラ
ビング方向と平行な方向に配向されるようになる。そし
て、このようなラビング配向処理に使用されるラビング
材としては、従来、木綿やナイロン繊維、ポリエステル
繊維等を織って作った布を用いていた。
しかしながら、上記したラビング材はラビング時に多量
の静電気を帯電し、この静電気が透明電極中に放電され
てしまうので、放電に伴う高熱で配向膜に穴がおいてし
まうことがある。このように配向膜が部分的に破壊され
ると配向不良を引き起こし、表示不良となってＬＣＤと
して、の商品価値が失なわれる。
の静電気を帯電し、この静電気が透明電極中に放電され
てしまうので、放電に伴う高熱で配向膜に穴がおいてし
まうことがある。このように配向膜が部分的に破壊され
ると配向不良を引き起こし、表示不良となってＬＣＤと
して、の商品価値が失なわれる。
したがって本発明の目的とするところは、上記従来稗術
の問題点を解消し、静電気の放電に起因する配向不良が
回避できるＬＣＤのラビング配向処理方法を提供するこ
とにある。
の問題点を解消し、静電気の放電に起因する配向不良が
回避できるＬＣＤのラビング配向処理方法を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ラビング材とし
て、表面に無数の繊維が突出形成されている導電性の糸
を織り込むか、もしくは植毛してなる布を用いることに
した。
て、表面に無数の繊維が突出形成されている導電性の糸
を織り込むか、もしくは植毛してなる布を用いることに
した。
すなわち、本発明は、ラビング材として用いる布に織り
込んだ（もしくは植毛した）糸の表面に形成した導電性
繊維の先端部から静電気を瞬時に空中放電するので、こ
のラビング材にはほとんど静電気が帯電せず、透明電極
中への放電が確実に防止できる。
込んだ（もしくは植毛した）糸の表面に形成した導電性
繊維の先端部から静電気を瞬時に空中放電するので、こ
のラビング材にはほとんど静電気が帯電せず、透明電極
中への放電が確実に防止できる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第１図は本発明の一実施例に係るラビング工程図であっ
て、ガラス基板１上にＩＴＯ膜からなる透明電極２をパ
ターン形成し、この透明電極２を覆ってポリイミド等か
らなる配向膜３を形成した後ｙガラス基板１をラビング
台４上にａ置し、ラビング材である布６を巻きつけたロ
ーラ５を矢印Ａ方向に回転させながら、矢印Ｂ方向にラ
ビングしている様子を示している。ローラ５に巻きつけ
である布（ラビング材）６は、第２図に示すような導電
性の糸７を織って作ったものであり、この糸７の表面に
は、直径０．０１ｍｍ程度の無数の導電性繊維８が突出
形成きれている。なお、かかる糸７は、合成ゴムに導電
性のアクリル糸繊維やカーボンブラック等を煉り込んで
高温・高圧加工することにより製造できる。 ゛ 第１図に示す如くにラビング配向処理されたガラス基板
は、同様にラビング配向処理された別の中に液晶を注入
するが、このときセル中の液晶分子の長軸方向は、ラビ
ング方向（第１図の矢印Ｂ方向）と平行な方向に配向さ
れる。
て、ガラス基板１上にＩＴＯ膜からなる透明電極２をパ
ターン形成し、この透明電極２を覆ってポリイミド等か
らなる配向膜３を形成した後ｙガラス基板１をラビング
台４上にａ置し、ラビング材である布６を巻きつけたロ
ーラ５を矢印Ａ方向に回転させながら、矢印Ｂ方向にラ
ビングしている様子を示している。ローラ５に巻きつけ
である布（ラビング材）６は、第２図に示すような導電
性の糸７を織って作ったものであり、この糸７の表面に
は、直径０．０１ｍｍ程度の無数の導電性繊維８が突出
形成きれている。なお、かかる糸７は、合成ゴムに導電
性のアクリル糸繊維やカーボンブラック等を煉り込んで
高温・高圧加工することにより製造できる。 ゛ 第１図に示す如くにラビング配向処理されたガラス基板
は、同様にラビング配向処理された別の中に液晶を注入
するが、このときセル中の液晶分子の長軸方向は、ラビ
ング方向（第１図の矢印Ｂ方向）と平行な方向に配向さ
れる。
ところで、従来はラビング時に多量の静電気がラビング
材に帯電し、この静電気が透明電極中に放電されてしま
うという不具合が゛あったが、上記実施例ではラビング
方向 ゛た布６を用いているのｒ、ラビング時に発生する静電
気は、糸７の表面に突出している無数の導電性繊維８の
先端部から瞬時に空気中に放電してしまい、布６に′は
ほとんど静電気が帯電しない゛、したがって、布６と透
明電極２との間に静電気の放電は起こらず、・かか為放
電に起因する配向１ｆ！３あ破壊が確実に防止できるの
で、配向不良が回避できてＬＣＤの製造歩留まりが著し
く向上する。
材に帯電し、この静電気が透明電極中に放電されてしま
うという不具合が゛あったが、上記実施例ではラビング
方向 ゛た布６を用いているのｒ、ラビング時に発生する静電
気は、糸７の表面に突出している無数の導電性繊維８の
先端部から瞬時に空気中に放電してしまい、布６に′は
ほとんど静電気が帯電しない゛、したがって、布６と透
明電極２との間に静電気の放電は起こらず、・かか為放
電に起因する配向１ｆ！３あ破壊が確実に防止できるの
で、配向不良が回避できてＬＣＤの製造歩留まりが著し
く向上する。
なお、上記実施例では、表面に無数“の導電性繊維８が
突出形成されている導電性の糸７を織って作った布６を
用いているが、この糸７をポリエステル繊維などに織り
込んで作った布や、あるいはポリエステル繊維などの生
地に糸７を植毛して作った布をラビング材として用いた
場合にも、はぼ同様の効果が得られる。
突出形成されている導電性の糸７を織って作った布６を
用いているが、この糸７をポリエステル繊維などに織り
込んで作った布や、あるいはポリエステル繊維などの生
地に糸７を植毛して作った布をラビング材として用いた
場合にも、はぼ同様の効果が得られる。
以上説明し°たように、本発明によれば、表面に無数の
導電性繊維が突出形成されている導電性の糸を織り込ん
゛だり植毛するなどして作つん布を、ラビング材として
用いているので、う□ピング時に発生する静電気は上記
導電性繊維から瞬４に空気放電され、ラビング材たる上
記布にはほとんど静電気が帯電しなくなり、よってラビ
ング材から透明電極中へ静電気が放電される虞れがな（
なって配向膜破壊が確実に防止でき、配向不良を引き起
こす虞れのない優れたラビング配向処理方法を提供する
ことができる。
導電性繊維が突出形成されている導電性の糸を織り込ん
゛だり植毛するなどして作つん布を、ラビング材として
用いているので、う□ピング時に発生する静電気は上記
導電性繊維から瞬４に空気放電され、ラビング材たる上
記布にはほとんど静電気が帯電しなくなり、よってラビ
ング材から透明電極中へ静電気が放電される虞れがな（
なって配向膜破壊が確実に防止でき、配向不良を引き起
こす虞れのない優れたラビング配向処理方法を提供する
ことができる。
第１図および第２図は本発明によるラビング配向処理方
法の一実施例を説明するためのもので、第１図はラビン
グ工程図、第２図はラビング材たる布に用いた糸の拡大
図である。 １・・・・・・ガラス基板、２・・・・・・透明電極、
３・・・・・・配向膜、６・・・・・・布（ラビング材
）、７・・・・・・糸、８・・・・・・導電性繊維。
法の一実施例を説明するためのもので、第１図はラビン
グ工程図、第２図はラビング材たる布に用いた糸の拡大
図である。 １・・・・・・ガラス基板、２・・・・・・透明電極、
３・・・・・・配向膜、６・・・・・・布（ラビング材
）、７・・・・・・糸、８・・・・・・導電性繊維。
Claims (1)
- ガラス基板上に透明電極を形成し、この透明電極上に配
向膜を形成した後、ラビング材により上記配向膜をラビ
ングする液晶表示素子のラビング配向処理方法において
、上記ラビング材として、表面に無数の繊維が突出形成
されている導電性の糸を織り込むか、もしくは植毛して
なる布を用いることを特徴とする液晶表示素子のラビン
グ配向処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33023087A JPH01172925A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 液晶表示素子のラビング配向処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33023087A JPH01172925A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 液晶表示素子のラビング配向処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01172925A true JPH01172925A (ja) | 1989-07-07 |
Family
ID=18230310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33023087A Pending JPH01172925A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 液晶表示素子のラビング配向処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01172925A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2866093A1 (en) | 2004-05-14 | 2015-04-29 | Nissan Chemical Industries, Limited | Anti-reflective coating forming composition containing vinyl ether compound and polyimide |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP33023087A patent/JPH01172925A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2866093A1 (en) | 2004-05-14 | 2015-04-29 | Nissan Chemical Industries, Limited | Anti-reflective coating forming composition containing vinyl ether compound and polyimide |
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